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鹿追町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月12日

戦略的な情報収集、管理と広報広聴の役割についての見解

2024年12月12日、鹿追町議会の一般質問で、金子孝伸議員が「戦略的な情報収集、管理と広報広聴の役割についての見解」質問し、町長 喜井知己が答弁しました。

質問者
金子孝伸 議員
答弁者
町長 喜井知己

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 3番 金子孝伸

議長の許可を得ましたので、私から一般質問通告書のとおりしたいと思います。表題は戦略的な情報収集管理と広報広聴の役割についての見解としております。過去から今に至るまで、鹿追町は様々な媒体を通じて町民、観光客、企業等に情報提供を行ってきました。全ての職員が意識を持ち、SNS等を活用した情報発信に努めてきたことも既知の事実です。私は議員になってから、先進地視察を経験させて頂きました。「子育てしやすい町」と宣言している自治体にもいくつか訪問し、その施策を見聞しましたが、鹿追町が進めている「子育て支援」「教育環境」「サポート」は他に劣っていない、むしろ先進していると認識しました。しかし、このことが町民はもとより町外の方々にも効果的に伝わっていないのではと感じています。では、伝わらないことの要因は何なのでしょうか。情報管理(収集と発信)には、以下があると私は考えます。1、各課で情報を分散して抱えるのではなく、情報担当課であらゆる情報を統括し、その情報の最大効果を狙った発信をする「戦略的情報管理」2、イベント案内や緊急時の情報発信のように即時性を求められる情報発信「PR型情報管理」この1にあたる「戦略的情報管理」の脆弱さが鹿追町の魅力が伝わらない要因なのではないでしょうか。町が一番に伝えたい事を適時広く伝えることこそ、我が町に必要な情報発信の姿ではないでしょうか。町長に以下について伺います。1、鹿追町の今後の情報管理(情報収集と情報発信)の重要性について2、鹿追町の推進するDX(デジタルトランスフォーメーション)に情報収集と発信の取組は含まれているのか。

答弁 町長 喜井知己

金子議員からは、「戦略的な情報収集、管理と広報広聴の役割についての見解」と題しまして、2点の御質問いただきましたので、順次お答えさせていただきます。近年、情報に対するニーズの変化や技術革新が進み、情報を発信・受信する手段も多様化・複雑化しております。一方で、少子高齢化などによる人口減少や、場所や時間に捕らわれない多様な働き方など、社会の有り様はさまざまに変化しております。こうした状況の中、人材や労働力、財源の確保など地域間競争が激化し、「訪れてみたい町」「暮らしてみたい町」「住み続けたい町」として選んでいただけるように、戦略的かつ計画的に情報発信を行うことが、持続可能なまちづくりを進めていくうえで、今後ますます重要であると認識しているところです。本町ではこれまでも、ホームページや防災無線、広報誌に加え各種SNSなどにより情報を配信してまいりましたが、令和3年(2021年)8月からスタートしました複数メディアに同時配信する「鹿追お知らせメール」では11月末の登録者数が1,938名となり、町内外を含め多くのみなさんに好評を得ていると認識をしているところであります。また、町民の皆さまの御意見を伺う機会としては、「やまびこメール」、「地域マネージャー制度」、「ふれあいトーク」など、誰もが参加し意見交換ができる環境づくりに努めております。さて、1点目の「鹿追町の今後の情報管理(情報収集と情報発信)の重要性」についてお答えいたします。議員御指摘のとおり、一つ目には「町が1番に伝えたいことを適時広く伝えること」、二つ目には「受信者側がどのような情報を望んでいるかを把握し、多岐にわたるニーズの中から、どの情報を優先的に発信するか」は、情報を受け取る側の満足度や安心感の向上につながり、重要な視点であると認識しております。また、SNSやアプリを活用することで町民をはじめ、観光客、移住希望者が必要とする情報をタイムリーに発信することができ、これまでは情報が行き渡りにくかった層や緊急時にもすぐに情報を届けることができるなど、さまざまなメリットがあることから、今後も工夫を重ねながら積極的に活用してまいります。次に、2点目の「鹿追町の推進するDX(デジタルトランスフォーメーション)に情報収集と発信の取組は含まれているのか」についてお答えいたします。DXは行政サービスの効率化や住民サービスの向上を図り、住民参加の促進や地域の持続可能な発展を支援し、地域社会全体の生活の質を向上させることを目指すものであると認識しております。その中でも広報DXは、デジタル技術を活用し、積極的かつ戦略的な広報活動と目的に合った適切なデジタルツールを活用することが求められております。現在、町民に身近なデジタルサービスとして「お知らせメール」により情報発信を行っておりますが、本年度、国のデジタル田園都市国家構想交付金を活用し、配信メディアのひとつでありますLINEの更なる機能強化を進めているところです。公式ホームページにつきましては、リニューアルを行ってから約8年が経過しており、現在、鹿追町DX推進本部のワーキンググループにおいて、情報のわかり易さ、デザインや機能、SNS連携、導入費及びランニングコスト等の調査・研究を行っているところです。また、職員間の情報共有につきましては、従前、電話やメール、書面などにより行っておりましたが、令和4年度(2022年度)に導入した自治体専用のチャットツール「Logoチャット」で、職員間の情報共有のスピードは大きく改善され、さらに会議日程の調整負担が軽減されるなど、組織内連絡手段として大いに効果を感じているところです。昨今の社会情勢などの変化により、情報発信や収集の方法が多様化し、受信側のニーズもますます多岐に渡っております。まずは、何よりも「正確な情報を的確にわかりやすく伝えること」が重要であり、その上で、「誰に、どのような情報を、いつ伝えるか」など目的を明確にし、伝える情報の質が疎かにならないよう今後とも努めてまいります。また、現在取り組んでおりますDXにつきましても、外部人材の視点なども取り入れた体制により、情報管理が更に向上するよう努めてまいりますので、ご理解とご協力をお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。

再質問 金子孝伸

御答弁ありがとうございます。再質問させていただきます。まずは、町長の答弁の中で訪れてみたい町、暮らしてみたい町、住み続けたい町として選んでいただけるように、戦略的かつ計画的に情報発信を行うことが重要だというお答えをいただきました。まさにそのとおりだと思います。そのために何が鹿追町にとって、最も効果的な発信であるか、見極める力、つまり情報の取捨選択と優先順位をつける能力が不可欠だと思います。現状の体制で、その機能を十分果たせるものかどうかという点につきましては、若干の不安を感じているのが正直なところでございます。現在、鹿追町のいろんな取り組みを知らせる手段としていろいろな先ほど答弁の中にあったシステムの話はありましたが、システムのことをソフトとも言いますが、人の考え方、仕事の進め方というものがとても重要な点になるかと思います。この広報に関しては、例えば例を挙げますと、鹿追町の庁舎前に掲げている垂れ幕、シカソンの垂れ幕が掲げられていたと思います。このシカソンというのはワーケーションの鹿追町独自の呼称だと思います。こちらのほうは誰に伝えたいということなのかというのを僕は見るたびに感じています。ワーケーションというのは、鹿追の町民が鹿追で働いて、鹿追の自然の中で心を癒すだとかそういったことも望んでいるわけではなく、首都圏ですとか、そういったところの人々が仕事を、こういう自然の豊かなところ、鳥のさえずりを聞きながら仕事をしながら、ストレスフリーなかたちで仕事を進めていくということが目的であるのであれば、これは首都圏に対しての広報というのが必要ではないかと思います。では垂れ幕、どういうものが鹿追に必要なのかというものを考えたときに、先ほど先進地事例を言いましたが、子育てというものは、鹿追町は絶対、他の町に負けてないと思っています。そういうものを、何て言うのでしょうか大々的に打ち出すような、前面に打ち出すような垂れ幕で町民にアピールする、町としてこういうことをやっているんだよということを町民に知らせて、町民が今度はうちの町はこういう子育てにすごい力を入れているんだよという口コミで管内に広めていく。その管内に広まったものが、またさらに他の方に、外に向かって広まっていくということが広報の本当の重要な役割ではないかと感じています。そこで改めて町長に伺います。先ほど言ったように、情報というものは、それぞれが持っていては、力が足りない、弱くなってしまうっていうのがあるので、集約的な情報管理をする。そういった戦略広報的広報戦略部門というような部門を設置する、もしくは既存の組織の改編をしてそういった機能を持たせるという考えはありますでしょうか。

答弁 町長 喜井知己

はい、お答えをいたしたいと思います。広報、広報情報発信、全てSNSだとか、インターネットだけではなくて、アナログ的な先ほどの垂れ幕の話もそうかもしれませんけども、そういった二つの側面があると思っています。直接、町民と対話する場面、議会の皆さんも取り組んでいただいていますけども、そういったことも御意見を聞く場でもあるし、議会としての取り組みを町民の皆様に知っていただく機会、これはいろんな情報収集発信の一つであると思っています。そういったことで御指摘をいただいたとおり、それらのアナログ、あえてアナログ的と申し上げますけども、そういった取り組みの大切さ、そして、どうしてもこういう組織の中にいると当たり前だと思っていることが、実は非常に取り組みとして価値の高いもの、評価の高いものがあるというのも、やはりそれは外の事例と比べてみて気がつくことそれは我々、我々もあることだなと思っています。情報管理というか発信の集約化ということについては、そういうシステム的なことと合わせて、最後はやっぱり人だと思います。集約していくということになれば、きちっと人材を確保というか、もちろん誰でもいいということにはなりませんので、やっぱりしっかりとした人材を確保し、進めていくのが、やはり、やるとすればそういう体制でなければいけないと思います。今、いろいろ国の制度、支援策もありますので、これについては十分検討に値すると私も感じておりますので、内部で協議をして、情報発信のあり方しっかりと検討させていただきたいと思いますので、御理解をいただきたいと思います。

再質問 金子孝伸

答弁ありがとうございました。これからお話するのは私の一つの考えとして受け止めていただければと思います。過去、議員、いや役場職員全員が広報行動を意識するべきという意見もあり、その意見に従い皆さんも努力して広報してきたかと思います。先ほど湖底線路の話もありましたが、そちらの広報、SNSを使ったそういった広報もその一環の結果かと思っております。私はそれを否定するわけではありません。ただ、時の変化もあり、今必要なのは、職員皆さんが、住民が何を求めているかというニーズ、そういった情報を収集する力、これを広報ではなくて、広聴マンとして、かつ、その情報を先ほど私のほうからちょっと提案させていただきました。情報管理担当の方々へ、適切な情報提供者としての姿が本来今求められている。あるべき姿ではないかというのが私の考えであります。各職員がそれぞれの立場で個別に情報発信を行うことは、今、町として統一した戦略的メッセージをするにおいては、そのメッセージの強さを薄めてしまう可能性もあろうかと思います。情報を制するものは、全ての仕事において大変大きな役割を持っていると改めて思っています。町長以下、役場職員が真剣に限られた財源の中、最大効率を考えて施策を進めているのですから、戦略的情報管理、情報発信のもと、適切に情報行き届けさせ、各方面から鹿追町は良い町だと感じていただけることを切にお願い、そのためには、私もいち町民いち議員として、この重要な取り組みに対して全面的に協力させていただく所存であります。しつこいようですが、最後に町長のお考えを聞いて私の質問とさせていただきます。

答弁 町長 喜井知己

様々な角度からのお話、御指摘をいただきましたありがとうございます。情報管理とか情報発信、私も長く役所にいましたので本当にすごくですね、各職員の取り組みというのは、もうこういう時代背景ももちろんありますけども相当やはり意識が変わってきて、この情報の収集という面でもそうでしょうけども、この発信についてもそれぞれの担当する仕事の中で、すごく気にして取り組んでいるなというのは感じるところであります。それぞれの部署で温度差は多少あるのかもしれませんけども、全体的なレベルというか、考え方は少しずつ上がってきていると思っております。先ほども申し上げましたけれども、情報の収集というお話もいただきました。情報の収集発信について、やはり現状で足らない部分は御指摘のとおりあると認識をしておりますので、体制の強化も含めてしっかりと検討してまいりたいと思いますので、これからも御指導、それから併せて御協力をいただければなと思います。

出典:鹿追町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月12日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる