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士別市議会 令和7年第1回定例会 2025年3月4日

行財政運営について

2025年3月4日、士別市議会の大綱質疑で、真保誠議員が「行財政運営について」質問し、市長 渡辺英次が答弁しました。

質問者
真保誠 議員
答弁者
市長 渡辺英次

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 真保誠

通告に従いまして、大綱質疑を行います。まず1つ目に、行財政運営についてお尋ねします。2月の17日から21日まで、行政から士別市まちづくり懇談会と称しまして、市内各地区で実施されました。総合計画の基本的な考え方と持続可能な財政運営を目指すための事業の見直しほか、公共施設の最適化について説明がなされ、懇談会では各地域の懸案事項をはじめ、全市的な意見や要望が示されたようであります。どの地区でも主に出された内容につきましては、事務事業アセスメントによる見直しと公共施設の最適化に向けた統廃合の計画に対する意見でありました。本市としては、令和7年度から総合計画の最終年度、または公共施設マネジメント計画の1期目の最終年度ということで、少しでも目標達成のために力を注いでいるようにお見受けするところでありますけれども、そのために市民への説明がちょっと急を制し、今回の説明不足という結果に終わったかなと私は感じております。確かに、公共施設マネジメント計画では、市内各施設の評価、これは現状と課題ですが、あと施設の今後の方向性を示しております。この今後の方向性というのは、施設により特異性があるわけですが、評価について今後どうしていくのか、どう取り組んでいかなければならないのかというところであります。これは2019年、平成29年3月に士別市公共施設マネジメント基本計画が策定されまして、士別市のホームページでも、この場にいらっしゃる方、皆さん御存じなんですけれども、今配信だの一般市民の方にはなかなか目が届かないところでありますけれども、ホームページのほうに、この公共施設マネジメント基本計画は公表されておりますので、ぜひそれを御覧いただければ、中身について御理解いただけるかなと思っています。その中で、例えばこの公共施設については、指定管理がいいのか民間委託がいいのか。または、統廃合がいいのか、建て替えのときに、施設の規模を縮小するのか、また複合化、多機能化にするかというところの方向性の意味であります。これは今回の懇談会の中で、各地区でいろいろ出てきたようですけれども、各皆さんの地区での今後どうしていくかというところの課題を市がお示しになるところでありますけれども、今後のまた細部の説明会を求められてる方が多かったのも事実あります。これはこのマネジメント計画、これ平成29年ですから11年、5年前に作成されました。現実にこれ中身について、各皆さん御覧になれば確かに方向性なり、今後どうしていかなきゃいけないかというのを書かれてあります。本来これも含めまして、行政も含めて私ども議会も議員も、もっともっと早くにこの内容についての説明をするべきだったのかなと私は反省しているところでありますが、以前にも議会で述べましたけれども、公共施設というのは一度廃止されるとなかなか元に戻ることが難しいと考えております。急激に人口が増えたりとか、例えば人口の流入人口が極端に増えたりしなければ、まずあり得ないと思うところであります。不要なサービスがないかの検証は当然必要なことではありますが、この行政サービス等を持続可能な形で提供するためには何が必要なのかと、これを行政側のお答えを求めます。また、行財政運営にとって、効率化・合理化とは何を示していることなのでしょうか。これは行政にとっての効率化・合理化なのか、それとも市民サービス、市民に提供するサービスの効率化・合理化なのか。具体的にお尋ねするところであります。また先ほど申しましたけれども、最終年度にこだわることなく、修正なり新規目標設定なりで進めていくことも必要かと思うんですけれども、これ何か不具合があるのか併せて御答弁いただきたい。続きまして、財政健全化実行計画についてでありますけれども、今回のまちづくり懇談会の中で、本計画の総仕上げに向けてという説明がありました。令和2年度に策定されました5年間の計画でありますけれども、具体的な内容についての状況確認をいたしたいと思います。余談でもないんですが、令和7年度が最終となるわけですから、残り1年度をこの今までの状況についてお尋ねしたいと思っております。2023年、一昨年ですけれども、1月20日のプレジデント誌のオンラインに自治体財政状況ランキングというのが、全国のこれワースト200ということで出たんですけれども、断トツに1位は夕張なんですけれども、2位に本市が入っておりました。ワースト2位です。これを御覧になった方は非常に驚愕されたと思うんですけれども、これが1人当たりの要するに自治体の借金。それを人口で乗したものでありますので、この中には総額ということで実質債務ということで出ていますけれども、当然、合併特例債だとかそれから過疎対策事業、過疎債。これも乗っかっているので、実際には多めの金額で載っていますから、これが果たして正当かということでは非常に不明なところありますけれども、それで出たわけであります。これが、中には心配して電話いただいて、士別市は破綻するんじゃないかという心配の方もいらっしゃると思うんですけれども。この辺ちょっと市民の皆さんにも御理解いただくためにも、財政健全化計画の現況と安心いただくための御見解を答えていただきまして、1つ目の質問を終了したいと思います。 (降壇)

答弁 市長 渡辺英次

真保議員の御質問に答弁いたします。行財政運営についてということでの質問をいただきました。まず初めに、効率的な行財政運営とは、という部分についての御答弁をいたします。これまで予算編成方針、あるいは市政執行方針でもお示しをしてきましたが、まずは時代の変化、それから人口規模に応じた行政サービス機能のダウンサイジング、それと、安定した市民サービスの提供、この2つの両立を目指していくこと、これが必要だと。これに尽きると思っております。これなくして安定的な行財政運営はできないものと考えております。また並行して、DXをはじめとする事務の効率化を含めた行政内部の改革にも取り組む一方で、職員数の適正化につきましては、これもこれまでお話をさせてきていただきましたが、公共施設の量、それから事務事業の量これに連動するものと考えており、業務量に応じた人員配置が必要であることからこれを無視した単なる人員削減というのはできないと思っております。一概に人口比のみで職員を配置することにはならないと考えているところです。それから今回お示ししているアセス対象事業、それからマネジメント対象事業につきましては、その利用者、受益者の方、にとって、市民サービスが低下するという側面はやはり避けられないのかなと感じておりますが、市全体とその将来を考えたときに、断腸の思いで見切りをつけていかなければならないと熟慮の上、選定して提案をさせていただいたところです。合併後、本市は今年で20年を迎えることになりますが、これまで続けられるものにつきましては続けてきたつもりでございます。しかし今後このままでは絶対に欠くことのできないサービス、こういったものまで失われる危険が、危機がすぐそこまで迫ってきていると、こういうことをぜひ御理解をいただきたいと思っています。このままでは明るい未来を描けないだけではなくて、今ある必要なサービスの維持、それから今後新たに出てくるであろう課題にも対応はできないといったことも想定をしております。そのための説明をしっかりと市民の皆さんに丁寧に尽くしてまいりたいと考えています。それから各計画等の、最終年度を迎えるというそういったタイトル的なものは要らないのではないかという御質問をいただきました。7年度予算につきましては、当初予算段階で5.5億円の財源不足、それから除雪対策を含めると実質およそ11億円ほどの財源が不足している状況にございます。そういったことから、基金に頼らない財政運営という部分にはまだ程遠いのかなと感じております。また、一方でこれをこのままずっと続けるということには基金も底をつきますし、そういったことにはならないと考えています。そういったことを踏まえて、各計画の最終年度と申し上げた背景には、意味があると思っています。これを先送りした場合、この後に計画をします、総合計画をはじめとする各種計画の位置づけがやはり変わってくると思っています。また、同様にマネジメント計画につきましても、2期目以降の検討を始めなければならない時期に来ておりまして、そういったことから、さらに危機的な財政状況に陥ることも懸念していることから待ったなしの状況と捉えております。そういったことからも、この最終年度という部分で見通しをつけなければならない、という覚悟を持ってお話をしたところでございます。それから4つ目になりますが、財政破綻のシミュレーションといいますか、先ほどお話があった貧乏自治体ランキングですか、これについての見解を申し上げます。財政健全化実行計画につきましては、一定の効果額これは達成してる状況にあり、財政指標についても改善の傾向にございます。しかしながら、決算の状況といたしましては歳入が堅調であった一方、歳出改革が進んでいるとはやはり言い難い、と分析をしております。先ほどの、貧乏自治体ランキング、これは公債費のピークを迎える直前の令和3年の決算ベースということでございまして、確かに数値的にはよろしくない数字であるところは否めないかなと思います。しかしながら議員お話しのとおり、これにつきましては記載後、国から交付税措置されるもの等加味されていないということで、独自の算出方法で人口1人当たりの債務に着目した書き方になっておりまして、言わば適切なものではないと認識をしております。そういったことからも、これに一喜一憂する必要はないと我々は考えているところです。財政破綻という言葉を聞きますと、夕張市を思い浮かべる方が多いと思いますが、当時と違いまして、現在では、地方公共団体の財政の健全化に関する法律、いわゆる財政健全化法が施行されておりまして、事実上、地方自治体というのは破綻できない。破綻させない仕組みとなっております。我々地方自治体は毎年度、決算に基づく健全化判断比率、それからその算定資料とともに、監査委員の審査に付した上で、議会のほうに報告するとともに、公表もしなければならないとなっております。それがいわゆる実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率、この4指標でありまして、このうちのどれか1つでも基準以上になると財政運営に国の制限がかかるとなっております。その中で早期健全化基準、あるいは財政再生基準に達した場合は、それぞれ国からの指導、それから制限が入る仕組みになっております。万が一このように国の管理下に置かれ、自治体の自主性を失い、市民生活に深刻な影響を及ぼすような事態に陥らないよう悪化の手前で改善を促す仕組みとなっております。また、同様に将来を見据えた責任ある行財政運営が求められているのが現状となっております。しかしながらこの指標だけに着目して、単なる廃止あるいは削減ばかりでは、地域の活力というのは当然失われると考えておりますので、本市の魅力をさらに持続向上させつつ欠くことのできない市民サービスをしっかりと確保し、重要度の高い事業や未来への投資、また新たな視点からの政策展開などが可能になるよう、しっかりと行財政運営に努めてまいりたいと考えております。以上です。 (降壇)

質問 9番 真保誠

単純な私の考え方かもしれませんけれども、効率化それから合理化という中が私は単純にそろばんはじいて金合わせで、消去法でやっている気がしてならないのでありますが、数字合わせのための消去法であれば、例えば今回、いろいろ市民のお話伺った中で、本当に必要なのか必要でないのかさっき市長が断腸の思いでということで言われましたけれども、もうまだもう少し考える余地があるんではないかと。先ほど職員はどれが適正な職員数なのかもちょっと不明なところもあります。またそこには会計年度職員という方も入っていますので、少しその辺もう少し、いろんな市民の意見では、例えば単純に給料下げたらどうかとかということのことをおっしゃる方もいらっしゃいます。正直言って。でもそれが果たしてどうなのかというところも、非常に検討、または協議しなきゃいけない部分も確かにありますし、1人の御判断で決定するべきものではないと思っていますので。そういった、例えば人件費を減らすための策として職員数を減らせば、そのままいいわけですけれども、それを減らすための方策、効率化という、また別な部分で考えなきゃいけない。採用するときもね、例えば新規採用なのか、例えば決算年度職員の、要するに、昔で言う短期の方ですね。その中から例えば採用とか登用するとか、それからほかの一般民間企業から中途採用するとか、いろんな方法がまた考えられると思いますんで。ただどうしても一般市民の方からの目線で見られるときっちり適正な人数じゃないのかとか、例えば職員の能力はどうなのかという、本当に皆さんそれぞれの意見がございますけれども、あるものをサービスを減らすことも必要なんでしょうけれども、そうしたらどういうふうにして支出を抑えていくかというところもちょっと複雑に考慮していただいてもいいのかなと。どうしても先ほど言ったように、消去法でされている感じがしないでもないので。今回のいろいろ市民の皆さんの意見もお聞きしたと思いますから、この辺を最後、きっちり行政の担当の方々と打合せをして、適正な処理をしていただきたい。ちょっと付随した話ですけれども、いろんな話はこれからの予算審査の中で出てくると思います。私も質問させていただきますけれども、この何なんですかね、もう少し議会と行政側も事前に大枠で結構ですから、歩み寄った中でいろんなこれからの効率化、それから合理化について、ちょっと歩み寄って話しされてもいいのかなと。出来上がってしまってから報告いただいても、決してうちらとしては議会軽視とは言いませんけれども、もっと例えば非公開である代表者会議の中でいろんな話、話題を出していただけるとか、そういったことが今後必要になってくるんじゃないかと思うんですけれども。それは今言ったように、漠然と合理化それから効率化をおっしゃるんじゃなくて、数字としてね、例えばこの部分についてはこうだから金額こうだよと。単純に廃止すればその分の前年度予算が全くなくなるという考え方も必要かもしれませんけれども、これを効率化することによって金がこれだけ減りますよという、そういった具体的な説明もしていただきたいと思うんですけれども、その辺はどうお考えでしょうか。

答弁 市長 渡辺英次

真保議員の再質問に御答弁いたします。まず初めに、今回の統合廃止含めた提案が数字合わせの消去法なんじゃないかという今御質問をいただきましたが、これは当然決してそんなことはございません。最終的には、財政的なことにもちろん大きく関わると思いますが、今回提案しているのはあくまでも人口規模、将来の人口規模に見合った行政サービスをまずつくり直していく必要があるということで市民の皆さんに5日間会場でお話をさせていただきました。ですので、どうしても必要な市民サービスというものは、今回計上していないつもりでありました。ただ一方では、例えばパークゴルフ場にしても、仮に2個あっても、今回提案した天塩川が具体的に言うと、残してほしいというそういった受益されている方の意見は承りましたが、全体像として市民の皆さんに、今後ある程度引き締めていかなければならないという部分は御理解いただけている部分もあるのかなとは思っております。ですのであくまでもこの施設をやめたから、これだけ浮いてそれが積み重なって何億円浮きますよねという、今回そういう組み立てでは全くございません。あくまでも必要性と、施設のバランス、これを見た中での今回提案をさせていただいたということです。それから人員配置と給与につきましても、これも会場でも質問ありましたので、今回まち懇の中でもお話させていただきましたが、まずは、今答弁させていただいたとおり、先に人員配置を減らすということはあまりにもこれ非現実的だと思っております。例えば本当に民間の企業であれば、職員カットとかということもよく報道に出ますが、我々は市役所としての自己利益だけのためではなくて、市民サービスをすることが、もうこれ完全な使命でありますから、それを行うために今何をやるんだという部分で、まだその人口規模に見合っていない多い事業数をある程度整理するということ、あるいはまた新たに必要なサービスというものをつくっていく。その上で、まず職員の支出、それからスキルというものをアップさせて、効率化を図る中で、そして人員を少しずつ削減するというのが私は理想なのではないかと思っております。これをやみくもに数字だけで走って人員を減らすとなると、我々行政機能は本当にもうパニックになると私は思っていますので、その辺りについても、御理解いただきたいと思います。それから議会と歩み寄った形で進めていただきたいという御提案もいただきました。これに関しましては、当初私のほうからおわびをさせていただきましたが、今回令和6年度スタート当初から、11月15日の記者会見までの間に、どうしても内部の動きが遅かったという部分はこれ否めませんので、そういう部分を含めて議会での御提案も遅れたということにもなりますし、市民の皆様にもこの唐突感という形で感じさせてしまったと本当にそれは反省しているところでございます。今後におきましては、今回いただいた意見を踏まえて、まず我々のほうでももう一回もみ直しをして、しっかりと意見を反映できるかどうかも含めて形として進めていきたいと思っております。以上です。

質問 9番 真保誠

午前中に引き続きまして、大綱質疑を行います。

出典:士別市議会 令和7年第1回定例会 2025年3月4日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる