新得町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月15日
空き家空き地対策は
2015年9月15日、新得町議会の一般質問で、長野章議員が「空き家空き地対策は」について質問し、町長 浜田正利が答弁しました。
- 質問者
- 長野章 議員
- 答弁者
- 町長 浜田正利
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 長野章
私は今回の一般質問で、空き家対策と、高齢者が安心して暮らせる町づくりについて、議論させていただきたいと思います。2014年11月19日に制定されました、空き家等対策の推進に関する特別措置法が本年5月26日に全面施行されることになりました。このことから本町における空き家対策をどのように考えているか、お伺いをしていきたいというふうに思いますし、また高齢者が安心して本町で暮らしていくために、たいへん重要な課題であります除雪対策についても、お伺いしていきたいというふうに思います。まず、1項目目なんですけれども、空き家空き地の対策の関係ですけれども。1.空き家空き地対策は空き家等対策の推進に関する特別措置法がさきほども申し上げましたけれども、5月26日から全面施行される結果となりました。空き家に対する複数の法的権限が重なって行使される状態となっております。そこで、自治体の対応として次のことが考えられると思います。空き家対策特措法だけで対応するのか。法律を中心に据え、それでは不足すると考える部分を条例で補完するのか。条例を中心に据え、そこに法律関係規定を取り込むとともに、法律では不足する部分を付加するのか。それから、既存条例を改正せず、法律と併用して運用されるのか。このようなことが考えられると思います。本町でも空き家対策特措法の施行に合わせて、何らかの対応が必要ではないかなというふうに思うわけですけれども、対応しなければならないという確たる根拠はないのが今の実態かというふうに思います。そこで、本町の対応について、お伺いをしておきたいと思うんですけれども。本町の空き家対策では、ホームページに空き家バンクを載せ、管内的にも2番目の成功数を数え、空き家が再び暮らしの場としてよみがえっています。このように再びよみがえるケースと、本町では補助金を出して、解体撤去しているものもあると思いますが、特別措置法により本町での条例制定後どのようになるのか、お伺いします。また、現在の状況として、以下3点についてお伺いします。把握されている部分で結構ですので、お伺いをしておきたいと思います。本町における空き家空き地の実態はどういうふうになっているのか。それから空き家適正管理条例、これは仮称ですけれども、制定の考えはあるのかどうなのか。それから空き家等対策の推進に関する特別措置法の対応ですけれども、この特措法の対応をどういうふうに考えているのか。この3点についてお伺いをいたします。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
長野議員のご質問にお答えします。空き家空き地対策についてでありますが、全国的に管理がされない空き家が増え、防犯、衛生、景観などの面から、地域住民の生活環境に深刻な影響があることから、空き家の除去と活用を促進するため、空き家等対策の推進に関する特別措置法が本年の5月26日から完全施行されました。町内においても、相続を終えたものの、結果として利用されなかったり、町外転出などによる空き家が増えていることから、空き家の利活用と除去を進めるための条例をこの間検討しておりましたが、今回の法律がこれらを網羅しているというふうに考えておりまして、現状では条例を制定せずに法律に基づく空き家対策を進めることとしております。現在、庁舎内の関係する課による検討会議を開催し、空き家および除去した後の跡地に関する施策の検討と対策を計画的に実施するため、国の基本指針に即した空き家等対策計画の策定に向け、検討を進めております。今後は、地域のかた、建築関係者のかた、福祉関係者のかたや防災などに関わるかたがたによる協議会を設置しまして計画策定とともに、空き家の除去と活用の施策に対するご意見を伺いながら、事業を進めていきたいというふうに考えております。若干重複しますけれども、その上で3点のご質問にお答えさせていただきます。1点目の本町における空き家の実態でありますが、空き家は市街地を先に調査を進めており、条件としておおむね1年以上の居宅、店舗の空き家を対象として町内会長さんの聞き取りや現地調査を行っております。結果、8月時点でありますが、新得市街地区で52戸、屈足市街地区で37戸、合計89戸が空き家となっております。農村地区においても、同様に8月時点でありますが、確認できるものでは21戸が空き家というふうになっております。なお、継続的な取り組みとするために、1年未満の空き家も今後調査することとしております。なお、空き家が今後も利活用できるものか、あるいは廃屋として撤去していくものかにつきましては、今後の協議会を含めた中で議論を進めていきたいというふうに思っているところであります。空き地につきましては、新得、屈足市街地で将来的な施設整備の候補地として、一定程度の面積がある空き地の調査を行っておりますが、全体を把握するまでには至っておりません。今後、必要に応じまして、把握に努めてまいりたいというふうに考えております。2点目の条例制定につきましては、さきほどお話ししましたが、現状では法律にのっとった中で物事を進めていった上で、条例の制定について必要か否かをあらためて判断をしていきたいというふうに考えているところであります。3点目の空き家等対策の推進に関する特別措置法の対応についてですが、現在は、空き家空き地の情報提供や、空き家活用の支援および廃屋の解体撤去の支援を行っておりますので、空き家空き地対策の推進に向け、継続を基本として、現在の事業内容の充実に向けた検討を進めていきたいというふうに考えているところであります。以上であります。[浜田正利町長 降壇]
質問 長野章
ご答弁いただきました。条例制定の関係については、現在のところ考えておられないということですので、必要ないというふうに思っておられるのかなというふうに思いますけれども、今後の課題だという認識かなというふうに思います。そこで、たいへん本当に本町にとって重要な課題であります空き家対策を進める上で、何点か提案をしていきながら、議論させていただきたいと思いますけれども。空き家空き地の有効活用ですけれども、いろいろ町としてもいろんな手を打っていただいて、いろんなことをやっていただいておりますけれども、もし空いたならばということでお聞きいただければというふうに思いますけれども。定住用の住宅として活用していくとか、それから空き家ではいきいきサロンですとか、そういうものに使っていただけるとか、そういうことを考えてはどうかなというふうに思いますし、そのいろんなものによりけりというふうに思いますけれども、例えば福祉施設のケアハウスですとか、そういったものに使っていけるのではないかというふうに思いますので、これらも今、検討委員会で検討中ということですから、私がここで申し上げて何かの足しになればなというふうに思いますので、ぜひお聞き届けいただければなというふうに思っています。やはり解体にかかる経費については今後も継続、一時やめたこともあったと思うんですけれども、継続をぜひ希望したいというふうに思います。それで、次なんですけれども、空き家になれば活用方法というのはあると思うんですけれども、問題は空き家になかなかならないというか、それはなぜかというと、いろんな思いがあって、なかなか整理ができないとか、親から引き継いだものでそこに住んでいない、例えば本町に住んでいない子どもさんが管理をするというふうになると、なかなか整理ができないということがあると思うんですよね。このお手伝いをなんとかできないものかなというふうに思うわけですけれども、勝手に物を投げてというわけにもいきませんし、そういうことにはなかなかならないのかなというふうに思いますので、できればそういったお手伝いの中で、ずっととは言いませんけれども、何年間かその荷物をお預かりするシステムを作ってやってはどうかなというふうに思います。それは、例えば5トンコンテナ1つをその人に貸してあげて、整理をさせていただいて、そこは空けていただくと。そして、利用していくというようなことで。なかなか話を聞くと自分は必要ないんだけれども、やはり親の物だからそう簡単には捨てられないという、そういう事情というのがやはり聞いてみるとあります。そうしているうちに、だんだんだんだん家が古くなって、もう使い物にならなくなる。いよいよ壊さないとならないといったときに、これまた、荷物がいっぱい入っていてなかなか壊せないというような事情があるみたいですから、そういったことでどういった形で町として手を貸してあげれるかということをいろいろ考えたんですけれども、コンテナに入れたらそのコンテナを収容する場所が必要でないかというようなことも出てくるかと思います。そういった中で、一時お預かりじゃないですけれども、そういうふうになって、これをずっと置かれると、これはまた、いろんな問題が出てきますので、一定程度、1年とは言いませんけれども、3年ぐらいは預かっていただいて、その間にやはり荷物の整理をしていただいてというふうにして、取りあえずはその家を空けていただいて、さきほど言いましたとおり、定住ですとか、そういうものに使わせてほしいという、そういう中でこの事業を進めていってはどうかというふうにちょっと考えましたので、これらが本当に可能かどうかというのは、なかなかいろんな問題があると思うんですけれども、ただ1つやはり言えることは、さきほど私が言いましたように、整理はしたいんだけれどもできないと。これは間違いない事実だというふうに思うんですよね。だから、なかなか自分で捨てることができない。人に捨ててもらえばいいのかもしれないけれども、それもなかなかできないというようなことで、「家を貸してほしい」というお話しをすると、物がいっぱい入っているので、整理をしていただければ貸しますというところもありますけれども、結局は貸すことができないというようなことで、だんだんだんだん古くなっていって、修理代が掛かって、貸せなくなってしまうというのが、今の現状かというふうに思います。これだけじゃないんですけれども、以上私のほうでこの4点ほどちょっと考えてみましたので、新得町の活性化のためにぜひこの空き家空き地を有効に活用していくということが、今後の課題かなというふうに思いますので、ぜひ課題を整理する部分で検討委員会の中でもぜひ検討いただいて進めていただければなということで、もし町長の意見があればお聞きして、この問題については終わりたいと思います。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
お答えいたします。いわゆる廃屋という意味でいけば、議員からお話しがあった、解体にかかる費用というのは、これからも継続をしていきたいなというふうに思っております。その上で、必ずしも壊すだけがやはり活用でないというふうに思っておりまして、今あるものをどう利用していくかというのはやはり議員もお話ししたとおり、最大の利活用の1つかなというふうに私自身も思っております。その上で、今お話しのあった家財道具の問題と、私自身も何件かお話しを伺っております。やはり投げるに投げれないというのも相当あるというふうに聞いておりまして、この辺の整理の方法として今、コンテナというお話しもありました。いずれにしても、所有者にやはり基本的にきちんとしてもらわなければ、なかなか前に進まないというのが現実でありますので、1つの方法としてコンテナというのも、アイデアかなというふうに思っております。いずれにしても、地域のある意味財産を有効利用するというのは、われわれ行政としても同じように臨むべき立場にありますので、提案を含め、これからの中で議論させていただきたいなと思っております。以上であります。
質問 長野章
ぜひこの問題に、もともとそこに住んで、自分で家を建てて住んでおられてというかたでしたら、そういった整理もできると思うんですけれども、その子どもさんというふうになると、なかなか整理がつかないのかなというような気もしますので、ぜひ何か手助けをしてやれればなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。