鹿追町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月12日
道の駅しかおい再構築の考えは
2019年12月12日、鹿追町議会の一般質問で、埴渕賢治議員が「道の駅しかおい再構築の考えは」について質問し、町長 喜井知己、商工観光課長 富樫靖が答弁しました。
- 質問者
- 埴渕賢治 議員
- 答弁者
- 町長 喜井知己、商工観光課長 富樫靖
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 9番 埴渕賢治
ただ今、議長からお許しをいただきましたので、標題に沿って一般質問をさせていただきます。その標題とは「道の駅しかおい再構築の考え方」であります。要旨の内容につきまして読み上げさせていただきます。道の駅は安全で快適な休憩施設として、道内には125カ所、十勝管内におきましては14カ所が設置されております。また、数年後には北十勝全てに道の駅が設置されることになり、十勝管内外からの交流人口、また、観光人口増加に期待が寄せられております。道の駅しかおいは、平成15年に道内82番目の道の駅として登録をされたわけであります。建設費は当時で1,050万円でありまして、その数年後、3年後には、町からさらに支援を受け、同額予算で増設をし、また運営体制におかれましても期間営業から通年営業に変更したわけであります。道の駅しかおいは、ご存じのとおり千の公園内にあり、近くには町民ホール、神田日勝記念美術館、そしてトリムセンターといえば入浴施設を指しておりますけれども、また道路を挟んでコンビニも近いところにある状態であり、利便性が非常に高く好条件が整っているところであります。それでは標題の道の駅ついて、次の3項目に対し町長の考え方をお伺いいたします。まず1点目は、現在の「道の駅しかおい」の規模、規模といえば私は公道も含めてどうお考えなのか、適当であると考えているのかであります。2点目は、特産品開発支援事業に対しての今後の方向性はどうなっていくのかということであります。また、最後の3項目めにおきましては、北十勝4町で道の駅広域連携を図る考えはお持ちかどうか。以上、3項目に対しお伺いをいたします。
答弁 町長 喜井知己
埴渕議員からは、「道の駅しかおい再構築の考えは」と題して、3点ご質問をいただきましたので順次お答えをさせていただきます。まず1点目の現在の「道の駅しかおい」の規模は適当と考えるか、についてであります。道の駅しかおいは、平成15年8月に神田日勝記念美術館、町民ホール、千の公園、駐車場を一体とした道の駅として認定をされ、平成16年4月には地元特産品、農畜産物などの販売により地域活性化を図ることを目的とした直売所をオープンしたところであります。その後、増築などによる環境整備など行なって現在に至っております。現在の規模については、道の駅としての基本的な機能である駐車場、トイレ、インフォメーションについては来訪者に対して対応できていると思っておりますけれども、重点道の駅としての指定を視野に入れるということから考えますと、休息、情報発信、地域の連携機能や防災機能など、改めて検討する必要があることに加えて、附帯的機能である物販等の占有面積につきましても、いろいろ考えていかなければならない事項と思っておりますので、直売会の意向も踏まえながら、今後検討、協議していきたいと考えているところであります。2点目の特産品開発支援と方向性は、についてお答えをいたします。議員ご承知のとおり、特産品開発支援を目的とした鹿追町地域力創造事業費助成制度が平成21年度から実施されているところでありまして、この制度は、地域資源を活用したブランドの発掘と育成を念頭に、民間における独自性のある「ものづくり事業」に対して、当該事業費の3分の2以内で30万円を上限として助成をするもので、これまで6つの事業に対して助成し、そのうちの3事業において商品化につながっております。本助成制度による特産品開発が、地域経済の活性化と地域力創造につながるものとして、この鹿追町地域力創造事業費助成制度は今後も継続をしていきたいと考えています。3つ目の北十勝4町で道の駅広域連携を図る考えは、についてお答えをいたします。北十勝4町では、平成20年から広域観光振興連絡協議会を設置をして、地域資源を活用した観光事業の連携を強化して観光客誘致に向けた取り組みを実施をしています。4町の道の駅が出揃いますと、この北十勝4町広域観光振興連絡協議会において、道の駅の連携についても十分検討される可能性が十分にあること、それから現在、商工観光課内において、道の駅における広域連携、特産品活用についても検討しているところでもありますので、その中で北十勝4町の道の駅の連携について調整を図ることができればと思っております。道の駅しかおいの再構築には、本町にありますもう 1 つの道の駅うりまくと併せた検討を庁舎内のほうにおいてさせていただき、既存の特産品やこれから開発される特産品を、広域連携の手段として活用をして、交流人口の増加、地域経済の活性化へとつながる道の駅となるよう、議会をはじめとする多くの方々からご意見をいただきながら検討してまいりたいと思いますので、議員のご理解をお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。ありがとうございました。
質問 9番 埴渕賢治
ただ今、喜井町長の答弁を聞いておりますと、私の考え方とそう差異はないわけでありますけれども、せっかくの機会でありますので項目ごとに1、2点再質問をさせていただきたいと思うところであります。先ほども触れておりましたけれども、道内には125カ所の道の駅があると、その中で議会、そして私個人的に調査をしたところを塗りつぶしていくと76カ所、だいたい60%の所が私自身調査した、議会も含めて行ったことがある道の駅だと思っております。そこで道の駅しかおいに話が戻ってくるわけでありますけれども、ただ今町長は休憩、情報発信また、防災機能を含めてさらなる検討を進めてまいりたい、こういった意思が十分に伝わっておりますので、そう突っ込んだ再質問にはならないと思いますけれども、私も年に何回か、回数は別にしてもしかおい道の駅に立ち寄ることがあります。やはり道の駅と言えばある程度大きなトイレ、そして大型の駐車場、元は公衆電話という時代もあったわけですけれども、それから情報発信基地としてこの機能を十分にフル活動していかなければならない大きな役割と使命が私はあると思っております。それが情報館が別棟にあるということと併せて、そこの中を見せてもらった時には、パンフレットがずっとこう陳列されていて、薄いところ、厚いところあるわけですから、それぞれ来た観光客が抜いて参考に持って帰られたという形跡が残っておりますけれども、それから店内と申しますか、中に入りますと、時期にもよりますけれども、会計担当者がお客さんの商品を会計しながら進めている中で、たまにやっぱり生の声で情報を提供してもらいたいという動作もやっぱり観光客の中にもいるわけであります。そうすると担当者はここをやりながらまたこっちにもということで、場面によっては1人で2役をやらなければならない、本当に大変なというよりもどっちかがおろそかになってしまう場面も多々あるわけです。私これ以上のことはちょっと分からないですが、記憶をたどっていくと、もう15、6年の中で今どうなっているか分からないんですが、補助金をもらっての道の駅支援ということで雇用につながってやっていた時期もあったのかなと思っております。そのことが今も生かされているのかどうなのか私も分かりませんけれども、1人2役という場面を見るとどうなのかなと、これもひとつご答弁をいただきたいと思います。それともう1つは、議会も新図書館を目指しながら、毎年かどうかは別としても調査に行っているのは事実であります。そこで感じ得ることは、道の駅と共通することは、空間、ゆとりある、そういう時代に入ってきたのかなと思っているところでありまして、それに関しても併せてご答弁をいただきたいと思います。1項目めに対しましては以上であります。
答弁 商工観光課長 富樫靖(商工観光課長は2020年9月まで)
お答えをさせていただきます。道の駅における人的な対応ということでございますが、当初建設当時は観光客が多いというところから、直売会のほうへインフォメーション機能を委託して行なっていたところであるんですけれども、やはり平成17年にその専門的な観点も必要ということから、観光案内人を設置しようということでいろいろ動きがあったんですけれども、なかなか短期間で雇用が定着しないということから、また直売会のほうへ観光インフォメーションの機能を委託をして、委託料をお支払いしてお願いをしていたところでありますけれども、平成27年に直売会でも人員を確保することが難しいということで、委託の解約の申し出がありまして、それを受けまして、直売会としては特産の直売を主に行うということで、インフォメーションのほうは今現在あるように別棟を設けて対応しているところでございます。以上でございます。
答弁 町長 喜井知己
人的な問題は今課長のほうからお答した過去の経緯もあったというふうに私も聞いています。道の駅の関係については、北十勝で言えば士幌町の道の駅の状況、それから現在建築が進められている音更町、それから上士幌町の状況をご覧になると、先ほどもお答しましたけれども、道の駅の機能というのはただ単なる休憩施設ということではなくて、いろんな機能を持たせたというふうに、今道の駅の役割もだんだんいろんな機能が付加されているというか追加されていますので、そういうことを考えると、やはりあれだけの規模というのになっていくのが今の流れはあるのかなという感じはしています。ただ、鹿追の道の駅、あるいは瓜幕も含めてですけど、今後どういうふうな形であるべきなのかというのは、いろいろ本当に研究をしていかなければならないと思っています。図書館の話もございましたけれども、確かにゆったりとした空間ということについては全体的な流れもあると思っていますので、直売会の関係の過去からのいろんな経緯ももちろんありますので、いろんな方のお話も聞きながら、研究はしていかなければならないなと思っています。音更町とか上士幌町の例をみると、相当な事業費を要しておりますので、これについては同じ規模を考えるということではなくて、そういった面も含めてじっくり慎重に考えなければならない課題だと思っております。
質問 9番 埴渕賢治
ただ今、後段に瓜幕の道の駅、道の駅うりまくと申しますか、町内に、十勝管内では士幌町、足寄町ですか、他にあるかどうか分かりませんけど、今のところ知り得ているのは3町だと思いますけれども、瓜幕と当時は10キロメートル以上離れると道の駅を開設するというか、出すことができるというひとつのルールがありまして、その後瓜幕にもできたということであります。このバランスも含めながら検討していただきたいし、規模、公道、全てにおいて何をやるにしても町長、財政力を見据えながら時期も含めて取り組んでいかなければならない大きな課題があると思っておりますので、それを申し上げ2項目めに移らさせていただきたいと思います。ここは先ほど触れておりました特産品開発の支援事業でありまして、ここにおきましては平成21年からですから10年になっております。内容におきましては先ほど町長からも説明ありましたので、あえて触れることはありませんけれども、ただこの中で6事業が補助金を対象にして実際に商品化になったのが3事業ですよという答弁がただ今聞かされたわけでありますけれども、これについては決して3事業であっても、6でなくても1であってもそれは全然全く制度的には問題があるのかないのかということもひとつここでお聞きしたいと思っておりますし、それと今ちょっと脳裏をかすめたのは、特産品ということになると全てがふるさと納税者に対する返礼品、100%ではありませんけれども、やっぱり軸足はそっちのほうに、どこの町村も向いているわけでありますが、鹿追の売り込み、定住人口、また交流人口を含めまして、できれば鹿追を知っていただきたい、そして来ていただきたいというのが、私も含めて町長も本音だと思いますけれども、そのためにも今後特産品開発において商工会、また農協という民間の活力の力を借りながら、官民一体で今までも進めていたと思いますが、さらに促進を進めていただきたいなと、こんな思いで再質問をさせていただきました。いかがでしょうか。
答弁 町長 喜井知己
お答えをいたします。特産品の関係につきましては、先ほども申し上げたとおり平成21年度から実施を開始して10年ちょっと経過をして、6事業の助成と3件の商品化というのが、数としては多いとは正直言えないのかなと思っています。ただこういう助成制度があることによって、そういう特産品の開発に取り組んでいただいているという実績があるのは現実でありますので、近年ここ2年ぐらい、実は実績はないということもありますので、この物作りの助成のあり方というんですか、金額上限も含めて来年度以降どういうふうにやるのがいいのかというか、充実をさせる必要があるかということも含めて、これは研究をしていかなければならないなと思っています。ふるさと納税等々の話もありますけれども、いずれにしてもそういうことでいろんな特産品の開発というのは、いろいろ必要な支援というのは町だけではなく商工会ももちろんそうですけれども、取り組んでいく必要があると思っています。
質問 9番 埴渕賢治
ただ今確認と併せて考え方をお示しいただきました。次に最後の3項目め、北十勝4町での道の駅広域連携を図るそのお考えは、という内容でありますけれども、先ほどの答弁いただいた中で、すでにもう10数年前から観光行政に連携を図りながら取り組んでいる、だから道の駅構想という広域連携に触れても、そうハードルが高くなく取り組んでいける可能性が大であるというような内容の答弁をいただいたわけでありますけれども、ぜひともそういう方向でさらに努力をしていただきたいし、また、町長が4町の中で一番若い町長でありますので、ひとつキーマンになってご提言をいただきたいと思っております。そして、そこでひとつ申し上げたいことは、連携の中にも過去の事例にもありますけれども、1町が抱える力というのは限度があるんです。それが4町の連携になると4倍にならないまでも、倍増するということは間違いありません。それぞれ近間の町であっても地方文化がそれぞれ違うわけであります。例えば端的に申し上げると、神田日勝記念美術館が士幌町・上士幌町・音更町にあるかといったら決してそうではないし、鹿追にないものがそれぞれの3町に地域文化が持ち合わせあると解釈をしてもいいのかなと思っておりますので、今後どの辺かの時点で、広域連携の中でそれぞれの特産品をそこにブースを設けて、一角に構えていくこともひとつかなと考えております。そしてこの事例は初めての試みではなくて、今から10年ほど前に、私は道内ほとんど回っているわけですけれども、函館と上ノ国までは行っているんですが、その間は行っていなかったものですから、函館からずっと一周いたしました。そうしたところ向こうには上ノ国、乙部、せたなとかあるわけでありますけれども、そこでひとつの道の駅に立ち寄ったところ、その北檜山地方の物産物がブースに陳列されているというところ目に入りまして、こういう手法もあるんだということが非常に感動というか、関心をいたしまして目に留まったわけであります。今後、町長そしてうちの議長も北十勝4町の懇談には参加いたすわけでありますから、私は今、町長に求めているんでありますけれども、そういう実態であります。ひとつそのことも含めて大いに今後活動していただきたいと、これを最後にいただいて私の質問を終わらせていただきます。
答弁 町長 喜井知己
お答えをいたします。道の駅については、近くても離れていても道の駅を利用する方はいろんな道の駅を回るというか利用をしていただくケースが非常に多いと私も思っています。特に今回、音更町と上士幌町が新しいのができて、従来の士幌町、動線上は向こうは結構うまくつながるということもあります。ただ、そうしても北十勝というのは皆つながっていますし、先ほどの協議会等も含めて4町の連携もそういった意味で結構歴史を重ねて協力体制もできていますし、先ほど埴渕議員がおっしゃったように、特産品の関係でもそういった取り組みをすることはもちろん十分可能かなと思っておりますので、しっかりと4町の協議会等々を通じて、しっかりと連携をした形でこの観光道の駅だけに限らず、観光行政も含めて、あと、西十勝の連携ももちろんありますけれども、しっかりとある程度の区域で広域的に進めていきたいと思います。
質問 9番 埴渕賢治
今の答弁をいただいた中で、北十勝4町の絆は本当に強いものがあると、私もそこに大きく期待をし、町長の今後のがんばりにさらに期待をかけ、一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。