下川町議会 令和4年9月会議 2022年9月14日
「ふるさと納税」について
2022年9月14日、下川町議会の一般質問で、小原仁興議員が質問し、町長 谷一之、政策推進課長 田村泰司が答弁しました。
- 質問者
- 小原仁興 議員
- 答弁者
- 町長 谷一之、政策推進課長 田村泰司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 小原仁興
段々コロナも落ち着いてきまして、野外イベントが増えてきております。先般、下川商業高校を励ます集いがありました。この議場内でも多くの方、会場に足を運ばれて、コロナの厳しい厳戒態勢の中、野外、飲物のコップは使い回さないなど、本当に気を使った会であったなと思いました。併せて、各部活動からの紹介のVTR…皆さん見られたと思います。その中で各先生方が、本町の補助について非常に謝意を示していた。私がこの奉職に就く前年度、実は下川中学校の部活動育成の…主催をやらせていただきました。当時の会長は、今回の励ます集いの…それこそ主催をやっていたリーダーの方が当時のPTA会長で、一緒に仕事をして、こういうところで…高校の励ます集いで応援できるって嬉しいなぁなんて思いながら…時間を過ごしてもらいました。我々の…組まれた予算がこういう形で生かされてるんだって知ることができた、これは結構…本年の予算審査委員会で委員長をやっておりましたから…迫るものがありまして、非常に嬉しいなぁなんて思いながらその時を過ごさせていただいたものでございます。さて、本日は、ふるさと納税について、町長と議論を交わしながら理解を深めていきたいと考えております。振り返れば、本町のふるさと納税額は、令和 2 年で 1,670 件 3,583 万円、令和 3 年は1,779 件で 4,205 万 8,000 円…本町に 4,000 万強の納税があったということでございました。ふるさと納税で本町の考え方をこれから伺ってまいりたいと思います。町長は令和 3 年に、ふるさと納税の目標額…これ以前 1 億円と公表しておりました。この目標額は今も堅持されているものなのか伺います。2 点目に、本年度のふるさと納税は、現時点で幾らなのか。また、現下の状況から、町長の所感があれば伺いたいと思います。3 点目に、近年、企業のふるさと納税の意識も大変高まってございます。その町の特色に対して寄附をされる、そういうようなことが多く見受けられるようになりました。本町においても企業版ふるさと納税は重要な位置づけであることには違いないと私は思っております。本町として何を売りとしているのか、納税行動を取っていただくための…促していく考え、これがあれば伺いたいと思います。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
小原議員の「ふるさと納税について」の御質問にお答えしたいと思います。御質問の 1 点目でありますが、「1 億円の目標額設定については今も堅持されているのか。」についてでございますが、1 億円の目標額につきましては、令和 2 年第 3 回定例会議、さらに令和 3 年第 2 回定例会議におきまして、各議員の御質問にお答えする形で私が発言したものでございます。御質問の 2 点目でございますが、「本年度のふるさと納税額はいくらか。」についてでありますが、令和 4 年度 8 月末時点で、803 件 1,929 万 5,000 円の寄附をいただいているところであります。今年度におきましては、7 月から業務委託によるPRサイトの更新など、プロモーション活動の充実を図っているところであり、また、下川町商工会とも連携しながら新たな返礼品開発を鋭意進めているところでございます。御質問の 3 点目ですが、「企業版ふるさと納税における本町の売りは何か。」につきましては、現在、ホームページを中心にPRを進めているところでございます。いずれにいたしましても、本町の特色であります循環型森林経営を基盤に、森林バイオマスの取り組みやSDGsの取り組みを中心に、引き続き企業等にPRするなど、汗をかいてまいりたいと思います。以上申し上げまして、答弁とさせていただきます。
質問 7番 小原仁興
今、答弁された…これ町長の正式答弁と捉えてよろしいでしょうか。答弁を求めます。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
間違いございません。
質問 7番 小原仁興
この議場には、補助資料…ここで傍聴されている方に…このような補助資料が回ってございます。補助資料の中には端的に…どのような内容を議員が聞かれたのか、1、2 行にまとめて載ってございます。私の方の 1 点目、「町長は、ふるさと納税の目標額を 1 億円と公言しているが、この設定は今も堅持されているのか。」という質問でございました。町長に質問です。これ…答えられていますか。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
堅持されていると…現在そういう進め方をしているところであります。以上です。
質問 7番 小原仁興
そうなんですよ…堅持されているか、してないかっていったら、堅持されているか、してないかっていう答えなんですね。1 週間前から、我々はこういう質問をしたいと…これなんで質問趣意を前もって出すかっていう部分はしっかり認識していただきたいと思います。1 点目に聞いたのは、これは堅持されてるか、されてないか…いつ発言したかっていう質問じゃなかったんです。そこらへんは…繰り返し繰り返しのやり取りっていうのはできる限り避けてまいりたい。ということで、答弁を基にしながら、ちょっとずつ話をほぐしていきながら、議論を深めていきたいと思います。つまり、堅持されているということでございました。これ…堅持しているということは、ここの目標に向かってやりますよということを職員にアナウンスしたということでよろしいでしょうか。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
仰るとおりです。
質問 7番 小原仁興
それで、現時点ということで、まだ全然閉まってないことではございますが、8 月末時点で 803 件 1,929 万 5,000 円の温情ある寄附があったということでございます。ここの中で、企業の寄附、これは幾らだったのでしょうか、答弁を求めます。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
現在のところ…ないようであります。
質問 7番 小原仁興
ないんですね…分かりました。あと、商工会と連携しながら商品開発を進めているということでございました。現時点でどのような開発をされているのか、お聞きします。
答弁 政策推進課長 田村泰司
御質問にお答えします。先ほど、町長から答弁申し上げましたとおり、本年 7 月から PRサイトの強化等も含めて、新商品開発も含めてですね、事業者に委託を進めておりまして、その連携も含めて、地域の支援事業者として下川町商工会様と連携をさせていただいております。現在ですね…7 月からですので、全て進んでいるところではないんですけれども、今、地域内の事業者様のコラボ商品なども含めて、あるいはこれから進めていこうと思ってる部分については、木製品も含めてですね、新たな商品開発を商工会様と連携して進めていきたいというふうに思っております。以上でございます。
質問 7番 小原仁興
私のこれから進む話と結構…近寄ってるかなと思いながら、期待を込めて再質問させていただきます。企業とコラボ商品を考えている…これもうちょっと具体的に教えていただけますか。
答弁 政策推進課長 田村泰司
単品でですね…今まで返礼品として商品で出していたものを、それぞれの特色を生かしたものでセットでですね…一緒に出していきたいというお話、あるいは食べ比べ的なものも含めて、今、企画をしていただいて検討しているところでございます。
質問 7番 小原仁興
本当に正鵠を射るような答弁で、私も嬉しく思います。ふるさと納税の返礼品、実は一個一個魅力ありながら、こればっかりじゃって…私も実は思ってました。それで、それに合った箱を使いながら、いろんなものを下川セットでできないか…実はこういう提案をしようと思っていたところでございます。先を越されて…ちょっと悔しいですけど、次の質問にいきたいと思います。ここらへんの企業版ふるさと納税について、どのようなPRをしているか。私…端的に言えば、下川の武器って何なんですかっていう質問をしたつもりでありました。そこは補足で回答いただきたいなとは思うんですけど、ホームページでPRされているのでしょうか、答弁を求めます。
答弁 政策推進課長 田村泰司
お答えいたします。企業版ふるさと納税につきましては、制度の概要、それから寄附に当たっての主な留意事項、そして寄附を募集する事業として、下川町ではSDGsによる地域創造事業ということでPRをさせていただいております。この企業版ふるさと納税につきましては、地域再生計画というものを国から認めていただいて、その再生計画の中の事業ということで…そこに寄附をいただくということで、下川の場合は、SDGsの 7 つのありたい姿に関わる事業ということで、幅広に寄附をいただいて活用するということでPRをしておりまして、申込みの方法ですとか、あと…過去にいただいた、公表可能な企業様の事例等も含めて、会社名と寄附額は公表可能なものだけ載せさせていただいておりまして、実績としては令和 2 年度からございます。以上でございます。
質問 7番 小原仁興
質問の趣旨はですよ、企業版ふるさと納税における本町の売りは何ですか。答弁は、下川のホームページ等でPRしております。私は朝…こちらに登庁してから、局長にお願いしてタブレット…ちょっと使用許可をいただきまして、下川のホームページ…もちろん見ます。どこに下川の売りだっていう…そういうページがあるのでしょうか。あるんであればお示しいただきたいと思います。
答弁 政策推進課長 田村泰司
下川の売りとしてはですね、先ほど町長から答弁申し上げたとおりでございまして、循環型森林経営を基盤に森林バイオマスの取り組みやSDGsの取り組みを中心にPRをしたいというふうには思っておりますけれども、企業さんによっては、具体的に…こことピッタリという形で理解を得るの…なかなか難しい部分も確かにございますので、下川町としては下川版SDGsということで、7 つのありたい姿につながる事業に御支援いただきたいということで進めているところでございます。
質問 7番 小原仁興
私が言いたいこと…大体分かるとは思うんですけど、これって企業さん…職員専属で配置して、各企業がどういう尖った部分あるかって…血まなこになってる企業があるんですよ。北海道の企業版ふるさと納税…幾らだったのか、お示しいただきたいと思います。
答弁 政策推進課長 田村泰司
手持ちの資料がございませんので、申し訳ありません…お答えできません。
質問 7番 小原仁興
私あの…質問趣意書の補助資料の中に数字盛り込みましたよ…38億円です。北海道全体で 38 億円、日本全体で 225 億円…ふるさと納税で金額…動いているんです。町長の 1 億円の目標…これ議会運営委員会でちょっと言わせてもらいましたけど、目標小さいかもしんないと、もしかすると 1 件で 5,000 万円ぐらいのふるさと納税させてほしい…言ってくる企業があるかもしれない。時代は町長の言っていたことに段々追いついてきたね、絵空事じゃなくなってきたな、これ前回あたりから…町長と議論をしていた時に、もっともっとストーリー…大事にしたらいいですよ、下川のストーリー…入口から出口までしっかり作った方がいいと思います…提案したつもりでございました。そこらへんも含めて、本当に達成可能であると…私個人は思っております。併せて、もう 1 点質問したいと思います。企業版ふるさと納税を促す中に、下川町循環型森林経営について、幾ばくか説明資料というか…入っているでしょうか。私が見つけれなかっただけかもしれないので質問します。
答弁 政策推進課長 田村泰司
企業版ふるさと納税のホームページについては、先ほど申し上げたとおりですけれども、制度概要と寄附に当たっての留意事項、寄附を募集する事業ということで、簡潔に表現させていただいておりますけれども、ホームページの関連でありますけれども、下川町の取り組みについては、ホームページ内に…リンクがありますので、そちらの方を御覧になっていただくような形にはなる…というふうに考えております。
質問 7番 小原仁興
町長にお聞きします。同じ質問…またします。企業版ふるさと納税における本町の売り、これは何なんでしょうか。答弁を求めます。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
森林づくりという大きな視点で、下川町がいろいろPRをしてるところがありますので、その森林づくりの中に循環型森林経営、あるいはまたカーボンオフセット等も含まれるんではないかと思っております。ただ、カーボンオフセットの場合は、どうしても対価になりますので、なかなか企業版にはふさわしくないところもありますが、一般のふるさと納税の中では、一つのメニューとして取り入れておりますので、こういうところも売りになってくるんではないかなと思ってます。最近もこれに関して、札幌の企業に働きかけをいたしました…これは全国規模の企業でありますけども、一定程度、関心や興味を示しているというものはございますので、今後少し…コロナが緩くなりましたら、また更にPR活動を進めてまいりたいなと思います。以上です。
質問 7番 小原仁興
話がちょっと前後しちゃって申し訳ございません。個人のふるさと納税と企業版ふるさと納税、大きく何が違うのか。分からない方もいると思うので、説明を求めます。
答弁 政策推進課長 田村泰司
制度のお話ということでよろしいですか。個人の方の場合は、所得税・住民税の方から寄附した額から控除があるという…簡単に言えばそういう仕組みでございます。企業版ふるさと納税に関しては、民間企業が寄附を行った場合ですね、法人関係税について、通常の損金算入措置に加えて税額控除の特例措置があるということで、仕組み上はそういうお話でございます。
質問 7番 小原仁興
まだ欠けてませんか。まだ大きく違う部分…私の方から言っちゃうと、物品の供与は駄目なんですよね。ふるさと納税をしてもらって物を与える…例えば何かを買うと物品によって供与するっていうことは禁じられているように思うんですけど、確認を取りたいと思います。
答弁 政策推進課長 田村泰司
企業版ふるさと納税のお話ということですね。利益供与の部分については禁じられているというふうになっております。
質問 7番 小原仁興
そこで…なかなかそうなってくると、地方自治体としてはどういうふうに返していくかというところが…また重要になってくるんだと思います。町長、どういうふうに返していきますか。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
突然ですね…下川と関わりのない企業にアプローチしてもですね、非常にハードルが高いと思います。そういう意味では、下川町と関わりある、あるいはまた深い連携をしてるとか、こういうところを基本としてアプローチしていくことが必要じゃないかなと思っております。以上です。
質問 7番 小原仁興
度々…今までも議論の中でありましたけど、本町と関わってくれたところにどういうふうに返していくか、これが次につながるかどうかっていう分水嶺なんだと思っております。例えば以前…視察で訪れた三笠市については、1 億円のふるさと納税…これ急に…検索サイトの大手の方から、尖ってるということでお話いただいて、本年そこの会社に行ってしっかり報告してくるという話も伺っております。次につながる行動っていうのは、小さいながらも必要なんじゃないかと思っております。そのほかに、最近ちょっと興味を持った話として、ふるさと納税として人を派遣するという動きがあると思います。町長、御存知でしょうか。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
それは相手方から下川に求めるということですか…こちらから関係者に出向するっていうことでしょうか。
質問 7番 小原仁興
企業側から行政の方に人が派遣される。それでその人件費については企業が持つという形でございます。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
その制度はいろんなやり方がありますので、それも一つに入ってくるんではないかなと思います。
質問 7番 小原仁興
本年、道も含めて、北海道内では 3 件…このような事例があるということで聞いてございます。この企業版ふるさと納税の変形版…本町でもありますよね。今、聞き返されていただいたように、本町の方から吉本の方に出向して、鍛えられて帰ってくる。または、企業の方から派遣されて、人材はそこにいて、ノウハウを吸収する本町の方は企業のノウハウを吸収し合う、この相関関係を期待して受け入れるということは想定としてあると思います。本町の場合は、このような提案があった場合、どのような対応をされるのでしょうか、答弁を求めます。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
その提案内容にもよると思いますが、それぞれその事業者からのいろんな提案内容によって、ケースバイケースで対応していくっていうことになるんではないかと思います。以上です。
質問 7番 小原仁興
ケースバイケースと言われると…それ以上聞きようがないわけでございまして、一応そういうふうにお互い補完し合いながら、良いメリットを引き出し合う、そういうような事例が段々増えてきている。日本全国の規模でいってったら…もっともっとそういうような…人の流通っていうのは多いようでございます。北海道内も何か食品企業さんがそのような動きをしたというような報道を受けておりました。先ほどのホームページ上の…そういう本町の強みだとか、投資行動に促すような、そのようなページ…今の答弁ではあるように感じませんでした。私個人としては、これからどんどん企業の…企業版ふるさと納税というのは必要になってくるし、強くなってくるんじゃないかと…個人的な思いではありますけど。ホームページの構成も含めて、そこらへんの個人…もちろん企業版も含めて力入れていく、構成し直していくという考えはありませんか。答弁を求めます。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
いつの時代も新しいフォームを作っていくというのは大事なことだと思いますので、他の自治体等のホームページの取り組み等も参考にしながら、必要な時には更新をしていくということが必要ではないかなと思っております。以上です。
質問 7番 小原仁興
1 億円という目標…最初…令和 2 年に聞いた時には、正直私も…ちょっと夢描くの大きすぎなんじゃないのかなって…正直思った節がございました。しかし、企業版ふるさと納税が、税制上…考え方が変わってきて、動きが活発になっている。日本全体でいってったら 2 倍超の伸び率を示している。本年はどれぐらい伸びるか…ちょっと分かりませんけど。ここらへんはしっかり…達成し得る目標だと私は思ってますので、そこの町長の信念、心意気を聞かせてもらって、私の質問は閉じたいと思います。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
1 億円という目標設定は堅持してございますので、限りなくこれに向けてですね、様々なシステム、あるいは情報発信、このへんに努めてまいりたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。以上です。