新得町議会 平成27年第2回定例会 2015年6月16日
保健事業として「がん検診等」の強化推進について
2015年6月16日、新得町議会の一般質問で、廣山輝男議員が「保健事業として「がん検診等」の強化推進について」質問し、町長 浜田正利が答弁しました。
- 質問者
- 廣山輝男 議員
- 答弁者
- 町長 浜田正利
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 廣山輝男
続きまして2点目の2項目、保健事業としてのがん検診等の強化推進について、お伺いします。2.保健事業として「がん検診等」の強化推進について誰もが住み慣れたまちで、健康で心豊かに笑顔で暮らしていけることが町民皆さんの願いであります。このために、本年も各種健康診査や健康相談等、健康に関する事業を引き続き取り組んでいきますとしたものが、今年の行政方針に提起されておりました。27年度も従来同様に進められていると考えられます。しかしながら、がん撲滅に向けたがん検診について、比較的取り組みが進んでいるかに見えたのでありますが、十勝管内的に受診率が低位にあるというふうに伺いました。がん検診、とりわけ、胃がん、肺がん、大腸がん等の強化が必要と思います。がん死亡率の削減という国の方針もありますが、健康増進法の立場からも、がん検診の向上に向けた対策を2点ほど伺っておきます。国の受診目標率40パーセントを受けて、受診状況はどのような成果になっているのか、1つは伺います。2つ目、町民のがん検診対策の具体策と目標について、以上2点について伺っておきます。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
廣山議員のご質問にお答えします。がん検診の向上に向けた対策等についてでありますが、まず、健康な状態を保ちながら、生涯を自分らしく暮らし続けるというのは、全ての町民の願いであり、この願いを実現するために執行方針において、提起をさせていただきました。その上で、ご質問にあるがん検診の受診状況と成果についてでありますが、平成26年度実績の主な検診状況では、30歳以上のかたを対象として、胃がん検診は、対象者数2,470名に対し、受診者は359名で受診率14.5パーセント、大腸がん検診については、対象者2,470名に対し、受診者数334名で受診率13.5パーセント、肺がん検診では、対象者2,470名に対し、受診率13.6パーセントという状況になっており、受診率は対前年と比較して、横ばいもしくは微増という状況であります。なお、本町におけるがんでの死亡者数および死亡率でございますが、平成26年実績で、99名の中で23名ががんで亡くなっておりまして、率にしまして23.2パーセントであります。内訳といたしましては、大腸がん、胃がんがそれぞれ6名、肺がん、食道がんがそれぞれ2名、その他が7名というふうになっております。次に、がん検診対策の具体策と目標についてでありますが、例年の取り組みを引き続き充実させていきます。具体的には、各種がん検診の受診率を向上させるため、検診の必要性を重点的に周知していくことを主眼として、各種健康教育の場の活用やお知らせしんとく・広報健康だより・ホームページなどに掲載していきます。また、受診しやすい体制づくりとして、集団検診においては、胃がん・肺がん・大腸がん・前立腺がん検診を特定健診と同時実施、また、肺がんの精密的な検査であるCT検査の実施、子宮がん・乳がん検診の同時実施および屈足地区町民の送迎を実施、託児サービスの実施、全てのがん検診で平日や休日などあらゆる世代が受けやすい日程の設定を行っていきます。一方、個別検診においては、管内の指定された病院での子宮がん・乳がん検診の実施、町内3医療機関での前立腺がん検診を実施していきます。また、検診に対する受診の意識付けを図る狙いとして、初めて検診対象者となったかたや特定の年齢のかたに対して、無料クーポン券の発行を行います。平成25年度から実施している検診受診率を向上させるため、健康ポイントラリーについても引き続き充実させていきます。がん検診の目標でありますが、平成26年3月に策定いたしました新得町健康増進計画に基づき、平成35年までに胃・大腸・肺については受診率40パーセント、乳がん・子宮頸部(けいぶ)がんについては、50パーセントを目標として設定しております。以上であります。[浜田正利町長 降壇]
質問 廣山輝男
ご答弁いただきましたので、だいたい受診率の向上に向けてさまざまなことをやるということで、ご回答をいただいたのではないかと思うんです。さきほどの数字、いろんな現状、受診率の関係が、新得町が26年度のもの、胃がんで14.5パーセントだとか、肺がん13.6パーセント、大腸がん13.5パーセント、いろいろとご回答をいただきました。新得の場合は、30歳以上のデータ、私、ちょっと別なところから、厚生労働省の資料によると、40歳以上、これは国全体の統計上使うものですが、40歳以上69歳までのデータ、これはたいへん深刻な数字になっています。平成25年度、新得町の場合は9.4パーセント、胃がんの場合は。肺がんに至ってはわずか6.3パーセント、これは国は40パーセントという目標の中でのさまざまなデータを採取しているものの集計です。大腸がんは8.7パーセントと、これは40歳以上69歳までが国の資料です。新得町、より町民の健康うんぬんですから、当然若い人からのデータでもいいのですけれども。いろいろな飲酒の差はとにかくとしても、この国の集約を見ると、十勝管内でこれを調べると、全町村出ているんですけれども、ワースト2です。下から2番目なんですね。一番高いところで30パーセントというのはありましたけれども、この数字が。例えば胃がんでは9.4パーセントとか、肺がんでは6.3パーセントだとか、大腸がんでは8.7パーセントという、国の集計では。これを見ますと本当にびっくりしたんですけれども。しかし、さきほどご答弁があったのは、新得町26年、これは30歳以上の統計ということでご回答があったのですけれども。いずれにしても、言いたいのは、たいへん受診率が低いと。数字はあまりこだわる必要はないのですけれども、要は低いと。かつ、一番私が求めているのは、やはりがん対策みたいなもので、そればかりではありませんけれども、この検診は。これはさきほどのご答弁では、23点うんぬんと言っていましたけれども、確か平成22年は36パーセントぐらいまで1回、新得町のデータもそれだけ死亡率が高いということも言われました。国もなんとか20パーセント代まで落としたいというのも方針ですから、それから見てもたいへん新得はかなり受診状況、それから結果も決して良くないということになりますと、当然対策です。いろいろ私も新得町の、いわゆる健康状態の現状と今後の課題等が含まれている新得町健康増進計画、これを持っておりますけれども、たいへん抽象的です。率直に言って。ですからこれは、平成35年までの間で40パーセントにするというさきほどの回答がありましたけれども、ではどのように進めていくのかということがないんです。来年こうしますということは、それは確かに数字は出すことは簡単なのでしょうけれども、やはりこういった問題は、さまざまな原因があると思うんですね。私が思うのは、やはり新得町、意識が低いと言ってしまったらそれまでなんですけれども、その辺はあります、率直に。それから、屈足地区においては、病院がありませんからやはり検診というのは、なかなかもう最後の最後悪くなって、いよいよ困ったときに初めて病院にかかるというような状況がありますから、そんなことでたいへん受診率も低く、かつ逆に死亡率も高くなってきているということであります。国の方針からしても、なんとかこの辺は大幅に撲滅、そして受診率の向上ということもありますので、どうか新得もそうしていかなくてはならないと。そこで提案的になりますけれども、さまざまな具体的な取り組み、さきほどお話しがありましたけれども、これは何としても意識の向上のために、小さいときからこういう意識づくりをしていってはどうでしょうかと。今、全町教育とかいろいろやっておられるんですけれども、それは小さい人については、健康はそれなりのことは受け止めているかもしれませんけれども、学校教育の中でも、あるいは一般の教育的なところでも、こういった検診等については、こうなんだということもやはりちゃんと教えながら、そしてかつ、ちゃんと健康は受診するのであれば、やはりしていかなくてはならないというように、計画付けていかなくてはならないのかなという感じが率直にいたします。国の中では一応、「たばこをやめましょう」、「酒はあまり飲まないようにしましょう」、「食生活はこうしましょう」、当たり前のことがたくさん書いてあります。もちろんそのとおりやれば、それはそれなりに少なくなるのかもしれませんけれども。それはそれなりに受け止めながら、今言った小さなときから、学校教育の中でもこういったものを取り上げて、彼らが大人になったときに率直にこういった検診を受けながら、かつがんの死亡率を低下させるというようなことにも向けていったらどうかなというような感じがいたしますので、たいへん長期的な考え方になるかもしれませんけれども、その辺を受け止めて、今後の中で生かすように取り組んでいただきたいし、この数字的なものもやはりちゃんと受け止めながら、町民の皆さんにやはり受け止めていただくようなピーアールをもっともっと強化していかなければならないのかなという感じがいたします。私はそれなりに取り組んでいるとは思います、行政的には。しかし、それが必ずしも浸透していないということだけは、結果のほうから見ると明らかなので、その辺を効果あらしめるような策もやはりちゃんと考えていったらどうかなということで、町長のご答弁をいただきたいと思います。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
お答えいたします。この健康というのは、本人が当然自覚しなければ、なかなか前に進まないというのが現実かなというふうに思っています。そういった意味での意識付けというお話しがあります。小さなときからということでありますので、関係する課と今のお話しを含めて、今後のその目標達成の具体的な取り組みということも含めて、相談しながら前に進めたいなというふうに思っております。ちょっと話が飛ぶかもしれませんけれども、なかなか病気というものをそれぞれの中で実感していくというのは、身内にもしそういうかたがいれば、意識というものも相当変わってくるかなという感じがしていますけれども、そういったことも含めて、どうやってやったら少しでも目標の達成率が上げられるか。なおかつさきほどお話ししたとおり、生涯自分らしく暮らし続けるということを、あらためてそれぞれのかたにも提供していくよう努力をしていきたいなと思っております。以上であります。
質問 廣山輝男
抽象議論が非常に多いですから、今回の質問については、そのようにしてまいりますが、全力を挙げて取り組むという姿勢だけ、明らかにしていただければよろしいかと思います。よろしくお願いいたします。[廣山輝男議員 降壇]