みんなの議会

鹿追町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月12日

(1)鹿追高校生に対する学校給食の提供は/(2)旧幼稚園舎・旧保育園舎の活用計画は/(3)ごみ収集事業と紙おむつのリサイクル推進について

2019年12月12日、鹿追町議会の一般質問で、山口優子議員が「鹿追高校生に対する学校給食の提供は」「旧幼稚園舎・旧保育園舎の活用計画は」「ごみ収集事業と紙おむつのリサイクル推進について」について質問し、町長 喜井知己、町民課長 平山宏照が答弁しました。

質問者
山口優子 議員
答弁者
町長 喜井知己、町民課長 平山宏照

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

町のサイトの一般質問の一覧ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 2番 山口優子

議長の許可をいただきましたので、通告に従いまして3項目、一般質問をさせていただきます。まず1項目め、鹿追高校生に対する学校給食の提供は。私は2016年(平成28年)12月議会において、「幼小中高一貫教育における学校給食のあり方について」というテーマで一般質問をさせていただきました。内容は、小中学生のアレルギーの対応について、新こども園でのアレルギー対応食のこと、鹿追高校生に対しての給食提供の可能性について等です。その後、アレルギー対応について、保護者負担の軽減等の対応をしていただきまして、大変感謝しております。また、その時の町側の答弁では、「アレルギー対応食を作ることができる新こども園の調理室から、小中学校にアレルギー対応食を運ぶかどうか、地域保育所の給食は共同調理場から運ぶか、または新こども園から運ぶかを検討する。鹿追高校生に対する給食提供は、保護者や子どもたちのニーズを踏まえ、道教委とも協議する必要がある」ということでした。今年、新しいこども園が完成し、12月からは共同調理場の調理食数も減少となります。そこで、その後の検討の内容、協議の結果についてお伺いします。鹿追町では、喜井町長の政策でこども園、小中学校の給食の無償化が実施されていて、保護者から大変喜ばれていますし、全国からも取り組みに注目をされています。鹿追高校生にも給食の提供をしてほしいという声は多く聞きますし、給食を提供している高校は少なく、中学生が高校を選ぶ際のアピールポイントにもなると思います。町長のお考えをお伺いします。2項目め、旧幼稚園舎・旧保育園舎の活用計画は。今年、新しいこども園が完成し、12月中旬にあおぞらとにじいろ、旧幼稚園舎と旧保育園舎から引っ越しが予定されています。新しいこども園での生活に、子どもたちも保護者の方も期待に胸を膨らませていることだろうと思います。そこで、空いた旧幼稚園舎と旧保育園舎はどのように活用する計画でしょうか。特に、幼稚園舎のほうは比較的築年数も浅く、中央公園に隣接している立地で、有効に活用できる手立てがあるのではと思います。現在、町立図書館の新築の計画が検討されていますが、一時的に数年の間、図書館を現在の場所から幼稚園舎に移すのはどうでしょうか。冷房を付ければ夏の猛暑の際、熱中症予防の避暑の場所としても使えると思います。また、町内の方からは、スポーツの合宿の際の宿泊施設、農業のアルバイトの学生さんたちの宿泊施設、他の住民と気軽に交流できるようなシェアハウスがほしいなどの要望も寄せられています。旧幼稚園舎・旧保育園舎の活用の計画について、町長のお考えをお伺いします。続きまして3項目め、ごみ収集事業と紙おむつのリサイクル推進について。2021年(令和3年)4月から、鹿追町では資源ごみ以外の埋め立てごみは、十勝圏複合事務組合が運営する帯広市のくりりんセンターへの搬入が開始されます。今後は、埋め立てごみは燃やすごみ、燃やさないごみに変更、分別収集されることになると説明を受けました。現在よりも分別が増えることで、町民の負担も増えることが予想されます。そこで、以下6点についてお伺いします。1、町民に対する変更のお知らせについて、どのようにお考えですか。2、ごみ袋の価格はどのように変更されますか。3、町内のごみの総量・構成比・組成分析はどのようになっていますか。また、埋め立てごみの中で紙おむつの重量が占めるのは何割で、年間何トン程度と推定されますでしょうか。また、病院や介護施設、こども園などの事業所からの紙おむつごみはどれくらいでしょうか。4、現在、子育て・介護支援として、紙おむつを捨てる際の有料埋め立てごみ袋を、3歳未満のお子さんには、20リットル袋を年60枚、在宅の高齢者・障がい者・障がい児・要介護者には、30リットル袋を年60枚配布していますが、このオムデール事業で年間に支給されたごみ袋の枚数は。くりりんセンター搬入への変更に伴い、このオムデール事業はどうなりますか。他市町村のように、半透明袋に紙おむつのみを入れると無料で収集する方法をお考えですか。5、水分量の多い紙おむつを燃やすと焼却炉に負荷をかけることから、他の自治体では紙おむつのリサイクルに取り組んでいるところもあります。平成30年6月に環境省から示された「循環型社会形成推進基本計画」の中でも、「高齢化に伴い大人用紙おむつの利用が増加することを踏まえ、使用済み紙おむつのリサイクル技術等の調査、リサイクルに取り組む関係者への支援、リサイクルに関するガイドラインの策定等を行う」とされています。このことについての町の考え方は。6、現在のくりりんセンターは稼働から20年以上が経過し、老朽化のため建て替えを2027年完成予定として計画されていますが、鹿追町はこの建て替え計画にどのように関わっていくのでしょうか。また、建設費が285億円といわれていますが、町の負担はどのようになりますか。

答弁 町長 喜井知己

山口議員からは大きく3項目についてご質問をいただきましたので、順次お答をしたいと思います。まず1つ目の項目は、「鹿追高校生に対する給食の提供は」ということであります。まず最初に、学校給食のアレルギー対応と地域保育所への提供の件についてお答えをいたします。アレルギー対応につきましては、山口議員からご質問のあった2016年(平成28年)の翌年度から、アレルギー食の除去分について減免を行い、保護者負担の軽減を行なってきました。平成29年度から平成30年度までの2年間の軽減期間中に調理行程の見直しや調理員の動線、調理場所の区分、さらに調理員の安定した勤務による十分な調理時間を確保しての安全確認などを行いながら代替食提供の可能性を探り、本年度からは提供を試行しているところです。これまでのところ、アレルギー物質の混入による事故などは起きておらず、安全性を確認できていることから、来年度からの本格的な実施に向けて準備を行なっているところであります。次に、新こども園舎の完成による地域保育所への給食提供については、担当する子育てスマイル課と共同調理場において協議を重ねており、学校と地域保育所への配送を同じ給食車で行うためには、配送時間に間に合わせるように調理を行うことは当然でありますし、調理時間を十分に確保できない懸念があることから、従来どおり共同調理場において調理することとしています。なお、これまでは地域保育所においては副食のみの提供でしたが、新こども園では主食も提供することに伴い、同様に主食の提供を行うことを計画しています。次に新こども園への移行による鹿追高校への給食の提供についてお答えをいたします。現在の共同調理場は平成20年度から供用を開始し、700食を想定した機材等を整備しており、開始当時は680食を提供していました。その後、地域保育所や幼稚園と保育園の統合によるこども園に移行したことにより対象園児分が大幅に増えたということで、調理を行うための電気釜などをより大型のものに取り替えて対応しており現在760食を提供しています。しかし、全てに対応することは難しく学校以外は副食のみの提供を行なってきました。今後は新こども園での調理開始に伴い約120食分が減り、来年度からは630食分の提供ということを想定しています。食数としては若干の余裕ができることになるため、高校への給食提供について検討を重ねましたけれども、高校生への給食提供についてはなかなか物理的な問題もあり難しい状況と考えています。理由といたしましては、高校の対象者が現在で200名、定員を満たした場合は最大で260名となるということ。さらには園児に提供していた量と高校生に提供する量では当然ですけれども倍以上違うことなど、機材の取り替えで対応できない食数と量ということになっています。このような状況を勘案して現状では高校への給食提供は非常に難しいとの判断に立っています。現在は安定した調理員数の確保により十分に調理時間を確保しながら、安心で安全な給食調理を行うことが現状できているわけでありますが、余裕がない食数での調理というは現場に過度な負担をかけたり、あるいは異物混入やその他食中毒などの事故があってはならないんですけれども、こういった場合には小中学校への給食にも大きな影響を及ぼすということで、本末転倒となってしまう懸念があるということであります。本年度から始まった給食費の無償化は単なる保護者への経済的支援だけでなく、児童や生徒への食育の充実と併せて実施していくことに大きな意義があると考えているところであります。安全で安心な給食を提供するためには現状の食数ということも考えて制限というか、規模に合わせた数ということでいかなければならないという状況をぜひご理解いただければと思います。次に2つ目の項目の「旧幼稚園舎・旧保育園舎の利用計画」についてお答えをさせていただきます。先月、待望の鹿追町立認定こども園しかおいの新園舎が完成し、11月13日には、関係者皆さまのご臨席を賜り、無事、落成記念式典を終えたところであります。今週末でありますけれども新園舎への引っ越し、そして12月16日からは、いよいよ新しい園舎の開園ということになります。子どもたちとともに、素晴らしい環境の下、さらに充実した保育行政の推進を図っていかなければならないと思っています。これまで、ご協力をいただいた議会の皆さまをはじめ、関係機関の皆さまに改めてお礼を申し上げる次第であります。さて、新園舎開園に伴いまして、旧幼稚園舎あおぞらと旧保育園舎にじいろの今後の活用についてでありますけれども、まず旧保育園舎につきましては昭和53年に建設をされて、既に41年が経過して老朽化が進んでいる状況にあります。今後長期的に再利用を図るのはなかなか難しいのではないかと考えています。建物の取り取り壊しや、施設用地も含めた売却ということも含めて、少しお時間をいただいて検討させていただきたいと考えております。旧幼稚園舎につきましては、こちらは平成2年の建設で、その後、玄関の改修、園舎の増築などが実施をされておりまして、山口議員のおっしゃるとおり今後有効に利活用できる可能性が充分にある施設というふうに考えています。現在、役場の庁舎内職員の中でも、今後の施設の活用について検討をしているところであります。また、先般、11月22日に国際交流センター平成館で開催をさせていただきました、私とのふれあいトーク等の中でも、町民の皆さま方も幾つかご意見をお持ちのようで、そのへんのお話もお聞きをしているところであります。今後の公共施設の有効利用、長寿命化、更にはご質問にもありました図書館の動向、旧第2庁舎、これについては老朽化をしておりますので、議会の皆さまのご意見、町民皆さまのニーズ、さまざまなことを確認しながら今後のまちづくり、あるいは地域活性化のための利活用について官民の連携も含めて、いろんな角度から検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解とご協力をお願いしたいと思います。これも若干お時間をいただきたいと思います。次に、3項目めの「ごみ収集事業と紙おむつのリサイクル推進」について、これは6点についてご質問をいただきました。お答えを申し上げます。鹿追町では、既にご存じのとおり令和2年度いっぱいで一般廃棄物最終処分場への埋め立てごみの受け入れを終了いたしまして、令和3年度から十勝圏複合事務組合くりりんセンターへの搬入を予定しており、現在、当組合と協議を進めているところであります。今後につきましては、山口議員がおっしゃるとおり埋め立てごみを、今後は「燃やすごみ」と「燃やさないごみ」に分けていただくということになります。埋め立てごみ以外の生ごみ・大型ごみ・資源物等については基本的に従来どおりではありますけれども、先ほど申し上げたとおりではありますけれども、分別の種類が1つ増えるということになりますので、現在の収集の曜日等については、これは若干の変更が必要になるのではないかと考えているところであります。それでは1点目の「町民に対する変更のお知らせ」についてお答えをいたします。町民の皆さまへのお知らせにつきましては、議会のほうにもご説明させていただいた上で、来年度早々から行政区単位等きめ細やかな説明を行いたいと考えており、スムーズに移行できるよう「広報しかおい」でも複数回にわたって周知を行なっていきたいと考えています。2点目の「ごみ袋の価格」についてお答えをいたします。ごみ袋の価格につきましては、平成16年4月に有料化をしまして、平成29年9月には、生ごみを半額ということで改定して以来、消費税関係を除いて改定はしていないところであります。新たに今後は、くりりんセンターまでの搬入費用だとか、処理費用等がもちろん発生するわけですけれども、処分費用については、現状と比べて全体としては増加するというふうに考えているところでありますけれども、管内他町村の処理手数料の状況なども勘案しながら、これについては検討していきたいと考えております。現状ではまだどうするというはっきりしたことは、まだ申し上げる段階ではないというふうに思っております。これもちょっと時間をいただきたいと思います。3点目の「町内のごみの総量、構成比、組成分析」についてお答えいたします。平成30年度のごみの総量は1,668.18トンということになっておりまして、内訳は生ごみが246.24トン、全体の14.8%、埋め立てごみは782.11トン、46.9%、資源ごみは639.83トン、38.3%という構成比であります。組成分析につきましては、平成25年10月に調査を行なっており、埋め立てごみを無作為抽出してごみの種類と量の割合を計測しております。調査から得た割合から算出しますと、混入ごみを含め、埋め立てごみの内、生ごみは86.03トン、資源ごみ203.35トン、可燃ごみ344.13トン、不燃ごみ148.6トンと推定をされています。また、紙おむつにつきましては、これは個別に量を計っているわけではないので、あくまでも推計の範囲内ですけれども、埋め立てごみ全体の7%、54.75トン程度というふうに推計をしております。なお、ご質問にありました事業所ごとの紙おむつの量についても、これは個別に把握を現在しておりませんので、これも具体的な数字は持ち合わせていないということで、ご理解をいただきたいというふうに思います。4項目めの「子育て・介護支援「オムデール事業」についてお答えをします。現在実施しておりますオムデール事業につきましては、子育て・介護支援として該当者におむつ用として、埋め立てごみ袋を一定枚数無料で提供させていただいております。平成30年度の実績ですけれども、乳幼児については、177人に20リットル袋 8,525枚、高齢者等については31名の方に30リットル袋1,665枚を提供させていただいております。オムデール事業については、くりりんセンターへのごみ搬入が始まってからも継続する予定でおりますけれども、議員ご指摘のとおり他の市町村においては、透明・半透明の袋に入れてもらう形で無料収集を行なっているところが多くあります。本町では、対象年齢を設定して実施していることもあり、該当者から申請をしていただいた上で一定数のごみ袋をお渡ししておりますが、透明・半透明の袋によるおむつの無料収集については、これは近隣市町村等の事例も参考にしながら、検討が必要だなというふうに考えています。5つ目の「紙おむつのリサイクル」についてお答えをいたします。国が平成30年6月に策定した「循環型社会形成推進基本計画」の中で、「高齢化に伴い大人用紙おむつの利用が増加することを踏まえ、使用済み紙おむつのリサイクル技術等の調査、リサイクルに取り組む関係者への支援、リサイクルに関するガイドラインの策定等を行う」とされており、近々に自治体等に対して紙おむつのリサイクルを促すガイドラインが示されるとの情報もあります。使用済み紙おむつを「破砕・乾燥・滅菌」することでペレットなどに資源化する技術が確立されており、採用している自治体があることは把握しておりますので、今後も研究を続けてまいります。いずれにしても、鹿追町の今後のごみの処理方法、平成3年度から変わるということもございますので、鹿追町単独では、現状では困難な取り組みとではないかと考えておりまして、十勝圏複合事務組合や近隣市町村とも連携を取りながら検討を進めてまいりたいと考えております。6項目めの「くりりんセンター建て替えにおける町の関わり及び費用負担」についてお答えをいたします。十勝圏複合事務組合「くりりんセンター」の更新に伴う新中間処理施設の整備については、利用を予定している市町村による新中間処理施設整備検討会議などの会議を通して内容の検討が進められ、先日令和9年度の供用開始を目指した「新中間処理施設整備基本構想」の原案がまとめられたところであります。今後は、広報しかおい12月号でお知らせしたとおり、パブリックコメント及び帯広市と音更町を会場にした住民説明会が行われることになっています。基本構想の中では、建設費が税別ですけれども約285億円と算出されておりますが、国からの交付金で費用の一部が賄われる見込みでもあることから、費用の負担については今後検討が進められるというふうに考えています。十勝圏複合事務組合からは、「構成市町村の負担及び運営費については、現状の組合規約に記載されているとおり、基本容量割と実績使用量割の考え方がベースになる」との回答も得ているところでありますけれども、現在金額をお示しできる段階とはなっておりませんので、ご理解くださるよいお願いを申し上げまして、答弁とさせていただきます。ありがとうございました。

質問 2番 山口優子

まず1項目めの、学校給食のことに関してですけれども、3年前の一般質問で私が申し上げたことで、鹿追町のような人口規模の小さい町だからこそ、顔の見えるきめ細かいやり取りができるのではないかなと期待しますと申し上げました。その後、役場の担当課の職員の方々、栄養士の先生、給食センターの調理員等々、大変努力をしていただきまして、代替食の提供も行えるというような現状というふうにお話を伺いました。保護者の方々からも大変喜ばれています。私自身も感謝をされたこともありますけれども、はやり担当の方々が大変努力していただいたということで、大変ありがたいなと思います。除去食で対応している市町村というのは結構あるんですけれども、代替食までやっているというところは全国でも少ない取り組みなので、こういう取り組みを鹿追町ではやっているということをもっと大々的にPRしていったらいいのではないかなと思います。お子さんのアレルギーに心を痛めているご家族の方等、鹿追町に移住して来る可能性もあるのかなと思います。高校生の給食提供への可能性についてですけれども、ご答弁の中で食数の件、量の件、あとは今アレルギーの対応に注力しているという件で十分詳しく説明していただきましたので、この件に関しては十分に理解をいたしました。続きまして2項目めなんですけれども、旧幼稚園舎と旧保育園舎の活用、旧保育園舎に関しては老朽化も進み難しいということでしたが、幼稚園舎に関しては現在検討中であるというご答弁でした。私の通告書の中でも申し上げましたけれども、今町内に熱中症の対策として避暑ができる場所というのが必要ではないかなと思っています。この幼稚園舎を図書館の機能を一時的に移して、そこに冷房を付ければそういう避暑ができる場所としても使えるのかなという点が1点、提案させていただきました。それで他の公共施設に関しても、例えばトリムセンターですとか現在の図書館、また役場庁舎など今後冷房が必要かなと思います。近年は熱中症で救急搬送される方が増えていますし、北海道はやはり家庭に冷房の設備がないおうちが多いと思いますので、公共施設には冷房の検討もしていただきたいかなと思います。あと1点、よく町民の方から言われるのは宿泊施設ですね。今ホテル福原休館中でありますし、宿泊する場所が少ないということで、スポーツの合宿であったり、農業のアルバイトの方が宿泊する場所にちょっと困っているという話はあちらこちらから聞きます。観光客を増やそうと思っても、やはり宿泊施設が少ないとなかなか難しいのかなと思います。これも提案ですけれども、シェアハウスみたいな形で簡易に宿泊できるような場があれば、それは用途を限定せずどういう形でも、例えば1カ月単位なりで住んでいただけるような場所があったらいいのかなと思います。今移住の対策にも力を入れていらっしゃると思うのですけれども、いきなり鹿追町に引っ越して来てくださいと言ってもなかなか難しい点があると思います。2地域居住ですとか2拠点生活、デュアルライフって言うそうなんですけれども、平日は都市部で仕事を続けながら、週末は田舎で自然に囲まれてゆったり暮らすみたいな、おうちを2つ持って都市部と田舎を行き来するみたいな、そういう2拠点での生活というのをしているところがあるそうです。例えばそこで気に入っていただければ、将来鹿追に移住するということも考えていただけるかなと思いますし、そうなるとターゲットは帯広市民であったり、札幌市民の方にアピールしていくことになるのかなと思うのですけれども、ふるさとがない方にふるさととして鹿追を考えてもらうとか、移住のためのお試しとして住んでもらうとか、子育てのために、のびのび子育てするために一時住んでもらうですとか、鹿追町は馬がいますので、馬と交流できるというのはかなり魅力的なポイントだと思います。そういうことも良いのではないかなと思います。今、町長検討中というお話を伺いましたけれども、大体いつぐらいまでにプランというのはまとめられるご予定でしょうか。お伺いします。

答弁 町長 喜井知己

お答えをいたします。移住関係のいろんな最近の取り組みの関係のお話なんかも今いただきましたので、町も移住の体験住宅を用意していて、事業も現在も続けていますけれども、いろいろ課題なんかももちろんありますので、移住政策の面でもいろんな角度から研究を進めていきたいというふうに思います。それで特に旧幼稚園舎の今後の利活用の関係ですけれども、まだはっきり具体的な提案というか要望が来ている段階ではありませんけれども、聞くところによりますと、具体的な相談が近々ありそうなこともちょっと耳にしていますので、それでいくのかどうかというのはまだまだこれからですけれども、そういう具体的な提案が出てくるとすれば、これはそのまま現状のままで使えるとすればそれほど時間は要しないかと思うのですけれども、若干の手を入れたりということになれば、またそれはそれで相応に時間がかかるのかなと思っていますけれども、いずれにしても1年も2年もあの状態で空けておくというのは適切ではないと思っていますので、何カ月とか何年とか申し上げられませんけれども、できるだけ早いうちに方針を確認をして、これも議会ともいろいろ相談させていただきながら取り組んでいきたいと思っています。

質問 2番 山口優子

分かりました。続きまして3項目めの、ごみ収集事業と紙おむつのリサイクル推進について、に移りたいと思います。今後、くりりんセンターへの移行に伴いまして、埋め立てごみを可燃と不燃に分別ということですけれども、現在答弁にありましたように、埋め立てごみ782トンの内、生ごみと資源ごみが300トン弱ほど混ざっている状況にあるということが分かりました。埋め立てごみのうち37%が埋め立てごみではないという状況にあるというご答弁だったんですけれども、これはどういうことかというと、分別の方法が難し過ぎて町民が対応しきれていないということではないのかなと思います。分別をちゃんとやりましょうということは簡単ですけれども、この分別のルールを全て把握するというのは大変難しいことです。くりりんセンターに移行をしたある十勝管内の町では、移行した後、毎日毎日問い合わせの電話が役場にかかって来たと聞きました。ごみの分別の方法や種類が簡単になるということは、町民の方に不便を解消するということになって住民福祉の向上につながるかと思います。現在ほとんどの市町村がプラスチックに関して、容器包装リサイクル法に基づいて分別、収集しています。この容器包装リサイクル法というのは、元々事業者、メーカーのための法律であったのに、その手間を自治体や住民に押し付けている面があるのかなと個人的には思います。例えば買った食品の容器でしたら容器包装リサイクル法のプラ、汚れていたら燃やすごみ、商品や製品として購入した食品のラップなどのそういったプラスチックは燃やさないごみというふうに、同じプラスチックでもこの法律に基づいて分けて分別しているというのがほとんどの町村の分別のやり方です。この高齢化が進む中でこういった分かりづらくて難しいという分別の方法は、住民全体にとってとても負担だと思います。鹿追町の分別で、以前白色プラは白色プラで分けて廃プラと区分していたのですけれども、今は一括で収集ということになっています。鹿追町の廃プラごみは、現在ひまわりセンターに集められた後どのようにリサイクルされているのでしょうか。お伺いします。

答弁 町民課長 平山宏照(町民課長は2022年12月まで)

お答えいたします。ひまわりセンターに集められたプラごみについてですけれども、現在は、ひまわりセンターで圧縮・梱包した後、日本容器包装リサイクル協会を通じて、リサイクル業者に製品として納めております。

質問 2番 山口優子

そのリサイクル業者ではマテリアルリサイクル、ケミカルリサイクル、サーマルリサイクルという3種類のリサイクルの方法がありますけれども、その中でどの方法のリサイクルをされているのでしょうか。

答弁 町民課長 平山宏照(町民課長は2022年12月まで)

納めた物については、燃料に使うペレットとして助燃材として活用されていると聞いております。

質問 2番 山口優子

プラスチックをまたプラスチックにリサイクルする、一般の方が普通に想像するリサイクルというのは、マテリアルリサイクルと申しますけれども、これはほぼペットボトルのことだと思います。それ以外の廃プラについては、先ほどの燃料であったり、そのプラごみを燃やしてその熱を回収して発電機を回すというサーマルリサイクルという方法がとられているのが一般的です。そこで、サーマルリサイクルといってプラごみを結局燃やすわけですけれども、燃やすことに関して結局燃やしてしまうのに洗って乾かせというふうに言われています。その合理的な理由が見当たらないなというのと、汚れたプラごみを例えばお湯で洗うと、そのことに関してどちらの方が資源の無駄遣いになるのかというのかという点、合理的に判断してほしいと思います。もちろんリサイクルは大事なんですけれども、リサイクルのために使うエネルギー、コスト、住民の手間、CO₂ の排出量など、そういうことを総合的に判断して本当にごみは洗うことが正しいのか、容器包装リサイクル法にのっとった分別を町民に強いることが町民福祉の向上に役立つのかという点を考えていただきたいです。今、全プラ収集というやり方をやっているところがあります。例えば、北海道の苫小牧市等は2010年4月から全プラ収集ということで、ペットボトル以外の全ての廃プラスチックを資源ごみとして一括収集するようなやり方をしています。こういうやり方も今後検討していっていただきたいと思います。続いてごみ袋の料金についてなんですけれども、未定というふうに伺いました。あと、新年度早々から町民にはご説明をされると。この3カ月の間で特にごみの量が変更になったり税金が変わったりということもないかと思うので、それで鹿追の埋め立てごみの料金、音更町も帯広市も全て10リットル30円ということで同じなんですけれども、今後も10リットル30円という同じ料金で良いのでしょうか。お伺いします。

答弁 町長 喜井知己

前段にありましたプラごみの関係については、洗う、洗わない、いろんなお話がありましたけれども、これについては十分研究をさせていただきますので、リサイクルの現状の用途に合わせた分別の仕方というのも、おっしゃるとおりそういう意味では住民の皆さんには過度の負担をかけないことももちろん必要だと思いますので、これは十分研究をさせていただきたいと思います。ごみ袋の価格については、当然他町村の価格ももちろん承知をしています。そういうこともありますので、その価格の面も含めて今いろいろ考えていますので、ただ今の段階で上げるとか上げないということはちょっと簡単に申し上げられませんが、できるだけ住民の皆さんにそういう意味で負担はかけない、負担を増やしたくないというのは基本的にありますので、ご理解をいただきたいと思います。もうちょっとお時間をください。

質問 2番 山口優子

くりりんに移行するということは、数年前からのお話でしたので、内部で試算はされているかとは思いますが、町民の負担を増やさない方向でという町長のお話でしたので、次に移らせていただきます。オムデールの事業ですけれども、家庭で出る使用済みの紙おむつは無料収集で良いと思っていまして、通告書でも書きましたとおり半透明袋に入れて中が紙おむつごみだけであるということが分かるように出せれば、それで無料で収集するという方策が一番いいと思っていまして、このように紙おむつ無料収集する、そういうやり方で無料収集をすれば行政がごみ袋を支給する必要もなく、書類を申請したりごみ袋をトリムセンターに取りに行ったりというような、そういう点でも不便と手間が解消されますし、行政の事務も簡便化されるので、そういった方法をぜひ進めていただければいいなと思います。続きまして、5つ目の「紙おむつを燃料化するシステム」についてなんですけれども、富良野市と北見市の社会福祉法人ではすでに導入されているそうです。紙おむつエネルギーの循環、地域での循環、資源循環型の地域社会を形成できるということで注目されている技術だそうですけれども、重量の重いおむつのごみの分が減量できれば焼却ごみの処理量も削減となって、くりりんセンターへ持って行く際の実績使用量割などにメリットがあると思います。先ほど推計では7%ぐらいというお話でしたけれども、私がいろいろ他のところで聞いた感じでは20%ぐらいはあるのではないかというお話もありましたので、実際の紙おむつごみがどれぐらいあるのか、事業所から出る紙おむつのごみも量は把握できていないというお話でしたけれども、今後確実に増えていくかと思いますので、こういった技術も研究していってほしいと思います。この紙おむつリサイクルの機械ですけれども、この機械が導入されれば障がい者雇用の場としても活用できるというお話を伺いました。機械に集めた紙おむつを投入するだけで、またその機械から出たものを次の機械に入れるという、そういう2段階の作業だけで済むそうです。町として取り組んではどうかなと思いまして、障がい者の雇用の場というのは、鹿追町内には今のところなかなか難しいという現状ですので、ただ、鹿追町単独では困難というご答弁でしたが、例えば民間の事業者がやる場合、こういう事業をした場合ごみの減量にもつながって、障がい者雇用の場にもなって、一般の企業に比べてもかなり公共性が高い事業かなと思います。就労継続支援のA型、またはB型、または一般雇用としてもこういう事業所を町内で作りたいというような民間の方が現れた時に、町として支援は何かありますでしょうか、お伺いします。

答弁 町長 喜井知己

お答えをいたします。紙おむつのリサイクルの関係ですけれども、道内でも実際に一定規模の市レベルかなと思いますけれども、取り組んでおられるところがあるということでございます。先ほども答弁申し上げましたけれども、紙おむつの町内で出る量については、本当にあくまでも推計の範囲内ということでありますので、数字についても確かなものではないということであります。議員の情報では20%ぐらいあるのではないかということですけれども、それについても少し調査をしてみないと数量的なことも押さえることができないのかなと思いますので、量的な問題についてはなかなか一般のほうについては押さえるのは難しいですけれども、事業所ということであれば、ある程度正確な数字は押さえられるのかなと思います。それについては調査してみる必要はあると思いますので、調査していきたいと思います。それでそのリサイクルの関係の機械、それから作業もそれほど難しくもないというお話であります。町のほうでもそのへんのところ詳しく研究というか、機械というか、そういう状況も現状では把握をしていませんので、実態がどういうものかということで研究はしてみたいなと思います。鹿追の量であれば数が限られていますので、リサイクルという理念は非常に分かりますし、必要なことだと思うんですけれども、この町鹿追単独で取り組んで、障がい者の雇用だとかいろんな社会的な状況はよく理解はいたしますけれども、当然その中で人を雇用して維持管理をして、お金をかけてといういろんな面を考慮しなければなりません。紙おむつのくりりんセンターへの搬入量が減れば、そっちのかかる経費が落ちてくるのは当然分かりますけれども、それらのお金の面でいけばその経費との兼ね合いだとか、いろんな面で研究をしていかなければならないと思っていますので、これについては十分な研究が必要と思っています。民間の方がそういう事業をという動きが今後出てくるのかどうか分かりませんけれども、一般的な観点で町の今の支援制度の中で対応できるものについては、当然対象になれば支援というのは可能なのかなと思っておりますので、いずれにしてもきちっと研究をしてみなければいけないと思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 2番 山口優子

分かりました、ぜひよろしくお願いしたいと思います。続きまして「くりりんセンターの建て替えにおける町の関わりについて」ですけれども、くりりんセンターの建て替え285億円ほどかかると試算されています。私、11月16日に帯広で行われました、三重県松阪市長をされていた山中元市長という方のお話を聞いてまいりました。市民との対話で事業はスリム化できるという題でしたけれども、三重県松阪市で山中さんが市長をされていた時に、業者が300億円と提示したごみ処理場の建設費用を68億円に圧縮して建てたそうです。いろいろお話はされていたんですけれども、ごみ処理専門の部署を作って10年分の全国の自治体のごみ処理に関するデータを収集して、その見積もりの金額が本当に適正かどうかを審査できる能力を自治体職員が持つように努力すると。コンサルタントに計画作りを委託するのをやめて、職員が自ら計画を作り、決定のプロセスに住民を巻き込むシステム、枠組みを行政の職員が作る。後は議会に対しても帯広市が中心にはなりますけれども、それぞれの構成町村議会にもごみ処理の特別委員会を作るなどしていろいろやった結果、そこまで圧縮ができるというお話でした。くりりんセンターの建て替えに関しては、十勝圏複合事務組合、ここは首長と議長がメンバーになっていて、会議をしていただいていますけど、この会議は実際は内容を精査するような仕組みにはなっていないということで、実際の事務は帯広市の職員が中心となってやっているのかなと思います。鹿追町も今後帯広がやることだからちょっと分からないということではなくて、もっと積極的に関わっていったほうがいいと私は思いますし、鹿追町からも、そこに職員を派遣して内容をしっかり理解して調査、研究をしてというふうな関わり方をするべきだと思います。帯広市と音更町で住民説明会がありますので、そちらに鹿追町の人も行ってくださいというのではなくて、鹿追町の中でもそういう説明会をすると、そういう説明がしっかりできるように現地に行ってしっかりと情報を集めてくるということが必要かと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 喜井知己

新しい施設の計画についてでありますけれども、当然、十勝圏複合事務組合の中の議会というんですか、自治体の議会全般そうですけれども、本当に細かい事務的な内容を精査する場ではもちろんありませんので、大まかな全体の流れだとか、お金の面だとか、もちろんそういうのを審査する場であると思っています。現状、帯広市任せというご発言もありましたけれども、これはもちろん鹿追だけの問題ではなくて、今後、今現在、その複合事務組合に加入している、それから今後加入予定のある自治体が全部もちろん参加をしていろんな段階、担当者レベルから始まって課長クラス、それから副町長、首長クラスということで、いろんな段階で説明をいただいているところでありまして、今ようやく原案となる物がいろんな手続きを経て原案として示された段階であります。先ほど11月に帯広市内で行われた話というか、そういうのがあるというのはもちろん私たちも承知を、そういう話の機会、講演があるという話は私も承知をしておりまして、ただなかなか日程が合わなくてその内容を聞きに行くというのはかなわなかったわけですけれども、そこではいろんなことがあって、現状金額だけを見るとそういうことでそういう数字に収まったというのは結果的に多分良かったのかなと思いますけれども、それが今回の、くりりんセンターで原案として示されている内容と状況もいろいろ違うと思いますので、それについては何とも申し上げられませんけれども、当然工夫をして事業費全体を抑えるというのは当然必要なことだと思いますので、それについてはいろんな場面で町というか構成員として意見を出す場面はもちろんありますので。ただそれはどうしてもやはり所在地である帯広市なり、複合事務組合は各町村からの職員の派遣とかも、そういう形でも運営されていますので、基本的にはそこの複合事務組合の中で当然原案だとかいろんなことを練っていくというというのは、通常そういう流れは当然でありますので、その中で必要に応じて意見を出したりというのは、もちろん必要なことかなと思っています。住民説明会の関係ですけれども、最終的には帯広市と音更町で住民説明会をやるという形でまとまったというか、そういうことになりました。各町村に対してどのようにしましょうかという、実は問い合わせなどもあったりして、本当は全部の町でやるのが一番いいのかなと思っていましたけれども、全体の流れとしては、やはり帯広市内と今回は音更町2カ所でということで、そういう形でいいのではないかということに最終的に住民説明会の場もまとまったというふうに聞いておりますので、町としても新しい施設の計画については、できるだけ町民の皆さんにも情報を提供しながら、必要なことについてはいろんな場面で町の考え方やらそういうお話をしていくという形が現状では適切なのかなというふうに思っています。

出典:鹿追町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月12日 議事録 PDF(77ページ) 間違いを知らせる