新ひだか町議会 令和4年第4回定例会 2022年6月28日
(1)アイヌ文化交流拠点空間における防災について/(2)新ひだか町静内庁舎駐車場について
2022年6月28日、新ひだか町議会の一般質問で、大川勝也議員が「アイヌ文化交流拠点空間における防災について」「新ひだか町静内庁舎駐車場について」について質問し、文化振興課参事 斉藤大朋、契約管財課長 佐藤礼二、建設課長 野垣尚久、総務課長 上田賢朗が答弁しました。
- 質問者
- 大川勝也 議員
- 答弁者
- 文化振興課参事 斉藤大朋、契約管財課長 佐藤礼二、建設課長 野垣尚久、総務課長 上田賢朗
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 大川勝也
初めての一般質問ですが、不慣れなところもございますが、皆様、どうぞよろしくお願いします。通告に従いまして2件の一般質問をさせていただきます。まず、通告1番目の「アイヌ文化交流拠点空間における防災について」。新ひだか町ホームページにて2021年3月12日付で公表されております新ひだか町の大規模盛土造成地の調査結果について、地震等による大規模災害の予測がされる大規模盛土造成地については、国土交通省が定める大規模盛土造成地の変動予測ガイドラインにより調査した結果、新ひだか町内には大規模な盛土造成地が存在しないことが確認されましたとありますが、盛土以外でも大規模な土地造成を行い、激しい豪雨により森林における水源涵養能力の低下により処理し切れなくなった雨水が一気に下流へと流れて災害を起こす可能性があるかと思います。真歌地区におけるアイヌ文化交流拠点空間の実施に向け、現在1期目工事としてシャクシャイン記念館改修工事を実施しており、最終的には公園内整備も行われると思いますが、隣接するライディングヒルズ乗馬施設から連続降雨時に現況排水でものめない排水処理ができなかった水が地面を流れ、シャクシャイン記念館とアイヌ民俗資料館の中間を走り、沢へ流れる状況にあります。また、その位置には多機能型生活館が建設予定地であります。地面には配水管も埋設されております。また、アイヌ文化拠点空間において連続降雨等による排水計画はどのようにお考えでしょうか。次に、通告2番目にあります「新ひだか町静内庁舎駐車場について」。1、庁舎駐車場台数と職員通勤利用台数及び駐車位置は。来庁者が利用できる台数は何台でしょうか。2、国土交通省の駐車場施工指針に沿っているか。現在正面駐車場についてですが、町民からも狭くて大変だ、駐車できても降りるのが大変だと多数の要望を聞かせていただきました。実際に駐車ますの幅を計測したところ、2.2メートルから2.3メートルでした。町立病院では2.3メートル、新ひだか町公民館では2.4メートル、新ひだか町図書館では2.7メートルとなっております。国土交通省の駐車場設計指針、施工指針、平成6年9月28日改定では、駐車ますの大きさは設計対象車両に応じて表2の4の1に示す値以上とすることを原則とする。軽自動車、長さ3.6メートル、幅員2メートル、小型自動車、長さ5メートル、幅員2.3メートル、普通自動車、長さ6メートル、幅員2.5メートル、以下省略となっており、国土交通省の駐車場施工指針の示す値以下となっております。公共施設の駐車場としての役場のお考えをどうぞよろしくお願いします。以上で質問を終わります。
答弁 文化振興課参事 斉藤大朋
大川議員から御質問の大きな1点目、「アイヌ文化交流拠点空間における防災について」御答弁申し上げます。アイヌ文化交流拠点空間の整備については、令和元年度に基本構想を、令和2年度にアクションプランをそれぞれ策定して、令和3年度に実施設計を行い、令和4年度から工事に着手しておりますが、施設周辺の雨水排水の整備については令和3年度の実施設計において一般的な排水能力により設計しているものであります。御質問では連続降雨時に現況排水施設でも排水処理できない雨水がライディングヒルズからアイヌ民俗資料館とシャクシャイン記念館の間を通り、沢へと流れ出る。その流路上には多機能型生活館の建設予定地があり、地下には配水管が埋設されているということですけれども、現状においては降雨により施設に甚大な被害を与えるような事象が発生することを想定しておりませんが、事前調査において未確認になっている配水管等が確認された場合には、支障のないように対応してまいりたいと考えておりますので、御理解願います。また、基本構想やアクションプランには頻発、激甚化する気象災害への対応強化策など、アイヌ文化交流拠点空間における防災について特段の記載はございませんが、今後工事を進めていくに当たって災害の未然防止に努めてまいりたいと考えております。以上、御答弁といたします。
答弁 契約管財課長 佐藤礼二(契約管財課長は2023年3月まで)
大川議員御質問の大きな項目の2点目、「新ひだか町静内庁舎駐車場について」にお答えいたします。1点目の庁舎駐車場台数と職員通勤利用台数、駐車位置及び来庁者が利用できる台数はでございますが、静内庁舎駐車場は昭和57年の役場庁舎改築工事と併せて施工しました外構工事により整備しております。当時の設計図面上での駐車ますは107台でしたが、庁舎裏の来庁者及び職員用駐車ます等の増設により、現在は庁舎前に121台、庁舎裏に16台の合計137台となっております。職員の通勤利用台数でございますが、駐車スペース確保のため、利用に関しては許可要件を設けており、通勤距離が庁舎から片道2キロ以上である場合、または身体上の理由により駐車場の利用が認められる場合に限り許可することとしておりまして、令和4年6月現在、45名、45台が利用しております。なお、駐車場所は、庁舎前北側の職員玄関に近い3列37台と庁舎裏の8台分を割り当て、利用するように通知しております。最後に、来庁者の皆様が利用できる台数ですが、職員用45台のほか、公用車36台のうち、車庫利用の9台を除く27台を庁舎前南側に駐車しておりますので、差引きすると庁舎正面玄関前の2台、庁舎前の中央3列の56台及び庁舎裏の7台で合計65台が利用できる駐車台数となります。2点目の国土交通省の駐車場施工指針に沿っているかでございますが、駐車場設計、施工指針については自動車駐車場の整備に関する一般的技術的指針を定め、その合理的な計画、設計及び施工に資することを目的として当時の建設省より平成4年6月10日付で通知、その後平成6年9月28日付で改正通知が出されており、その中で駐車ますの大きさですが、先ほど大川議員が話されていたとおり、軽自動車で長さ3.6メートル、幅員2メートル、小型乗用車で長さ5メートル、幅員2.3メートル、普通乗用車で長さ6メートル、幅員2.5メートル以上の値を原則とするとされております。なお、来庁者が通常利用される静内庁舎前の駐車ますの大きさですが、長さは4.5メートル、幅員は2.3メートルで、軽自動車以外は対象車両の値を下回っており、施工指針に沿っているとは言えませんが、さきに申し上げましたとおり、庁舎駐車場は施工指針が作成される以前の昭和57年に施工されており、当時限られた敷地面積での駐車台数の確保や車路の幅員などを勘案し、整備したものと思われますので、御理解願います。
質問 4番 大川勝也
通告1番目に質問しました件で現地を確認しまして、浸透ますと透水管を設置する旨をお伺いしましたが、土木技術者の観点から、流末がある排水管で処理し切れない雨水が浸透ますで処理できるのでしょうか。6月24日の大雨のときも実際にあふれておりました。どうぞよろしくお願いします。
答弁 建設課長 野垣尚久(建設課長は2025年3月まで)
技術的な御質問でしたので、私から御答弁させていただきます。最初に、雨水整備を計画する方法について簡単に説明させていただきますけれども、想定する雨水としては道内の気象庁の各雨水観測所で観測されている毎年の最大雨量をまとめております北海道の大雨資料を基本としておりまして、計画する各施設の重要度などから確率年を選定して計画しているものでございます。例えば道路側溝の場合でしたら一般的には3年の確率を使用しておりまして、道路横断排水溝でしたら5年の確率と、特に重要な構造物の場合には10年以上という選定をして決めているものになります。今回は、施設の重要性などを勘案して10年確率年を採用しておりまして、1時間雨量といたしましては37ミリの降雨を想定して計画しているものになります。異常な天然現象として災害が成立する基準といたしましては、時間雨量が20ミリ以上ということになっておりますので、この約2倍の数値になりますことから、能力的には十分なものと考えておりますので、御理解をお願いいたします。
質問 4番 大川勝也
ありがとうございます。それでは、真歌公園のような高所で浸透ますにて地下水に浸透させ、山自体が地下水により緩み、土砂災害の危険はないのでしょうか。埋蔵文化財包蔵地、そして隣接地でもございます。どうぞよろしくお願いします。
質問 4番 大川勝也
はい。
答弁 建設課長 野垣尚久(建設課長は2025年3月まで)
浸透施設を設置する場合については、急傾斜地崩壊危険区域や地滑り区域を避けることを原則としております。また、あわせて地表面を流下する雨水によって道路、河川、のり面の被害を防止するために一旦地下浸透施設で雨水を受けて、時間をかけて徐々に地下浸透させていくことによってピーク流量を減少させることを目的としているものになります。既にボーリング調査によって現地の土質性状を確認しておりまして、危険のないように計画しておりますので、土砂災害の危険性がないものとして御理解いただきたいと思います。以上です。
質問 4番 大川勝也
これは質問ではなく、私の考えなのですが、北海道胆振東部地震では……
質問 4番 大川勝也
提言でよろしくお願いします。
質問 4番 大川勝也
北海道胆振東部地震では、前日までの台風通過による大雨と地震による地盤の緩みで数多くの災害をもたらしました。また、浸透ますや透水管には寿命もございます。枯れ葉や表土の流入でメンテナンスをしても十数年ではないでしょうか。設計変更や次回工事にて流末を追加することを提言いたします。
質問 4番 大川勝也
そういう考えはないでしょうか。最後に、真歌公園はアイヌ集落があった場所で、昔から災害に強い土地としてアイヌの人々を守ってまいりました。また、100年に1度の災害というニュースを最近では多く耳にします。将来事業が完成しましたら、新ひだか町指定緊急避難場所及び指定避難所に指定されるかと思います。新ひだか町強靱化計画に基づき、災害に強いまちづくりをぜひともよろしくお願いします。
答弁 建設課長 野垣尚久(建設課長は2025年3月まで)
いろんなところで災害が発生しておりますので、大川議員心配されることはごもっともだと思います。ただ、胆振東部地震におきましては、火山灰質というところがあって表層崩壊とも伺っておりますので、真歌の地質とはちょっと違いがあるのかなとは感じております。浸透施設については、例えば二十間道路の歩道と車道の間に浸透施設が既に設けられていて、何十年も一応機能しているのではないかと思いますし、最近でしたら本町通りですとか本町海岸線という場所において線路を挟んで浸透施設を設けているという状況もございます。議員言われるとおり、確かにメンテナンスをしていかないと未来永劫使えるというものではないので、機能が失われているということを確認できたときには洗浄などを行いながら機能を回復していくようにしていきたいと考えてございます。それと、設計変更等で排水管を設けるということをおっしゃられておりましたけれども、今のところ先ほど申し上げたとおり、設計上は能力があると考えておりますが、壇上で答弁したとおり、今確認できていない雨水管等が発見された場合にはまたその都度検討しながら対応していきたいと思っておりますので、御理解をお願いいたします。
答弁 総務課長 上田賢朗(総務課長は2023年3月まで)
災害時の避難場所というお話もございましたので、私のほうからお答えしますけれども、真歌の生活館、今現在避難場所として指定させていただいておりますので、そちらの生活館のほうの機能がそちらのほうに移ったときにまた指定のほうをさせていただきたいと考えてございます。
質問 4番 大川勝也
次に、新ひだか町庁舎駐車場について、限られた予算の中で使用する優先順位等もあるかと思いますが、場内全てとはいかないでしょうが、来庁スペースだけでも改善していく考えはございますか。よろしくお願いします。
答弁 契約管財課長 佐藤礼二(契約管財課長は2023年3月まで)
壇上でも申し上げましたが、庁舎前駐車場の幅員は2.3メートルということでありまして、施工指針で言う小型乗用車を対象としている幅員になります。近年主流であります3ナンバーサイズの普通乗用車が並んで駐車する際は車間が狭くなるということは、私たちも利用していますので十分承知しているところでありますが、これはコロナ禍になる数年前のことですけれども、工事入札だったり、議会開催時や行事が重なったときに来庁者の方から逆に駐車場が少ないと、足りないと、駐車するところがないというような苦情をいただいたことも過去にございますので、今後コロナ禍が落ち着いていく中で駐車場の利用状況の把握に努めまして、必要な台数について検証していきたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
質問 4番 大川勝也
ぜひともよろしくお願いします。以上で私の一般質問を終わります。―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――◎延会の議決