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新得町議会 平成23年第1回定例会 2011年3月11日

学校給食の安全性は

2011年3月11日、新得町議会の一般質問で、青柳茂行議員が「学校給食の安全性は」について質問し、教育委員長 廣瀬顯嗣、教育長 山本均が答弁しました。

質問者
青柳茂行 議員
答弁者
教育委員長 廣瀬顯嗣、教育長 山本均

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 青柳茂行

3項目めにいきたいと思います。3.学校給食の安全性は学校給食の安全性につきまして、ちょっとお尋ねしたいと思います。1,500人を超える被害者を出した岩見沢市学校食中毒事件は、衛生面の不備を指摘されながら、改善を放置したことが明らかになったと報道もされています。集団食中毒は調理器具の洗浄温度に問題があり、汚染域と非汚染域が接近、望ましい室温25度以下なのに29度もあり、菌繁殖しやすいなど設備と運用のミスが原因となり、施設も築後30年を経ており、97年に文部科学省が改定した基準に適合していなかったことも明らかになっています。この問題は岩見沢市だけの問題ではなく、決して対岸の火事ではない、道内学校給食施設の共通の問題ではないかとも言われています。そこで、本町の学校給食が安心して食べられる環境にあるのか、次についてお尋ねいたします。①97年改定施設基準に適合しているか、改善の施設計画はあるのか。②保健所の監査(検査)は定期的に行われているのか。③栄養士など調理員の配置は十分行われているのか。以上、お伺いいたします。

答弁 教育委員長 廣瀬顯嗣(教育委員長は2014年3月まで)

青柳議員にお答えいたします。岩見沢市立学校給食岩見沢共同調理所のサルモネラ菌による食中毒の発生を受け、学校給食共同調理場においては、栄養士や調理員などに対し、衛生管理の徹底や食中毒の防止に万全を期すよう再度指導しているところであります。本町の学校給食共同調理場は昭和59年に改築を行い、管内初、道内で2番目となるドライシステムを導入し、床面は乾燥した状態で使用するため、細菌や衛生害虫の繁殖を防ぎ、食中毒の発生要因を少なくする施設となっております。ご質問にあります1点目ですが、学校給食衛生管理基準については、平成20年に学校給食法の改正に伴い、平成21年4月から改正、施行されております。今回の改正においては、学校給食衛生管理基準の趣旨の徹底を図るもので、学校給食における食中毒の防止の観点から諸帳票の整備、学校給食施設の汚染作業区域と非汚染作業区域の区分の徹底、ウエットシステム調理場のドライ運用の推進、調理員への衛生管理指導などの項目があります。学校給食共同調理場においては、この改正基準に適合させるため、食中毒防止にかかる個別健康記録、作業工程表、作業動線図等諸帳票の整備や施設の汚染作業区域や非汚染作業区域の区分について、改善が必要な部分については順次改善を進めているところであります。今後も、学校給食衛生管理基準に基づき衛生管理の徹底をしていきます。次に2点目ですが、毎年、十勝総合振興局から特定給食施設調査が行われております。本年度も調査が実施され、検収室に食品を直接箱ごと納品していますが、いったん前室で食品を取り出し、検収室に食品だけを入れるように指導がありましたので、新年度で改修を行います。また、施設の汚染作業区域と非汚染作業区域の仕切りや搬入口と搬出口が区分されていないので、今後の重点課題として取り組みするよう指導を受けておりますので、早急に対応を検討したいと考えております。3点目になりますが、現在調理場には栄養士が1名、調理員が8名配置をしております。調理に関しては、給食の食数が約500食となっており、パン・麺の場合は調理員5名体制、米飯については6名体制で行っており、現行体制で支障なく運営しております。以上であります。〔廣瀬顯嗣教育委員長 降壇〕

質問 青柳茂行

今回の岩見沢の1,500人の子どもたちが食中毒になったという、いわゆるサルモネラ菌が原因ということで、いわゆる細菌の繁殖によって多大な被害が起きたということなんですけれども。道教委がですね、道内公立小中学校を対象に2009年5月に調査した中でですね、共同調理場の施設というのは全道で67.9パーセント、約68パーセントの学校が共同調理場を使っての給食をやっているということのようですけれども。これは非常に効率がいいという点もあるけれども、いわゆる食べるまでの時間が平均的に長くなるという弱点もあるということのようなんですね。ですから、作ってからですね、とにかく2時間以内に食べさせようというようなことになっているようなんですけれども。新得の場合考えてみますと、新得小中、屈足小中、合わせて約500食と聞いていますけれども、時間的にそれほどかかると思いませんけれども、その辺の配慮といいますか、時間的にどのくらいかかっているのか1つお聞きしたいなというふうに思います。特に問題はあるとは私は思っていませんけれども、1つ確認したいと思います。それから、いわゆる文部科学省の指導基準に従ってですね、今、教育委員長が現在改善を進めているというのと、それから汚染地帯、非汚染地帯ですね、これの作業に取りかかるということなんですけれども、具体的にどのくらいなのか、どの程度なのかということも1つお聞きしたいと思います。

答弁 教育長 山本均(教育長は2012年9月まで)

新得町の給食はですね、「味が一番管内でいい」とよく転任の先生に言われておりまして、それを維持するためにご指摘のあった衛生管理につきましては、全部とは言いませんけれども、今までもきちんとやっているつもりですし、今後も徹底していくつもりです。これは基本的な考え方でございます。今、ご質問のあった時間のことですが、だいたいのめどとして給食ができあがるのが11時ぐらいです。そして新得町内、市街地区の4校が食べるのは、たぶん学校の給食の時間によると12時半ぐらいです。学校には12時ぐらいに着きますけれども、ですから1時間半ぐらいで完全に食べられます。もちろん、そのためには検食というのを調理員とか、それから担当者が調理場の中で検食もします。学校でも学校の先生も検食します。ですから、例えば食中毒で味がおかしいだとか、異物が入るとすぐ見つけられるシステムになっているところでございます。なお、もっと時間かかる富村牛は、ご承知のように自校給食でやっているところでございます。それから、汚染地区と非汚染地区のことでございますけれども、汚染地区というのは食材の下処理を行うのが汚染地区で、調理を行うのが非汚染地区でございますが、一応区分はしてあります。しかし、区分はしているんですが仕切りがないものですから、その辺は確かに指摘されているところでございますので、その辺は財政計画におけます24年度に約3,000万円ぐらいのお金をかけて改修する予定でございます。以上です。

質問 青柳茂行

最後にちょっと1つだけ確認したいんですけれども。今回の岩見沢はですね、再三の指摘があっても改善されなかったというのが要因のようなんですね。それで、この5年間ですね、平成18年から22年の5年間に8回の検査があります。その8回のうち、抜き打ちの検査が3回ありますよね、岩見沢市に限って言えば。さきほど振興局からも来ているということだったんですけれども、これは抜き打ちだとか事前に通告とか、その辺の状態はどうなっているのか。年に何回とか、その辺の回数はどの程度に来ているのか、ちょっとお伺いしたいと思います。

答弁 教育長 山本均(教育長は2012年9月まで)

抜き打ちとか事前通告なしはないようです。定期的に年2回ほど来ているのが実情でございます。あと、いわゆるいろんな器具等の点検につきましては10数項目ございまして、例えば手洗いはあの狭いところに5か所も置いてあるんです。手洗いだとか、温度はどうするとか、換気はどうするとか、保存食はどうするとか、いろんな10数項目について毎日努力して、そのための努力はしているつもりでございます。〔青柳茂行議員 降壇〕

出典:新得町議会 平成23年第1回定例会 2011年3月11日 議事録 PDF(81ページ) 間違いを知らせる