鹿追町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月18日
高齢者などを「置いてきぼり」にしない行政サービスのデジタル化について
2024年6月18日、鹿追町議会の一般質問で、山口優子議員が「高齢者などを「置いてきぼり」にしない行政サービスのデジタル化について」質問し、町長 喜井知己、総務課長 武者正人、企画課長 草野礼行が答弁しました。
- 質問者
- 山口優子 議員
- 答弁者
- 町長 喜井知己、総務課長 武者正人、企画課長 草野礼行
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 5番 山口優子
議長のお許しをいただきましたので、通告に従い、一般質問を行います。自治体においてもデジタル化が求められ、鹿追町役場でもデジタル化、自治体DXを進めているところです。まず初めに鹿追町の自治体DXの今後の計画についてお伺いします。併せて、町公式LINE、情報配信アプリミジカ、マイナンバーカードの普及率はどのくらいでしょうか。自治体のデジタル化といえば、「役場内業務のデジタル化」だと思われやすく、もちろんそれも重要なことではあるのですが、もっとも重要なことは、地域住民にメリットがあるデジタル化かどうか、ということです。国の「デジタル田園都市国家構想交付金」の支給条件も、「地域住民にメリットがあるサービスであるかどうか、地域の活性化に寄与する取り組みであるかどうか」が事業計画のポイントとなっています。全ての町民に「便利になった」と、感じてもらえるためのデジタル化になっていなければなりません。そのためにも高齢者などシニア世代への目配りが不可欠であると考えます。シニア世代にとってもデジタル化は、災害情報などを得て安全を守る、健康を維持する、社会との接点を持つといった点で重要な役割を果たします。高齢者をはじめとした「デジタル化不必要」と考える町民の意識を、どのように「デジタル化は必須」というふうに変化させ、自治体デジタル化の土壌を整えるのかが課題だと思います。また、高齢者の利用が増えても、行政のサービス自体が使いづらいようでは、デジタル化の目的が果たせないと思います。いずれデジタルに置き換わる行政サービスを、全ての町民が不安なく利用できる状況にするために、高齢者などを「置いてきぼり」にしない行政サービスのデジタル化を鹿追町ではどのような取り組み、対策、計画をもって進めていくのかお伺いします。
答弁 町長 喜井知己
山口議員からは、「高齢者などを「置いてきぼり」にしない行政サービスのデジタル化について」と題しまして、大きく3点御質問いただきましたので、順次お答えさせていただきます。国においては、デジタル社会の実現に向けてデジタル庁をはじめ、各府省庁においてアナログ規制の点検及び見直し等の構造改革の推進や、デジタルの力を活用して地方の社会課題解決や魅力向上を目指す、「デジタル田園都市国家構想」の実現に向けて、ハード・ソフトのデジタル基盤整備や人材の育成・確保等の取り組みが進められており、デジタル田園都市国家構想交付金等による横断的な支援の実施により、地方におけるデジタル実装の取組が広がってきているところです。本町では、昨年度に「第7期鹿追町総合計画」の基本構想及び基本計画を見直し、「行政運営の効率化と町民サービスの向上を図るために、デジタル化を推進するとともに、町民の情報格差の解消に努める」としております。また、令和3年度(2021 年度)に策定した「鹿追町行財政改革大綱」においても「ICTの有効活用」や「電子申請等の推進」などを取り組み事項として掲げ、マイナンバーカードや情報発信アプリミジカの普及啓発に努めているところです。まず、1点目の「鹿追町の自治体DXの今後の計画について」でありますが、総務省から、地方公共団体が重点的に取り組むべき事項や内容を具体化した「自治体デジタル・トランスフォーメーション(DX)推進計画」が示され、地方公共団体自らが担う行政サービスについて、デジタル技術やデータを活用して、町民の利便性の向上や業務効率化を図り、人的資源を行政サービスのさらなる向上につなげていくことが求められています。デジタル技術への変革が急速に求められる中、町民に身近な行政を担う自治体の役割は極めて重要であり、本町においても行政のデジタル化を推進すべく、令和4年度(2022 年度)にキャッシュレス決済を導入し、本年度においては、本議会初日で議決いただきました予算によって「デジタル田園都市国家構想交付金事業」に採択された各種事業の導入に向け、役場一丸となって取り組んでいるところです。社会環境、国の動向、本町の状況を踏まえ迅速かつ的確・柔軟に対応していくために、デジタル技術を「変革」の手段として活用し、様々な行政サービスや行政運営の抜本的な変革に取り組み、町民や本町とつながる全ての人も含め、一人一人が望む形で行政サービスを受けられる体制が必要であるとの考えを基本として、本年度「鹿追町DX推進計画」の策定を進めてまいります。次に、2点目の「町公式LINE、情報配信アプリミジカ、マイナンバーカードの普及率について」でありますが、令和6年(2024 年)4月末時点で、町公式LINE登録件数333 人、情報配信アプリミジカ登録件数 1,565 人であります。また、マイナンバーカードは、平成 30 年度(2018 年度)から役場職員や町内事業者に取得を促す文書を発出すると共に、地域等に出向く出張受付などに取り組んできたところであります。総務省が公表している令和6年(2024 年)4月末時点でマイナンバーカード保有枚数 3,682 枚、保有枚数率では 71.6%となっております。今後も普及啓発を継続し、普及率向上に向けて取り組んでまいります。3点目の「高齢者を置いてきぼりにしないデジタル化」では、「シニア世代のデジタル化に関する」調査において、「社会のデジタル化」に対し、6割弱が期待している一方で、3割強は期待していないなど、様々な要因によりデジタル意識の差が非常に大きいことが確認されております。一方、「期待する分野」としては「行政サービス」・「医療・ヘルスケア」が多く、「防災・安全安心」・「福祉・介護」については年齢が高いほど期待が強まる傾向にあり、「社会のデジタル化に期待していない人」であっても日常の生活課題と直結した分野への期待が高い結果が得られております。デジタル弱者をサポートする社会の仕組みの整備とデジタルをデジタルと感じさせない日常生活の中にデジタルの利便性が自然に組み込まれ、習慣化される発想が重要と考えております。また、デジタルに親しんでいただくため、令和3年度(2021 年度)から令和5年度(2023年度)まで、高齢者をはじめとする町民を対象としたスマートフォン教室を開催し、延べ237 名の方が参加されております。今後も老人会などに出向いて情報発信アプリミジカやマイナンバーカードの普及啓発を行い、情報格差解消に向けて取り組んでまいります。国が掲げる「誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化」実現のため、情報通信技術を行政サービスに浸透させることで、町民の方々の生活がより良い方向に進むよう、「鹿追町DX推進本部」における実務者レベルである「DX検討チーム」におきまして、町民視点に立った検討を行ってまいります。今後も、デジタル技術を戦略的に活用し、町民皆様の利便性の向上、行政サービスの向上、さらには産業や暮らし、行政執行の改革などあらゆる分野においてのデジタル改革に取り組み、安心で便利なデジタル社会を目指して「しかおいDXでウェルビーイングな社会」をキーワードに「デジタル技術でワクワクするまちづくり」の実現に向けて進めてまいりたいと考えておりますので、御理解と御協力をお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。
質問 5番 山口優子
御答弁ありがとうございました。御答弁の中にも町民の情報格差のお話がありました。デジタルを活用できる人は生活満足度が上がる一方で、デジタルを活用できない人はその恩恵にあずかる機会を逃してしまうという情報格差、経済格差の二極化が進んでいくことが課題であると言われています。行政のシステムが地域住民にメリットがあるデジタル化になったとしても、将来にわたり、その便利なサービスにアクセスできない人はゼロにはならないと考えられる中で、そのデジタル情報格差、そこをサポートしてケアしていくことも行政の重要な役割であると思います。高齢者などがデジタルを使わない理由として、必要性を感じない、使い方がわからない、覚えられない、文字が見づらい、困ったときに教えてくれる人がいない、誤操作や詐欺が怖いといったことがあるそうです。ですので、その高齢者の方たちにデジタル活用を勧めるときに、重要なものだけの情報に絞るということが大事だそうです。災害の情報や見守りのための健康情報など重要なものだけに絞って、あれもこれも新しい情報を次から次に送らないということもポイントだそうです。たくさんの情報を送り過ぎることでもうそれが嫌になってしまって、かえってデジタルとの距離ができてしまうそうです。デジタル化を進めることで職員の負担軽減ということがあるかと思いますが、電子申請や施設の予約をデジタル化する。そしてそれを進めるにあたって、紙の手続きや電話予約も併用をするというお話でした。もちろんいきなり電子申請が 100%になるとは考えにくいので併用するのは構わないと思うのですけれども、このデジタルでの申請や予約が大体どのぐらいのパーセントを超えると、職員の負担軽減になるのでしょうか。お伺いします。
答弁 総務課長 武者正人
御質問ありがとうございます。今ほどの質問なのですが、いろんなデジタルがあると思いますけれども、これが一定程度になったらアナログはやめていいという基準はないと思います。いろんなサービスをやっている中で、どこかのタイミングで全てデジタル化になるというのは、本当に何年かかるかというのもありますので、そのあたりに関しては今後のいろんな推進計画を作って、デジタル・アナログ併用しながらそのあたりの意見、住民の方の様々な意見を聞きながらタイミングを計っていきたいなと思っております。
質問 5番 山口優子
はい。町民の意見を聞きながらというお話がありました。町民の利便性ということなのですけれども、このデジタル化を進めるにあたって町民の利便性が向上するのだという説明を聞きます。ですが、町民の方は何があれば便利だと思っているのか。町民や高齢者の方の意見を聞いていただきたいと思うのですが、町民や高齢者に使いやすくなるように、町民からの意見というのは聞かないのでしょうか、そこをお伺いします。
答弁 総務課長 武者正人
はい。今ほどの質問の関係でございますけれども、まず本年度、鹿追町のDXの推進計画を策定するに当たってはまず概要版といいますか、まちの方向性のほうを作っていきたいと考えております。翌年度以降に今ほど言われた町民の方なのか、事業者様なのか、そのあたりについてはどのような体制でいろいろ意見を聞いていくかをいろいろ検討しながら進めていきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。
質問 5番 山口優子
町民の意見を聞くこととデジタル申請の何パーセントを超えればという基準はないという御答弁だったのですけれども、ある程度の数値の目標を持たないとせっかく費用をかけてデジタル化してもそれの利用する人が少ないままだと、何のためのデジタル化なのかなと思います。今、町の公式LINE、そしてミジカというアプリがあります。ミジカに関してはその防災無線が聞き逃したり、風向きで聞こえなかったりということが解消されて、防災無線の情報がすぐ手に入るようになってとても良いということで町民の方からもそういうふうに意見をいただいています。私もミジカに関してすごく良いと思っています。ただミジカとLINEの配信、これは何が違うのかがちょっとよくわからない。正直同じ内容を発信していると思います。今後LINEによる発信を強化するというような説明がありましたけれども、LINEの普及率は今6%、7%ぐらいで、ミジカは 30%ぐらいという御答弁だったのですけれども、このミジカとLINEどのように使い分けるのですか。
答弁 総務課長 武者正人
はい。まずこちらのアプリのミジカの全体的な仕組みとしましては、まず大元に第一段階にアプリのミジカをインストールしていただいて、その中でいわゆるLINEですとかFacebook、メールも含めてなのですけども、そのような配信を希望される方にミジカからそれぞれ枝分かれしていくような仕組みになっております。その中でLINEのみでそういった情報を友達になって取得するという方もいらっしゃいますけども、今回デジタル田園都市国家構想交付金の内示をいただきました、LINEによる情報発信の強化ということでございますけども、そちらについても今現在、LINEの強化、もしくは今現在導入しているアプリのミジカ同様な機能が得られるのではないかということで、今内容についてワーキンググループで検討しているところでございますので、どちらにしましても、今回の新たなデジタル田園都市国家構想交付金の事業で導入するものについては、そういった普及率向上のためにどういったものがいいのかも含めていろいろ検討してまいりますのでよろしくお願いしたいと思います。
質問 5番 山口優子
はい。ミジカとLINEの違いがよくわからないのでミジカを登録していれば今のところLINEを登録する必要がないのかなということで、LINEの登録者数がそんなにないのかなと思っています。ミジカはその防災無線の発信ということでとてもいいと思うのですけど、LINEはせっかくこの双方向に町民からも送ることができるので町民からの相談や意見を町が受信できるというそういう機能があるので、そういうふうに、またはアンケートなど返事が欲しいものを発信するというように使い分けをしないとミジカがあるからLINEは要らないかなとかLINEがあるからミジカが要らないかなとなるかと思うので、そのあたりも検討いただいているということなので検討いただければと思います。LINEの機能の強化の中で、チャットボットがごみの分別などを回答してくれる。このごみはどういうふうに捨てたらいいですかと聞くとAIが答えてくれるというものの導入も検討しているということで、そのほかの問い合わせについても、AIが回答するかどうかはそれも検討中というお話であったのですけれども、ごみの分別はいいのですがそのほかの問い合わせについてはAIではなくて職員の方が直でお返事した方がいいのではないかと思います。電話をしても、その担当者の方がいないので、ちょっと折り返しますということが多いいと思います。LINEで聞いてもらえれば、3日以内ぐらいに返事ができますよとしたほうがLINEで聞きたいという人も結構多いと思うのでそういうことも考えていただければなと思います。続いてスマホ教室をやっていますというお話なのですけれども、高齢者の方に情報格差の解消に努めるためにスマホ教室をやっているということでこれはすごく良いことだと思います。スマホとかネットとかデジタルが便利だから、この高齢者の方にも教えてあげたいと思っているわけですけれども、まずそもそも便利ということがお互いに共有できていない。便利という概念が人によって違うので、それが便利なのかどうかを知ってもらうというところからはじめなければいけないと思っています。高齢者の方に限らずなんですけれどもそういうことデジタルを使いこなせていなかったり、できないということが恥ずかしいと思う気持ちがあるらしくそれで困ったときに、身近に聞ける人がいて、仲間で一緒にやる人がいればいいと思います。皆なで分からないなと言い合いながら、ワイワイできることが安心できると思うので、一人でやるというのはなかなか難しいと思います。一緒にできる仲間が必要でちょっと興味を持ったときに、やってみようというように背中を押してくれる仲間であったり、またそういうサービスがあったらいいのかと思います。最初は教わっていたという人が、次には教える側になっているというようなそういう循環できるようなかたちが望ましいと思います。70 代の方が 70 代の方に教えるとか、80 代の方が 70 代の方に教えるとか、そういう形で循環ができれば一番望ましいのかなと思います。もちろん若い人から教えてもいいのですけれども若い人から高齢者の方に教えると、若くないからもう無理なんだと言って投げ出してしまうようなことがあるそうなので、「昔は私も分からなかったけど分かるようになったよ」ということで、そういう循環型で高齢者同士に教えられるようなことができればいいと思います。提案ですけれどもそのときに、教える側にも教わる側にもボランティアポイントというものを付与してあげればいいかなと思います。それでその地域で教えられるようなことができればいいなと思います。スマホ教室ももちろんとてもいいのですけれども、分からないこととか知りたいことというのは、今教えてほしいので年に1回、スマホ教室があったからというのではなくて日常的に例えば図書館とか平成館とか行けば、いつでも教えてもらえるような環境があればいいなと思います。そこに専門の職員の方を置かなくても、例えばLINEのやり方だけ教えるというようにすれば、誰でもというとちょっと語弊あるかもしれませんけどLINEだけだったら教えるよという方はいっぱいいると思うのでLINEとミジカだけ教えてあげるというようなかたちにすると平成館のスタッフが教えてもいいですし、そこにたまたま居合わせた人で教えてもいいよという人がいたら教えるというような、そういうようなやり方はできないかと思うのですがいかがですか。
答弁 企画課長 草野礼行(企画課長は2025年6月まで)
はい。ありがとうございます。お答えをさせていただきます。御提案をいただきましたスマホ教室、令和3年度(2021 年度)から今年度はまだやっていませんけど実施する予定で3年度(2021 年度)、4年度(2022 年度)につきましては、誰でもスマホ教室という形ではなくて、老人会ですとか、白寿大学また町内の行政区に絞って、直接初級編ですとか入門編ですとかそのようなかたちで実施させていただきました。令和5年度(2023 年度)は全部で 12 回になりましたけど、それは地域に出向くというよりも、誰でも町民ホール、ウリマックホールとかに行って誰でも参加できるようなかたちで、去年はやらせていただきました。それで先ほど職員が教えることが常にできればいいのじゃないかと話ありましたけど、企画のほうで各地域の老人会にも毎回出向いていまして、デジタルの話もするのですけど違う話もするのですが、その際にミジカの登録であったり、LINEの登録であったりのお手伝いはさせていただいていますし、分からないことがあれば役場のほうに問い合わせをいただいて役場のほうの窓口に来ていただいてやっていただけることもありますので、そこで引き続きやっていきたいなと思っています。
質問 5番 山口優子
はい。ぜひ地域で教えられるような環境というのができればいいと思いますし、繰り返しになりますけれども平成館とか図書館とかそういうところでいつでも誰かに相談できるような相談所というようなかたちも併せてあればいいなと思います。併せて、その高齢者にスマホの基礎知識を教える人を育成するための研修というのがあります。そういう研修も希望の方には受けていただいて、分かりやすい説明ができるようになるというような研修を受けていただくのもいいかなと思います。それで行政が提供するそのデジタル化、そういうサービスが本当に町民の生活に根付いて町民の生活を豊かにしているのかどうかというところがポイントだと思うのですけれども、例えば、住民票の申請がデジタル化になって便利になったと言われても、町民の側からすれば住民票を取るのは3年に1回あるかどうかで町民アンケートも今のペースでいくと8年に1回とかのペースです。御答弁にありましたようにデジタルの利便性が自然に組み込まれて習慣化されるということが重要だと思うのですが、イベントの予約とか公共施設の予約、そういうこともありますけれども習慣化していくというところには日常的に使うような機能じゃないと慣れていくということもないし、定着していかないと思います。提案したいのは、町内商品券をデジタル化できないかということです。北海道がやっていましたお米・牛乳子育て応援事業も電子クーポンといって、店でQRコードを読み取って金額を入力するようなやり方でやっていましたし、その自治体限定のデジタル地域通貨というものを作って、プレミアム商品券をデジタル化しているという自治体もたくさんあります。ですが、地域独自のデジタル地域通貨というのよりも、今全国で多くの自治体がやっているのは、元々ある大手キャッシュレス事業者のシステムに乗っかってやるやり方です。去年も東京 23 区の中で、8か所から 10 か所ぐらいの自治体がやっていて、今現在も東京の品川区とか全国でもいろんなところでやっています。キャッシュレス決済ポイント還元事業で 20%の付与があります。20%から 30%でやっているところもありますけれども、PayPayとかd払いとか既存の大手のキャッシュレス決済を使えば、20%から 30%還元されるというもので、自治体独自のシステムを作らなくて良いのでコストも抑えられ、町外からのお客さんの利用も見込めます。鹿追町でも毎年プレミアム付き町内商品券ですとか物価高騰対応の商品券というものを発行していますけれども、これをデジタルにできないかと思うのですがいかがでしょうか。
答弁 総務課長 武者正人
はい。まずいろいろ御提案いただきましてありがとうございます。今ほどいただきました例えばPayPayですとか大手QRコードで決済できるような仕組み大体ありますけども、いろいろ今発行しているもので、例えばプレミアム券に関しては目的としてはやはり地域経済の活性化という部分で地域でのみ使えるというのがやはり目的であると思います。今の仕組みで、例えばQRコードの大手事業者さんに乗ったときに、その地域だけで使えるかというような技術的な部分であったり、様々ないろんな技術的なものございますので、そのあたりにつきましてはいろいろ研究させてもらう必要があるかなと思っております。またこういった商店街、町内全体で使えるような仕組みとなると、行政だけじゃなくて、商工業の方々町内全体で理解してもらう必要がありますとともに、一定程度の投資もありますので、そういった部分全体含めながらいろいろ検討していかなければいけないなと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。
質問 5番 山口優子
はい。大手のキャッシュレス決済に乗っかると、地域のみで使えるかどうかっていうことなのですけどこれは使えます。その地域で使った場合に 20%とか 30%付与しますよという仕組みなのでこれはできます。もちろん商工会とかそのほかの事業者さんの御理解は必要かとは思うのですけれども、店側からしてみれば、印刷したQRコードを店頭に掲示するだけですのでそこまでのお店側の負担というのはないかなと思います。繰り返しになりますけれども日常的にデジタルを使っていくということをしないと、またはデジタルを使うことで得をするというふうになっていかないと、デジタルの普及率というのは上がっていかないかなと思いますので、高齢者の方が思っているお金に関わることとかをスマホでやるのはちょっと怖いなと思っている高齢者の方も、はじめは無くしても別にいいかなと思えるようなボランティアポイントとか、健康ポイントカードのポイントとかそういうまずはポイントカードからはじめてもらってデジタルにすれば得をするのだなというようなキャッシュレス決済も、それからはじめればそのデジタルに対する抵抗感も減るかなと思います。プレミアム付き町内商品券というのをデジタル化するということが一番普及率向上のために良い方策なのかなと私は思いますし、日本全国で先行事例はたくさんあるので、ぜひ研究して検討していただきたいと思います。最後に町長にお願いします。
答弁 町長 喜井知己
はい。デジタルを活用した取り組み、今の議論にもあるものもありますし、先ほどの例えば電子申請なども当然それでどれくらいの割合がしていただくかというものももちろん大事ですけれども、利用する側から言えば役場の開庁時間なんか気にしないで土日でも思いついた夜中でもできるという利便性なんかも自分もそんなにいろいろ使っているほうではありませんけども、例えばインターネットバンキングとかを使ったりすると非常に土日も何も気にしないでいろいろ使っていけるという利便性はあると思います。どうしても全てデジタル化に 100%にできないというのは、いつまでもそういうことにはどうしてもなってしまうと思いますけれども、職員が処理するもののうち何割かでも減っていけば、それは当然事務改善というのにつながっていくのでデジタル化はそういう面もありますけど、私は時代の流れという面も非常に大事だと思っていまして、効率性やそれだけじゃなくて、これはデジタル化してやっていくのが普通だという項目はこれから増えていくと思うのでそういった面も含めて、ただいくらでもお金をかけられるということでもありませんからうまくこういった国の交付金なんかを活用しながらいかに効率的にやっていけるかというのを中心にいろいろこれから検討して進めるものも数多くあるのではないかと思っております。デジタル地域通貨については、いろいろそういう利便性と合わせて町内事業者の方の取り組みを加速してもらうということも当然必要であります。プレミアム商品券あるいは物価高騰対応等々、これは1番か2番の目的は町内経済の活性化というのが1番か2番に来る目的でありますので、その目的を失わないようにデジタル技術をどうやって活用して、取り組んでいけるかしっかり研究していきたいと思っております。あとそれから高齢者の方々に対するスマホ教室等々ですけども、いずれにしても、まず触ってもらう、やってもらうということから地道にやっていくしかないかなと思っております。どういった場面でもいつあそこに行けば必ず教えてくれという体制がとれればそれはそれに越したことがありませんけれども、実現にはいろいろやっぱり考えなくてはならない部分もありますのでそういったことも含めてデジタル化の取り組みについては、一生懸命やっていきたいと思いますのでまた御指導いただければと思います。
質問 5番 山口優子
はい。ありがとうございました。