みんなの議会

下川町議会 令和4年3月会議 2022年3月16日

(1)介護職員処遇改善及び労働環境改善について/(2)歯科診療所不在の状況について

2022年3月16日、下川町議会の一般質問で、斉藤好信議員が「介護職員処遇改善及び労働環境改善について」「歯科診療所不在の状況について」について質問し、町長 谷一之、副町長 武田浩喜、あけぼの園長 齋藤英夫、保健福祉課長 市田尚之が答弁しました。

質問者
斉藤好信 議員
答弁者
町長 谷一之、副町長 武田浩喜、あけぼの園長 齋藤英夫、保健福祉課長 市田尚之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次の件名ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の件名の表記です。

質問 1番 斉藤好信

それでは、質問させていただきます。介護職員の処遇改善及び労働環境改善について。あけぼの園の現在の入所者 55 名に対し、介護に従事する職員は充足しているとはいえない状況が続いています。職員の充足が遅れることによっては、入所者の制限が必要となる事態も起こり得るのではないでしょうか。さらに、労働環境が悪化し退職される方も出るという悪循環になることも懸念されます。介護職員はコロナ禍の中、心身ともに大変な思いで仕事に従事されているのが現実であります。しかし、重責を担う介護職の賃金は低い状態にあります。賃金規定を含む処遇改善に取り組む必要があると考えます。国も昨年、「コロナ克服・新時代開拓のための経済対策」に基づいて、介護職員処遇改善支援補助金を令和 3 年 11 月 19 日に閣議決定いたしました。これは収入の 3%程度…月額にしますと 9,000 円…引き上げる措置を示したものであります。町の申請対応状況を伺います。また、この補助金の活用とは別に、担い手不足の解消を図るため、また、施設機能維持のためには、町独自の施策で処遇改善を図るべきと考えますが、町長の見解を伺います。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

斉藤議員の「介護職員処遇改善及び労働環境改善について」の御質問にお答えしたいと思います。御質問の「あけぼの園の介護職員が充足しているとはいえない状況にある、介護職員の賃金は低い状況にある、国の介護職員処遇改善補助金の申請対応状況はどうなっているか。また、この補助金とは別に、町独自の処遇改善を図るべき。」についてでありますが、介護職員が充足していないという点につきましては、法に定められた必要な職員数は満たしているものの、代替職員など円滑な運営に必要な職員が不足している状況にあり、会計年度任用職員を募集しても応募がないなど、これはあけぼの園に限らず、山びこ学園、認定こども園「こどものもり」などの福祉施設において同様の傾向がみられるところであります。また、介護職員の賃金につきましては、あけぼの園、山びこ学園に勤務する職員に対し、本町独自の特殊勤務手当を支給しており、正職員につきましては、一般行政職と比較しても大差がなく、その他の福祉施設においても、ほぼ同じ水準となっているところであります。一方、会計年度任用職員については、制度上、単年度の雇用形態となっていることから、賃金が低い状況となっております。これらの状況を踏まえ、会計年度任用職員の処遇改善を図るため、それぞれの施設において対象となる会計年度任用職員の時間単価を 1%から 3%程度引き上げることとしており、介護部門、保育部門、それぞれ担当から、国の福祉・介護職員処遇改善臨時特例交付金の申請を行うよう指示をしているところであります。今回の引き上げにつきましては、あけぼの園、山びこ学園、認定こども園「こどものもり」、児童クラブ、町立下川病院などを対象に実施するものですが、山びこ学園、町立下川病院につきましては、国の臨時特例交付金の対象外となっていることから、町独自の施策として実施するものであります。これらの施策を通じて、福祉施設等の職員の確保を図ることにより、多くの利用者が安心して利用できる施設の運営に努めていきたいと考えております。以上申し上げまして、答弁とさせていただきます。

質問 1番 斉藤好信

ただいま答弁にありましたけども、ちょっと確認で伺いたいと思いますけれども、今回の引き上げについては、あけぼの園、やまびこ学園、認定こども園、児童クラブ、町立下川病院などを対象に実施するもので、やまびこ学園、それから町立下川病院については、国の臨時特例交付金の対象外となっているということですが、これは国の基準に合わない…対象外となっているのか、またはですね…町としてこの二施設については申請を行わないということでしょうか、伺います。

答弁 副町長 武田浩喜(副町長は2023年3月まで)

国の臨時交付金については、国の方で対象となる施設等の要件がございまして、それに当てはめていきますと、山びこ学園と病院については国の補助金の対象施設にはならないということですので、申請ができないということでございますので申請しないということです。

質問 1番 斉藤好信

山びこ学園の生活支援員…これは利用者さんとの接触も含めてですね…介護の部類になると思うんですけども、再度ですね…ちょっとお聞きしたいんですけど、これは国で対象外っていうふうになっているということですか。国の方で、そこは対象外ですよと…きちっとした…こうこうこうだからそれは対象外だと、そういう障がい者施設の生活支援員は対象外だってことで決められてるってことですね。

答弁 副町長 武田浩喜(副町長は2023年3月まで)

国の方では、障がい者施設の支援員についても対象にはなりますが、職種だけで全てが対象になるわけではなくて、その施設の状況ですとか、施設の…どういった運営をしてるかっていうところも加味された上での対象、対象外ということになりますので、山びこ学園の場合については、残念ながら国の対象となる施設にはならないということでございます。

質問 1番 斉藤好信

それでですね、今、町長の答弁あった中でですね…対象外となっていると、そこで町独自の施策として実施するというのは…私の解釈ですけども…そういう対象外に漏れた、例えば会計年度任用職員等の方に対してはですね、先ほど言った 1%から 3%程度の賃金の引き上げを町独自で実施していきたいということでしょうか。

答弁 副町長 武田浩喜(副町長は2023年3月まで)

はい。先ほど申し上げました対象となる施設の対象となる職員については 1%から 3%、会計年度任用職員について処遇改善をしていきたいと。ただし、国からの補助金が当たる施設については、あけぼの園と認定こども園だけということになります。

質問 1番 斉藤好信

申請を行わない施設に関しては、町独自で同程度の支援をしていく…賃金の嵩上げをしていくということですね。それではですね…これからちょっといろいろ質問させていただきますけども、まずですね、この施設からの申請は…ちょっと置いといてですね、将来展望と、それから町長の…先ほどの答弁にもありましたけども…再度ですね、私が一番危惧してるのは…質問でも言いましたけども、要するに毎年のように…私がここの議員になってから 7 年間、毎年のようにそういう施設の介護職員、それから山びこ学園だったら生活指導員とかですね、人材が不足して、そして募集をかける、募集をかけてもなかなか集まらないって状況がずっと続いてますけども、これは施設の…将来的に維持管理が難しくなるって事もあり得ますよね。そこで、こういう人材、担い手がなかなか集まらないっていう状況に対してですね、町長の認識を再度伺いたいのと、将来的に施設を…どのような将来的な展望を抱いているのか、この場で話せる部分でも構いませんので、そこをですね…認識と将来の展望ですね、そこを伺いたいと思います。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

本当にこの福祉施設については、担う職員…公募してもなかなか来ない、これは本町だけではなくてですね、もう全国的にそういう状況に陥っているのが実態であります。そういう中でも、以前にお認めいただいた…そういう専門事業者にお願いをして、そして幅広くですね、求人の体制を作っていくという…こういうようなこともプロモーション活動の一つとしてしっかりやっていきたいなと思っているところであります。また、最近は外国人の福祉に携わる人たちが増えてきておりますが、 御存知のようにコロナの問題がございまして、なかなか入国できない状況が続いておりまして、外国人を雇用していくというのは非常にハードルが高いところがあるんではないかと思っております。いずれにしてもですね、現状では町が直営で運営してございますので、これを維持できるように、そういう体制を取ってまいりたいと思っております。しかし、他の施設、他の自治体が有している施設等ではですね、既に入所定員数を減数したり、あるいはまた民間委託をしてるというところも見受けられますので、本町にとりましても今後はそういう検討、検証もしていきながら情報収集をしてまいりたいなと思っております。以上です。

質問 1番 斉藤好信

いずれにしてもですね、町長の答弁の中、それから副町長の答弁もありましたけども、要するにそういうですね…会計年度職員等の方の賃金の上乗せを図らなくちゃならないっていう認識はお持ちだってことですね。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

これはどうしても他の施設との競合という意味合いもありますから、当然その条件の良い方に職員の方は移ってくるということが考えられます。しかし、町内においても一施設だけではございませんので、あるいはまた総合行政を担う一般職員もおりますので、そのへんはしっかりバランスを取りながらですね、この給与体系を作っていきたいなと思っております。以上です。

質問 1番 斉藤好信

今回のですね…先ほど話した介護職員の…国の方の方針というか、先ほど話した補助金はですね、やはり全国的に…今 2022 年ですか…2025 年になると大体介護職員っていうのは 32 万人程度不足するという予想ですよね…今の状況でいったら。これは介護職員、それからいろんな…例えば医療従事者もそうですけど、資格を持って働いてる方の中では介護職員という方の賃金が低いっていうことを国の方でも認識しててね、例えば今回 9,000 円というのがありますけど、この 9,000 円は 3%なってますけど、私から言うとですね、この 9,000 円の計算方法でいくと 30 万円の計算なんです。30 万円もらってる介護職員なんていますか。でも国の方では、この 30 万円をベースにして、そして 3%9,000 円。だからここの時点で…国の事を言ってもしょうがありませんけども…やっぱり認識が…ボタンが掛け違ってるというか…あるんですけども、それはともかく、そういうふうに介護職の方の賃金の上乗せをしていかなければ、先ほど言った 3 年後に 32 万人の介護職員が不足すると…そういう事態になるぞっていう危機感ですよ。これは町の施設にしても同じ事が言えるんじゃないかと思うんですね。それで、質問の中でですね…もう少しちょっと…なかなかこれは難しい事かもしれませんけども、僕が質問した施設の将来展望ですか、例えばこれは来年、再来年じゃなくて、5 年後、10 年後にはこういう方向に持っていかなくちゃならないだろうなっていう、そこの部分を再度質問いたします。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

これについては、他の施設も今研究しながらという答弁を先ほどさせていただきましたけども、既に労働力の不足してるところを…機械化を持って進めるとか、あとAIを駆使して運用していくとかですね、様々な展開が今図られているようでありますので、下川町はまだそこまでいってないところもありますので、そのへんはしっかり研究しながら、優先すべきものを導入しながら進めていくことがベターではないかなと思っておりますので、そういう将来ビジョンを描きながら、今後とも運営をしてまいりたいと思います。以上です。

質問 1番 斉藤好信

なかなかこれはちょっと難しい…ハードルの高い話なので、なかなか難しいと思いますけども、先ほどの賃金の嵩上げ 3%ですけども、これは限定的なものなんですね…9 月まで。今申請しても 9 月までで、後は各自治体、各施設にお任せするということなんですけども、それを踏まえて、施設を抱えてるところがどのように処遇改善していくかっていうのは、それからの…後の話なんですが、私としてはですね、是非…今直営でやられている施設が、やはり施設自体というよりも施設に将来…利用される、つまり下川町は今高齢化率約 40%に近づいてる中で、将来やっぱり施設というと民間、それから町の直営、その施設が将来ちゃんと維持されてるということが前提で、将来あそこに入るとかですね、そういう人生設計を立てていくというふうに思うんですね。そういう意味で非常に大事だと思うんです。それでですね、労働環境でちょっとお伺いしたいんですけども、今の処遇改善に関する…申請されるってことなんですけども、申請の条件というか…こういう感じでしていきなさいよという一つの中に…1、2、3、4、5、6 あるんですけども…その中に例えば職員の方の労働環境ですから、業務量の縮小とかですね、それから作業負担の軽減等がありますけども、これは予算委員会で若干聞かせていただきましたけども、これを年次的に進めていくということですけども、これは申請書の中にもきちっと計画を立てた上での申請の条件じゃないかっていうふうに思うんですけども、そこを含めてですね…例えば今年度はここまでやっていきますよと、次年度はここまで…というですね、きちっと明確に目標を立てていかなくちゃならないっていうふうに僕は取ったんですけども、そこを含めてやっぱりきちっと明確にスケジュールを示すことが大事だと思うんですけども、この点いかがですか。

答弁 あけぼの園長 齋藤英夫(あけぼの園長は2022年6月まで)

お答えいたします。現在、介護施設における処遇改善補助金につきましては、現状 2 月から 9 月までの間、それで 2 月から賃金改善を行うことに対して補助金を出すということになっております。補助申請につきましては 4 月からということでありまして、現段階、道の方に報告している内容といたしましては、2 月分と 3 月分の給与改定を行うというのみの報告でございまして、この後の…言われておりました業務量の見直しですとか、労務改善だとかというものにつきましては、4 月以降の計画書の方に掲載していくこととなるかとは思われますが、現時点ではまだ申請書等々が来ておりませんので、具体的なそういった計画については現時点では立てておりませんで、2 月からの給与改定を行うという報告のみ行っております。以上です。

質問 1番 斉藤好信

年次的にそういう改善をしていくというお話でしたけども、計画書とはまた別にですね、あけぼの園としてですね…年次的というのは…ある程度スケジュールの構想はもう持っていると思うんですが、そこをちょっと示していただきたいと思います。

答弁 あけぼの園長 齋藤英夫(あけぼの園長は2022年6月まで)

あけぼの園の業務改善ですとか、そういった部分の年次的計画についてですが、総合計画の方にも載せさせていただいておりますが、実は本年度からもう既にICT化を進めておりまして、ただちょっと今…ハードの部分で物品が入ってこないというところで遅れてはおりますが、職員の記録、報告書、そういった作成するものについてですとか、後、入所者の健康管理をする記録等々については、これまでそれぞれ職員が…戻ってきて紙に記録をしたりですとか、そういったことを行っていたところをですね、ОA化を図ることによりまして軽減を図る。その空いた時間で利用者とのコミュニケーション等を多く取れるようにという改善を現時点…令和 3 年度で行っているところであります。また、4 年度以降につきましては、まだ計画段階ではございますが、各種施設内にセンサー等の設置、後、職員の労務改善…身体的な労働の改善を行うために、例えば施設職員におきましては、利用者を介護するに当たって腰痛ですとか、そういった職業病等々がございますが、そういったものを軽減するために、体の動きを支援する器械等の導入、また、各種センサーを設置することによりまして、例えば排泄介助を行う際なんですけれども、実際、時間に準じて見て歩くということで、特に夜中になりますと利用者が寝ている時に…排泄していない場合でも確認をするということで熟睡の妨げになったりですとか、後、決まった時間に巡回をして歩くということなので、夜間勤務者の負担は相当なものになります。そういったところをセンサーで感知し、ある程度の…量ですとか、そういったものを感知したところで、こぼれたりしないように…適切な排泄介助を行うですとか、日頃から心拍数ですとか、そういったものもセンサーで感知し、入所者の体調管理を行いながら適切な医療を…医療機関にバトンタッチできるようにすることができる、そういったところで利用者の身体的、精神的負担の軽減等、また、労働者…職員のですね、そういった労務にかかる負担を軽減していこうというふうに現在考えているところではあります。以上です。

質問 1番 斉藤好信

施設を預かっている担当の方は、先ほどから述べているように…介護職等の職員…本当いっぱいいっぱいでやられてると思います。また、これはあけぼの園に限らず、生活支援員等を抱える山びこ学園もいっぱいいっぱいで行っているんじゃないかっていうふうに思うんですね。そういう意味も含めて、私は、やっぱり抜本的にその時々の…言葉はあれですけども…行き当たりばったりで…足りなくなったら募集かけるとかですね、そういうふうにやると…もう現場は大変じゃないかというふうに思うんですね。そこでですね、私が施策として提案したいのは、地元の…要するに人への投資なんですけども、人材をその時その時に入れるんでなくて、将来的に…例えばあけぼの園だったら園の理念とか理想とか…そういうのを引き継いでいってくれる人、山びこ学園だったら代々の園長がですね、いろんな理念を持って利用者さんにあたってきた、そういうのを含めてちゃんと継承されるように、そういうことも含めて、これは…高校だけじゃなくて、下川に親御さんがいる…子供さんを抱えている…その高校生がですね、将来的に福祉関係の専門学校、または大学もありますけども、そういうところに進んで、そしてまた戻ってきてもらって…それは一つの条件ですけども、そこは後からの話ですけども…やっぱりそういう人材を育てる、人への投資という目的で、奨学金を制度としてつくるべきだっていうふうに思っております。そして…これは午前中の議論もありましたけども…やっぱり財源としてはですね、ふるさとづくり基金…基金というのはですね、家庭でいったら…ただ貯めときゃいいってもんではなくて、やはりその貯めたお金を何に有効に使っていくのかってことが…ここが大事だと思うんです。それで、この…人への投資、ふるさとづくり基金を活用してはどうかっていう私の提案です。これはふるさとづくりですから、人への投資っていうことは…その人っていうのは故郷のために頑張っていただく、正にふるさとづくり…これに合致すると思うんですよね…全く…どこも無理がない。そういう意味で、私はこの提案をしていきたいと思います。そして、そういう意味で、やっぱり継続的に持続的にそういう人材を育てていく、それがやっぱり町長が言われた…そういう施設を利用する方、高齢者もそうでしょう、障害をお持ちの方もそう…そういう方々は、やっぱり住み慣れた地域で、そして町長が執行方針で言われた…安心して暮らせるまちづくり、これにも合致する。このへんを含めてですね、非常に…それこそ町長が言われる…財政的って言われますけど、財源はちょっと置いといて、財源はこれを使ったらどうかと今提案しましたから、そこも含めてですね、町長の見解を求めたいと思います。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

斉藤議員の仰ることも…よく分かります。そういう点も我々で議論しながら施策を決めているところでございますので、御理解いただきたいと思います。

質問 1番 斉藤好信

ということは、今の私の提案も含めてですね、将来のそういう担い手の人材のために、投資も今後検討課題の上に乗るよってことですか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

幅広くものを考えていく必要があるだろうと思っています。奨学金を出さなくても違う形で誘発する可能性もありますし、現実に地元の高校からそういう声もあるわけでありますから、そういうようなことを広く加味してですね、そして施策として…また制度設計が必要であれば、そういう設計を組み立てていく必要もあるのではないかなと思っております。以上です。

質問 1番 斉藤好信

次に、歯科診療所不在の状況についてということで、質問させていただきます。昨年まで町にあった歯科医院が閉院したことにより、町民、特に車等の移動手段を持たない高齢者の方々から、非常に不便であるとの声が挙がっています。歯科医療も医療体制の充実と同様に重要な課題であると考えますが、町民が歯科診療を地元で受けられない状況を町長はどのように認識されているのか、まずは伺いたいと思います。併せて、町民の不便さを解消するために、行政として何らかの調査・方策等の取り組みを行っているか伺いたいと思います。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

「歯科診療所不在の状況について」の御質問にお答えしたいと思います。はじめに、町民の健康を維持していくことは重要であると認識しているところでありますが、町内唯一の歯科診療所が昨年の 7 月下旬に閉院し、これまで利用されていた町民の皆様には、町外へ通院するなどの不便さや経済面からの御心痛に対し、憂慮すべきことであると承知しているところでございます。御質問にあります「町民の不便さを解消するために、行政として何らかの調査・方策等の取り組みを行っているか」につきましては、町民への調査は現在のところ行っておりませんが、今後、歯科医師の派遣や、歯科医療機関の開業の動きを見計らいながら、その支援策等を含め、本町の実情に即した取り組みに努めてまいりたいと思っております。また、児童・生徒の歯の健康を維持することは、子供が成長をする上でも重要であることから、今後の対応といたしまして、これまで実施してきている児童・生徒へのフッ素塗布・歯科診察や、小学校、中学校及び認定こども園の歯科検診につきましては、名寄市の開業歯科医院より歯科医師を迎えることとしており、引き続き円滑に実施していくよう努めてまいりたいと思います。以上、答弁とさせていただきます。

質問 1番 斉藤好信

まずですね、ちょっと伺いたいんですが、昨年まで…20 年近く開業されていた所ですが、この歯科医院の利用者の概算…これはほとんどの方が国保を使われていると思うんで、レセプト…診療報酬請求明細書などで大体の概算の利用実績というのを把握されていると思いますが、この点について伺います。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

個人情報の問題もありますので、どの程度かというのはちょっと…発表できないところもありますし、また、診療所自体では…民間事業でございますので、町としては把握してないところもありますので、御理解いただきたいと思います。

質問 1番 斉藤好信

把握してないというか…大体分かると思うんですが。先ほど、質問冒頭で言いましたけども、私の知ってる中では高齢者がほとんど…多かったんですね。そして、社会保険というよりも国保を使われてる方が…利用されたものでして、先ほど質問したとおりですね、声が挙がってるっていうかですね…今回の歯科医の問題というか…これは結構町民では関心持っているので、大事なことだなっていうふうに思うんですが、はじめ私は…例えば使っていた歯科医院が…あそこは賃貸だと思ってますが…そこの施設、それからの中の設備等は使えるかなというふうに思ったんですけども、かなり物件が古くて…使えないっていうふうに私の調べた中ではなっているんですが、ただ、これをですね…文書質問でも返答がありましたけども、ほかの場所に…空いてるスペースっていうことには簡単にはいかない、これは保健所の認可もいるということで、非常に難しいなっていうふうに…私自身も思っております。そこでですね、例えば今年度より、あけぼの園が…あそこには町の診療所がありますから…そこにですね、名寄の歯科医さんを…協定結ぶのかどうかは知りませんけども…定期的に来てもらうような…今回、担当からお話がありましたけども、そういうふうに見ますと、新たな場所っていうのは非常に難しい、それから既存の場所を使用するということもこれまた非常に厳しいなというふうに思うんですね。そういうふうにすると、やはり保健所の認可を受けて、責任者がいらっしゃるとなると、やっぱり町立病院のスペースにですね、そういうふうに…あけぼの園がこれから行うような形でですね、町外の歯科医さんに来てもらって、定期的に検診などを受けてもらって、簡単な治療などは行って、高度なものは当然町外のそこの医院でやるという形が、私としてはベストじゃないかなっていうふうに思うんです。この点、まず伺います。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

これは冒頭の答弁でも述べましたように、まずは検診…児童生徒のですね、ここのところをしっかり進めていかなければならないということで、これについては名寄の開業医の方の確保ができたということで考えております。それで、一般診療の方につきましては、現在はまだ方向性としては何も決めてございませんし、住民の皆さんの声なども改めて聞く機会は作っておりませんけども、不便さを感じているっていう事は耳にはしてございます。ただ、今、下川の置かれている地理的な状況からいきますと、定期バスが 1 日に朝 7時から夜 9 時まで 14 便出てございますし、また、一開業医の事業所の方が一週間に 2回…この下川を通ってですね、そして患者さんを乗車させて通院させているという、そういう実態がございますので、このへんは…地元の歯科医ではございませんけれども、少し距離はありますけれども、不便さはないんではないかと感じているところでございます。また、仮にそういう歯科診療所を設置するとしても、なかなか他の施設では保健所のハードルも高いところもありますので、そう簡単にはいかないということも十分理解してございますので、斉藤議員におかれましても御理解をいただければと思っています。以上です。

質問 1番 斉藤好信

今、公共機関を使ってどうかって話がありましたけども、それは重々知ってての質問なんで、これを使って今行かれてる方は、本当にですね…たった10 分 15 分の歯科診療を受けるために 1 日がかりの…しょうがないですよね…バスの定期便がそれだけ少ないっていうことですから、それも含めてですね、非常にやっぱり不便さを抱えてるってことなんですね。ちょっとお聞きしたいですが、先ほど質問でもしましたけども、名寄地区の…例えば医師会もあります、それから歯科医師会などもありますけども、そういう方とかですね…そういう意味でいろんな相談っていうか、そういうのを含めてアクションを起こしたことがあるならば、そこの部分の経過をお聞きしたいと思います。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

これも簡単にはいきませんので、まずはその検診のところでアプローチからスタートしたというところであります。開業医の方の御理解を頂いて、4 月から検診として児童生徒を診ていただくわけでありまして、それをまた違う形で歯科医師会等に話をすると…また順序が違ってまいりますので、十分そのへん…考慮しながら進めていく必要があるんではないかなと思っております。以上です。

質問 1番 斉藤好信

私らの年代もそうですが、特にですね…高齢者…私ちょっと身内の事を今思いながら言ってるんですけども、やはりこの歯科にかかる高齢者っていうのは、大体…主なものっていうかですね…多いのはやはり入れ歯がですね…痩せたら何か合わなくなるらしいんですね…入れ歯の関係が一番、それから虫歯ですか、それと後は詰めた物が外れる、このへんが…三つの大きな治療の中ですけども、これは高齢者の方…バスで行けばいいんじゃないかっていうお話ですけども、なかなかですね…特に本数も少ない、それから特に冬期間などは出るのが億劫とかですね、そして今…こういう状況ですからなおさらのこと。それで我慢しちゃうとどうなるかっていうと、歯の不具合っていうのはね…結局食べるものも食べないで…ゼリーみたいな感じのものを食べちゃう、そうすることによって本当に健康面で非常に影響が大きいんですよ…これ。だから僕は、きちっと歩いてパタパタ行ける…それから移動手段を持ってる方は…それはさておきね、そういうなかなか難しい人をどうするんだってことなんですよね。今、町長の答弁もよく分かりますよ、よく分かりますけども、やっぱり何だかの…行政としてね…こういう方向だけはやっぱり示すべきじゃないかなっていうふうに思うんです。それで、これも私の提案ですけども、そういう高齢者…基準は設けてですね、例えば敬老会の基準でいくと 75 歳以上の方にはですね、例えばタクシーを利用するためにタクシーのクーポン券などを検討してはどうかなっていうふうに思うんですね。そんなにそんなに使うわけじゃないですから、そのへんはできるんじゃないか。そういうのがあったら、例えばタクシーですから…これまたほかのですね移動手段…マイクロバスとかそういうのを使っちゃうと、どうしても既存の民間の公共機関に影響を与えていくから、それはできない。そういう意味で、町のタクシーを利用した中で、タクシークーポン券などを検討してですね、そういう意味の支援というのはいかがでしょうか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

基本的に…やっぱり健康を維持していく上では、歯ばかりではなくてですね、全ての身体に関わってくることだと思います。特にどうしても通院を余儀なくされている人工透析の方というのは、週に 2 回、3 回という非常に厳しいものがございます。また、産婦人科の関係、眼科の関係だとか多岐にわたってですね…通院しなければならない、そういう住民の方というのはいっぱいいらっしゃるわけでありまして、歯科の部分については、先ほど言いましたように巡回バスが週 2 回出てるという好条件があるわけでありまして、そういうところを利用していただいて、そして通院していただくことがより良いのではないかと、このように感じてます。また、社会福祉協議会が、65 歳以上の方につきましては 1 回 900 円程度の送迎料を取ってですね、そして病院等に通院していただいてるという…こういうこともできますので、そういうところを利用していただければどうかなと考えてございます。以上です。

質問 1番 斉藤好信

今、言われた…移動サービスは、ちょっと確認ですけど…65 歳以上ですか…もし分かったら。

答弁 保健福祉課長 市田尚之(保健福祉課長は2023年3月まで)

御質問にお答えさせていただきたいと思います。今、町長が仰った移動サービスというのは、外出支援サービスの事でございまして、これは介護予防生活支援事業の中に、一つ…外出支援サービス事業というものがございます。これは社協の方に委託している事業でございまして、一般の交通機関を利用することが困難な高齢者等に対して医療機関に送迎を行う事業という形で、65 歳以上の高齢者等で家族等による送迎が困難で、自力で一般の交通機関を利用することが困難な者及び町長が特に認めた者に対して補助を行うということでございます。目的地が町外ということで、名寄を限定してますが、1 回につき 950 円でこの利用をサービスできるというような事業でございます。以上でございます。

質問 1番 斉藤好信

分かりました。町長の答弁にあったとおり、ある民間のですね…そういう医院が送迎をやっているのは知っております。そういうのも含めて、それから今の高齢者の移動サービスも含めてですね、もう少し分かりやすく町民に周知することが大事だと思うんですね。ただ、民間ですから…何か宣伝になっちゃうようなとこもあると思うんで、そのへんはちょっと考えていただいて、是非ですね、特に高齢者の方々が、そういう不便さを持たないように、ここの町にいても…そういう意味では不便を感じない、安心して暮らせるってことが非常に大事だと思います。ただ、一つ…私は自分の思いっていうか…言わせていただきますけれども、午前中にもいろいろ議論がありましたけども、これから人口減少に向けて町長が進めていく移住定住っていう大きな目標というか…ことに関してもですね、やはりその移住する場所に、例えば歯科医…医療体制が整ってないっていうのは、これはね…絶対不利な条件になりますから、そういうものを含めて…先ほど町長の言ったとおり、全体間に立ってですね、是非このへんの部分はテーブルの上に挙げて検討をしていただきたいと思います。もし何もなければ以上で終わります。

出典:下川町議会 令和4年3月会議 2022年3月16日 議事録 PDF(41ページ) 間違いを知らせる