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士別市議会 令和3年第4回定例会 2021年12月14日

令和4年度予算編成方針について

2021年12月14日、士別市議会の一般質問で、谷守議員が「令和4年度予算編成方針について」質問し、市長 渡辺英次が答弁しました。

質問者
谷守 議員
答弁者
市長 渡辺英次

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 9番 谷守

令和3年第4回定例会に当たり、通告に従いまして一問一答にて一般質問をさせていただきます。1点目は、令和4年度予算編成方針の考え方等についてお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。令和4年度予算編成は、渡辺新市長誕生の下、最初の予算編成であり、本市の最上位計画である士別市まちづくり総合計画の5年目となります。したがって、ローリング後における前期実行計画のスタートとなる重要な年であることからも、展望計画期間を含めた8年間をしっかりと見据え、併せて、2年目となる財政健全化実行計画の取組を着実に遂行していくため、総合計画と歩調を合わせた事業の展開が求められるところであります。新年度においても依然として新型コロナ感染症の影響は不透明な状況であり、感染症対策と社会経済活動の両立に向けた万全な体制を取らなければならないことは言うまでもありません。ところで、令和2年度の一般会計の決算は、さきの決算委員会で報告がなされたとおり、歳入総額190億6,380万円、歳出総額190億1,126万円、差引収支5,254万円、令和3年度に繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は約4,000万円の黒字となりました。歳入では市税が僅かに減少しましたが、地方交付税が増加したことや歳出においては、病院事業会計の補助金の縮減や感染症による未執行事業などの影響により、4年ぶりに財政調整基金を取り崩すことなく、逆に約2,000万円ほど積み増しができたところです。3年度から実施している財政健全化実行計画を進めていく上では、2年度に取崩しを予定していた2億9,700万円の基金取崩しを執行せずに済んだことは、幾らか明るい材料であることと思います。そこで、まず令和3年度の決算予想について確認したいと思います。3年度も引き続き財政健全化実行計画では1億4,700万円の基金取崩しを図り、単年度黒字化を計画しているところですが、今の段階でどのように収支状況を見込んでいるのでしょうか。毎年お聞きしており、今後決定される特別交付税や地方譲与税交付金などの動向により不透明な点もあることと思いますが、可能な範囲でお知らせいただきたいと思います。次に、4年度予算の基本的な方針について、確認したいと思います。予算編成方針は11月9日付で市のホームページでも掲載され、毎年示されているところでありますが、4年度の予算編成方針として、その特色というか、特に留意されている点について説明いただきたいと思います。前述のとおり、財政健全化実行計画の2年目の重要な期間であり、公債費の償還もピークとなることからもお聞きするところです。最後に、市長政策の実現に向け、それをどのように予算編成に取り組み、反映させていくのかについてお聞きしたいと思います。何度も繰り返しになりますが、ありとあらゆる縮減策等を駆使した財政健全化実行計画の途上で、市長政策の財源などをどのように捻出していくのか、具体的数字などは、今後予算案に表現されていくかと思いますが、その手法や現時点での考え方をお伺いしたいと思います。まちづくり総合計画を基本にしつつ、政策の基本となる市民が豊かにいつまでも安心して暮らせるまちづくりの実現に向け、取組を進められることを期待いたしまして、最初の質問を終わります。 (降壇)

答弁 市長 渡辺英次

谷議員の質問にお答えいたします。まず、令和3年度の決算見込みについてです。現時点での主な歳入の見込みですが、市民税、固定資産税などの市税総額は、新型コロナウイルス感染症の影響をリーマンショック時と同規模と推計し、対前年度予算比7.6%の減で計上しましたが、現時点での調定額の状況から判断すると、大きく上振れをする見込みです。地方交付税については、普通交付税の交付決定額が、基準財政収入額の減少と地域デジタル再生事業費の創設などによる需要増により前年を2.1%上回り、臨時財政対策債と合わせた実質的な交付税額は約72億8,500万円で、3.2%、約2億2,000万円の増額となったほか、現在臨時国会で審議されている国の補正予算第1号においては、普通交付税の追加交付も盛り込まれていることから、交付額はさらに増加をする見込みです。一方、歳出については、先行きの見えない新型コロナウイルス感染症の影響から、本年度は北海道においても5月から2度にわたり緊急事態宣言が発出されるなど、事業の延期や中止、縮減により、昨年度同様一定の不用額が生じるものと見込んでいます。こうした状況下での3年度決算見込みについては、今後決定されます特別交付税や地方譲与税交付金、地方消費税交付金など、各種交付金の動向にもよりますが、財政健全化実行計画で推計した1億4,700万円の収支不足に対して、前年度と同様、財政調整基金の取崩しを停止した上で、収支の黒字は確保できるものと考えています。次に、令和4年度予算編成の基本的な方針についてです。4年度の予算は、私が市長就任後初の予算編成です。予算編成に当たっては、まちづくり総合計画の見直しと整合性を図りながら進めており、現在もオミクロン株といった新たな変異株が出現するなど先行きが見えない新型コロナウイルスに対する感染症対策と低迷する地域経済の回復を最優先課題とし、安全・安心なまちづくりと地域経済の好循環による持続可能なまちづくりに向けて取り組んでいます。あわせて、2年目となる財政健全化実行計画については、各取組の検証に基づき具体的方策を着実に実施するとともに、引き続き歳入の確保や創意工夫による歳出の削減に努めてまいります。そこで、私の政策の実現に向けて、どのように予算編成に取り組み反映させていくのかについてです。私の政策の基本となる市民が豊かにいつまでも安心して暮らせるまちづくりの具現化に向けては、市内経済の極めて厳しい状況下、地域経済の好循環により町を活性化させ、市民福祉の向上につながる取組を進めてまいります。具体的には、地域経済循環分析などを活用した市内経済調査分析の着手や事業名が仮称にはなりますが、住宅建設等への助成事業、学力向上と魅力ある学校づくりに向けた高校魅力化支援事業、地域特性を生かした環境づくりに向けたゼロカーボン推進事業などを実施に向けて協議を進めてまいります。また、新年度予算編成においては、地域内の好循環によるまちづくりの重点枠を創設し、地域の稼ぐ力で活性化を促し、地域内の好循環を創出する事業については優先的に予算化を図る考えです。次に、市長政策に関する財源確保策についてです。新規拡大事業についてはスクラップ・アンド・ビルドが原則となりますが、財政健全化実行計画の検証に基づく効果の上振れ分野、創意工夫による新たな効果のほか、制度変更に伴う財源など総合的に勘案して活用することを想定しております。また、国の地方財政措置や地域の実情に応じた交付金等の活用についても積極的に進めてまいります。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)

出典:士別市議会 令和3年第4回定例会 2021年12月14日 議事録 PDF(10ページ) 間違いを知らせる