みんなの議会

士別市議会 令和3年第3回定例会 2021年10月28日

公営住宅について

2021年10月28日、士別市議会の一般質問で、佐藤正議員が「公営住宅について」質問し、市長 渡辺英次、建設水道部長 千葉靖紀が答弁しました。

質問者
佐藤正 議員
答弁者
市長 渡辺英次、建設水道部長 千葉靖紀

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 8番 佐藤正

通告に従いまして質問をさせていただきます。1番目の高温・干ばつによる農業被害の質問につきましては、昨日の山居議員の質問と重複しますので、割愛させていただきます。公営住宅についてお伺いをいたします。近年、駅前をはじめ国道沿いや住宅街に真新しいアパートが次々と建設されております。主に単身者用の住宅だと思いますが、人口減少の中でも単身者用の住宅は、一定の需要があるのではないでしょうか。本市の公営住宅は、士別市公営住宅等長寿命化計画に基づき、耐用年数や老朽化による解体や用途廃止、または人口減少による段階的に戸数を減らすことが計画されています。公営住宅等入居者の意向調査では、家賃の安い住宅に住みたいから、市が管理しているので安心だから、で50%を占めております。人口減少が進む中でも世帯数は微減であります。着実に単身高齢世帯が増えています。今、公営住宅に入居している独り世帯は4割を超えています。市の広報やインターネットにも募集が載っていますが、世帯用がほとんどで、臨時募集も行われております。単身可の住宅は多寄とか朝日、温根別にあり、どうしても住宅に困窮している人は、そちらにということになりますが、仕事など近郊に住居を構えることができないなど、高齢者は買物や病院など近いところを希望しております。単身用の公営住宅のニーズは多いのではないでしょうか。公営住宅の空き部屋も目につきます。空き住宅の活用方法なども考えがあればお聞かせください。市長の公約にもあるように、公営住宅の有効活用という面では、高齢者も、単身者でも、入居できる住宅を増やす必要があると思います。世帯用と単身用の住宅の違いはどこにあるのでしょうか。また、最近都会で問題になっている、高齢者には住宅を貸さないというところもあり、住宅困窮者が出てくることも予想されます。単身者住宅の現状と今後の課題についてお伺いし、この質問を終わります。 (降壇)

答弁 市長 渡辺英次

佐藤議員の御質問にお答えいたします。まず初めに、公営住宅の空き住宅活用についてです。市営住宅の管理状況は、管理戸数1,078戸、入居戸数821戸、入居率76.2%で、用途廃止予定である95戸を除いた実質の入居率は83.5%です。現在、公営住宅長寿命化計画を基本に、将来の人口、世帯数を見据え、適正な管理戸数への削減を進めています。計画期間である平成29年度から令和19年度の21年間で374戸の用途廃止を計画的に実施していくことから、入居している方の移転先確保として、一定数の空き住戸が必要となっています。移転先以外の空き住戸の活用についてですが、市営住宅は公営住宅法に基づくことから、他の用途に活用するためには、築年数などの要件を満たした上で公営住宅としての用途を廃止し、普通財産とした上での使用が必須となります。次に、単身用住宅の確保についてです。市営住宅の入居には法令に定める世帯員数や所得など、様々な要件を満たすことが必要であり、立地や間取り、築年数等によっても条件があります。単身者が申込み可能な住宅は、上士別、多寄、温根別及び朝日地区にあり、そのうち新築住宅の場合は2DK以下が対象となり、市街地区の場合、面積が55平方メートル以下または2DKで、耐用年数の2分の1を経過した住宅が申込み可能となります。また、単身者のうち60歳以上の方や障害者、被災者等については、申込み可能な住宅の条件を一部緩和しており、面積が55平方メートル以下または2DK以下、新築住宅の場合、2DK以下の住戸に申込み可能です。市営住宅の募集住戸選定に当たっては、修繕等準備が整った住宅の中から順次募集しており、単身の方が申込み可能な住宅についても、市街地区で空きが出た場合、順次募集しています。令和2年度には、市街地区において、単身者が申込み可能な住戸を8戸募集しており、募集倍率は平均すると2.1倍となっています。公営住宅は、住宅に困窮する低所得者に対して住戸を提供することを目的としており、低廉な家賃のニーズに対応する制度ではないことから、申込み条件の緩和については、民間賃貸住宅への影響など慎重な検討が必要と考えています。今後においても、公平公正な事業の推進とともに、人口減少に適切に対応し、多様な住宅困窮者に対する住宅セーフティネットとしての役割に努めてまいります。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)

再質問 8番 佐藤正

再質問をさせていただきます。単身者の住宅は2DK以下という、今、話がありましたけれども、朝日だとか多寄などは3LDKだとか2LDKも単身者用として貸出ししていると思います。一番の違いは、世帯用と単身者用の違いは、やはり間取りだと思います。単身者用は、一般公募で年3回募集しているということですが、1回抽せんに落ちると4か月ほど待たなければなりません。住宅困窮者は、そんなに待てません。ここ1年で8戸の貸出件数があるという御答弁でありましたけれども、これではあまりにも単身者が入るには狭き門だと思います。ぜひ、単身者がスムーズに入れるよう単身者住宅を増やしてもらいたいと思います。

答弁 建設水道部長 千葉靖紀

再質問にお答えいたします。高齢者に対する単身者向けの住宅についての御質問でありました。それで、募集倍率について、令和2年2.1倍ということの実績でございますが、公営住宅全体としての募集倍率としましても、令和2年度は1.6倍という形になっておりまして、極端な差があるという形にはなっていない状況にはございます。そして、随時公募という形も一般募集ではありますので、単身向けという形のニーズがあることは十分承知している部分はございますが、これは答弁でも申し上げましたが、民間で積極的に投資されておられる部分もございます。ですから、その部分の要件緩和につきましては、特別に処遇する60歳以上、それから障害を持つ方とかという部分に該当する部分も優先措置を取っておりますので、その上での考慮が必要となりますので、この部分は民間事業等も踏まえて困窮された方の入居について対応していきたいと考えております。以上であります。

再々質問 8番 佐藤正

再々質問になろうかと思いますけれども、民間住宅との兼ね合いという話もありましたけれども、安い家賃で市が管理してくれる住宅に入りたいという単身者、高齢者の要望があるということを前提にお考えいただきたいと思います。別に回答はよろしいです。

出典:士別市議会 令和3年第3回定例会 2021年10月28日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる