みんなの議会

士別市議会 令和2年第1回定例会 2020年3月3日

まち・ひと・しごと創生総合戦略について

2020年3月3日、士別市議会の大綱質疑で、大西陽議員が「まち・ひと・しごと創生総合戦略について」質問し、創生戦略課長 瀧上聡典、畜産林務課長 徳竹貴之、農業振興課長 藤田昌也、合宿の里・スポーツ推進課長 坂本英樹、合宿の里統括監 三上正洋、創生戦略課長 滝上聡典、総務部長 中舘佳嗣、副市長 相山佳則、総務課長 青木伸裕が答弁しました。

質問者
大西陽 議員
答弁者
創生戦略課長 瀧上聡典、畜産林務課長 徳竹貴之、農業振興課長 藤田昌也、合宿の里・スポーツ推進課長 坂本英樹、合宿の里統括監 三上正洋、創生戦略課長 滝上聡典、総務部長 中舘佳嗣、副市長 相山佳則、総務課長 青木伸裕

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 12番 大西陽

それでは、通告のとおり、大綱質疑を行います。最初に、まち・ひと・しごと創生総合戦略についてでありますけれども、第1期戦略の検証・評価及び第2期戦略の策定に当たっては、有識者会議で審議を行っておりますが、確認を含めて何点かお伺いしたいと思います。この戦略の取り組みを進めるに至った経過について、若干、触れたいと思います。国が少子高齢化の進展への対応やいわゆる東京圏の過度の人口集中を是正して、それぞれの地域で住みよい環境の確保と、将来にわたって活力ある社会を維持することを目的に、2014年9月だと思いますけれども、まち・ひと・しごと創生法が制定されております。この法に基づき、2015年から計画期間を5年間とした第1期総合戦略の策定を行って、基本目標としては、まず地方に仕事をつくり、安心して働ける環境をつくる。次に、地方への新しい人の流れをつくる。若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえること。さらには、時代に合った地域をつくり、安心な暮らしを守るとともに、地域と地域が連携する取り組みを推進してきたということであります。こうした国の趣旨を踏まえて、都道府県、あるいは市町村による地方版総合戦略の策定が進められてまいりました。本市としても、2015年から2019年度を計画期間として、本市の特色を生かしたものとするために、重点プロジェクトとして農業未来都市創造、さらに合宿の聖地創造を2つの柱として戦略に据えて、第1期戦略の策定を行い、本年度で第1期計画が、計画が満了することから、この第1期戦略の検証と正しい評価を行うことが、制度のより高い次期計画を策定する上で、極めて重要ではないかと考えます。そこで、第1期戦略の実績と評価でございますが、農業未来都市創造の新規就農者は、計画45人に対して、実績は43人と。達成率が95.6%で、評価として、おおむね達成ということになっていました。この実績についてですけれども、第1期戦略の検証と評価が示されておりますけれども、関係施策による政策効果をどのように捉えているのかという質問の趣旨で通告をしてございます。その後、通告の後に評価・検証を行って、再度、評価・検証について、再度検証を行ったということで、その見直しを行うこととなっております。この内容については、一定程度、理解をいたしましたので、この質問については、特に答弁を求めないということで整理をさせていただきます。何か言い分があれば、最後に御意見をいただきたいと思います。次にですけれども、移住体験者は、計画で延べ3,600人に対して、実績が2,174人となっています。計画では、大都市圏からの移住者及び体験移住者の増加を図って、特に農業の新規就農者の移住者の増加を目指すとしておりましたけれども、この実績の延べ2,174人のうち、いわゆる短期移住体験も含めてですけれども、農業体験の実績は、何人の実績だったかお伺いしたいと思います。次に、サフォーク種羊振興事業の飼養頭数は、計画800頭でありました。実績が684頭で、KPIとしては、おおむね達成という評価でございます。一方、新規飼養者戸数は、計画6戸に対して、実績が2戸でございました。この要因をどのように捉えているのか、お伺いをしたいと思います。次に、農業体験者数ですけれども、計画、延べ1,700人に対して、実績は延べ1,629人で、おおむね達成という評価でございます。それで、計画の目標で、企業の研修のほかに修学旅行も対象としているということで取り組んでまいりましたけれども、この修学旅行の実績について伺いたいと思います。次に、6次産業ネットワーク推進事業の新規販路開拓件数は、計画7件に対して実績は3件と。KPIは未達成となっています。この要因についてもお伺いをしたいと思います。次に合宿の聖地創造事業の障害者スポーツの合宿者数は、計画が延べ94人対して、実績は65人で、KPIは未達成となっております。この障害者スポーツの合宿者数に対する施策としては、計画初年度だと思いますけれども、合宿の利便性をより高めるために、宿泊施設のバリアフリー化を行いましたけれども、計画期間5年間のうち3年間、全く利用がない。それで、この結果を見ると、定着をしていない感が拭えません。この実績をどう捉えているのか、お伺いしたいと思います。次に、現在、まちづくり総合計画の計画期間を勘案して、2020年から26年度までの7年間を計画期間とした第1期計画の重点プロジェクトに、まちの未来創造を加えた3つの柱、3つの構想による第2期総合戦略の策定を今現在進めております。そこで、KPIと主な基本施策について伺いたいと思います。最初に、第1期戦略の検証と評価は、その結果を、冒頭言ったように第2期戦略に反映させるということが重要であります。いわゆる検証とそれから評価については、何度も言いますけれども、極めて大事なことであります。そこで、第1期戦略でKPIが未達成となった項目は、3項目あると捉えています。一つは農業未来都市創造の移住体験者数、それからサフォークの飼養戸数、それから新規販路開拓件数の3件。もう一件、合宿の聖地創造では、先ほど言った障害者スポーツの合宿者数。これがいわゆる未達成という評価ではないかと思います。本来、この種の計画では、成果が十分得られなかったと。計画期間満了後、十分得られなかったというものについては、目標を達成するための新たな施策を次期計画に掲げるものだと思っています。一方、計画が達成したものについては、その継続性もありますから、さまざまな別な施策でこの計画達成したものについてはより進めるために取り組むものだと思います。この見解を伺いたいと思います。それからもう一つ、農業未来都市の基本政策。新規就農者数確保の実効性をより高めるため、新たな施策を考えているのか。これは先ほど言ったように、評価では十分成果が得られなかったという評価でした。同じ施策を組んでやれば、同じ結果になるような気がしますので、この点を反省として、次期計画にどう反映させて、新たな施策を展開するのか。この点についてお伺いしたいと思います。最後になりますけれども、第2期戦略の基本政策、サフォーク羊の供給体制の充実のKPIについてでございますけれども、第1期戦略では飼養頭数と新規飼養戸数の目標を設定して、サフォークの振興に努めてまいりました。第2期戦略では、新たに飼養技術研修会に参加する生産者数及び新規綿羊飼養者数となっています。これも冒頭言ったように、評価の見直しをして、この考え方に新たに飼養者戸数と並行して進めるということですから、これについても答弁は特に求めません。ただ、別な考え方があれば、お伺いしたいと思います。それから、参考までに申し上げますけれども、御承知のとおり、サフォークの飼養は畜産業として、畜産業として、経済行為ですから、一経営体として考えることが望ましいことではないかということで、飼養戸数の増加の目標を設定するのは自然なこと、正しいことではないかということを申し上げまして、この質問を終わります。

答弁 創生戦略課長 瀧上聡典

まず、移住促進事業の農業者の2,174人のうち、農業者は何人だったかという部分でございますけれども、農業者のこの体験住宅の利用に関してはゼロ件ということになっています。2,174人のうち、農業体験で住宅を利用した農業者はゼロ件です。以上です。

答弁 畜産林務課長 徳竹貴之(畜産林務課長は2023年3月まで)

私のほうからは、サフォークの新規飼養者戸数の実績、そして評価についてお答えさせていただきます。地域おこし協力隊の退任後及び飼育経験者の独立起業、または法人企業の開業を含め、目標としておりましたが、なかなか地域おこし協力隊その後というところでは、独立起業というところまでは至らないというところはありましたが、実際3名、この期間中に協力隊の任期を終えた方のうち、1名は綿羊生産法人、もう1名は畜産法人に就労するということもありました。しかしながら、新規飼養者戸数については大規模法人の参入がありましたけれども、KPIに掲げた目標には至らず、5年間で2戸にとどまったところであります。次に向けてというところでいきますと、飼育技術の取得に向けた研修による人材育成の強化、そして新規飼養者に対する助成の継続を図っていかなければいけないと検証しております。以上です。

答弁 農業振興課長 藤田昌也

私のほうからは、農業体験受け入れ事業の修学旅行生の受け入れ人数はということで、平成27年に28名、令和元年度に4名の受け入れをしているところであります。次に、新規販路開拓件数のKPIの未達成の部分についてでございます。新規販路開拓件数につきましては、計画の5年間で7件のところを実績は3件となったところであります。内容といたしましては、新規販路開拓につきましては、士別市農畜産物加工株式会社の商品の新規販路開拓件数となっているところでございます。実績といたしましては、トヨタ自動車の社員食堂等との取引などによりまして、3件となったところであります。未達成の理由といたしましては、新規販路拡大に向けまして、市外物産展等々に参加しまして、商品のPR、継続した商品の取引の交渉に努めたところでございますが、取引先のイベント等のスポット的な販売となりまして、継続的な販売につながらなかったことが要因であると考えているところであります。

答弁 合宿の里・スポーツ推進課長 坂本英樹(合宿の里・スポーツ推進課長は2023年3月まで)

お答えいたします。議員のほうから障害者スポーツの合宿の未達成について、どう捉えているかという御質問がありました。前段、取り組んだこの間の第1期戦略の中で取り組んだ内容、実績のほうについても再度触れていきたいと思いますけれども、まず平成27年には、翠月におけるバリアフリールーム、こちらは地方創生交付金を活用した形での整備を行ってきております。また、平成29年には、朝日農業者トレーニングセンターにおきまして、障害者対応のトイレの改修、また陸上競技場の一部バリアフリーの改修も同年に行ってきているところでございます。実績につきましてですが、平成28年度、パラリンピアンの池崎大輔選手が所属しますウィルチェアーラグビーの合宿を行ってきております。また、1年飛びまして、30年には同じ池崎大輔選手が中心としたパラスポーツの普及や観戦文化の定着を図るというイベントのガチパラというイベントが開催された状況になっています。実績はこの2件となりまして、第1期戦略の中での達成は69%の見込みになるという状況でございます。どのように捉えているのか、要因としてということですけれども、実際、今回、第1期の中で訪れた道内のウィルチェアーラグビーの選手の話を聞きますと、やはり普通の生活と普通の仕事をしながらトレーニングに励んでいると。そのトレーニング期間は土日に限られるということで、実業団チームと違って、本当にショートの合宿をせざるを得ないという状況がございます。また、上京の際に、パラ陸上のチームにも合宿招致活動を行ってきております。そちらのチームの状況でいきますと、やはり拠点が、最寄りの拠点が、練習拠点がありまして、なかなか道外まで足を伸ばせないという実態の声がございます。今のように招致活動、合宿者のニーズに応えるような対応、施設整備も図ってきておりますけれども、合宿団体のなかなか折り合いがつかず、議員お話のとおり、安定、定着の合宿の受け入れにつながらなかったという状況があります。しかし、合宿者の声としましては、バリアフリーの整備につきましても、先ほどの池崎大輔選手も宿泊していただいて、すばらしい施設の整備ということで評価もいただいております。また、障害者トイレも御利用いただきながら高評価を得ているところでもございます。また、先ほども申し上げましたイベントの中でも、合宿の里推進協議会を初め、社会福祉協議会、ボランティアセンターのサポートに対して、大変喜ばれているという状況でございます。障害者スポーツの多くの状況を見たり聞いたりするような、そのような機会を第1期の中で設けられたことは、数字的には未達成でありましたけれども、一定の効果もあったのかなと捉えております。

答弁 創生戦略課長 瀧上聡典

私から、まず4事業をこの外した理由と、未達成だった部分をどのように、この第2期戦略のほうで捉えて反映させたかという部分です。まず、これは第2期の戦略のつくりの問題にもなるんですけれども、第1期戦略の部分のKPI、これは小さい細かな小事業に対して、それぞれKPIというものを設定していました。ただ、やはり、このKPIの部分が基本目標ですとか数値目標、これらに対する政策効果という部分が、やはりちょっと曖昧な部分がありまして、今回、第2期戦略では、それぞれ重点プロジェクト3つの重点プロジェクトごとに明確な基本目標、それから数値目標を定めるという構成を変えました。外した理由としましては、全部が全部外したという部分ではなく、やはり間接的に、文言的にはないかもしれませんけれども、間接的にやはり乗せているという部分もあります。もちろん、未達成だった部分の施策についても、きちっと評価した上で、やはり掲げている部分もございます。なので、そういった意味合いから、ちょっと第1期と第2期では、まずつくり方の構成方法ですとかが変わったという部分が非常に大きいのかと思います。まず、移住の部分が未達成だったので、それの部分を次の第2期ではどのように反映させたかという部分なんですけれども、この部分に関しましては、移住ナビデスク、こちらのほうを新たに設置します。その移住ナビデスクに関しては、やはり移住者に関しての生活全般を総合的にサポートする役目ですとか、それから、市のやはり魅力的な部分、そういうPRをどんどん発信していくという役割をこの移住ナビデスクは兼ね備えるという形で、今考えているところです。農業者の部分に、確かに特化した部分ではないのですけれども、やはり今回、新たに移住パンフレットというのを今年度作成しました。その中には、実際に、市外から士別市のほうに移住してきて農業を営んでいると。そういった農業者のインタビューの掲載記事をそのパンフレットの中にも半面をとって大々的に、やはり農業という部分をPRしているという部分の側面もありますので、やはり新規の就農者の部分に関しましては、そういった全国的に士別の魅力的な部分を発信しながら、これから新規就農者の拡大というか、どんどん呼び込みという部分には、情報発信をしながら拡大とか、創出につなげていきたいと考えております。以上です。

答弁 畜産林務課長 徳竹貴之(畜産林務課長は2023年3月まで)

私からは、サフォーク羊の供給体制の充実について、答弁させていただきます。第1期の未達成がありましたKPIの新規綿羊飼養者数のところでありますが、第2期のところでは、先ほど、議員もおっしゃられた飼養技術研修会に参加する生産者数というところ、ここが先ほど第1期の検証の中でお話をさせていただきました飼育技術の取得に向けた研修等の実施による人材育成の強化というところでございます。具体としましては、これまで農業応援アドバイザー、綿羊部門につきましては1名だったところを令和2年度より2名体制という中で、これまで同様に各施設、生産牧場ごとにその機能をアドバイザーの方に点検をいただきながら、統一した形で飼育をできることを確認するということとあわせて、プラスするアドバイザーの先生につきましては、個々の従業員を対象とした実際の現場での技術講習、そういったものをしっかりと行う中で人材育成を進めていきたいと考えておりますし、継続して新規飼養者に対する助成の継続をしていくと考えております。その上で、新規飼養者戸数と法人事業所に就労することの両面から飼養者の確保に向けた取り組みとしていきたいと考えております。以上です。

答弁 農業振興課長 藤田昌也

私のほうからは、2期対策で新規販路開拓件数をKPIに設定しなかったということで、その考え方について御説明をさせていただきたいと思います。2期目の農業未来創造都市の中の基本施策2番のほうに、担い手確保、多様で安定的な経営体の育成にということで、この中に集約をした中で取り組みを進めていきたいと考えているところです。地元農産物や6次産品につきましては、情報発信拠点として(仮称)まちなか交流プラザ等々を活用しながら、6次産業化に取り組んでいる方々との意見交換会等を実施しまして、販路拡大に努めてまいりたいと考えているところです。

答弁 合宿の里統括監 三上正洋

私からは、第1期戦略の中でKPI未達成となりました障害者スポーツ合宿者数のKPI、これを外した理由ということでお答えをさせていただきます。今回、第2期戦略の中の合宿の聖地創造の中の基本施策の1番の中で、合宿の受け入れ体制と招致活動の充実、こちらの中に今回、外したわけではなく、この障害者スポーツの部分を集約したと考えております。この人数の中には当然、今、お話しさせていただきました障害者スポーツもさることながら、当然、健常者のスポーツ、そして海外チーム、そして新規チーム全てを含めて、市内にどれだけ合宿者数を入れ込むことができるかというところが目標と考えております。この部分につきましては、第2期計画の中でも繰り返しになりますが、健常者と障害者の区分なく基本施策1に集約し、取り組んでいきたいと思っております。しかしながら、先ほどの部分の話の中では、第2期計画の中で、合宿者数の増が目的という中で、文言としては、障害者の文言が入っていなかったという部分も事実でございます。先ほどの第1期の実績と評価の中でもありました、今まで受け入れてきたウィルチェアーラグビーの部分のように、今回、第1期の中で宿泊環境が整いました。それに加えて、今後、練習環境等の条件が合えば、いろんなさまざまな競技の合宿を受け入れることができるのかとも考えております。少しずつではありますが、そういった練習環境の充実も図っていきたいと考えております。今後もその基本施策の中でありますとおり、また、ことしパラリンピックの年でもありますし、パラリンピック開幕の前にパラの採火イベント等もございます。また今回、パラリンピックの終了後、種目としては、パラのパワーリフティングがあります。そのパラリンピックで使用した器具が地元士別のほうに2セットほど払い下げられるという予定もございます。そういった練習環境、受け入れ環境の充実も今後図っていくということで、この障害者スポーツの合宿者数、なくなったわけではないと御理解をしていただきたいと思います。あと、先ほど議員のほうからお話がありました、第1期の中で3年間そのバリアフリーのところが使われていないというお話でございますが、当市は、オリンピックデーラン等で、日本で唯一パラリンピアンを招いて、オリンピックデーランを開催しているというところでございます。このバリアフリールームにつきましては、そういったパラリンピアンのときにも使っていただいておりますし、そのほか、一般の障害のある方も使っていただくことが選択肢ということでございますので、つけ加えて御説明させていただきます。

答弁 農業振興課長 藤田昌也

新規就農者の新たな対策はということの御質問でございますが、新規就農者の確保につきましては、生産基盤の整備、また土づくりの推進など、次世代につなぐ取り組みを継続して実施することによりまして、学卒者を含むUターン就農者の確保を図るとともに、国の制度であります地域おこし協力隊制度や士別市就農研修期間助成の活用、また道内の農業学校や農業公社等へのPR活動を実施していきたいと考えております。また、昨年から士別市担い手支援協議会に受け入れ農家協議会の役員さんの方々にも出席をいただいて、協議をしていることから、その中でよいアイデア、また意見等をいただきながら、新規就農者の確保に向けて取り組みを進めたいと考えているところです。

質問 12番 大西陽

それで、今、答弁をいただいた内容について、若干触れさせていただきます。まず、移住体験者数、実績ゼロということですけれども、この要因は何だったのでしょうかということを1点。それから、農業体験者数の中の修学旅行を対象とするという取り組みで、28名とか4名とか。これは本来、修学旅行というのは、こういう単位なの。少なくとも、幾ら小規模校でも4名の修学旅行というのは、あまり聞いたことがないです。この内容をちょっとお伺いしたいと思います。それから、第2期計画に向けて、いわゆるKPIですか、重要業績評価指標、KPI、いわゆる目標。これは、こういう計画に当たっては、いろんな文言が書かれていますけれども、わかりやすい計画、これが市民が見ても、こういう計画を立てているのだと。普通計画というのは、途中で、先ほども苔口議員のほうからちょっと途中の見直し等々の発言がありましたけれども、本来計画というのは、環境が変わったり状況が変わったり、途中でローリングをして、見直しをして、新たな計画をつくるというのは、本来、通常やられていることだと思います。そういう意味では、間接的にうたっていると。これは非常にわかりづらい。これでは、どういうふうに判断をしていいのか、1回、1回具体的な説明を聞かないと理解できないような計画ではどうかなと思います。それから、もう一点なんですけれども、新規就農者、これは、こだわるのは人口に関連して、さらに本市が基幹産業としている農業の持続的発展を目指すということをよく言われますけれども、これ、基本的にはやはり農業者の戸数が、あるいは農業者の新規就農者が増えないと、入ってこないと持続的な発展は難しいということで、これについては、先ほど答弁いただきました。来週からまた予算審査がありますから、この中で、また深く議論したいと思いますので、きょうのところは、答弁はこれで了といたしたいと思います。それから、KPIについてですけれども、冒頭申し上げたように、見直しをされました。こういうことなんだなと理解をしました。そして、サフォークの今後においては、新規飼養者戸数と法人事業所に就労することの両面から飼養者の確保に努めるということですから、いわゆるKPIで見ている飼養者人数とあわせて戸数も増やす方向で振興を図るととれるんです。そして、一方では、戦略の中身ですけれども、このKPIはどうなるんでしょうかという素朴な疑問が。36ページですか。新規綿羊飼養者数、7年間で10名ということで目標を掲げています。先ほど言ったように、飼養者数と戸数と両面で振興するということになれば、目標は必要ではないでしょうか。そういう気がしますので、この辺の考え方をちょっと伺いたいと思います。それから、最後になりますけれども、先ほど、合宿のほうの障害者スポーツの合宿について質問して、答弁いただきました。これは障害者の合宿数に限って質問しているのであって、バリアフリーがせっかく改修したんだけれども、有効に使われていないのではないかという質問は1回もしていません。余計な答弁をいただきました。ありがとうございます。そういう意味ではないですので、誤解しないでいただきたいと。以上。

答弁 創生戦略課長 瀧上聡典

まず、移住者、農業者の移住者がゼロだったという要因ですけれども、この短期移住住宅、期間がやはり短いという部分に制限していたと。やはり農業の部分の体験をする、移住して、実際就農するという部分では、やはり長い期間の体験という部分が必要であったのかなと思います。それが実際にゼロだったという要因ではないかと検証しているところです。それから、第2期のKPIの考え方という部分で、大西議員がおっしゃる、今までは細かい事業ごとにKPIをとっていたと。ただ今回、先ほども申し上げたように、重点プロジェクトに数値目標を掲げると。それぞれの3つごとに数値目標で目標値を掲げるという部分で、このKPIに関しましても、主な取り組み、具体的にこの小事業ごとの取り組みがこうという部分ではなくて、この戦略の部分に主な取り組みという形で、それぞれ細かい小事業はうたっています。こういった部分を総合的に取り組むことでKPIが達成されて、最終的にそれぞれの重点プロジェクトごとの数値目標の達成を目指すと。そういうような部分にしておりますので、これは、今までの小事業ごとの部分が果たしてよかったのかという部分も十分、それは庁内プロジェクト、そして庁内の本部会議、有識者会議、この中でもいろんな議論を重ねてきた結果で、このようにいろんな施策を取り組むことでKPIを達成する。そして、数値目標を目指すという部分で組み立てをした部分がありますので、その点に関しましては、大西議員がおっしゃるとおり、確かにぼやけている、わかりづらいという部分がありますけれども、やはり施策を総合的に、先ほどの新規の農家戸数も総合的にやった上で、実際43人が士別市内で新規就農としてあるという、そういった部分を踏まえた中で、細かくではなく大きなくくりとして、小事業の積み重ねでKPIを設定したという考え方でありますので、御理解願いたいと思います。以上です。

答弁 農業振興課長 藤田昌也

修学旅行生の受け入れの人数の関係でございますが、修学旅行生に関しましては、現在、東川町にあります地域資源を活用したコーディネーター活動を実践しております有限会社アグリテックという会社を通じて、修学旅行生の受け入れをしているところであります。このアグリテックさんに関しましては、上川管内のそういった農業体験を受け入れてくれるような、修学旅行生を受け入れてくれるようなところの市町村の御紹介を通じて、士別市のほうにもということで、この修学旅行生の受け入れに関して進めているところであります。その中身でいきますと、上川管内には、かなりの修学旅行生ということで入られている経緯がありますが、士別市に関しましては、先ほど御説明した人数の受け入れということで実績となったところであります。

答弁 畜産林務課長 徳竹貴之(畜産林務課長は2023年3月まで)

私のほうからは、第2期のKPIに設定しております新規綿羊飼養者数の考え方について、お答えをさせていただきます。第2期、2026年度までに10人という形でKPIを設定しております。ここの10人という設定につきましては、法人の規模拡大に伴う従業員としての飼養、就労される方を10人という設定だけではなく、これまでもありました、その前段にあります飼養技術の研修会、人材育成というところを通じて、現在、法人に勤めている方もしっかりとした技術を、独立できる技術を身につけて、そしてその後、独立起業をしていただきたいということも含めて、この飼育者数の中には法人で勤める方、そして従業員、独立起業する方それぞれを含めての10人と設定をさせていただいております。以上です。

質問 12番 大西陽

10人というのは新規飼養者数です。人なんです。10人。延べ10人。そして、ここの評価検証を新たに見直した中身について、確認しているのですけれども、今後においては飼養者戸数と書いています。これを見ると、KPIも当然併用して、併記して、飼養者人数あるいは戸数と併記して、KPIをここで目標として掲げるべきだと。そのほうがより見やすくなると思っております。そういう意味では、ここの10人の中からいろんな研修を積んで、飼養者戸数として、カウントできる方もできるかもしれないという言い方です。そんな目標の設定ではちょっとわかりづらいと思います。この点について、もう一回整理していただきたい。もう一つ、組み立てを変えたということなんですけれども、これは議会で質問して初めてわかるんです。一般の市民がこれを見たら組み立てを変えたなんていうのはどこにも書いていないですよ。特に、基本的な考え方の中に、国は、第1期総合戦略で掲げた活力ある日本社会を維持するための基本目標について、継続を力にしてという、これは国の方針です。一層の充実・強化を図る中で第2期総合戦略を展開していくことを示していますと。本市においても、本市においても引き続き地域性を生かした重点プロジェクトを進めるという基本的な考えをきちっとうたっているんですよ。だから、今、説明のあった組み立てを変えたということは、方針として読み取れない。質問したからわかる。この冊子を市民が見たときにどう捉えるか。これは理解できないと思います。この考え方を整理すべきだと思いますけれども、どうでしょうか。

答弁 畜産林務課長 徳竹貴之(畜産林務課長は2023年3月まで)

私のほうから、第2期の綿羊生産者数の関係、KPIについてでありますが、第2期の2026年までの10人につきましては、法人に就労する方のみの10人という設定ではございません。当然、数が増えてきた生産法人の中に規模拡大に伴いしっかりとした技術を持った方が就労するという方もいると思っておりますし、先ほどおっしゃられた技術講習で自分の技術を磨いていく中で、しっかりと独立起業という方も含めての10人という形での設定ではありますが、議員がおっしゃられたとおり、それをしっかりと1期の検証も含めて、この10人のうち、どれだけの数を戸数として目標としていくのかということにつきましても、この後、協議をして進めていきたいと考えております。以上です。

答弁 創生戦略課長 滝上聡典

今のこの組み立ての部分、KPIの部分の組み立ての部分のお話がありました。先ほどと同じような部分の御答弁になるかと思うんですが、この第1期の総合戦略のときにも、2つのプロジェクトを掲げています。そのプロジェクトのKPIの達成率、この部分がどのように反映されたかという部分をより明確にそれぞれのプロジェクトごとに大きな目標、大きなというか目標を掲げるという部分が第1期ではなかったという部分で、確かに、大西議員がおっしゃる基本的な考え方の中では、どう変わったかという部分は明記されておりません。ただ、今回の2期に関しては、このそれぞれこういう部分の取り組みをして、こういう部分のKPIがこのプロジェクトにこう反映させるのだという部分で、よりわかりやすくつくったという部分はあります。そこは有識者の方々にも理解していただいた中で、このような構成になったというのがあります。それで、この1期から2期へのつながりという部分で、やはり見えづらいという部分もございますけれども、組み立てというか見やすくしたと。わかりやすく施策を重点プロジェクトの施策をよりわかりやすくしたという組み方にしたという部分がありますので、その点については御理解いただきたいと思います。

質問 12番 大西陽

わかりやすくしたという気持ちはわかるんですけれども、わかりづらいんですよ。だから、第1期計画を5年間やりました。そして、第2期計画については組み立てを変えたというのは、それは理解します。変えてはだめだということではないです。第1期計画をこう変えたということをどこかうたえばいいんじゃないですか。そのほうが親切ではないでしょうか、計画なんだから。これが一つと、それからKPIにこだわって申しわけありませんが、せっかく、この評価を見直して、これ次期に向けての考え方なんです。次期に向けての。今後においては新規飼養者戸数とと書いてあるんですから。具体的にKPIの中で飼養者人数とあわせて戸数も計画でうたうべきだと。より充実するのではないでしょうか。この辺の見解を求めます。

答弁 総務部長 中舘佳嗣(総務部長は2022年3月まで)

第2期総合戦略の作成についての考え方について、私からお答えいたします。先ほど大西議員も触れられていました基本的な考え方の中では、この総合戦略自体は、最上位計画である総合計画、これがこういった総合戦略も包含したような計画になっているという位置づけにしております。そういう意味では、例えば移住・定住の施策につきましても、今回の計画の中には、重点プロジェクトとして主なものを盛り込んでおりますが、実際に士別に移り住むという方々にとって、その必要な施策というのは、非常に幅広い生活全般にわたるということで申し上げれば、医療、福祉、教育を含めて総合計画に位置づけているような政策も含めた総合的な展開が必要ということで、考え方といたしましては、そういったものの中から重点的なものをここで位置づけ、それに向けた目標を設定しているということで、このつくり方自体は第1期と比べて、先ほど瀧上課長が御説明申し上げたとおりですが、この第2期計画の中でも、3つの構想を重点プロジェクトというのをイメージ図も載せてございますが、その点につきましては、これまでの第1期の計画、これにさらに肉づけ、重点プロジェクトをまちの未らい創造ということで、加えた中で、さらに展開をしていくという部分につきましては、これまで有識者会議、それから市民への説明の中でも、主にこういった点を重点にお示しをしていると考えておりますので、個別の具体的な差異については、確かに、一部わかりにくい面があるかもしれませんが、今回のこの第2期計画の特徴的な部分については、これまでも御議論いただいた上で策定してきたものと理解をしているところであります。以上です。

答弁 畜産林務課長 徳竹貴之(畜産林務課長は2023年3月まで)

新規の綿羊飼養者戸数というところにつきましては、この10人というところの中から実際にどういう人数形態で新たな戸数、独立起業という形になるのかというところも関係機関、現状の飼養者、そして従業員の方々ともしっかりと協議をしていきながら、飼養技術の講習なんかも含めて、その体制について協議をしていく中で、しっかりと目標数値を定めていければと考えております。以上です。

質問 12番 大西陽

ということは、戸数もKPIの中に併記するという捉え方でいいんですか。

答弁 創生戦略課長 瀧上聡典

このKPIの部分に戸数を併記という部分は、今、現段階では考えていないというのが実情です。農家戸数という部分に関しましては、それは、この農業未来都市創造の数値目標全体、もちろん畜産業、酪農業、一般の耕種農家も含めて大きい農家戸数という部分の数値目標の中には入っておりますので、例えばここの綿羊の戸数という部分のKPIを今、現段階で入れるという部分は、ちょっと考えていないというのが実情です。以上です。

質問 12番 大西陽

今言った農家戸数の中に入るのだという乱暴な答弁ですけれども、これは農家戸数、いわゆる耕種農家、畜産農家、酪農家、それぞれ戸数をカウントしているんです。ということは、農家戸数の中に入っているということであれば、当然、サフォークの飼養戸数も入らなきゃいけないです。そして、目標戸数にうたわなきゃならない。今、考えていないという言い方は変ですよ。これから策定、今、策定して、今、市民に意見を聞いているんでしょう。だから、議会の意見も反映してほしいですよ。だから、そういう意味では、検討するぐらいの話でないと、質問やめるわけにいかないですよ。それから、もう一点、私が評価検証、これを相当評価しているんですよ、個人的には。1回、その評価をつくって、さらにいろんな意見を聞いて見直しをした。これは、なかなかできることではないと思うんですよ。行政で。これをしっかりやり遂げたということですから、こういう意味では飼養戸数とここにうたったんですから。KPIにうたう。そうじゃないとわかりづらいと思います。そういうことじゃないでしょうか。これは、やはり副市長の意見を聞かないとおさまらないです。

答弁 副市長 相山佳則(副市長は2021年6月まで)

大西議員のおっしゃるとおり、今、市民の意見を広く募って、そして最終的な考えをまとめているという段階でありますので、今、いただきました御意見も重々、我々として受けとめて、どのように反映させるかといったことは今後、しっかりと考えていきたいと思います。

質問 12番 大西陽

それでは、午前中に引き続き、大綱質疑を行います。職員の適正な定員管理についてお伺いします。今、多くの地方自治体は、行政運営を進めるに当たって、社会情勢の変化に応じた効率的で質の高いサービスの提供と、さらには複雑化、高度化する新たな行政需要などの対応を行うため、貴重な経営資源である人材を最大限有効に活用して、働き方改革やICTの活用により、生産性の高い業務遂行のためにも職員の適正な定員管理が必要とされております。本市も厳しい財政状況の中、人件費の抑制の課題となっており、事務事業の見直しなどを含め、指定管理者制度の活用や民間委託など、サービスの維持向上を図る取り組みを今、進めております。さらに人材育成を強化して、職員の個々の潜在能力をより高めながら、増員すべきは増員をして、減員すべきは減員する。そのときの環境と職員個々の特性に配慮した部門ごとの適正配置も極めて重要であります。そこで、質問に入りますが、現行の職員定数条例で示された職員の定数、市長の事務部局で309人、病院事業として278人となっています。病院事業については公営企業法の全部が適用となっていますが、定数条例はどのような扱いになるのか、まずお伺いします。さらに、水道事業で12人、議会事務局で6名、選挙管理委員会1名、監査委員事務局3名、農業委員会7名、教育委員会の事務部局及び学校その他の教育機関で81人になっていますが、本年度、令和元年度末の実職員数の見込みと、もし、定数条例と乖離があるとしたら、その解釈及び行財政運営戦略では、2026年4月1日に職員数を328人とするとしております。その内訳をあわせてお伺いをいたします。次に、本年度末で想定される職員の年齢構成と現在、取り組んでおりますが、まちづくり総合計画が計画満了となる2025年度までの職種別の採用計画の考え方を伺います。次に、行財政運営戦略で、社会情勢の変化や多様化する市民ニーズに的確に対応できる組織体制の見直しを行うとしております。今後も人口減少と少子高齢化の環境に対応しながら、機動性の高い組織体制と職員の適正配置が求められると思いますが、このことについて、改めて基本的な考え方をお伺いしたいと思います。さらに関連して、時間外勤務縮減プログラムを今現在進めておりますが、業務実態の見える化を行い、業務プロセスの改善に取り組んでおりますが、縮減プログラムの中に取り組みの前提になると思われますが、部門別配置を含めた職員数が具体的に示されていませんが、縮減プログラムを進めるに当たって、定員管理はどのような位置づけになるのか。最後にこのことを伺って、質問を終わります。

答弁 総務課長 青木伸裕(総務課長は2021年3月まで)

私のほうから、定員、定数条例と実職員数の比較等についてお答えさせていただきます。まず、定数条例と実職員数の比較でございます。定数条例における人数につきましては、先ほど、大西議員からもありましたとおり、まず市長事務部局は309人という条例上になっておりますが、実職員数で申し上げますと250人であります。次に、企業会計、まず病院でありますが、278人の条例に対しまして、実職員数が148人。同じく公営企業、水道ですが、条例12人に対し、実人員8人。議会事務局6人に対し、4人。選挙管理委員会1人に対し、1人。監査委員事務局3人に対し、3人。農業委員会7人に対して5人。教育委員会81人に対して50人ということで、総数で申し上げますと697人の定数条例の人数に対しまして、実職員数合計で469人となっております。そこで、公営企業法全部適用となった市立病院の定数の考え方でありますが、公営企業法においては定数を定める規定がございませんので、この定数条例上における規定となっているところであります。次に、今年度末の職員の年齢構成についてでありますが、5歳刻みで申し上げます。まず、20歳以下が6人、25歳以下が40人、30歳以下が54人、35歳以下、66人、40歳以下、59人、45歳以下、86人、50歳以下、72人、55歳以下、42人、60歳以下、38人、65歳以下が6人ということで、合計で469人です。参考までに平均年齢で申し上げますと、40.3歳となっております。そこで、職種別の採用計画の部分でありますが、行財政運営戦略の目標328人の内訳にも関連しますので、あわせてお答えさせていただきます。まず、この運営戦略におけます職員定員計画の部分については、昨年の第4回定例会で渡辺議員にお答えしたとおりでありますが、市民サービスの向上、市民の安全・安心の確保を基本とする中で、今後の人口減少を初め、組織体制の見直しと機構改革の推進、指定管理者制度の導入、業務委託など、民間活力の部分で総合的な判断で328人と目標を定めたところであります。これまでの定員適正化計画とは異なりまして、その時々の政策、再任用職員のあり方、さらには今、現在、定年年齢の見直しも協議されておりますので、そういった部分を見据えて、中長期的な観点から設定するものとしたところでありまして、各部局ごとですとか、各職種ごとの目標値は定めておらず、したがって採用計画も職種別の計画は、今現在はないといった状況にあります。私からは以上です。

答弁 総務部長 中舘佳嗣(総務部長は2022年3月まで)

私からは、時間外縮減プログラムと定員管理の位置づけについてお答えいたします。この縮減プログラムにつきましては、目的として、長時間労働の抑制と総労働時間の短縮、こういったことによりまして、職員が心身ともに健康で持てる能力を最大限に発揮できる職場環境づくりが第一という目的になっております。恒常的で長時間に及ぶ勤務は、職員の生産性、効率性の低下を招くだけでなく、心身の健康や生活に悪影響を及ぼすということで、この縮減に向けまして、より短時間で効率よく効果的に働くことを重視する意識づくり、それから職場の雰囲気づくりに取り組んできたところです。こうしたことによりまして、実際に導入をいたしました1年間と前年度を比較しますと、おおむね2割程度の時間外勤務の縮減が達成されたところであります。この実際、取り組むに当たっては、それぞれの職員が計画的にチームとして業務を執行できるような仕組みの導入もあわせて行っておりまして、そういった取り組みを職場全体で見える化することによって、それぞれの業務の忙しさ、それからスケジュール管理、こういったこともあわせて行うことにより、効果的な働き方に結びつけるという考え方であります。こうしたそれぞれの実績においては、毎月庁議等でも報告の上、それぞれの職場の状況もお互いに共通の認識として持つということで取り組みを進めてきておりますが、そういった意味では、それぞれの職場の中で今の体制をどのように有効に活用、それから運用していくかという点に重視を置いて運用しているところであります。この組織機構のあり方につきましては、これまでも市民本位のワンフロアサービス、それから効率的な組織づくりということを目指して組織の階層を減らすなどにより、意思決定、それから組織の機動力を上げるという点にも取り組んできたところでありまして、そういったことが定員の適正化にも結びついているという結果になっております。現状、その組織の職員数のあるべき水準というのは、地域の実情に応じた行政需要により左右されるということもありまして、一概にどれが適正かというのが、なかなか客観的に把握するのが難しい側面があります。そういった意味では、そういった適正な定員という部分につきましては、さまざまな類似団体の状況なり、社会情勢を含めた形で適正化を図っていく。それとあわせて、この時間外縮減プログラム等によって、総労働時間の圧縮を図るという取り組みをあわせて行っているというところであります。以上です。

質問 12番 大西陽

2点確認をしたいと思うんですが、まず1点目は定数条例と実職員数の乖離が相当多いと思うんですが、これは解釈としては、その範囲内では許されるのか。合わさなきゃならないのか。この解釈、乖離があるので、その解釈はどういう解釈をしていいのかと。もう一点、言うまでもないんですが、時間外勤務縮減プログラムをちょっと読ませていただいたんですが、これは先ほど言ったように、前提となるのは適正な職員配置だと思うんです。これは、非常に難しい問題だと総務部長はおっしゃいますけれども、適正な職員配置をしないで、しないでという言い方は変ですけれども、なされていない中で、超勤をするなと。端的に言えば。これはどこかでひずみが出る、無理が出ると思いますから、きちっとした適正配置がどうだということは難しいとさっき言いましたけれども、職場ごとの議論を深めて、どこが適正なのかということを職員とともに向き合って決めるべきで、それを前提として、このプログラムに取り組むべきだと私は思いますが、この件について見解をあわせてお伺いしたいと。

答弁 総務部長 中舘佳嗣(総務部長は2022年3月まで)

私から、職員定数条例の考え方について申し上げます。この中では、職員の定数については条例で定めるという自治法の規定がございまして、その中では期間を定めないような常勤職員の定数については、条例でその上限を定めるということで、この条例の趣旨としては、その範囲の中でなければならないと上限が定められているという解釈でございます。以上です。

答弁 副市長 相山佳則(副市長は2021年6月まで)

私から、職員の定数の基本的な考え方ということでお答えしたいと思っております。まず、財政運営戦略の中では、先ほどもお話にありましたとおり、2026年に328人にするということで定めてございます。これは今日的な業務の状況等々を勘案した中で、また将来的な見通しを考える中で、本市の行財政、そしてやるべき業務の量というのを、これは必ずしもはかり切れるものではありませんけれども、職員の定数というのは、地方自治の中における予算の配分の中でも、かなり大きな部分が占めてくるということでありますので、これについては、一定程度しっかりとあらわしておかなければ、さまざまな全体像の中で見えにくい部分があるということで、今、申し上げましたとおり、全てが把握し切れる業務量と将来的な本市の状況の中での職員のあり方というのははかり切れるものではありませんけれども、これまでの本市の長い歴史の中で、どういう状況で本市が形としてあったかといったことを十分に参考にしながら、中長期的な職員のあり方というのを決めたのが行財政運営戦略における328人というところでございます。

質問 12番 大西陽

定数条例について、考え方をもう一回申しわけありませんが、確認したいんですが、今の答弁をいただきました内容ですと、実職員数がその範囲内というのか、それを下回っていればいいということで答弁いただきましたけれども、このことは、条例は自治法ですから、そういうただし書きが自治法上示されているのかどうか。いろいろとどこで合わすかという時期の問題もあるんだと思うんです。常時動いていますから。ぴったりとはいかないんだと思います。基本的には条例を定めた以上は、この条例に合わせていくということが基本だと思うんですが、この辺が1点と、いろいろと全国の自治体の取り組みやなんかを、全部ではもちろんないんですけれども、見てみると、実職員数と定数に乖離のない、ずれ、乖離のないという意味です。乖離のない実職員数に則した定数条例になるよう定数管理を行うことが望ましいので、いろんな中で検討を進めたいというとこは結構おるんです。うちの市については、繰り返しますけれども、条例の範囲内なら問題ないという解釈になるのか。それとも先ほど言った、私の言ったことで、これから条例に合わすべき、検討も含めて考えたいという、どちらなんでしょうか。

答弁 副市長 相山佳則(副市長は2021年6月まで)

本市の定数条例につきましては、平成17年の旧士別、旧朝日の合併のときに定めたということで、それぞれ任命権者ごとに定めるということでありますので、その人数は先ほど総務課長が話したとおりであります。先ほど私、申し上げましたとおり、さまざまな合併以降、いろいろな地域の実情、あるいは旧市、町に合った施設の統合ですとか、それと民間委託ですとか、あるいは施設というか、全体的なスリム化だとかいったことがありますので、定数というか職員数の変化がかなり大きかったという時期であったということと、それと団塊の時代の方々の退職もあったといったようなことがあって、これまでは職員定数の職員の適正な管理という中で条例の枠内で直近の考え方を定めてきたということであります。ただ、今、大西議員がおっしゃられたとおり、条例との乖離があることについて、どうなんだということでありますけれども、これは地方自治法の中で職員定数は条例で定めるということがあって、上限を定めるということは書いていないんですけれども、一般的な解釈の中では、上限と考えております。ただ、自治法の中でその上限を定めるということの意味は、先ほど、最初に私が申し上げましたとおり、民主主義の中でこの地方自治の中において、やはり職員の占める、財政的にもそうでありますけれども、業務の進め方においても、しっかりと明らかにした中でさまざまな施策を進めなきゃならないということがあって、定数を条例で定めると自治法に書いてあるということになりますと、その枠の中であればいいという考え方は必ずしもというか、正しくないと私も考えているところでありますので、先ほど議員おっしゃられたとおり、今後は直近、中期的には定数というのは上下することがあっても、あまり乖離のない、しっかりと士別市の職員はこういった方向であるんだといったことがわかるような形で、条例改正も含めて、その乖離のないような形をとっていきたいなと考えます。

質問 12番 大西陽

上限とすると、範囲内でいいということは、自治法上何も書いていないということです。ただ、上限、先ほど総務部長が上限としているという意味は何だったんですか。それは何を根拠として。

答弁 副市長 相山佳則(副市長は2021年6月まで)

我々、市の行政の根拠となるのは、さまざまな法令、法律あるいは条例等々でありますけれども、そこをしっかりと踏んでいくためには、その法定の解釈というのが、例えば逐条解説ですとか、いろいろな過去の判例ですとか、そういったものをしっかりと踏みながらいくという中において、地方自治法にある定数は条例で定めるというのは、一つは上限を定めたといった解釈があるということでありますので、そこをもって、そういう答弁をさせていただきました。

質問 12番 大西陽

解釈は自由なんですけれども、その根拠、そういう解釈で、こだわるわけでないんですけれども、本来、実態はわかっているんです。今は職員数に条例とぴたっと合うということは、なかなか難しいと。ただ、それを意識しながら、定数条例を意識しながら進めるというのが本来でないかと思うんですけれども。解釈として、上限でいいという解釈をしたという根拠は何ですか。それどこに、地方自治法のどこに書いてあるのか。その辺がちょっとわからないんで、本来は実職員数に則した条例になるように検討すると、検討したいと、内部で。それは、なかなかやる、さっき言ったように合わす時期だとか、そのいろんな組織体制の問題はあって難しいというのは承知しています。ただ、条例は自治法ということでうたっているんですから、その解釈はそう解釈しているんだけれども、その解釈の根拠というのはあるはずです。何か定めているとか。それは全く勉強不足で申しわけありませんが、その辺ちょっと教えていただきたい。

答弁 副市長 相山佳則(副市長は2021年6月まで)

繰り返しになるかもしれませんけれども、我々法令を読み解くときに、その法令の趣旨というのはどこであるんだといったことについては、例えば六法全書にしても、地方自治六法にしても、そこにいろんな過去の例えば裁判所の判断実例でありますとか、法令の専門家の解釈でありますとか、そういったものを読み解きながら、この法令はこういったことを意味しているんだといったことを、我々としても法を運用する、条例も運用するときに、そういった進め方をするわけであります。おっしゃるとおり、職員の定数は条例で定めるというところは、その法令の中には、それは上限でいいんだということが書いてありませんけれども、過去の実例の中で、そういった解釈はされてきたようなことはあるということで、ただ、上限と我々は捉えたという話をしましたけれども、だから、その枠内であれば乖離していてもいいんだと言ったつもりは決してないわけでありまして、先ほどから大西議員から御指摘ありますとおり、乖離があるということについては、やはり条例で定められたことがやはり基本でありますので、その内数の中で、例えば我々は定員適正化計画というのも立てても、やはり条例がしっかりともとでありますので、そこと今現状は乖離しているということは、私も問題だと考えておりますので、合併以降、これまでそのまま条例を置いてきたということが誤りであると考えておりますので、その辺について、今後、しっかりと乖離のないような、その時点、時点、中長期的な業務財政等を見通した中で、乖離のないような定め方をしていくのが正しいということを考えて、先ほど、答弁を申し上げたというところであります。

質問 12番 大西陽

わかりました。ようやく共通認識に立ちました。いわゆる上限として、解釈しているというのは、無理な解釈です。ですから、実職員数に則した条例になるように、定員管理を進めると、取り組むということが正しいということですね。わかりました。

出典:士別市議会 令和2年第1回定例会 2020年3月3日 議事録 PDF(14ページ) 間違いを知らせる