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下川町議会 令和5年6月会議 2023年6月20日

こどものもりの危機管理体制について

2023年6月20日、下川町議会の一般質問で、奥崎裕子議員が「こどものもりの危機管理体制について」質問し、町長 田村泰司が答弁しました。

質問者
奥崎裕子 議員
答弁者
町長 田村泰司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 奥崎裕子

今回は、こどものもりの危機管理体制について、町長に伺いたいと思います。令和 3 年にこどものもりで起きた集団ノロウイルス感染では、園児だけでなく、その兄弟や父母にまで感染が広がり、入院された方もいたと伺っています。園の職員や保護者、当時の関係者の皆さまには、本当に大変な思いをされたと思います。2 年が経過し、事後の検証がなされたと思いますが、ここまで感染が広まってしまった原因は何だったとお考えですか。また、今回のことを受けて、園の危機管理体制がどのように変わったか、御答弁いただきたいと思います。

答弁 町長 田村泰司

奥崎議員の「こどものもりの危機管理体制について」の御質問にお答えします。令和 3 年 4 月に下川町認定こども園「こどものもり」で発生したノロウイルスの集団感染につきましては、収束までに 40 名以上の在園児と職員に感染が確認され、家庭間での感染においても 19 の御家庭から報告を受けたものであります。感染の原因につきましては、名寄保健所で実施した給食と厨房の検査からはノロウイルスは検出されず、発生経路は特定がされておりません。ノロウイルスは、特に冬季において、手指や食品などを介して感染するものであり、どのような場所でも発生し得るものでありますが、今回の集団感染においては、保護者への注意喚起が遅れてしまったこと、また、保護者一人一人への連絡に時間を要したことで、電話が込み合い、つながりにくい等の御指摘を受けたところであります。このため、早急に緊急事態等への対策として、電話回線を 2 回線から 4 回線に増設し、併せて、認定こども園から保護者へのメール配信環境を整備し、園児の送迎時にも健康状況のお知らせや注意喚起をするなど、迅速な連絡体制の強化を図ったところであります。また、更なる感染対策として、給食の配膳方法を変更したほか、嘔吐した園児がいた場合は、速やかに児童を別室に移し、保育士が防護服を着用し消毒するなどの対応を行っております。今後におきましても、認定こども園の感染対応マニュアルに沿って、発生の予防、感染拡大防止対策の徹底に努めてまいります。以上を申し上げまして、答弁といたしますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。

質問 2番 奥崎裕子

感染症の発生ということに関しては、ある程度は予防ができない部分もあるのかなとは思っております。ただ、その発生してしまったものをいかに拡大させないかというところが、やはり大切なところなのではないかと思っております。今回、ノロウイルス感染の拡大、集団感染ということが、やはり保護者への注意喚起というものが…時間がかかってしまったということに、やっぱり大きな原因があるのかなと、私も…保護者の方の意見をお聞きして感じているところです。例えば昼帰りの園児であった場合、今回の事が発生した…園児が吐いたということが、昼前ぐらいでしたかね…それぐらいの時間帯に発生したということで、昼帰りの園児の保護者には伝わらなかったというふうにも伺っています。それもあって、対策の取れた家庭と取りづらかったという家庭があったというふうに私も伺っています。やはり保護者への周知に関しては、今、御答弁あったとおり、その対応策として、電話回線を増設したり、あと、保護者へのメール配信環境を整備したり、迅速な連携体制の強化を図ったとあるので、そこは一定の評価をしたいと思います。感染対策、感染対応マニュアルに関してなんですけれども、先ほど説明された感染対応マニュアルに関してなんですが、一回決めて終わりではなく、その都度その都度…現状に合わせたものに変更していったり、見直しをしていくということが必要であると考えております。その見直し、検討をすることによって、職員への意識づけにもつながり、更なる対応ができるようになると考えますが、そのマニュアルを見直し、検討もするということを含めた仕組みづくりとなったのでしょうか、町長に伺います。

答弁 町長 田村泰司

お答えいたします。今ほどお話があったとおりですね、やはりその感染予防、速やかな保護者への情報公開、注意喚起、それからいろんな処理の方法、それが職員での危機管理意識の共有が…その徹底が非常に重要だと思っておりますし、また、初動を速やかにすることが感染の拡大を最小限に抑える。やっぱり常日頃改善していくということが大事だなというふうに思っています。それで、4 月に発生した後に、7 月に感染症対応マニュアルを改正して、対応を図ってきているところでありまして、例えばですけども、玄関のホワイトボードに、いろんな…お子さんの状況ですよね…そういうのを書いて、保護者に情報提供するですとか、あと、今までは人数が同時に 10 名以上等で園医ですね…保健所ですとか…そういうところに連絡を取ってたんですけども、それを 3 名以上で保護者に知らせるといったような対応もしておりますし、必要に応じて関係機関というか…関連のあるところにも連絡を取って、対応をなるべく早くしようということで進めているということでございます。緊急連絡体制はですね、そのような形で…まずは初動ということで進めているということで改正をしているということでございます。以上でございます。

質問 2番 奥崎裕子

今、町長に御答弁いただいた、その対応マニュアルを改正されたということで、やはり幼い命を預ける保護者にとっては、このような…感染に限らないんですけれども、危機管理に対しての対応というものがしっかりとできていることが、安心して子供を預けるということにつながると思いますので、これは是非、重要視して、これからもやっていってほしいことだと思います。今回のこの集団ノロウイルス感染の保護者への注意喚起に関してなんですけれども、保護者の方からも幾つか意見を頂きまして、もう少し情報があれば、もうちょっと違う対応が取れたのではないかという声があったり、こうしてみてはどうだったんだろうかという意見も聞かれました。園としては、やはり個人情報という観点から、出せる情報、出せない情報というものもあるかと思うんですけれども、保護者としては、やはりもうちょっと踏み込んだ情報があれば、家庭での対応もできたかもしれないという声もあったので、こうした対応に関して、職員の方が中心となって…なのでしょうか、マニュアル対応に関して決めていくことだとは思うんですけれども、保護者が考える…こういう対応を取れないだろうかという提案なども是非取り入れて、組み入れていっていただきたいと考えています。そのために、例えばアンケートを取るという方法もあるんですけれども、アンケートだと一方向…アンケートを取りました、返答がきました、その後っていうやり取りがなかなかしづらいところもありまして、なるべくお互いの率直な意見、思いというのを交換…意見を出し合えるような機会、そういうものがあると、とてもいいかなと思いますが、町長はこの件に関して、どのようにお考えでしょうか。

答弁 町長 田村泰司

お答えします。今回の件に関しては、父母の会の役員会というところで御意見を頂いて、それを反映した形で対応を強化しているという部分がございますし、私の方でですね、公約にも書かせていただきましたけれども、子育て支援の…全般のお話ですけれども、やはりそういった…話し合いの場ですね…どういったものが課題で、どういった形で解決していくかという話し合いの場の創設を今後進めてまいりたいと思ってますので、その中で頂いた意見を可能な限り反映しながら進めてまいりたいというふうに思っております。

質問 2番 奥崎裕子

今、町長から、話し合いの場の創設を考えているというお言葉を頂けたので、そこは評価したいことだと思います。こども園に通わせている保護者の方、やっぱり自分たちの思いがあっても、なかなか届かないということがあると、それはちょっと…園に対しても不信感を感じる部分もあるかと思いますので、こういった…お互いの意見を率直に話し合える、持ち合えるような、そういう仕組みが是非できるといいと思っています。以上をもちまして、私からの質問は終わらせていただきますが、町長からほかに何かございましたらお願いします。

答弁 町長 田村泰司

お答えいたします。ノロウイルスに関してですね、皆さん大変辛い思いをしたということで、非常にその部分については残念な気持ちでいっぱいでございますけれども、それを受けてですね、できる限り皆さんの御意見を頂きながら、よい方向に進めていければなというふうに思っておりますので、先ほど申し上げました、話し合いの場に関しても、こども園の事だけではなくてですね、子育て支援全般についていろいろ御意見頂きながら、下川町の子育て支援策をより良いものにしていきたいと思っておりますし、それが移住定住とかですね…そういったところにもつながっていくというふうに思っておりますので、そういった形でですね…良い形で進めていければというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

出典:下川町議会 令和5年6月会議 2023年6月20日 議事録 PDF(17ページ) 間違いを知らせる