新ひだか町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月15日
(1)財政健全化について/(2)観光振興について/(3)タイムライン(防災行動計画)の公開に際しての課題は何か/(4)旧JR日高線の今後の地域振興策についての考えは/(5)新型コロナウイルス感染症ワクチン接種の日程について
2021年3月15日、新ひだか町議会の一般質問で、阿部公一議員が「財政健全化について」「観光振興について」「タイムライン(防災行動計画)の公開に際しての課題は何か」「旧JR日高線の今後の地域振興策についての考えは」「新型コロナウイルス感染症ワクチン接種の日程について」について質問し、総務課長 上田賢朗、まちづくり推進課長 中村英貴、企画課長 柴田隆、ワクチン接種対策室参事 角田しのぶ、ワクチン接種対策室長 山口一二、ワクチン接種対策室主幹 田中陽子が答弁しました。
- 質問者
- 阿部公一 議員
- 答弁者
- 総務課長 上田賢朗、まちづくり推進課長 中村英貴、企画課長 柴田隆、ワクチン接種対策室参事 角田しのぶ、ワクチン接種対策室長 山口一二、ワクチン接種対策室主幹 田中陽子
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 阿部公一
それでは、通告に従いまして、質問者席より5項目15点についてお尋ねいたします。最初に、「財政健全化について」6点伺います。1点目は、町政運営の透明化の視点から、財政面における説明責任を果たせる資料として昨年来より話題となっております「各種財政諸表」の公表は、いつ頃を目指していますか。それはどのような形で実施されるかということです。次に、2点目です。令和3年度一般会計案では、2017年度からの新ひだか町新財政計画と比較すると、2021年度総額はそれを超えております。安定的財政運営を目指すとのことですが、その根拠を各種数値によりお答えください。3点目です。予算編成上、自主財源は貴重です。令和3年度当初予算(案)では、町税は全体の17%となっていますし、自主財源比率は約28.9%となっています。これは、昨年度の町税額からすると1億3,000万円ほどの減額となっています。この新型コロナウイルス感染症の終息が見えない経済状況の中での町税額の見込みについては厳しい状況とは思いますが、自主財源の50%以上である町税についてお聞きします。この町税についてその内訳、特に個人町民税を主にどのような見込みなのか。また、諸収入の約5億9,400万円の内訳と積算根拠についてもお答えください。4点目のふるさと納税についてです。この納税額は、新型コロナウイルス感染症もあり、ステイホームが影響するとのことから、昨年は1億円を超える寄附があり、令和3年度も令和2年度とほぼ同額が見込まれております。この貴重な自主財源は、ある面魅力ある町のバロメーターとも言えます。ふるさと納税の寄附額については、今後もこのレベルを維持することが重要だと考えます。新型コロナウイルス感染症が終息すると同時に以前の寄附額にならないよう努力すべきと考えますが、いかがですか。また、そのおつもりがあるか伺います。ちなみに、確定しておりませんが、様似町では本年度は昨年度の2倍以上の2億円を超える状況のようです。努力すれば結果はついてきます。行政サイドのさらなる努力に期待したいと思います。5点目です。自主財源確保に向けた取組についてです。令和4年度以降では、人口減による普通交付税等の減額が想定されます。町民に負担を極力求めない何らかの手法による町独自の自主財源確保に向けた方策を模索しているかお聞きします。手法としては、今、話題の「高レベル放射性廃棄物」――核のごみに関する文献調査等や経済効果のある自衛隊拡張テーマもあります。ほかには札幌市で一時話題となりました観光税や目的税として、仮称ですが、地域交通利用税など多方面にわたり検討すべき手法・テーマがあると考えますが、いかがですか。ちなみに、私的に言いますと将来に禍根を残す核のごみ問題については、絶対反対という姿勢は崩せるわけにはいかないと思っています。6点目です。この質問は、新ひだか町における令和4年度からの5年間となるのか、10年間となるのかは不明ですが、財政計画に向け検討されることとなるわけです。安定した財政運営の視点から次の点の数値を参考にし、その見通しについて伺います。経常収支比率、実質公債費比率、将来負担比率、自主財源比率、財政調整基金残高、地方債残高。さらに、通告しておりませんでしたが、関係がありますので、標準財政規模、財政力指数についてもその見通しを伺います。次に、観光振興について……
質問 9番 阿部公一
分かりました。関係するのでと思ったのですが、いいです。それは答えられないということであれば答えは要らないですし、質問は取り消します。次に、「観光振興について」の2点です。1点目です。日高山脈襟裳国定公園は、国立公園に指定されるようですが、これに関しては国立公園指定関係に関する関係自治体連絡会が発足しています。指定されると、経済面や観光面での管内各町や各事業所の期待は大きいものがあります。また、国内外のアルピニストの憧れの山々が連なる日高山脈をこの機会に町としてはどのように関わっていこうとするのか伺います。特に滑落事故の多いペテガリ岳から幌尻岳は、北海道警察山岳遭難救助隊なども苦労しているようです。2点目です。ペテガリ岳やペテガリ山荘を利用しての観点から、現在、不通となっている区間について、2003年2月に当時の堀知事が建設凍結を表明した後、土木工事技術の急速な進歩を見られることから、国立公園に指定されるこの機会に道道静内中札内線の整備再開を関係機関に働きかけてはいかがですか。伺います。3件目は、「タイムライン(防災行動計画)の公開に際しての課題は何か」についての2点です。1点目です。過去に質問もしていましたが、公開すると町民の間に新たな混乱を招くとしており、道内でも公開していないまちもあるとのことでした。そこで、公開することにより発生する新たな混乱の事案は想定できないということなのか。想定はできるが、現体制では対処不能ということなのかお聞きします。防災行動計画は、各レベルの災害を想定し、作成されるものと考えます。災害の内容により行動計画に違いがありますが、公開できないという、そのような災害は当町では発生しないとのことなのか伺います。2点目です。災害発生時には、町が指定している避難場所があります。1週間以上の長期にわたるケースと1日程度の短期の場合では避難所運営も違ってきます。また、避難者の家族構成によっても違います。新型コロナウイルス感染症に対する避難所では、従来の避難者の利用は厳しいものと考えられますので、現在の避難所の増設を考えるべきと思いますが、いかがですか。その際いろいろなケースを想定した対策は万全かお聞きします。4件目は、「旧JR日高線の今後の地域振興策についての考えは」の2点です。1点目は、町長は日高地域広域公共交通確保対策協議会会長ですが、この協議会では転換バス運行に係る幹線路線の確保に係る協議がメインとなると思いますが、各町における地域振興費名目の5億円は今後調整するとしています。来年、町長選挙を控える町長として、この大変難しい課題に対し、管内各町の協調を図りながら、それぞれどのような地域振興を進めていこうとしているのか伺います。2点目は、写真集「日高線の記憶」や記念切手の販売等が企画されています。当町でも日高本線に関わる写真や記念品、思い出の品を収集しているようですが、収集されたこれらの品とともに、管内各町からも収集し、地域振興策の一環として日高本線終着駅である様似駅の一部を改修し、歴史を記念館として後世に伝えていくという考えはありませんか。伺います。5件目は、「新型コロナウイルス感染症ワクチン接種の日程について」の3点です。3点の質問は、いずれも対象者別に聞いているだけで、要点は格別相違がありません。当町での接種方法は、集団接種と個別接種を組み合わせて、実施に向けワクチン接種対策室において準備が進められているとのことです。既に優先接種は町立静内病院で始まっているようですが、優先接種者の対象者は町内では何名いらっしゃいますか。この事業は、必要十分条件がクリアされなければ完璧とはなりません。そこで、あくまでワクチンの必要数量が確保されることが条件となりますが、医師・看護師の確保等がされたとしても、ワクチンの確保数量や配送日程により、またそれに伴う対象者への接種券の発送、接種希望者の予約受付をどのように実施しようとしているのかお聞きします。先般の建部議員の答弁の中では、高齢者の対象者数は約7,600人との話でした。この対象者に接種券を一度に発送すると、接種希望者の予約受付窓口は大変混乱すると考えられ、対策室としてその対策には万全を期さなければなりませんが、窓口対応職員を増員する等の対策は検討されていますか。当然ワクチンの必要数量が対象者のうちの接種希望者分を一度に確保することは、現状では不可能だと思いますので、確保数量とそれに対応する接種希望者の選択をどのように行おうとしているのかお聞きします。接種に係る医療関係者等の負担も過度にならないよう検討されていると思いますが、その対策について医療関係者と協議していますか。当町として、ワクチンの確保数量に関係しますが、希望者への接種を完了するのは、対策室としていつ頃までと考えているかお伺いします。
質問 9番 阿部公一
しています。
質問 9番 阿部公一
日程等々の部分について全部関わっていると思うので、通告書に従っていると私は考えています。
質問 9番 阿部公一
一応壇上からの質問を終わります。御答弁よろしくお願いします。
質問 9番 阿部公一
はい。
答弁 総務課長 上田賢朗(総務課長は2023年3月まで)
御質問の大きな1点目、「財政健全化について」と大きな3点目のタイムラインの公開について御答弁申し上げます。最初に、大きな1点目「財政健全化について」の1つ目、各種財務諸表の公表の時期についてでございますが、地方公共団体の厳しい財政状況の中で、財政の透明性を高め、住民に対する説明責任をより丁寧で、より適切に果たし、財政の効率化・適正化を図るため、従来からの現金主義・単式簿記による予算・決算制度に加えて、それを補完するものとして発生主義・複式簿記といった企業会計的手法を活用した財務諸表の開示が推進されています。各種財務諸表につきましては、この単式簿記と現金主義による予算や決算制度を補完するものとして、複式簿記と発生主義が採用されておりまして、単式簿記と現金主義では見えにくい減価償却費、退職手当引当金といったコスト情報、資産・負債といったストック情報の把握が可能になるとともに、これを公表することで減価償却費等を含むコスト情報やストック情報が見える化され、町民の皆様への説明責任をより丁寧で、より適切に果たすとともに、財政の効率化や適正化を図ることを目的に国から作成と公表が推進されているものであります。こうした中で、国では統一的な基準を策定し、全ての地方公共団体に対して固定資産台帳の整備と複式簿記の導入を要請しました。当町では、この要請を受け、平成28年度決算から統一的な基準に基づく財務書類を作成し、公表することとしており、平成28年度と平成29年度の2か年度決算分については完成しましたので、今後、議員の皆様に内容を御説明し、ホームページ等で公表する予定としております。なお、平成30年度以降分につきましては、現在も作成に取り組んでおりますが、これまでも申し上げていますが、当町では他の市町村が行っている業者等への作成業務委託は行わず、職員が自らの手で作成しておりまして、貸借対照表の作成に必要となる固定資産台帳の整備や執行経費の複式簿記へ対応した仕分け作業が相当なボリュームとなり、想定以上の時間を要しているところで、全ての年度の完成までには至っていない状況にございます。御心配をおかけし、大変申し訳なく思ってございますが、引き続きスピード感を持って事務作業を続けさせていただき、皆様に公表させていただきたいと考えております。なお、令和3年度からは、各種財務諸表が反映される新たな財務会計システムを導入することとなっておりますので、令和3年度決算からはタイムリーな公表が可能になるものと考えてございますので、御理解賜りたいと存じます。次に、2つ目の令和3年度予算(案)の一般会計総額が財政計画数値を超えていることについての安定財政運営なのかについてでございますが、新年度予算編成に当たっては財政計画に掲げる数値目標を考慮しながら、真に必要な施策の選択と重点化による効果的な財源の活用、民間活力の導入、事業評価による施策の改善、見直しや廃止を適切に行うことで歳出抑制を図っていきましたが、財政計画策定時点では予測し得なかった高齢者福祉施設の指定管理委託化経費で約4億7,000万円、介護サービス事業特別会計の廃止に伴う公債費の一般会計への公債費引継ぎ分として約1億4,000万円、また防災行政無線デジタル化整備事業として約4億3,000万円などを令和3年度一般会計予算に計上してございまして、これらが要因となり、財政計画と比較すると予算規模が大きく超えてしまう結果となりました。しかしながら、高齢者福祉施設の指定管理委託化をしなかった場合の今後の財政負担は、数億円規模で悪化していくものと考えております。10年、20年先を見据えた介護サービス事業への民間活力の導入により、民間事業者が持つ高い専門性や創意工夫による自主的・主体的な施設運営により、さらなるサービスの充実と施設運営の効率化が図られるものであり、質の高い介護サービスの安定的持続が可能となるとともに、以前より大きな懸案事項であった介護サービス事業特別会計の財政的な問題解消につながるものであり、一時的に計画を超えはしますが、将来の安定的な財政運営に向かっていくものと考えてございます。次に、3つ目の新型コロナウイルス感染症の自主財源算定への影響でございますが、新型コロナウイルス感染症の拡大は、住民や地域経済に大きな影響を及ぼすとともに、地方財政運営においても感染症対策や新しい生活スタイルの対応など新たな行政需要を発生させ、大きな影響を及ぼしておりまして、新型コロナウイルス感染症の影響による経済の落ち込みは2008年度のリーマンショック以上と言われている中、その影響は当町においても免れるものではないと考えていることから、令和3年度予算における町民税の算定にあってはリーマンショック時の減少率を参考とし、現年分において個人町民税では前年度調定見込額の9.6%の減、収納率で1.1ポイントの減少、法人町民税においても調定ベースで15.3%の減、収納率で1ポイントの減少としてございます。なお、地方交付税にあっては、地方財政計画において一般財源総額の確保として、新型コロナウイルス感染症の影響により地方税等に大幅な減収が見込まれることから、実質前年度を2,000億円上回る分を確保されるなど出口ベースで5.1%の増とされていることから、普通交付税はある程度のものが見込めると考えておりますし、コロナ禍による税や地方譲与税などの減収分につきましても令和2年度で措置された国の減収補填制度の継続といった情報もございますので、これらの活用などにより財源確保に努めてまいりたいと考えております。また、御質問の諸収入では例年計上しているもののほか、前年度と比較して2億円程度の増としておりますが、これは介護サービス事業特別会計の廃止による過年度収入を1億3,000万円ほど見込んでおりますし、北海道からの支障物件移転補償で3,000万円など、例年にはない収入を見込んだことによるものでございます。次に、4つ目のふるさと納税に関して納税額の倍増目標を持つことは不可能かについてですが、ふるさと納税に関しては、議員が御指摘のとおり、貴重な自主財源であるとともに、町の魅力や特産品を町外に広くPRするための有効な手段の一つでありますので、当町においても寄附の増加を目指して取り組んでおりまして、今年度は2月末現在の寄附額が1億2,300万円を超え、昨年度の寄附総額の約1.8倍となっており、年度末に向けてさらなる寄附獲得に努めているところでございます。寄附の目標額については、令和3年度予算において1億3,000万円の歳入予算を計上しているところでありますが、それ以上の額の寄附をしていただけるように今後も各団体や事業者と連携を図りながら、様々な取組を行ってまいりたいと考えてございます。次に、5つ目の人口減や交付税の減少も想定される中での自主財源の確保についてですが、現在の厳しい財政状況は、人口減少や少子高齢化に伴う地方税や地方交付税の減少による一般財源の減少や介護、福祉、子育てなどの様々な課題に対応するための拡充が進む社会福祉制度への対応のほか、経年劣化によるインフラの更新、さらには今回の新型コロナウイルス感染症の影響による地方税などの経常一般財源の減収が予想されます。このような中で、財政状況が今後劇的に改善へ向かうことはなかなか想定できず、本町としましては財政計画や行政評価による各種行政サービスの見直しや指定管理委託などによる民間活力を活用しながらの行政組織のスリム化など、人件費を含めた経常経費削減は必至であり、常に歳出の点検・見直しはもちろんのことと考えておりますし、新たな歳入確保や町財政によい影響のある案件に対しては常にアンテナを張り、積極的な情報収集に努めてまいりたいと考えてございます。次に、6つ目の令和4年度以降の財政計画における各項目の見通しについてですが、現在の財政計画が平成29年度から令和3年度までの5年間の計画となっており、令和4年度以降の財政計画はこれからの作業となり、各種目標数値などについて現段階ではお答えすることができませんが、先ほども申し上げましたとおり、今後にあっては非常に厳しい状況が激変するようなことはなかなか想定できませんが、これらのことを考慮しながら検討してまいりたいと考えてございます。次に、大きな3点目、「タイムラインの公開に際しての課題は何か」についての1つ目、公開に伴う新たな混乱の状況を想定できないということなのか、またそのような状況の災害は発生しないとの前提なのかについて御答弁いたします。昨年の6月及び9月開催の定例会における議員からの一般質問への答弁の繰り返しになりますが、昨年3月末で北海道との協議が調い、試行運用している台風の接近・上陸に伴う洪水を対象とした「避難勧告発令着目型タイムライン」につきましては、本町の水位周知河川であります真沼津川・古川・静内川の3つの河川が対象となっております。また、当該タイムラインの概要につきましては、河川の水位情報あるいは気象情報に基づき、防災関係機関である室蘭建設管理部及び新ひだか町が台風の接近・上陸に伴い、あくまでも行政がいつ何をすべきかなどの行動基準を1枚の表にまとめたものとなっておりまして、住民自らが行動を起こすための目線に立ったものではございません。以上のことから、当該タイムラインは防災関係機関との連携等に主眼を置いたものであるため、公開に伴い新たな混乱を招く懸念がございますので、あくまでも地域住民が避難する目安は避難勧告等の判断伝達マニュアルによることとしておりますので、議員が御質問の「混乱状況を想定できない」、あるいは「そのような状況の災害は発生しない前提なのか」という視点ではないということを御理解願います。従来からの繰り返しになりますが、大切なことは現在運用している避難勧告等の判断伝達マニュアルに基づいた適切なタイミングによる避難勧告等の発令を防災行政無線をはじめ、エリアメールやLアラートなどによる情報伝達の多重化を図りながら住民自らが行動を起こす目安、あるいはきっかけを伝達していきたいと考えているところでございますので、重ねて御理解願いたいと思います。御質問の2つ目「新型コロナウイルス感染症が課題となっている現状では、各避難所対策は各方面からして万全か」についてですが、避難所における新型コロナウイルス感染症対策につきましては、北海道の示すマニュアルや先進市町村のマニュアルを参考に、昨年9月に「新ひだか町新型コロナウイルス感染症対策に係る避難所開設運営マニュアル」を作成し、運用を開始しているところでございます。具体的な内容につきましては、感染防止のための対応方針といたしまして4つ掲げております。1つ目の「密閉・密集・密接の防止」につきましては、窓やドアを開けるなどして十分な換気を行うことや密集・密接を避けるため、学校の体育館など施設規模の広い場所を避難所として開設することとしております。2つ目の「衛生・健康管理の徹底」につきましては、避難所受付時及び避難所入所後において定期的に健康状況を確認することや手洗い、マスクの着用などによるせきエチケットの徹底を図ります。3つ目の「避難者への協力要請」につきましては、避難時にマスクや手指消毒液、体温計をできるだけ持参することや体調が優れない場合には速やかに避難所対応職員へ申告していただくこととしております。4つ目の「感染が疑われる避難者の隔離」につきましては、避難時に発熱などの症状がある場合は、濃厚接触者であるかどうかの聞き取りをするとともに、一般避難者とは別の避難スペースに隔離し、可能な限り個室や専用のトイレを用意することとしております。このような対応方針に基づき、避難方法の住民への事前周知や避難所となる学校等との協議、保健所との連携など、関係機関との調整などや避難所における手洗いなど具体的な感染症対策、さらには必要な物資や避難所の受付体制並びに避難所の参考レイアウトなど詳細な事項を定め、新型コロナウイルス感染症の終息が見通せない状況下におきましても、避難所生活での感染防止対策や受入態勢について準備を整えたところでございます。また、これらの準備を実効性のあるものにするため、昨年10月に山手体育館で行いました令和2年度新ひだか町防災訓練におきましては、新型コロナウイルス感染症対策への対応に主眼を置き、避難所の開設運営に当たって職員の対応能力の向上を図るため、当該マニュアルに基づき手指消毒液などの設置場所や段ボールベッドの組立て、フェースシールド等の装着をしながらの避難者の受付方法、一般避難者や発熱避難者の誘導、加えて避難所担当職員における感染防止対策のための防護服の装着や脱着時の注意点など、受入態勢について万全を期すための手順を確認したところでございまして、オブザーバーとして参加いただいた静内保健所からも一定の評価をいただいているところでございますので、これまでに確認されている状況には対応できていると考えてございますし、これから新たな事象が出てきたときへの対応につきましても常にアンテナを張り、情報を得ながら対応してまいりたいと考えてございます。
答弁 まちづくり推進課長 中村英貴(まちづくり推進課長は2023年12月まで)
私からは、阿部議員御質問の大きな2点目、「観光振興について」御答弁申し上げます。まず、1点目の日高山脈の国立公園化に関し、当町ではどのように日高山脈に関わっていこうとしているのかとの御質問ですが、現在、環境省では日高山脈襟裳国定公園及び周辺地域を最速で令和3年度中にも国立公園として指定する方向で作業を進めているところであり、新ひだか町も構成員として参加する「日高山脈襟裳地域の国立公園指定に関する関係自治体連絡会」が去る2月17日に設立されたところでございます。この連絡会は、日高山脈襟裳地域の国立公園の指定及び指定後の管理の在り方について関係者と連絡調整を図ることを目的に設置されたものであり、環境省と日高・十勝の両振興局及び関係市町村の16団体で構成され、国立公園の望ましい保全利用の目標をまとめた国立公園ビジョン案の策定も行う予定となっており、よりよい国立公園を目指した議論の場として位置づけられているところでございます。日高山脈は、カールに代表される氷河地形や世界ジオパーク認定の要素ともなっている地表に露出したマントル由来の地質、さらには日本最大の原生流域とそこにすむ日本固有種を含む多様な動植物を有する国内でも傑出した場所であり、国立公園指定後はますますその価値が高まるものと期待されております。管内では、既存の博物館や登山道を生かした日高山脈の利活用を模索する動きがあり、当町でもペテガリ山荘を適切に維持管理し、登山客の受入れを図ってまいりたいと考えておりますが、当町から日高山脈への唯一のアクセス道路である道道静内中札内線が長期にわたり通行止めになっていることから、国立公園指定後の利活用に当たり大きな課題となっております。まずは、通行止めの解除と安全な通行の確保を目指して関係機関等への働きかけに取り組みながら、日高山脈及び高見湖をはじめとするその周辺地域の利活用について調査研究を行ってまいりたいと考えております。次に、2点目の「ペテガリ岳は山岳救助等の観点からも道道静内中札内線の整備再開に向けて北海道等へ働きかけてはいかがですか」との御質問でございますが、ペテガリ岳は日高山脈の最深部に位置し、かつては登攀の難しさから登山者の間ではるかなる山と言われる憧れの山岳であり、日本二百名山にも数えられる秀峰でございます。現在でも全国各地からペテガリ山荘を利用し、ペテガリ岳を目指す登山者が一定数おりまして、国立公園化によりさらに登山者が増加することも考えられ、山岳事故の発生が危惧されるところであります。議員御指摘のとおり、そのような山岳事故に対応する観点からも道道静内中札内線は重要な役割を有しておりますとともに、高見湖や周辺の森林資源を生かした観光振興を図る上でも通行再開が望まれることから、毎年、道路管理者である北海道に対して通行止め解除を目指し、落石対策の早期完成を要望しているところであり、今後も整備促進に向け、粘り強く訴えてまいりたいと考えております。
答弁 企画課長 柴田隆(企画課長は2022年3月まで)
私からは、大きな項目の4点目、「旧JR日高線の今後の地域振興策についての考えについて」御答弁申し上げます。初めに、先般管内7町で設立した「日高地域広域公共交通確保対策協議会」において、各町の地域振興策をどのように考えているのかという御質問でございますが、この協議会の設置目的は、日高地域における広域公共交通を将来にわたって持続的に維持していくために必要な交通体系の検討及び転換バス等を維持するために必要な拠出金の管理であり、この協議会において地域の振興策までを協議することは想定してございませんので、御理解いただきたいと存じます。したがいまして、2点目の様似駅を一部改修し、その歴史を記念館として伝承するという点につきましては、この協議会においてバス路線を維持していくための利用促進策として検討する可能性がないわけではありませんが、基本的には様似駅の所在自治体である様似町において検討していく事柄であると考えてございます。
答弁 ワクチン接種対策室参事 角田しのぶ(ワクチン接種対策室参事は2021年3月まで)
阿部議員御質問の5点目、「新型コロナウイルス感染症ワクチン接種の日程について」お答えします。新型コロナウイルス感染症ワクチン接種事業につきましては、議員御指摘のとおり、ワクチンの数量確保等不透明な要素が多々あることから、あくまでも現段階において町が想定する日程等としてお答えいたします。なお、一部、建部議員への答弁内容と重複することをお許しください。まず、1点目の医療従事者等に対する先行接種については、各都道府県にて接種体制を調整しており、詳細な内容等については把握できておりませんが、北海道との情報共有の中で当町における接種希望者数は799名と伺っており、その内訳は医療従事者645人、救急隊員88人、その他薬局関係者などとなっております。救急隊の中には新冠町民も含まれております。日程につきましては、3月8日より既に開始しておりますが、ワクチンの供給状況により左右されることから、期間等については現在のところ未定の状況にあります。次に、2点目の令和3年度に65歳以上となる高齢者については、本年4月より少量ながらワクチンの供給が開始され、当町へは4月19日の週に1箱、26日の週に1箱、ファイザー製ワクチンが送付される予定となっております。4月中には2箱、約2,000回接種分のワクチンが当町に到着するものと思われますが、到着日が予定であるとともに大型連休が控えていることから、本格的な接種開始は早くても連休明けの5月6日以降になるものと思われます。期間については、ワクチンの安定供給が前提となりますが、接種終了まで約12週間程度を要するものと考えております。当町における高齢者の接種対象者数は約7,800名であり、令和2年度の高齢者のインフルエンザ予防接種率が60%の現状から、新型コロナウイルス感染症に対する恐怖やワクチンに対する不安等増減する要因に左右される部分もありますので、接種率は約70%となる約5,500人を見込んでおります。最後に、一般の方への接種についてですが、令和3年度中に16歳以上64歳以下となられる方は現在約1万1,000人であり、高齢者の接種終了後での開始を予定しておりますが、高齢者と同等の接種率を見込んでいるほか、勤務等により平日での接種が難しい状況にあることから、接種期間は高齢者接種よりも長く要するものと推測しております。
質問 9番 阿部公一
一応どうもありがとうございましたと申し上げておきます。町政運営の透明化ということで、これも数年前から言われていた部分なのですけれども、そのときから方法論は大して変わっていないと思う。現金主義から複式簿記的になったときに、なかなか減価償却費、資産の評価ができない、スムーズにいかないから難しいという部分は理解できますが、この部分でいくと平成28年度、平成29年度はもう大体資料はできたと。そうすると、平成30年度がこれからですよということなのでしょうけれども、令和元年度の分は急ぐとできると思うのですが、1つやってしまうとあとはシステムにある程度の数字を入れていくことによってたたき出せると思うのです。確かに令和2年度分はこれから決算ですから公表できないので、それは当然のごとく出てこないという部分があるのですけれども、平成28・29・30年度と令和元年度という部分でいくと、もう出せるのではないかなと思うのですが、答弁の中ではそれはいつ頃出すのか、どういう形で出しますか、どういう形は答弁ありましたか。ホームページ等々で公表しますよと。それでは、それはいつ頃ですかという話については明確な答弁はなかったと思いますので、そこのところを再確認です。
答弁 総務課長 上田賢朗(総務課長は2023年3月まで)
こちらの諸表の作成状況ですけれども、確かに平成28年度、平成29年度のは完成しまして、今、平成30年度にはもう作業着手しておりまして、もうちょっとで完成するのかなという状況です。あと、令和元年度につきましては、令和3年度中に完成を目指すという状況でございます。令和2年度分につきましては、決算が終わってからの作業着手というようなことで、終わりましたら監査委員さんに説明をしまして、議員の皆様に御説明をしたいということと、それを踏まえてホームページ等で年度を整理して、どういった状況ですというようなものを公表したいと考えてございます。できましたら令和3年度中にできた部分の説明をしたいのですが、どうしても決算年度と年度がずれて分かりにくいという状況もございます。そういったものもあって、平成28年度の御説明もちょっと見送ったというものもございましたので、その辺は内部で検討しまして、改めてお示ししたいと考えてございます。
質問 9番 阿部公一
決算が終わっている部分については、あと事務処理上の問題なので、平成30年度分まで早急にやって、3年間を併せて公表すると、より財政状況が見やすいと思うのです。ですから、早急に平成30年度分をやっていただいて、公表に至っていただきたいなと思います。それと、令和元年度分も決算終わっていますから、事務量が各年度で違うということはあまりないと思うので、この辺も早急にやっていただいて、平成30年度、令和元年度分までは、令和3年度中に公表、ほかの部分は公表だと言っていますが、令和元年度分まで含めては難しいという状況ですか。
答弁 総務課長 上田賢朗(総務課長は2023年3月まで)
令和元年度分を令和3年度中には完成させまして、それらを含めてお知らせしたいと考えてございます。
質問 9番 阿部公一
財政状況ですから、単年というよりも何年間を並べて見たほうがよく分かりやすいと思いますので、その辺を十分注意して公表、もしくは議会等に報告をしていただきたいと思います。それでは、2番目いきます。これは過去に何回かやったのですが、令和2年度のやつからいくと一般会計で10億円ぐらい多いと思うのですが、それはもう財政上はやっているということで成立はしているのでしょうけれども、僕は過去に何度か言いましたが、標準財政規模の何倍ぐらいが適当だと考えているのか。その辺、今までだと大体古くは1.2倍から1.3倍ぐらい、多いときで1.5倍、決算状況を見ると標準財政規模が令和元年度で91億円、下がる要素がありますから、90億円だとして百五十何億円という部分でいくと1.7倍ぐらいになる。それは、ほとんど問題はないと考えているのでしょうけれども、この分の増えた分が全部補助、地方創生のように補助金で賄えるのであれば将来的には負担になりませんけれども、起債とかがはらんでくるとその分が後々返還しなければいけない。そこの部分も併せてどういうふうに見ているのか。その増えた部分に財源がどういうふうに当たるのか検討されていると思うので、そこのところをお答えいただきたいと思います。
答弁 総務課長 上田賢朗(総務課長は2023年3月まで)
令和3年度の予算、財政計画と比べましてはみ出ている分ということで、基本的に今回多くなっているのは、壇上で御説明しましたとおり、高齢者福祉施設の移行に伴う委託料が増えてございます。そちらにつきましては、特段財源がございませんので、一般財源で対応するものというふうになります。あと、もう一つ大きなのが防災行政デジタル無線の整備が多くなってございます。こちらについては、緊急防災事業債を発行してございますので、後年度の公債費の償還につきましては70%が交付税算入があるというものでございます。こちらの高齢者福祉施設等の委託につきましては、今後何年か続いていくものというふうに考えてございまして、それにつきましてはこれまでも決算見込みを年度末に立てたときに数億円の余剰が出ますので、その中で吸収ができるのかなという考えは持ってございます。この介護のほうをこのまま放置しておきますと、今回3月補正で10億円の繰入金を認めていただきましたけれども、その額では済まない、今後どんどん増えていきますので、今回こちらのほうで令和3年度以降、委託金で見ていきたいと考えてございます。あと、標準財政規模どのぐらいなのかというものでございますが、今の財政計画の考え方につきましては、それぞれの費目の推計を立てまして、このぐらいの推計でいくのではないかと。あと、全体の予算規模を150億円以内で検討してございますので、経常経費なかなか削れないものがございます。そういったものを見込みながら、投資的経費で調整していくという考えになるのでしょうけれども、地域経済に与える影響もございますので、その辺を加味しながら計画を立ててやっていきたいと考えてございます。
質問 9番 阿部公一
そうすると、現在156億円の部分は将来的にはある程度下がってくるという見込みがあるというのですね。そうすると、お答えいただいていませんが、標準財政規模のどのぐらいが適正だという部分の縛りはありませんし、基準もありません。国もここの部分には標準財政規模という数字は何だかんだ言って、それに関する部分は何かのときに縛りがかかってきますけれども、目安はない。そうすると、今1.7倍なのですけれども、これらを過去からいくと一番多かったのは1.5倍だと思うのです。そのときには標準財政規模が96億円から97億円ぐらいだったと思うのですが、それで1.5倍で、それも今言われたような理由があったので、その後は下がってきている。ところが、今、標準財政規模が令和元年度決算で91億円です。それで、その部分が今後増える要素がないとしたら、倍率をどうするかということを見ていかないと、幾らでもいいのだよということになればそれはそれでいいのですけれども、必ず起債だとかが絡んで予算が膨らんでいくと、将来返済しなければいけないと。有利な資金があるよといっても、全額裏財源で入ってくるわけでないと思うので、この辺の部分でもう一度、金額は財政規模がどうのこうのよりも、その辺の部分で何倍ぐらいが一つの目安、財政担当として何倍ぐらいが一つの目安なのだというところはお聞かせいただけますか。
答弁 総務課長 上田賢朗(総務課長は2023年3月まで)
何倍かということでございますけれども、そういった何倍かという考え方ではございませんで、そのときの政策的な事業、あるいは継続事業をどうやっていくのかと。その財源をどこに求めていくのかというもので考えてございます。起債に求める場合につきましても、当町は辺地債――過疎債ございますので、そういった交付税算入が8割ですとか7割ですとか、そういった事業債を選択しながら、その中でできる範囲でやっていきたいと。当然、地方債を発行しましたら後年度以降の償還が出てきます。そういったものはその借りた年以降の部分というのは推計できますので、その中で検討していきたいと考えてございます。
質問 9番 阿部公一
僕が聞いた部分ではちょっと明確になっていないので、何倍かについては触れていないと。十分注意して財政運営はやっていきますよという部分だと思うのですけれども、国のほうも一つの目安として標準財政規模は何かの状況で必ず出てくると思うのです。そのときにどういうふうに押さえていくのかという部分は十分注意していってやっていただかないと、幾らでもいいのだということにはならないと思うので、一応お願いをしておきますそれから次、3番目いきます。予算編成上の自主財源の扱いなのですけれども、ずっと調べて見ていくと、自主財源自体が大体17%ぐらい、上がったり下がったりはしていますけれども。これは、来年度の町税だとかでいうと、新型コロナウイルス感染症の関係があって下がるのだろうと。下がった予算は見ています。1億3,000万円ぐらい下がるのだと言っていますけれども、総体の全体の予算としては伸ばしている。そこの部分でいくと、町内の経済状況をどのように見込んでいるのかというのは、片方では町税は下がる。だけれども、経済大綱として156億円の予算は組めるのだというところはどうなのかなと思っていますが、その辺のバランス感覚としてどういうふうに捉えているのかをお聞きします。
答弁 総務課長 上田賢朗(総務課長は2023年3月まで)
令和3年度の町税につきましては、このコロナ禍におきましてリーマンショック時を参考にどのぐらい落ちるのかということで見込みを立てさせていただきました。それとは別に交付税において、基準財政収入額のほうで税等が、あと消費税等が落ちればその分の収入が落ちるということで、交付税で調整されるような一部調整機能もございます。ですので、交付税のほうで、一般財源総額ということも国で示しておりますので、その辺で交付税のほうで若干増えて見てございます。全体的に見たときに地域経済の配慮もしなければございませんので、空の借金してまで予算を組むということを考えてございません。税が落ちて、交付税がある程度確保できるのであれば、そういった全体の中で調整していきたいということで考えてございます。
質問 9番 阿部公一
地方交付税の部分の表向きの数字でいくと、令和2年度から令和3年度の部分でいくと30億円ぐらい減っています。この数字も何年間で見ると、町民1人当たり大体25万円から27万円ぐらいだと思うのです。これ詳しい部分ないです。ただ人口と予算上で見るとそのぐらいになっているという部分ですが、単純にいって人口が減ってくると当然ここの部分も減るのかなと思うのです。それらの見込み、令和4年以降の財政計画にも大きく関わってくると思うので、今後、令和4年以降の新財政計画の見込みとしては、人口も減ってくる、国勢調査も去年の部分ですから令和3年は影響ない、令和4年ぐらいから影響あります。その辺の部分も含めてどういうふうに見込んでいるのかお聞かせください。
答弁 総務課長 上田賢朗(総務課長は2023年3月まで)
交付税につきましては、本年度、昨年の12月に国勢調査の速報値が出てございます。その速報値を令和3年度の交付税算定において使いますので、令和3年度において反映されるのかと考えてございます。令和3年度の交付税の算定、今、試算上ではその分の人口落ちた部分は加味してございます。加味した上で事業費補正ですとか、そういった数字の置き換えの可能な部分、この部分を置き換えて試算してございますので、こういったものをベースに来年度以降の新しい計画をつくる中で見込みを立てまして、推計を立てて考えていかなければ駄目だと考えてございますし、一般財源を考えたときにどのぐらいの事業ができるのかというふうな地方債の発行もございますので、そういった全体のバランスを見ながら検討していきたいと考えてございます。
質問 9番 阿部公一
財政の部分で最後の部分いきます。諸収入が昨年度は1億4,349万3,000円、今年は倍以上見込んでいるのですが、何か理由がありますか。
答弁 総務課長 上田賢朗(総務課長は2023年3月まで)
昨年度と比べまして大分増えてございます。増えている要因の大きなものというのは、壇上でも申し上げましたけれども、介護サービス事業特別会計の会計閉鎖に伴いまして、出納整理期間で収入する部分ございます。これを1億3,000万円ほど見込んでございます。これを一般会計の雑入で過年度収入として整理してございます。あと、2級河川の真沼津川は北海道でやる事業ですけれども、そちらのほうの支障物件移転補償で3,000万円程度皆増という収入がございまして、そういったものを積み上げますと昨年よりは大分増えているという状況で、今、御説明した2つにつきましては来年度はないのかなと見込んでございます。
質問 9番 阿部公一
それでは次、ふるさと納税の部分は努力してくださいと。今は倍ぐらいになっていますから、今後、新型コロナウイルス感染症が落ち着いてきたと同時に下がってくるということもあり得ると思うのですが、管内的にいくとえりも町さんも様似町さんもいろいろ頑張ってやっています。そして、返礼品についても、海産物については新ひだか町でも漁組あたりでそろえれるのだというふうなことを言っていましたので、その辺の部分も含めて新しい商品開発もあろうかと思いますけれども、今後の部分の考え方をお聞きしたいと思います。
答弁 まちづくり推進課長 中村英貴(まちづくり推進課長は2023年12月まで)
ふるさと納税に関しての御質問ですので、私のほうから。これまでもふるさと納税に関しては何度かお答えさせていただいておりますけれども、やはり地道に活動していくしかないのかなというところで、漁組さんとも我々も何度かお話をさせていただいております。特に魚介類については、なかなか地元に大きな加工場がないというところもございましたけれども、漁組さんのほうで近々、もう少ししますと加工場のほうを管内に用意されるということで、そういったところも漁組さんともお話をさせていただいて、少しでも新しい商品を返礼品として提供できるように努めております。あとはやはりPR等も必要ですし、そういったものを総合的にやっていくしかないのかなと思っています。なお、金額的には平成29年が今年度よりも少し多くて、そこにいくかどうかというところですが、件数でいきますと平成29年、過去一番大きかったところよりもさらに既に上回った今4,700件を超えるような件数というところでありますので、こういった寄附をしていただいた方を今後も大事に、新ひだか町のファンとなっていただけるように、そういった活動もしていきたいと思っております。
質問 9番 阿部公一
あと何点か聞きたいと思ったのですが、時間見たらあと23分しかありませんので、5件目の新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種日程という部分に入らせていただきます。非常に接種日程そのもの自体が組みづらいというのは分かります。ただ、ワクチンそのものが入ってこないことには組めないのだというのも分かるのですが、必要十分、条件としてはワクチンが入ってきたら即計画に基づいて、その入ってきた数量によって接種を進めていくのだというふうな部分を知りたかったのですけれども、そこのところはお話ししていませんでしたので、優先接種者が799人で、医療関係64人で、消防の関係が88人だと。その他は別だよという部分なのですけれども、優先接種者のワクチン接種が2週間から3週間置いて2回打たなければいけないよと言われているのですが、ここの部分の認識はございますか。
答弁 ワクチン接種対策室長 山口一二(ワクチン接種対策室長は2022年3月まで)
ファイザー製ワクチンは2回接種となっております。3週間空けて2回目といった形になっている、当然ながらその認識はあります。
質問 9番 阿部公一
そうしますと、1回目に1箱、あれ50個かな、250人分だと思うのですが、その3週間後にその分の量が入ってくるという確証がないと、実質的に2回打つためには最初に入ってきた分の半分しか使えないのではないかと思うのです。1回250人に全部打ったよ、2週間、3週間たったら、さらに遅れましたと。4週間、5週間空いて、一月空いてとかというふうになった場合に、ワクチンの効果がどうのこうのというまた新たな問題が出てくるのだろうと思うのですけれども、その辺の細かな日程、考え方を現在検討されているのかどうか。そうしなければ、その後、一般の高齢者で7,800人、それから16歳から64歳で1万1,000人、当然希望者が7割で見たらそれなりの数字きます。だから、ワクチンの用意の部分もそうなのですけれども、実際にその人たちに接種券を発行するのにどういうふうにするのかなと。一遍に出したら大変なことになります。みんな俺いつ受けれるのだ、私いつ受けれるのと。全部来たときに対応できませんから、そこのところは住民登録数で年齢等々が数字的に全部把握できると思うのです。接種券発送するときには、その名簿がなければ出せないと思うのです。非常に厳しいのでしょうけれども、どういうふうに仕分けをして、ワクチンの入ってきた数量に合わせた接種券をどのように発送しようとしているのか。入ってきた分のワクチンの本数の半分しか発送できないと思うのですけれども、その辺の部分の考えをどういうふうにしようとしているのかお聞かせください。
答弁 ワクチン接種対策室長 山口一二(ワクチン接種対策室長は2022年3月まで)
議員御指摘のとおり、2回目のワクチン供給が明確でないと、せっかく1回目接種したのに4週間も5週間もワクチンが入ってこないと、そういったことになってしまいますとワクチンのその効果自体が喪失するような可能性があります。そういったことも踏まえて、これから4月から少しずつですけれども、ワクチンが入ってまいります。そしてまた、5月にも入ってくる予定です。そういったワクチンの供給予定、いわゆるスケジュールを十分加味しながら、それに相応した接種者の選定を進めてまいりたいと考えております。
質問 9番 阿部公一
そうすると、入ってきた量に合わせてということですから、それは当然のことだと思うのです。そうすると、例えば合わせた部分、緑町の65歳以上が何人いるのだという部分だとかは数字的には全部押さえれると思うのです。住民基本台帳は電算で管理していますから、その辺は、名前は別として。そうすると、接種券の発送自体を何百人いるよと、その中からランダムに選ばなければいけないと思うのです。そうしないと、窓口でそれなりに混乱すると思うのです。1箱しか来ないというと、250回分しか来ないわけですから。あとのことも考えると半分ですから、125人分しか接種券は発送できない。そうすると、地域を決めたにしてもランダムに抽出しないと、結局は人為的に選別するというのは難しいと思うのですが、ランダムにやらないとしたら窓口をこしらえないと窓口が大変だと思うのです。例えば200人の人に出したよと。そしたら、全部問合せ来たよと。「私いつなの」と、「予約いつできるの」と。それの整理だけでも大変だと思うのです。そして、いつ予約だよ。その日になったら忘れて来なかったよと。そうすると、ワクチンそのものが非常に無駄になる。数はそんなに無駄になるわけではないと思うのですけれども、その辺の対応も含めてどう考えていますか。
答弁 ワクチン接種対策室長 山口一二(ワクチン接種対策室長は2022年3月まで)
まず、ファイザー製ワクチンなのですけれども、1箱については195バイアル――瓶にして1バイアルというのですけれども、195バイアルで、掛ける今の注射針でいきますと5回接種が可能ですので、1箱来ますと975回の接種が可能であります。議員御指摘のとおり、予約が殺到するのではないか、そういった受付の体制どうするのだといった御心配の声かと思います。当然ながらワクチンの接種に関する予約の受付体制、町としても集団接種会場の運営に向けて会計年度任用職員等の採用も検討しております。また、集団接種会場ばかりではなくて各個別の医療機関での予約も考えておりますので、バランスを見て混乱のない体制づくりに努めたいと考えております。
質問 9番 阿部公一
申し訳ございませんでした。私の認識で数量が違っていましたけれども、いずれにせよ集団接種やるか、個別接種やるかにしてもそれなりの医療体制だとか場所だとかがもう整備されているというふうな新聞発表を見ましたら、そういうふうにやっています。そうすると、いずれにしても先ほども言いましたけれども、九百何十人分だよといっても、実際にはその後々を考えると半分しか打てないと。そうすると、あと2週間、3週間はマイナス80度以下の冷凍の部分で保管しておかなければいけないということです。だけれども、接種したときにそこの集団接種や医療機関の個別接種で出した分を全部ちゃんと100%使えるのならいいのですけれども、使えない場合は無駄になる部分がどの程度あるかという想定をしないとスムーズな移行ができないと思うのですけれども、無駄になる部分というのは考えなくてもいいのかもしれませんが、結局は予約はしたけれども、来なかったという人に対して、その日のうちに来てくれというふうにするのか、その辺、集団接種ということになると福祉施設だとかはドクターが出かけて接種するとかいろいろ方法はあるのでしょうけれども、その辺スムーズに流れるように、ケース・バイ・ケースでどのように考えているかお答えください。
答弁 ワクチン接種対策室主幹 田中陽子(ワクチン接種対策室主幹は2022年3月まで)
もし予約されていて、当日キャンセルが出た場合につきましても十分薬液の効率的な使用を促すためにしっかりとしたマニュアルができておりますので、それに準じて進めてまいりたいと思っております。
質問 9番 阿部公一
しっかりしたマニュアルができているということですから、住民が一番必要な今の情報は自分が接種できるのか、できないのかという部分だと思うのです。無駄にならないように完璧にマニュアルがもうできているのだというのであれば、そこのところも含めて町民に対する情報提供をするべきではないかと思うのですが、その方法自体は検討されていますか。
答弁 ワクチン接種対策室長 山口一二(ワクチン接種対策室長は2022年3月まで)
住民周知の関係でございます。あくまでも接種対象者、先ほども申したとおり、ワクチンの供給量に見合った、その都度、対象者を選定しまして、その方たちにワクチンの接種券というものを事前に発行します。その発行する接種券と同封する素材の中にそういった部分も含めた対応として、先ほど田中主幹から申しましたとおり、ワクチンがキャンセルなった、急遽用事があったとか当日になって体調が悪くなったとか、そういった場合についての対応等についても記載したものを入れていきたい、そのように考えております。
質問 9番 阿部公一
若干ワクチンの接種に関しては、不安材料がまだちょっとあることはあるのですけれども、時間も時間ですから、これで終わりたいと思います。どうもありがとうございました。