新ひだか町議会 令和4年第4回定例会 2022年6月30日
(1)財政健全化について/(2)日高地域広域公共交通確保対策について/(3)感染対策における各事業への対応について
2022年6月30日、新ひだか町議会の一般質問で、阿部公一議員が「財政健全化について」「日高地域広域公共交通確保対策について」「感染対策における各事業への対応について」について質問し、企画課長 樋爪旬、総務課長 上田賢朗、まちづくり推進課長 中村英貴、健康推進課長 中島健治が答弁しました。
- 質問者
- 阿部公一 議員
- 答弁者
- 企画課長 樋爪旬、総務課長 上田賢朗、まちづくり推進課長 中村英貴、健康推進課長 中島健治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 阿部公一
通告に従いまして質問席より4項目についてお尋ねいたします。最初に、まちづくりの目標について伺います。町長の所信表明の冒頭、その基本理念として、和と輪をもって進めるまちづくり、その先にある環に向かってとしていますが、どのような形を求めていこうとするのか、その考えをお聞きします。1つ目の和については、なごみを意味する言葉であり、互いを知り、助け合いながら、心が通う人間関係をつくると述べています。これらを推進する上で町長の人生観があると推察しますが、これはある意味で町長の人生哲学に通ずるものではないかと考えます。そこで、1つ目の和の推進についてのまず一歩は、職員と対等な立場での対話が大事なことと思います。一方的に上から求めただけでは職員の中には和は生まれてこないのではないでしょうか。必要なことは、行政全体として職員おのおのが話し合い、平等の立場で話し合うことが和の目標に向かい、推進されるのではないでしょうか。その観点から、町長は目標に対し積極的姿勢で臨むのか、消極的姿勢で臨むのか、どのようなお考えなのかお聞きします。令和4年度の仕事始めの訓示の中で、それぞれの職場で部下の育成にも言及しておりますが、職員の育成には短期間での成果は望めません。しかし、5年、10年、20年後をイメージした中で職員のあるべき姿を町長の人生観を通じてどのように捉えていますか。約400名ほどの職員が在籍していますが、町長はどのような手法で和に向かって取り組もうとしているのかお聞きします。2点目の円のように丸くつながる輪については、新ひだか町全域を網羅する輪を求めるものと考えますが、その目標とする時期はどのように考えていますか。それは、輪の進捗状況とは別に考えるものですかお聞きします。3点目の、巡る意味の環に向けた目標は、対象地域としては日高管内及び全道を視野に入れているものなのか。その先には循環型経済社会、環境に配慮した生活が成り立っていくとしています。これはある面で持続可能で活力ある地域社会の実現を目指すSDGsの17目標の理念にも通じるものがあると思いますが、いかがですか。また、この目標に対する実施可能はどの程度を望んでいますか。次に、「財政健全化について」です。1点目は、一般的に言われている財政健全化検証をする場合の財政指標について、その推移について質問します。この指標を積算するには標準財政規模が分母となる場合あります。新財政計画における今後5年間の数値について、各年度ごとの推定値をお答えください。分母が標準財政規模となるものについては8項目あります。これは通知の中で書いていますので、読み上げません。各指標の計算上は、分子と分母の関係があります。現状を維持し、改善を目指すとするためには、分母を増、分子を減とすることが必要です。その方策はどのように考えていますか。そのほかに、財政健全化の判断には次のような指標があります。財政力指数、弾力性を示す経常収支比率、地方債現在高、債務負担行為額、積立金現在高と言われております。2点目は、財政規模です。財政規模の数値は、標準税収入額プラス普通交付税プラス臨時財政対策債発行可能額で算出されます。普通交付税は国勢調査による人口、標準税収入も就労人口が関係します。新財政計画では令和12年には町の人口を1万6,817人と推計し、厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所の推計では我が町の人口を2035年には1万4,822人、2045年には1万1,197人と推計しています。住民登録からすると、コンスタントにこの10年間、年間350人程度が減少している状況です。健全財政運営への上からも標準財政規模数値に関わる人口減少問題をどう捉えていくかお聞きします。これらの要件を踏まえ、新財政計画期間中における標準財政規模の数値は各年度見込みはどの程度ですか。また、歳出予算編成に当たっては、この数値にこだわらないとの見解を過去にお聞きしています。