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士別市議会 令和5年第1回定例会 2023年3月8日

着実な打開策について

2023年3月8日、士別市議会の大綱質疑で、山居忠彰議員が「着実な打開策について」質問し、畜産林務課長 徳竹貴之、経済部長 鴻野弘志、市長 渡辺英次が答弁しました。

質問者
山居忠彰 議員
答弁者
畜産林務課長 徳竹貴之、経済部長 鴻野弘志、市長 渡辺英次

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 14番 山居忠彰

令和5年士別市議会第1回定例会に当たり、通告に従い大綱質疑を行いたいと存じます。御周知のように、今北海道農業は5つの大きな困難という名の壁にぶち当たり、多くの農家が廃業や離農の瀬戸際に立たされています。一つは水田活用直接支払交付金制度の見直しで、せっかく定着した転作田に、余って困るはずの米の作付というはしご外しの矛盾を迫られていることであります。2つにはロシアによるウクライナ侵攻や、円安の影響で肥料や飼料、燃油、生産資材、電気料等が信じられないほど高騰していることであります。農家には災害対応の共済保険と、価格が暴落したときの収入保険がありますが、生産コストが上昇したときの補償制度はありません。3つには、新型コロナ感染症拡大でインバウンド、学校給食、外食などの需要減により、いわゆる農産物の白物3品と言われる米、砂糖、牛乳の在庫のだぶつきで生産額が著しく低下していることです。4つには、糖価調整制度を温存するために、北海道の寒冷地作物であるビートの作付制限をすることで、輪作体系に不安が生じていることです。5つには、過剰な輸入を減らすことなしに牛乳の廃棄処分や乳用牛の殺処分を含め、国内の生乳生産を抑制するという、2014年以降の増産規模拡大からの逆行で、生産基盤が大地震のごとく揺らぎ酪農家が疲弊し切ってしまったことです。中でも生き物を扱う酪農畜産への打撃と衝撃が甚大であることから、焦点となる酪農畜産業のみぞうの危機と、着実な打開策についてお尋ねをいたしたいと存じます。真摯で丁寧な御答弁を御期待申し上げます。まず最初に本市の酪農畜産業の変遷と現況、現在地からお伺いします。本市酪農畜産は地域経済や社会に大きく貢献していますが、その発祥と変遷、及び特徴についてからお教えください。また、2016年、平成28年に本市酪畜は産出額ベースで農業全体の56%を占め、道内順位55位。全国順位178位でした。特に、乳用牛、主に生乳生産に強く道内順位49位、全国順位66位でした。現在地、現況はどうなっているのでしょうか。次に酪農畜産をめぐる直近の情勢認識についてお伺いします。酪農畜産は現在飼料高騰、牛価格急落、減産圧力の三重苦。あるいはこれらに加えて価格転嫁ができない、在庫処理への莫大な負担金、義務でもないのに続ける異常輸入、他国で当たり前の支援政策がないことの四重苦を合わせて、七重苦とも言われています。全くもって許容できない限界を超えたかつてない苦境ですが、御認識や御見解をお聞かせください。また、このほど、野村哲郎農相が閣議後会見で、2022年12月の全国の酪農家の戸数が前年同月比で6.5%減少し、うち都府県では同8.2%減少していると明らかにしました。1年で776戸も減って1万1,202戸となったのです。そのうち北海道は197戸、4%減の4,746戸となりました。大臣は例年と比べて減少率が拡大し、酪農家の離農が進んでいることがはっきりしたとの認識を示されました。過去に何度も困難な時代はありましたが、今回は異常とも言えるレベルです。倒産や廃業も目立ちますが、我がまちの状況はどうなのでしょうか。そして、今回明確になった本市酪農畜産の構造的強みと弱みをどのように分析されていますか。次に酪農肉用牛生産近代化方針や計画への影響についてお伺いします。生乳を増やしたり減らしたりする、生産調整には時間がかかります。酪農家はバター不足を解消するために乳牛を増頭し、728万トンの生乳生産を2030年度に780万トンに増やす、酪農肉用牛近代化基本方針、いわゆる酪肉近に沿って国が2分の1を補助する、畜産クラスター事業などを活用して規模を拡大してきました。本市ではこの事業を利用してのフリーストールの整備や搾乳ロボットの導入等の取組がどこまで進みましたか。経営計画が大きく狂いましたが、生産基盤の強化や収益力の向上への影響はどのようなものですか。一部には乳価引き上げで経営環境は徐々に変わるとの見方もありますが、同じく外的要因に左右されないはずの経営体質の強化や生産体制の強化、需要の創出対策や目標への影響をどう見ていますか。御教示ください。次に、新年度の酪農畜産対策での重点取組についてお伺いします。本市においても生産現場では乳を幾ら絞っても赤字になるという事態に陥っているとの生産者の声が届いていると思いますが、市長の新年度市政執行方針や新年度予算に何らかの対策が反映されているようには残念ながら見えません。新年度の酪農畜産対策で特に力を入れているもの、あるいは入れるべきとしているものは何ですか。さらに牛乳、乳製品の消費拡大に向けた消費者理解も欠かせませんが、どのように進めますか。また、現在の危機を乗り越えるために、さほどの予算を必要としないで、近隣市町村や一般市民消費者をも巻き込んでの、生産現場や各種団体の危機意識の共有、統一した意志を固めるべく、農業危機突破大会等の開催と、国や道の関係機関への決議要請が考えられますが、市としてもすぐに対応できることは何でしょうか。ぜひともお示しください。最後になりますが、酪農畜産の未来への長期展望についてお伺いします。本市の農業未来都市構想に、基幹産業農業の中核をなす酪農畜産業は、不可欠であることは論を待ちません。また同時に、安定的かつ持続可能な生乳生産や、食肉牛生産のためには、需給調整への政府の関与は絶対に必要であります。今般の加工原料乳生産者補給金の49銭上げや、飲用向けと加工向け、それぞれの10円引き上げも焼け石に水の状態になっています。配合飼料価格安定制度なども基金の枯渇が懸念されます。酪農畜産の弱体化は地域の存亡に直結する問題だとも言えるでしょう。政府は昨年末、食料安全保障強化政策大綱を決め、過度の輸入依存からの脱却と国内供給力の強化をうたいました。今年は食料・農業・農村基本法の見直し作業が本格化します。具体策と実行力が問われています。ぜひとも首長である渡辺市長にはリーダーシップを発揮していただき、道内の酪農畜産を重んじる他市町村とも足並みをそろえ、国に対し、食料安保の観点から欧米では当たり前の、経営セーフティーネットとなる所得保障などの直接支払制度の創設や、万全な国境措置にカレントアクセスの13.7万トンを即刻やめるように、地道な行政活動を展開していただきたいと存じます。結びに、今後の課題や未来への展望についてお尋ねいたし、大綱質疑を締めくくりたいと存じます。今月3日士別市酪農組合連合会と士別酪農組合、そして朝日町酪農振興会が、朝日町三望台で開催された国際ジャンピングヒルクライム選手権で、牛乳、乳製品を無料で配り、消費拡大をアピールしました。みぞうの酪農畜産危機を乗り越えるためには、改めて申すまでもなく当該地方の総合力による総力戦が求められています。スローアンドステディ、ゆっくりであっても着実に、粘り強い前に進める果敢な運動が、今ほど求められているときはございません。士別市にはJAをはじめ、あらゆる農業団体と強力にタッグを組んで、現場の酪畜農家への総力支援をすることが必要とされています。家族経営をはじめ、多様な経営体を尊重し、草地、飼料畑や施設、装備などの生産基盤の強化とともに、自給飼料増産体制の推進や、第三者承継も含め、将来に向けディリーサポートのTMRセンターや、飼料コントラクター、哺育育成センター、さらに酪農ヘルパー利用組合や乳牛検定組合、めぐみ野士別や大和牧場などの有効で効率的な利活用を進めるための未来予想図をお示しいただきますようお願い申し上げ、私の大綱質疑を終わります。

答弁 畜産林務課長 徳竹貴之(畜産林務課長は2023年3月まで)

山居議員の御質問にお答えいたします。本市、酪農畜産業の変遷と現況についてであります。明治中期4頭の乳牛を導入したのが、士別市の発祥であります。ここ30年で酪農家戸数、生乳生産量は減少したものの、1戸当たりの飼育頭数及び1頭当たりの乳量は増加している状況にあります。本市の特徴としましては、天塩川流域の豊かな土地を生かし、大規模で専業的な経営体を主体としており、農業資材や機械、建設、運輸など幅広い関連産業の発展や雇用の創出など、地域経済とも密接につながっています。次に、本市酪農の産出額ベースと生乳生産量についてでありますが、最新のデータは2020年のデータが最新であります。産出額ベースにおきましては、道内で58位、全国で206位となっています。生乳生産額ベースでは道内51位、全国で77位となっております。次に、酪農畜産をめぐる直近の情勢認識についてであります。現在の情勢について、畜産酪農分野は新型コロナウイルス感染拡大による景気低迷で、乳製品の消費が減退し、さらに国際情勢の変化、世界的な穀物需要の不安定化により、生産資材が高騰し、生産抑制や子牛などの価格の大幅下落など、かつてない苦境に追い込まれています。既に全国的に廃業や倒産などが相次ぎ、このままでは日本の酪農が壊滅しかねない事態であり、この国に生きる誰もが必要とする食の基盤が揺らいでいると認識をしています。倒産、廃業などの本市の状況についてでありますが、酪農について平成31年、37戸あった酪農家が令和2年で1戸減少、3年度で2戸減少ということで、5年に入って3戸減少、これは全て各年2月1日現在の調査によるものです。平成31年比マイナス6戸となり、平成31年からの比較でいけば16.2%の減少となります。次に、本市の酪農畜産の構造的強みと弱みについてでありますが、強みといたしましては、自給飼料を活用できる基盤があること。そして弱みについては、経営者の高齢化、後継者不足、経営規模に見合う労働力の不足と考えております。次に酪農肉用牛生産近代化方針、またその計画等への影響についてでありますが、お話がありました、畜産クラスター事業等を活用した実績についてでありますが、フリーストールや搾乳ロボットの導入についても士別市としては、活用されている生産者もございます。畜産クラスター事業に限ってお伝えさせていただきますと、施設整備事業といたしまして、平成28年、29年にバンカーサイロの改修、そして令和元年に肥育舎の新設、また機械導入事業としましては、ホイルローダー、モアコンディショナー、そしてロールベーラー等々が導入された実績がございます。5年の事業要望分といたしましては、機械導入事業として新たに創設された特別枠ということで、国産飼料割合を34%達成するために、自給飼料の維持拡大に取り組むことに対する助成としまして、市内生産者3戸が申請を予定しております。酪近計画への方針や、計画の生産基盤の強化、そして収益力向上への影響についてであります。士別市酪農肉用牛生産近代化計画につきましては、計画期間を令和3年度から12年、2030年度までとしております。本市、酪農、畜産業が安全で高品質な乳製品、及び牛乳の安定供給により引き続き、地域の基幹産業としての地位をより確固なものとするため、生産基盤の強化と収益力向上を基本としつつ、外的要因に影響されにくい経営体質の強化を図るとともに、地域が連携して足腰が強く、将来にわたって地域経済、社会の活性化に貢献できる強固な産業となることを目指すということを方針としております。そこで生産基盤の強化についてでありますが、酪農経営体の大半を占める家族経営の維持発展に向け、労働負担の軽減を図る省力化機械の導入や、低コストの施設整備の推進、肉用牛経営においては、飼育管理技術の向上、普及を通じて和牛生産の拡大を推進いたします。また栄養価の高い良質な粗飼料の生産への取組や、家畜排せつ物を活用して堆肥を生産、飼料基盤に施肥し、良質な飼料生産を行う資源循環型のサイクルの構築による自給飼料生産の拡大を図ることとしております。収益向上につきましては、飼養管理技術の強化によって、乳牛の生涯生産性の向上や、効率的な肉用牛の生産を推進いたします。これらのことについての影響についてでありますが、情勢の急激な変化により、即時に対応することが難しい面もありますが、現段階においては、計画期間内での影響を抑えていかなければならないと考えております。次に、外的要因に左右されない経営体質の強化や生産体制の強化、需要の創出への影響についてでありますが、牧草やサイレージ用トウモロコシを作付けする自給飼料生産基盤に立脚した畜産経営をさらに発展させるため、飼料作付面積を維持しながら、TMRセンターなどの営農支援組織の活用を通して飼料生産基盤を余すところなく活用して、良質で低コストな飼料生産、利用の拡大を推進します。飼料生産基盤をより効率的に活用するために、草地整備、草地改良、草地更新などに加え、スマート農業技術を活用した草地管理の促進を推進します。海外から輸入する配合飼料価格の高騰など、様々な情勢変化の影響を緩和するため、国産濃厚飼料等の生産、利用拡大の取組を推進し、影響を減らしていきます。次に新年度の酪農畜産対策での重点取組であります。酪農と畜産振興では、世界的なコンテナ物流の停滞等による海外産粗飼料の不安定な供給実態を受け、国内産飼料への転換や市内における飼料の増産を図るなど、自給率の向上を目指すことが必要であり、畜産担い手総合整備事業の継続実施により、草地、牧草地再整備など経営基盤の強化を図ってまいります。現在の危機を乗り切るために市としてできることについてでありますが、関係機関、関係団体とともに、国・道などの支援に即応し、生産者への情報提供などを行うとともに、独自の取組といたしましては、引き続き市内の事業所、市民に理解、協力をいただく中で、消費拡大の取組を進めていくことが重要だと考えています。生産現場や各種農業団体の統一した意思を、また危機意識の共有を図るための集会等の開催についてでありますが、昨日の大西議員に御答弁させていただきましたが、現在、新年度においてどのような体制、規模、内容で実施することがより効果的なのかなど、関係機関と協議しているところであります。私からは以上です。

答弁 経済部長 鴻野弘志(経済部長は2024年3月まで)

私からは酪農畜産の未来への長期展望等についてということで答弁申し上げます。この酪農畜産の長期展望、これを俯瞰するとき、やはり地域連携の強化と酪農畜産経営の持続的発展が、重要であると考えているところであります。そこで、まず地域連携の強化では、農家戸数が減少する中、労働力の確保が大きな課題でございます。この課題を解決するため、コントラクターや公共牧場、TMRセンター、酪農ヘルパーなどの営農支援組織を活用した省力化が必要であり、併せてこれらを推進していく所存でございます。また営農支援組織における労働生産性向上のため、スマート農業技術の活用を推進し、人材確保のための雇用条件の改善や、地域おこし協力隊など、人材の有効活用に向け検討を進めたいと考えているところでもあります。さらに離農などにより、地域から重要な生産基盤である、経営資源が失われることがないよう、後継者や第三者などへの円滑な事業継承が行われるよう取組を推進いたします。次に、酪農経営及び肉用牛経営の持続的発展では、牧草やサイレージ用トウモロコシを作付けする自給飼料生産基盤をベースとした畜産経営をさらに発展させ、良質で低コストな飼料生産、利用の拡大を推進いたします。海外から輸入する配合飼料価格の高騰など、様々な情勢変化の影響を緩和するため、国産濃厚飼料等の生産利用拡大の取組を進めていくことが重要であると考えております。こういった取組などを推進するためには、改めて関係機関、関係団体との協議を進め、全体で共通認識する中で、地域一丸でこの難局を乗り切れなければならない、このように考えているところでございます。次に、国に対する要請活動等に関してでございます。私のほうからは具体的な一点申し上げたいと思いますが、北海道市長会による令和5年度の要請内容には、自由貿易協定等に対する対応についてという項目で農林水産分野における重要5品目、米、麦、牛肉豚肉、乳製品、甘味資源作物でありますが、これらについて再生産が可能な国境措置の確保、こういったことが盛り込まれているところでもございます。私のほうからは以上です。

答弁 市長 渡辺英次

私のほうからは、未来の長期展望のところで、私の国に対する要望活動についての姿勢に関わる御質問ありましたので、その点について御答弁させていただきます。本市においての、今回は酪畜関係の令和5年度の政策につきましては、先ほど徳竹課長のほうから申し上げたとおりであります。また今回の酪農畜産が危機的状況に追い込まれている、いわゆる七重苦という部分は、山居議員御指摘のとおり、国の制度によるものが大変多くなっていると感じているところでございます。またこのたび、昨年ロシアのウクライナ侵攻が始まってから、いわゆるお金を出せば安く買えると言われていた外産食材等々、燃料も含めてですが、これは場合によっては入らなくなる可能性もあるということで、本当に国民の多くの方も食料安全保障について、感じたところではないかと考えています。現在は生産者である事業者の皆さんはもちろんでありますし、消費者の皆さんも大変値段が高いということで、今大変な、日本全体としての危機に陥っているということは重々承知しておりますし、今、部長から申し上げましたが、北海道市長会ももちろんでありますが、例えば上川地方総合開発期成会もございます。ありとあらゆるところの団体で、常にこういった要望活動は声を強める必要があると思いますし、昨日も大西議員からも御提案ありましたが、地域としての、そういった活動についても調整をしていきたいと考えています。1年半、要望活動、国のほうにも何度も行きましたが、単体の自治体でやれる要望活動と、このような国政に関わる部分は単体の自治体で行っても、本当に力が弱いということは重々承知していますので、御提言の内容を含めてしっかりと心に秘めながら、国に対して声を加えていきたいと考えているところです。以上です。

質問 14番 山居忠彰

酪農、特に酪農は、俗に1000日産業とも言われます。1000日というのは3年間ということですけれども、牛が、子牛が生まれて、すぐ乳を出すわけではないんです。子牛を育てて、乳を出すまでに3年かかるということです。お金になるのに3年かかるということです。それまではただ餌代がかかって、暖房費がかかって、輸送費がかかるというだけなんです。だからお金がかかる。だから、もうこれ本当に生き物ですから、食事与えなきゃいけないですし、ふん尿の処理もしなきゃいけないですし、もういろいろ病気もありますし、常に見てなきゃいけないわけですよ。これ本当に、毎日毎日経費がかかっているわけです。だからこれ待ったなしなんです。だからこれ危機だというのは、特にそこの部分なんですよね、これ待ってられないんですよ。のんびりしていて、3年も待っていたら本当にみんな死んでしまうんです。干からびちゃうんです。だからこれはもう物すごく急ぐ話だということと。もう一つは、そのことを理解していただきたいということと、やはり市長も、それから担当も、情勢についてはある程度やはり理解してくださっているということで、この点については感謝申し上げたいと思いますが、ただ、やはり昨日の大西議員のお話の中にもありましたけれども、やはり士別市は基幹産業農業で、ほかの酪農地帯よりも先に、この上川北部では先に声を上げなきゃ駄目だと思うんですよ。これ待ってたのでは駄目だと思うんですよ。ですから、やはりここは渡辺市長のリーダーシップを発揮していただきたいということで、今、先ほど検討されているとお話ありましたけれども、これは課長のところではどんな検討されているのかということが一つと。それから市長には検討の先行かなきゃ駄目です。やはり昨日もちょっとありましたけれども、しっかりと守っていくんだという決意表明がやはり必要だと思います。これをこの議会での決意表明をしていただければ幸いに思うところでございます。よろしくお願いします。

答弁 畜産林務課長 徳竹貴之(畜産林務課長は2023年3月まで)

ただいまの再質問にお答えさせていただきます。昨年第4回定例会以降、関係する機関JAの担当部署のほうと、協議をしてきております。その中で、先ほどお話をさせていただきました新年度において、どのような形、内容でやることがより効果的なのかというところを担当、事務方的にも協議をしてきておりますし、またそういったしかるべきときを探りながらやるということと、併せて先ほどもお話させていただきました消費活動、これについては早急に単独でもできることであろうということで山居議員のほうからありました、今月の朝日での消費活動運動、そこに合わせまして年明けになりますが、新年交礼会ですとか、士別の雪まつり等々、冬のイベントの中でも併せて消費拡大ということで一般市民向け、そして今年については事業所向けの取りまとめをさせていただきながら、多くの事業所、そして市民の方々にも御協力をいただいているところでもありますので、引き続き情報を共有する関係者プラス一般市民の方々も含めて、情報を共有する危機的意識を持っていくということについては、事務レベルでも鋭意、協議をしてまいりたいと考えています。以上です。

答弁 市長 渡辺英次

山居議員から決意ということでいただきましたので、少し述べさせていただきます。まず直近で言いますと私が首長になる頃から、ちょうどその水活の問題ございました。水活についても早々に我々のほうは、この上川管内、国のほうに要望活動を行ってまいりました。それから今お話ししたとおり、物価高騰に関することもそうですし、あとはいわゆる3白の部分です。質問の中にもありましたけれども、糖価調整制度ということで、ビートの今、5年間で9万トンですか、減少という国からの方向性も出ていますが、これについても早々に国のほうに要望活動を行っております。そのときに、これもいろいろなこの捉え方はあるのかなと思いますが、私は全ての農業を守るということは、もちろん農業者の方を守るだけではなくて、あるいは士別市民の食を守るだけではなくて、日本人の食を守るんだという、そういった気持ちで要望活動をこれまでずっと取り組んでまいりました。何ていうんですかね、首長という立場ですから、市内の農業者のことだけを考えればいいんだという御意見もあるかもしれませんが、私は今お話ししたとおり、例えばこの13.7万トンの件もそうですが、輸入と国産、国産があるときに、こちらを優先するというのが、完全に国の政治的な部分だと思いますので、私にはそういう権利はございませんが、要望活動する権利はありますので、しっかりと、日本の食を守る、この国を守るという部分、強調しつつ今年はさらに要望活動を続けていきたいと思います。また山居議員御提言のとおり、特にその生き物に関する分野につきましては、急ぎますので私も早々に動けるように、周りの自治体首長のほうに話をかけながら、要望活動で声を強めてまいりたいと考えています。以上です。

質問 14番 山居忠彰

どうぞよろしくお願いいたします。終わります。

出典:士別市議会 令和5年第1回定例会 2023年3月8日 議事録 PDF(23ページ) 間違いを知らせる