美幌町議会 令和6年第9回定例会 2024年12月11日
(1)障害福祉対策について/(2)高齢者対策について
2024年12月11日、美幌町議会の一般質問で、横山清美議員が「障害福祉対策について」「高齢者対策について」について質問し、町長 平野浩司、社会福祉課長 水上修一、建設部長 遠國求、保健福祉課長 立花良行が答弁しました。
- 質問者
- 横山清美 議員
- 答弁者
- 町長 平野浩司、社会福祉課長 水上修一、建設部長 遠國求、保健福祉課長 立花良行
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 横山清美
それでは、通告に従いまして、2点について一般質問をさせていただきます。まず、1点目につきましては、障害福祉対策について、親亡き後に向けた障がい者支援についてであります。今日、障害者総合支援法や成年後見制度の制定など、障がいのある人の暮らしを支える法律や制度等が整えられつつあります。しかしながら、障がいのある子のいる家庭のうち95%が、親亡き後の子どもの生活に不安を抱えております。この世に生を受けた者は、いつか必ず死を迎えます。残念ながら、先に生まれた者ほど先に亡くなる確率が高いことは紛れもない事実ですし、加齢による認知機能の低下や身体の衰えは、誰も避けて通ることができません。このように、親亡き後というのは、障がいのある方をその保護者である親が支えることができなくなった時以降の問題でもあります。ある大学の研究グループが行った調査によると、親の9割以上が障がいのある子の老後に不安を持っており、そのうち4割が「親自身が高齢となり障がいのある子の世話をすることが困難になること」、3割が「知的障がいのある子のための住居の問題」を理由として答えております。このようなことから、美幌町における障がい者のためのショートステイ施設や共同生活介護施設、グループホームの取組と支援について、町長の考えをお伺いします。2点目につきましては、高齢者対策について、独居高齢者世帯への対応についてであります。令和6年11月12日、国立社会保障・人口問題研究所が公表した都道府県別の世帯数の将来推計によると、北海道においては、世帯主が65歳以上の高齢世帯のうち一人暮らしの割合が2050年には46.2%に達し、全世帯に占める高齢者の一人暮らしは22.8%で、5世帯に1世帯強が独居になるとのことであります。独り暮らしの高齢者の特有の課題として「日常生活の動作や家事に支障が生じても自力で対処することが難しくなるなど、生活の質の低下、事故やトラブルのリスクが高まること」「家族や友人、地域とのつながりが断たれやすくなることで、孤立や孤独感を感じること」などが挙げられます。このことは、認知症になる可能性を加速させ、介護や医療などの支援につながりにくくなることも考えられます。また、介護や医療だけではなく、消費者被害に遭いやすくなる、孤独死の危険性が高まるなど、意思決定の支援や貧困対策、防犯など多くの課題があります。このようなことから、一人でも安心して地域の中で暮らしていける取組が今以上に必要になると考えますが、独居高齢者世帯特有の課題解決に向けた町長の考えをお伺いいたします。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 平野浩司
横山議員の御質問に答弁いたします。障害福祉対策について。御質問の本町における障がい者のためのショートステイ施設や共同生活介護施設、グループホームの取組と支援に関する考えについてでありますが、親亡き後問題とは、一般に日常的に親からの支援を受けながら暮らしてきた障がい者が、親の死後、生活上の様々な課題に直面することを指すものであります。令和6年3月に策定しました第7期美幌町障がい福祉計画及び第3期美幌町障がい児福祉計画のアンケートにおいても、障がい者のグループホームが不足しているとの声が挙げられており、障がい者が生活するための施設整備を行うことは、今後の課題であると認識しているところであります。現在、町内には3棟のグループホームがありますが、今後の施設整備の必要性など障害者自立支援協議会の中でも意見交換を行っております。近年、障がいを持つ当事者の高齢化と併せて介護者の高齢化も進んでおり、親亡き後も安心して、住み慣れた地域で生活を続けるための支援を行い、障がい者とその家族だけではなく、地域社会や行政がともに手を携えながら取り組んでいくことが大切であることから、事業実施の受け皿となる民間事業者への働きかけやその際に課題となる施設運営のための人材確保策などについても検討を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解のほどお願いいたします。次に、高齢者対策について。町における独居高齢者世帯特有の課題解決に向けた考えについてですが、町では毎年、75歳以上の独居高齢者で介護保険サービスなどを利用していない高齢者に対し、民生委員の協力の下、訪問の必要がある高齢者を抽出し、地域包括支援センターによる訪問調査を実施しています。その中で、介護認定の申請や配食サービスの利用につながったケースもあり、また、訪問した時には、特段困り事等がない方をはじめ、75歳以上の高齢者世帯には、包括支援センターの連絡先が表示されているマグネットシートを配布するなど、相談窓口の周知を行っています。高齢者の社会的な孤立は、様々な問題点があり、少しでもその問題を解決するため、見守りサービスや成年後見制度、介護保険配食サービス等の利用や自治会等による高齢者サロン、地域団体等における一般介護予防教室などへの参加も促していく必要があると考えています。また、各種サービスを利用していない方や病院等を受診していない方、地域での活動などに参加していない方については、保健師が訪問の上、健康状態や生活上での困り事などを聞き取り、必要な支援につなげていく取り組みも進めております。高齢化が進展する中、関係機関や自治会、地域団体との連携を図り、引き続き各種取組を進めてまいりたいと考えております。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。
質問 3番 横山清美
それでは、与えられた時間、まだ50分ほど残っておりますが、ちょうど昼にかかると思いますので、早々に終わらせていただきたいなと思っておりますけれども、何とぞよろしくお願いしたいと思います。それで、答弁をいただきましたものに対して、いろいろ再質問をさせていただきたいと思います。まず、1番目の障害福祉対策の関係であります。答弁にも書いておりました障害者自立支援協議会、この開催状況でありますけれども、自分も町のホームページを見ようと思って閲覧をしたのですが、現在、確認ができない状況になっておりました。自分が知る範囲では、令和3年度に年2回か開催されたという状況でありましたが、意見交換を行っているという部分でありましたけれども、自立支援協議会の開催状況、それから、その意見交換を行った内容、この辺について、少しお聞かせ願えないかなと思います。
答弁 社会福祉課長 水上修一
御答弁いたします。障害者自立支援協議会、こちらは、基本的に上半期、下半期の報告ということで、年2回、開催しているところでございます。昨年度なのですけれども、こちらの自立支援協議会の小委員会のような位置づけの中で、基本的に、協議会のメンバー、それから当事者の会員の方を含めて……。以前から、町内には、障がい者向けのグループホームが不足ぎみですというアンケート結果もいただいておりました。それに基づきまして、グループホームの検討委員会のような、正式な組織ではないのですけれども、そちらで昨年は2回ほど、10人程度の委員の方々で、グループホームに向けて、どのようなところの検討が必要かというところを、意見交換しているところでございます。1回目につきましては、1回目ということもあって、実際に、町内のグループホームの現状などについて意見交換をしました。その後、今年の3月、年度末ちょっと前だったのですけれども、2回目を開催いたしまして、実際に、近隣で進出されている事業所の方に来ていただきまして、どのような整備手法などで今、新しく進出されているのかというところを聞き取っているところでございます。開催状況については、以上でございます。
質問 3番 横山清美
開催内容につきましては、了解いたしました。それで、先ほど来、答弁がありましたように、町内には、2の社会福祉法人が、それぞれ合わせまして3棟14戸あると、自分なりにも確認をさせていただいております。それぞれ二つの事業所にいろいろ確認をさせていただいたのですが、一つ、グループホームソング・スマイル、この関係につきましては、現状、待機者が2名いるというお話も聞いてございます。現状、ちょうど5人、5人で入っておりまして、待機者が2人いるということと、年に数回、アンケート調査も実施しておりまして、少なかれ5割から6割が、将来的にはグループホームに入りたいという回答も得ているということでありました。また、もう一つ、コミュニティーハウスあかりにつきましては4人、現状、これも埋まっているということです。ここも入りたい人がいるという状況なのですが、ただ、今せっぱ詰まっている状況ではないということではありますけれども、まだ軽い方については、現実的にこのような形であると。それと、まだ待機者が2名ということでありますので、今、早々の問題ではないと思いますが、現状、重い知的障がいの方々が入るところが美幌にはなく、紋別に入っているというお話も聞いています。そのような重たい方が入るようなグループホームの検討等につきましては、どのように考えているのか、お聞かせ願いたいと思います。
答弁 社会福祉課長 水上修一
御答弁いたします。先ほど御答弁したとおり、現在、町内には3棟14戸のグループホームが開設されてございます。相談の内容、相談事業なのですけれども、現在、北見地域の基幹相談支援センターということで、北見地域定住自立圏の1市4町の枠組みで、ささえーるという機関がございます。こちらにつきましては、グループホームの空き状況などを各施設がそちらのセンターに報告して、今現在どのぐらいのグループホームが空いているかというところを連携しており、在宅で生活をされていましたが、突発的にグループホームに入りたいと、やはりグループホームに入居すると、急遽決まるという事例もあるかと思います。こちらのささえーるに、近隣の状況をお聞きすると、町内ではないのですけれども、近隣では、グループホーム、空いている施設が多々あると聞いてございます。例えば、保護者の方、家族の方からそのような相談があった場合につきましては、こちらの広域の基幹相談支援センターに御連絡をいたしまして、現在、入れるところではどのようなところがあるか、自立型ですとか、24時間の包括型とか、いろいろなグループホームがあるかと思いますけれども、その辺は随時、空き状況を把握されているかと思いますので、連携しながら取り組んでまいりたいと考えております。以上です。
質問 3番 横山清美
自分も次に、今の課長の答弁にもありました1市4町でやっています定住自立圏構想、その中で地域生活支援拠点、その部分について状況をお伺いしようかなと思っていましたが、今、答弁いただきました。将来的に、空きスペースがあるという部分についての情報確認を、速やかに各市町村へ情報提供していただくこともさることながら、やはり、もっともっと増える可能性があるということを考えたときに、美幌町単独で造るということではなくて、1市4町の定住自立圏構想で共同して造る。そして、それを美幌に持ってくるですとか、北見市に持ってくるだとか、そのような考え方も今後進める必要性があるのではないかと思いますが、その辺の考え方についてもお聞かせ願いたいと思います。
答弁 社会福祉課長 水上修一
御答弁いたします。先ほど御答弁いたしました障害者自立支援協議会、こちらは、基本的に町単独で、それぞれの自治体関係者を構成員といたしまして、障がい者の生活環境を整えるための協議会が設立されているところでございます。1市4町の中では、現在、置戸町がまだ正式な協議会ではなく、準備会というところであります。もちろん、単独で協議会を行うことが大事ということはありますけれども、その町の支援の確認などもございます。最近になりまして、北見地域1市4町の枠組みの中で、広域で自立支援協議会を開設してはどうかと、まだ正式な設立には至っていないのですけれども、今後そのような話合いがあります。もし、そのような広域の協議会ができれば、議員からお話がありましたとおり、広域でどのような施設が不足されているかとか、どのような資源が不足されているかですとか、各担当者が不足しているものを意見交換しながら、どのような整備の仕方ができるかですとか、そのようなお話はできるかと思います。現在のところ、進行中ではございますけれども、そのようなところで動いているところでございます。以上でございます。
質問 3番 横山清美
ぜひ、そのような形で早い段階、速やかに物事を進めていっていただける方向で、種々検討していっていただければと思います。先ほど来、1市4町という形で、共同でという話もさせていただいたところでもありますが、逆に、美幌町単独の考え方について。今現在はないわけでありますが、昔、旧美中の横に美瑛福祉寮、いわゆるケアつき福祉公営住宅というものがあって、この関係について、公営住宅の建て替え云々という問題もいろいろあろうかなと思います。その辺の建て替えをしたときに、このようなケアつきの福祉公営住宅、1棟であれば1棟、その辺を組み入れるという考え方が成り立たないのかどうか、その辺の考えもお伺いさせていただきたいと思います。
答弁 建設部長 遠國求
現在の公営住宅等長寿命化計画の中には、そのようなものは盛り込まれていないという状況でございます。
質問 3番 横山清美
その辺は、自分も十分承知しながらお話をさせていただいているわけですが、昔というか、自分が前職でいたところでも、町に対する要望事項の中に、やはり将来的に親亡き後を含めた、そのような方々が入れる公営住宅の要望もさせていただいたのは、事実であります。また、そのときの答弁というか、アンサーについても、現状は考えていないという答えでありました。今、このような状況の中で、再度その辺の話が浮上してきているのか、もしくは、その辺の議題というか、何かしらそのような言葉が出てきているのかという確認の意味も含めて質問させていただいたところであります。現状、思えないということであれば、今後、先ほど来の1市4町の中で、不足している施設について、いろいろ検討していただく方向性を持っていただければと思います。それと、今度は別件ですが、障がい者の家族、親が亡くなった後も、その障がい者が安全安心に過ごせるまちを実現するためにということであります。昨日、稲垣議員がエンディングノートの話をされたと思いますが、エンディングノートとは若干違うのですけれども、この親亡き後、障がい者の家族にも、一般社団法人日本相続知財センター発行の「親心の記録」というノートが現実的にあります。これは、ホームページを開いていただければ、無料でダウンロードできるような形になっておりまして、障がいのある子のために何を書き残すか、要は、親目線でのエンディングノートということで「親心の記録」というものがあります。障がいを持つ子供が親亡き後の人生を安心して全うできるようにということで、そのようなノートも現実的にあるわけであります。昨日のエンディングノートを含めまして、二つの社会福祉法人以外にも、障がい者を持つ家族の方々に対しまして、普及啓発に努めることによって、安心して子供を残していけるという部分があろうかなと思います。その辺の普及ですとか、その辺をスムーズに運ぶ対策として、昨日の稲垣議員のお話同様でありますが、町はどのように考えているのか、その辺をお聞かせいただきたいと思います。
答弁 社会福祉課長 水上修一
御答弁申し上げます。今、御提案のありました「親心の記録」というノートでございますけれども、実際に、今は、支援があるので在宅をされていて、何事もなく過ごされている方も町内にはいらっしゃるかと思います。しかし、心配することもたくさんありますので、できるところから手がけることが大事かなと思います。まずは、障がい者関係の会議ですとか、意見交換する懇話会ですとか、そのような機会もございますので、今、教えていただいたものをそのようなところでお配りすることで、周知を図っていきたいと考えております。以上でございます。
質問 3番 横山清美
今、課長が答弁されたように、自分も二つの法人に聞き取りをしましたが、親もまだせっぱ詰まっていないという状況で、そこまで考えられていないから、今は在宅をしているというのが実情らしいです。やはり、二つの社会福祉法人も心配しているのは、現状はいいのだけれど、明日どうなるかということを、親の方々にも心配していただければならないということも申しておりました。今、課長が答弁されましたように、ぜひ、早い段階で情報を提供していただけるような形で臨んでいただければと思います。それでは、二つ目の高齢者対策の関係につきまして、再質問をさせていただこうかと思います。自分のいる自治会は元町自治会で、各部長・課長もたくさん住んでおられますが、その中に、名前を出してあれですけれど、自治会長もやっておりました太田さんという方がいて、ほぼ毎日、365日と言っていいほど、昼夜2回、見守りをしているという状況です。非常に助かっているのも現状でありますし、その見守りの中で、やはり異変を感じて、そして救ったというケースも多々あります。先ほど来、上杉議員から民生委員の成り手不足とありましたが、やはり、民生委員でなくても、このような見守りができるような人材を今後つくっていく必要性があるのかなと思います。民生委員以外の対策として、町で何かそのようなことを考えるということは、答弁の中には一部書いておりましたが、今後の人材の絡みも含めて、何か考えがありましたらお聞かせ願えないかなと思います。
答弁 保健福祉課長 立花良行
ただいまの御質問に御答弁したいと思います。人材育成につきましては、大変難しい問題があると、皆さんも既に御承知のことかと思います。これから、人口減少の中、また少子高齢化ということで、やはり見守る方々が自然と年をとっていかれる、そのような中で、新たに見守っていただける活動をしていただける方というのを養成といいますか、発掘といいますか、していかなければならないとは思っております。なかなかこれだという手はないのですが、一つ、認知症高齢者の関係でサポーター制度がございます。そのようなものを参考にしながら、認知症に限らず、一般の高齢者を見守っていただくということの周知などもしていければと考えているところでございます。
質問 3番 横山清美
今のサポーター制度の関係でありますが、自分も何から何まで公的サービスで町がということは全く考えておらず、保健師さんも当然、数人いらっしゃると思いますけれども、その方々で日々どうのこうのということは、非常に難しい状況だと理解いたしております。その上で、民生委員という違った立場で、各自治会にそのようなサポーター制度をもっともっと普及していくべきだと思うのですね。当然、その成り手も高齢化してきているという部分なので、先ほどの民生委員の絡みで就業という部分、今、65、70まで働くという状況の中で、確かにサポーターになる人たちというのは、なかなか難しいということも当然、理解しております。ただ、サポーター制度というのは、非常にいい制度だと自分は思いますので、その辺の普及を大々的に、各自治会、自治会連合会含めて、その辺と協議しながら設置するという方向性に何とか持っていただけるような方策を考えていただければと思います。そのサポーター制度、独居見守りということもさることながら、まずは、その独居をいかに外に出すかということが問題であります。それは、介護にもならない、認知もならないという部分でありますので、独居で家に引きこもるのではなくて、いかに外に出すかという方策も今後考えていかなければならないと思っております。それぞれの自治会にサロンがあったり、シニアクラブというものがあるところも多々あります。しかしながら、全ての自治会にあるという認識はしていませんので、できるだけ早い段階で、自治会にそのような制度を何らかの形でつくり上げるという部分と、そのような場をつくり上げていかなければならないのではないかと思っております。それで、今、北海道が推奨している共生型地域福祉拠点という考え方があろうかなと思うのですが、現状、2023年度時点で、道内179市町村全てにあり、417拠点があるということです。美幌も調べますと、先ほどのグループホームでありますコミュニティーハウスあかりとひまわりの家というのが、その拠点になっているらしいのですけれど、よくよく調べますと、この共生型地域福祉拠点というのは、高齢者であり、障がい者であり、子供であり、全てが盛り込まれている場をつくるということであります。今現状、この二つの拠点が、本当にマッチングしているのかということを考えたときに、木村議員の子供の遊び場も含めてですが、やはりそのような場をつくらなければならないのではないかなと思いますけれども、その辺の考え方がもしあれば、少しお話をいただければと思います。
答弁 保健福祉課長 立花良行
共生型地域福祉拠点ということで、今、例示いただいたのは、障がい者がメインの場所だと思います。質問いただいたとおり、全ての人々がというところでいけば、私どもの守備範囲でいけば、前回の一般質問にもありました重層的支援というものが、そのような取組ができる制度なのかなと思います。ただ、そのために専門職を育成したりしながら、拠点自体の運営をする人、人と財源という問題もございまして、はい、すぐにやりますという御答弁にはならないものでもございます。また、役場単独でやれるものでもございませんので、関係機関と協議もしながら、そのような拠点づくりをどうするかという議論を今後していかなければ、その答えは出ないという状況にございます。
質問 3番 横山清美
今現状の少子高齢化を考えると、少子は別としましても高齢化を考えたときに、現実的に1年後、2年後という話ではないと思うのですね。やはり、日々、明日あさってという問題につながってくると思いますので、早い段階でそれらの検討をしていっていただけるような方向に持っていっていただければと思っております。それと、先般、町の12月広報の中に、ちょうど高齢者等の見守り事業という冊子が入れられていたと思うのです。これで十二分に、今回、自分が一般質問した中でも、このような形があるということは当然、理解させていただいておりますし、これを見た方につきましても、多分、それなりの理解はしていっていただけると思っております。戻りますけれど、美園自治会が解散されたという部分で、町の広報の問題にもつながってくるのですが、基本的には、美園自治会が解散されたことによって、町の広報が配布されない。その方々につきましては、役場に取りに来ていただきたい、それから、大手スーパーだとか含めていろいろなところに置いてある部分へ取りに行きなさい、多分、そのような姿勢だと思うのですよね。ただ、車を持っている、歩けるという方々については、それが十二分に可能でしょうが、そうでない方を考えると、せっかくこのようないいものを広報に入れたにもかかわらず、手に届かないというのが現状だと思うのですね。ですから、そこを考えたときに、今までは、美園自治会にも広報配布に対する助成金が少なからずあったと思うのですが、助成金がなくなったということではなくて、その助成金をうまく有効活用して、地元の新聞社にお願いして、その自治会に広報を配布してもらうだとか、そのような手法も考えられるのではないかと思います。その辺の考え方について……(議長から「横山議員、それはちょっと趣旨が違うと思いますので、独居高齢者に焦点を当てて質問願います」と発言あり)分かりました。いや、あくまでも独居高齢者にこのような情報が伝わらないということで、では、その伝わる方法、美園自治会にいる方々にどう渡されるのかということの提案を、そのような形でさせていただいた部分がありますので、その辺でもし答えられる部分がありましたら、お答えをいただきたいなと思います。
答弁 保健福祉課長 立花良行
議員御指摘のとおり、美園自治会におきましては、自治会が解散されて、今言われたとおりの問題が起きていると認識しております。ただ、現状、直接私どもで独居高齢者の方に何かを送るということは、全庁的にもしていないということもございますので、現段階では、そこはやれていません。御提案のあった情報誌を配布する方々に御依頼するとか、そのようなことの検討は、今後していきたいと思っております。ただ配布するだけで分かるもの、あるいは、分からないものもございますし、訪問しなければいけない大事なことであったり、そのようなものもございます。そこは、ものによって判断させていただきたいと考えておりますので、御理解いただければと思います。
質問 3番 横山清美
ぜひ、そのような方々にも当たるような方向性をよろしくお願いしたいというか、検討していただきたいと思います。最後に、これは町長にお伺いしたい部分であります。町長の選挙公約、1期目と2期目がありまして、1期目の公約並びに町長の重点政策として考えている中に、高齢者福祉の充実、小規模多機能型居宅介護施設等の整備というものがありましたが、2期目の町長の重点政策の中にはその文言がなく、在宅高齢者への支援、新規事業という形で名称が変わりながら出ております。町長の1期目と2期目で、この辺の文言がなくなった考え方を最後に聞いて終わりたいと思いますが、町長、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 平野浩司
今、御質問いただいたことについて、1期目については、民間の施設が美幌に参入いただけるという話が順調に進んで、今、教職員住宅の横のところに完成したということから、一つの目的が終わったということで除きました。今後の部分については、在宅というか、家にいられる方をどうするかということは考えなければいけないかなと思っております。それで、先ほどの障がいの方々の部分にも触れれば、担当から広域でやるべきだという部分と、町として、私もグループホームの方と懇談した中で、結構若い方々に「町長、グループホームを造って」と言われて、これは、何とか努力していかなければいけないかなと思っています。今、高齢の単身の方々という話で、先ほど、町で広報に入れたものが非常にすばらしいということで、お褒めいただきました。それをどう伝えるかというのは、担当はなかなかという話ではあるのですけれども、もし、そのようなものを配るとするならば、タイミングとしてすぐは無理としても、今回、答弁に書かせていただきましたが、民生委員さんに配るということではなくて、何か訪問するときにこのようなものをお渡しするとか、保健師も回っていますので、保健師の方々がそのようなものをお渡しするということができるタイミングはあるのかなと思っています。できるだけ渡るような、特に、単身でおられる高齢者というのは、やはり情報も入ってこないということで、どう関わるかということをこれから考えなければいけないかなと思っています。思いとしては、たくさんあるのです。担当もそれなりにいろいろ思いは、こうしてはどうだと言ってくれて、それを具体的に……。今までやれている部分については、しっかりと補強して、今以上な施策として進めたいですし、自分がこう考えているとよく言っているのは、これからの人口減少社会において一番問題になるのが、若い方々それから女性の方々というのもあるのですけれど、今いる高齢の方々が、しっかりと元気で長生きをして役割を持ってもらう反面、逆に、こもりがちな人たちをどう引き出して、皆さんの輪の中に入れて、満足した人生を送ってもらうということが大事だと思います。その辺はできるだけ早く、自分の思いと、それから、担当、関係者と協議して、スピード感を持って、できる施策の実施をするように努力していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。