釧路町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月6日
町内における、課題・問題の情報収集について
2023年9月6日、釧路町議会の一般質問で、川村真一議員が「町内における、課題・問題の情報収集について」質問し、町長 小松茂、教育長 辻川尚志、総合政策課長 大河原教行、総務課長 中野勝広、管理課長 清水彰、教育支援課長 貴志淳一が答弁しました。
- 質問者
- 川村真一 議員
- 答弁者
- 町長 小松茂、教育長 辻川尚志、総合政策課長 大河原教行、総務課長 中野勝広、管理課長 清水彰、教育支援課長 貴志淳一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 川村真一
8番、川村でございます。通告どおり1件2項目の質問をさせていただきます。まず、町をよくしたいと思ったときに、何もないところから町がよくなることはなくて、政策や施策がどういうふうに生まれるかというと、的確な課題をきちんと捉えて、問題のですね、それを解決に向けて議論することによって新たな政策や施策が生まれてくるものというふうに思っております。そういった政策や施策をつくる上で、PDCAサイクルやOODAループなどの手法を使ってそれらを解決・改善していくことで、より住みやすい、より豊かな町へとつながっていくものというふうに考えております。そこで一番大事になってくるのが、町の課題、そして地域の課題をしっかりと把握しているかどうかというのが大事であって、その情報が古かったり間違ったりしていると、その議論は全て無駄になってしまうものというふうに考えております。そこで、質問させていただきます。町内における、課題・問題の情報収集について質問いたします。1、町民からの情報収集の手法は。2、町職員や教職員等からの現場の声を拾う手法は。こちら御答弁願います。
答弁 町長 小松茂
8番、川村議員の一般質問にお答えをさせていただきます。町内における課題・問題の情報収集についてということで、町民からの情報収集の手法についての御質問ですが、町民皆様からの広聴あるいは町民参加の手法として、ひとことポストによる直接御意見などを頂くほか、町政懇談会やウェルカム町長事業、それから、計画などの策定時にはパブリックコメントを実施し、広く意見や御提案、情報収集を行っております。次に、町職員や教職員などからの現場の声を拾う手法についての御質問ですが、現場の職員からの業務の現状についての課題や改善案などについては、管理職が把握する体制となっております。また、例えば訪問先で他課に関する問合せや御相談、それからクレームなどを頂いた場合には、その内容を担当する課に共有し、直接対応できるように情報共有体制を整えております。私からは以上であります。
答弁 教育長 辻川尚志
8番、川村議員の町内における課題・問題の情報収集についての御質問の2つ目、町職員や教職員等からの現場の声を拾う手法はについてでございますが、教育現場における日常的な課題や問題が生じた場合は、学校を管理運営する校長や教頭が報告を受け、現場の声を収集しているところです。教育委員会では、教育長学校訪問や教育委員学校訪問、毎月開催している校長会議や教頭会議などの際、学校における課題や問題について情報交換や協議の場を設け、状況の把握に努めております。以上でございます。
質問 8番 川村真一
議長、ここで、1項目と2項目めで共通の質問等ありますので、ちょっと行ったり来たりしてしまうので一くくりで質問させてもらっていいですか。
質問 8番 川村真一
ありがとうございます。それで、答弁いただいた中で、この総務課の答えに関しては、そういった情報共有体制を整えているということだったのですけれども、その情報は、部門別にきちんと区分けされて、データ化されて、きちんと保存されているかというのをお聞かせ願いたいと思います。
答弁 総合政策課長 大河原教行
当課の広報のほうの係のほうで、恐らく2問目の下段の最後のほうの部分になるかと思うのですけれども、他課に関する御意見等を頂戴した場合は、報告用紙というのを頂きまして、担当課のほうに振り分けをしているところでございます。
質問 8番 川村真一
その情報は、担当する課だけで情報共有されているのか、それとも、いろいろな課でも全部見られるように情報が共有されているのかということと、あと、これが情報が公表されることがあるかどうかというのもお聞かせ願いたいと思います。
答弁 総合政策課長 大河原教行
現時点では担当する課のみの共有になっております。その内容を広くお知らせするという体制にはなっておりません。
質問 8番 川村真一
その情報を担当課だけで情報を持っている理由と、今後も公表するつもりがあるかどうかというのをお聞かせ願いたいと思います。
答弁 総合政策課長 大河原教行
町長の御答弁の例として、職員が訪問した際に、他課に関わるいろいろなお問合せ等を頂いた場合の例としてお答えさせていただきます。内容によりまして個人の情報に関わる部分もございますし、広くこの御相談を町民皆様にお知らせしていいですかという確認は取っておりませんので、現時点では、頂いた御意見を担当課のほうに共有いたしまして対応いただくというような事務の処理の流れの一環としてこの体制を取っているところでございます。
質問 8番 川村真一
そこで、これはやはり町側も教育委員会側もあれなのですけれども、ある程度管理職の人に声があって、そこの管理職のほうで情報管理するというような形だと思うのですけれども、もっと小さい情報も知る必要があるかなというふうに思います。例えば、町職員がふだん利用している車、これにはバックモニターがついていて、バックソナーもついている車しかふだん乗っていない。公用車に乗るときに、公用車にはバックカメラもバックソナーもついていなかったら、これはやっぱりバックしてぶつける可能性高いのですよ。高くなってしまうと思います。これが事前から分かっていれば、そういった事故は未然に防げたかもしれないですよね、これは一つの例として。例えば、町職員が停めている駐車場に行くところのグレーチングにちょっとゆがみがあったり、がたがあったら、日頃から、小さな情報ですけれどそれを担当課に上げていれば、そのグレーチングを踏んだ一般の人の車に傷が入ることがなかったというふうに、事前に防げたかもしれない、そういった事案が結構あるかというふうに思います。そういう小さな声を拾うことに関して、答弁の中では、ひとことポストぐらいかなというふうに思います。あと、懇談会やウェルカム町長、これは限られた人しかそこには出られないですし、パブリックコメントに出てくる人も限られた人になってくると思います。また、教育委員会のほうでも校長会議や教頭会議といったところでしか、校長や教頭が各報告を受けているのはそうですけれども、教頭、校長に小さなことまで告げていいのか、これ情報を上げていいのかという、現場の方はそういうふうに思ってしまうかもしれないですけれど、今答弁いただいたほかに、もっと小さな声を拾う努力というのを、各町長側と教育長側でしているかどうかというのをお聞かせ願いたいというふうに思います。
答弁 総務課長 中野勝広
職員間の連絡といいますか情報共有につきましては、今LoGoチャットというものを議員も御存じかと思いますけれども、導入したことによって、かなり職員同士のつながりというのが、小さなつながりという意味でいえばかなり多くなっていると思います。現場に出てその場で写真を撮ってLoGoチャットでダイレクトで担当者に送るだとか、そういった日常的な業務の中で情報の共有は進んでいるものと考えております。
答弁 管理課長 清水彰
日常業務の部分で教職員のほうから何かあれば、常に情報共有されて校長、教頭のほうには報告はされていることと、こちらのほうでも把握しておりますけれども、それ以外に教育委員会の事務局の職員だったり、学校を訪問する機会もございますので、その際に教頭、校長含め教職員含めて情報交換等も行っておりますので、その中で情報の把握のほうには努めているところでございます。
質問 8番 川村真一
学校でいうと、やっぱり生徒・児童から教育委員会に声が直接来ることはほぼないと思うのですけれども、一番学校で現場を知っているのは、先生だったり、生徒・児童だと思うのですよね。その生徒・児童が、これちょっと危険ではないかとか感じたときに、それがきちんと教育委員会まで声が上がってくるかと感じると、ちょっと不安に思う事例が先日ありまして。学校の窓の下のほうにこんなレバー、ポールついていますよね。あれは恐らく雑巾を干すためのものではなくて、落下防止についているものだと思うのですよ。それが、そのバーが折れた状態で何年も多分放置された状態。木口もぎざぎざの状態で見えている場所はありました。それは教室ではないのですけれど、そういったのが放置されていたのではないかなという事例がありまして、それは総務課長がその場にいてくれたのですぐ報告してもらいましたけれど、そういう事例がほかにもあるのではないかなというふうに思います。例えば、あと図書室の本に関しても、こんな本が欲しいですというのが、直接教育委員会に上がってきたら、またちょっとそれは対応が変わるかもしれないですし、今学校において生徒児童の声を拾う手法というか、そういった方法というのは学校で何か取られていますか。
答弁 教育支援課長 貴志淳一(教育支援課長は2025年3月まで)
学校では、私の見ている範囲でございますが、児童会ですとか生徒会活動でそういった声を拾うというような取組はしているところを拝見したことはございます。
質問 8番 川村真一
実はそのバーが折れていたのは生徒会室なのですよ。彼女・彼らからしたら、そういうのが入学したときから最初からそれで、これが当たり前のことだと思ってしまっていたら、多分上には言わないと思うのですね。それを、ふだん行かない私たちが行って、初めてこれは危険だと思うのですぐ動けるのですけれども、そういった声を拾う、小さなことでも上げてもらうのは、声を上げたことによってすぐ対応してもらえると思わないと、これはその行動に移らないわけなのですよ。その小さな情報をもらうことはすごい大事で、例えばレストランとかでもアンケートに答えてくれたら500円オフにしますよとかと、そういった企業でもお金をかけてでも現場の声を知りたいというふうに思うほど、現場の声はすごい大事だというふうに思います。私もすぐこれは情報出そうと思っているのは、道路の穴なのです。道路に穴が空いていて、担当課に電話しました、朝。昼には直っていたのですよ。これってやっぱり早い対応してくれると、今後もそういったものがあれば情報を提供しようというふうに思いますので、今後そういった情報を集めるときには、そういった対応というのは非常に大事になってくるかというふうに思います。今度、その対応するに当たって大事になってくるのが、現場でどれだけきちんと状況判断できるかということなのですけれども、町でもPDCAサイクルというのは、いろいろ政策つくるのには使用していると思いますけれども、OODAループというこの手法というのは、町や教育委員会でも使用しているかどうかというのをちょっとお聞かせ願いたいと思います。
答弁 総合政策課長 大河原教行
現時点、総合計画はじめ様々な計画の進捗管理につきましては、PDCAサイクルということで明記をしているところでございます。今のところ、そのOODAループ、まだ導入はされていないようなところでございます。
答弁 管理課長 清水彰
教育委員会におきましても、そのOODAループという部分については、今活用しているような状況にはなってございません。
質問 8番 川村真一
このOODAループを簡単に説明すると、ObserveOrientDecideActの略なのですけれど、観察、見る、そして状況判断、方向づけ、意思決定、行動ということなのですけれども、これ簡単に説明するとPDCA、食べ物に例えますね。給食というのは、PDCAサイクルなのですよ。1か月単位で献立をつくる計画して、それを毎日計画どおりに提供する。食べ残しが多い料理だったり、そうでない給食をチェックして、それを次の献立に参考にしていくというサイクルですね。これどんどんよくしていこうというサイクルがPDCAサイクル。OODAは、食事でいうと家庭の食事です。子供に今日何食べたいと聞いて、肉食べたいと言ったら肉料理、ハンバーグ料理だったり、そういうものをお母さんが作る。例えば暑い日にはそうめんにするとか、冷蔵庫の余り物で作る。こういったものをその状況に合わせてやるのがOODAループというものなのですけれども。ぜひこういった手法もありますのでしっかりと学んでいただいて、現場ですぐ通用するようなマニュアル化していただいて、そういった情報がもらえたときには現場で対応できるようにしていってほしいなというふうに思います。それで、そういった細かな情報がもらえることによって、例えば未然に事故を防止することもそうですし、例えばいじめが発覚できたりとか、家庭でのDVが発見できたりとかというふうにもつながっていくかというふうに思います。今後の情報収集の手法として、私すごい期待しているのはLINEなのですよ。釧路町ホームページも含め全て今調べましたけれど、FAQとありますよね。頻繁に尋ねられる質問。これは今現在、釧路町で何かやっているところありますか、このFAQに関して。
答弁 総務課長 中野勝広
釧路町のLINE公式アカウントは今再開しておりますけれども、そのメニューの中にもFAQはございますが、今時点はFAQを押すと準備されていないということになるのですけれども、現状の機能としては、その上に小さくトークというボタンがあるのですけれども、そちらを押していただくと簡単なFAQにはお答えできるような形にはなっています。ただ、今後こちらのトーク機能についても、より高度なものにしていくという考え方をしてございます。
質問 8番 川村真一
私もLINE見たら、FAQ早くできるようになってほしいなというふうに思うのですけれど、これ何が大事かといったら、町民が何か問合せしたいとき、電話するのはあれだなと思ったとき、そのFAQで大体のことは解決すると思うのですよ。でも、それには過去からの情報の管理、これはしっかり必要だと思いますし、常に、あれはAIで回答しているので24時間で多分回答できるようになると思うのですけれども、そういった速さというのは非常に大事になってくると思います。それらがあることによって、やっぱり町民もどんどん町に対して情報を提供しようというふうに思ってもらうこともすごい大事だと思います。今後、LINEにおいて、私これ一般質問以外で何度か質問させていただきましたけれど、現場の写真を撮ってそれを送ることによって、それを対応してもらえるようなそういった展望があるかどうかというのをお聞かせ願いたいと思います。
答弁 総務課長 中野勝広
この件につきましては、再三、議員からも提案いただいておりまして、例えばPokeLの拡張機能でできないだろうかと、そういったところも御提案いただいていたところですけれども、このたび公式アカウントを使用するということに当たりまして、いよいよそういったまさに御提案いただいていた現場のリアルな意見というものが頂けるような環境をつくれる状況になりました。いつから、それから、どの部門からそういったものを始めるかというのはこれからになりますけれども、環境につきましては整ったということで御報告させていただきます。
質問 8番 川村真一
ここで今、PokeLとLINEのまず登録者数を教えてください。
答弁 総務課長 中野勝広
ちょっと資料が分かれておりまして、一つずつ言わせていただきます。まず最初、PokeLが今現在、8月末現在で1,523名の登録になっております。LINEについてはちょっとお待ちください。すみません、今LINEの登録については、手持ちの資料で確認できなかったので申し訳ございません。
質問 8番 川村真一
あとPokeLとLINEにおいて、これ町民以外の方でも登録できるようになっているかどうか答弁願います。
答弁 総務課長 中野勝広
ともに町民以外の方も登録できます。
質問 8番 川村真一
本当いろいろな方々の目線での情報は、私たちも気づかないことがたくさんあるかというふうに思います。例えば公園の便所の外のタイルが剥がれていて、そのタイルをみんな投げて遊んでいるなんて、これはやっぱりパトロールでも分からないと思いますし、現場で公園で遊んでいる子供たちしか分からなかったことだというふうに思います。そういった声が拾えるように、今後もPokeLとかLINEとかといった、いわゆるITとSNSを利用した情報収集に今後も町として注力していくべきだというふうに思います。今の質問・答弁を聞いていただいて、最後に町長と教育長から、そこの加速していく部分に関して一言お答えいただければと思います。
答弁 総務課長 中野勝広
大変申し訳ありません。先ほどLINEの登録者数をお答えできなかったのですけれども、1,021名となってございます。
答弁 町長 小松茂
今町内における課題・問題の情報収集のいわゆる手法ということで、いろいろと御意見を頂きました。この件についてはこれまでもいろいろな議論を頂いておりました。公式アカウントのLINEを正式に出しましたので、これをさらに今ステップアップさせるということをしていけば、今御提言いただいたことがほぼできていくというふうに私も考えております。細かな情報を含め、また町民の皆さんからのいろいろなふだんの生活行動様式の中で課題、そういったものがあれば的確に我々もしっかりと把握をする、そしてその問題の対処をする、こういったことには大変いい手法だというふうに思っております。そういったものを含めて、まだ一気には進みませんけれど、段階的にやっていく。その環境が今やっとできたということでありますので、御理解をいただきたいと思います。
答弁 教育長 辻川尚志
教育現場、主に学校になるかと思うのですけれども、迅速な情報共有、情報提供というのは、子供のけがだとかそういうことの予防には非常に有効だなというふうに思っております。ただ、学校組織という中の固まりでいいますと、やはり子供の声を担任あるいは教師が拾って、それを教頭、校長が取捨選択しながら整理しながら教育委員会と重要な部分を共有しているというような点もありますので、その辺をうまく使い分けながら、迅速に対応できる方法として有効に機能するように考えていきたいなというふうに思っているところです。また、子供からの情報収集につきましては、リテラシーの問題、使い方の問題等もありますので、それにつきましては十分検討が必要かなというふうに考えているところでございます。