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下川町議会 令和6年12月会議 2024年12月18日

農産物加工研究所の運営について

2024年12月18日、下川町議会の一般質問で、奥崎裕子議員が「農産物加工研究所の運営について」質問し、町長 田村泰司、産業振興課長 亀田慎司が答弁しました。

質問者
奥崎裕子 議員
答弁者
町長 田村泰司、産業振興課長 亀田慎司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 奥崎裕子

私からは、農産物加工研究所の運営について質問します。農産物加工研究所が 4 月に民営化し、施設設備の管理などを町、製造・販売などの運営を下川事業協同組合が行う新たな体制で今年のトマトジュース製造が終わりました。昨年 12 月定例会議の一般質問の答弁で、「協議会のようなものを設立する」とありましたが、そのような話し合いの場を持たれているのでしょうか。また、製造本数や販売本数…現時点のもので構わないんですが、それは計画どおりとなったのか、経営や運営状況についての報告を求めます。

答弁 町長 田村泰司

奥崎議員の「農産物加工研究所の運営について」の御質問にお答えいたします。農産物加工研究所につきましては、本年 4 月から公設民営方式により、下川事業協同組合に運営を移行したところであります。1 点目の「協議会の話し合いの場」についてですが、町と下川事業協同組合との間で「農産物加工研究所運営委員会」を開催し、運営についての現状報告、諸課題の共有とその解決に向けた方策などを協議する場を設け、円滑な引継ぎと安定した運営ができるように、継続した協議を行っているところであります。基本的には 2 か月に一度の頻度で、これまで 5 回の運営委員会を開催しており、今後も引き続き運営委員会を通じた協議を行ってまいります。2 点目の「製造本数や販売本数は計画どおりか」についてですが、今年度は運営移行の初年度ということもあり、町が策定した製造計画に基づき製造を行ったところであります。製造本数につきましては、全体で 14 万 5,000 本の計画に対しまして、13 万 8,549 本の実績となっており、計画よりも 6,451 本少ない製造でありました。これにつきましては、原料のトマトが予定よりも入荷が少なかったことが要因であります。また、4 月から 11 月までの販売本数は、全体で 9 万 4,888 本、売上額は 4,023 万 1,341 円となっており、昨年同時期と比較して、ほぼ同水準で推移をしております。今後におきましても、円滑な引継ぎと移行、安定した運営ができるように、下川事業協同組合と連携し、取り組んでまいります。以上申し上げまして、答弁といたしますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。

質問 2番 奥崎裕子

ただいまの答弁の中で、製造本数は原料トマトが少なかったということで 13 万 8,000 本程度、販売本数が昨年同時期と比較してほぼ同水準ということで、まずは今シーズンの製造が終わったこと、大変お疲れさまでした。運営が下川事業協同組合に移り、新商品の開発もされたというふうに伺っていますが、どのような製品を作って、そしてその新商品の製造や販売など、どういう手応えがあったかというのをお聞かせ願います。

答弁 産業振興課長 亀田慎司

お答え申し上げます。新商品としましては、八海山の甘酒の商品を製造しまして、そちらの方は、町内の商店の方でも今回販売させていただいてます。主に贈答品として予定をしていまして、今後各所に営業をかけていく、そのような流れで考えております。以上です。

質問 2番 奥崎裕子

ただいまの八海山甘酒入りのトマトジュースを販売しての手応えというか…感想というか、どのような意見というのは聞いていますか。

答弁 産業振興課長 亀田慎司

大変好評でして、甘酒の匂いが余りしないというか…トマトジュース自体がまろやかになるような、そのような意見は頂いております。以上です。

質問 2番 奥崎裕子

好評ということで、期待をしたいところであります。それでは、答弁の中にありました、農産物加工研究所運営委員会について質問したいと思います。この運営委員会を開催し、諸課題の共有と、その解決に向けた方策などを協議しているということなんですけれど、まず、一つ確認したいことがありまして、運営が下川事業協同組合に移ったということなんですが、町としてはできる限りのサポートをしていくというような考えで関与していくということで、どこまでの関与が町としてできるのかというところをちょっとお聞かせ願いたいと思います。提案という形でのサポートなのか、それとも何か…こうした方が良い、こうするべきだ、こうしなさいというような指示まで踏み入ったことが言えるのかというところを少しお聞かせください。

答弁 町長 田村泰司

お答えします。現実的にどこで線引きするかというのは、言葉で言うとなかなか難しいところがありますけれども、基本的には、円滑な移行のための助言、あるいは必要な場合は指導も含めてやっていくということでありまして、例えば…私、運営委員会に出席しているわけではないんですけれども、その時期時期で、いろいろと今までやってきたことなどの確認などもあると思いますので、そういった時にできる限りサポートをしていくという立場で進めている形でございます。以上です。

質問 2番 奥崎裕子

この運営委員会の町からのメンバーというのは…どなたがメンバーなのでしょうか。

答弁 産業振興課長 亀田慎司

お答え申し上げます。参加させていただいてるのは、私と担当の職員、町側は 2 名になります。以上です。

質問 2番 奥崎裕子

農産物加工研究所の今年移行してからの話をいろいろ聞く機会がありまして、その点について伺っていきたいと思います。今お話されていた、運営委員会で共有されている課題というのはどういうものなのか、教えていただける範囲でお願いします。

答弁 産業振興課長 亀田慎司

お答え申し上げます。具体的には、商談の話…申込みがありました際には、そこの情報共有ですとか、その後の対応、そして当初予定していました地域おこし協力隊の方が退任されましたので、その後の人員の考え方ですとか、指揮系統の確認ですとか、そういったところを具体的に委員会の中では情報共有をさせていただいております。以上です。

質問 2番 奥崎裕子

その共有されている課題に対して、町としての提案というものはされたんでしょうか。

答弁 産業振興課長 亀田慎司

こちらの方でも提案させていただく中で、双方で協議をしながら進めてきているところでございます。以上です。

質問 2番 奥崎裕子

ただいまのお話にもありましたように、地域おこし協力隊として採用された方だけでなく、中心となって動いていた下川事業協同組合の理事、また、下川事業協同組合の事務職員も次々に辞任されたり退職されているというお話を聞いております。これはちょっと…主観的な形になってしまいますけど、人がどんどん辞めていくように感じられるんですけれども、それはどこに問題があったのかということの理由などは聞いていますか。

答弁 産業振興課長 亀田慎司

お答え申し上げます。具体的な事業運営につきましては事業協同組合になりますので、そちらの方での対応になるかなというふうに考えております。以上です。

質問 2番 奥崎裕子

その協力隊員が退職された理由というのをちょっと耳にしていまして、運営側…これは下川事業協同組合なんですが、「運営側から今後のビジョンが示されなかったので、年齢的なこともあり、将来に不安を感じた」ということを理由の一つとして聞いております。事業協同組合の経営ビジョン…例えばまた新商品開発を今後していくであるとか、製造・販売に関することであるとか、またこういうことを新たにしていきたいなどの、今後の運営・経営のビジョンというものを町は把握しているんでしょうか。

答弁 産業振興課長 亀田慎司

お答え申し上げます。まず、今中心となる方がいらっしゃらないということで、事業協同組合としては 2 人体制で今運営を考えているところでございます。その方のうち、まず事業協同組合さんの方で 1 人…雇用の決定がされてまして、年明けに採用になる予定です。今後においては、その方が中心になりまして、経営方針含めた取り組みを具体的に考えていくものというふうに考えております。以上です。

質問 2番 奥崎裕子

ただいまの答弁で、2 月頃にまた新たな方がやって来るということなんですけれども、現在運営の中心となる人材がいない状態です。そして、本来であれば製造や販売などの引継ぎのために派遣されている役場職員が、運営の実務を担っている状態です。その状態というのはとても通常ではないです…異常な状態だと感じています。次の人材…2 月に人が来るまでは変わらず、そして 2 月に来た方がきちんと後継者としてやっていけるようになるまで、この役場職員はずっと加工研究所にとどまり続けるという形でしょうか。

答弁 産業振興課長 亀田慎司

お答え申し上げます。現在は、中心となる方は来年という話なんですけども、ただ、具体的な実務につきましては、事業協同組合の方でもやっていただいております。そして、うちの担当職員と並行しながら進めているというところでございます。また、次年度の製造計画につきましても、下川事業協同組合と協議の上、あとは原料のトマトの作付けの意向調査、そういったところも踏まえまして製造計画を立てているというところでございます。以上です。

質問 2番 奥崎裕子

製造計画を立てるということは、これぐらいの販売計画目標なりというものがあって立てていくものだと思われるんですが、そういうことに関して…先ほども質問したんですが、明確な販売ビジョンみたいなものというのは、事業協同組合からは提示はされていないんでしょうか。

答弁 産業振興課長 亀田慎司

お答え申し上げます。下川町の特産品でありますトマトジュースということで、事業協同組合さんの方でも大変価値が高いものということで仰っていただいております。そういった中で、今後の商品のPRを積極的にしていくというところでは、当初から経営方針として掲げて製造に取り組まれているところでございます。以上です。

質問 2番 奥崎裕子

質問をしていく中で少しずつ明らかになっていけばいいかなと思ってはいたんですが、ちょっと私の感覚としては…余りはっきりしたお答えが得られていないように感じています。4 月からのトマトジュースの製造に関する件で話を聞いていて思ったのは、運営体制がきちんと定まっていない不十分な状態であるなということなんですよ。民営化するために…確か 1 年延期をされて、移行が今年の 4 月からになったと思うんですが、当初からも不安…スケジュールどおりに移行ができずに 1 年延期になっているという点も不安ではありましたが、実際運営をしてみるまでは…それはまた変わってくるものかなというところもあり、ちょっと期待をして見ていたところなんですけれども、経営を担っていくはずの人材が定着していないように見受けられる、そのような運営体制が…ちょっと不十分であるのにもかかわらず、このまま下川事業協同組合に運営を任せていくという考えに変わりはないんでしょうか。生産者や販売者への影響、労働者の雇用環境などを考えると、直営に戻す必要があるように思われますが、町長はどう考えていますか。

答弁 町長 田村泰司

いろいろな心配事があるのは私たちも承知しておりますけれども、今年の 4 月から始めて、今の段階で…すぐやめるということには、私はならないかなというふうに考えています。というのは、1 年間製造して、1 年間売ってみて、まずそこで中身が分かるという部分もありますし、私どもと事業協同組合との間のお約束事で、3 年間は円滑な移行のために、私どもも指導・助言するということでお約束をして進めておりますので、中のいろいろな体制ですとか、いろいろな形で今…人がいないということもありますけれども、私たちとしても可能な限り、そこをお手伝いしながら、円滑な移行を進めているところでありまして、1 シーズン終わってない段階で「これは無理だからやめてください」という話にはやっぱりならないかなというふうに私は考えておりまして、販売・製造のところを含めて、私たちが持ってるノウハウをきちんと引き継いでいただける体制を作ってくださいというのをずっとお話をしてますし、それに向けた体制づくりということで、今、亀田からもお答えさせていただきましたけれども、2 月から…また人材が確保できたということも伺っておりますし、現在、また人材の募集も進めておりますので、そういった意味で、今後も一緒になって円滑な移行を進めていきたいというふうな考えに変わりはありません。以上です。

質問 2番 奥崎裕子

3 年間は様子を見るということなのですが、ということは、この 3年間の運営の様子を見て、また判断が変わるということはあるのでしょうか。

答弁 町長 田村泰司

お答えいたします。3 年間様子を見るということではなくて、3 年間で移行を完了するという考え方で進めさせていただいてますので、3 年間の中でどのような形になるかというか…良い形にしていただきたいというのが私の思いですし、販売も含めてマーケットを広げていただく、あるいは製造については、トマトの製造について、高齢化等もあって非常に原料確保に苦慮されているところでありますけれども、新製品の開発とか、あるいは新製品の販売とかも含めて、より高めていただくことを目指して、私たちの持ってる今までのノウハウを継承していただくという考えを持って今進めてますので、3 年後の事について、今ここで…3 年後こうだったらこうしますというのは、お答えはちょっとできないかなというふうに思っております。以上です。

質問 2番 奥崎裕子

そうですね…1 年目といえば 1 年目…まだ終わっていない段階ではあります。これからも農産物加工研究所の運営には、私も注視していこうとは考えています。下川町の特産品であるトマトジュースですので、今後も製造・販売が続けられるような形での運営を願っています。以上で私の質問を終わりにします。

出典:下川町議会 令和6年12月会議 2024年12月18日 議事録 PDF(39ページ) 間違いを知らせる