新ひだか町議会 令和6年第5回定例会 2024年9月11日
(1)給食費の無償化について/(2)福祉対策について
2024年9月11日、新ひだか町議会の一般質問で、川合清議員が「給食費の無償化について」「福祉対策について」について質問し、管理課長 中村英貴、福祉課長 村岡幸栄、総務課長 佐藤礼二、教育部長 藤沢克彦、総務部長 柴田隆、町長 大野克之、保健福祉部長 上田賢朗が答弁しました。
- 質問者
- 川合清 議員
- 答弁者
- 管理課長 中村英貴、福祉課長 村岡幸栄、総務課長 佐藤礼二、教育部長 藤沢克彦、総務部長 柴田隆、町長 大野克之、保健福祉部長 上田賢朗
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 川合清
壇上からの一般質問を行います。私は、この問題を何回も取り上げてきましたが、財源がないと、給食費無償化は国が実施すべき問題だとの答弁が繰り返されてきました。町民からの請願が採択されて半年が過ぎました。今回は、答弁によっては財源問題、国が手当てする問題を中心にじっくり議論していきたいと思って質問します。「給食費の無償化について」。1、教育委員会として完全無償化に向けての財源措置を求めるべきと思いますが、どのように検討されているか。2、改めて町長に完全無償化についてのお考えを伺いたい。2番目、「福祉対策について」。灯油の高騰対策事業について昨年度は事業を見送ったが、今年度はどのように考えているのかお伺いいたします。以上、壇上からの質問といたします。
答弁 管理課長 中村英貴
川合議員からの御質問の大きな項目の1点目、「給食費の無償化について」一括して御答弁申し上げます。なお、学校給食費の無償化についてはこれまでも川合議員から複数回にわたり御質問をいただいており、現状において過去の答弁と考え方に大きな変化はございません。初めに、「学校給食法」では、義務教育諸学校の設置者は学校給食が実施されるように努めなければならないという努力義務が規定されております。その中で、学校給食の実施に必要な施設設備や人件費等は学校の設置者、町の負担となっており、それ以外の経費である牛乳、米飯、パン、おかずといった食材料費は保護者が負担するものとして規定されておりますので、本町においては食材料費の部分を学校給食費負担金、いわゆる給食費として保護者の皆様方に御負担をいただいております。給食費負担金については、令和5年度まで小学生が月額3,810円、中学生が4,570円で、1食当たりでは小学生で235円、中学生で282円となっており、平成27年度に消費税率の改定等に伴って増額改定した以降、その額を据え置いてまいりましたが、昨今の物価高騰により食材価格が大きく上昇し、保護者の皆様に御負担をいただいている給食費だけでは食材料費が不足する状況が続いておりましたので、令和4年度では約1,000万円、令和5年度では約2,000万円の食材料費を町が財政負担していたところでございます。令和6年度以降につきましても従来の給食費だけでは食材料費が大きく不足するという見込みとなり、児童生徒に栄養バランスの取れた豊かな給食を提供することが難しい状況となるため、給食費の値上げが必要であると考え、学校給食センター運営委員会へ諮問し、本年2月に答申をいただいたところでございます。教育委員会では、学校給食センター運営委員会の御意見も踏まえ、小学生では月に1,100円、中学生では1,320円の値上げをさせていただき、小学生が月額4,910円、中学生が5,890円としたところですが、児童生徒の給食費につきましては、実質賃金の上昇が見られない中、物価高騰による保護者負担を軽減するため、当分の間、児童生徒の給食費については物価高騰による軽減措置として改定前の金額に据置きすることとし、不足する食材費については町税等の一般財源で負担しているところでございます。そこで、御質問の教育委員会として完全無償化に向けての財源措置を求めるべきと思うが、どのように検討されているのかについてでございますが、現在の物価高騰は家計に大きく影響が及んでおり、物価上昇が実質賃金の上昇を上回る中で、景気は緩やかな回復が見込まれるものの、子育て世帯にとっては給食費は決して小さな御負担ではないことは理解しているところでございます。学校給食費を完全無償化とした場合、毎年1億円程度の一般財源が必要になるものと見込んでおり、今後も物価高騰が続くとすればその負担はさらに大きくなるものとなりますので、給食費の無償化を制度化した場合、安心、安全な給食を提供し続けるために十分な財源の確保が必要となります。また、現在の学校給食センターは平成13年12月に今の場所に移転改築してから20年以上が経過し、機械や給排水などの設備が老朽化により故障等が多発している状況にあり、給食を安定的に提供するため、これらの更新は必要不可欠であり、整備財源などを含め喫緊の課題となっておりましたので、設備全般の計画的な更新に着手しているところでございます。一方、令和5年6月に国はこども未来戦略方針を閣議決定し、その中で学校給食費の無償化の実現に向けて実態調査を行い、1年以内にその結果を公表し、その上で小中学校の給食実施状況の違いや法制面等も含め課題の整理を丁寧に行い具体的な方策を検討するとし、本年6月に全国規模の実態調査の結果を公表したところですが、本町においては今後においてどのような方針が国から示されるのか、その動向を注視しているところでございます。また、給食費の無償化以外にも学力向上や不登校対策など子どもたちを取り巻く環境の変化に対応するための課題も多く、これら課題を解決するためにも多くの財源や人材が必要な状況となっておりますので、まずは今後も安心、安全な給食を安定的に提供することに主眼を置きながら学校給食を提供してまいりたいと考えておりますので、十分な財源確保ができない町単独での学校給食費の完全無償化は現時点では考えておりませんので、御理解願います。
答弁 福祉課長 村岡幸栄
川合議員から御質問の大きな2点目、「福祉対策について」、灯油の高騰対策事業について昨年度は事業を見送ったが、今年度はどのように考えているかについてお答えいたします。昨年の12月定例会における一般質問の答弁と一部重複いたしますが、本町における直近の福祉灯油の実施状況につきましては、令和3年度に暖房費助成事業といたしまして住民税非課税世帯に対し1世帯当たり1万円、生活保護受給世帯には8,000円として合計2,722世帯に2,614万2,000円を支給し、生活の安定と福祉の向上を図ることを目的として実施したところであります。また、同じく令和3年度には住民税非課税世帯等臨時特別給付金支給事業として住民税非課税世帯に対し1世帯当たり10万円を支給する事業を、令和4年度におきましては電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金支給事業といたしまして住民税非課税世帯1世帯当たり5万円を支給する事業を実施したほか、新ひだか町原油価格等高騰対策生活支援事業として住民税非課税世帯1世帯当たり1万円、生活保護受給世帯には8,000円を支給する事業を、令和5年度におきましては新ひだか町エネルギー・食料品等価格高騰支援給付金支給事業といたしまして住民税非課税世帯1世帯当たり3万円、その後3万円の給付金に追加する形で1世帯当たり7万円を支給する事業を実施してきたところであります。さらに、低所得者支援及び定額減税補足給付金給付事業といたしまして住民税均等割のみ課税世帯に対し1世帯当たり10万円、また住民税非課税世帯または住民税均等割のみ課税世帯の中で18歳以下の児童を扶養している世帯に対し子ども加算として児童1人当たり5万円を支給し、物価高騰が続く中で低所得者世帯への支援を実施してきたところであります。このほか令和5年度に北海道において住民税均等割のみ課税世帯または住民税均等割のみ課税者と住民税非課税の方で構成されている世帯に対し、長引く物価高騰による負担増を踏まえ、低所得者世帯の方々の暮らしを支援するため、1世帯当たり1万2,000円が支給されております。本年度におきましても、新たな住民税非課税世帯となった世帯や新たに住民税均等割のみ課税となった世帯に対し1世帯当たり10万円を、また当該世帯の中で18歳以下の児童を扶養している世帯には子ども加算として児童1人当たり5万円を支給し、低所得者世帯への支援を行っているところであります。このように、近年は国の交付金や北海道の補助金を活用し、低所得者世帯に対する各種の事業を実施してきており、いずれの事業も実施内容でもお分かりいただけるように低所得者世帯に対する暖房費支援の性質を網羅している内容であることに加え、国は秋の策定を目指している経済対策の中の一環として物価高に苦しんでいる年金世帯や低所得者世帯を対象とした追加の給付金を検討することを明らかにしていることから、今後の国あるいは北海道の動向を注視してまいります。
質問 11番 川合清
大体予想どおりの答弁だったのですが、給食費の問題で、まず財源問題から再質問したいと思います。課長の答弁の中身は大体理解できました。それで、問題は十分な財源が確保できないと、継続的にやっていくためにも十分な財源が必要だという答弁で、それで今はやらないということだと思うのですが、我が町の財政状況をちょっと見てみたのですが、今回の議会にも資料として出されているのですが、相当な財政の好転状況が私は見られると思っているのですが、そこについてまずお伺いしたいと思っています。ここに6年分の決算カードを持っているのですが、この決算カードから令和5年度では実質収支が3億3,800万円黒字、令和4年度は3億8,900万円の黒字、令和3年度は4億8,800万円の黒字と。ずっとこの6年間、実質収支は黒字を続けているのです。そして、一方で基金は残高で見ると令和5年度決算では51億6,000万円になり、令和4年度は43億5,700万円、令和3年度は37億9,000万円、町長就任した平成29年度決算では22億6,600万円、これは実質使えない基金も含めて財政調整基金はほとんどなかった時代からここまで積み上げてきたと。要するに財政再建で大きな成果を上げた。これ以上基金を増やしたり黒字幅を広げても、それは町の活性化につながらないと思うのですが、町としてはどういう状況になれば安定した財源が確保できたと判断するのでしょうか。お伺いします。
答弁 総務課長 佐藤礼二(総務課長は2025年3月まで)
川合議員の財政の部分の質問ですので、私のほうからお答えしたいと思います。基金の残高につきましては、確かに令和5年度末現在高では約51億6,200万円というような残高になってございます。ただ、その中には日高線の代替交通の確保対策基金、こちらが14億2,300万円ほど入っておりますので、実質的に町の裁量で使える部分というのは37億3,900万円程度。そのうち内訳でいいますと財政調整基金が11億4,200万円、減債基金が88億6,100万円、その他特定目的基金として17億3,500万円というような内訳になります。この部分で確かに基金の残高は徐々に増えてきてはおりました。実質収支比率が黒字であると。ここが赤字になってしまうと赤字決算ということになりますので、ここは実際数字の大小はあれ黒字で終わらなければならない数字にはなりますが、あとまちづくり基金の中でふるさと納税が順調に増えてきているという部分での増加している傾向もあろうかと思います。ただ、令和6年度当初予算におきましては、当初予算のほうで財政調整基金を1億5,000万円ほど当初から取り崩す見込みで予算のほうを今回編成させていただきました。決算を見てみなければどのような状況になるかは分かりませんが、この部分に関しましてはやはり昨今の物価高騰が徐々に効いてきている、電気料、光熱水費、各種物件費、こちらのほうの高騰がいろんな部分に影響してきているのかなということが考えられます。財政がどの部分で好転するかというのは、やはり基金を取り崩さないで、ある程度基金を一定に保ちながら積立ての部分を政策に還元していくというのが一番理想ではあるのですけれども、先ほど言いましたように令和6年度当初予算におきましては基金を取り崩すような当初予算編成を組んでいるということになりますので、一概に財政が好転したというような状況には今は至っていないのではないかなと感じているところでもございます。あと、昨日町長も申されましたとおり、大型事業、こちらのほうも各種事業が後年度に予定されております。そういう部分につきましては公債費の増嵩であったり、単年度の中で有利な起債が使えなければ何かしらの財源を求めなければならない。こういうときに例えば財政調整基金を充てるだとかというような可能性も出てきますので、なかなか一概的に、ここ数年の経過を見れば順調に基金を伸ばしてきたようには思いますが、この1、2年での物価高騰において財政状況というのは少しよくなくなってきているのかなと考えているところでございます。
質問 11番 川合清
御答弁いただいたのですが、町長就任以来、財政再建だということで財政調整基金を10億円にするということでずっと2億円、2億円と積み重ねてきたのですけれども、今の答弁の中で令和5年度末現在高では財政調整基金が11億4,000万円と。財政調整基金と性格的には同じような基金が、減債基金も前年度の決算の半分を積み上げてきたやつですから、それが8億6,000万円と。減債基金ですから、取り崩そうと思ったら幾らでも取り崩せる。減債の部分に充てながらこちらの財源を使うということはできますし、だから安定的な財源に見えないですけれども、まちづくり基金が10億4,000万円。ふるさと応援寄附をこれに積み上げていくわけですから、安定的な財源としては見られないかもしれないけれども、ふるさと新ひだか町を応援しましょうという寄附者は基金に積んでくれとは誰も思っていないと思うのです。一日も早くまちづくりに役立ててくださいと。10億円もの残高を確保しなさいとは思っていないと思う。そうすると、この3つの基金というのはいずれも財政調整的な性格を持たせるものだと思うのですが、今の答弁では私の質問に答えていないと思うのです。どうなったら町が安定的財源を確保したのか、そのために基金が100億円積まなければならないのか、財政調整基金的なものが20億円あればまず安定したとなるのか、そこの判断を私聞いているのですけれども、お答えないのですが、どうですか。
答弁 教育部長 藤沢克彦
通告が給食費の無償化ということでの御質問ですので、私のほうから財源のほうをちょっとお話しさせていただきたいと思いますが、給食を無償化している全国の市町村って722団体あります。約4割程度なのですけれども、ここがどんな財源を使っているかというと、自己財源をほぼ8割近くが利用しております。自己財源って何かといいますと、基本的には税だとか普通交付税だとかということになるのか、交付税は自主財源ではないですけれども、地方の固有財源ですので、自己財源みたいなものだとは思っておりますが、そういうものが大きく伸びてこないとなかなか安定した財源ということは確保したということにはならないのかなと考えております。特にここ20年、30年を見ますと、市町村民税は確かに若干ですけれども、増えていますが、うちの町としての主要財源でありました固定資産税は年々落ちてきているような状況でもございますので、それを考えると自己財源の確保が今後労働人口が減ってくる中でも難しくなるかなとは思ってきています。労働賃金が上がってくるので、税額の金額は増えていくというのは間違いないと思いますが、必要な行政経費も同じように増えていく状況になりますので、その割合を考えると自己財源の確保についてはもっと厳しくやっていかないと今後は行政運営もできなくなるというところになるのかなと思っております。そういうことを考えますと、なかなか学校給食費の完全無償化に向けてゴーサインを我々としても出せないという苦悩があるところでございますので、その辺は御理解いただければなと思います。
質問 11番 川合清
部長の答弁ですけれども、納得なかなかできない。それで、部長は町民税が大きく増えないとなかなか安定財源の確保とはならないと言いましたけれども、ここに新ひだか町財政計画、令和4年から令和8年というのがあるのですが、人口減少の中で町民税は大きく減少するものだと計画になっていると思うのです。例えば令和4年度の町税の計画値は28億3,000万円と。ところが、実質は29億1,600万円。令和5年度は28億1,400万円予定していたやつが実際は29億3,500万円と。町の財政計画を町民税だけで1億円増えている。これは収納率が、納税率が若干だけでも皆さんの大変な努力の中で町税収入を上げて納税率を引き上げているというのは大変な苦労だと思うのですが、こういう努力の果実が全体的に私が言った単年度実質収支だとか、あるいは基金として現れてきていると思うのです。この傾向は、私は当分続くと思っているのです。固定資産税が減ってきているのは確かですけれども、大きく減ってはいない。法人税は上がっていると報告も受けているのですけれども、そういうところから見て、財政規模の0.5%ですから。1億円の財源が確保されるとなりますけれども、我が町の財政規模は百九十何億円、約200億円近くですから、0.5%、0.6%、一般の家庭でいうと200万円の所得のある人は……
質問 11番 川合清
大事なところだから、ちょっと勘弁してください。
質問 11番 川合清
そういうことを考えたら、町の財政は1億円の財源捻出のために努力できる、確保できる状況になってきている、そういう判断を私はしているのですけれども、あなたたちはいつまでたってもどうなったら1億円の安定財源が確保できたと、その部分には答えないでなかなか難しい、なかなか難しいと言っているのですが、どうお考えですか。
答弁 総務部長 柴田隆(総務部長は2025年3月まで)
恐らくなかなか川合議員の認識と町の認識がかみ合うことはないのかなと思って今聞いていました。今いろいろ計画がどうですとか基金の額はどうですとかというお話がありましたけれども、実質我々さきの3月議会で御承認いただいた新年度予算の編成に当たりましても、やりたいことを全て積み込めていたわけではございません。かなり精査をして、優先順位をつけて、ぎりぎりのところで予算編成をして、それでも足りなくて基金を崩しているという状況がございます。これを川合議員が余裕あると見るかどうかは意見の分かれるところですけれども、町としましてはやりたいことをある程度できた上でまだ1億円以上投資できるお金があるねという状況がつくられない限りなかなか難しいのかなとは思ってございます。恐らくこの先も町の財政余裕だねなんていう時代は来ないのかもしれませんけれども、少なからず現状、もともと今やろうとしていること自体がお金が足りなくて貯金を崩している状況にございますので、ここにさらに条件を崩せという、基金という不安定財源をベースにやれということは町としては考えられないかなと思っていますので、そこは認識の違いはありますけれども、御理解いただければなと思います。
質問 11番 川合清
部長のお答えですけれども、ちょっと違うのでないかと思うのです。ここに決算説明資料があるのですけれども、決算等の状況があるのですが、ここで令和5年度で積み立てた基金は11億9,600万円積み立てているのです。そして、取り崩した額は3億9,000万円。確かにここには日高線代替交通の基金繰入れもありますけれども、積み立てた額のほうが多いのではないですか。そして、私が言っている減債基金は1億3,500万円積み立てているのです。これは前年度黒字の半額を積み立てたわけでしょう。そうすると、私たちの町は積立金はずっと増やしている。単年度の収支も黒字になっている。だったら、1億円を捻出する財源としては私はあるのでないかと言っているのです。何の無理もないと思っているのです。ぜひ専門家であるあなたたちがもう一回詳しく1億円の財源捻出のための努力をしていただきたいと思う。まず、そこで町長の決意というかお考えをお伺いしたいのですが。
答弁 総務部長 柴田隆(総務部長は2025年3月まで)
今基金への積立金のお話をされましたけれども、それは何か確約された財源なのかというと、そうではないということは御認識していただけるかと思います。もちろんふるさと納税がたくさんあったので、多く積めた、いろいろ日々の事務の経費削減によって繰越金が一定額出たので、減債基金に積めたという努力の積み重ねで出来上がってきたもので、これを安定財源かのように議論されてもなかなかかみ合わないのかなと思ってございます。私が言いたいのは、様々な精査の中でつくり上げた当初予算の中で、なかなか予定している財源では足りなくて貯金を崩している状況にある中で、さらに1億円の投資をしなさいということについてはなかなかかじは切れないということを申し上げているわけでございまして、給食費の無償化自体をやりたくないということではなくて、もちろん子どもたちのためにも保護者のためにもやれるのがいいのだとは思いますけれども、現状そこを無責任にかじ切れるような状態ではないということを申し上げているわけでございますので、御理解いただきたいと思います。
質問 11番 川合清
それで、一番肝腎なところを答えていただきたいのですが、どうなったら学校給食費無償ができるのですか。それは、うちの財政がどうなろうと国がやらなければ我が町はやらないというのですか。まずそこ。やるための最大の努力を私たちはしますとなっているのか、国がやると言うまでは私たちの町はやりませんって言っているのか、まずそこをはっきり答えてください。
答弁 町長 大野克之
財源のことで堂々巡りになっておりますので、私のほうから給食の無償化に関する基本的な考え方、これにつきましては従前からお話ししておりますとおりやれるものならやりたいという気持ちは十分ありますけれども、この問題については国がやるべきものだという考え方は私の中で何も変わってはございません。ですから、安定的な財源をどこに見つけるかということでございますが、基金が安定的な財源かというと、これはちょっと違います。それは川合議員も御理解いただけると思います。それで、一般財源のこれからの伸びがどうなるのかということでありますけれども、一般財源が仮に伸びたとしても、それ以上の支出、歳出がかぶってくるだろうと私は見ております。それは、これだけこれから大きな投資を控える中で、公債費も増えますし、例えば今年に関して申しますと、これから人事院勧告の完全実施というような話がなってくればかなりの人件費を積まなければならない。今現在9月補正、明日ですか、御説明させていただきますけれども、その中でも交付税のところを財源として見て調整しておりますけれども、この交付税も思ったほど伸びていない。我が町に対するものです。ということになれば、ますます今年の、令和6年度のかじ取りは難しいものになってくるだろうと思っています。それで、実質的に翌年度に3億何がしかの益金が出ているだろうと、収益が出ているだろうというお話ですけれども、実質的な単年度収支だけ見るとマイナスであると僕は思っています。これは繰越金を歳入に入れて、それで調整して、調整と言ったら語弊ありますけれども、毎年毎年繰越金を歳入に入れたりしながらやりくりしておりますので、実質的な収支として見れば1億円までいきませんけれども、数千万円の赤字の状態にあると私は思っていますので、そういう意味からいっても安定した財源を一般財源の中で見つけながら給食費の無償化を進めるということは難しい。ですから、今現在できないと思っています。今やっている掛かり増しの分、いわゆる給食費上げた分の据え置いている部分、それが今年の予算で2,500万円ぐらいになろうかと思いますが、今現在そこが精いっぱいなのかなと考えているところでございます。
質問 11番 川合清
町長からお答えいただいたのですが、ど素人の私が言うのもおこがましいですが、実質単年度収支が赤字になっているというのはどういうことでしょうか。私としては黒字部分の半分は基金に積んで、あと残りは繰越金なら繰越金で次年度に送ると見ますけれども、次年度に送って、また単年度収支が3億何ぼ残るということは、前年度と同じような単年度収支だったら減債基金に積んだ部分が黒字になっているのだろうと私は思っていたのです。だから、黒字の半分は毎年減債基金に積んで、あとは同じようなベースになっていると見ているのですから、それで財源的にはやりくりが、楽とは言いませんけれども、バランスとしては取れているのかなと思っていた。そういう中で、200億円の財政規模の中で0.6%、0.7%ぐらいのやりくりで1億円を捻出する、そういうことを、どうしてもその努力をやってほしいと、こういう願いだというのは町長も分かっていただいていると思いますけれども、そういう努力を私は求めているのです。ですので、ぜひ新年度予算編成に向けて真剣な努力をしてもらいたい、そういう思いで質問しているので、まだまだ財源問題ではやりたいのですけれども、ちょっと省きます。それで、財政健全化の問題で1つだけ聞かせていただきたいのがあるのですが、どう考えても私分からないのが将来負担比率の問題なのです。
質問 11番 川合清
財源の問題で聞いているのですから。
質問 11番 川合清
いや、通告しているでしょう。
質問 11番 川合清
安定した財源がないって言っているから、その財源問題でやっているのです。それを財源問題に触れるから、あなたは駄目というのはどういうことですか。
質問 11番 川合清
そしたら、その財源問題です。
質問 11番 川合清
その財源問題で聞いているのに、私が質問する前になぜ駄目と言うのですか。
質問 11番 川合清
分からないのだけれども。分からないですよ、議長の言っているやつは。学校給食が安定した財源がない、あるという評価の違いやっているのだから、そのときに財源問題で質問しようと思ったら、どうして駄目なのだ。駄目ですか、議長。
質問 11番 川合清
それで、少し長期的な財源確保の道だと思うのですが、平成29年のときに起債残高が210億円ぐらいあって、将来負担比率が96%だったのです。それが令和5年の地方債現在高、債務負担行為抜かしますけれども、183億円の起債残高があるのですが、将来負担比率が平成29年度は96.8%だったのです。それが令和5年度では28.2%、3分の1になっているのです。これは、長期的にずっとうちの財政が安定化の方向に向かっていると判断しているのですけれども、中身としてはどういうことになっているのでしょう。
答弁 総務課長 佐藤礼二(総務課長は2025年3月まで)
平成29年の資料がないもので、私の手元に。ちょっとそこの経過は、すみません、私も昨年総務課のほうに来ましたので、過去の経過、なぜその数字がここまで改善されたかという部分に関しては資料のほうをもうちょっと精査しなければ、今この時点では具体的にどういう積算、そういう計算でここまで数字が改善されたのかというのはちょっと、その経過を調べてみなければ、今段階では詳細なことは答弁できませんので、申し訳ございません。
質問 11番 川合清
ちょっと視点を変えますけれども、財源問題はこれぐらいに、まだやりたいのですけれども、これ以上やったら議長に止められるからやめますけれども、「学校給食法」の食材費のほうは保護者が負担するものと規定されているので、そういう縛りがあるとお答えいただいたのですが、その理論は大昔の理論ではないのでしょうか。大体1951年から義務教育費は無償とすると言われた中に学校給食費も入るのだという趣旨の方向が政府として明確に答弁されているのです。それをいろんなところで「学校給食法」の縛りがあるからとかという答弁がずっとされてきているのですけれども、そういう縛りはありませんね。給食費を無償化しているところで国からペナルティーかけられているとかというのは一切ありませんね。
答弁 教育部長 藤沢克彦
「学校給食法」については今も当時と変わっていないので、中村管理課長が答弁したとおり、基本的には施設の設備や人件費は学校設置者である市町村、食材費について、光熱水費も本来はいいことにはなっているのですけれども、これらについては保護者負担というのは規定は今も変わっておりません。その中で学校給食の無償化をやっているところにつきましては各市町村が政策的に実施しているものでございますので、これについて国が指導する立場にはないものと考えてございます。
質問 11番 川合清
それで、もう一つ、給食費の無償化というのが少子化対策や子育て支援に大きな効果を発揮するということについての認識はどのように持っていますか。
答弁 教育部長 藤沢克彦
壇上で中村管理課長が申し上げましたこども未来戦略に踏まえた学校給食費の実態調査、今年の6月に公表されていますが、その中で学校給食費の無償化の効果分析をしてございます。722市町村の中で少子化対策のための政策目的でやっているというのは66市町村しかなかったという、約1割にも満たない状況でした。無償化の実施に至った経緯で一番多いのは、やはり経済的負担の軽減と、どちらかというと子育てのほうの支援というところが652市町村ありますので、ほぼ8割超えの理由で政策的にやっているというところが多いという結論が出ましたので、少子化対策には学校給食は直接は影響がないという判断を無償化している団体については多くお持ちであって、逆に言うと現在の物価高騰と家庭の所得の問題で政策的に対応しているというのが主ではないかと分析をしているところでございます。
質問 11番 川合清
学校給食を無償化するのと……
質問 11番 川合清
議長、給食費無償化すると少子化対策や子育て支援に大きく寄与しますねって聞いているのです。だから、学校給食を無償化する、義務教育はこれを無償とするという大原則を実現していくと町の少子化対策や子育て支援に大きくつながりますねって聞いているのに、それを止めるというのは、通告外だというのは……
質問 11番 川合清
何を言っているの。学校給食無償化って言っているのに、通告しているのに駄目か。
質問 11番 川合清
そしたら、何を聞けばいいのですか。それで、全然納得できないのですけれども、町長にお聞きしますけれども、壇上の前置きで話したことですけれども、住民から請願書が議会に出されて、それが総務文教常任委員会に付託されて、そこで採択となって本議会で報告を行った。要するに議会として請願を採択したわけですけれども、採択されてから町長サイドでこれに対する対応策というのは協議されたのでしょうか。
答弁 管理課長 中村英貴
請願についてですので、これについては私のほうからお答えをしたいと思います。新ひだか町の学校給食費無償を求める請願書というのが今年の3月に頂いております。これにつきまして、今御指摘のとおり総務文教常任委員会において審査をされて、この審査意見の中で学校給食費の無償化は多額の財源が必要であることから、国及び北海道の動向を注視するとともに、町の財政状況等を踏まえ、段階的に無償とすることも可能であると思料されるというような意見が審査意見の中で付されております。そこで、これは教育委員会のほうにこの請願というのが最終的には提出をされておりまして、当然教育委員会の中でも会議の中でも報告をされております。既に壇上答弁でも何度も申し上げましたとおり、実質的に本来いただくべき給食費負担金、今年度改定しましたけれども、保護者の負担等を踏まえて実績に一部給食費の無償化、町の財政負担をしながら実現をしているところでございます。この辺りについては当然教育委員会内部だけの話ではなく、町長部局とも十分協議をした上でこういった方針で取り組んでいるところでございまして、議員のおっしゃられる完全無償化ということにはまだ遠いかもしれませんが、議員の皆様からいただいた意見については重く受け止めてございますし、一部その意思に沿うような形で一部の無償化ということで現実的に対応しているというところを御理解いただきたいと思います。
答弁 町長 大野克之
ちょっと補足させていただきます。議会の皆様からいただいた御意見に対しまして、当然私の立場としても重く受け止めながら、それの実現に向けて努力していくというのは言うまでもないところでございます。それで、今給食費の部分で申しますと値上げが相当であろうということで答申をいただいた中で、ただ、今の世の中、この状況の中では値上げするのはちょっとあれだよねという話で値上げ分は据え置くというようなことで当初予算組んでございまして、まさに皆様から一般質問の通告を頂くと、おとといになりますが、おととい幹部が集まって、答弁の意思確認を全部するのですが、全問についてやるのですけれども、その中で川合議員の質問のところで改めて議会からの意見案について我々が今取っている措置というのは反しているものではないよねというような趣旨の確認をするような話合いもしているところでございますので、全然無視しているとか、そういうことではありませんし、今我々ができる範囲の中で最大限値上げをしないで当面ここを持っていこうやと、町で持っていこうやということで進めているところでございますので、そういう経過についてちょっと補足させていただきます。
質問 11番 川合清
私も通告で完全無償化と常に書いている。町の努力を評価した上で書いている。だから、1,110円ですか、値上げの答申を受けながら、それを見送る。これも一部無償化というのか支援策を立てているということですので、そういう評価した上で私は完全無償化をと通告その他で求めているわけ。それと、議員としては議会として請願を採択した場合にそれで終わりでないのだと。その請願を採択した以上は請願の中身が実現するまで議会として努力する必要があると私は思う。議員必携では実現するまで年2回程度関係部のところにきちっと報告を求めることが大事だとも書かれていますので、これからも、議会の代表ではありませんけれども、紹介議員の一人として実現するまでいろいろ状況をお聞かせいただきたいという努力はすると思うし、これからも町のさらなる努力を……
質問 11番 川合清
議長に言われてから頭混乱しているのですから、勘弁してください。そういう私も議会として、議員としての努力をしますし、町も最大限の努力、直近では新年度予算編成に向けての努力をぜひしていただきたいと思います。それで、次の問題に移ります。灯油高騰対策事業ですが、先ほど課長から答弁された中身、私理解しています。それで、令和4年、5年まで町としても、我が町は福祉灯油とは言っていない、灯油高騰対策の支援と言っているのですが、ところが昨年度は国が3万円プラス7万円の給付金、そのほか10万円、子ども加算、こういう給付金があったから、その中には灯油の高騰分も含まれるだろうとして今までの1万円、8,000円の給付金はしなかった。それから、私が一般質問でも求めた均等割のみの世帯の給付については北海道事業として均等割のみの世帯に1万2,000円の給付がされた。だから、国や北海道がやるのだから、我が町はしないと打ち切ったのです。それで、この後各地の福祉灯油や何かをやっているところを聞いてみたのですが、どこもみんなやっている。国の給付金もあった、北海道の事業もあった、我が町もあった、こういう答えが返ってきました。ということは、我が町は国や北海道の給付金事業を低めた役割を果たしたのでないかと思うのです。どう思いますか。
答弁 保健福祉部長 上田賢朗(保健福祉部長は2025年3月まで)
これまで当町独自の福祉灯油の支援もしたことはございます。そのときには国も北海道も何も動かない状況の中で、一定金額が超えたときにその支援を行ってきたというものはございました。今回ここ数年物価高騰対策というものが主になって、当然灯油も高騰してきますし、いろんなものが上がっていくというふうなものの中で、そういったものも含めてやっているというものでございます。それに合わせて、ではそれに上積みして町の独自のものをやらないのかという考えになりますと、そこはちょっと違うのかなと思っております。というのは、あくまでも灯油の高騰対策ですとか物価高騰対策、そこの部分の支援ですので、それが国であろうが北海道であろうが町であろうが、そこは関係なくそういったものの支援をしておりますので、そういった考えで整理をして町のほうで考えているということでございますので、御理解願います。
質問 11番 川合清
部長のお答えですけれども、中身は国の給付金事業がある、道の事業もある、それで事足りるという判断で町は実施を見送ったのだということになると思うのですが、町民はそれで十分な冬を越すお金が入ったのだと誰も思っていないのではないでしょうか。どう思いますか。
答弁 保健福祉部長 上田賢朗(保健福祉部長は2025年3月まで)
言われるのは分かります。ただ、どこまで支援すればいいのかという問題もございます。5人世帯の家族であれば5人分の灯油当然必要だろう、1人世帯であれば1人の分で十分だろうというものもございますので、そこを区分してやるのかということはちょっと違うのかなと思います。支援するというのは国のお金使おうが北海道のお金使おうが、それは全然関係ない話になりますので、結果としてその世帯にとって物価高騰対策賄えればそれでいいのかなという考えではございます。では、幾ら支援すれば納得していただけるのかというのはちょっと違うのかなという考えではございます。
質問 11番 川合清
前に地球温暖化対策実行計画の住民アンケート見たやつ頭に残っているのですけれども、夏場灯油代というのは何ぼもかからない。冬になったらそれが一気に3万円だ5万円だって一月にどっと増える。こういうアンケート結果になっているのを目にしたのですけれども、とても1世帯10万円とか加算があって、灯油代だけでないですから、冬季生活に経費が増えるのは。そういうことからすると10万円やそこらでは全然足りないのが住民の生活実態だと思うのです。それを国が10万円出すから、北海道が1万2,000円出したから、我が町はやらなくて済むと、こういう判断はとても無理があると思うのですが、問題は今シーズンどうするかですから、壇上の質問に対するお答えはよく聞き取れないのですが、いろいろ考えているという答弁だったのでしょうか。再度はっきりお答えいただきたいのですが。
答弁 福祉課長 村岡幸栄
壇上での答弁と一部繰り返しになりますけれども、現在実施している低所得者支援の給付金につきましては、国においてエネルギーや食料品価格の物価高騰を理由としまして新たに住民税非課税となった世帯や新たに住民税均等割のみ課税世帯となった世帯に対する給付金、またそれらの子どもを対象としました子ども加算給付金が実施されておりまして、そのほかにも定額減税や補足給付金、これらのさらなる支援が継続されておりますし、国のほうで秋に策定を予定しております経済対策の中で年金世帯や低所得者世帯を対象とした追加の給付金も支給されるということでお話がありますので、それらは暖房費助成の性質も含んでいると認識しておりますし、そのことから当町としては今年度の暖房費助成の実施につきましては現時点では考えてございません。
質問 11番 川合清
考えておりません。そういうことですね。大変残念な町政なのですが、町長、問題の根本は、国のいろんな給付金事業や何かがある、北海道の事業もある、政策減税もある、それらを全部合わせるとうちの町民は安心してこの冬を乗り越えられる、こういう判断をした結果、我が町の暖房費助成はしない、こういう話の答弁だったと思うのですが、町民の暮らしから見てそういう暮らしの状況だと、それが我が町の町民に対する認識だと、こういうことでよろしいのですか。
答弁 保健福祉部長 上田賢朗(保健福祉部長は2025年3月まで)
これまで国が行っている政策というのは、物価高騰に対するものは国が支援をしなければいけないだろうという考えに基づいてやっているものだと思います。国は、責任を持ってそれは対応すべきだと考えてございます。世帯がでは幾らあれば安心して暮らせるのかとなると、それはちょっと違う話になってくるのかなと思います。今回我々が考えているのは、あくまでも灯油高騰を含めた物価高騰対策というのは国が責任を持って対応するべきだということで、今後秋にもそういったものを考えているというものもございます。ですので、そういったものを考えてやっていくというものでございますので、そういった部分に注視しながら見ていきたいと考えております。あくまでも物価高騰対策、それは電気料もそうですし、灯油もそうですし、食べ物に対してもそうです。何でも上がっていっている。その上がったものというのは国が責任を持って支援していきましょうというようなもので、これまでもガソリンにも国は支援しておりますし、電気料にも支援しているというものでありますので、そういったものを網羅して国が対応していくという考えでいるのかなと考えてございます。
質問 11番 川合清
国が国民の生活を守るというのは当たり前のことなのです。国が国民を守る、それで全国民が安心して暮らせるかといったら、そうはいかないのが現実なのです。そこで、北海道あるいは町は、町民の暮らしを少しでも守ろうというために燃料助成や何かをやってきたのです。そういう役割を町が果たさなければならないと思うのです。国が全部の生活を守るわけではない。それで不足する分を町が町民の福祉を少しでも向上させるために、そこのところで自治体が支援することが必要になってくる、そう私は思うのです。ですから、国がやったから町はやる必要がないという世の中だという認識は、私は違っていると。国はいろんなことでやったとしても、それは住民の暮らしを十分守ることができない。そこで、ささやかだけれども、自治体がその穴埋めをするというのが自治体の役割だと思っています。ですから、最初の認識は国がいろんな助成策をやって、それで十分だという認識に立っているというのが私はおかしいのではないかって言っているのですけれども、再度答弁しますか。
答弁 保健福祉部長 上田賢朗(保健福祉部長は2025年3月まで)
私申し上げているのは、国が国の責任において支援すべきものは支援するというスタンスでいます。それに町が上乗せしてということではなくて、町は町の役割というものがあるという認識でございます。これまでも経済対策ですとか、こういった何年かやっている国の政策において、国がやるもの、北海道がやるもの、それはそれぞれにお願いしましょうと、ただそこで漏れている部分を町がどうカバーしていくのかというのは町の責任においてやっていくという考えでありますので、だから今回福祉灯油に限ったことで言えば、そこは国なりがやるので、そこではないところを町が町民を下支えしていくという考えでこれまでもやってきておりますので、そういう考えで町としては考えているというところでございます。
質問 11番 川合清
認識が全然違うのですけれども、住民の暮らしを守るためにというのは子どもの医療費もそうだし、給食費もそうですし、福祉灯油もそうですし、それは地方自治体から始まっていって、それが大きく広がって国の事業になってくる。こういう段階で物事が発展してきた問題です。ですから、国がやったら地方はやらなくていいではなくて、地方も引き続きやりながら国の十分な支援のところにまで国の助成を求め続けると、こういうのが今までの住民運動その他の果たしてきた役割だと思うのです。ですから、なかなか大変で、今年も灯油のこの間の調査ではリッター123円ですか、そういう状況になっているときに、やっぱり町は燃料助成をする必要があると思うのですけれども、これで最後にしますけれども、その考えは本当にないのでしょうか。それをお伺いして終わりにします。
答弁 町長 大野克之
今まで上田保健福祉部長を中心に福祉灯油、いわゆる燃料費の助成について議論してきていただいておりますけれども、基本的には上田保健福祉部長が話しているとおりでございます。それで、先ほどの給食費の問題から今の福祉灯油の問題に川合議員の質問はなっておりますけれども、私聞いておりまして福祉対策というところでどこのレベルまでやればいいのかというのがはっきり言って分かりません。というのは、新型コロナウイルス感染症が発生してから国はいろんな給付金を出してきて、私も覚え切れないぐらいの給付金を毎年毎年出してきまして、今年も今補正予算でちょっと足りないものですから補正予算で出させてもらいますけれども、そういう世の中になっている中で、どこまでやればいいのだというのが分からない状態に今なっているのでないのかなと思っています。それで、一方で先ほどの給食費の議論の中では財政がこんなふうになったらこれだけ出せるようにそれを改めて示しなさいという主張を川合議員はされたのですけれども、逆にここの部分は今どういうような状況になったからここの部分が大変なのだよと、これがどうもならないのだわというようなものが実感としてあれば分かるのですけれども、今の福祉灯油のところ、福祉対策については、本当にしつこいようですけれども、ここ2、3年の国の動向なり北海道からの助成などを見ている中で、これ以上のものを、従前どおりのものを町が出すのが是なのか非なのかというところの基準を、考え方をどう持てばいいのかというのは私も悩んでいるところでございます。今現在で福祉対策について、福祉灯油についてどうするかということについては先ほど来答弁しているとおりでございますので、現時点で前向きにそのようなことを考えているということはございません。何か大きな要因で世の中変わるようなことがあればこれは別ですけれども、現在のまま進むのであればそのようなことは考えてございません。
質問 11番 川合清
町長の考えは分かりました。終わります。