みんなの議会

下川町議会 令和6年6月会議 2024年6月19日

町内の民間活動団体の充実と継続に向けた取り組みについて

2024年6月19日、下川町議会の一般質問で、奥崎裕子議員が「町内の民間活動団体の充実と継続に向けた取り組みについて」質問し、教育長 川島政吉、教育課長 小林大生、町長 田村泰司が答弁しました。

質問者
奥崎裕子 議員
答弁者
教育長 川島政吉、教育課長 小林大生、町長 田村泰司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 奥崎裕子

おはようございます。私からは、町内の民間活動団体の充実と継続に向けた取り組みについて質問したいと思います。下川町内には、オリンピアンを輩出してきたスキージャンプをはじめとするスポーツ団体、木工芸や渓流太鼓、上名寄郷土芸能保存会などの文化活動をする団体、そのほかにも様々な活動をしている団体があります。このようにやりがいを持って取り組んでいる一人一人の活動が、下川の魅力を生み出していると言っても過言ではありません。ただ、これらの活動団体の中には、参加メンバーの減少などで活動を続けられるか不安といった声もあり、何らかの対策をしなければ、団体自体が無くなってしまいかねない状況です。一方で、活動団体のことをよく知らない町民もいます。これらの橋渡しをし、既存の団体が新規メンバーの獲得や活動を充実させていくためにも、どんな団体がどんな活動をしているのか…それを紹介したり、お試し体験会などを開催したりするなどの取り組みを町としてもっと進めていくべきだと考えますが、どのようにお考えでしょうか。

答弁 教育長 川島政吉(教育長は2024年6月まで)

奥崎議員の「町内の民間活動団体の充実と継続に向けた取り組みについて」の御質問にお答えします。現在、町内にはスポーツ団体、文化活動団体など、様々な団体があり、スポーツ協会、文化協会などに加入している団体のほか、個人的に活動されている方など、多くの方が趣味としてやりがいをもって、その活動を楽しんでおられます。しかしながら、人口減少や趣味の多様化などもあり、これまで各団体におかれましては、参加メンバーの募集もされてきたかとは思いますが、ほとんどの団体でメンバーが減少している状況です。御質問にありました、町民の中には活動団体のことをよく知らないという方がいるという点につきましては、先日開催された文化協会主催の「しもかわ歌謡祭」のチラシでも、文化協会加盟サークルと連絡先が掲載されており、会員募集が行われておりました。総合福祉センター「ハピネス」の掲示板にも文化協会が作成した募集案内のポスターが掲示されているほか、役場総合窓口、公民館ホールや図書室には、民間団体が作成したサークル活動や各団体を紹介したパンフレットなども置いており、また、移住者などに配布する資料でもサークル活動等を紹介しておりますので、お問い合わせがあれば、こうした資料等を活用し対応しております。また、お試し体験会などの開催につきましては、それぞれの団体での開催が基本となりますが、メンバーの増加、活動の充実を図るため、各団体がこうした体験会などを計画していく中で、支援などを希望する場合、可能な限り協力をしてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、文化協会やスポーツ協会と連携しながら、各団体の意向をよく確認し、適切に対応してまいりたいと考えております。スポーツや文化活動は、人々に楽しさと感動を与え、人生を豊かにするために不可欠なものでありますので、若い世代等への裾野を広げる取り組みに惜しみなく協力してまいります。以上申し上げまして、答弁といたしますので、御理解賜りますようよろしくお願いいたします。

質問 2番 奥崎裕子

ただいまの教育長の答弁の中にありましたように、協会に加盟している…そういう団体は協会で取りまとめて案内を出すことができるんですけれども、そういう協会などに所属していない団体に関しては、個々で出さなくてはいけない。加盟しているしていないに関わらず、やはりそういう活動団体の一覧があるということが大事なんだと思います。そして、活動団体の紹介に関しては、以前「まなびばリスト」というものが作られていると思います。町内の「下川りくらしネット」という女性グループが作ったもので、習い事やサークル活動、そういう情報が載っている紙のリーフレットです。こういうものが、誰でも手に取ることができて、見やすく分かりやすいと思いますので、もっとみんなの目に付くような、人が集うようなところに、たくさん置いていいかと思います。情報発信ということにしても、このように町が一から全て作るわけではなくて、そういうリーフレットを作れる人たちがいるのであれば、そういう方たちに協力を仰いだり、支援をしたりして、職員の業務の負担を余り増やさずに行うことができるのだと思っています。そして、今はスマホで情報を得る時代です。下川町のホームページなどに、町内で活動する団体の一覧を載せてみたり、あるいはそれぞれの活動を紹介しているSNSなどもあると思いますので、そういうサイトを掲載するだけでもまた違うと思います。そういうのも一つの方法かと考えています。体験会についてなんですけれども、町内の文化活動を一番身近に感じられるのは「町民文化祭」だと思います。その町民文化祭では、作品展示や芸能発表などで活動の成果を見ることは出来ますが、体験というのはなかなか出来ません。実際にやってみる楽しさ、体験できる機会、それを増やしていくことが、将来に向けて様々な活動の活発化につながるものと考えます。是非検討していただきたいと思っています。次に、公民館の設備について伺います。御存じのとおり、公民館大ホールの照明設備、音響設備が、そこで活動する方たちに支障を来すほどになっている…それぐらい老朽化しているということがあります。いろんな活動の充実を図るためには、こういう設備を充実させていく必要があると思いますが、更新の考えがあるのかどうなのかということを伺いたいと思います。

答弁 教育課長 小林大生

それでは私の方から、御質問にお答えしたいと思います。確かに今現在ですね、音響設備それから照明設備については 100%の能力が発揮できない状況となっております。ただ、こちらの設備の改修には多額の費用がかかりますので、こういったところを利用状況も併せて考えながら、総合計画審議会などに諮っていって、意見を聞きながら進めていきたいというふうに考えております。以上です。

質問 2番 奥崎裕子

総合計画の中で考えていくという答弁だったと思うんですけれども、そういうことも含めて、利用されている活動団体にも是非周知をしていってほしいと思います。それがいつ直るのか直らないのか…そういうことも分からないまま、自前で設備を持ち込んで活動されている団体もいらっしゃいますので、そういう団体に対しても丁寧な説明が必要だと思います。ここからはですね、新たに何かを始めたい個人や団体が、公共施設を利用しやすくするための取り組みについて伺いたいと思います。現在、町内の公共施設は、利用者が町民かどうか、営利目的かそうでないかで利用料金が異なります。町外者は 3 倍、営利を目的とする場合は 5 倍かかることになります。まず、この利用料金が異なる理由について伺います。

答弁 町長 田村泰司

お答えいたします。公共施設の営利・非営利、そして町民か…町外かどうかというお話でございます。町民かどうかにつきましては、町の施設ということで、その運営の費用については、町の税金を使って管理運営しているということで、やはり施設の利用に当たっては、町民の皆さんが、使いやすい、優先して使えるということが重要であるということで、町民以外の方には割増しというのが…全てではないですけれども、原則としてそういう考えでございます。また、営利かどうかについてはですね、営利を追求する会社等が、そこをお店代わりというか…占有して使う場合も想定されますので、そういったところには割増しで料金を頂くという考えでございまして、これについても先ほどお話した…町民の皆さんが、できるだけ使いやすい形になるようにという考え方をもって、そういった差を付けているお部屋というか…そういうところもございますので、御理解をいただければというふうに思います。

質問 2番 奥崎裕子

ちなみになんですが、もし参考までにお聞かせいただければと思います。営利目的とされて開催したイベントは、具体的にどのようなものがあったのか、逆に営利目的ではないとみなされたイベント、具体的にお示しいただければと思います。

答弁 町長 田村泰司

全てではないですけども…代表的な例としてお話をいたしますと、実際に借りて行ったかというのは別として、例えば…いわゆる古物の出張買取り会場として貸館を希望された…経営されてる会社の方が、それから携帯電話ショップの料金プラン相談会の会場として…最終的に携帯を売るという行為が発生しますので、それで貸館を希望されたもの、そして、旅行ツアーの中の一つとして、旅行ツアーで皆さん代金頂いて、そこでイベントをやるというような…町外の会社の方が…というのが例としてございます。そういったことがありますが、営利としないで…場所によって若干違う部分はあるかもしれませんが、本場のクラシック音楽になかなか触れることができない地域でございますので、町民の皆さんの文化的な教養の向上に資するという判断で、入場料は取りますけれども、皆さんで楽しんでいただくクラシックコンサートに関しては、営利目的ではないという考え方でお貸ししているということであります。あと、ダンス教室ですとか、塾等…習い事に通うことが非常に難しい地域であるということから、地域の子供の体力や学力向上のために、月謝というのは発生しておりますけれども、そういったものについても営利ではないという考え方で開催を認めてございます。あと、地域の皆さんの就労支援ということで、企業による面接会場として公民館等で貸し出しをしてますけれども、そういったものについても地域の皆さんの就労につながるということで無料という考え方で貸館を認めているということで…このほかにもあると思いますけれども、代表的なのはこういった状況でございます。

質問 2番 奥崎裕子

今、御紹介いただいたものを見ていると、営利目的とされたものは明らかに事業者が行うような形のものが多かったかなと思います。そして、営利でないものに関しては、町民にとっていいものか…例えば文化的な教養になるであるとか、生涯学習などにもつながっていくようなものに関しては営利とされていないように思いました。しかしながら、施設の管理者によって営利の判断が曖昧な部分があると思います。何をもって営利目的とするのか、判断基準というのはしっかりと決まっているものなのか伺います。

答弁 町長 田村泰司

直営で管理している施設と指定管理で管理している施設…大きく分けて二通りあって、指定管理の中でも、施設の状況によって少し判断が変わってる部分もあるというのは認識しておりますので、来年度、指定管理の更新がありますので…今年から作業が始まりますが、そういったものも含めて、きちっと内部で考え方を定めて、営利・非営利の基準を示して、周知をしていきたいというふうに思っています。

質問 2番 奥崎裕子

来年度更新の時期を迎えるということで、営利か…そうでないかという線引きをきちんとされるということなのですが、町の施設を利用して、何かイベントをやってみたいと考えている方がいると思っても、それが営利目的になるかならないかということで、利用料金が 5 倍も変わってくるということであると、利益が薄いような物販をやってみたいであるとか、入場料を取らなくては、そもそもの運営自体がままならないので、入場料を取らなければいけないイベント、そのようなイベントが…やりたくてもやりづらいということにつながっています。活力ある地域づくりというのを目指すのであれば、その自主イベントをもっとやりやすいような環境、そういう仕組みに変えていくべきだと考えています。ちなみになんですけれども、近隣市町村の文化センターなどの貸館の料金体系を少し調べてみました。その基準といいますか…市町村内、市町村外という区分があるところもあるし、あと営利目的というのはやはり設定しているところが多かったんですけれども、名寄市、美深町、西興部村は、営利目的で利用する場合は 10 割加算なんですね、何倍ということではなくて基本料金にプラス 10 割加算という形を取っていました。士別市は 2 倍、和寒町は 5 倍…これは下川と同じだったんですけれども、下川のように営利目的で 5 倍という料金を取っている…そういう体系にしているところは少数派なのかなという印象でした。町民が楽しそうなことをしているとか、下川町ってやっぱり楽しそうだよねっていう…そういうふうに思ってもらえることが、交流人口であるとか移住者の増加に、もしかしたらつながっていくかもしれない。何よりも今住んでいる私たちが、住み続けたくなるまち、そういうものを目指していくべきだと考えます。何かをやってみたいという気持ちを後押しするような、様々な活動の活発化、公共施設の利用増加にもつながっていくのかなと考えますので、そのような公共施設の利用料金の体系について、今後見直す考えがあるのかというところを伺います。

答弁 町長 田村泰司

今お話いただいた内容について、私も常々思っているところでありまして、できるだけ町民の皆さんの活動が活発化されることが非常に重要だなというふうに思っています。その中で営利・非営利のお話だとか、あるいは公共施設の老朽化の問題だとか、あと料金の問題もこれから検討していかなければならないというか…決めていかなきゃいけないところなんですけれども、現状、料金体系に関しても、実際のところは、元々は無料で、その後に料金を決定して、基本的な金額は変わっていない状況でして、維持管理経費あるいは改修経費なども…非常に公共施設たくさんありますので、これから町民の皆さんに非常に多くの負担をいただかなきゃならない状況になるんじゃないかなというふうに今懸念しているところであります。それで、今後、どこの施設を有効に活用するのか、あるいはどこを閉じるのか、そういった公共施設全体の再編と併せて、今後頂く料金についても、いろいろ検討して進めていかなきゃならないなというところもありますので、できれば機能集約ですとか…同じような機能を持っているところは、できるだけ皆さんで使っていただけるような形で改修をかけて残していくというような、そういった議論をしていかなければならないなというふうに思っていますので、その中で、先ほどいただいた営利目的のお話ですとか、実際の料金だとか、そういったものもいろいろお示ししながら、皆さんの御意見を頂いて、最終的に決めていきたいなというふうに思っています。

質問 2番 奥崎裕子

今、町長仰られたように、今後、利用料金だけではなくて、施設の機能集約という点でも考えていかなければならない、それは町内の施設を見ていても痛感するところではありますけれども、審議会などでも…おそらく委員の方からもいろんな意見を頂いているとは思いますが、是非利用されている方の意見というのも聞き取って、そういう声を是非反映させていただきたいなと思います。利用されている方を置き去りにして決めたものというのは、やはり反発を生んだり、活動が段々減少していくようなことにもつながりかねませんので、利用されている方にもう少し聞き取りなど…アンケートなど取っていただきたいと思っていますが、そのようなことは計画されているんでしょうか。

答弁 町長 田村泰司

公共施設の総合管理計画、これは議会に御議決頂いて進めているところでありまして、改定の際に…公共施設全体の削減目標というのを設定しながら進めておりますし、その中で個別計画…それぞれの施設をどうしていくかというのを、一定の見通しを立てておりまして、それに従って、現状は…大きな施設というのはまだ具体的な話にはなってませんが、老朽化して危険な施設、公共施設として使われてる方が限定されている施設に関しては、それぞれ所管の担当課からお話をさせていただいております。その中で、いろんなお話があると思うんですけれども、都度都度、進捗状況の報告を受けながら、私としても全てを納得いただけるというのは難しいかなと…使ってる方にですね、ただ、代わりの活動できる場所とか、あるいはそれが整うまでの時間とか、そういったものをきちんと丁寧にお話をしてくださいということで指示をさせていただきまして、一定程度御理解を…少しずつですけれども…頂いているかなというふうに思ってます。最終的には、活動をやめてくださいという考えはありませんので、活動できる状況をどう作っていくか、そして納得頂いて、新たなところ、あるいは別の形で活動していただくというのが一番だと思ってますので、そういった形でですね、それぞれ報告を受けた後に、もう一度話し合ってくださいとか、もう一度こういう視点で話してくださいという話は指導させてもらってます。以上です。

質問 2番 奥崎裕子

現在活動されている団体、そしてこれから新しいことを何か始めたい、そういう個人や団体、そういう人たちに、やってみたいという何か楽しいことをして、下川町を盛り上げていきたいという、そういう雰囲気になっていくように、これらの取り組みがどう変わっていくのかを注視していきたいと思います。私からの質問は以上になりますが、町長からほかに何かございましたらお願いします。

答弁 町長 田村泰司

いろいろな視点でお話いただきまして、その視点を踏まえた上で、これから進めてまいりたいというふうに思っておりますけれども、私としても、老朽化している、あるいは人口が少なくなったから、その地域の活動がどんどん停滞していくというのは、私としても非常に残念だと思ってますので、新たにいろいろやりたいことがあるとか、いろんな形で進めていきたいという方がいらっしゃれば、役場の方にも…教育委員会の方にも御相談いただいて、御支援できることがあれば進めていきたいというふうに思ってますので、気軽に…と言ったら変ですけれども、SDGs課題解決推進事業という事業もありますので…総務企画課にありますので、そういったものも御活用いただきながら、あるいは公民館講座とか、公民館の場所を借りて何か進めたいとか、ほかの施設もありますので、遠慮なく皆さん御相談いただければというふうに思ってますので、よろしくお願いいたします。

出典:下川町議会 令和6年6月会議 2024年6月19日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる