みんなの議会

士別市議会 令和7年第1回定例会 2025年3月4日

子育て世帯の経済的支援や負担軽減について

2025年3月4日、士別市議会の大綱質疑で、西川剛議員が「子育て世帯の経済的支援や負担軽減について」質問し、こども・子育て応援課長 武山鉄也、健康福祉部長 東川晃宏、学校教育課長 岡田詔彦、生涯学習部長 三上正洋、市長 渡辺英次が答弁しました。

質問者
西川剛 議員
答弁者
こども・子育て応援課長 武山鉄也、健康福祉部長 東川晃宏、学校教育課長 岡田詔彦、生涯学習部長 三上正洋、市長 渡辺英次

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 西川剛

令和7年第1回定例会に当たり、質疑通告に基づき、大綱質疑を行います。子育て世帯の経済的支援や負担軽減について伺います。市政執行方針において表明された、本年4月施行の第3期士別市子ども・子育て支援事業計画は、現在、2月5日から3月6日までの期間において、計画案に対するパブリックコメントが実施されております。本市の子育て施策、牧野前市長がまちづくりの柱として掲げていたのが、子育て日本一のまちづくり。これを目指すとされなくなって3年が経過いたしました。策定中の第3期計画冒頭からも、そのフレーズは消えてしまいました。さて、計画本文について触れたいと思います。今回の第3期計画策定に当たっては、第2期計画検証に加え、令和5年度には前回同様、子ども・子育て支援に関するアンケート調査が実施されました。アンケート調査は、教育・保育・子育て支援の量の見込み算出を目的とするものですが、同じく調査項目には、子育てをしやすいまちづくりをするために重要なこと、との問いがあります。アンケート結果からは、求める割合が多い順に、就学前児童のいる世帯では、小児医療体制の充実、子供の遊び場屋内・屋外の整備、子育てしながら働きやすい職場環境の整備、子育てへの経済的支援の充実、保育園・幼稚園・児童館等の充実となっております。また、小学生のいる世帯の回答における求める割合が多い順に、小児医療体制の充実、子育てへの経済的支援の充実、子育てしながら働きやすい職場環境の整備、子どもの遊び場屋内・屋外の整備、小・中学生の心身の健やかな成長への支援となっていたところです。まずは、計画策定において聴取した子育て世帯からのこれらニーズに対して、どのような施策で対応されているのか。現計画期間において取り組まれている施策と、令和7年度新たな計画期間に当たり、新規事業や拡充等があればお知らせいただきたいと思います。次に、教育関連の負担軽減と経済的支援の強化について伺います。アンケート調査結果からも、子育てへの経済的支援の充実を求める声は上位です。また、子育てへの経済的支援の充実という点では、昨年、令和6年第2回定例会において、学校にまつわる保護者負担をテーマとして一般質問をさせていただいております。その際の質疑を要約しますと、隠れ教育費とも言われる教材費や修学旅行代金、制服代などのうち、一般質問においては、とりわけ教材費など学校からの請求のあるもの、また、あっせん品など、学校教育に関わる保護者負担の現状やその負担抑制について求めたところです。答弁では、保護者負担のうち、あっせん品の購入額等は不明としながらも、負担抑制に向けては、各学校においては、引き続き購入教材の見直しを行うこと、教育委員会としては、児童・生徒1人当たりの学校配分予算を確保することで、保護者負担が膨らまないよう配慮するとされております。この点について、令和7年度予算では、どのような対応状況となっていますでしょうか、お伺いをいたします。さらに、その際の質問においては、就学援助制度における修学旅行費用の前倒し支給についても求めております。答弁では、修学旅行費の支払いの実態等把握をし、見直し等の検討を進めるとされておりますが、令和7年度に向けて見直しなどは行われましたでしょうか。手続見直しされていればこれからもう始まるというところでありますけれども、こちらについてもお伺いをいたします。次に、学校給食費に係る保護者負担軽減についてお伺いします。学校給食費の保護者負担軽減については、学校給食費の無償化をはじめ、何度か議会でも取り上げさせていただいております。令和5年第4回定例会の一般質問においては、令和2年の値上げ以降、4年ごとに値上げするとされ、予定されていた令和6年度学校給食費の値上げによる保護者負担増加に対しての軽減を求めました。結果、令和5年度国の補正予算で措置をされた物価高騰対策のための重点支援地方交付金を活用し、令和2年度比12%の物価高騰分としまして、学校給食会に対する562万5,000円の補助がなされ、結果として6年度に予定されていた学校給食費の値上げを次年度以降へ先送りしていただいたところです。さきの決算委員会で取り上げさせていただいたとおり、次年度令和7年度は、行政からの公的補助がないという前提で、学校給食会では、値上げに向けた議論を行い、結果、令和7年4月から20%の値上げを決定しました。このことに対し、市から値上げ相当分に値する1,000万程度の補助、これによって保護者負担の軽減を求めてきたところでありますが、その際の答弁では、国や道などの給食費に関する支援の動向を注視するとされたところです。その後の経過では、令和6年度国の補正予算において、5年度前年度に引き続き、物価高騰対策のための重点支援交付金が措置をされ、地域の課題に対応して活用できる本市への推奨事業分の配分額は、令和5年度補正の6,543万7,000円に対し、6年度補正では、8,696万9,000円と2,000万円以上の増額となったところです。ところが、御承知のとおり、本市においては、さきの1月22日の補正予算において、介護・障害施設と市立病院における物価高騰に対する応援金として活用したところであります。学校給食にかかる直接補助による保護者負担軽減については、渡辺市長が初めて令和4年度から今年度まで3年連続実施をし、繰り返しになりますけれども、令和6年度今年度にあっては、この補助金によって値上げ時期を先送るというところまで実施してきたところであります。加えまして、答弁で注視するとされていた国の補正についても、前年度より配分額は増額して措置されたわけでありますが、結果、私個人的には残念でありますけれども、活用せずということで、予算案の提案もいただけない状況であります。この点、行政内部における活用検討状況などその判断の経過についてお知らせください。こういった補助の実態があるにもかかわらず、さきの決算委員会においては、学校給食に係る経費について、学校給食法を引用し、施設の設備費、または人件費等は、設置者である行政が負担、それ以外は保護者が負担するという負担原則から、本市においては保護者に食材費相当分を給食費として負担いただいていると何度も答弁をいただきました。ということでありますので、この際、施設等を原因としたメニュー変更があった場合の負担について、行政、保護者、どちらなのか実態を御紹介しながら、お伺いをしたいと思います。昨年12月16、17日学校給食センター調理室内の吸排気機器の異常を理由として、ホコリによっておかず調理ができなくなったとも聞いているところでありますけれども、この16日、17日、2日分のメニュー変更がございました。また、今年に入ってからは1月以降、給食センター屋根に蓄積した雪解け水が施設に侵入したということを理由としまして、揚げ物の調理スペースを使用しないということにされ、既にメニュー表が決定していた1月については、揚げ物メニューが変更され、2月以降もメニュー表を見る限り、揚げ物は提供されていないようです。いずれのメニュー変更の際には、災害時等、非常時における備蓄品、レトルトカレー、お魚ふりかけ、コーヒーミルメーク、空揚げが提供されたようでありますけれども、この備蓄品は、そもそも行政、保護者、どちらの負担で用意されたものなのでしょうか。また、今回事例としてお聞きしているような平常時における施設側の原因による代替品提供の場合、その負担、当然、私は行政側かと思いますが、現状そのような取扱いになっているのでしょうか、確認をいたします。また、ただいま取り上げている事例においては、吸排気機器の修繕や天井からの水漏れへの対応など、既に対応している状況、あるいは雪解け水の侵入にあっては、雪解け後、この後、屋根の点検結果を基にした修繕の必要もあろうかと思いますが、これら修繕費用についての市の予算措置状況などの状況について確認をさせていただきます。行政は、先ほども申し上げたとおり、学校給食食材についての保護者の負担原則を述べられておりますが、本市においては、ふるさと給食として、年間約200食の学校給食提供のうち、8食分の食材については、長らく予算化をされています。さらに、ふるさと給食に関わっては、地元の生産者、事業所様からの食材等の御寄附も提供いただきながら、子供たちが地元食材を食べる機会を設ける。またその際の保護者負担の軽減も既に行っていただいているところであります。一方で、本市の給食は、週5日のうち、2日間は主食である御飯を自宅から持参する持参御飯という取扱いになっていることから、給食においては、一部補食、補う給食という状況であって、完全な完全給食になっていないという課題がございます。2食分の主食を提供となれば、保護者の負担増に直結するという理由から、この間、その解消は図られておりません。また、令和7年度からの値上げ議論では、この解消に向けた保護者の考えについても調査をするとされておりましたが、結果として課題は解消されておりません。そういう意味では、地元食材の美味しさを感じてもらう、また地域の産業、農業、米づくりに思いを巡らせてもらうきっかけとして、現在8食分として措置をされているふるさと給食をより一層拡大をして、主食である米を給食として提供し、完全給食を目指すべきではないかと考えますが、この件についての見解を求めておきたいと思います。次に、令和6年10月からの児童手当の制度改正について取り上げます。第3期士別市子ども・子育て支援事業計画の内容に戻りますが、計画にある経済的支援の充実に向けた具体事業として、国の児童手当が実施事業として挙げられております。児童手当は昨年10月に制度改正が行われ、支給対象が中学生から高校生年代までとなり、保護者の所得制限がなしに、手当月額に第3子以降の単価を増、支給月はこれまでの年3回、2月、6月、10月が年6回、偶数月の支給と変更されております。まずは、改正に伴う対象児童数や支給世帯数など支給状況についてお知らせください。また、この変更に合わせて、児童手当を口座振込で支給している世帯に対する児童手当支払通知書が廃止となり、ホームページなどの周知では、振込日をお知らせすることで、支給確認は、自らの口座を確認すること、とされました。今年度、年度途中の国の制度改正ではありましたが、結果12月、2月の支給分は通知がなされませんでした。制度変更によって通知されない世帯は何世帯あるのでしょうか、お伺いをいたします。また、今までの3回の通知が6回となれば、通知文書を発出する市側としては、手間が増えるという状況は推察するところではありますが、今回の廃止決定、この廃止となれば、通知をもらう側からすれば、0回となります。公金を支給していて、通知をしないというそういった事例がほかにもあるんでしょうか。耳を疑うところでもありますが、この児童手当は国の仕事でありますから、市としては法定受託事務ということもあって、国からのマニュアルも出てると思うんですが、この通知廃止に至った市の判断は、これらを踏まえての廃止なのか、その対応についての検討経過についてお聞きをいたします。加えまして、今は口座振替の方の通知文書廃止を取り上げておりますが、そもそも児童手当の支給方法について公務員、市役所の皆さんは、事業所からの給与と合わせての支給となっています。ですので、今回の口座振込振替の通知を廃止となっても、市の職員の皆さんは市役所を通じてお知らせをされているという状況であります。そういった面では、通知文書の廃止によって、公務員とその他市民世帯との間で情報の格差が広がっていないのでしょうか。この点についての考えをお聞きをいたします。また、先ほど取り上げております、学校給食費に関連してお伺いいたしますが、学校給食費は申出により、この児童手当から支払うことができます。申出者の場合は、給食費の支払い月の場合は、その差引き額が振込額となることから、振込額は都度変わることになります。また、今年の4月からの給食費値上げもその要因だろうと思いますけれども児童手当がこれまで年3回が年6回の支給となった分、1回当たりの支給額は半分となります。令和7年度来年度以降の給食支払い回数はどうなるのか。まだ決まっていない現状もありますので、実務的にも、4月以降には改めて丁寧な説明や通知が必要ではないかと思います。最低でも年度1回は通知しませんでしょうか。いかがですか。考えをお伺いいたします。少子高齢化、人口減少下における子ども・子育て支援については、市としても重要視していると思います。実際、今年度は、こども家庭センターを開設するなど、取り組む体制を充実させているとは思うのですが、その具体の実施事業を見ていくと、今般、事務事業アセスメントを理由とした子育て世帯サフォークポイント支援事業といった経済支援事業を廃止縮小、さらには国においては、来年度の予算協議によって無償化への道が見えてきたのではないかと感じますが、その学校給食費については、ともすれば、保護者負担の負担増を容認するなど、全年齢にわたっての子育て世帯への支援となっているのか。全庁的な連携はどうなっているのでしょうか。本市の子育て支援は、子供の成長、年齢により、健康福祉部、教育委員会、総務部と複数の部署が担っておられます。だからこそ、世帯を通した子供への支援については、前市長が柱として掲げた子育て日本一というようなあらゆる部署が目指す指針となるものが必要だと考えますが、改めまして、子ども・子育て支援についての本市の考えをお伺いし、この質問を終わります。 (降壇)

答弁 こども・子育て応援課長 武山鉄也

私からアンケート調査やニーズの対応状況と児童手当の制度改正の御質問にお答えします。アンケートについてですが、就学前児童の保護者58.3%と、小学生の保護者50.1%から回答があり、貴重な御意見をいただきました。今後の子ども・子育て施策の政策立案の参考にさせていただきます。まずは、ニーズに対しての対応状況でございます。今回割合の高かったアンケート回答項目ごとに、現在実施している主な施策をお答えいたします。最初に、小児医療体制の充実についてです。士別市立病院の小児科医師を名寄市立総合病院に集約することで、24時間の小児救急医療体制を整備して、圏域全体をカバーするとともに、平日は医師の派遣を受けて、士別市立病院で外来診療を行っています。現在の広域的な小児医療体制を堅持するよう、圏域での連携に努めています。また、ひとり親世帯等を対象として、市立病院小児科の診療時間外に、名寄市立病院までハイヤーを利用しなければならなかった場合に、交通費助成を行っています。次に、子供の遊び場屋内・屋外の整備についてです。屋内の遊び場は児童館やいきいき健康センターの開放をはじめ、総合体育館や南郷プールなどのスポーツ施設の管理運営を行い、子供たちに対しては、利用料を無料としています。屋外の遊び場は、スキー場などのスポーツ施設のほか、本市には17か所の屋外公園に遊具があり、安全に使用できる環境づくりのため、定期的な点検に努めています。特に水郷公園については、つくもビーチの開放など、幼児が遊びやすい環境となっています。次に、子育てしながら働きやすい職場環境の整備についてです。商工会議所等と連携しながら、事業所に対して、育児休業制度等への情報提供や、北海道教育委員会と事業所が協定を提携している北海道家庭教育サポート企業の取組を通じて、従業員が働きやすい環境づくりに努めています。子育てへの経済的支援の充実については、国の政策である出産・子育て応援給付金、3歳以上児の保育料無償化、それらに加えて児童手当の給付、出産育児一時金の引き上げに加えて、国の臨時交付金等を活用して、低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金や、住民税非課税子育て世帯等給付金、そして学校給食費物価高騰対策事業などにも取り組んできました。市独自では、中学生までの医療費無償化、学童保育や放課後等デイサービスセンターの児童福祉施設の無償化、市指定の衛生ごみ袋の配布などに取り組んでいます。また、地域循環型住まいづくり促進事業では、高校生以下の子供が同居している世帯にポイントを加算しています。次に、保育園、幼稚園、児童館等の充実についてです。保育園や幼稚園での通常の保育、幼児教育に加え、延長保育など多様な保育サービスの充実を図るほか、学校下校後の居場所として放課後児童クラブの整備など、児童が安全・安心に過ごせる居場所づくりのため、適切な管理運営に努めています。なお、国では、保育の質を確保するため、保育士の配置基準を見直していますが、本市では先取りして手厚い保育体制を築いてきました。小・中学生の心身の健やかな成長への支援については、学校における教育環境等の充実をはじめ、学校と地域の連携によるふるさと教育やキャリア教育のほか、子ども議会やふるさと体験ひろばなど、社会教育事業での体験を通じた機会づくりに努めています。また、本年度、小学校には普通教室等に空調設備を設置いたしました。次に、令和7年度からの拡充についてです。令和7年度は、待機児童解消を目的とした保育士等確保対策事業の拡充のほか、子供が安全に過ごせる環境整備として、のぞみ園とゆらに空調設備整備工事及び中学校には中学校の空調設備工事を予定しています。令和8年度からは未就学児が保護者の就労の有無や利用を問わず利用できる、こども誰でも通園制度が全ての自治体で実施することになります。本市においても新たな制度として事業構築を検討いたします。また、保育園や学校など子供関連業務に従事する性犯罪等の確認の仕組み、いわゆる日本版DBSが導入されるため、本市においても確認する体制の検討を行うなど、子供が安全・安心に成長できる環境の構築に努めます。さらには男性の育休取得促進のため、市の広報への掲載や商工会議所等の連携など方策を検討いたします。このほか、国では、高校授業料の無償化など新たな子育て支援策についても議論されている動きもありますので、国の動向にも注視してまいります。次に、児童手当の制度改正についてです。まず制度改正に伴い、増加した分でございます。高校生年代への支給拡充で増加した分の件数が146件、所得制限の撤廃において増加した分が32件で、これらの対象児童は237人となっております。このほかにも第3子以降のカウントの変更により18歳から大学生までがカウント対象となったことで、手当が増額となった方もいらっしゃいます。改正後の支給状況でありますが、令和6年12月定時払い、これが手当の制度改正後の初めての支給でございますが、10月、11月分として支給件数784件、支給額については3,640万5,000円でございます。このときは給食費の徴収は行っておりません。次に、令和7年2月の定時払いです。支給対象月は6年12月と7年1月分です。支給件数783件、支給額については3,650万5,000円でございます。このときに給食費の徴収の対象となったのは290件でございます。なお、この制度改正に合わせて、先ほどお話ありました支払通知書の廃止を行いましたので、全件に対して12月、2月については、支払通知書は通知しておりません。次に、対応の経過についてです。令和6年10月に児童手当市町村事務処理ガイドラインが改正され、制度改正により、支払回数が増加したことに伴い、定時払いの際の支払い通知書の送付の規定がなくなりました。また本市において、士別市学校給食会から保護者宛に、給食費徴収額の通知がされていることについても再度確認したところです。この背景もあり、本市においても制度改正の動きに合わせて支払通知書の廃止を検討いたしました。通知書を廃止するに当たり、まず、10月の定時払い時、制度改正前の支給の対象の部分でございますが、この通知書を送付の部分、そして10月以降に新たに新規認定となり新規受給者となった方々には制度改正への文書を同封しております。また、市ホームページでの告知もさせていただきました。また、12月以降の手当、振込日に通帳での確認ということになりますので、児童手当の振込であることが分かるよう、これまで通帳の印字を士別市会計管理者としておりましたが、その部分を士別市児童手当に変更したところです。これらの準備の下、支払い通知書を廃止いたしました。なお、随時払い、支給対象児童の増や、年齢到達などにより支給額が変更となる場合には、これまでとおり各種通知書を送付いたします。また、希望者には申請があれば、支払証明書の発行を行うこととしています。次に、市役所職員の部分の通知との不整合・不具合についてです。市職員の児童手当は、給与支給日に合わせて支給されていることから、給与明細に手当額が記載されています。給与明細については、厚生労働省労働基準局長通知において、労働者に対し、所定の賃金支払日に、次に掲げる金額等を記載した賃金の支払いに関する計算書を交付することとなっているとされています。その金額の一つとして、口座振込等を行った金額があります。この中では、児童手当を給与明細に記載しなければならないとはされておりませんが、児童手当の支給額の記載がないと、口座振込等を行った金額とイコールにならないこともあり給料明細には児童手当が記載されています。この事業所からの明細と、児童手当の市からの通知書の違いということでありますが、これについては正確性の違いがあると思いますので、不都合はないと考えているところです。続いて、新年度以降の丁寧な説明についてです。まずは2月、定時支給時、今回給食費の精算について徴収いたしましたが、これに対しての振込額の問合せは保護者からなく、大きな混乱はなかったものと捉えています。一方で、次年度以降の取扱いで改善を要する事項もございます。先ほど議員からありました児童手当の支給が年3回から6回に変更となったことにより、1回の当たりの支給額は、これまでよりも少額となります。例えば、児童手当が6月に2万円支給される世帯があったとして、給食費が今年と同様に2万円を徴収してしまうと0円になり、通帳に記入されません。これでは保護者が給食費が引かれているのか、手当の支払い自体がされていないのかが分からないことが懸念されます。現在では、このようなことを避けるため、次年度は給食費徴収額が児童手当支給額を上回ることのないよう給食センターと協議し、ホームページやアプリ等で周知を行いたいと考えているところです。4月には学校給食会から保護者に対して、学校給食費の納入についてという文書が配布される予定です。この中で、児童手当の引き落とし時期や引き落とし額についても周知される見込みです。受給者に情報の混乱が生じないよう、なるべく情報は整理した上で、学校給食センターと協議しながら、丁寧な説明、丁寧な周知を行っていきたいと考えています。以上です。 (降壇)

答弁 健康福祉部長 東川晃宏

私から、子ども・子育て支援の考えについてお答えをさせていただきます。人口減少や少子化が顕著な中で、子ども・子育てに関する問題は、本市のみならず全国的な大きな課題となっております。このような背景にあって国においては、令和5年6月にこども未来戦略方針を掲げるとともに、昨年4月にはこども家庭庁を発足させ、幼児期までの子供の健やかな成長のための環境づくりや家庭における子育て支援等に関する基本的な政策を立案推進することとしており、これらの下で様々な施策を打ち出しています。施策の例としましては、児童手当の拡充もそうですし、出産・子育て応援交付金の創設や、こども家庭センターの設置などがこれに当たるかと考えております。本市としてもこのような動きを背景に、ただいま子育て応援課長から答弁申し上げましたとおり、こども家庭センターの設置やこども誰でも通園制度の次年度の開始に向けて準備を進めてまいる考えであります。本市は財政健全化期間中ということや、今、持続可能な財政運営を目指して、事務事業の廃止や見直しに取り組んでいるところでもありまして、新たな事業実施や事業の拡大などが現在難しい状況でもありますが、このような中にあっても、今ある資源の有効活用や担い手の確保策の実施などを通じ、また関係する部署の連携の下で、子育て世帯がより暮らしやすいまちを目指して、子ども・子育て施策を推進していく考えであります。 (降壇)以上です。

答弁 学校教育課長 岡田詔彦

私から教育関連の負担軽減と経済的支援の強化についてお答えいたします。まず初めに、学校教育費に係る負担軽減としての学校配分予算の確保状況です。令和7年度予算におけます、保護者負担抑制の取組について、父母負担軽減に係る配分予算額は、児童・生徒数が減少していく見込みの中、厳しい財政状況も踏まえつつ、物価高騰の影響ができる限り保護者に及ばないよう、6年度と同程度の水準を確保したいと考えているところです。また7年度予算におきましては、予算効率化のため、配分予算の枠組みを各種消耗品等に広げ、各校の状況に応じた予算執行を行っていく考えです。具体的には、これまで学校配分予算には、父母負担軽減に係る教材費、総合的な学習の時間や農業学習での使用を目的とした教材費、情報機器関係の消耗品等などがございまして、それぞれの配分額を超えないように学校で教材購入を進めてきたところでありますが、購入する教材によっては、いずれの項目にも当てはまることも多く、これらを明確に区分する必要性があまりないことから、配分予算全体の中で執行することにより、さらなる父母負担軽減につながると考えているところです。続きまして、就学援助における修学旅行費の支給時期についてです。修学旅行費用の前倒し支給に向けた検討状況につきましては、7年度から修学旅行費用に限らず、就学援助の査定認定のスケジュールを見直すことといたしました。従来は前年の税情報が確定する6月以降の支給となっていたところですが、本人による前年収入の申告方式を導入することで、4月中の早期審査、早期認定を行えるようにしたものであります。これにより、旅行会社への修学旅行費用の支払いが適切な時期に行えるものと考えているところです。以上です。 (降壇)

答弁 生涯学習部長 三上正洋(生涯学習部長は2025年3月まで)

私から、学校給食費に係る保護者負担軽減についてお答えいたします。初めに、物価高騰対策のための重点支援地方交付金の活用点検状況についてです。昨年11月末に、令和6年度補正予算、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金の措置が追加計上されたことを受け、推奨メニューに基づく本市での活用について、各部に紹介する中で、様々な活用方法の検討を行ってきました。交付金の活用においては、各部から寄せられた事業提案をベースに、推奨メニューの効率的な活用について、12月に理事者ヒアリングを実施しました。検討の結果、昨年は物価高騰の影響を踏まえた生活支援事業を実施してきましたが、今年度は、給食費を含めた生活支援も必要であるが、交付金の配分額も限られていることから、公定価格である介護報酬や診療報酬の影響を受け、物価高騰分を価格に添加できずに経営が逼迫している介護、障害施設や、市立病院への支援を先ほどの議員はお話のとおり優先すべきと判断したところです。学校給食法では、食材費用は原則保護者が負担することとなっております。給食費の補助に関しては、今後も国の動向を注視する考えです。次に、施設等を原因としたメニュー変更の場合の負担についてお答えいたします。給食提供には、食の安全が重要であることから、様々な事由により、献立変更などの対応は生じます。急な施設異常により、給食を停止した場合の食材費については、悪天候などによる学級閉鎖時の対応と同様に、給食会会計から支出しています。食材の使用日の変更や間に合う場合は、業者にキャンセル依頼するなど、給食会会計への影響が最小限となるよう対応しているところです。また、備蓄品の負担についてですが、備蓄品は通常の給食で提供しているものを事前に購入し、万一の場合に備え保管し、給食として提供後にまた発注し補充しているため、給食会会計から支出しているところです。次に、施設修繕の予算措置状況についてです。空調設備については施設の経年劣化によるもので、関係部署と協議中です。抜本的な解決には大きな費用が必要と考えられており、補正も含めた対応を検討しているところです。すが漏りについては、発生時に可能性の高い箇所の除雪を行い、コーキングを行ったものの改善に至っておらず、今は調理場内に雨水が入らない対策をしております。雪解け後に改めて対応を行うところです。次に、ふるさと給食枠の拡大による完全給食の実施についてです。ふるさと給食は年8回行っており、7年度も実施します。週2回の持参御飯を委託御飯に変更する場合、年間で児童・生徒分合わせて、おおよそ890万必要になります。持参御飯は、給食費の値上げ抑制などを目的に士別市では以前から行われております。過去には持参御飯の在り方についてアンケートを行いましたが、その結果、持参御飯を継続することといたしました。令和6年、昨年度の7月、8月に行いました、給食費改定に伴うアンケートの中の自由記載欄には、持参御飯の継続、または拡大についての御意見と、持参御飯を止めてほしい、やめてほしいという双方の意見が出されております。また、ふるさと給食は児童・生徒の地元食材への理解を深めることを目的に行っている事業であり、議員提案の件については現時点では難しいと考えております。7年度中において、持参御飯の取扱いについてのアンケートを実施していく考えです。以上、答弁といたします。 (降壇)

質問 7番 西川剛

たくさんの課長、部長から答弁をいただきました。ありがとうございます。質問で触れていた部分で確認で2点、それから要望で1点ございます。1つは学校教育課のほうの答弁いただきました、7年度の修学旅行の関係の就学援助の運用変更については本当にありがとうございます。その前段に答弁いただきました、予算確保の状況で答弁の内容を聞いていますと、児童・生徒1人当たりに関わる、この間のいわゆる積算みたいな部分を枠を外して学校ごとの自由運用にするのだ、水準は引き続き6年度と同様を確保していっているのだ、というそういう答弁で受け止めさせていただいたんですけれども、これもう一歩踏み込んで、例えば児童・生徒1人当たり年間幾らぐらいなんですかという問いで、さらに問うたときに数字を明らかにしていただけるんでしょうか。お聞きをいたします。給食についてでありますけれども、主食の対応について答弁いただきました。考えていないよということなんですけれども、これちょっと少し昨年の決算委員会でも、同様答弁がございました。持参御飯については、家庭のほうからも持参御飯を継続してくれという声がアンケートでありましたと、今も答弁で触れていただいてるんですけれども、そのときも私言ったと思うんですけれども、そのアンケートは値上げについて、了承いただけますでしょうかというアンケートの自由記載で、例えば上げない方法として、家庭側から主食を今一食持っていっている御飯すらも全部自分たちで持っていくから値上げしないでくれというような、そういう文脈の回答であったと承知をしているんですけれども、それをまるで家庭側も持参御飯を望んでるという答弁でというのは、少し事実と違うんじゃないかなということで指摘をいたします。見解があれば、その分について改めてお伺いしたいと思います。要望は、今各課、部からそれぞれ御答弁いただいてるんですけれども、質問で触れましたとおり、やはり子育ての支援は子供の成長年齢に応じて、行政もそれぞれの部署が担っているというところであります。そういった意味では、ぜひ市全体を網羅するような市長の発言がいただけたらなと思ったんですけれども、その点、今日質問で触れています第3期計画、現在パブリックコメントは明後日まででありますけれども、恐らく成案になったらその計画書の前段には、初めにということで、第2計画のときも、市長の文章がついていました。その中で、ぜひ渡辺市長の考える子育て支援についての部分を、追記あるんだろうと思いますけれども、その中に明らかにしていただきたいなと考えてるところでありますけれども、そういう部分で教育関係の費用の関係と、給食のその部分の答弁のその部分の背景の部分、それから計画における市長のそういった考え方の表明、計画における記載についての3点を再質問といたします。よろしくお願いいたします。

答弁 学校教育課長 岡田詔彦

私から学校配分予算の年間1人当たりの金額についてお答えいたします。令和5年度の状況ですが、1人当たり約9,400円程度、令和6年度、7年度につきましては共に1人当たり9,800円程度ということでございます。以上です。

答弁 生涯学習部長 三上正洋(生涯学習部長は2025年3月まで)

私からは昨年行いました、給食費改定に伴うアンケートについてということで見解ということでございますので、そこに触れさせていただきたいと思います。この部分については、議員にお話がありました、値上げアンケートという部分ではなく、先ほど申し上げました給食費の改定に伴うアンケートという形でございます。その中の部分で、実際に議員のお話の中であれば実際値上げ前提の部分でというアンケートなので、そこのところについてはというようなお話だったと捉えております。最後に申し上げましたとおり、その部分については改めて7年度中において、持参御飯の取扱いについてということはアンケートとして保護者のほうに実施をしていくといった考えを改めて示させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

答弁 市長 渡辺英次

西川議員の再質問に御答弁いたします。要望ということでありましたが、御意見という形なのかなと思っております。今後計画を進めていくに当たって、特に私の思いということで、恐らく作りとしては前回同様となるのかなという感じはしております。前牧野市長は子育て日本一という非常に分かりやすい、明確なキャッチコピーといいますか、そういったものを利用されていたということでございます。決してそれをその文言を消したからといって政策に何か手下げをしたとかそういったことではありません。あくまでもキャッチコピーでありますので、市長の思いなんだろうと思っております。私といたしましては、特にコロナ以降、コロナ以前からですか、平成27年ぐらいから極端に士別も少子化が進んでおります。そういった意味からすると、今後の、この持続的なまちづくりのためには、子育て政策、子育て支援はもちろん重要なことだと認識しておりますし、これまでにない新たな課題も出ると思っています。そういったことから分かりやすいキャッチコピーというのは非常に今御提言のとおり市民にも分かりやすい、行政職員にも分かりやすい、そういったものもあると思いますので今後、今の御提言も含めて取組を進めてまいりたいと思っています。以上です。 (降壇)

出典:士別市議会 令和7年第1回定例会 2025年3月4日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる