新得町議会 平成27年第1回定例会 2015年3月16日
歴史的建造物の保存について
2015年3月16日、新得町議会の一般質問で、湯浅亮議員が「歴史的建造物の保存について」質問し、教育委員長代理 飯田泰雅、教育長 斉藤仁が答弁しました。
- 質問者
- 湯浅亮 議員
- 答弁者
- 教育委員長代理 飯田泰雅、教育長 斉藤仁
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 湯浅亮
次に移らせていただきます。これはたいへん申し上げることに思いのつらさもあるわけでありますけれども。3.歴史的建造物の保存について歴史的建造物の保存について、お話しを当初、議会で伺ったのは、昨年の3月議会だったと思います。産業文教常任委員会でそのお話しを聞いて、委員長も皆さんがこの話は委員会で聞けるべき話でないと、ぜひ議員協議会のほうにお任せしたいと、こういうことから始まった話でありますが。私はいろいろ意見を、説明を伺う、その中身ついて、あまりにも急な話でありますし、大事な建物でありますので、一般質問で3月議会で質問させていただいたわけでありますが。私も個人的にはいろいろな文化、歴史、微力ながらも、ある一定程度努力をしている1人だと思っておりますが、この件について、あまりにも議会の意向が後になって、いろいろな機関のかたがたが、ご教授されたことがいかにも決まっているようなお話しをして、そういう誤解を受けなくてはならないような説明になっていたということもありまして、3月議会に一般質問させていただいたときに申し上げたことは、できる限りこういうものの判断は早いほうがいいと。いつ頃資料研究会なり、友好協会の皆さんがたなりが、こういうものを保存するべきだという要請をしたことについて、時期とか考え方というものを議会で伺ったわけでありますが。いずれにしても、私は1日でも早いうちに議会で議論を尽くして、答えを出してあげるべきだということを申し上げたのはちょうど1年前です。いまだにまだ、議会で結論が出ていないと、こういうことについてであります。2年以上たちますが、実際にこの歴史的な建造物を保存するについての教育委員会のお話しはもう4年になるわけであります。ということは、相手方にもそれだけの時間をもう折っているわけであります。そういう責任をどう、今お考えなのか、どんな方向でお考えなのかを伺いたいと思います。
答弁 教育委員長代理 飯田泰雅
お答え申し上げます。ただいまご質問のありました建物は、村形家住宅でございますけれども、入植者の第一陣として入りました村形三吉氏が、明治37年頃に建築して、居住していた建物でございます。現在、町内に現存する建物の中でも最も古い住宅でございまして、新得町の歴史を象徴する建物と言えることから、教育委員会といたしましては、創建当時の姿に修復をして、文化財として後世に残していきたいと考えているところでございます。村形家の住宅の修復・保存につきましては、これまで郷土研究会や社会教育委員、教育委員などと意見を交わしまして、合意形成を図ってまいりましたけれども、昨年3月、湯浅議員からの一般質問もございまして、議会への考え方を説明させていただきまして、協議の場を設けていただきました。その際、改修の経費が見えないことには先に進まないというご意見を頂戴いたしまして、その後、専門の業者に調査を依頼いたしまして、移築費用等を出させていただいたところでございます。調査の結果を踏まえまして、昨年11月、また今年1月に協議をいただいているところでございます。教育委員会といたしましては、村形氏からのご寄付の寄贈のご意向が示されていることと、併せまして建物の傷みが進行しておりまして、長く放置をすればするほど、既存の材料の再利用が難しくなるということなどから、協議に十分な時間が必要なことは理解しながら、議員お話しのとおり、長い時間はかけられないというふうに考えているところでございます。しかしながら、現状では次の段階に進めることができませんので、あらためて協議をお願いし、方向性を確認してまいりたいと考えているところでございます。[飯田泰雅教育委員長代理 降壇]
質問 湯浅亮
そのとおりのお話しを伺ったわけでありますが。その間3回、議員協議会、理事者、議会で、いろいろ議論させていただいたわけでありますし、十分、そういうことも認識はしているわけではありますけれども。傷むとか傷まないとか、本当にそれをどう復元するかであります。傷む、傷まないよりも、それが議会の承認を得れるのか、得れないのか。私の後のことでありますけれども。このいただいた資料を見ると、昭和60年にこの村形家の現状を郷土研究会が調べて作った資料をわれわれに配布されたわけでありますけれども、当時、この要請は、町側に確かに提供、提供でなくて、あの時分はそうでなかったと思うんですが。私が議会に出て2年目でありましたけれども、公式な議会では1回も出ておりませんでしたが、この保存について、いろいろお話しを聞いたことがございます。そういうこともあって、これはお調べになった資料だと思います。建物も「頃」と書いてあるんですね、「37、8年頃」と。確かな資料ではないと思うのですが、「頃」の建物だということで、相当研究会の皆さんがたが一生懸命、今日もそうですけれども、こういう保存について熱心な資料調べをやったのかなと思って見せていただいたのですが。そのあと、平成5年にある議員からこの提案がございまして、それも議会で取り上げられて、一般質問されておりましたけれども、取り上げられたという形跡がないままにして終わっているわけであります。そういうことを踏まえて、議員の皆さんがたも、私自身も、これがいいのか悪いのか、議会なり、そういう最終判断の責任のある場所で決まれば、決して反対するものでもありません。しかし、そういう時間のかかっているということも、それぞれの議員さんに思いあまる荷物だろうと思います。あえてここで深く申し上げませんけれども、いろいろ今回出された資料も、そうそう安い、安易なものではないということを感じている1人であります。ぜひとも相手方がどうなってもいい、あなたがたがいつまでたっても返事が来ないならなんて考えられているか、それは分かりませんけれども、やはり人のそういうご提供いただくかたのお気持ちも十分察しいただきながら、速やかな措置をとれるようなひとつ事務局側としての努力を求めたいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 教育長 斉藤仁(教育長は2016年6月まで)
お答えいたします。まず、時間のかけ過ぎであると、ご指摘がありますけれども、たいへん申し訳なく思っております。教育委員会といたしましては、繰り返しになりますけれども、村形氏には、「建物のほうについて、関係機関との協議に時間がかかるので、待ってもらえないか」というお話しをしたところ、「待っていただける」との回答がありますけれども、さきほど話をしましたけれども、建物の傷みも進行しており、議論に十分な時間が必要と思いますけれども、早く方向性を出していきたいというふうに考えております。議員の皆様にも、これまでも議論をしていただいておりますけれども、あらためて議論をさせていただき、早い時期に方向性を出していきたいというふうに考えてございます。以上でございます。
質問 湯浅亮
いろいろ申し上げてみましたけれども、なかなか苦労されていることは十分承知をしております。しかし、まだ今議会も、予算議会等もございますし、われわれの任期もまだ4月いっぱいあるわけですから、先送りをしないようにひとつ努力を願って、質問を終わらせていただきたいと思います。たいへんありがとうございました。[湯浅亮議員 降壇]