新ひだか町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月15日
(1)新型コロナウイルス感染症感染者情報の公表について/(2)灯油代金の助成について/(3)青年団体協議会の活動について/(4)農業後継者への補助金等について/(5)病院改革の取組について
2021年3月15日、新ひだか町議会の一般質問で、下川孝志議員が「新型コロナウイルス感染症感染者情報の公表について」「灯油代金の助成について」「青年団体協議会の活動について」「農業後継者への補助金等について」「病院改革の取組について」について質問し、健康推進課参事 角田しのぶ、福祉課長 渡辺浩之、生涯学習課長 大久保信男、農政課長 及川敦司、医療・介護対策室長 及川啓明、健康推進課長 山口一二、生涯学習課主幹 森治人が答弁しました。
- 質問者
- 下川孝志 議員
- 答弁者
- 健康推進課参事 角田しのぶ、福祉課長 渡辺浩之、生涯学習課長 大久保信男、農政課長 及川敦司、医療・介護対策室長 及川啓明、健康推進課長 山口一二、生涯学習課主幹 森治人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 下川孝志
通告に従いまして、質問をいたしたいと思います。私は、まず第1点目に、「新型コロナウイルス感染症感染者情報の公表について」お伺いをいたしたいと思います。これは、新型コロナウイルス感染症の感染者が出てから約1年たつわけですけれども、私もこんなに長く新型コロナウイルス感染症が終息しないということを想定することができませんでした。約1年間の間に新ひだか町も含めまして管内で何人かの感染者が出ました。そのたびに一部、北海道の基準において公表されるわけですけれども、北海道の基準はほとんど町村名も公表しませんし、情報が個人との交渉で非公表にしてくれといった場合はその基準に従うということのために、ほとんどの情報が公表できない、北海道や町に問合せをしても「ここまでしか公表できない」ということでした。しかし、全国的にはどうかというと、実際には同じような基準といいながら、都道府県によっては市町村名を公表している。そのことが感染予防になるということから、判断が違います。そういう意味では、公表されるたびに町民からはもっと市町村を公表したり、地域を公表することによって地域・町で感染防止に努めることができないのかということがあって、改善すべきだということを何回か言われたことがあります。議会のほうにも連絡をいただいたりして、もうちょっと詳しいことを求めれないのかと聞いたこともありましたけれども、我が町の場合は北海道の基準でやっているので、これ以上のことは公表することができないということでありました。しかし、町民側からしますと、この公表されることによって俗に言ういじめがあったり、誹謗中傷があったり、いろんなことが起きるということがあるから公表しないということかもしれませんけれども、それは部分的に公表した地域においても、そういういじめとか誹謗中傷がないようにきちっと指導していくという全国的な市町村もありまして、詳しく公表をし出したところもあります。新ひだか町というか、北海道の場合は今の基準でやりましたけれども、日高管内においても北海道警察だとか日高徳洲会病院だとか赤十字病院等は個人の判断で公表しています。そのことによってやはりそこを利用する人や町民が不安を抱かないためのことだと思うのです。ある機関においては、ホームページ等できちっと公表していると。それは、やはり感染防止を防ぐためだということでやられています。私以外にも多分担当課に電話での問合せをしたり、もっと公表できないのかということもあったのかもしれません。そこで確認したいのですが、情報公開について、感染防止という視点からもう少し、市町村名まででも公表することを求めた経緯があるのかを1点確認いたしたいと思います。ただ、日高管内においては、強制的な法的な縛りや行政の指導がなくても、飲食店・個人・事業所が非常に感染防止に努めているから、陽性者が出たとしてもそれはクラスターのように拡大しないで、ほぼその検査で出た人で止まっているという非常に努力されている地域です。これが今後もまだ半年、1年もしかしたらかかるかもしれません。ある情報によると、完全に終息するには1~2年かかるかもしれないという情報もありますから、私は今の公表の在り方で満足することなく、町民の不安、または、最近はまた新しい株が出ているそうで、これが感染力が強いとか、ワクチンが効かないのでないかというような話もあります。日高管内といってもえりも町から山日高まで相当な距離がありますので、これではなかなか感染防止の役に立たないという現状があります。北海道に働きかけを検討した経緯があるか、検討していく考えがあるかをお聞きいたしたいと思います。次に、「灯油代金の助成について」ということを取り上げました。これについては、以前は異常な灯油の値上がりがあったときに、全国的にも市町村の判断によって「福祉灯油」というものを設けたことがありました。しかし、今回は、安いとは思いませんし、異常な値上げということがあったわけではありませんけれども、私の経験では初めてで、年明け早々マイナス2桁の気温が何日も続いたり、3月ぐらいまで平年からすると寒かったと思うのです。そういう意味では、灯油代がかさむということが明らかに出ていますし、私が一番心配になったのは、高齢者が単独で在宅で暮らしている人がいますけれども、灯油代が高いので、ストーブを消しているのだということをお聞きしたこともありました。事故が起きたという話はまだ聞いていませんけれども、福祉灯油のような形で高齢者が在宅で暮らしている、重度の要介護者でグループホームや特別養護老人ホームに入れない人たちも在宅で暮らしているという実態がありますから、低所得者の人に対して福祉灯油のような形で助成ができないものかをお聞きいたしたいと思います。次に、「青年団体協議会の活動について」取り上げました。これは、私が議員になってからも何回か取り上げてきました。これについては、非常に私は残念なのは、日高管内を含めて青年会活動というのは社会活動の中核であると。いろんな事業者にとっても、過去の町長たちにとっても非常に重きを置いて支援をしてくれましたし、指導をしてくれました。その状況の中で、昭和60年には「ふるさとづくり青年連絡会議」というのが新ひだか町でも発足しました。昭和21年には16団体で「静内青年団体連絡協議会」というのが結成されて、非常に日高管内の中でも静内、後に新ひだか町は青年活動が活発な地域でもありました。役場職員の中にも、議員の中にも一緒に青年活動をやった仲間たちがおりますけれども、私たちが今あるのはこの社会教育の中に位置づけられた青年団体協議会があったからだと思うのです。残念ながら青年会活動もふるさとづくり青年連絡会議活動も平成16年から休会となっているのです。町の執行方針だとか教育行政の執行方針を見ても、子どもたちから高齢者の方々まで町民一人一人が生涯を通して心豊かに生きがいのある生活を送ることができるよう、団体活動の活性化や各種団体活動を中心に据えています。私は過去何回か質問したときもちょっとはやってくれるのかなと思いましたけれども、平成16年に休会してから止まったままだと。こういうことでは、青少年が新ひだか町にはいないわけでなくて、例えば軽種馬青年部でも漁協青年部でも農協青年部、4H活動でも全道の役員も出していますし、新ひだか町にも多くの青年たちがいるのです。そういう意味では、多くいる若い青年たちをきちっとした社会教育の中で指導していくということが地域づくりであり、地域の支え合いであり、いろんな産業の活性化につながることだと思うのです。なぜこれを休会にしたまま放置しているのかと。放置でなくて、こういう努力をしているのだというのであればその経過を説明してほしいことと、今年度においてはいかなる働きをするのかということをお聞きいたしたいと思います。次に、「農業後継者への補助金等について」ですけれども、新ひだか町が新規就農者に対していろんな指導であったり、または勉強していく中できちっと賃金を払いながら学ぶべき場を与え、そして独立していくときにはまた祝金というような形なのか、補助金も出しています。しかし、以前も質問した経緯がありますけれども、後継者対策の一つではありますが、それが一部ハウス農家というか、ミニトマト等にどうしても偏っていると。しかし、新ひだか町の農業後継者不足というのは、蔬菜だとか水田だけでなくて、酪農であったり、軽種馬においてもほぼ同じなのです。後継者がいないところは、そのまま高齢化し、自分ができなくなったらもうやめるというような状況にあって、10年後を考えたときには新ひだか町の農業の基盤というのは守れるのかどうかというと非常に不安なのです。あるときに静内農業高校の今年の卒業生の中に後継者は何人いますかといったときに、ここは1~2名ぐらいしかいないのですということを聞かされたことがありました。今の農業高校生であったり、農業高校に行っているかどうかは別として、違う学校に行ったとしても後を継いで軽種馬をやるのだ、酪農をやるのだという人たちが非常に少ないのです。ある意味では農業後継者ということを考えたときに、軽種馬をやっているから軽種馬を継ぐ、酪農をやっているから酪農を継ぐのではなくて、特に指導機関は軽種馬産業プラス蔬菜をやったり、和牛を取り入れたり、いろんな形でやっていると思うのです。また、農業は好きだけれども、例えば軽種馬から蔬菜に転換したい、または和牛に転換したいという人も後継者だと思うのです。しかし、新規就農者に対する補助とか制度から比べると、そういう人たちへの補助・指導というものが私には不足のように見えてならないのです。そういう意味では、農業後継者としての平等な一つの補助金体制というものが国にはないので、新ひだか町独自でもいいですので、何とかそういう対応をできないものかということをお聞きいたしたいと思います。最後に、「病院改革の取組について」ですが、これについても今年度の予算の中では、「町立病院経営コンサルティング業務委託」を予定していますけれども、私は道立病院から町立病院に移行した経緯を知っていたり、民間病院をやっている先生方とも多くの交流や何かを持っていますので、いろんな意見も聞いていますけれども、私は一番大切なことというのは、どうも過去の例を見ていても我が町のいろんな将来へのプランに対して、町民の考えの前に委託ということが非常に多い。自分の町をどうするか、自分の町立病院をどうするかということの一番のニーズというのは町民の声だと思うのです。そして、病院の規模をどうするのか、建て替えするとしたらどの地域にするのか、何科を標榜するのかというのも含めて、町民の異業種・異世代の人に集まっていただいて委員会をつくり、その町民の意見を取り入れた病院改革の数字を出すと。その後にプロの業者に委託してそれを設計したり、そのプランというものが我が町の将来に対して合っているのか、他町村との比較においてそれが妥当性があるのかということが検討されてもいいのかと思うのです。ある例ですけれども、町立病院は朝来て帰るのに昼までかかると。予約制度を取り入れたらどうだという話があったのですけれども、予約制度を取り入れるまでに十何年もかかった。なかなか意見箱に町民が入れる人いないし、現実には待っている人たちがこれでは昼に帰れないという不安を持っていたけれども、担当者に聞いたら私のところまではそんな話来ていないということで、多分、事務レベルで終わったのでしょうけれども、それが実際に町民の声を入れて予約制度を入れてみたら、今は非常にスムーズに回るようになって、町民からの苦情が非常に減ったという現実もあるのです。こういう改革をしていくときに町民の声を第一に考えて取り組むということが私はどうも欠けているような気がするので、多分、町立病院経営コンサルティング業務委託というのは認められるとは思いますけれども、それと並行して町民参加型の改革委員会というものを設置してみたらどうかと思うのですが、その辺についてのお考えをお聞きいたしたいと思います。答弁よろしくお願いします。
答弁 健康推進課参事 角田しのぶ
下川議員より御質問の1点目、「新型コロナウイルス感染症感染者情報の公表について」お答えします。新型コロナウイルス感染症の感染者情報については、感染症法等の関係法令の下、感染拡大の防止といった公衆衛生上の必要性と感染者等に対する誹謗中傷が起きないよう個人情報の保護と比較勘案しながら、本人の同意が得られた内容について患者の年代や性別等を感染者ごとに公表しており、その際には国が居住地を都道府県単位で公表することを基本とする中、北海道においてはその広域性や人の動きなども鑑み、振興局単位で公表しております。こうした現行での取扱いに対して、国のワーキンググループや北海道の有識者会議にて既に議論が開始されているほか、北海道においても公表の在り方を見直すべく検討していることとしておりますので、町としてもこれらの検討状況の推移を見ながら、適切に対応してまいりたいと考えております。
答弁 福祉課長 渡辺浩之(福祉課長は2023年3月まで)
御質問の大きな2点目、「灯油代金の助成について」お答えいたします。「今年は当初からマイナス2桁の気温が続くなどにより、例年以上の灯油代金となっている。低所得者に対し灯油助成ができないのか」という御質問ですが、福祉灯油を含めます暖房費助成事業につきましては、過去において生活の安定と福祉の向上を図ることを目的とし、高齢者世帯等の町民税非課税世帯に対し、経済的負担を軽減するため何度か実施してございます。今年の冬は気温が低い日が続き、自宅で暖を取る状況は増えているかと思いますが、一つの目安である灯油価格につきましては幸いにも例年よりかなり安い価格が続いておりまして、冬期間における暖房費が相当な経済的負担になっているとは考えられないことから実施する予定はございません。以上、御答弁とさせていただきます。
答弁 生涯学習課長 大久保信男(生涯学習課長は2021年12月まで)
3つ目の御質問の「青年団体協議会の活動について」の「青年教育の必要性について何度か取り上げてきたが、今年度の取組は」について御答弁申し上げます。当町の青年団体協議会の活動は、合併前の旧静内町では地域の青年会が集い、「静内町青年団体連絡協議会」を結成して地域活動に貢献しておりましたが、青年世代の人口減少等により事業の縮小が進む中、役員等の確保など会の運営が困難となり、平成18年の町合併を機に解散しております。また、農業、漁業、軽種馬、商工会などの産業団体の青年会8団体で構成されておりました「静内町ふるさとづくり青年連絡会議」は、設立した昭和60年当時は青年活動が活発であり、精力的に人材育成に関わってこられましたが、青年世代の人口減少と社会情勢の変化等により生活のための稼業を優先しなければならないことや趣味の多様化などにより次第に活動が縮小され、平成15年度に会を休会しております。旧三石町では、町内の青年会が集まっての「MITクラブ」がございましたが、こちらも町内の青年の減少など会の維持が困難との判断から、正確な記録はありませんが、平成10年頃に解散をしております。青年教育の必要性につきましては、教育委員会といたしましても生涯学習社会の構築に向けて他の年代同様に必要であると考え、平成29年度と令和元年度には町内の産業団体の青年部へ活動内容などの聞き取り調査を行っております。産業団体青年部では、それぞれの産業の活性化のために独自に事業を企画運営される中で人材育成に取り組まれていることや異業種との交流も随時行っていると伺っております。また、町内でのイベント等にも力を注がれていることも承知しておりますし、公民館で行われるハロウィーンパーティーは、農協青年部と教育委員会との共催事業でございまして、毎年多くの町民に楽しんでいただくための協力体制を取って事業運営に当たっておりますことからも、教育委員会といたしましてはそれぞれの団体の自主性や独自性を尊重しながら、協力体制を築いていくことが望ましいものと考えております。教育委員会では、青少年教育事業として小中高校生を対象にリーダー育成事業を毎年開催しておりまして、その活動メンバーが大人になってから生涯学習課で実施するキャンプの支援や成人式での代表挨拶をしたり、町内の青年団体の中で活動している場面も生まれています。これからも引き続きスポーツや文化事業などを通した青少年への継続的な教育事業の実施により、新ひだか町の未来を担う青少年の育成に努めてまいります。以上と、御答弁とさせていただきます。
答弁 農政課長 及川敦司(農政課長は2025年3月まで)
下川議員からの御質問の大きな項目の4点目、「農業後継者への補助金について」御答弁申し上げます。第一次産業を基幹産業とする当町においては、農業従事者の高齢化と後継者不足の問題は大きな課題であると認識しており、これまで様々な施策を展開してきたところであります。そこで、本町での農業後継者の受入態勢についてでありますが、研修においては新規就農希望者、農家子弟を問わず研修を受け入れており、あわせて町独自の研修費も支給対象としているところであります。また、研修期間中に支給される国の準備型農業次世代人材投資資金についても、新規就農希望者はもとより農家子弟の方においても、一定の要件はございますが、受給できる制度となっております。次に、就農後の支援についてでありますが、就農後5年間支給対象となる、国の「経営開始型農業次世代人材投資資金」では、農家子弟の方が経営を分離し、新たに独立した形で営農する場合には支給対象となりますが、単に経営継承した場合にあっては支給対象外となる制度となっております。なお、本町では、新規就農者への支援として農地等の取得に伴う固定資産税相当額の助成及び制度資金への利子補給、さらに農地賃借料に対する助成を行っているところであります。これは、新規就農する際に農地の取得から施設の整備、機械の導入までゼロから行わなければならず、農地を引き継ぎ、施設や設備が整っている農家子弟とは置かれている条件が大きく違うことから、初期投資が多額となる就農後の数年間を支援していく方針としているところであります。町といたしましては、今後とも限られた予算を有効に活用し、最大限の効果を図るべく努力することはもちろんのことですが、当町の農業が将来的に持続発展していくためには真に必要な施策の展開等について引き続き関係機関・団体と協議連携しながら、後継者の方が継承、またはUターンなどをしやすい環境を整備しつつ、後継者対策を推進してまいりたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。
答弁 医療・介護対策室長 及川啓明
私からは、下川議員御質問の大きな5点目、「病院改革の取組について」御答弁申し上げます。病院事業の経営改善につきましては、喫緊の課題でございますので、一昨年10月に経営改善基本方針を策定し、議会や住民の方より様々な御意見・御要望をいただいたところでございます。本町としていたしましては、基本方針に対し、いただいた様々な御意見・御要望を含めた中で新たな改革プランを令和3年度中に策定してまいります。北道議員からの御質問でも御答弁申し上げましたとおり、策定方法につきましては改めて議会や所管委員会へ御説明しながら進めさせていただきますが、新たな改革プランの策定に当たりましては、従前どおり策定委員会を立ち上げて行うことになります。委員構成につきましては、より多くの町民の方の声をお聞かせ願うため、民間委員を多く登用することを考えております。また、令和3年度に予定しております「町立病院経営コンサルティング業務委託」において、現在、町立病院が担っている医療や地域で不足している医療等の分析も進め、民間医療機関との役割分担や連携を踏まえ、町立病院として真に必要となる医療供給体制の構築を主眼に置き、改革へつなげてまいりたいと考えております。
再質問 6番 下川孝志
では、何点かについて再質問したいと思います。1番目の「新型コロナウイルス感染症感染者情報の公表について」、先ほどの答弁では北海道もこれについては検討しているし、我が町も公表について検討しているような話に聞き取れたのですが、仮に北海道から町村名までの公表をしたいとしたときは、その方向で同意する方向で検討しているという取り方をしてよろしいでしょうか。
答弁 健康推進課長 山口一二(健康推進課長は2021年3月まで)
市町村名の公表についてですけれども、当町においては昨年2月に第1例目・第2例目の陽性患者が発生した時点で、市町村名は本人の同意が得られれば公表しますといった方針で進めております。ただ、市町村名の公表については、各自治体によってその町の規模も勘案して市町村名を公表しない自治体もございます。そういったばらつきがありますけれども、当町は本人の同意が得られれば市町村名は公表すると、その方針で昨年から進めております。
再質問 6番 下川孝志
これについては、個人情報が尊重されるし、保護するという意味は十分分かるのです。ところが、現状の今の答弁からすると、個人の意思で嫌だと言ったら、それ優先するから従来と同じだということですよね。とすると、やはりなかなか個人の判断ではできないから、公表するよりはしないほうがいい、もしくは公表されることによって誰が責任取ってくれるのだと。うちの子どもがいじめに遭ったといってもそういう対応がきちっとできないのだったら、公表しないほうがいいというようになってしまうような気がするので、今、北海道が検討しているというのは、いろんなことがあるでしょうが、町村名までは本人の同意がなくても公表しますよということではないのですか。
答弁 健康推進課長 山口一二(健康推進課長は2021年3月まで)
現在、北海道のほうで検討されている内容としては、下川議員がおっしゃるとおり、市町村名の公表も含まれております。もう一つは、盛んに多いのが全て非公表とかそういったものがあまりにもちょっと増えつつあるといったところもありまして、非公表をなくすような方法、あとはこれだけ感染が継続してきたところで国籍だとか職業といった個人を特定する部分が果たして公表するのに必要なのか、そういった部分が検討されております。
再質問 6番 下川孝志
この点については最後になりますけれども、私もある程度公表したほうがいいというのは、公表しなくても不確かな情報が実に流れるのです。どこか施設で出たといったら、いろんな情報が流れるのです。町民は不安になるのです、やっぱり。そういう意味では、そういう不確かな情報も流さないような仕組みをちゃんとつくっていればいいけれども、なかなかそこまで規制するのもまた逆に難しいという実態もあります。不確かな情報が流れて町民の不安をあおったり、もちろんいじめや誹謗中傷で個人が生活しづらいような環境をつくらないということが前提ですけれども、何とかそれを防ぐことを検討しながらある程度の公表をしていただければ、町民は感染防止により役立つと思いますので、お願いをいたしたいと思います。次に行きます。灯油代金については、答弁もほぼ実態ですので、それを無理にとは言いませんけれども、私が心配するのは、ちょうど10年目で東日本大震災のテレビが流れたり、いろいろ報道されたときに、死因の原因は何かといったら肺炎であったり、凍死した人というのが結構いたのです。それは、避難所に行ったとしても寒さのために暖房がきちっとしていないので、死んだりという事故の例もあったりしました。また、私が町民から聞いた話でもいろいろ寒い中で辛抱している例も聞こえたりもします。無理は言いませんけれども、課長の答弁では灯油は安いから大丈夫だと言っていましたが、もし値上がりしたときにはぜひ検討していただきたいと思います。これについては答弁要りません。次に、青年団体協議会の点ですけれども、私はちょっと答弁の中で気になったのは、いろんな役員や青年団体の役員にも成り手が不足するといってそれで終わってしまったら、何の組織も機能しないのです。特に産業団体に入っていない青年たちにとっては、青年団体協議会というのは唯一のそういう社会教育の場ですし、何とか休会をやめて、今の人たちは異業種、異世代の人と議論をしたり、交流する機会もなかなか減っている。そういう意味では、新ひだか町でも現在も青年たちはいっぱいいますし、一番大切なことは、語らなくても教育委員会のほうは御存じだと思いますけれども、異世代・異業種の中の交流で学ぶことというのは非常に大きいのです。それと、青年団体協議会は休会していますけれども、ふるさと青年連絡会議が発足して非常に活発な時代があったのは、そこはやはり軽種馬農協青年部だから馬のことだけやっていればいいとか、漁協青年部だから漁業をやっていればいいだけでなくて、一緒に勉強会をやったり、交流会をやったり、役員会やることによって、その人たちの産業であったり、人であったりを知ることができたのです。そして、会議をやったり、交流会やったりするときも、その産業にとって出れる時間帯がいつも6時から会議できるのかというと、それはできないと、ぜひ8時からにしてくれといって、そういう時間を組み入れて会議や研修会の時間帯をずらしたり、そのことによって異業種を理解することということもできたのです。そういう意味では、せっかく新ひだか町においては、当時つくりました団体というのは今は酪農青年会議が抜けたぐらいで、あとの大きな団体がみんな残っているのです。そして、産業団体としては非常に活発な活動もしていますので、それをつなぐ役割というのは大切だと思うし、これが社会教育の要だと思うのです。そこのところは、つなぐ役割を今年チャレンジするということはできないのでしょうか。町長の方針には非常にいいこと書いてあって、この言葉はこれのためにつくったのではないと思いますけれども、関係する方々としっかり向き合ってというのがありますから、そういう青年の人たちとしっかり向き合って、産業団体としてやるのは分かるけれども、横の連絡もしようよ、昔あったのだよねということとかで、何とか休会を再開するような方向にいけないものでしょうか。
答弁 生涯学習課主幹 森治人(生涯学習課主幹は2021年3月まで)
ただいまの下川議員の質問にお答えさせていただきます。まず、課長から先ほど答弁させていただいたとおり、ふるさと青年連絡会議は青年減少により各産業団体青年会は自分たちの産業青年会の活動を中心に行うようになってきたため、ふるさとづくり青年連絡会議の活動ができなくなったという経緯があって休会しております。そういう経緯があったものですから、産業団体青年部のほうにも私どものほうでは見守る形でさせていただきたいということで、先ほど課長からの答弁したとおり、それぞれの団体の自主性や独自性を尊重しながら協力体制を築いていくことが望ましいと考えていますということで答弁させていただきました。ですので、それぞれの会議、先ほど下川議員は何とかできないかということでしたが、そういう経緯もございますので、こちらのほうはそういう形で対応していきたいと考えてございます。
再質問 6番 下川孝志
私も答弁者も若い頃一緒にやった仲間ですが、なかなか力強い言葉には聞こえなかったのですけれども、集まる人数だとか組織のいろんな事情があるのは今も昔も変わりません。しかし、数が少ないとしてもそういうところを教育委員会なり、担当者が仲立をしながら、それぞれの組織はそれぞれのことしか考えていませんから、何言っているのだ、忙しいと断られることも多いかもしれません。でも、当時はいろんなことを話をしたら、そうだなといってまとまることができましたので、ぜひ今年1年かけて、来年の今頃にはよくやったねという評価が出るぐらい頑張ってほしいと思います。それができないときにはまた質問をします。次に、新規就農の就労支援のことで確認したいのですけれども、制度の違いはもちろん私も分かっていますが、農業者の後継者が例えば親が酪農をやっていたとしても、俺は酪農嫌いだから酪農はやらないぞと、全く独立して、自分で借金して土地買って、ミニトマトを始めたと。そのときには新規就農者の補助金というような形が対応になるのですか。
答弁 農政課長 及川敦司(農政課長は2025年3月まで)
農業者の農家子弟の方が親の経営と違う作目に就農した場合は、新規参入者というような同じような形で、新規就農者と同じような形で国の補助金も対象になりますし、町の研修費等の対象にもなります。ただ、親の経営を分離するというか、あくまで経営が全く別なものではないと対象にならないというのが基本的にございます。
再質問 6番 下川孝志
今こういう多様な時代ですから、親の後を継ぐというのは昔は酪農やっていたら酪農を継ぐ、軽種馬をやっていたら軽種馬を継ぐというのがほとんどだったのですけれども、今はもうある意味では親子でも経営の考え方も違う人もいれば、野菜やりたい、花やりたいという人が出てくる可能性もありますので、ぜひ今後、地元の農業青年の人たちには新規就農だけでなくて、我が町はこういう取組もしているし、こういう補助金もあるというようなことをただ農協に任せておく、どこかに任せておくだけでなくて行政側からも説明の機会をつくっていただければ、若い人たちが全部そういう情報持っているかというと必ずしも持っていないケースも聞いていますので、ぜひその働きをしていただけたらと思います。答弁は要りません。最後に、病院改革の取組ですけれども、非常に答弁の中でうれしかったのは、これからも民間の人たちの多くの参加をいただきながら、町民の声を生かしていくというふうに私は聞こえましたので、ぜひそれをやっていただきたいと思いますし、それと新ひだか町においては民間の医療機関のほうが働いている人の数も、入院施設、いろんなものについても大きなウエートを占めています。そういう意味では、この町立病院の改革というものが民間の医療機関の人たちとも綿密な調整をしながら、常に話合いをしながら、あるときには今介護も医療も福祉も官民連携しているわけですから、その辺を非常に詰めて、いい関係で改革が進むようなことを期待して、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。