安定した財政運営からすると令和4年度当初予算では令和2年度の標準財政規模の数値の1.68倍となっています。今議会での補正予算が可決されますと約1.8倍を若干超えるとなっています。安定した財政運営を基本にした場合、この倍率はどの程度が許容範囲となりますか。町内の景気浮揚の上からも2倍以上を検討したことはありますか。ちなみに、先ほど言いましたけれども、本定例会で補正予算が可決するとその倍率は1.806倍となります。次に、「日高地域広域公共交通確保対策について」です。JR北海道からの拠出金の利用状況についてお聞きします。総額25億円が拠出されており、うち5億円が各町へ配分され、20億円が日高線代替交通確保対策基金として当町が管理することとなっています。令和3年度の収支状況はどうなっていますか。対策協議会が実施した事業内容について事業費も含めてお答えください。20億円は、日高地域広域公共交通確保対策として18年間維持することを目標としています。当面今後5年間の運行のための経常経費の積算はどの程度の見込みですか。また、当町に配分された金額の現時点での使用状況についてもお聞きします。最後に、「感染対策における各事業への対応について」です。新ひだか夏まつりは3年ぶりに新型コロナウイルス感染状況を見ながら、蓬莱山まつりは例年どおり開催されます。静内地区においては静内川の花火大会のみを開催するとのことですが、当町における感染状況の推移を把握していますかお聞きします。管内的にはPCR検査等が実施されていますが、感染者数の陽性率は昨年中は1桁台でしたが、今年に入ってからは13%台となっています。当町におけるPCR検査数と陽性率について把握しているかお聞きします。花火大会におけるビアガーデン開催の判断を1か月前にとのことですが、新型コロナウイルス感染状況を見ながらの開催とするのであれば、準備や仕入れのことから、ビアガーデンでの開催は今年度は中止し、持込みの飲酒、飲食も自粛するなど、さらなる感染対策を講じ、開催するべきと考えますが、いかがですか。以上、この席からの御質問とさせていただきます。よろしくお答えください。
答弁 企画課長 樋爪旬
阿部議員からの御質問について、私からは「町長が求めるまちづくりの目標は」と「日高地域広域公共交通確保対策について」御答弁申し上げます。まず、大きな1点目、「町長が求めるまちづくりの目標は」の1つ目、職員の中にどのように和を構築していくのかという御質問ですが、これまでの議会の中でも答弁させていただいておりますが、それは職員に限らず、対話が基本であり、その繰り返しであると考えています。町政を進める上で最も大切なことは、町民の皆さんがそれぞれの立場で町政に関心を持ち、まちづくりに積極的に参加していただくことであり、行政と町民が現状の課題やそれぞれの将来に向けた目標をしっかりと持った中で、お互いを理解・尊重しながら対話を積み重ね、共有できる目標や方向性を見出していくことが必要との考えでございます。その前提として、理事者と職員が課題や目標に対する認識を共有することが重要であることから、毎週の庁内幹部会議、庁議をはじめ、全部署を対象とした課題や今後の方向性などを理事者と共有するためのフリートーク形式の政策懇談の実施、町内施設の視察を実施しているほか、様々な打合せの機会に理事者も同席して情報共有や意見交換を行っております。また、協議すべき案件が出てくれば、その都度関係職員が集まって話し合い、目線合わせを行っているところでございます。次に、2つ目の輪に向けた目標と方策、目標とする時期をどのように考えているのかという御質問ですが、特別な方策があるわけではございません。人には様々な考え方があり、地域間、それぞれの分野・立場などによって異なる主義主張が衝突する場面もありますが、我が町は今どういう状況にあるのかを町民の皆さんに理解していただく努力をしながら、輪の心を持って町の将来に向かって対話をする中で、お互いに納得できる目標を定め、共にその実現に向かって協力・連携していくことができればとの考えであります。目標となる時期は、その内容や時々の情勢によって変わるものと考えております。次に、3つ目の環に向けた目標は、日高管内を対象とするのか、全道が視野にあるのかという御質問ですが、特に地域を限定するものではなく、目指す内容にもよりますが、施策を進める中で、心が通じ合う人間関係の下、関係する方々との協力・連携によりお互いを高め合えるような地域循環をつくることができれば活力のある地域として持続、発展していくことができるとの考えであり、今後も必要な施策について基本理念をベースに進めていく考えであります。次に、質問の大きな3点目「日高地域広域公共交通確保対策について」御答弁申し上げます。まず、JR北海道からの拠出金の利用状況という御質問ですが、昨年4月1日からのバス転換に際し、JR北海道から日高管内7町に対して支払うことで合意した拠出金25億5,500万円のうち、地域振興分として配分される5億円を除く20億5,500万円につきましては、JR北海道側の資金事情等もあり、令和3年度から令和5年度までの3分割により受け取ることで協議が調っているところでありまして、初年度となる令和3年度では当該3分割の1回目として7億3,500万円を代表町である新ひだか町が収入し、昨年の議会で御承認をいただいて設置した日高線代替交通確保対策基金へ積み立てたところでございます。そこで、令和3年度の利用状況でございますが、当該基金に積み立てた7億3,500万円のうち、令和3年度における必要経費として3億6,643万円を取り崩し、管内7町で組織する日高地域広域公共交通確保対策協議会に対して交付をしているところでございまして、その後当該協議会における令和3年度決算で1億6,000万円ほどの不用額が生じましたことから、その取扱いについて7町で協議し、当該不用額は一度新ひだか町に戻し、令和4年度における必要経費については改めて新ひだか町から交付を受けることで準備を進めているところでございます。1億6,000万円を超える多額の不用額が発生した主な理由としましては、道南バスによる車両購入に際し6,000万円ほどの入札減が生じたこと、またJR北海道バスが購入を予定していた車両の納車時期が令和4年度にずれ込んだこと、さらに当初は令和3年4月から9月までのバス運行について国庫補助の対象にならない可能性が高い状況でしたが、その後の協議により国庫補助の対象になったため、経費的に大幅な節約になったものであります。次に、日高地域広域公共交通確保対策協議会が実施した事業についてですが、令和3年度において協議会が実施した事業としては、大きく分けてバス運行に係る準備経費の負担と令和3年度におけるバス運行の赤字補填の2つであり、このうちバス停留所やバス車両の購入などの準備費用として1億8,294万円、運行赤字の補填として1,983万円を負担しております。なお、運行赤字については、国庫補助制度上10月から9月までを1年間としていることから、今回の補填額は令和3年4月から9月までの半年分となります。また、えりも―苫小牧間の直行便として新設しましたとまも号につきましては、国庫補助の対象とならない地方単独路線であることから、令和3年4月から本年3月までの1年分を令和4年度予算で補填することで整理をしておりますので、今回の補填額には入っておりません。ちなみに、とまも号の初年度赤字はおおむね1,500万円程度になる見込みでございます。次に、バスターミナルの改修に係る財源ですが、JR北海道からの拠出金20億5,500万円の中には交通結節点になることが見込まれる静内、富川、浦河、様似の4つのターミナルの整備費用として2億円が含まれていることから、この財源は確実に使えると考えております。なお、当該2億円については、対象となるターミナル4か所で均等に分配することで協議が調っていることから、当町が使える財源の上限としては5,000万円となります。また、このほかに、地域振興分としてJR北海道が拠出した5億円の中から新ひだか町に約1億円が配分されておりますが、この使途については当町が自由に決められるものですので、ここから財源を捻出することも可能と考えます。いずれにしても、まだターミナル整備の詳細が固まっていないことから、まず町としての方針をしっかりと定め、関係各所と協議をしながら、同時に活用できる補助制度なども模索した上で必要な財源を調達していきたいと考えております。次に、今後5年間の経費の積算はどの程度かについてですが、協議会において継続的な負担となっていく経費としては、ほぼバス運行に対する赤字補填ということになりますが、バス運行に係る収支についてはどれほどの乗車人数を確保できるのかという点に尽きるものであり、いまだコロナ禍から抜け出せていない状況も踏まえますと、将来に向けた乗車人数を高精度で試算するのは不可能であると考えております。したがいまして、現在協議会の中では、バス転換当初の経費試算をベースに年間の赤字補填額を4,000万円以内に抑えていくことで考えており、これを継続的に上回るような状態になった場合や国庫補助路線から外れるような状況になった場合には既存路線に必要な見直しを加えていかなければならないという考えであります。初年度の状況としては、年間の赤字補填上限額4,000万円に対し、ペース的には年間5,500万円程度に達する勢いでありますので、非常に厳しい船出であると言わざるを得ない状況にありますが、今後コロナ禍から脱することで改善を期待できる面もありますので、地道にバス利用の促進策を講じながら、地域に必要な移動の足を守るため、管内7町で力を合わせて取り組んでまいりたいと考えております。最後に、当町に配分された金額の使用状況としてという質問でございますが、恐らくJR北海道から拠出金のうち地域振興分として当町に配分された1億224万円のことかと思いますが、本定例会の補正予算に計上させていただいておりますとおり、海浜公園のセンターハウス配管整備更新工事の財源として670万円ほど使わせていただくことで考えていますが、残りの約9,500万円の使い道についてはまだ何も決まっていない状態ですので、先ほども申し上げたターミナル整備への活用も含め、今後において整理していきたいと考えています。
答弁 総務課長 上田賢朗(総務課長は2023年3月まで)
阿部議員からの御質問の大きな項目の2つ目、「財政健全化について」でございますが、まず1点目の財政の健全化を検証するときの各種指標について、5年先を見据えたときの方針についてでございますが、安定した財政運営や収入に見合った真に必要な行政サービスを的確に実施していくための予算編成の指針とするため、令和4年度から令和8年度までの5年間を計画期間とした新財政計画を令和4年3月に策定したところであり、本町の財政運営の最上位計画として位置づけているものでございます。本計画の計画値にあっては国庫補助金などの使い道が決められている特定財源を除いた一般財源ベースとしておりますが、これは予算編成において大前提となる歳入に見合った歳出予算とするため、その根幹である一般財源を基本と考えたためで、予算全体から特定財源を除いた一般財源をベースとして計画値を推計しているところでございます。また、本計画に財政指標として3つの指標を掲載しておりまして、まず1つ目が経常収支比率でございますが、町税や地方交付税などの経常的な一般財源収入が人件費や扶助費、公債費などの経常的な経費に充てられた割合を示した指標で、この比率が高いほど新たな行政サービスを行うための財源が乏しく、財政の弾力性が失われ、硬直した財政構造になっていると考えられており、一般的には70から80%程度が望ましいとされてございます。本計画における経常収支比率の推移につきましては、令和4年度で86.4%、令和5年度で83.1%、令和6年度で83.4%、令和7年度で84.1%、令和8年度で82.3%と徐々にではありますが、適正な比率へと向かっている推計となってございます。本計画に掲載しております2つ目の指標は、実質公債費比率でございますが、地方債の返済額となる公債費やこれに準じる額を指標化したもので、実質的な公債費に充てられた一般財源の額が標準財政規模に占める割合を表すものでございますが、この比率が18%以上になると地方債を発行する際に公債費負担適正化計画の策定が義務づけられ、また25%以上になると早期健全化団体に、さらに35%以上だと財政再生団体となり、地方債の発行など様々な制約を受けることになります。本計画における実質公債費比率の推移については、令和4年度で10.5%、令和5年度で11.3%、令和6年度で11.7%、令和7年度で11.2%、令和8年度で11.0%となってございます。本計画に掲載しております3つ目の指標は、将来負担比率でございますが、この指標は地方公共団体の地方債残高や将来支払っていく可能性のある負担額の現時点での残高を指標化したもので、将来財政を圧迫する可能性の度合いを示した指標で、この比率が350%を超えると早期健全化団体となります。本計画における将来負担比率の推移については、令和4年度で60.7%、令和5年度で58.6%、令和6年度で57.4%、令和7年度で60.0%、令和8年度で58.9%となってございます。そのほか、地方債残高の推移については、令和4年度で190億8,900万円、令和5年度で182億7,400万円、令和6年度で174億2,500万円、令和7年度で165億9,700万円、令和8年度で157億8,000万円としてございます。また、積立金現在高については、令和4年度から令和7年度まで10億700万円、令和8年度は12億700万円としてございまして、前回の財政計画の計画目標として財政調整基金の基金残高を標準財政規模の10%を目安に10億円を目指すこととしておりましたが、令和3年度末時点での基金残高が約10億7,000万円となり、目標を達成したことから、今後は現在と同規模程度維持していくよう努めてまいります。そのほかにも各種財政指標はございますが、将来の見込みとして推計しているものはございませんので、御説明はできませんが、ただ財政状況の今後の見通しにおいて劇的な好転が望めない厳しい現状の中で限られた一般財源を効果的でかつ効率的に活用していくためには、各種行政サービスの見直しや指定管理委託などによる民間活力の導入による行政組織のスリム化などをはじめ、自己評価による既存事業の見直しから真に必要な事業の選択など、歳出の削減のために行政評価の実施が重要であると考えてございますし、また使用料、手数料などの自主財源においても利用者に対し適正な負担を求めていかなければならないものと考えてございます。次に、2点目の新財政計画期間における標準財政規模数値の各年度数値についてと令和4年度当初予算と標準財政規模数値との比較についてですが、まず標準財政規模につきましては標準的に収入し得る経常一般財源の大きさを示す値でございますが、標準税収入額、普通交付税及び臨時財政対策債発行可能額の合計額をもって標準財政規模とされており、新財政計画の推計に当たり、基礎数値として使用した各年度ごとの標準財政規模数値については、令和4年度は92億5,678万3,000円、令和5年度は92億5,221万5,000円、令和6年度は92億1,431万3,000円、令和7年度は91億8,203万9,000円、令和8年度は90億9,603万4,000円としてございます。また、令和4年度当初予算と令和2年度の標準財政規模数値とを比較しますと、まず令和2年度標準財政規模数値が93億5,869万2,000円であり、これに対し令和4年度当初予算額が、骨格予算であるものの、新型コロナウイルスワクチン接種事業などを予算計上したことから157億1,195万4,000円でございますので、比較すると標準財政規模の約1.68倍が当初予算額となってございます。また、肉づけ後の予算額が169億521万2,000円としてございますので、こちらと比較しますと約1.81倍が本予算額となってございます。新財政計画の作成に当たって見込まれる一般財源に対する一般財源ベースの執行規模の計画でございますので、今後の景気による影響までは反映してしてございませんが、人口減少や少子高齢化に伴う地方税や普通交付税の減少など、今後も標準財政規模は減少傾向になるものと想定しているところでございますので、新財政計画に基づき、一般財源をベースとした歳入に対し身の丈に合った財政運営を行っていくことが重要であると考えてございます。
答弁 まちづくり推進課長 中村英貴(まちづくり推進課長は2023年12月まで)
私からは阿部議員御質問の大きな項目の4点目、「感染症対策における各事業への対応について」御答弁申し上げます。まず、1点目の新ひだか夏まつりの花火大会における感染状況の把握と対策についてでございますが、第16回となる今年の新ひだか夏まつりは、5月30日に開催された実行委員会において3年ぶりの開催が決定したところです。ただし、実施内容につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、例年7月下旬に実施しております阿波踊りパレードや和太鼓フェスティバルなどのイベントは行わず、静内川及び三石漁港での花火大会のみの実施とし、花火大会におけるビアガーデンについては感染状況を踏まえて実施方法を決定していくこととなったところです。そこで、御質問の感染状況をどのように把握し、対策を講じるのか、当町における感染状況の推移を把握しているかについてでございますが、新型コロナウイルス感染症における感染者情報の公表については、現在のところ都道府県などにおいて行うこととなっており、毎日公表される振興局単位での感染状況及び毎週月曜日に更新される道内市町村別の1週間累計での感染状況報告により当町における感染状況を把握しているところであります。当町の感染者数は減少傾向にあるものの、いまだ終息したと言える状況にはないと認識しておりますが、花火大会につきましては屋外で鑑賞するスタイルになりますので、国や北海道が示す基本的な感染対策を踏まえた適切な感染防止行動を呼びかけながら実施していくことと考えております。次に、2点目の我が町におけるPCR検査数と陽性率の状況及び市中感染状況の把握についてお答えします。先ほども申し上げましたとおり、新型コロナウイルス感染症における情報の公表については都道府県などが行うこととなっており、北海道のホームページ上で検査件数や陽性率、市中感染状況の目安にもなります患者との接触状況などや濃厚接触者以外の新規感染者数の数などが毎日及び毎週更新される新型コロナウイルスに関連した患者の発生状況の中で公表されております。検査人数については振興局単位での累計値、陽性率については全道単位での公表となっているので、市町村単位での状況を把握することができておりません。また、北海道が開催する北海道新型コロナウイルス感染症対策本部会議の資料において全道単位などでの集計値として検査数や陽性率及び感染経路不明割合の推移などについて公表されておりますが、これについても市町村別の数値は公表されておりません。したがいまして、当町における検査人数や陽性率、市中感染状況を日々正確に把握することは難しいところでございますが、町といたしましてはこれらの公表数値や関係機関等との情報共有により感染状況などの把握に努めているところでございます。次に、3点目の花火大会におけるビアガーデンの開催は中止し、持込みの宴会も中止するなどさらなる感染症対策を講じるべきと考えるが、いかがかとの質問ですが、こちらについても屋外の開催でございますので、国や北海道が示す基本的な感染対策を踏まえた適切な感染防止行動を呼びかけながら実施することも含めて検討しておりますが、ビアガーデン会場となる敷地を十分広く確保できない場合や感染者数が再び増加するなどで状況が悪化するような場合にはテークアウトメニューを中心とした露店の出店とし、席を設けないなどの対応策について実行委員会において関係団体等としっかりと議論してまいりたいと考えております。
質問 12番 阿部公一
所信表明の「ワ」の部分については、具体的な部分がよく分かりませんので、再度僕のほうで勉強して次回にまた質問したいと思います。それから、財政の健全化についても現状では特別問題がある数字は出ていないと思うので、それらは今後標準財政規模の部分の算定からいくと、人口が著しく減ると過去の部分でいくと5年間を見ますと5年間で5億6,000万円ぐらい減っているのです。それらの部分のやつは国勢調査が間に入ったら参考となる数字が減りますから、国勢調査を見ると2,000人ぐらい減るので、それに基づいてどうなるかという話だと思うので、それは今後の話になろうかと思います。それから最後に、日高地域公共交通の部分ですけれども、前にもちょっと質問しています。どこまでが地域振興の部分の金を使うのか、どこまでが管内の金を使うのかという、そこの事業の内容が若干不明瞭かなと思いますので、これもきちっと整理していただいて、お聞きしたいと思います。
質問 12番 阿部公一
一問一答なのですけれども、分かりました。すみません。「ワ」の部分については、具体的な部分があまりないようなものですが、その辺の部分はされていないということでしょうか。
質問 12番 阿部公一
それでは、そこの部分除きます。標準財政規模の今後の部分について、国勢調査等で人口が減っていくという部分について、いろんな方法がありますけれども、人を増やすという部分については特効薬がないというのは、さきの議会でも答弁いただいています。ここの部分、これから減っていくのですが、予算規模の許容範囲として標準財政規模の2倍ぐらいまでならいいのではないかなと、100億円だと200億円の事業、そのうち当然投資的経費が相当入ってきますから、それを踏まえると大して驚くほどのことはないけれども、事業費が増えるということは町内の景気浮揚にもつながるという部分があるので、2倍ぐらいまではどうでしょうかねと聞いていますが、いかがですか。
答弁 総務課長 上田賢朗(総務課長は2023年3月まで)
予算規模につきましては、結局今回の財政計画でも一般財源ベースというところを主に置いてございます。予算編成におきましても一般財源、こちらのほうで対応可能な範囲となりますので、10分の10の国の補助ですとかがあれば当然そういうものを活用しながら事業を進めますので、そうなれば当然予算規模は大きくなっていくと。建設の部分で投資的経費におきましても、財源として主と考えるのはやっぱり地方債、こちらのほうの有効な地方債の活用という部分ございますけれども、将来の償還額を考えたときに必ず2割や3割の一般財源が必要になってきますので、その辺を将来的な推計の中で許容される範囲を見極めながら、その範囲で投資的経費も考えていかなければならないというふうな部分で、その辺をベースに考えながら、それが2倍になるのか、1.5倍になるのか、3倍なのか、ちょっと分かりませんけれども、その辺はその時々の状況を見ながら判断してまいりたいと考えてございます。
質問 12番 阿部公一
それでは、広域公共の部分は飛ばします。感染症対策で、花火大会を1か月前に判断するということなのですが、この判断の目安としては感染状況どの程度までならやめる、やめないという基準、目安をちょっと教えてください。
答弁 まちづくり推進課長 中村英貴(まちづくり推進課長は2023年12月まで)
具体的な数値で基準を定めているわけではございません。これについては、基本的にイベントの開催については国や北海道が示しているガイドライン的なものがございますので、そういったものを見ながらになりますけれども、報道等をされている感染状況、増加傾向にあるとか、そういったものを見ながら最終的に判断していきたいと考えてございます。
質問 12番 阿部公一
感染状況の増加傾向を見ながらということなのですが、明らかに今年に入ってからPCR検査の数に対する陽性率の部分でいくと去年あたりは1桁台、6%ぐらいだったのですが、今年に入って今日の数字ちょっと見たら13.5%なのですよ、新聞紙上で見ると。その辺の部分でいくとどの程度までだと許容範囲なのかなという部分がちょっとありますので、その辺は北海道の云々という部分なのでしょうけれども、それよりも実施主体である実行委員会がここはちょっと危険だ、感染拡大するというような判断の目安をちょっと教えてほしいなと思います。
答弁 まちづくり推進課長 中村英貴(まちづくり推進課長は2023年12月まで)
これにつきましては、繰り返しになりますけれども、当町の陽性率ということになりますと、壇上の答弁でも申し上げましたが、これは公表されておりませんし、町としても把握のしようがございません。ですので、陽性率等をもって判断するという基準も実行委員会等でも設けてございませんので、ここは直近の感染者数、公表されているベースで1週間ごとの新ひだか町の感染者数の増減、こういったものを見ながら、明らかに増加傾向にある、そういう場合についてはビアガーデンは厳しいのではないかとか、そういったところを実行委員会の中で関係機関、団体等と協議しながら最終的に決定していきたいと考えてございます。
質問 12番 阿部公一
中止するかしないかの判断については感染状況だということなので、それは把握できない。新聞発表等を見ると数字的には出ているのです。管内の数字が幾らだという、この管内の数字ってどうやって把握しているのですか。少なくとも各町からの数字を集約して発表する部分になっていくのだと思うのですが、その辺は個人情報なので、各町の部分は公表できないという位置づけなのでしょうか。
答弁 健康推進課長 中島健治(健康推進課長は2023年3月まで)
今陽性率等の御質問でしたので、私のほうからお答えさせていただきますが、私どもの捉えとしましては、あくまでも市町村単位で公表されている分については毎週月曜日に発表されます全道の数字の中の前1週間分の陽性者数の数字についてのみでございまして、ちょっと私も勉強不足かもしれませんけれども、阿部議員のおっしゃっている陽性率につきましては全道の規模の陽性率については公表はされていまして、1週間ごとの振興局単位での検査数についても1週間ごとに、毎週月曜日ですけれども、公表されています。ただ、陽性率についてはあくまでも全道単位での数字となっていると把握してございますので、確かに阿部議員おっしゃるとおり、今回のコロナのオミクロン株がもととなった第6波について、直近のベースとなる5月のゴールデンウイーク明けが一番道内ではピークと言われている時期がございました。その時期の全道の陽性率でいくと、やはり40%と高い数値示してございます。13%、私の捉えとして全道の陽性率と捉えていますが、それにしても13%という数字は少なくはないと思いますが、昨今の陽性者数の減少に合わせた形で陽性率についても、下がってきているという傾向、これはいい傾向ではないかと捉えているところでございます。
質問 12番 阿部公一
陽性者数の部分なのですが、これ新聞紙上を見て計算しているのです。PCR検査の管内の実施数を管内の感染者数で単純に割れば陽性率出てきますよね。それでいって13.何ぼなので、それがいいのか悪いのかは僕も今の答弁聞いていると分かりませんけれども、取りあえずなるべく早いうちにお祭りのほうについては判断されないと業者さんも困るのだろうと思いますので、その辺は速やかに判断、8月11日が花火大会ですから、一月前というと7月中旬には判断するのではないかと思いますが、その辺はどうでしょうか。
答弁 まちづくり推進課長 中村英貴(まちづくり推進課長は2023年12月まで)
議員おっしゃるとおり、実行委員会の中でもそこら辺については共通認識を持って、その辺の判断については1か月ほど前までに判断しましょうということにしております。既に関係する団体等の皆さんとは、昨今の状況を見ながらどうしましょうかという協議は始めておりますので、その最終的な判断につきましては1か月前までには決定して実行していきたいと考えてございますので、御理解ください。
質問 12番 阿部公一
感染の部分については、大きく出るとまたいろいろ話題になりますので、十分そのときは対策を練った上で実施していただきたいと思います。以上で終わります。ありがとうございました。―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――◎延会の議決