置戸町議会 令和2年第6回定例会 2020年6月28日
新型コロナウイルス感染症による学校教育と社会教育事業における影響について
2020年6月28日、置戸町議会の一般質問で、澁谷恒壹議員が「新型コロナウイルス感染症による学校教育と社会教育事業における影響について」質問し、教育長 平野が答弁しました。
- 質問者
- 澁谷恒壹 議員
- 答弁者
- 教育長 平野
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 澁谷恒壹
それでは通告にしたがいまして、私は教育長へ新型コロナウイルス感染症による学校教育と社会教育事業における影響についてということで質問をいたします。日本では1月末よりコロナウイルス感染の影響が出て、4月から5月がピークかと思われましたが、札幌市とその周辺地域がいまだに感染者が出ており、なかなか収束できない状態が続いております。オホーツク管内はここしばらく感染者が出ていませんが、今は規制が緩和され、人の往来が始まり、油断はできないと思います。本町でもコロナウイルスによる商工業者に対する多大な影響を与えております。この事態は当然将来ある子どもたちへの影響を考え、教育現場では対応を進めておられると思います。学校教育現場の授業日数の不足を今後どのような取り組みで授業日数不足を補っていくのか。特に入学してすぐ休業となって、小学校1年生は2ヶ月あまりの休業により影響が出ていないだろうかと危惧しているところであります。町の事業にも多々影響を受け、中止のイベント等も軒並み出ております。長い休業により、子どもたちへの心のケアが必要な子どもたちもいると思います。どの学年の児童生徒も大事ですが、その中でも小学校1年生と中学1年生が大事であると思います。また受験を控えている中学3年生の授業日数不足が受験に影響がないのでしょうか。また通年行われている各行事である小学校、中学校の運動会、学芸会、中学校の学校祭、また小中のそれぞれの卒業生である6年生、中学3年生の修学旅行などが中止あるいは検討中とお聞きしております。学校の現状をお聞かせ願いたいと思います。次に社会教育事業ですけれども、これにつきましては、施設では使用するにあたっての規制がいろいろあり、思うように行事もできない状態が続いておりますが、北海道からコロナウイルス感染予防のための施策が今までに数回発表され、それに基づいた内容で置戸町も規制しておりますが、特に密になりにくい屋外での活動はもう少し北海道で発表している規制より緩和しても良いのではないか、42また、そうすべきと思います。先日の報道では非公式かも知れませんが、各振興局の対応も検討していると言われております。本町でもそれらの内容を精査しながら進めるべきと考えますが、今後の社会教育事業全般の取り組み、進め方についてもお聞かせ願いたいと思います。
答弁 教育長 平野
新型コロナウイルスによる学校教育と社会教育事業における影響はということについて、あのお答えさせていただきます。管内はコロナウイルスについては、あのなんとなく収束の状況がなんか見えてるような気もしますが、札幌ですとか、あの東京、さらには外国、アメリカあたりに目を向けると、まだまだ収束の気配はないなぁと。北海道でいうと第3波も来るんではないかというふうに、とてもあの今心配しているところです。3月の卒業式、そしてあの4月の入学式、それぞれ卒業生、入学生がこう自分が今まで目にして、そして自分の式はこんなんだろうというふうに思い描いていたあの式を挙行することができなくて、あの本当に中学校の教員もやっていたこともあって、非常になんか悲しくて、今でもあの悔しい思いが残っています。今はあの来年の3月、子どもたちがごく当たり前に思っている卒業式。在校生がいて、そして保護者がいて、たくさんの祝福に満ちた会場で式が挙行されることを何よりも願っているところです。今年度4月6日にあの小学校、中学校ともに入学式を挙行しました。どうにかスタートできましたが、2週間授業ができました。でも、あの4月16日に政府から緊急事態宣言の対象地域に指定されて、北海道知事から一斉休校要請もあって、4月22日から5月31日まで休校としました。ただ、休校期間は5月31日までですが、ゴールデンウィーク明けの5月7日からは地域の感染状況に応じて分散登校が可能となりました。それで小中学校と協議を進め、置戸町は可能な限り授業時数を確保していこうという方向で、最初は全学年週2日で午前授業を行いました。最終週には5時間授業で、さらに小1、小6、中3については週3日の登校に増やすなどして、6月1日からはあの通常授業がしっかりとスタートできるようにしようということで進めました。あの今年度から小中一貫教育があのスタートしました。対応については小中学校で協議を進める中で、共通理解を図りながら、あの決定していきました。あの2月末からの休校によって、各学年自習部分が出たんですけれど、小学6年生の部分については中学校とあの滞りなく引き継ぎを行うことができて、未履修部分では中学校であの学習をしっかりと終えることができました。また、あの休業中の生活指導、指導計画を踏まえた適切な家庭学習の提示、登校日の感染予防対策、スクールバス運行の調整、給食提供などについては、あの小中で協議を進めて、一貫した対応を取ることができました。ですので、小学校はこうなのに中学校はこうなのっていうような声は聞こえてきませんでした。あの小中一貫校としての機能を効果的に発揮することができたというふうに評価しているところです。現在の子どもたちの状況ですが、これまで経験したことのない長い休校期間をかけて過ごしていたので、あの不登校なども心配されましたので、学校の方には一人ひとりしっかりと見て、心のケアにあたってくれということを話してお願いしています。あの感染予防対策の徹底で活動が本当に制約されている状況ですが、もっともこの心配していた小学1年生も元気に登校して、しっかりと授業に向43かって学校生活を楽しんでいるという報告を受けています。次に2ヶ月半の休校期間による授業時数の不足についてですが、各学年30時間から50時間不足が出ています。中学3年生については90時間不足しているような状況です。あの、回復については冬期のインフルエンザ、さらに大雪による臨時休校等も見越して回復の時間、措置が必要だというふうに考えてます。そこであの各学校において各学年、各教科の授業時数を精査し、必要な時間数を確保するために夏季休業や学期間休業から10日程度短縮して授業に充てることが必要だというふうに判断してます。小学校と中学校1、2年については8月5日まで、中学3年については8月7日まで5時間授業を実施します。あと小学校については学期間休業の9月29日、30日の2日間も授業を実施することとしています。次に行事についてですが、運動会は練習時間が十分取れなかったこと、さらに感染防止対策からこう出来なくなった競技も多く出てきましたので中止としました。学芸会、学校祭は今後の感染状況を踏まえて、日程や内容、感染対策を検討の上実施する方向で考えているところです。ただ一番の課題は保護者を入れての会場が密になる部分、特に小学校について、その部分についてどう対策するかっていうのがちょっと今大きな課題です。あと修学旅行についてですが、修学旅行は想定される事故についての対応ときめ細かな危機管理対策のマニュアルをもって実施しています。今年度はコロナ対策があって、あの医療機関との連携が即座に取れる体制を取るなど、出来る限りの万全の危機管理対策を取って実施させます。今のところ、小学校は8月26、27日、旭川方面、中学校は9月15日から18日、宮城、岩手で準備を進めているところです。最後に、一番気になる高校入学選抜についてですが、当初あの試験内容なんかは短くするというような情報もあったんですが、日程、試験内容については従来と変更しないという旨の通知が来ています。このことから一部分をあの未履修にすることはできなくなりました。ですので、標準時数をクリアするための必要時間数を確保、またあの授業以外で学習活動を授業時間として指導計画に位置付けるなど、そんな柔軟な対応を取りながら入学者選抜に影響が響かないよう必要な措置をしっかりと講じていくよう学校の方に指導しているところです。今後はすべての児童生徒が学習指導要領に示された、それぞれの学年でやらなければならない学習内容をしっかりと学習できる、そんなあの指導方法の一層の工夫改善を行って、教育課程を編成して適切な対応をとっていきたいというふうに考えているところです。次に社会教育施設関係についてお話をします。今日まで社会教育関連施設の対応については新型コロナウイルス感染症対策本部の会議の中で置戸町としての方針を定め、対策をとってきたところです。具体的な対策については近隣の北見市、訓子府町、津別町、美幌町と情報を交換をしながら道からのガイドラインに沿って進めてまいりました。最初に置戸町における社会教育関連施設の現状ですが、スポーツセンター内のトレーニング室以外はガイドラインに沿った感染対策を実施して、使用可能または開館となっています。現在閉鎖しているトレーニング室も北海道スタイル、新北海道スタイルに基づいてフィットネス関連のガイドラインを参考に感染対策及び安全面の対策も徹底することを前提に、7月1日の使用再開を目指して準備を44進めているところです。屋内屋外施設とも対人距離の確保、マスクの着用、手洗いの徹底、体調の管理などの安全対策を施した上での使用としています。何よりも大切なのは利用者個々の感染対策意識というふうに考えてますので、あの注意喚起も併せて行なっているところです。会議、あと事業の実施については、3密を回避するなどのガイドラインに沿った基本的な安全対策の徹底が図られること。さらに施設も収容率50%の人数とその規制を受けての実施可否の判断をしていかなければならないと考えています。主催者側にもその観点で判断していただくことになります。社会教育課所管の主催事業や共催事業をはじめ、関係事業の今後の進め方については、ただ今申し上げたことを基本に関係機関と協議の上、実施の可否について決定していきたいというふうに考えています。参加者が多い事業やイベントの実施については、3密回避の観点と施設のキャパシティの問題等から実施はまだ難しいというふうに考えてますが、小規模な事業等については安全対策を施しながら実施は可能というふうに考えています。最後に今回実施した施設閉鎖、感染防止対策について、本当に町民の方々にご不便をとても多くおかけしたというふうに思ってますが、本当にご理解をいただいて、しっかりと協力していただいて、滞ることなく、あの速やかに実施できたなということで、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。〇岩藤議長。
質問 5番 澁谷恒壹
今、まぁ現況をお聞きしたわけですけれども、授業とか登校についてはまぁ順調に来て、なんとか子どもたちも元気に登校していると、そういうお話を聞きまして、その部分につきましてはまぁ安心しているわけですけれども。聞くところによりますとですね、結構進み具合、教科の内容の進み具合が、まぁいつもよりは若干早めに先生方も進めてるようなこともお聞きしております。したがって、それによってついていける子とついていけない子、はっきり言いますと、そういうような事柄がないとは言えないらしいですから、その辺を考えますと毎年社会教育の方でやってましたか、あのサポート、夏休み・冬休みのサポート授業でしたか、支援する勉強のですね、そういったことのやはり必要性が出てくるのかなと。それはその休みに関係なくして、これから来年度の3月末までにそういった対応を土日も含めて、あるいは祭日も含めて、もしやれるような状況になれば、そういうことも考えていかなければならないのではないかなと。そのためにはやはり人員とか人の用意がございます。当然予算も絡んでくると思いますけれども、これらについては町内にもそれなりの資格の持った方、あるいは定年退職された方もいると思いますので、そういった方々を向けてはどうなのかなと。その予算については、先程来コロナの関係の予算はいっぱい出ております。その中でどれを見ても教育関係にはひとつも出ておりません。こういったものが第2次、国の方のこれから出る2次、3次の方で出てくるのかどうか分かりませんけれども、私はそれを待っていたんじゃ子供たちのためにはならないのかな。むしろ今町独自でもいいからそういった手立てをすべきじゃないのかなと。やはりここで学力の差がつくということになれば、やはり置戸町の教育に果たしてどうなのかなと。この小さな地域でそういうところまで目配り、気配りのできる予算配分なり、自治体としての小さな町のい45いところって言いますか、実現できるんじゃないのかなと。そういうことで、提案みたいな形になろうかと思いますけれども、ぜひですね、これらは町長の方に教育長が進言するなりしていただきたいなと。実際その子どもさんにも何人か聞きましたけれども、私はあのついていってますと。ですけれども、ついていけてない人も多分いると思いますっていうような話もしていましたし、確かに今までの授業の時間の勉強の内容の速度とは結構早いそうなんで、その辺はやはり十分教育委員会としても考えていかなきゃならないことじゃないのかなと、そう思っております。あと、将来的にはやはりこれからもこういうコロナっていう想像もつかないような事柄が起きないとも限りませんので、やはり今これについてのネットの環境整備、これらはまぁ昼前の話ではそういったことも何か新しく国の方から整備する光回線の関係とか出てきているそうですので、ぜひともそれはやって、それはこれから先に向けてのことでやっていってほしいんですけれども。今やってもらいたいのは、やはり今の子どもたちの遅れてる部分を何とか元に戻すと言いますか、そのような環境づくりに、今の単年度の今の予算の中で考えていただければなと、そういうことでお願いをしたいなと思っております。次に社会教育事業の関係ですけれども、これらもほとんどが各団体の諸行事、あるいは全町民を相手に、または町外の人たちも対象にした行事がほとんどで、社会教育事業としての内容のものがほとんどできないような状況になってきていると。大変難しいことだと思いますけれども、何とかそれらも一つでもできるような方向で検討してやっていただきたいなと。特にですね、スポーツ関係についてはもう少しやれるような感じしないわけでもございませんので、建物の中でやるスポーツとは違いますので、外の部分についてはもう少し考えていただきたいなと、そんなふうに思っております。これであのスポーツ熱なり、いろいろそういった施設があるのに、今回を機会にスポーツ離れもこれ大変かなと、そういうことも考えられますので、十分検討していただきたいなと思います。あと教育にはよくあの費用対効果がどうのこうのっていうことを、たまにそう申し上げる人もおりますけれども、私は教育の関係については、社会教育も含めてですけれども、あんまりそちらの方に追求するあれではないなと。むしろ人づくりはまちづくりというくらいですから、そういうところを十分踏まえて進んでやっていただきたいなと思います。もし、そういうことで、この関係についてですね、何か教育長の方からもう一度あればお願いしたいなと思います。
答弁 教育長 平野
最初に子どもたちの授業の遅れを回復するために、もっと複数のスタッフでという話がありましたが、現段階で標準時数確保については、あの夏休みを利用しての授業で確保できるかなというふうに考えてますし、また、あの現在の授業状況ですが、小学校においては担任、それから支援の先生、学習支援員の先生、あの複数でこう入ってますので、あの遅れている子どもたちにはどうにか目が行き届いてる状況ではないかなというふうに考えてます。ただ、今後は特別支援員の特別な支援を要する子どもたちが増えてくる傾向にあるので、特別支援員の先生を今後増やしていくことも考えていかなければならないかなというふうに考えてます。あと、あの今回のこのコロナウイルスの関係で一番の大きな課題は、今議員の方からもお話ありましたが、あのICTを活用した家庭学習を課すことができなかったということです。リモート学習が46可能となる各家庭の端末の保持や通信環境を早急に整えていかなければならないというふうに考えてます。現在あの1人1台にコンピューターのタブレットを持ち帰れるように与えるべく、準備を進めているところです。ただ、あの与えてもなかなかそれが利用できない子どもたち、与えてもそれを利用することのできない通信環境にあるというような大きな課題がいくつかありますので、町長部局と協議を重ねながら、あの実現に向けて、あのスピード感をもって取り組んでいきたいというふうに考えています。あと、あの遅れているので、あの勉強勉強勉強というふうになって、いろんな子どもたちが創造的に楽しく過ごす時間が削られる傾向にあるので、それはできるだけの確保をしてくださいというふうに、今から学校の方にもお話しているところです。あとは社会教育の関係については、今後あの感染の状況もありますが、できるだけ通常の利用状況に近づけていきたいというふうに考えてます。ただ、あの第3波の気配が感じられた時には、すぐに対応を取って、感染防止対策を取っていくような準備を進めながら、今後に向けてやってきたいというふうに思っています。〇岩藤議長。
質問 5番 澁谷恒壹
今、教育長から前向きのお話もいただきましたし、今後やはりこういうことがやはり想定されるということですので、十分やはり今後のためにもですね、子どもたちのためにもやっぱり先頭に立って、学校教育並びに社会教育の方には頑張っていただきたいなと思いますし、町長にはコロナ対策の中でもし、教育の方にも向けられる部分があるとすれば、ぜひ取り入れて進めていっていただきたいなと、そのように要望いたしまして私の質問を終わりたいと思います。