みんなの議会

幕別町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月10日

2020東京オリンピックに向けてのホストタウン登録について

2018年9月10日、幕別町議会の一般質問で、小田新紀議員が「2020東京オリンピックに向けてのホストタウン登録について」質問し、町長 飯田晴義、教育長 菅野勇次、政策推進課長 谷口英将、防災環境課長 寺田治が答弁しました。

質問者
小田新紀 議員
答弁者
町長 飯田晴義、教育長 菅野勇次、政策推進課長 谷口英将、防災環境課長 寺田治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 小田新紀

通告に従いまして質問をさせていただきます。質問事項1点目、2020 東京オリンピックに向けてのホストタウン登録についてであります。56 年ぶりに東京で開催される夏季オリンピック・パラリンピックが再来年に迫ってきています。幕別町においても、町出身3名の夏季オリンピアンの出場並びに活躍が期待され、今後さらに応援への機運が高まってくることと予想されます。今大会は東京開催ではありますが、全国各地でそのメリットを分かち合える取組の一つに「ホストタウン」という制度があります。パートナー国・地域との交流事業を通して、ホストとなる自治体がまちづくりを進め、地域活性化を果たすという目的のある取組となります。具体的には、住民が世界各国のオリンピアンとの交流を通してスポーツの素晴らしさを学んだり、外国人選手と競技を楽しんだりといったメリットが期待されています。また、スポーツだけではなく、相手国の歴史や文化を学んだり、日本文化を学びながら、地元を見詰め直し、その魅力を再認識したりする機会となります。また、パラリンピアンとの交流を通して、バリアフリーやユニバーサルデザインの必要性を学ぶ機会にもつながります。本制度の事業推進には、地方財政措置も充実しており、交流事業のみならず、既存体育施設の改修や、バリアフリー化への支援も見込まれています。既に登録している自治体においては、道内外問わず、本町と同規模以下の人口や予算のところも見られ、どの自治体でも実現可能な制度です。夏季・冬季合わせて5名のオリンピアン等、多くのトップアスリートを輩出する本町ですが、まだまだ国内ばかりか道内にも浸透はしていません。本制度は、町を世界に知ってもらう機会であるとともに、地域住民にとっても、東京オリンピック・パラリンピックが、これまでのオリンピック・パラリンピック以上に大きな地域へのレガシーとなる事業と考えます。つきましては、本町におけるホストタウン登録へ向けての意向について見解を伺います。2点目の質問です。小中学生の自転車乗車時のヘルメット着用についてであります。小中学生が、通学時や放課後あるいは休日などに自転車に乗車する際、他の自治体ではヘルメット着用を義務付けている例があります。法律的には義務付けられているものではありませんが、平成 20 年6月1日の道路交通法改正により、幼児及び児童に対するヘルメット着用の努力義務が施行されています。基本的には保護者の努力義務ということになりますが、大型車などが行き来する国道や、信号機のない団地内道路も多く有し、児童生徒へのヘルメット着用を積極的に推進すべきと考えます。自転車乗車中の死亡事故において、頭部損傷の割合が特に高いとも言われています。しかしながら、本町では、日常的にヘルメットを着用している児童生徒が現状ではほとんど見られません。今後も、単に各家庭に向けて着用を促す声かけだけでは、なかなか浸透しないと考えられます。つきましては、以下の点について伺います。(1)過去5年間における町内での児童生徒の自転車事故の件数は。(2)自転車乗車時のヘルメット着用について、町から各家庭あるいは各学校に向けての取組は。(3)今後、ヘルメット購入の費用について、町からの補助等の考えは。以上であります。

答弁 町長 飯田晴義

小田議員のご質問にお答えいたします。ご質問は、町と教育委員会にわたるものでありますので、私からご質問の1点目につきまして答弁させていただきます。「2020 東京オリンピックに向けてのホストタウン登録について」であります。ホストタウンの制度は、2020 東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催により、多くの選手や観客が来訪することを契機に、全国の自治体と大会参加国・地域との人的・経済的・文化的な相互交流を図り、地域の活性化を推進することを目的に創設されたものであります。本年8月末現在のホストタウンの登録状況は、登録総件数が 264 件で、道内の五つの市を含む全国334 自治体が登録を受け、平成 27 年 11 月から開始された登録申請の受け付けは、大会の直前まで行われる予定となっており、本町においても、これまで国と北海道の双方からホストタウンに関する情報収集を行っていたところであります。ホストタウンの登録に当たっては、「交流計画」を定め、その交流計画が確実に実行される見通しであることとされており、交流を行うことを成約している証明書類の提出が必要であること、また、未成約の場合においても、相手国を選定した理由及び交渉経過、今後の成約に向けた交渉方策等の熟度を示すことが必要であり、さらには、一つに「2020 東京大会に参加するために来日する選手等」、二つに「大会参加国・地域の関係者」、三つに「日本人オリンピアン・パラリンピアン」の三者全てと住民が交流を行うことが要件とされているほか、大会前・大会中・大会後のそれぞれにおける交流手法について計画に定める必要があります。このようなことから、既に登録を受けているほとんどの自治体は、過去からの交流やつながりを持った国を相手国としており、相手国探しから始めなければならない場合には、相当な時間を要することが想定されるところであります。オリンピックを契機として、諸外国との交流を深めることは、まちづくりや人材育成の上で、とても意義深いものと認識しておりますが、現時点におきましては、町として、これまで交流やつながりのある国はほとんどなく、相手国の選定、競技の絞り込み、交流手法、そして何よりも必要となるであろうホストの主役となる町民の意識の醸成など、整理すべき課題が多いことから、2年足らずの中でホストタウンの登録を実現することは難しいものと考えております。しかしながら、本町には、他の自治体にはない、5人の現役オリンピアンがおり、その貴重な資源を最大限に活用すべく、現在「アスリートとつくるオリンピアンの町創生事業」を展開しており、この事業を着実に進めていくとともに、今後、予定しております学校法人日本体育大学との連携も含め、海外との交流やつながりを意識しながら、本町におけるスポーツ振興、教育文化の向上、ひいてはまちづくりに努めてまいりたいと考えております。以上で、小田議員のご質問に対する私からの答弁とさせていただきます。

答弁 教育長 菅野勇次(教育長は2024年3月まで)

小田議員のご質問にお答えいたします。「小中学生の自転車乗車時のヘルメット着用について」であります。自転車乗車時のヘルメット着用については、平成 19 年6月に改正された「道路交通法の一部を改正する法律」の施行に伴い、20 年6月から自転車利用者対策として、13 歳未満の児童・幼児の自転車乗車時のヘルメット着用が努力義務として規定されたところであります。また、北海道においても自転車の活用及び安全な利用の推進に関する施策を総合的に推進するため、本年3月に「北海道自転車条例」を制定し、4月1日から自転車利用者の責務として、ヘルメットを着用するよう努めなければならないとされております。ご質問の1点目、「過去5年間における町での児童生徒の自転車事故の件数は」についてであります。過去5年間に町内で発生した児童生徒による自転車事故の件数については、小学生の自転車事故が27 年度、29 年度の各年度にそれぞれ1件の合計2件、中学生による自転車事故が 25 年度に1件で、いずれも交差点内での自動車との接触事故であります。ご質問の2点目、「自転車乗車時のヘルメット着用について、町から各家庭あるいは各学校に向けての取組は」についてであります。現在、町内の各小中学校において、自転車通学が認められている児童生徒数については、小学校では6校 71 名で児童数全体の 5.0%、中学校では4校 496 名で生徒数全体の 65.5%となっております。また、自転車通学が認められている児童生徒のヘルメットの着用状況につきましては、小学校では6校全て義務付けておりますが、中学校では義務付けてはおりません。ヘルメット着用に対する教育委員会の取組といたしましては、毎年、小学校を通して、新入学児童や保護者に対し、自転車に乗るときのルールや決まりをまとめたリーフレットを配付しているほか、各小中学校に対し、北海道や帯広警察署の通知文書等を送付するなど、ヘルメット着用の普及啓発を行っているところであります。このほか、各小学校の取組といたしましては、町や帯広警察署など関係機関の指導を受けながら交通安全教室を開催し、ヘルメットの着用を含めた正しい自転車の乗り方や訓練などを通して、自転車事故の防止に努めております。また、中学校においては、保健体育授業や特別活動を通して安全教育の学習を実施しており、実践的な取組の一例といたしましては、自動車学校の協力をいただきながら、ヘルメットを着用することで安全性が高まるといったことや、イヤホンを着用しながら自転車を走行することは、危険な行為につながるといったことなどの講習を実施しているところであります。ご質問の3点目、「今後、ヘルメット購入の費用について、町からの補助等の考えは」についてであります。警察庁では、「平成 29 年における交通死亡事故の特徴等について」をまとめており、自転車関連事故に係る分析の中で、自転車乗用中の死者、負傷者の人身損傷主部位を比較し、負傷者の人身損傷主部位が脚部、腕部である場合が多いのに対して、死者は頭部損傷によるものが多く、死者に占める頭部損傷の割合は 63%を占めていると分析しており、またヘルメット非着用時の致死率は、着用時に比べ約 3.3 倍高いとしております。こうした報告を踏まえますと、ヘルメット着用が事故発生時に被害軽減効果があり、有効な手段の一つであると認識しておりますが、自転車通学者のみならず全ての児童生徒に手だてする場合、大きな費用が伴うことから、限られた予算の中では、難しいものと考えております。教育委員会といたしましては、自転車の安全な走行の観点から、今後も学校を通して児童生徒や保護者に対し、自転車を使用する場合のヘルメット着用の重要性について、普及啓発に努めてまいります。以上で、小田議員のご質問に対する私からの答弁とさせていただきます。

再質問 4番 小田新紀

それでは、再質問をさせていただきたいと思います。まず、一つ目の 2020 東京オリンピックに向けてホストタウン登録についてということであります。私自身も最初に見聞きしたときは、非常に時間的にも厳しいかなと。また、内容的にも非常に負担が大きいのかなということで、また費用の部分もいろいろと大きくかかるのではないかということで、一自治体、町村でやるということについては、簡単なことではないなというふうに認識はしました。ただ、そういった中でいろいろと見えない部分もありまして、内閣の担当の参事官に直接話を聞きまして、そういった中でいろんな情報をいただきましたので、そういった情報も紹介させていただきながら、今後への道を探っていければなというふうに考えます。まず、今回、創生事業についても紹介ありまして、今後そちらのほうに力を入れてということで、それはそれで非常に大切なことだというふうに認識しておりますが、志向というか、内容、狙うところが少し異なる部分もありまして、特に教育文化の向上であったり、それから共生社会の実現といったものも見込んだものでありますし、またこれまでこういった事業の中では、事前交流というのが非常に多くて、それは各自治体においても、非常に負担が大き過ぎてなかなか手を挙げられないということで、それは国のほうで反省というか改善という部分で、今回の部分については、主に事後交流型のホストタウンというようなことに、力を入れてやっていっていますということであります。まずもって、登録の締め切りが直前までという話もありましたが、一応、来年の1月までということで、さらに一層厳しいというような、約半年くらいしか時間がないということで、簡単なことではないというふうには認識しております。今、答弁の中でも、いろいろと内容について非常に難しいとありましたけれども、詳しく聞くと、意外にハードルは低いということで、かなり取っつきやすいというようなことで聞いてまいりました。そして、今後の成約に向けた交渉の熟度を示すことが必要というふうにありますけれども、そのとおりではあるかというふうに思うのですけれども、ある程度、見通しが見えればということは話されていました。特に、大会前という部分については、そんなに大きなことではなくて、例えば学校の授業の中で相手国に対して学ぶとか、そういった程度でもいいということで、かなり内容的には各自治体のアイデアに任されているというようなことでした。相手国探しからというふうにあるわけですけれども、どうでしょうか。幕別町こそ、今までの交流している町、国というものもありますし、それから現在やっぱり5名のオリンピック選手がおられるということで、そのオリンピック選手自体のつながりという部分で、非常に逆にほかの町よりも探しやすいのではないかというふうに考えるわけですけれども、いかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

確かに、これはまずホストタウンになるためには、相手国のどういった競技を主に考えなくてはならないというところから、一番最初始まるのだというふうに思うわけであります。そんな中で、5人のオリンピックアスリートがいる。実は私も、各国を転戦している山本幸平選手にも確認をしました。まずまず、彼自身からの距離が近いといいますか、親交のある国としては、スイスであったり、あるいはタイであったりと、そんな話も伺ったところであります。あるいは、スピードスケートであれば、髙木菜那選手がオランダに留学もしているということもありますので、全く白紙の状態から取っかかるということではないというふうに思っているところであります。ただ、では次に、相手国がここが多分なじみがあるからいいだろうとなったときの、次の競技をどの競技にしていくかということが、かなり私は難しいな。というのは、国民にとって、ある程度なじみというものが必要なのだろうなと。全く体験したこともない競技ということになると、これまた町民の意識を醸成していく、機運を高めていくという点では、一から始めなければならないということがあって、一番手っ取り早いのは野球とか、バレー、バスケットだとか、いわゆるメジャーなスポーツが一番いいのでしょうけれども、これはなかなか、もう今、既に決まっていて難しい。では、穴場的なそういう競技があるのかということも考えなくてはならないわけでありまして、ただいずれにしても、その辺、スポーツの絞り込みが、山本選手から聞いた中でも、スイスといっても、これがというものはないのですね。一番今までで有名な、力を入れてきた競技として体操だと言うのですね。体操だと、なかなか本町にとっては難しいなとも考えたりもしまして、今、正直なところ思案をしているということであります。ただ、これが一つの契機となって、将来続くべきものでありますので、私は期間は短いですけれども、さきの福祉的な観点も含めて、ずっと模索していく必要があるだろうというふうに思っております。

再質問 4番 小田新紀

今、競技の話がありました。確かに私もメーンの競技のほうが、住民のほうは取っつきやすいなというふうには思うわけですけれども、逆にこういった機会の中で、今、町長も少しお話しされましたけれども、今まで町にとって、全く縁のなかった競技であったりとか、それからやはり団体種目となると、なかなか相手国の人数も多かったりとかするわけですけれども、個人種目ということであれば、その国の、たった一人しか出ていないという場合も多々あるわけでありまして、そういったその選手とコーチとかということも可能だというふうにありましたし、団体種目であっても、例えば全員がその町に来るという必要が全くないということで、まだ日本に残れるよという選手であったり、あるいは例えば陸上という種目の中で、400 メートルが終わって、でもまだ国の陸上チームとして残っているのだけれども、閉会式までの間に、その選手だけ来るというような交流も可能だというようなこともありました。いずれにしても、かえってメジャーじゃない種目という部分が、うちの町にとってはより必要かなというふうに思いますし、もっと言えば、オリンピアンとのつながりというのが、我が町は非常に強いと思うのですけれども、パラリンピックのほうについての興味という部分については、日本全体が言えることですけれども、まだまだという部分がありまして、かなりいい機会、チャンスかなというふうに思うわけですけれども、そういった部分で、あまり難しく考えないというか、本当に知られていない、逆にマイナーな、もっと言えば、パラリンピックも含めたそういった部分でということで、同じ、改めてということになりますけれども、いかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

確かに、マイナーな競技で、少ない人を呼んでくるというのは、比較的ハードルが低いのかなというふうに思います。ただ、やはり町民との交流というものが欠かせないということになりますと、やはり町民理解、町民の機運の醸成を考えたときに、今までなじみのなかった競技を理解してもらうことが、当然必要であるというふうに思いますし、パラリンピックも非常に意識が低いわけでありますから、こんなに素晴らしいことをやっているのだねということを、理解してもらうことが必要であろうというふうに思うのですが、そこを多くの町民の方に関わっていただきたい。しかも、単発ではなくて、継続していきたいということを考えると、やはりなじみのある競技にどうしても目が向いてしまうというのが実態でありまして、今、言われた観点も、十分に私も必要だろうというふうに認識しておりますので、そこも含めて、この短期間の中に、あるいはこれを契機として、どういったところとの交流、おつき合いができるのかということについては、ずっと模索、検討をしなくてはならないというふうに思っております。

再質問 4番 小田新紀

わかりました。次に、三つ、内容的に、来日する選手、それから参加国・地域の関係者、それから日本人オリンピアン・パラリンピアンの三者全てと住民が交流を行うことが、というふうに答弁がありましたけれども、これも私ちょっと確認したところ、一つでいいということで直接話されていました。全部やる必要はないですよということで、できるもので大丈夫ということで話がありましたので、それも含めてハードルが低いということで、ちょっとお伝えさせていただければというふうに思います。その後、町民意識の醸成という部分についてもですね……。もし今の部分で答弁があれば。

答弁 政策推進課長 谷口英将(政策推進課長は2019年12月まで)

三者の交流について、私も国、道を通じて直接お話を伺いました。恐らく同じ担当の方とお話をさせていただいたかと思うのですけれども、今、既に公表されている交流計画の手引というものにも、三者全てという規定がございます。我々情報交換している中で、なぜ継続審査になっているのですかという内容の情報収集を行ったところでありますけれども、大きくはやはり三者の交流、それと事後交流の継続性の計画の熟度が少ないので、今、知り得る上では 58 件が継続審査になっているのですけれども、そういう状況であるということでありました。

再質問 4番 小田新紀

わかりました。私のほうでも再度、確認してみたいというふうに思います。それから、町民の意識が種目によってということであるわけですけれども、ある意味やっぱりこの事業を通して、逆に、町民の意識の醸成を待っていて、この事業に取り組むという、その考え方もあるかなというふうにも思いますけれども、それは逆にこの事業を通して、そういった町民の意識を醸成していくということに対して、効果があるというふうに思うわけですけれども、その辺はいかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

私が考えていますのは、並行してということが一番いいのだろうなと。いわゆる行政側のある程度の仕掛けというものがあって、それと相手国を探していく、機運の醸成をしていくということが必要なのかなと。ですから、全く待っているわけでもなく、こちらから全てを仕掛けるわけでもなく、両面というか、並行して進めることが一番いいのかなというふうに思っています。

再質問 4番 小田新紀

おっしゃるとおりだというふうに思いますけれども、この事業に関しては、なかなか実は知られていないという部分も多々あるかというふうに思いますので、一定程度、町のほうからの大きな仕掛けというものは必要かなというふうに思いますし、またやはり5人のオリンピック選手がいるという世界でも類を見ない町でもあります。その担当の方も、それを聞いて驚いて、かなり幕別町に魅力を感じて、ぜひと、私の名前を挙げてもいいから、ぜひということで話はされていましたけれども、それだけ特異な町と、非常にいい意味の特徴のある町という部分がありますので、大きな仕掛けというものは、期間が短いけれども必要かなというふうに思っております。これに関わって、今後も期間が短い中で検討を進めていってもらいたいと思うわけですけれども、もう一つ、バリアフリー化への支援というものが財政措置でありまして、そちらのほうについては、ホストタウン登録云々ということではなく可能だということでありました。ホストタウンに対しても、事業費の半分の国からの補助があったりとか、かなりの財政措置があるわけですけれども、こちらのバリアフリー化という部分については、かなり総務省が力を入れているというふうにありましたけれども、そちらのほうもあわせて仕掛けていくというようなことについてのお考えはいかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

バリアフリー化につきましては、この制度と関係なく、やはりどんな方も暮らしやすいまちづくりというのは必要でありますから、そこはバリアフリー化計画などをつくる中で、どういった形の中で、手順で、バリアフリー化が進められるかということは、検討しなくてはならないというふうに思っております。

再質問 4番 小田新紀

そのとおりだというふうに思いますけれども、そういった部分で、今回、特に私個人としては、パラリンピックの種目という部分が、非常に我が町にとっては意味があるかなというふうに思っているわけですけれども、そういったホストタウン登録とともに、そちらのほうもあわせてやっていくということで、また相乗効果や町民に対する意識醸成という部分も図れるのかなというふうに思っておりますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

先ほどそういう観点で申し上げたつもりだったのですが、この登録のするしないに関わらず、やはり健常者も障害者も、どなたも老若男女が暮らしやすい段差解消等のバリアフリー化というは、これは進めなければならないというふうに考えておりますので、それはそれで今後十分検討して、改修などを進めていかなくてはならないというふうに思っております。

再質問 4番 小田新紀

いずれにしても、町の職員だけで、ホストタウン登録に向けてという部分の動きであったりとか、具体的な取組という部分は、非常に負担も大きいと思いますし、大変だというふうに思うのですけれども、いずれにしても、自治体が窓口になるというのがこの制度のあれなので、そういったことを通して、その事業をよりよくするためにということも含めて、町の商工会も含めたいろいろな関係団体と、そういったところと、この事業をつくっていくという観点で、可能性としては広がっていくのではないかなと。期間は短いのですけれども、それだけにより一層広がっていくのかなというふうには思いますが、そのあたりのお考えはいかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

そうですね。おっしゃるとおり、町が窓口になるのはもちろんでありますけれども、やはりオリンピアンがそうであります。オリンピアンの友人のつてをたどる、あるいは所属する企業等をたどるということもありましょう。あるいは町内のスポーツ団体をたどっていく。一般町民で、特にどこかの国と交流があるということもありましょうし、商業的なおつき合いもあると思います。その辺はこういった事業がありますので、どなたかそういうつてがあれば、教えてくださいといったことも広く周知をして、この事業につながるように取り組んでまいりたいというふうに思います。

再質問 4番 小田新紀

本当に期間が短い中ではありますけれども、この事業が実現できるようにということで、期待して願っております。では、二つ目の質問のほうに移らせていただきます。まず、ヘルメットの着用についてということでありますが、過去5年間の自転車事故の件数ということでお示しいただきました。比べるものがあれですので、多いか少ないかというのはあれですけれども、割とこのあたりの大きな町としては、事故件数としては少ないのかなというふうには、私は個人的には感じているところであります。その合計3件の状況ですね。もし、わかる範囲で信号機がある場所とかない場所とかも含めて、状況がわかる範囲で構いませんので、もしあれば教えていただければと思います。

答弁 防災環境課長 寺田治(防災環境課長は2022年3月まで)

3件の事故件数でございますけれども、状況としては、交差点での出会い頭、信号機があるかないかまではちょっとわからないのですけれども、交差点の出会い頭の接触事故というふうにお聞きしております。以上です。

再質問 4番 小田新紀

3件とも出会い頭ということですね。けがの具合というか、そのあたりの被害というのですか、状況というのは。

答弁 防災環境課長 寺田治(防災環境課長は2022年3月まで)

けがの程度までは、ちょっと教えてくれなかったのですけれども、いずれも軽傷としか調査の段階では教えていただけませんでした。以上です。

再質問 4番 小田新紀

承知しました。件数が多い少ないということでもありますけれども、いずれにしても事故自体は発生しているということで、今後も十分その可能性はあるかなというふうに思うところでありますけれども、特にかえって幕別町の子供たちは、かなり交通ルールは守っているというふうに私は思っています。それは、いろんな学校教育であったり、いろんな取組が功を奏しているという部分は、非常に感じておりますが、それだけに、信号のあるところではかえって安全、安全とは言えないですけれども、逆に信号がないところという部分のほうが、より危険性が高いのかなと。市街地や、市街地も関係なくですけれども、いわゆる交差点というところが非常に多いところなので、見通しの悪い交差点もたくさんありますし、子供たちはルールを守っているけれども、自動車を運転されている方のルールをあるいは運転ミスと、そういった部分ということもありますので、大きな事故につながる可能性というは、今後も全くないというか、明日、今、起こってもおかしくないというような状況だということの認識の中で、質問をさせていただきたいというふうに思います。二つ目の各学校での取組でということでありますが、小学校の6校は、今、自転車通学を認められている子供たちについては、ヘルメットの義務付けをされているということでありましたけれども、中学校では義務付けはされていないということであります。道路交通法の一部改正する法律においても、13 歳未満というようなことがありましたけれども、我が町にとって、中学校で義務付けていないという何か違いとか理由とかがもしありましたら、お示しいただければと思います。

答弁 教育長 菅野勇次(教育長は2024年3月まで)

小学校では義務付けをしていて、中学校では義務付けをしていないという実態でありますけれども、まず小学生においては、これは学校判断ではあるのですけれども、年齢的体力的にも、危険性が中学生よりも高いというようなことがあって、ヘルメットを義務付けているという状況であります。中学校につきましては、先ほど小田議員からもありましたように、義務付けが、道交法での規定が13 歳未満ということでありますので、中学生が全て義務付けされている、努力義務の規定があるということではないものですから、生徒の自主性等に鑑みて、中学生については義務付けをしていないという状況であります。

再質問 4番 小田新紀

実態については承知しました。現在、取り組んでおられるさまざまな啓発事業、普及事業ということで答弁ありました。先ほど申し上げましたとおり、交通ルールについては、非常に守っている子が多いというような印象が強いわけですけれども、ただ、ヘルメットということに限定しますと、私が見る限りでは、ほとんど町内で、ふだんの生活の中でも見られないかなというふうに思っているわけですけれども、そうした普及啓発等と、効果が出ているかどうか、ヘルメットということに限定してということですけれども、効果が出ているのかどうかという部分については、どのようにお考えになられているでしょうか。

答弁 教育長 菅野勇次(教育長は2024年3月まで)

先ほども申し上げましたように、通学の許可要件として、小学生においては、ヘルメットを義務付けているということでありまして、少なくとも通学時においては、ヘルメットを着用しているというふうに考えております。その意味では、効果についてはある程度あるのではないかなとは思いますけれども、ただ、通学以外のときにヘルメットをきちんと着用しているかどうかについてまでは、把握をしていないところでありますので、その辺については、なかなかちょっと把握していないということでご理解をいただきたいと思います。

再質問 4番 小田新紀

通学のときは、そういった義務化ということで、子供たちや保護者の気持ちが、どういった意識の中でヘルメットを着用しているかについてはわかりませんけれども、ある程度しなければならないからしていると、通学のときの条件になっているから、しなければいけないという意識でとどまっているのであれば、ちょっとさらに一層の意識醸成というのが必要なのかなと思うわけですけれども、あと、通学で使っていない日常生活の中で、自転車利用をしている子供たちという部分については、やっぱりその安全という部分で、ヘルメットをしなければいけないという部分については、あまり十勝管内全てもそうなのですけれども、意識としては高くはないだろうというふうに思っているわけですが、そういった部分で、ヘルメットをかぶりましょう、交通事故になったときに、ヘルメットがあったほうが大丈夫ですよというような、一般的な普及啓発というものをされているかなというふうには思うわけですけれども、そういった部分では、これまで取り組んできたさまざまな事業が、そこまでの効果を上げていないのではないのかなというふうに推測されるわけですけれども、改めていかがでしょうか。

答弁 教育長 菅野勇次(教育長は2024年3月まで)

答弁の中でも申し上げましたけれども、各種リーフレットですとか、道あるいは警察からの通知等も活用させていただきながら、児童生徒のみならず、家庭にも、保護者にも、普及啓発に努めているところではありますけれども、通学以外で使用されているかどうかということは、把握はしていないわけなのですけれども、その辺がどこまで行き渡っているか、保護者の方も含めて意識的に行き渡っているかという点については、まだまだ不十分な点があろうかと思いますので、今後も引き続き、普及啓発に努めてまいりたいというふうに考えているのです。

再質問 4番 小田新紀

そういった意味で、一つの方法として、町からなどの補助という部分でひとつ促すというのも、一つの手としてあり得るのかなという思いでおります。初期にかかる費用というのは、非常に大きな金額がかかるというのは重々承知しています。また、補助することがいいのかどうかという部分も、いろんな考え方があるかと思いますので、決してそれがありきということではないのですけれども、補助の方法があるとしたら、少なくても全額補助ということではなくて、やはりほかの自治体でも例としてありますけれども、一部補助であったりとか、一部半額補助だけれども、上限幾らで 2,000 円だというような、そういったような補助というような自治体もありますし、そういった部分で、あるいは最初の年に全部の児童生徒にヘルメットが行き渡らなくても、本来、行き渡ったほうがいいのですけれども、1年ずつ増やしていくというような、そういった可能性ということもあると思うのですけれども、そういった多少の補助ということも含めて、そのあたりのお考えについてはいかがでしょうか。

答弁 教育長 菅野勇次(教育長は2024年3月まで)

これ考え方はいろいろとあろうかと思いますけれども、道交法においては、児童または幼児を保護する責任のある者は、児童または幼児を自転車に乗車させるときは、ヘルメットをかぶらさせるように努めなければならないというふうにされておりまして、これ、基本的には、保護者が保護者の責任において、保護者の負担で措置すべきものというふうに考えておりますので、現段階では助成ということまでは考えていないのが現状であります。

再質問 4番 小田新紀

私も、基本的には保護者の義務だというふうに認識をしております。そういった中で、これまで、そこまでがなかなか浸透してないという部分も見受けられますので、補助ありきということではないのですけれども、これも一つの方法として検討すべきことではあるのかなというふうには考えておりますが、その中で、先ほどからその啓発についてということですけれども、これまでと同じような啓発でとどまっていると、これまでと同じかなというふうに思うわけですけれども、今後より一層ということでご答弁ありましたけれども、ヘルメット着用の重要性についてということでありますが、考えられるさらなる啓発方法とか、普及の方法とか、そういった部分のもしお考えがありましたら、お聞かせいただければと思います。

答弁 教育長 菅野勇次(教育長は2024年3月まで)

現段階では、さらなるということで、どんな手法でというところまでは考えに及んではおりませんけれども、北海道警察がまとめた小学生の交通事故の実態によりますと、小学生の自転車事故の特徴として、安全不確認など4割以上に違反があるという結果が出ております。そういったことから、まずは事故に遭わないために、交通ルールの周知を図り、交通安全教育を推進すべきという分析もなされているところであります。そうしたことから、今、具体的な手法は、これからということになりますけれども、交通事故を防止するために、今後もさまざまな機会をとらえて、自転車走行時のヘルメット着用あるいは交通マナーの向上を指導していくとともに、交通政策そのものということになりますので、総合的に町長部局とも連携しながら、交通事故のない安心で安全なまちづくりの実現に向けて、各小中学校とも連携して取り組んでまいりたいというふうに考えております。

再質問 4番 小田新紀

交通ルールについては、先ほどからも申し上げましているとおり、うちの町の子供たちはかなり守っているというふうに思います。何割程度という部分については、ちょっとわかりませんけれども、かなり守っているとは思うのですけれども、その子供たちの交通ルールの意識の向上というのは、もちろんこれからも継続していくべきだというふうに思いますし、これまでの事業が功を奏しているというふうにも思っておりますが、やはり運転手のほうのミスや、交通違反といったものによる事故というものも多々あるわけでして、そういった部分で、それを子供たちに気をつけろといっても、なかなかそういうものではない。そういった部分で、最後の命を守る手段ということで、やはりヘルメットということで、今回、質問させていただいておりますので、そういった観点も含めて、普及について検討いただければというふうに思いますが、それこそ先ほどのお話じゃないですけれども、山本幸平選手という自転車の選手がいるわけですので、そういった選手の協力をもらいながら、彼がつけているヘルメットや自転車の姿というものは、やっぱり非常に格好いいものもありますので、そういった部分等々を活用しながら、彼の協力も得ながら、そういったことを子供たちに格好よく見せていくというようなことも考えられるのかなと思うのですけれども、いかがでしょうか。

答弁 教育長 菅野勇次(教育長は2024年3月まで)

ただいま、非常に素晴らしい提案をお受けいたしました。山本幸平選手のお話ありましたように、そういったことも検討しながら、ただ、助成については、先ほど申し上げた基本的な考えがございます。奨励的に、ヘルメットの助成については、例えば一部ですとかということも考えられないわけではないと思いますけれども、そういったことも含めて、今後、検討の課題とさせていただきたいというふうに思います。

再質問 4番 小田新紀

町のほうからの補助、直接という部分も考えられると思いますけれども、いろんな関係団体から協力をもらうというような、例えば交通安全協会とか、そういったところかの協力をもらうとか、町の企業からもとか、そういったような考え方もあるのかなというふうに思いますが、今後、子供たちの命を守る、10 年間で1人の死亡者だけだったよということでよかったよかったという話ではないと思いますので、一人のヘルメットを着用していれば守られた命というのが、ずっとこれからも永遠にこの町で続くように、いろいろと策を練っていただければということを期待申し上げまして、終了したいと思います。

出典:幕別町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月10日 議事録 PDF(21ページ) 間違いを知らせる