みんなの議会

士別市議会 令和4年第3回定例会 2022年9月13日

各世代における社会教育事業の状況について

2022年9月13日、士別市議会の一般質問で、石川陽介議員が「各世代における社会教育事業の状況について」質問し、生涯学習部長 三上正洋が答弁しました。

質問者
石川陽介 議員
答弁者
生涯学習部長 三上正洋

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 2番 石川陽介

次に、社会教育事業の状況につきましてお伺いいたします。人口減少をはじめ、様々な問題や課題が乱立する中、住民も事業者も行政に頼るだけでなく、自ら課題解決や住民同士で力を合わせ、問題・課題解決をしていくために、市民自らが暮らしをつくり、楽しむこと、暮らしを守るために助け合う共助、そのためのつながりづくりをさらに充実していく必要があるかと考えます。そのためにも社会教育が非常に重要になると考えます。このことから、社会教育事業の状況につきましてお尋ねいたします。4月末に士別青年会議所が主催されたキッズチャレンジタウンという事業にお手伝いという形で参加いたしました。御存じの方も多いかと思いますが、市内の小学生が会場の士別市総合体育館に集まり、11個のブースに分かれ、ローテーションをしながら働かれている方々の下で職業体験を行うといった事業でした。人数は小学生が38名、体験ブース・ボランティアを合わせた運営スタッフが約40名、合わせておよそ80名が関わる事業となっておりました。小学生は初めて知る業種、初めて行う体験に触れることで目がきらきらしておりました。参加している子供たちと話をしていると、将来警察官になりたいな、でもお花屋さんもいいななど、市内で働かれている方々の職業、人柄に触れ、尺度は測れませんが、将来働くことが身近になっていることが伝わってきました。恐らく教えていた方々もどのようにしたら限られた時間の中で小学生が楽しみながらその職業に触れることができるかと、相当に頭を使い、工夫を凝らしたことかとお察しします。社会教育士の資格を取得する際に、社会教育主事講習を受講いたしました。講義の中でもまずは企画側が楽しむこと、というお話がありました。まさに企画側が工夫を凝らし、楽しみ、参加していた小学生たちも楽しむことができたこの学び合いの機会は非常によい事業でした。事業の締めに小学生に取ったアンケートでは、体験は楽しかったが100%で、士別にある仕事を知ったは86%でした。子供たちが地域の職業に触れること、地域の大人と顔を合わせること、子供同士で時間を共有すること、体験を担当した大人は子供のことを考え、主体的に体験をコーディネートしたこと、運営ボランティアを含め、大人同士でも時間を共有すること、ボランティアの方々も事業の一員になったとつながりを感じることなど、この学びあい事業によって様々なよい影響が生まれていたかと感じております。少し具体的な話となりましたが、本市では生涯学習のまちとして、第2期士別市人づくり・まちづくり推進計画が策定されております。その中には人とまちが生き生きと輝き、健やかで心豊かに暮らすためにという生涯学習の理念が掲げられております。その生涯学習には、家庭教育、学校教育、社会教育とあります。家庭教育や学校教育も重要であることはさることながら、重ねてにはなりますが、今、社会教育が非常に重要になっているのではないかと私は感じております。そもそも社会教育は学校のように指導要領などが決められておらず、自分たちでつくる、自分たちで企画するような活動で、参加も不参加も自由な活動のことを指すと存じます。この社会教育の目的としましては、大きく分けて人づくり、地域づくり、つながりづくりがございます。本市としても全国の市町村同様、つながりの希薄化や地域の担い手不足をはじめとし、市民自治にかかる共助が不足してくることなど、様々な課題が出てくることかと存じます。この様々な課題を解決していくためには、行政ももちろんのこと、市民自身が解決するための行動を起こさなければ解決されないと考えます。これらのことから、市民自ら自分たちの暮らしをつくり、守っていける共助、市民自治を進めていくためにも、市民の主体性を高めていくためにも、社会教育に力を入れなければいけないと考えます。前置きが長くなりましたが、コロナウイルス等感染症がなかなか収まらない中、くしくもこれまでたくさんの事業を中止・中断してきたことかと存じます。今年度におかれましては、青少年からシニア世代まで、または世代横断も含め、どのような社会教育のソフト事業を行っていて、どのような状況かお知らせください。また併せて、それらの事業の中で、市民が企画側に回るような主体的な活動をされている事例がありましたらお知らせください。以上です。 (降壇)

答弁 生涯学習部長 三上正洋(生涯学習部長は2025年3月まで)

ただいまの御質問にお答えいたします。世代別の主な社会教育事業の実施状況について、最初に青少年を対象とした事業についてです。土曜子ども文化村は小学4年生から6年生までの児童が文化体験のほか、職業体験、自然や歴史を学ぶ体験の機会を提供するため、年間18回開催しています。今年度はバルーンアート体験、新聞記者体験、川の生き物観察などを実施しており、8月末時点で計11回、延べ106人の参加がありました。それぞれ社会教育団体や企業などに対応いただき、新聞記者体験での写真撮影や建設業体験のかんながけなど、子供たちの興味・関心を高める特色のある内容が実施されています。今後は油絵体験や綿羊牧場の見学、雪と氷の実験などを予定しています。チャレンジ寺子屋は小学3年生から6年生の児童を対象に、夏休みの3日間の日程で延べ69人が自主学習として宿題に取り組んだほか、交流の時間には社会福祉協議会の協力によるボッチャ体験や士別翔雲高校生が企画したゲームなども楽しんだところであり、冬休みにも実施する予定です。また、中学生を対象としたオリンピアン教室や小学3年生を対象に合宿入りしている実業団チームに指導していただく陸上教室など、スポーツ関係においても体験的な学びの機会を提供しています。これらのほか、こども夢トークや子ども議会なども実施しているところであり、現在はコロナ禍であって中断している、みよし市派遣交流事業なども含め、今後も有意義な学習機会の提供に努めてまいります。次に青年層を対象とした事業です。その一つにまちづくり塾があり、主に40歳以下の勤労青年等を対象としていますが、本年度は第7期として9月から塾生の募集を開始しました。今回から塾長を市長から教育長に変更し、実質半年であった学習期間を令和4年10月から5年9月の1年間でカリキュラムを組むこととしています。内容の主眼としては、地域を改めて知る、仲間づくりなどを通じて、自ら学び、考え、他者との協力の下に行動する人材の育成に努めてまいります。次にシニア世代の学びについてです。つくも大学から形態を変更して実施している学び舎つくもでは、登録制による60歳以上の方がICT教室や北海道開拓の歴史、市内施設見学など、生活に関わる身近な内容を中心に学習活動を展開しているところであり、8月末時点で延べ358人の方々が参加しています。また本年度は合唱とスマホ事業の自主活動グループが結成され、仲間づくりにも広がりが生まれています。このほかにも全世帯、全年代を対象とした睡眠と健康をテーマにするなどの公民館講座や博物館による自然観察会なども開催しているところです。今後においても生涯学習の理念の下、士別市教育大綱における社会教育の基本目標、市民が生きる喜びを実感できるような学びの機会を充実させるため、地域の資源でもある多様な人材の力も発揮いただきながら、より有意義な事業実施に努めてまいります。また、先ほどSNSの部分で補足説明をさせていただきます。先ほど、私のほうから、様々な裾野の広がりということで話をさせていただきました。サークルメイトの部分でいけば、サークルメイトを活用した様々な市民団体があって、その方々から意見やアンケート等をいただきながら、裾野の広がりを展開していきたいと思っております。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)

質問 2番 石川陽介

今、青少年から青年、そしてシニア世代というところで事業の事例をお聞かせいただきありがとうございました。やはりどうしても社会教育事業の中では、学ぶというところが、もちろん、まず第一歩となっておりまして、実践というところがなかなか、実践の事業というのが難しいのかなと個人的にも思いますが、こういった実践ができるような事業がこれから増えるのか、もしくは事業の中でそういった場面が出てくるようになっていくことを願って、私は今回の質問を終了いたします。

出典:士別市議会 令和4年第3回定例会 2022年9月13日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる