みんなの議会

新ひだか町議会 令和3年第3回定例会 2021年6月23日

生理の貧困対策について

2021年6月23日、新ひだか町議会の一般質問で、谷園子議員が「生理の貧困対策について」質問し、管理課長 田口寛、健康推進課長 中島健治、管理課主幹 太田康紀、町長 大野克之が答弁しました。

質問者
谷園子 議員
答弁者
管理課長 田口寛、健康推進課長 中島健治、管理課主幹 太田康紀、町長 大野克之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 谷園子

通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。1つ目の質問は、「コロナ禍における「学びの保障」について」です。昨年7月2日、国に対して全国知事会会長・全国市長会会長・全国町村会会長の3者が連名で新しい時代の学びの環境整備に向けた緊急提言を出しました。その内容は、子どもたちの学びを保障するためには少人数学級により児童生徒間の距離を保つことができるよう教員の確保がぜひとも必要である、また学校の臨時休業など緊急時においてのオンライン学習の環境整備に触れ、GIGAスクール構想において最適な学びを実現するためには少人数によるきめ細やかな指導体制が必要であり、学習用ソフトウエアを含む端末、ネットワーク環境の改善及びそれらを有効活用するためのICT教育人材の配置の充実が必要であるというものです。具体的には少人数編制を可能とする教員の確保、GIGAスクールサポーターなどのICT教育人材の配置・充実、更新費用やランニングコストなども含めたICT環境整備に必要な財政措置を早急に図ること、以上の3点です。そこで、当町におきましては、年度当初の教育行政執行方針において学校教育の充実を掲げています。1人1台タブレットをはじめとするICT機器などを活用して、「主体的・対話的で深い学び」を進めるということです。現在、新型コロナウイルス感染症の広がる状況下にあって、ICT機器は教員・子ども間のコミュニケーションを取る有効な手段となり得ます。同時にコロナ禍における授業においても教師と児童生徒への対面指導、子ども同士の関わり合いを通じて行われる「学びの保障」をどうつくっていくのかが大事だと考えています。以上を踏まえて、以下の質問をいたします。現在、感染症予防のために児童生徒間の十分な距離の確保が求められていますが、町内の小中学校の現状はどうなっていますか。子どもの安全を確保しつつ少人数におけるきめ細やかな指導体制をどのように図っていくお考えですか。昨年、十数人規模の「分散登校」が取り組まれましたが、そのような形は考えていますか。次に、タブレットなどのICT教育、オンラインの充実についてです。1つ、新型コロナウイルス感染症が広がるこの間、オンライン授業は実際にどの程度取り組まれていますか。2つ、タブレットでの授業づくりは、オンラインも含めて準備に時間と手間がかかります。実際に教員と子ども、家庭がズームなどを使えるようになるまでICT支援員が必要と考えますが、配置する考えはありますか。また、教員の負担を減らすための行政の支援については、どのように考えますか。3つ、全家庭でのWi―Fi環境の保障ですが、モバイルルーターの貸出し状況はどうなっていますか。4つ、家庭での経済的負担についてですが、学習通信費の公費負担については就学援助世帯に年額1万2,000円補助とのことです。低所得世帯につき制限の補助でありますが、家庭学習を保障するために十分な額であると考えていますか。また、万が一故意ではなくタブレットが壊れた場合の修理・交換は行政が負担すべきと考えますが、いかがですか。次の質問は、「生理の貧困対策について」です。経済的理由で生理用品の入手に苦しむ生理の貧困が新型コロナウイルス感染症拡大で顕在化し、社会問題となっています。「みんなの生理」という団体の2月の調査では、経済的理由で生理用品の入手に苦労した学生は20.1%、生理用品ではないものを使用した学生は27.1%もいました。5月28日に発表された内閣府男女共同参画局の調査では、生理用品を配付する自治体が5月19日時点で全国で255団体もありました。配付場所は学校や公共施設、困窮者の支援窓口、子ども食堂などもあります。また、6月1日、政府は女性活躍に向けた2021年重点方針の中に生理の貧困対策を明記しました。そして、自治体が行う生理用品の提供を地域女性活躍推進交付金により支援することを決定しました。また、地域子供の未来応援交付金も活用して子どもの支援に結びつけることや学校、ハローワーク、福祉事務所などで生理用品の提供を進めることに文部科学省や厚生労働省、内閣府が連携するとしています。生理の貧困は、健康や教育の機会にも影響します。そのため、特に今、東京、京都、埼玉、神奈川、愛知をはじめとして全国各地の自治体で小中学校などの女子トイレに生理用品の無償設置が広がっています。当町もぜひ生理用品を町内の小中高等学校、そして公共施設の女子トイレに設置すべきと考えますが、当町はどのように考えますか。以上です。御答弁よろしくお願いいたします。

答弁 管理課長 田口寛(管理課長は2023年12月まで)

谷議員から御質問の教育行政についての大きな1点目、「コロナ禍における「学びの保障」について」の1点目、「感染症予防のための町内の小中学校の現状について」御答弁いたします。町立学校においては、「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~「学校の新しい生活様式」~」に基づき学校における感染及びその拡大のリスクを可能な限り低減した上で学校運営を継続し、児童生徒等の学びを保障するための取組を進めております。具体的には健康観察及び手洗いやマスク着用、換気といった基本的な感染症対策に加え、感染拡大リスクが高い3つの密を避ける、身体的距離を確保するといった感染症対策を徹底することを指導するとともに、発熱等の風邪の症状がある場合等には登校しないことを徹底しております。御質問の「分散登校」については、地域の感染状況を踏まえ、学習活動を工夫しながら可能な限り学校行事や部活動等も含めた学校教育活動を継続し、子どもの健やかな学びを保障していくという観点から感染状況によっては取り得る措置となりますが、それぞれの学校規模が異なることなどを十分に考慮して対応してまいりたいと考えております。続いて、2点目、「タブレットなどのICT教育・オンラインの充実について」御答弁いたします。「(1)オンライン授業は実際にどの程度取り組まれていますか」についてですが、新ひだか町GIGAスクール構想により児童生徒1人1台端末が整備されていることから、これまでの環境整備から活用促進へ移行する段階であると認識しております。令和3年4月以降、感染症不安等によりやむを得ず学校に登校できない児童生徒に対し、タブレット端末を活用したオンライン朝の会や授業配信を実施しているところであります。次に、「(2)タブレットでの授業づくりは、オンラインも含めて準備に時間と手間がかかります。実際に教員と子ども、家庭がズームなどが使えるようになるまでICT支援員が必要と考えますが、配置する考えはありますか。また、教員の負担を減らすための行政の支援についてはどのように考えますか」についてですが、御指摘のとおり、タブレットでの授業づくりはこれまで経験したことのないものですので、教職員・児童生徒・家庭とも不慣れで、手探りの部分はありますが、新型コロナウイルス感染症の急拡大に伴いICTを活用した学びの保障が強く求められていることから、今回の補正予算において国の補助事業を活用し、GIGAスクールサポーター業務委託料を計上させていただき、各小中学校ICT環境の活用について専門業者に委託し、人的体制を整備することとしております。このことにより教職員研修のほか、実際の授業におけるICT活用においても知見を有する者が直接携わることで全ての学校・学級において学校と家庭の双方向でのコミュニケーションが可能となることを実現するとともに、健康観察をはじめ学習課題や授業動画等の配信、オンライン学習の実施など町立学校における児童生徒の学びの保障についてより一層の推進を図ってまいりたいと考えております。また、教職員の負担軽減についてはサポーターによる研修のほか、現在、新ひだか町で導入している児童生徒の端末管理システム等の運用管理は全て管理課で実施していることから、授業で活用する場面以外では教職員の負担は発生していないものと認識しております。「(3)全家庭でのWi―Fi環境の保障ですが、モバイルルーターの貸出し状況はどうなっていますか」についてですが、家庭でのWi―Fi環境のない世帯への支援ですが、申出を受けて、54件のモバイルルーターの貸出しを行っております。次に、「(4)家庭での経済的負担について、学習通信費の公費負担については就学援助世帯に年額1万2,000円補助とのことです。低所得世帯に月1,000円の補助でありますが、家庭学習を保障するために十分な額であると考えますか。また、万が一故意ではなくタブレットが壊れた場合の修理交換費用は行政が負担すべきと考えますがいかがですか」についてですが、家庭における通信費負担の就学援助についてでありますが、就学援助制度につきましては支給項目や支給額は各市町村の裁量で一般財源で実施するものであることから、新ひだか町においては国等の通知に基づき令和3年度から就学援助費にオンライン学習通信費の支給項目を拡充したところであります。また、就学援助費自体は経済的理由により就学困難と認められる児童生徒の保護者等に対し就学に必要な経費の一部を支給することにより保護者等の負担軽減を図り、義務教育の円滑な実施に資することを目的とするものでありまして、家庭の負担を全て扶助するという性質のものではありません。各家庭宛てにお知らせした「端末活用ガイドライン」では、月1,000円で通信容量3ギガバイト程度のものを参考に記載しており、この通信容量ではおおむね5時間程度のビデオ通話が可能となりますし、このお知らせにおいて故意、または重大な過失によるタブレットの破損等は保護者の負担となる旨を記載していますが、それ以外の破損等については他の学校備品と同様に原則として公費による修理を想定しております。なお、家庭学習に当たっては今回導入したドリル教材では学校であらかじめ必要な教材をダウンロードすることでインターネットのつながらないオフラインの状態でも利用することができるため、学習データを学校でつなげた際に学習データがクラウド上に反映されるシステムとなっておりますので、インターネットがつながらない家庭でもドリル教材を使った家庭学習に十分活用でき、効果が期待されるところであります。

答弁 健康推進課長 中島健治(健康推進課長は2023年3月まで)

谷議員御質問の「「生理の貧困」対策について」御答弁申し上げます。「生理の貧困」とは生理用品を買うお金がない、あるいは利用できない環境にあることを指すと言われており、発展途上国だけでなく、世界的にも問題視されている社会問題の一つでございまして、諸外国では生理用品の無償化や行政サポートが始まっております。日本においてもコロナ禍の影響によりアルバイトができず、経済的に困窮する学生が増えていると言われ、日常生活に支障が出ている状況で、学生の5人に1人が生理用品の入手に苦労しているとの報道があったことを承知しております。また、生理の貧困変更については経済的に困窮している方だけでなく、ジェンダー不適合の人々などのセクシャルマイノリティーの方々にも高いリスクがある問題として認識しており、非常に難しい問題であると考えます。谷議員の御質問要旨にありますように、内閣府の調査においてもこの生理の貧困について255の地方公共団体が生理の貧困に係る何らかの取組を行っておりますが、その調達元は防災備蓄品の転用や住民、または企業からの寄附に頼っている現状でございます。したがいまして、今日のコロナ禍での経済的困窮により生理の貧困がクローズアップされましたが、経済的理由により一時的に無償配付や公共施設への配置だけで生理の貧困問題が解決するものではないと考えております。当町に経済的な理由として生理の貧困について相談された例はございませんが、恥ずかしいという理由からなかなか言い出せない方もおられたかもしれません。当町としましては、社会的情勢の実態把握を行い、関係部署と協議してまいりたいと考えておりますので、御理解ください。なお、当町の小中学校及び高等学校などの教育施設においては全学校の保健室に常備されており、必要に応じまして児童生徒からの要望・相談があれば対応をしている状況でございます。

再質問 10番 谷園子

一通り御答弁をいただきましたので、再質問に入らせていただきます。学びの保障のところで幾つか分からなかったのですが、3つの密を避けると子どもたちの身体的距離を確保する対策を指導するとのことですが、机と机を空けるのかとか、ちょっと具体的にお聞きします。

答弁 管理課長 田口寛(管理課長は2023年12月まで)

まず、新しい生活様式ということで、その実践例では一人一人の基本的感染症対策では、感染防止の3つの基本としまして身体的距離の確保、それからマスクの着用、手洗い、これは徹底した対策ということで取っているところでございまして、日常的な基本的な生活様式の中で小まめに換気することとなっているところでございます。学校においては、教室の面積や1学級当たりの児童生徒数によりそれぞれ条件が少し異なってきますけれども、これらを踏まえた感染症対策を徹底して行うということとしております。

再質問 10番 谷園子

分散登校について感染状況とか学校規模に応じて対応するとのことでしたが、どのような状況になったらやると考えているのかをちょっとお聞きします。

答弁 管理課長 田口寛(管理課長は2023年12月まで)

学校においてはまず地域の感染状況を踏まえまして、学習活動を工夫しながら可能な限り学校の行事等を含めた学校教育活動を継続しまして、子どもの健やかな学びを保障していくことが重要であると考えております。その上で、家庭内感染ではない感染者が複数発生するなど学校内での感染が広がっている可能性が高い場合等は、学校の臨時休業の判断を行うとしているところでございます。なお、臨時休業を行う場合においては、児童生徒の学びを保障する観点から例えば分散登校により感染リスクを可能な限り低減したり、また登校の機会を設ける工夫を行うということが必要であると考えておりますので、分散登校も場合によっては臨時休業が行われた後、地域の感染状況だとかを踏まえて適切に考えなくてはならないなと考えています。ちなみに、今回、高校のほうでクラスターが起きて、長期間臨時休業ということになりましたけれども、1つの学校では、その後、時間差によって分散登校にした事例もありますので、場合によってはそのような措置も取る場合もあるということを認識していただければなと思います。

再質問 10番 谷園子

少人数によるきめ細かな指導というところでお聞きしたいのですが、実際の授業で主体的・対話的で深い学びをしていくということで、今、学校のほうで班行動学習をやっているはずです。教え合うとか協力し合うとか参加型の学習だと思うのですが、このような学習の中でもICTとかタブレットの活用というのが行われているのか、どのようにタブレットの利点を生かして授業の中でやっているのか、その辺のことをお聞きしたいです。

答弁 管理課主幹 太田康紀(管理課主幹は2022年12月まで)

今回、当町で整備したタブレット端末につきましては、GoogleのChrome OSを搭載した「Chrome book」という機種を選定してございます。この機能の中に複数の児童生徒が同時に入力や編集できるホワイトボード的な機能やプレゼンテーション、表計算を行うというような機能のものがございまして、紙であれば一人一人が書いたものを持ち合うということになりますけれども、こちらでは同時に複数の人間が一緒に編集をして作業ができるというところで、ここで個人の考えを例えば班の中で共有し、それをさらにクラス内で発表するというような活用を進めるというふうにしてございます。

再質問 10番 谷園子

そこの中で意見を言い合ったり、子どもたち同士がいろいろ発表し合ったりするというふうに理解していいのですね。それで、次の質問に行きます。タブレットとかオンラインのほうなのですけれども、タブレットの保管状況というか、持ち帰りというのは毎日持ち帰っているのかどうかお聞きします。

答弁 管理課主幹 太田康紀(管理課主幹は2022年12月まで)

タブレット端末については、全ての学校で持ち帰り学習を行っておりまして、ただその頻度については現時点で毎日という学校と、土日に向けてというような形で、それぞれの学校での対応としているところでございます。

再質問 10番 谷園子

それで、実際に欠席している子にオンライン朝の会や授業も実施したとのことですけれども、実際何回ぐらいやったのかなということと、先ほど配信していると言っていたのですけれども、子どもも参加して発言したりできるような形なのか、どのような形だったのかをちょっとお聞きします。

答弁 管理課主幹 太田康紀(管理課主幹は2022年12月まで)

まず、オンライン朝の会につきましては、児童生徒が欠席しているときだけではなくて、現在においても引き続き通常の対面とオンラインの部分をハイブリッドで使うような形で対応しております。その中では、例えば教師・担任からの連絡事項を紙ではなくてオンラインのシステム上で表示し、間違いがないように確認をするというような形で、操作方法の習得も含めて対応しているというような内容でございます。また、授業の配信については、こちらもオンライン上にある各学校の各学級で、中学校については各教科についてもそれぞれ分かれたクラスになってございまして、こちらに当該学級の児童生徒と教職員が一緒に入っておりまして、その中で実際にやっている授業をリアルタイムで配信する。その際には児童生徒も発言することができますし、教員からの一方向だけではないというような内容で対応するところでございます。

再質問 10番 谷園子

分かりました。実は実際タブレットの授業などをしている先生方にお話を聞いてみたのです。先生方が言っていたのは、タブレットのよい面がたくさんありますと。それを使うことで主体的になれる子がいる。あと、字を書くのが苦手な子にとっては勉強へのハードルが低くなると。それとか、先生の配信を一人一人の子どもが受け取って、それぞれ学習できるなどよい面がありますということです。ただ、先生方はこうも言っていました。子どもの学力は字を書く、ノートを取ることで育つ面もある。タブレットは有効だが、それありきではないのです。教師はアナログとデジタル、それぞれのよい面を使えるようになりたいと言っていました。先生方から要望があったのですが、オンラインなどについても先生方はどんな教材があるのかとか、勉強したり、教え合ったり、先生方で紹介し合ったりして交流し合いたいとのことでした。先生方でこんな教材を使ったよとかこういうものがたまったよと紹介し合う、そういう勉強の場が欲しいと言っていました。ぜひ教育委員会としても、そういう先生方のやる気とか熱意とか、支援していただきたいと思いますが、どうでしょうか。

再質問 10番 谷園子

一般質問です。そういう先生方のことを踏まえてそういう交流の場など、そういうものも考えていってもらえませんかという質問です。

答弁 管理課主幹 太田康紀(管理課主幹は2022年12月まで)

町内の教職員については、教職員全員で研究をするための団体として「教育研究協議会」というものがございます。その中では、既に研究発表大会等、会議等も行っておりますので、ちょっとおっしゃられているところが何とも言いませんけれども、その中で様々な交流はできているというのが基本的な認識でございます。ただ、その中においても教育委員会としましては夏季休業期間、冬季休業期間等の時間にそういった操作の研修会、簡単なものから応用的なものまで学び合えるような場を設定していきたいと考えてございます。

再質問 10番 谷園子

現場も手探りで始めている状況なので、ぜひそういうのも進めていただきたいと思います。次に行きます。先ほど先生方の支援として教育委員会の管理課で運用管理を全て実施していると。先生方の負担をなくしているということだったのですけれども、初期設定とかいろんなことを全部教育委員会でやっているということですが、どういうふうなことやっているのかちょっと教えてください。

答弁 管理課主幹 太田康紀(管理課主幹は2022年12月まで)

導入後の管理課で所管をしている管理運用としましては、当然、年度が替われば児童生徒も替わりますし、教職員も替わります。学年も変われば、クラスも変わるというものについてそういったオンライン上、タブレット端末を使うための各種設定が必要となってまいりますので、そちらについては学校では行わず、全て教育委員会で対応しているというような内容でございます。具体的には、今回でいきますと全小学校はそれぞれの学級・学年、中学校については学級・学年にプラスして各教科での対応となりますので、9校で183件の学級というものをつくってございます。こちらに教職員304人分をそれぞれ分散して登録するというようなことは管理課でやっておりますので、教職員も児童生徒もログインをした段階で自分が所属する学校・学年・学級に自動で入れるような状態にして使っていただく内容にしてございます。

再質問 10番 谷園子

ありがとうございます。それで、今回、人材の支援として業者によるGIGAスクールサポーターを配置してくれるとのことです。それがどこの学校にどのくらい、何人ぐらいの配置になるのかという概要とそのスクールサポーターの人の主な業務というか、どういうサポートをするのか、その辺を説明お願いします。

答弁 管理課主幹 太田康紀(管理課主幹は2022年12月まで)

GIGAスクールサポーターにつきましては、想定をしておりますのは、学校規模にもよりますけれども、各学校を年間に6回程度訪問して、全ての学校の全ての学級に直接携わることができる程度の回数で訪問できるというようなことを今考えてございます。こちらについては、業務としては授業のときにおける実際の端末操作やトラブルの対応、オンライン学習におけるシステムのサポート、不明な部分がある場合のヘルプデスクによる支援、研修会の実施等々を行うということで考えてございます。

再質問 10番 谷園子

GIGAスクールサポーターは、そういうトラブルとか端末操作の対応、環境整備にサポートをしてくださる方だと思います。私の質問したICT支援員ですけれども、ちょっとスクールサポーターとは違うものだと思うのですが、ICT支援員のほうは授業計画の作成支援とか授業の打合せなど、より教育的・専門性のある教師の事務的なところのお手伝い、サポートをする方かと思うのですが、どうですか。それで、先ほど御答弁でもタブレットの授業づくりがこれまで経験したことのない手探りということでしたので、今後、ICTの授業つくっていくに当たっては、ICT支援員というのが必要になってくると思うのですが、当町でこのICT支援員配置ということの見通しや検討というものはされているのか、どのようになっていますか。

答弁 管理課長 田口寛(管理課長は2023年12月まで)

ICT支援員につきましては、おっしゃるとおり、日常的な基本なICT活用、授業する際の支援をサポートするものという形で配置するものと認識してございます。現時点においては、今回のGIGAスクール構想によります急速かつ急激な学校のICT化を支援等するため国の補助事業を活用して、GIGAスクールサポーターが必要であるということで、今回計上させていただいておりますけれども、教職員につきましてはその内容を踏まえて従前から教職員本人も研修・研さんを積んでいただくというのは教育職員としての職務でもありますので、恒常的にそういう支援が必要かというと、そういうものではないものというふうに認識しておりまして、現時点ではICT支援員を配置するという考えはございません。

再質問 10番 谷園子

現時点ではないということでしたが、国の計画では2022年までに全国の小中学校の4校に1人ICT支援員を配置するという計画があります。それを待っているというか、国のそういう方針とかお金が出るの待っているということなのか、ではないと思いますが、教育委員会としても本当に今いろいろ教師の支援をやってくださっていると思うのですが、授業をつくっていったり、オンラインのをつくっていかなければならない先生方にとっては、これますます授業づくりの工夫が求められている今、ICT支援員というものを配置していくというような早急な検討というのが必要ではないかと思いますが、どうですか、そういうことは。検討できませんか。

答弁 管理課主幹 太田康紀(管理課主幹は2022年12月まで)

おっしゃるとおり、文部科学省で出しております教育のICT化に向けた環境整備計画の5か年計画ということで、2018年から2022年までの間で4校に1人程度の配置をするようにということで、こちらについては地方財政措置となってございます。内容については、交付税の算定の中の内訳の基礎数値として計算の中に入っているというものでございまして、それが当町において実際にどういうふうに必要なのかどうなのかというものについてはそれぞれの自治体が個別に判断すべきものと考えてございます。繰り返しになりますけれども、先ほどのGIGAスクールサポーターは今回の急激・急速で対応が難しいという部分については私ども必要であるという認識の下、対応してございますけれども、それを今年度やって、次年度以降支援員を配置して対応するということは考えてございません。

再質問 10番 谷園子

今は考えていないということですが、今後もまた課題としていただきたいと思います。次にモバイルルーターのことでお聞きします。モバイルルーターは185台たしか用意していたと思うのですが、54件の貸出しだということで、これはドリル学習をやっているからなのか、こんなに貸出しが進んでいない理由はなぜなのですか。

答弁 管理課主幹 太田康紀(管理課主幹は2022年12月まで)

モバイルルーターは、おっしゃるとおり、185台昨年整備をしてございます。こちらについては、学校を通じてインターネット環境のない方というのを調査をさせていただきまして、そのうち御希望される方ということで対応しているところでございまして、こちらは6月時点で54台ということでございましたけれども、昨年から今までの間に貸したけれども、もう光回線を整備した、あるいはほかの対応をしたのでということで戻ってきているという台数も十数台ございますので、それは各家庭での御判断によるものと考えてございます。これについては、使い道自体は基本的に制約しているものはございませんので、タブレット端末は当然つないで家庭学習等々使っていると思いますけれども、それ以上の内容についてはちょっと把握してございません。

再質問 10番 谷園子

もう光回線につないだので戻ってきている分もあるという話なのですが、やっぱりこれからオンライン学習なりなんなり、ネット環境というのは必要になると思うので、教育委員会でしていると思うのですが、積極的にモバイルルーターも普及していただきたいと思います。通信費なのですけれども、月1,000円のプランを勧めていると。これ5時間使えるというのは、1日5時間使えるということですか。

答弁 管理課主幹 太田康紀(管理課主幹は2022年12月まで)

こちらについては、月に5時間というような容量で3ギガバイトという形になってございます。

再質問 10番 谷園子

月に5時間というのだったらちょっと足りないのではないかなと思いますし、必要な学習に充てようと思うと自己負担につながっていくことになるのではないかなと思うのですが、契約というか、通信費のことについて学校のほうにお聞きしたのですけれども、通信費の契約というのが個人、家庭に任されていて、個人契約になっているとのことです。学校では、子どもたちのそういう契約状況は把握していないということでした。家庭学習の環境をちゃんと整えていくという意味で、漏れている家庭がないのかというようなことなど、教育委員会でそういう契約状況なりなんなりをきちっと今後把握していく必要あると思うのですが、どのように考えますか。

答弁 管理課主幹 太田康紀(管理課主幹は2022年12月まで)

どこの学校で把握していないと言ったのか分かりませんけれども、私どものほうでは3月時点で各学校に照会をして、全ての学校・学級、千五百何人の児童生徒のうちインターネットある・なしというような形で、「ない」と回答いただいたのは216名でしたということで、こちらについては既に調査をしているところでございます。また、1か月5時間であれば短いのではないか、足りないのではないかということでございましたけれども、こちらにつきましてはあくまでも今回就学援助の金額を参考とした際の、その中で対応するというものであればこういうものがありますというような御紹介をしたことでございまして、必ずしもこれにしてくださいということではありません。家庭によっては光回線を使っていれば月に5,000円や6,000円というのはかかってまいりますけれども、そこの一部の経費を負担するということで就学援助として対応しているところでございますので、そちらのほうは御理解いただきたいと思います。

再質問 10番 谷園子

今の御答弁ですけれども、就学援助のことで通信費のことをお聞きしているのではなくて、私としては教育というのは無償だということで、通信費がそういうふうにかかるということはどうなのだろうということで質問をしています。令和3年6月7日の北海道新聞の記事ですけれども、こういう報道あったのです。義務教育の紙の教科書は国が無償で配付していたのに、タブレットで使うデジタル教科書については無償になる保証がないと書いています。端末の更新費用や家庭での通信費は、全額国庫負担になるかは不透明だと。それで、最後のほうに全国都道府県教育委員会連合会などが費用負担について家庭や自治体の財政状況によって教育格差が生じることがないよう国が措置してほしいと要望を上げたと報道されていました。これGIGAスクール構想も義務教育としてやるのですから、無償というか、それが基本ですから、通信費などに自己負担がないような方法で町の教育委員会としてもそういう視点で考えていくべきではないかと思いますが、どうですか。

答弁 管理課主幹 太田康紀(管理課主幹は2022年12月まで)

教育委員会連合会等で要望している内容についてもこちらでも把握はしてございます。それで、デジタル教科書は現在のところ有償でございまして、今後の動向については不明なものもありますけれども、連合会としては無償にするように要望をしているということでございますし、そのほかネットワーク環境ですとか、ソフトウエア、端末の更新等については財政措置を講じるように要望しておりますけれども、この中においても通信費については家庭の負担軽減を図ってくださいという形になっているところでございます。光回線を引きましたというときに全てを学習のみに使うかどうかというのは、正直、教育委員会では分かりかねる部分がございます。その際に全てを小学生と中学生は町教育委員会が無償で負担しますよということにはなかなかならないのではないかなと考えておりますので、そちらのほうは御理解お願いいたします。

再質問 10番 谷園子

光回線とかの関係も分かりますけれども、就学援助とか低所得の家庭というのは本当に大変な面がありますし、そういう自己負担というものはそれでいいのだと思うのではなくて、国庫負担をしていくというようなスタンスが必要だと思います。次、修理費の質問にしたいと思います。故意には分かるのですけれども、重大な過失による破損は保護者負担になるということでしたが、「重大な過失」ということはどういうものを想定しているのかお聞きします。

答弁 管理課主幹 太田康紀(管理課主幹は2022年12月まで)

こちらについては児童生徒・保護者用にタブレット端末を使う際の活用のルール、あるいはガイドラインという形で既に配付をしてございます。その中では、タブレット端末を持ったまま走ったりですとか、かばんの下に置いて踏んだり、日光が直接当たることやストーブの近くなどに置いてはいけませんというようなごくごく一般的なことについてはお話というか、通知をさせていただいておりますので、こちらに対して壊れたものについては公費で負担をする、それ以外の例えば投げつけて壊したですとか、そういうものについては故意、また重大な過失に当たるだろうというふうに考えてございますので、それがどのような内容というのは個別の具体例によるかなと思いますけれども、それに応じて対応してまいりたいと考えてございます。

再質問 10番 谷園子

分かりました。最後に教職員の負担軽減に関して教員の実態も含めて質問したいのですけれども、学校は休み時間が5分しかないのですが、先ほどタブレット毎日持って帰っていたり、学校のほうで平日は保管していて、土日だけ持ち帰るというようなお話もあったのですけれども、タブレットを保管していて、学校で使う場合に保管してある場所から休み時間にワゴンで教室に運んでくると。一人一人に、子どもたちに渡してから授業が始まるというような状況があったり、新型コロナウイルス感染症の中で子どもも先生もうがいをしたり、手洗いをしたり、そして消毒したり、すごく多忙である。特に教師は、タブレットもそうですけれども、手の触るところを全部拭いて歩いたり、消毒して歩くというようなことも起こっています。ふだんでも教師は次の日の授業をつくるだけでも本当に多忙なのですけれども、今、行事とかも新型コロナウイルス感染症で行事の立案も例年とは全然違うとか、本当にいろんな負担が増えている状況があって、実はそのような状況を踏まえて、浦河町では清掃要員というのを町で雇ったということです。うちの町も全部管理運営のほうの設定もしていただいていたり、本当にやっていただいていると思うのですが、例えば、清掃要員みたいな、そういうような教師の負担軽減というのを検討はしていただけないか、その辺をお聞きします。

答弁 管理課主幹 太田康紀(管理課主幹は2022年12月まで)

働き方改革のところにも通ずるところもありますけれども、当町においては清掃要員ということでございませんが、今、学校の規模に応じて校務補や事務生を委託化してございますけれども、必ず全ての学校に配置をしているところでございます。北海道においてそういった作業が、「スクール・サポート・スタッフ」という制度についても申請をしてございまして、実際に昨年も今年も配置をしているというような内容でございます。町教育委員会としては清掃だけに限らないですけれども、そういったものも学校の要望に応じて随時対応していると考えておりますので、そのように御理解いただきたいと思います。

再質問 10番 谷園子

そういうふうにいろいろと対応をしていただいているという理解をいたします。以上で1つ目の質問は終わります。次に、生理の貧困の再質問に入らせていただきます。関係部署と協議してまいりたいという前向きな御答弁をいただいたと思います。ここで言っている関係部署というのは何課と何課とか、またどのような機関を指しているのか。また、どのような協議をいつぐらいから始めるのか、その辺をお聞きします。

答弁 健康推進課長 中島健治(健康推進課長は2023年3月まで)

先ほど壇上で御答弁した内容ですけれども、現段階では経済的な理由によって生理の貧困という相談例がないということがございまして、その協議については具体的な取扱いについてはまだ想定していないところが正直なところでございます。ただし、この生理の貧困問題につきましては単に貧困であるというだけでなくて、様々な要因に起因して生じているものと考えているところでございまして、相談業務など通常業務の中で必要に応じて関係課との連携を図りながら解決・対応できるものについては対応していきたいという考えでございます。

再質問 10番 谷園子

女性参画であれば企画課だったり、今回の小中学校とかという配置とかなら教育委員会だったり、あと貧困が福祉課だったりとかいろいろあると思います。実際にこれを具体化していく中では例えば社会福祉協議会だったり、ハローワークだったり、校長会だったりいろいろ出てくると思いますので、ぜひその辺を積極的に庁内でも協議していただきたいと思います。御答弁でも触れていただいたのですけれども、今この生理の貧困というのが世界的な社会問題になっていまして、ヨーロッパでもアジアでもアフリカでも世界中で貧困の問題、女性の社会進出や衛生とか健康とか教育の問題として政治の優先課題に取り上げられています。スコットランドは2020年11月に世界で初めて必要な人全てに生理用品を無償配付する法律を可決して、今、学校や公共施設で配付しているということですが、この日本でもこの3月から5月の2か月間の間に生理用品の無償提供を公表した自治体が100団体を超えて、今現在もどんどん増え続けています。それで、私の今回の質問は対策の初めの一歩としてまず学校とか公民館とか図書館とか、そういうところでトイレに無償で設置していただきたいという趣旨で質問いたしますので、そこに絞って質問します。既に令和3年4月に文部科学省からの通知で交付金を使って生理用品などの生活必需品の提供に触れている通知が来ていると思いますが、どのような中身でしたか。

答弁 管理課長 田口寛(管理課長は2023年12月まで)

令和3年4月14日付の文部科学省から出ている通知のことだと思いますけれども、確かに北海道教育委員会を通じまして町教育委員会に通知があったところでございます。その通知内容については、内閣府が実施する「地域女性活躍推進交付金」及び「地域子供の未来応援交付金」を活用して実施される事業についての教育委員会・学校への協力要請・協力依頼というような通知内容になってございます。今、申し上げた交付金は2つありますけれども、一つは先ほど議員さんもおっしゃっていました地方公共団体がNPOだとか社会福祉協議会だとか、そういう団体に委託をして、女性への相談支援、それから居場所の提供などを行う場合にこの交付金を使って、その中の一部として女性や子どもたちへの一環した事業の中で生理用品の提供を行うことも可能としているという事業のようでございます。それが国でいう交付金の対象の一つにまずしている。もう一つは「地域子供の未来応援交付金」ということで、これも地方公共団体がNPOだとか社会福祉協議会だとかに委託をして、子ども食堂だとか学習支援といったような子どもの居場所をつくる、そういう事業を行う場合にその事業の一環として生理用品の提供を行うという場合には、この交付金の対象になる。その対象になった際に教育委員会としても学校としても協力をしてくださいというような通知が4月14日付で文部科学省から出されているというところでございます。教育委員会としましては、そういった事業展開が今後された場合には学校と協議をしまして、適切なる対応をしていきたいと考えております。

再質問 10番 谷園子

町全体の相談窓口とか、そういうことがあった上での使える交付金についてという説明だったと思うのですけれども、その一部の中に子どもと女性支援が入っていたという説明でしたが、その通知の中には学生の支援、手に取りやすい場所に置くとか、言い出しにくい児童生徒に配慮して、提供場所を保健室のほかにも設ける、必要とする児童生徒が安心して入手できるよう提供方法や配置場所の工夫を求めるというような要件が入っています。さっき御答弁もいただきましたが、防災備品を転用したり、寄附もあるけれども、町独自に予算を組んで、何十万円かの予算ですから、どんどんやっているというところがいっぱいあるということと、実際に、私最初の質問で言ったのは6月16日に政府が決定した方針では、4月の時点の通知からもっと前向きに中身が変わっているということは申し上げたいと思います。それで、政府がその後に初めて学校への配付とかトイレ設置について調査をしたのですが、そういうような調査とかその結果についてもし分かればお答えください。

再質問 10番 谷園子

はい、そうです。〔何事か言う人あり〕

再質問 10番 谷園子

申し訳ありません。政府が調査した中で、その時点では学校配付が95自治体で、学校トイレの設置が13自治体ありました。日にちがたっていますので、現在はもっと増えているはずです。それで、初めに述べました「みんなの生理」という団体のアンケート結果なのですけれども、学生の48.7%の人が過去1年に生理が原因で学校を欠席・早退・遅刻していたことが「ある」と回答しています。貧困の実態があるということとやっぱりそれがないと学校に行けないというのは女性にとって本当に生理用品は生活必需品であるということなのです。教育委員会にお聞きします。今、子どもの貧困が7人に1人とも言われていますけれども、この町で保健室に行けばもらえるのですけれども、保健室以外にも学校の女子トイレに設置するという必要性についてはどのように考えていますか。

答弁 管理課長 田口寛(管理課長は2023年12月まで)

現状では、各小中学校9校にあっては保健室に常備をして対応しているというところでございます。何か急に生理が来たりだとかした場合に対応しまして、保健室のほうで常備をしているというところなのですが、先ほど95自治体の学校のトイレに常備をしているというような統計結果が出ているということで、確実に今、日本的には増えてきているのかなというふうに思いますけれども、現時点で教育委員会としてはトイレへの常備については考えてございません。ただ、先ほど申し上げましたとおり、交付金を使われて、学校に対して実施主体である事業者からもしそういうような申出があった場合については適切に対応をしていきたいと、考慮していきたいと考えてございます。

再質問 10番 谷園子

教育委員会としてはまだというお答えだったかと思うのですけれども、今は保健室にもらいに行くという状況です。ただ、子どもの中には保健室に行けないとか、言い出しづらいとか、持って行くのも恥ずかしいということがあったり、実際に家庭の事情とか父子家庭などでは親に買ってと言えないとか、本当にそういうような子どもの現状があるのです。やっぱり子どもが切ない思いをしないようにということで全国で今広がっているわけです。子どもたちのトイレにトイレットペーパーが当たり前にあるように、トイレットペーパーも大昔は備えられていなかったのですけれども、今は当たり前にあるのです。やっぱりそういうふうにしていくということなのです。今、町として支援窓口みたいなところがあればというような御答弁だったと思うのですが、最後に、町長にお聞きします。無償配付とか施設・学校トイレへの配置とかはやろうと思えばすぐできると思うのです。やったところのこういう規模の町では本当に30万円とか40万円とかの予算です。初めに述べましたけれども、国からの交付金も来ますし、無償配置や設置……

再質問 10番 谷園子

はい。それで、白老町でも国の交付金を活用して、9月頃から無償配付をするという、児童生徒へも検討するというような答弁を議会でしたと報道されていますが、町長としてはこの生理用品の無料配付の仕組みというか、学校や公共施設、または必要な人への提供、そういうことを実施するというような考えはどうですか。ありますか。

答弁 町長 大野克之

現時点では、私そのような考えを持ち合わせてございません。谷議員の今のお話をずっと聞かせていただきましたけれども、どうしても我々、この町の行政を預かっている身としてこの町においてどういう現状にあるのか、そこの部分が谷議員のほうのいろんな方のお話を聞いて、この町においてこうなのだよと、だからやらなければならないのだよというような、そういうお話をいただければそうなのだなという気持ちになれるのですけれども、我々この質問に対する勉強会をやったときにも現状では我々の役場のほうにもそういう声はない。なおかつ、根本の問題は生理用品だけではなくて、貧困というところに視点があるのだろうという、我々も十分に議論した結果、今の担当課長からの答弁にもなっているところでございますので、そういう現実があるのであれば、言っていただければそうなのだと、それはやらなければならないということになろうかと思いますけれども、そこの部分もうちょっと我々としても実情を探りながら必要に応じて対応を、必要であればそのときにきちっとした適切な処置をしてまいりたいと考えているところでございます。

再質問 10番 谷園子

現時点で私のほうも伝え方が足りなかったのかなとも思いますが、この町の実態についてこれから探っていきたい。そして、もしそういうことが明らかになったら実現に向けてやっていくというふうに捉えましたので、関係部署と協議をしながら、この町の貧困問題としての枠の中での取組なのだと思いますが、ぜひ今後の課題を協議してやっていっていただきたい、それを申し上げまして、質問を終わります。

出典:新ひだか町議会 令和3年第3回定例会 2021年6月23日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる