みんなの議会

富良野市議会 平成20年第4回定例会 2008年12月15日

(1)新年度予算編成方針について/(2)地籍調査について/(3)福祉灯油の支給について/(4)定額給付金の基本的考えについて/(5)生涯学習センターについて

2008年12月15日、富良野市議会の一般質問で、岡本俊議員が「新年度予算編成方針について」「地籍調査について」「福祉灯油の支給について」「定額給付金の基本的考えについて」「生涯学習センターについて」について質問し、市長 能登芳昭、農業委員会会長 藤野昭治が答弁しました。

質問者
岡本俊 議員
答弁者
市長 能登芳昭、農業委員会会長 藤野昭治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 岡本俊

-登壇-私は通告に従い、順次質問してまいりたいと思います。まず1点目の、新年度予算編成に関する方針について、5点について質問してまいたいというふうに思います。今年度の富良野市の一般会計は平成19年度に実施した地域センター病院改築助成金、国営右岸土地改良事業負担金などの完了に伴い事業費が大幅に減少し、新規事業の、などの抑制、人件費の縮減などにより、前年度比16億5,000万円、13.5%の削減の緊縮予算となりました。財政収入は一般財源において、景気回復のおくれもありましたが、前年同様、ほぼ同額でしたが、地方税、地方交付税が伸びず財源確保に、財源確保に財政調整基金6,000万円、備荒積み立て7,000万円の基金を取り崩し、編成をいたしました。平成21年度、新年度予算においても状況は基本的には変わらず、むしろ富良野においても世界的な金融危機による影響で、消費活動の減少、農業、商業、企業など厳しい状況にあり、市税の現状維持も厳しいと思います。地方交付税に関してでありますが、麻生総務大臣は道路特定財源の一般財源化に伴う1兆円の地方配分に関して、公共事業は道路だけには限らない、地方が一番自由に使える交付税だと強調しておりましたが、道路族の反対に遭い、現在では、空虚なものであります。今月3日、臨時閣議で平成21年度国家予算基本方針を確定、決定いたしました。歳出削減をうたった骨太方針2006年に基づき、閣議了解された概算要求、シーリングでは、原案で堅持としていたの維持といたしました。重要課題推進の活用など、機動的で、かつ弾力的に行うと明記することで、公共事業の削減などを抑える方針を実質上、転換いたしました。自民党と公明党の政権は、2002年度から社会保障費の大規模な抑制を開始し、7年間で1兆6,200億円を削り、さらに、小泉改、小泉改革に取りまとめられた、2006年骨太方針は、社会保障の自然増を2011年度まで5年間にわたり、毎年2,200億円を削り続けるノルマを課しております。毎年社会保障費の削減は、医療、介護、障害者、高齢者を初め、社会的に弱い立場に置かれている人たちが大きな被害を受けております。国民の批判を受け、社会保障費の2,200億円の抑制は、たばこ1本1円の増税で500円の増収、3円の値上げで残り不足分を失業給付費に備えた積み立て、積立金が5兆円に膨らんだので、国庫負担金約1,600億円の削減をする方向でありました。しかし、たばこ税の引き上げは自民党税調では明記されず、社会保障費の方向性は、いまだ不透明であります。公共事業の財源は後年度負担で、消費税も、消費税値上げに結ぶものであります。麻生総理のたび重なる失言、経済政策の第2次補正予算の見送りなど支持率は急落し、麻生総理の求心力を失い、与党と総理大臣とのねじれ現象を起こしております。今は行政のスリム化、無駄な予算を削り、命にかかわる予算の充実、子育て支援の拡大、雇用対策など、将来の生活を、不安を解消することが求められております。このような中で、ことし3月に策定されました富良野市の財政健全化計画とし、計画では21年の財源不足を5億5,000万とし、健全化による改善策、改善額を5億2,100万とし、貯金補てんを2,900万としております。健全化計画は、貯金に依存しない身の丈の合った予算を目指しておりますが、現状では先ほど述べたとおりに、混迷をしている政局、世界的な金融危機による景気後退は税収の確保が厳しい現状であります。現在予算編成には大変苦労していると思いますが、富良野市の新年度予算は前年比どのような予算編成になっているのか、重点政策があればその政策について、またその政策にかかわる予算配分についてお伺いいたします。次に、ふるさと納税についてお伺いいたします。国の三位一体改革で交付税、5兆1,000億円も削減され、都市と地方との格差が拡大し、格差が、格差や過疎などに悩む自治体に対し、格差是正を推進する構想で、2006年に福井県知事がふるさと基金、ふるさと寄附控除導入を提言し、2007年に安倍内閣で導入を発表し、2008年、ことし4月に地方税法の改正により寄附税の形でスタートしました。本来、国の税の再配分機能を果たすべき姿を、骨太方針に基づき削減し、格差を拡大した矛盾を回避する方策といっても過言ではありません。総務省のふるさと納税研究会報告書の中に、寄附に関する公共団体は、寄附の使い道を明らかにし、それがどのような成果につながるかを求めております。法令では規制する性質のものでありませんが、各自治体においては、透明性でわかりやすい自治を推進する必要があるとしております。富良野市は現在、150万ほどの寄附が寄せられておりますが、寄附の透明性を確保する必要があります。自治体によっては、特典を明記した条例も現実にあります。私は活用に当たっては、条例を整備し透明性を確保し、財源とすべきと思いますが市長の見解をお伺いいたします。3番目に農業支援についてお伺いいたします。内閣府は全国の成人男女5,000人を対象に、個別面積、面接方式で、9月に実施した消費者意識調査では、89%の人が食料品は国産を選ぶ。輸入、将来の輸入に対し93%が不安と答えております。農水省統計の農産物物価指数によると、平成15年から19年度までの4年間に、農業生産資材指数総合で8ポイント上昇し、飼料では22ポイント、光熱費では30.2ポイント、肥料では9.2ポイントと大幅に上昇しております。一方、生産物の農産物価格指数総合では、コスト上昇にもかかわらず、9.6ポイントの低下し、価格転用が行われてないばかりか、逆に値下がりが続いております。肥料など価格上昇の要因は、世界的に石油需要の増加、先物取引における投機マネーの流入、世界的に穀物増産に伴う、肥料の需要の増大や、原料、肥料原産国の輸出規制など、ことしは肥料が6割も上昇しております。生産者の自助努力は限界を超えております。国、道は、農業生産資材高騰策、高騰対策を行っておりますが、道が実施する肥料、燃料価格高騰緊急対策資金利子補給金の中で、認定農業者でない農業者に対する利子の一部助成を各自治体に求めております。富良野市では、対象農家戸数が少ないわけでありますが、私はこの緊急対策に富良野市も取り組むべきだと思いますが、市長の考えをお伺いいたします。次に、センター病院の医師確保についた、ついた対応についてお伺いいたします。医師の不足、医師の偏重は、政府の推し進める骨太方針による医療費抑制、医療現場に一方的に過度な経済性の、経済性論理を導入によって、地域の医療の担い手であった自治体病院の経営難、縮小、撤退、医師不足、看護師不足によって医療崩壊が大きな社会問題になっております。さらに平成16年に卒業臨床医療制度がスタートし、道内の大学病院での卒業後の臨床研修医の減少、大学による、大学により地域医療機関への派遣が困難になる、派遣困難による地域において、自治体病院等の医師不足とつながっております。医師不足は医師の過重な労働と、労働となり、医療の現場に暗い影を落としております。北海道は医師の半分が札幌圏に集中し、函館、旭川市を加えると68%を占めております。人口10万人当たりで見た場合、富良野圏域は122.9%、根室、宗谷、日高圏に次いで、4番目に低い地域であります。このような現状で富良野圏の2次医療を守るためには、センター病院の医師確保、看護師確保は重要な課題であります。市民に安定した医療サービスを提供するためには、市として全力で対応しなければなりません。そのためには新年度予算において、医師確保、医師奨励、医師奨学資金を目的に基金を創設すべきと思いますが、市長の見解をお伺いいたします。最後に、総合計画の取り組みについてお伺いいたします。総合計画は地方自治体が長期的な展望のもとで、総合的かつ計画的なまちづくりを進めるための指針となるもので、自治体で策定されるべき計画、上位計画であり、あらゆる分野に関する目標や施策が網羅され、行政面でなく地域住民の役割、関与も言及した総合的な計画と位置づけられております。法的根拠として、市町村は事務を処理するに当たっては、議会の議決を得て、その地域における総合的、計画的な行政の運営を図るための基本構想を定め、それに即応して行うことにしなければならない。地方自治法第4条4項に定められております。この1969年に自治法改正から義務付けられております。現在、富良野市は協働のまちづくりを目指した総合計画も、あと、22年度で終了することになります。時間的に考慮すると、新年度より着手する時期と認識いたしますが、今後のスケジュールを伺い、さらに予算措置が必要と思いますが、市長の見解をお伺いいたします。次に、地籍調査についてお伺いいたします。私は昨年2月、定例会において、地籍調査について質問いたしました。市長は、土地、農地の流動化対策面においても有効性が高いとの認識の、認識を示す答弁でございました。現下の情勢では、財政負担、組織推進体制の問題、利害調整の課題、所要年数が長期にわたる点を指摘し、当分の間は困難とし、将来的な課題と答弁でありました。今の農業は、経済のグローバル化の流れの中で、富良野農業も大きな影響を受け、農業生産価格の低迷、原油価格の上昇に伴う生産資材の価格上昇は、農業経営危機を潜在的に拡大しております。一方では、規模拡大が進み、平均面積10ヘクタールを超えておりますが、農業、農業後継者が全体の25%しかなく、しかいなく、既存の面積を大きく超える農地の流動化は、加速することは明らかであります。スムーズな農地の流動化を図るには、農地の荒廃を未然に防止し、農地を守ることになります。さらに地籍調査は市全体で行うことから、市街地開発、再開発の推進にも役に立つと認識しております。これはあくまでも仮定で、としてでありますが、市街地、農村部合わせて、224.31平方キロメートルとして年数で23年間、職員数で3名とし、事業費、総事業費で約26円との、約26億円との試算とするならば、補助金として国から事業費の50%、道から残り、道から25%、残り25%が市債でありますが、市債の20%は特別交付金となっております。事業実施の市の、実質の市の負担は5%、1億3,000万ほどであります。地籍調査はどの自治体も息の長い事業としてとらえ、多くの自治体も地籍調査を継続しております。財政負担、組織体制、長期的な視点を考えるならば、新たな総合計画で行うべきだというふうに私は思いますが、市長の見解をお伺いいたします。あわせて農業委員会の建議書の中においても、地籍調査の必要性を明記しておりますが、農地の流動化における、農地の確定の現状を、地籍調査に対する見解を、農業委員会会長にあわせてお伺い申し上げます。3番目に、大きな3番目といたしまして、福祉灯油の支給についてお伺いいたします。福祉灯油の正式な名称、事業名は、福祉燃料助成事業でありますが、一般的に福祉灯油の名で広く市民の中で認知されてるいると思いますので、御理解願いたいというふうに思います。この制度は1974年、北海道が設置した制度でありますが、1998年から北海道としての事業取りやめ、市町村単位で制度引き継ぎで行われてきました。財政難に困っている自治体は廃止の方向に進み、2006年では全道で50市町村まで減りました。しかし近年、新興国における経済成長に伴う原油需要が増加する一方、供給余力が伸びないことによる世界的な受給逼迫懸念や、長期傾向をとらえた大規模な投資資金の流入など、さらに昨年後半あたりから世界的な過剰流動性など背景に、原油市場への投機的マネーが拡大し、高騰が加速し、一時、灯油1リットル130円となったところであります。9月議会において対象家庭を拡大し、福祉燃料助成を可決いたしましたが、灯油価格が10月以降、1リットル100円を切り、現在は170円前後の価格になっておる背景もあると思いますが、期限内の申請者は、失礼いたしました。70円前後の価格帯になっておりますが、なっているはいこう、背景もありますが、期限内の申請者は対象者数の半分にも達していない状況と理解しております。支給の目的であり、目的である経済的負担の軽減が図れる期待どおりの成果を得るためには、新たな延長を行い、2月に、2月2日までとしておりますが、より100%に近づけるためには、さらなる延長も必要であり、年末年始など人の集まりを活用し、市民ちゅうし、市民周知を新たに検討した、検討し、100%を目指すべきだというふうに思いますが、市長の見解をお伺いいたします。最後に定額給付金についてお伺いいたします。安倍、福田内閣の政権放棄後、放棄後、何とかなるだろうと、根拠のない期待感の麻生人気で総選挙の勝利を目指した自民党、公明党、選挙管理内閣でしたが、国際的金融危機の影響は、100年に1度の未曾有の経済危機を強調し、政局より政策、スピードが大切と解散権を封じた麻生内閣は、第2次補正予算を臨時国会に提出を明言しておりましたが、通常国会に先送りいたしました。その目玉施策として定額給付金2兆円。この2兆円に関しまして、現在、見送っておるのが現状であります。その間に国内景気は急激に悪化し、非正規雇用者の雇用、解雇計画は3万人に及ぶ中、いまだ景気対策を打ち出す、うち出さず、羅針盤を持たない船のように迷走しております。全国紙通信社が今月8日付けで、麻生内閣の支持率が急落し多くの世論調査では、支持率20%そこそこの厳しい数字、不支持は60%を超え危険水域に入っております。同時に世論調査の中で、毎日新聞社の全国世論調査の中で、定額給付金を評価しないとの回答が70%に上り、他の調査では効果がない80%、与党支持者の72%、野党支持者の90%、無党派層の88%が否定的であります。自民党一部の幹部には支給完了は夏ごろになり、選挙に間に合わない可能性がある。だれかが見直しの引き金を引けば賛同者はふえるだろうと指摘。山崎拓前副総裁は思い切ってやめた方がいい。2兆円もあれば小学校の耐震化事業や雇用対策に使える。支持率回復には政策転換以外にはないと明言しました。交付金の、給付金は公明党の要望を踏まえ、導入した経過、経緯があり、自民党が見直しにかじを切れば与党内の亀裂は避けられない。政策転換が逆に批判を招く可能性もあるとの指摘を受けている論、指摘をしている論評もあります。まさに定額給付金は、経済政策の名をかりた選挙、選挙目当てのばらまき政策であることは明らかであります。いまだ、先の見えない定額給付金でありますが、3点ほど市長の見解をお伺いいたします。1点目は、定額給付金に関する見解。2点目に、所得制限に対する見解。3点目は、年度末支給は業務の忙しい時期に当たりますが、支給に当たり課題、課題についての認識についてお伺いし、1回目の質問を終わります。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

-登壇-岡本議員の御質問にお答えをいたします。1件目の、新年度予算編成についての1点目、予算編成方針の基本的な考え方についてでありますが、新年度予算の枠組みにつきましては、日本経済において、景気が後退局面にある中、国税、地方税ともに法人関係税を中心に、大幅な減額が見込まれており、法人税を含む、国税5税を原資とする、地方交付税の減額が非常に懸念されるところであります。市税につきましては、固定資産税の評価替え等により、本年度と比較して減額が見込まれるところであり、一般財源総額の増額は、難しいと予想されるところでございます。予算編成におきましては、今後明らかになってくる国の地方財政対策や景気対策を考慮の上、歳入に見合う予算規模を基本に編成をしてまいりたいと考えております。次に、新年度予算編成における重点施策と、これに対する予算配分でございますが、富良野市総合計画、後期実施計画の2年目として、計画に沿った事業を進めてまいりたいと、このように考えているところでございます。中でも、喫緊の課題であります医療、福祉、義務教育費につきましては、継続して実施していかなければならない施策であると考えており、これらの施策に対する予算の配分におきましては、国及び地方の経済状況が悪化する中、各施策の実施において潤沢な財源を確保することは、非常に困難であると認識していることから、限られた財源の中で、最大の効果が得られるよう、政策展開に向け、予算編成に努めてまいりたいと、このように考えているところでございます。2点目の、ふるさと納税についてでありますが、ふるさと納税制度につきましては、地方自治体に対する寄附金控除制度の拡充として、本年度、地方税法の改正が行われたところでございます。本制度は都道府県、市町村に対する寄附金のうち、5,000円を超える部分につきまして、個人住民税所得割額のおおむね1割を上限として、所得税と個人住民税を合わせて、全額が控除されるものでございます。各自治体におきましては、ホームページなどを活用して、寄付金の募集を、PRを進めており、本市におきましても、市ホームページにおきまして、制度概要の説明と、本市への寄附を呼びかけてきたところでございます。各自治体の取り組みでは、寄附金を一括管理するための基金創設をするために条例を制定し、寄附者が寄附金の使途を指定できるように、その使途を条例で定めるとともに、その結果の公表などについて定めるなど、ふるさと納税による寄附金の取り扱い、制度化している自治体も見受けられます。北海道によるふるさと納税での寄附金の納付状況調査に結果におきましては、9月末日現在で、道内180市町村中、115市町村に寄附があり、寄附件数で1,898件、総額2億1,700万円となり、寄附のあった市町村の平均では、188万5,000円程度となっております。本市におきましては、12月10日現在で5件、358万5,000円の寄附をいただいたところでありますが、100万円を超える高額寄附が2件あり、今後とも、引き続き継続的に寄附が行われるかは流動的なものとなっております。本市といたしましては、集まる寄附金の額に大きな変動が予定される、想定されること。また、地域づくり推進基金や社会福祉基金など、現有の基金が活用できることなどから、新たな基金の創設や、そのための条例制定は行わず、寄附金の取り扱い方法を整理する中で、ホームページの充実とあわせ、PR手法の拡充を図り、本市へのふるさと納税の拡大に努めてまいりたいと考えているところでございます。次に、3点目、農業支援策についてでありますが、北海道では、11月6日開催の道議会臨時議会において、肥料、燃料、肥料、燃油価格の高騰に伴う農家負担を軽減する目的で、農業金融対策推進費として、肥料、燃油価格高騰緊急対策資金利子補給金の補正予算が議決されたところでございます。その概要といたしましては、農家負担を軽減するため、農協などの融資機関に対して利子補給し、利子の軽減を図るというもので、資金の使途は、平成21年の作付に係る運転資金で、限度額は300万円、償還期間は3年となっているところでございます。これらの融資金の基準金利を3.05%とした場合、北海道と融資機関で2.25%の利子補給を行い、残り0.8%の金利を農業者が負担するものであり、さらにこの末端の農業者負担の0.8%を市町村が負担することにより、実質、農業者の無利子化を図るというものでございます。なお、これらの事業の取り組みにつきましては、現在、北海道において、要綱、要領などを作成中とお聞きしておりますので、対象農家や需要額、さらに事業効果なども勘案しながら、総合的に検討してまいりたいと考えております。4点目の地域センター病院の医師確保に向けた対応についてでございますが、地域医療の充実は、医師確保が最も重要であると認識しておりますが、基本的に理事者である、当事者である地域センター病院が医師確保を行うべきと考えているところでございます。しかし地域センター病院は、総合的かつ公的医療機関として位置づけしていることから、圏域の行政として、地域センター病院からの要請に基づき、医師会と連携して医師確保要請活動を展開をしているところでございます。さらに、医師不足解消に向け、富良野出身者の方への招聘を図るべく情報収集を行いながら、地域センター病院とともに働きかけをしており、成果が出てきているものと判断をしております。成果が出ているものと判断をいたしているところでございます。医師確保につきましては、平成16年度から始まった新臨床研修医療制度の、研修医制度の影響が顕著にあらわれ地方における医師確保は非常に厳しい状況となっております。このことから、国といたしましても、地方での医師確保に向けた対策として、新たに平成21年度の入学定員の拡大等について、決定をいたしたところであり、北海道といたしましても地方における医師の充実を図るため、奨学金制度の創設、自治体病院等の広域化、連携構想について進めているところでございますので、今後とも要請活動を中心に展開し、医師確保に努めてまいります。また、看護師の確保対策についてでございますが、看護師の確保においては平成18年度の診療報酬の改定に伴い、看護基準点数の7対1が新設されたことに伴い、診療報酬の差が大きく変わることから、だいしょ、大都市の病院や大病院での看護師の確保競争が始まり、その結果、地方において看護師不足となっている状況でございます。本市といたしましては、従来から看護学生に対し貸付金制度を創設し、市内医療機関、施設等に貸し付けを受けた期間内において勤務していただくことといたしておりますので、限られた人数ではありますが確保している現況にございます。本制度におきましては、市内での看護師充足を推進するため、今後も継続していくとともに、看護学校としては地元高校から定員推薦枠の拡大、さらに中学生から看護職に対する意識づけ等行うための啓蒙活動として出前講座を実施するなど、看護師の確保に向けて努力してまいりたいと考えているところでございます。次に5点目の、新総合計画の取り組みについてでありますが、平成13年度からスタートしました現在の総合計画は、快適な環境、創造性豊かな人をはぐくむ、協働、感動、生き活きふらのの実現を目指し、各事業の積極的な展開を図り、平成22年度で終了いたします。新たな総合計画の策定に当たりましては、現在の総合計画における現状や課題を総括し、これらの情報を市民と共有し、議論する中から、新たな総合計画のあり方や本市の将来展望を幅広い視点から見出すことが重要であると考えております。そのため、本年度中に庁内組織として、理事者、各部長等で構成する庁内策定委員会を設置するとともに、実務者、職員による庁内ワーキンググループを設置し、計画の策定に着手、着手してまいります。また、市民の視点による現状の課題や問題、将来のまちづくりに向けた幅広い市民の意見を聞くために、各種団体等との意見交換を本年度より順次進めていく予定でございます。基本構想、基本計画につきましては、来年度より素案の策定作業に取りかかり、富良野市総合計画審議会を設置し、平成22年度には新たな総合計画の基本構想の原案を、審議会に諮問、答申を行い、その結果をもとに、新たな基本構想案を市議会へ提案してまいりたいと考えております。政策の具体的な事業計画となる実施計画につきましては、基本計画の策定とあわせ検討を進め、平成22年度に取りまとめを行うことで考えているところでございます。また、新たな総合計画の策定に向けた予算措置につきましては、これらに必要となる経費につきまして、今後、新年度予算編成を通じて検討を進め、予算化を図ってまいります。次に、2件目の地籍調査についての、調査の取り組みについてでございますが、地籍調査の必要性は、適正な土地取引や農地流動化、かぜんの…、課税の適正化、各種公共事業の円滑な推進から役立つものとして十分認識をいたしているところでございます。地籍調査を進めるに当たりましては、現況での実測と、公簿との違いによる境界確定など地権者の利害関係など、さまざまなトラブルが発生するおそれから、当面の、住民の理解と協力が不可欠であり、当面は事業推進が難しいものと判断するところであります。しかし、今後の地籍調査の取り組みにつきましては、事業方法、計画期間、組織体制、財政負担などを検討する中で、新たなまちづくり、総合計画の策定において、総合的に判断してまいりたいと考えているところでございます。次に、3件目の福祉灯油の支給についてであります。受付期限の延長と市民周知についてお答えをいたします。福祉灯油の支給、いわゆる福祉燃料助成事業につきましては、本年の夏期における原油価格の高騰により、家庭用灯油価格も急激に高騰したことから、灯油需要期における市民生活への影響を考慮し、在宅で生活する低所得の高齢者世帯や障害者世帯などに対し、暖房用の灯油等の購入経費の一部に充ててもらうため、対象世帯に1万円を助成する福祉燃料助成事業として、第3回定例会に事業予算を計上し、議決をいただいたところでございます。本事業は対象となる世帯への助成金を灯油等の需要期となる年内に支給するため、11月中を申請期間として実施し、代理や郵送で申請を取り入れるなど申請しやすい方法に努めてきたところでございますが、12月1日現在における申請状況は、対象世帯数1,980世帯に対し955世帯の申請にとどまり、50%を切る状況になっております。本事業の推進に、推進に当たりましては、10月を周知期間に位置づけ、広報誌10月号及び11月号に、概要記事を掲載するとともに、対象世帯への周知や配付漏れを防ぐため申請書を印刷した広報チラシを作成し、10月号広報に折り込み全世帯へ配布したところでございます。また、新聞報道や各種会議、集会、地域懇談会での説明、民生児童委員など関係団体へ協力を依頼するなど、市民周知に努めてきたところでございます。本事業の受付期間の延長についてでありますが、事業主体に気づかれない方や申請を忘れている方が相当数おりますので、受付期限を平成21年1月まで延長することにいたしました。市民への周知につきましては、12月の広報お知らせ版の配布時に再度申請用紙を印刷した広報チラシを市内全戸に配布するとともに、各種会合等における周知や新聞各社への報道依頼、関係団体への協力依頼など、周知に努めてまいります。次に、4件目の定額給付金の基本的な考え方についての、定額給付金の富良野市の対応についてでありますが、定額給付金は、景気後退下での政府の追加経済対策として、その目的は、住民への生活支援を行い地域の経済対策に資するものと聞いているところでございます。また、その制度内容につきましては、現段階では総務省の素案が示されていますが、その概要は、給付対象者は基準日における住民基本台帳に記録がある住民や外国人登録原票に登録されているものなどに、世帯構成者1人につき1万2,000円で、そのうち65歳以上と18歳以下は2万円の支給とし、世帯主に支給、給付方法は郵送や市の窓口で口座を届けて、口座を届けてもらって金融機関へ振り込む方式と、窓口で現金を給付する方法と、また、支給開始日は、市町村にゆだねられているものの、年度内を目指しているところで、目指しているというものでございます。定額給付金の見解につきましては、景気浮揚対策としてある程度、限定的になるものではないかと想定するところでありますが、少しでも地域の経済活性化につなげるよう、市内の個人消費に向けていただければと期待をするところであります。次に、所得制限に対する見解につきましては、1点目には、自治体が所得制限を設けなければならない合理的な理由がないこと。2点目は、少しでも迅速に給付する視点から、厳密に所得を確認する事務作業の煩雑性が伴う点など、公平性の原点、観点からも所得制限を設けるのは、制度的にも、実務的にも困難であるという考え、困難であると考えたところでございます。次に、支給に当たり市の課題につきましては、予想される短期間内での住民周知方法、給付申請の受付や支給期間の設定問題、会計年度をまたぐ予算措置の問題、不正受給防止策など本人確認の方法、支給対象者の基準日から支給日間における住民票の異動の確認問題、集中的に窓口に来た場合の対処や多額の現金を扱う危険性の問題など、さまざまなことが想定され、いずれにいたしましても、その取り扱い方法など具体的な給付準備作業につきましての対応は不明な点も多く、国の2次補正予算成立前に準備作業を始めるのも難しい状況でございますので、順次、国から示される情報を収集しながら、組織体制を構築し、対応に当たってまいりたいと考えているところでございます。以上であります。答弁の中で、福祉灯油の関係の中で、本事業の受付期間の延長についてでありますが、「事業自体」を「事業主体」と、このように答弁をさせていただきましたので、御訂正をお願いしたいということであります。以上であります。

答弁 農業委員会会長 藤野昭治(農業委員会会長は2008年12月まで)

岡本議員の地籍調査に関する農業委員会としての、見解についてお答えをいたします。農業委員会としての、地籍調査も必要性でありますが、地籍の確定は適正な土地取引や農地流動化において必要不可欠であります。特に、農地に混在地などがある場合の確定測量は、地籍調査を行っていないことから、農業者の費用負担は多額なものとなっているところであります。また測量を行い、農地の売却や賃貸借などを行うにしても、農地価格の下落のため、採算が見込めないことから処分をあきらめ、耕作放棄地を発生させる大きな要因にもなっているところであります。地籍調査には莫大な経費と長期の事業年度が伴うことから、将来的な検討課題とされてきたところでありますが、本調査の成果は、公租、公課などの負担の公平化や土地に関するあらゆる施策の基礎資料として活用され、円滑な農地流動化対策の面でも必要かつ重要な事業であるとの認識から、農業委員会としては、地籍調査の早期実施について、毎年、市に建議、要請させていただいているところでございます。以上でございます。

質問 8番 岡本俊

1点目の新年度予算の編成についての、編成方針にかかわる基本的な考えについてお伺いいたしたいと思います。富良野市はですね、ことし3月の20日、財政健全化計画をつくりあげました。その中で身の丈に合った予算編成ということでございます。実質、そういうことによって、シーリングがなくなったというふうに私は認識しておりますが、とはいうものの、今の現況下の中においてですね、この収支のバランスについてですね、シーリングというのか、そういう全体のことに関してですね、もう少し見通しをですね、明らかにしていただきたいというふうに思います。御答弁では編成に応じたですね、予算に応じた支出というふうに考えておるというふうに基本的には考えておりますが、とはいうものの、もう少しですね、この予算編成にかかわるシーリング的な視点での御答弁を願いたいと思います。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

岡本議員の再質問にお答えをさしていただきたいと思います。新年度の予算編成に当たっての見通し的なものを含めての御質問だったというふうに認識をいたしてお答えをさしていただきたいと思います。市町村の新年度予算につきましては、地方財政計画というものが明らかになって、それに基づいて予算を組むというのが現行の予算の組み方であります。そこで、御質問ございました歳出に合わせた予算は当然組めないわけでございますから、歳入に合わせた予算を組むという基本方針でやらなければならないと、このように考えているところでございます。そこで、先ほど御答弁さしていた中で、平成20年度における、特に、法人市民税の関係が、毎日、新聞、ラジオで企業含めてですね、相当数人員削減、あるいは歳入の状況が修正をすると、こういう状況が起きておりますから、この法人市民税がかなり期待ができない。それによって、地方交付税にはね返ってくるわけですね、国税の32%、これは法人市民税の5税の中に入っておりますから、そうしますと今ここで、こういう状況になりますという明確な答えがですね、なかなか出せないというのが現時点の考え方でございまして、先ほど御答弁さしていただきました中では、今の段階でのお答えにつきましては、歳入に合わせた歳出をつくっていかなければならないと、このように考えているとこでございますし、さらに、健全化計画につきましては、もちろん職員の御協力なければ、これはなかなか難しい問題でございますし、それから、市民のやはり側面的な御協力、もちろん、議会の議員さんの皆さん方にも少なくとも御協力をいただいている、この現況をとらえる中で総合的な状況の歳出をどう押さえていくかということを判断しながら、21年度の予算編成に当たっていきたいと。しかしその中で、ただいま先ほど、答弁さしていただきました、医療、福祉、教育、これらについては、そういう削減の状況の中で、前年対比で減らすというようなことは私は進めるべきでないと、基本的には現状維持の予算を組んでいかなければならないと、そういう認識のもとで、予算編成を行ってまいりたいと。最終的に、どうしても、収支が合わないという状況であれば、これは、財政調整基金ほか、等の繰り入れを考えながら、21年度の予算編成に当たっていかなければならないと、このように考えているところでございますので、御理解を賜りたいと、このように思うところでございます。

質問 8番 岡本俊

次にですね、ふるさと納税についてお伺いいたしますが、市長答弁では地域づくり推進基金や社会福祉基金などの基金を活用できるというふうな御理解でございます。新たな基金の創設、条例を行えないというふうに書いて答弁ございますが、富良野市のですね、ホームページを開いてみるとですね、ふるさと納税に関してですね、正直いってこのような情報が発信されるといっているというには、私ども、私としてはちょっと理解、そういうにはなかなかとれない、現在のホームページでないかなというふうに思っておるところでございます。同時にですね、12月、10月、12月10日現在で358万5,000円という寄附をいただいております、ほんとに大きな寄附だというふうに思っております。ですから、なおさら逆に言えば使い道をですね、明らかにし、そして理解していただくことが、金額が多くなればなるほどですね、その責任は比例して大きくなるんでないかというふうに思いますが、その点についてですねあわせてPR方法についてですね、どのような拡充を図ろうとしておられるのかお伺いいたします。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

岡本議員のふるさと納税についての再質問にお答えをさしていただきたいと存じます。このふるさと納税、寄付金につきましては道内180市町村でいま一生懸命、創意工夫しながらやっている状況でございますけども、本市におきましても、5件、358万5,000円という寄附をいただいたわけであります。この中で、寄附の状況を聞いていますと、こういう方向に使ってほしいというのは、状況的には寄附された方の御意志というのはございませんでした。現況では、富良野市のこれからの、いろんな施策をやる上においての利用をお願いしたいと、こういうようなお話がございました。私は、やはりそういう寄附していただける方の意志をまず尊重しなければですね、先ほど御質問ありました、ふるさと納税の条例をつくって、そして、条例に基づいて判断をしていくということは、私はむしろ、納税していただく方の意志を十分尊重した中で、効果を事業効果、あるいは、出していただいた方にですね、そういう方向に使っていただけるのかと。そういう形のものが私はふさわしいのではないかという感じをいたしているところでございます。または、そういう方につきましては、特に富良野出身者も中に、私も、知人としておりました方から、第1号が来たわけでございますけども、この方については、特に富良野にお世話になっているから、私としても特定することはいたしないと、しないと、こういう御意見がございまして、以後寄附をされた方の御意見を尊重しますと、これをどう生かしてそして、市民に還元できるのか、あるいは事業に充てれるのか、こういったことを今考えているところでございまして、今後、道内のその動向的なものも十分見きわめておりますけども、私の考え方としては、そういう方向で生かしたお金の使い方をですね、私はやっていく必要性があるんでないかと、このように考えているところでございます。

質問 8番 岡本俊

次に、センター病院の医師確保についてお伺いいたします。医師確保に関して、私は基金の創設というお話をさしていただきましたが、道もですね御答弁のとおり、道も基金だとかそういうことを組もうととしております。しかしですね、道全体ということになればですね、多くの自治体が医師を、確保に奔走し、道に要望しているところでございます。道一元化での奨学金制度というのは、パイとしては大きくなるというふうに思います、資金量としてのパイは大きくなるというふうに思いますが、現実的にお話、現実的な視点からいくとですね、やはり地方自治体がですね、基金をもって独自にですね、奨学金制度などをつくり上げて招聘するということもですね、一つの方法でないかというふうに私は思っているところです。同時にですね、私は先ほどふるさと基金の、ふるさと納税について思っていたのはですね、その納税をですね、こういうお医者さんのですね、招聘する基金になればいいかなというふうに思いまして、あえてこう質問さしていただいたところでございますが、改めてその点についてお伺いいたします。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

岡本議員の医師確保についての再質問にお答えをさしていただきたいと思います。協会病院は現実的に昨年度、それぞれ国の方針の中で公的病院というふうな位置づけを明確にされたところであります。それでは公立と公的とどう違うのかと、こういう問題で私は2年間、総務省に陳情に強く行ってまいっております。その中で、公的病院で、中でですね、100床未満でないとですね、国の補助制度に該当しない。こういう一つの要件が、もう一つは、その地域に病院が全くないとこういうような今、制度であります。ですから私は公的病院という位置づけをされても、国から一切補助制度というのがございません、それが前提。次に、道が今、公的病院という位置づけの中で圏域21圏がございます。これに、地域センター病院という位置づけを道は協会病院にいたしているところでございます。そういう地域センター病院と位置づけをしながら、道の助成というのは、ほんのわずかな助成というふうに聞いているわけであります。こういう状況を考えあわせますと、行政が昨年、一昨年、高度医療を含めた建設にかかわった費用の中で7億5,000万有余の支出をし、実施したわけでございますけども、私は今医師の確保という前提の中でですね、行政が間接的で、そういう医師の確保をしなければないということは、十分認識をいたしているとこでございますけども、この厳しい情勢の中で、医師の確保の基金増設ということは、私はかなり、難しい問題であると、検討する中におきましてもですね、実際にそれぞれの医師の奨学資金、あるいはこれに随する資金というのは、国の方でですね、実際に来年度は六百九十何人の、新しいお医者さんをつくると、こういうことが明確に相なってるわけでございますから、私は、今これからの五、六年の間は、先ほど岡本議員も質問の中に言われてましたけども、旭川地区、札幌地区は、過剰なんです。お医者さんが過剰なんです。ですから、その均衡をどう旭川、札幌以外に安定的にお医者さんを供給できる仕組みをですね、私は、道として、これはきちっと明確にしていただく方が、御質問のありました市町村で、医師を確保していく。これは市立病院であれば、私は、その案に御賛同できるかもしれません。しかし、現行では、市立病院という状況でございませんので、他の方法で、これらについては考えていかなけばならないと、このようにお答えをさしていただきたいと、このように思うところでございます。

出典:富良野市議会 平成20年第4回定例会 2008年12月15日 議事録 PDF(27ページ) 間違いを知らせる