新ひだか町議会 令和3年第5回定例会 2021年9月14日
(1)防災支援対策の取組について/(2)防災士の取組について/(3)女性の視点からの防災・復興について
2021年9月14日、新ひだか町議会の一般質問で、建部和代議員が「防災支援対策の取組について」「防災士の取組について」「女性の視点からの防災・復興について」について質問し、企画課長 柴田隆、総務課長 上田賢朗、総務課主幹 浦東史博が答弁しました。
- 質問者
- 建部和代 議員
- 答弁者
- 企画課長 柴田隆、総務課長 上田賢朗、総務課主幹 浦東史博
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 13番 建部和代
通告に従いまして、一般質問させていただきます。1つ目、「コロナ禍における「地域女性活躍推進交付金」の活用について」。本年7月14日、公明党新ひだか町女性局が町長にコロナ禍における女性の負担軽減に関する地域女性活躍推進交付金の活用について、コロナ禍で顕在化した女性が抱える問題を解決するため、誰一人取り残さない地域社会を実現するために女性に寄り添った一層の支援が展開されるように緊急要望を行いました。この地域女性活躍推進交付金の緊急要望に対して町長の見解をお伺いいたします。2つ目、「防災支援対策の取組について」。まず、1つ目、気象庁の地域気象防災支援のための取組について。ここ数年間、毎年のように風水害や地震等の災害が各地で発生し、政府や各自治体は適時に的確な防災対応が求められています。提供する防災気象情報が住民の的確な防災行動に結びつくよう市町村、都道府県、関係省庁の地方出先機関等と一体となって防災対応に努めております。地域の防災に貢献するため、気象庁では地域交流人材配置による担当チームを気象台に編成し、担当地域を固定することにより各市町村の課題への対応を含め、市町村に寄り添い、担当者同士の綿密な連携関係を構築するとされていますが、我が町と地元気象台との連携状況についてお聞きいたします。小さい2つ目、市町村にも気象災害情報の専門家を育成していくことも大切なため、内閣府消防庁においては、地方公共団体の防災業務を担当する職員を対象とした研修や訓練を定期的に実施されておりますが、このような研修や訓練について我が町の参加状況についてお聞きします。小さい3つ目、平成29年度に地方公共団体の防災の現場で即戦力となる地方防災の専門家を育成することを目的とした気象防災アドバイザー育成研修を実施しております。昨年10月、公明党、山口代表の参議院代表質問により気象防災アドバイザーに気象台OB・OGを任命すると国土交通大臣により示されております。全国で84名が委嘱されておりますが、北海道はまだ実施されておりません。今後、我が町での気象防災アドバイザー活用について検討されるのかをお聞きします。「防災士の取組について」。様々な気象災害に備えて、防災の意識を高めるために防災士資格取得を促進する自治体も少なくないと言われております。防災士は、自助・共助・協働を原則とし、社会の様々な場で防災力を高める活動が期待されています。また、防災に関する一定の知識・技能を習得し、国家資格ではありませんが、防災関連の民間資格の中ではメジャーな資格であり、日本防災士機構によって決定されます。昨今では、全国の自治体や国立大学などの教育機関等で防災士の養成に向けた取組が積極的に進められ、防災体制の一環として各地域では自主防災組織、学校、福祉施設等で防災士の配置や活動が広がり、今後とも需要が増えると考えられています。全国で防災士の認定登録者21万2,878名(令和3年7月末)が地域で活動されております。当町では、防災士の資格取得された方は何名いるのかお聞きいたします。日高管内では、浦河町がいち早く防災・減災に関する専門的な知識・技能を身につけ、地域における防災活動の指導的な役割を担う人材育成にと防災士を育成する防災士研修講座の受講生を募集していますが、当町では地域の防災に貢献できる人材を養成する防災士研修講座の受講者を募集する考えはないかお聞きいたします。大きな3点目、「女性の視点からの防災・復興について」。9月1日は防災の日です。北海道では「シェークアウト」――大規模災害が発生した際、安全行動を確認する一斉防災訓練が開催されました。また、8月30日~31日には日高振興局が発信会場となり「日高防災マスターフォローアップ研修」が開催されております。そこでは、防災・復興で女性の視点が不可欠であることと特に避難所の取組は女性の視点の重要性が指摘されておりました。国においても東日本大震災のときにおける女性が抱えた困難な声、防災・復興の政策方針を決める過程に女性が参画していない、災害対応に男女のニーズの違いに配慮がない、災害が起きてから急に男女共同参画の視点を対応しようとしてもできない、この3点を教訓として、国では令和2年5月、災害対応力を強化する女性の視点、男女共同参画の視点からの防災復興ガイドラインが作成され、7つの基本方針に男女共同参画担当部署の役割が位置づけされました。また、令和3年5月25日の中央防災会議では、女性の割合が11%から33%に拡大し、防災基本計画の修正がされ、女性の参画拡大、災害時の性暴力、DV防止に係る取組等が追加されております。ここで国の防災・復興で男女共同参画の役割の位置づけについて町の見解を伺います。2つ目、今後、町の「地域防災計画」等で男女共同参画の役割の位置づけについての考えをお聞きします。3つ目、令和2年6月の一般質問で避難所運営マニュアルについて作成されていないと答弁されておりましたが、その後も作成はされていないのかお聞きいたします。4つ目、災害時で町は大型店、コンビニ等と災害時における物資供給の締結をされていますが、どのような状況のときにどのような品目が提供されるのかをお聞きします。以上です。御答弁よろしくお願いいたします。
答弁 企画課長 柴田隆(企画課長は2022年3月まで)
建部議員からの御質問の大きな1点目、「コロナ禍における「地域女性活躍推進交付金」の活用について」御答弁申し上げます。御質問の内容は、本年7月14日に公明党新ひだか町女性局から町に提出されました「コロナ禍における女性の負担軽減に関する地域女性活躍推進交付金の活用についての緊急要望」に対する見解ということでございますので、当該要望書に記載されている内容に基づきましてお答えを申し上げます。7月に頂きました要望書には、世界各国で生理の貧困への対策が広がる中、日本でもコロナ禍において困窮する女性を支援する動きが出ていることを踏まえ、新ひだか町においてもコロナ禍で顕在化した女性が抱える問題を解決するため、国の「地域女性活躍推進交付金(つながりサポート型)」を活用し、女性に寄り添った支援策に取り組むことを求める内容が記されておりまして、町としましても当該要望の趣旨を踏まえ、対応を検討してきたところでございます。ただ、要望書にある交付金の活用ありきの検討ではなく、現実として当町においてコロナ禍で困窮する女性が増えている状況にあるのかという観点から関係各所に確認を行い、対策の必要性を含めて検討を進めてきたところでありまして、役場内部の関係部署や社会福祉協議会などの関係機関に窓口相談などの実態を確認した結果、当町においてはコロナ禍に入ってから女性からの困り事相談などが増えている状況にはなく、またハローワークに失業を取り巻く情勢を伺ったところ、コロナ禍により女性の失業が急増しているような実態はないということを確認したところでございます。また、国の地域女性活躍推進交付金(つながりサポート型)につきましては、町が地域内のNPO法人等に委託をして、女性宅への訪問支援などを行うことを想定した制度でございますが、町内の関係団体等に確認したところ人員的に訪問支援業務などに対応できる体制にはなく、また他の町内関係団体からも女性の支援活動に取り組みたいというような声も上がっていないことから、現時点では当該交付金を活用した事業展開は考えてございません。しかし、生理の貧困対策につきましては、子どもたちを中心に困っていても声を上げられない状況下に置かれている可能性もあることから、実態把握の意味からも、試験的ではございますが、公共施設の窓口等で生理用品の無償配付を行う方向で準備を進めているところでございまして、一定期間の実態を踏まえ、その後の対応を検討してまいりたいと考えております。
答弁 総務課長 上田賢朗(総務課長は2023年3月まで)
私からは、大きな2つ目、「防災支援対策について」の1点目、「地域気象防災支援のための気象庁等による取組について」御答弁いたします。御質問の1つ目、我が町と地元気象台との連携状況についてでございますが、本町を管轄している室蘭地方気象台とは、毎年「市町懇談」と題しまして、気象予報官や地震津波防災官など複数の気象台職員が本町を含めた担当地区内の各自治体を訪問し、直接、防災担当者との意見交換等を定例で行ってございます。また、気象台の組織内において日高地区及び胆振地区に分けた各地区の緊急性の高い問題の解決や企画などを行うメンバーを選出した「気象台タスクフォース」を編成し、担当地域を固定することで顔の見える関係に重点を置きながら、平時からの関係機関との連携強化を図り、各種計画や防災訓練への協力など、様々なサポートを受けているところでございます。また、台風等の接近に伴う各自治体の警戒態勢にも協力・連携を図り、気象台と自治体とを直接電話でつなぐホットラインの開設により、刻一刻と変化していく気象情報をリアルタイムに説明していただきながら、特に警戒しなければいけない時間帯の情報提供など、密接な連携を図っているところでございます。御質問の2つ目、地方公共団体の防災担当を対象とした研修・訓練の参加状況についてでございますが、内閣府等が主催する研修につきましては参加したことはございませんが、北海道が主催する研修には参加しており、訓練では毎年開催されている防災情報システムを活用し、災害発生時の各機関における迅速かつ適切な初動態勢の確立を図ることを目的とした災害通信連絡訓練、国民保護法に基づく安否情報の収集、提供事務等を都道府県及び市区町村の職員が安否情報システムの操作を目的とした安否情報システム全国一斉訓練、さらには毎月不定期で行われる国と地方公共団体が専用回線でつながっている緊急情報ネットワークシステムでの緊急情報の迅速かつ確実に受信できるかどうかの訓練など、様々な目的に合わせて開催されている訓練に参加をしながら、実際の災害に備えているところでございます。御質問の3つ目、今後、北海道において気象防災アドバイザーが実施された場合の本町における活用について検討されるのかについてでございますが、この気象防災アドバイザーにおきましては、気象庁から委嘱を受けた道庁出身者のOB、OGなどが平時におきましては地方公共団体職員を対象とした勉強会の実施や地元気象台との橋渡し役を担い、大雨等の防災対応時には地域における今後の気象情報の見通しなどを詳細に解説するなどして、自治体のニーズに応じた活動を行っているものでありますが、現在のところ本町といたしましては地元室蘭地方気象台のタスクフォースの取組など、災害時はもちろんのこと平時から密接に連携しながらサポートを受けている環境にあることから、当該アドバイザーの活用は考えてございません。次に、2点目、「防災士の取組について」の1つ目、「当町で防災士の資格を取得された方は何名いるのか」についてでございますが、全国の防災士の認証登録を行っております認定特定非営利活動法人日本防災士機構によりますと、本町の認証登録者数は本年8月末現在で23名となってございます。御質問の2つ目、「防災士研修講座」の受講者を募集する考えはないのかについてでございますが、防災士の認証登録を受けるためには日本防災士機構が定めた防災士教本による自宅での学習を行うとともに、レポートの作成が必須となっております。また、当該レポートを持参し、年2回札幌会場で開催されています研修講座を丸2日間受講していただき、最後に資格取得の筆記試験に合格し、さらには消防本部等の法的機関が主催する救命救急講習を受講する必要がございますし、当該研修の受講料や資格取得試験受験料並びに資格認証登録料など合わせますと総額で6万1,900円ほどの費用がかかります。このように防災士になるためには金銭的にも時間的にもそれ相応の負担が生じることから、本町といたしましては北海道が取り組んでおります「北海道地域防災マスター」の認定を推進しているところでございます。この地域防災マスターにおきましては、北海道が主催する認定研修を1日間受講していただき、受講料も無料でございまして、日高管内におきましては平成28年に本町の公民館で開催されたところであり、当時の受講者は本町分で38名の方々が受講しております。現在におきましては、本町が把握している数で総数49名の地域防災マスターの登録がなされており、それぞれの地域における防災訓練等で活躍されているものと考えております。また、先月の8月31日には日高管内の地域防災マスターを対象としたフォローアップ研修が開催されたところでありまして、防災マスターの活動報告や近年の日高管内の気象状況について報告、説明などがなされ、地域防災マスターとして改めてその自覚と知識の向上が図られたところであり、防災士と比較しましてもその活動内容に差はないものと考えておりますので、繰り返しになりますが、本町といたしましては引き続き北海道地域防災マスターのフォローアップなどを推進していきたいと考えております。次に、3点目、「女性の視点からの防災・復興について」の1つ目、国の防災・復興で男女共同参画の役割の位置づけについて町の見解と御質問の2つ目、今後、町の地域防災計画などにおける男女共同参画の役割の位置づけについてですが、関連がございますので、一括して御答弁いたします。内閣府の男女共同参画局が作成しております「令和3年版男女共同参画白書」によりますと、防災・復興に関する施策・方針決定過程での女性の参画拡大を推進しているところでございまして、本町といたしましてもその必要性は認識しているところでございます。また、当該白書によりますと、令和2年4月1日現在において地方公共団体の防災会議の委員に占める女性の割合は都道府県防災会議で16.1%、市区町村防災会議では8.8%と示されておりまして、依然として女性の委員登用率が低いものとなってございます。本町におきましても「新ひだか町地域防災会議」がございますが、防災対策の方針等を決定する重要な会議でございまして、当該会議につきましては会長をはじめ委員の総数は25名となっておりますが、防災会議委員の委嘱に当たり、災害対策基本法に規定されている国の機関であります指定地方行政機関、北海道知事の部内職員としての日高振興局地域創生部長、北海道警察からは静内警察署長など各組織の長などを、地域からは自主防災組織を設立している自治会の自治会長を当該委員にお願いしているところでございますが、現在のところ当該会議における女性委員はいらっしゃらない状況にございます。なお、地域防災計画における男女共同参画の位置づけにつきましては、北海道地域防災計画と整合性を図りながら、今後におきましても適宜見直しを実施してまいりますし、現在はコロナ禍により開催数は減っておりますが、防災意識の向上を図るため自治会などを含む各種団体の皆様のところへお邪魔する防災関係出前講座の開催に力を入れております。この中で女性の皆様との懇談の機会も設けておりますので、これらも続けながら、御意見をお聞きしてまいりたいと考えてございます。御質問の3つ目、避難所運営マニュアルは作成されていないのかについてですが、昨年6月の定例会時点におきましては避難所運営マニュアルはありませんでしたが、作成に着手している旨の答弁をさせていただいたところでございます。その後、昨年9月に新型コロナウイルス感染症対策に主眼を置いた「新ひだか町新型コロナウイルス感染症対策に係る避難所開設運営マニュアル」を作成したところであります。また、翌月10月には早速当該マニュアルに基づく町の防災訓練を山手体育館・青少年会館にて実施したところであり、当日は静内保健所職員による当該訓練の講評をいただき、おおむね良好であるとの意見をいただいているところでございます。今回策定したマニュアルにつきましては、町有施設の活用を基本として考えてございますので、今後の運用の中で適宜修正を加えながら、避難者が少しでも快適な環境となるよう努めてまいりたいと考えてございます。御質問の4つ目、大型店、コンビニ等との災害協定による提供品目についてでございますが、現在、本町が締結している災害協定におきましては31件ございます。その中で、御質問の大型店やコンビニ等との災害協定につきましては5件ございまして、1件目は北海道コカコーラボトリング株式会社、2件目はイオン北海道株式会社、3件目はサントリーフーズ株式会社、4件目は株式会社セブンイレブンジャパン、5件目はNPO法人コメリ災害対策センターとなっております。いずれの協定におきましても物資供給のタイミングは、地震、津波、風水害などにより災害が発生した際に町が物資を必要とする場合と協定に定めてございます。また、提供品目につきましては様々でございますが、具体的に申し上げますとコカコーラボトリング株式会社及びサントリーフーズ株式会社におきましては、静内庁舎1階ロビーをはじめとする町内公共施設等に設置しております自動販売機の飲料提供、イオン北海道株式会社並びに株式会社セブンイレブンジャパンにおきましてはそれぞれの店舗で扱っている食料品、衣料品、寝具類、食器類、日用品など、NPO法人コメリ災害対策センターにおきましては町内店舗で取り扱っている軍手やスコップなどの作業用品、日用品、飲料、石油ストーブ、投光器やカセットこんろなどの電気用品などを提供していただくこととなってございます。
再質問 13番 建部和代
御答弁ありがとうございました。何点か再質問をさせていただきます。最初の地域女性活躍推進交付金につきましては、現在、町としてはそういう女性がいないという感じで、そういう部分についての申請について、また、そこをサポートするというか、交付金を活用していただける事業所についても町としてはなかったというお話を聞きました。大変厳しいなという思いはするのですけれども、ただ、町内の中には独り親で子育てをしている方だとか、アルバイト・パートで生きている女性の方、また非正規で生計を立てている方、現実にこういう営業時間が短縮されると生活に困る方、私も正直言ってその方のお話も聞かせていただきました。本当にじっとしているしかないのですというお話も聞いております。実際にそういう方々というのは、町に大変ですと言う方というのはいないのでないだろうかなと。そういう人を探し求め、町としてそういう人方も取り残さないでしっかりと支えていく体制というのは必要かなという思いで私は交付金の活用についてお話をさせていただきましたが、今回はそういうことでお話を聞きました。また、そのほかに、町の女性の方からというわけではないのですけれども、DVもこのコロナ禍において大変多くなっているというお話も聞いております。そういう人方に対する引き籠もり、孤立化しないための相談窓口とかというのを考えていないのかどうか、ちょっとお話を聞きたいのですけれども。
答弁 企画課長 柴田隆(企画課長は2022年3月まで)
今、相談窓口ということでの御質問ですが、相談する事案に応じまして様々な窓口を設けております。今DVのお話が出ましたけれども、それにつきましては児童虐待も併せまして、現在、健康推進課でお話を受けれる体制を取っておりますし、その他生活困窮であれば福祉課で様々な相談も受けれるかなと思っております。相談を受けれないことは正直ないのではないかなと思っておりますので、町としましてはそういう方々が気軽に相談できるような環境整備は必要なのかなと思っております。
再質問 13番 建部和代
ぜひそこはしっかりとそういう方々に対する支えというか、孤立化させないような対応を町としてもやっていただきたいなという思いでおりますので、よろしくお願いします。それで、次に移りたいと思います。防災支援の対策ということで、気象庁の防災支援について、ここはすごく丁寧に答えていただきましたので、そんなに質問はないのですけれども、1~2点、いろいろ町も研修だとか訓練等を国と一緒になってやっているお話を聞きまして、これは全てのそういう訓練等は参加されているという認識でよろしいのですか。
答弁 総務課主幹 浦東史博(総務課主幹は2021年9月まで)
国などのそういった訓練につきましては、全て参加している状況にございます。
再質問 13番 建部和代
もう一つ、気象防災アドバイザーの関係なのですけれども、気象についてはそうやっていろいろと連携を密にして、顔を見ながらやっているということなのですけれども、大変気になる部分は日本海溝、また千島海溝の地震がいつ来るか分からない、いつ来てもおかしくないというお話で、7月にもまた新たなそういう津波の大きさの部分が出ておりました。そういう部分もやはりこの気象台のアドバイザーが近くにいるといろんなことで素早い対応なり、体制が考えられないのかなというのも私は考えていたものですから、そういうことにおいても、もし、そういうアドバイザーの体制ができるのであればどうかなという思いをしていたのですけれども、その辺の対応についてはどのように考えているのかお聞きします。
答弁 総務課長 上田賢朗(総務課長は2023年3月まで)
壇上でもお答えしましたけれども、現在、気象台のほうとのホットライン等によりまして直接やり取りしている状況にございますので、そういった部分ではまだそういったアドバイザーは必要ないのかなという認識でございます。
再質問 13番 建部和代
地元だけでなくても、管内としても考えられるかなという思いもありますので、頭の中にぜひ入れていっていただきたいなという思いでおります。次に進みます。防災士の役割については、町としては防災士ではなくて北海道地域防災マスターをしっかりと推進していきたいというお話で、平成28年に町内で先ほど言った地域防災マスターの研修会、講座があって、皆さん受けておりました。その後、この管内・町内で開催されることはほとんど、私はちょっと耳にしていないのですけれども、全道各地きっと回ると思うのです、今年はどこ、今年はどこという感じで。そうなると、推進といっても、なかなか道内とはいえ日帰りで帰れるところも少ないだろうし、そうなれば受けたくても実費という形になっていくのかなという1点と、町としての推進の考え方として、できれば北海道地域防災マスターを地域に、日高管内に何回か、2年に1回でも3年に1回でも呼んでくるという考えというのはないのか、それも含めてお聞きしたいのですけれども。
答弁 総務課長 上田賢朗(総務課長は2023年3月まで)
こちらの研修・講習につきましては、昨年度、苫小牧地区で行われたと思うのですけれども、そうやって地区をわたってやっているという状況にございます。当町といたしましても、当然そういった機会がございましたら開催を当町で行いたいという意見は申し上げていきたいと考えてございます。
再質問 13番 建部和代
多くの方がそこに意識を持っていけるような体制で、一人でも多くの方がそういう防災マスターの講習を受けられるような体制をぜひつくっていただきたいと思います。次に、「女性の視点からの防災・復興について」何点かお話しします。先ほど、当町の防災会議に女性の委員はいませんということで、本当に残念だなと、このことは部長とも何度か委員会でもお話をさせていただきました。当町の防災会議の条例なのですけれども、ちょっと見ましたら、いろんな方がおりまして、一応「30人を超えないものとする」ということでこの条例に書かれているのですけれども、まず最初にこの防災会議の委員というのは何年に委嘱を受けられて、任期は何年なのかお聞きしたいのですけれども。
答弁 総務課主幹 浦東史博(総務課主幹は2021年9月まで)
任期は、基本的に2年ということになっております。それと、今の委員さんは25名いらっしゃいますが、それぞれ先ほど壇上でも答弁しましたが、警察だとかそういった各関係機関が結構委員の中に入っておりますので、その人事異動によって1年で替わる場合もあれば、その後任の残任期間になる場合もあるということで御理解いただければと思います。
再質問 13番 建部和代
もう少しいろいろ聞きたいのですけれども、2年とするということは昨年委嘱を受けたのか、それとも今年いっぱいで終わるのかということも確認をしたいのですけれども、いつ終わることになるのか聞かせてください。
答弁 総務課主幹 浦東史博(総務課主幹は2021年9月まで)
具体的な委員の任用期間につきましては、今年4月1日から2年後ということなので、令和5年3月31日ということになってございます。
再質問 13番 建部和代
それで、うちはまだ女性の委員がいないということ先ほどもお話ししましたけれども、同じような町村の中で、様々な捉え方があるのだと思うのですが、同じような人口のところでは白老町に女性の方数名がいるのです。そういう中での女性の立場の人というのは、例えば婦人団体連絡協議会だとか婦人赤十字奉仕団、婦人防災クラブ連合会とかそういう方々の名前が挙がって、女性の委員としてこの防災会議に参加されているのですけれども、基本的に「委員は、次に掲げる者をもって充てる。」という第3条第5項のところに、「自主防災組織を構成する者又は学識経験のある者のうちから町長が任命する者」という中に女性の方も推薦できるような方がいらっしゃるのではないかと思いますので、次に任命するとき、令和5年のときには、防災会議での女性の委員の任命をぜひしていただきたいなという思いでおります。そういう部分についてはどうでしょうか、令和5年という部分については。
答弁 総務課長 上田賢朗(総務課長は2023年3月まで)
壇上でもお答えしましたけれども、こういった部分について適宜見直しを実施しながらということでお答えしてございます。それが2年後の令和5年4月になるのかちょっと分かりませんけれども、そういった部分については適宜見直しを行っていきたいと思ってございます。
再質問 13番 建部和代
あと、その後に当町で出前の講座を行っているということです。防災の関係の出前講座をやって、女性からいろんな意見も聞いていますよというお話を、これはすごく大事なことだと思いますので、ぜひ大いに開催していただきたいのですけれども、今、年間どれぐらいの開催数があるのかお聞きします。
答弁 総務課主幹 浦東史博(総務課主幹は2021年9月まで)
直近でいきますと、令和2年度で13件の出前講座等を行っておりまして、それに参加した対象者は540名程度になってございます。
再質問 13番 建部和代
本当に多くの方が出前講座にて女性の視点の部分でのいろんな問合せなり、質問なんかがあるのではないかと思います。ぜひ大いに使っていただいてもいいと思いますので、よろしくお願いいたします。それで、次の避難所運営マニュアルについての質問なのですけれども、昨年はできていなかったけれども、予定していて、つくりましたということなのですが、昨年の山手体育館・青少年会館で実施された防災訓練は私たしか役場の職員の方々だとか、要するにそういう方々での防災訓練ではないかなという記憶があるのです。そこには町民はいらっしゃらなくて、見学もなかったかなという思いでいるのですけれども、そういう認識でよろしいのですよね。
答弁 総務課長 上田賢朗(総務課長は2023年3月まで)
昨年度行いました避難訓練につきましては、コロナ禍にありましたので、一般町民の方については参加を見送りさせていただいております。ですので、町職員の作業だとか動作訓練の確認の訓練でございます。
再質問 13番 建部和代
そこで、避難所運営マニュアルにつきましては、例えば我が町にとって避難所での生活が長期化するという事例はないのかもしれないのですけれども、こういう時代で何があるか分からないということでは、避難所の生活の中でのしっかりとしたマニュアルは作成はされたという認識でよろしいのですか、つくったという部分では。
答弁 総務課長 上田賢朗(総務課長は2023年3月まで)
短期的なのか、長期的なのかということは別としまして、避難所の中である程度プライバシーのスペースを確保しながら、そういった避難所生活ができるというふうなもので計画してございます。
再質問 13番 建部和代
いろんな避難所のマニュアルを見ましたら、最終的には長期になれば地域の方々の、自治会なのか、自主防災組織なのか分かりませんけれども、そういう方々が避難所の運営を含めて形成されて、いろんな方の意見を聞きながら、少しでも生活のしやすい避難所運営というのが行われている話を聞きます。また、今まで災害のときにいろんなニーズの違いなどで大変苦しんだ女性の方もいるとも聞いております。そういう部分での避難所のマニュアルというのは、そこまでされているという認識でいいのかなという思いをしているのですけれども、どのような感じなのでしょうか。
答弁 総務課主幹 浦東史博(総務課主幹は2021年9月まで)
より具体的に申し上げますと、策定済みの避難所の運営マニュアルにつきましては、そこまで細かく一つ一つの規定はございませんが、具体的にそういった長期化になるような大規模な災害があったときには、マニュアルにも記載しておりますけれども、保健師等による避難所の定期的な巡回をするということを1つ入れております。こういったことを活用しながら、避難所を回っていただいて、それぞれ声かけしていただきながら、それぞれの避難所でまた避難する方々も女性の割合が多いだとか、高齢者の方の割合が多いだとか、いろいろな避難所のケースが出てくると思います。それぞれの避難所のケースに合った避難者のニーズを吸い上げた中で災害対策本部と連携取りながら、具体的にそういったときには対応していきたいと考えてございます。
再質問 13番 建部和代
保健師の方が来たり、そういう方が来て、いろいろ皆さんのお話を聞くということなのですけれども、先日、行われた防災マスターフォローアップ研修会、このときにも女性がいかに避難所でいろんな問題を抱えながらの生活をされたかというお話を聞かせていただきました。そういう部分では女性を取り巻く環境をしっかりと考えて、女性の視点をしっかりと入れた避難所の運営をやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。最後に、締結された協定による災害時の提供品目についてお話を聞きました。今のところそういう部分については5件ということなのですけれども、今、我が町には備蓄品もありますので、きっとある程度それで補えるのであればそれで行っていくのではないかなという思いでいるのです。そこで大変細かいことになるのですけれども、備蓄品についてもきっと想定をされているのではないかと思うのですが、何日分とかという備蓄品の間隔というのは考えないで、考えないというか、何かその辺のことについてはあえて日にちというのは決めてはいないということでよろしいのですか。
答弁 総務課主幹 浦東史博(総務課主幹は2021年9月まで)
おっしゃるとおり、何日分というような規定はございませんので、町のほうで必要だと思われたときに必要な量を要請したいということで考えています。
再質問 13番 建部和代
備蓄品のことで、先日も1回質問したと思うのですけれども、大変私が心配することは、災害が発生して、乳幼児を抱えたお母さんが急いで避難されてきた。赤ちゃんが泣き出したりしたときというのはミルク、粉ミルクよりも液体ミルクが大変喜ばれるのだと思うし、すぐ子どもに飲ませようと思っても粉ミルクですとそこから準備が始まるということになりかねないのだと私はすごく心配しています。そういう部分でもお母さんの精神的な負担というのは大変なものがあるのではないかなと私思います。そういう部分でも災害時直後でも液体ミルクの備蓄品があると、本当にお母さんがほっとされるのではないかなと思っております。そういう部分でぜひ液体ミルクを備蓄品に入れていただけないかなという考えのことと、それと粉ミルクについてですが、避難所でミルク瓶の使用というのは、衛生面だとか消毒とか様々あるのです。それで、使い捨てのミルク瓶を用意すべきではないだろうかなということも考えているのですけれども、その辺はどうでしょうか。
答弁 総務課主幹 浦東史博(総務課主幹は2021年9月まで)
まず、液体ミルクを備蓄品に入れてはどうかということなのですが、こちらもいろいろ数年前に話題にはなったものでございますが、今のところまだ粉ミルクと比べますと単価が非常に高いという部分と、あと賞味期限がちょっと短いというところがネックになってございまして、どうしても粉ミルクのほうが有効性が高いという考えで今のところやってございます。今後におきましては、例えば液体ミルクが国内において本当にメジャーになって、品質も改良されて、単価も安くなり、賞味期限も延びてくれば、それはそのときに考えていきたいなと思ってございます。また、使い捨てのミルク瓶の哺乳瓶のことだと思うのですが、こちらのほうに関しては本町では備蓄はしてございませんが、先ほど壇上でも答弁しましたが、地元の具体的にはイオン北海道と協定結んでいまして、あそこだとベビー用品を取り扱ってございます。また、最悪ここの地元になければ、イオン北海道と提携していますので、道内からでも、ちょっと時間はかかりますけれども、取り寄せることも可能となってございますので、そういった部分で補っていきたいと思ってございます。
再質問 13番 建部和代
災害時って、申し訳ないのですけれども、時間がかからないような体制で用意していかなければいけないかなと私なんかは思いますので、ぜひそういうことも含めて考えていただきたいなという思いでおります。最後にですけれども、何かすごく大変細かなところまで質問させていただいたのですけれども、災害が起きたときというのは、避難所で子どもたちのこと、高齢者のこと、女性のことというのは本当に細やかな視点が重要になってくるのだと思います。そのためにぜひ防災等での女性の参画が絶対必要だと思います。町としてもおいおい考えていきたいという思いでいらっしゃるようですが、ぜひ速やかに進めていただきたいなという思いでおりますので、よろしくお願いいたします。以上で質問を終わります。