士別市議会 令和元年第2回定例会 2019年6月19日
多寄中学校校舎のあるべき姿は
2019年6月19日、士別市議会の一般質問で、丹正臣議員が「多寄中学校校舎のあるべき姿は」について質問し、教育長 中峰寿彰が答弁しました。
- 質問者
- 丹正臣 議員
- 答弁者
- 教育長 中峰寿彰
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 10番 丹正臣
次に、閉校する多寄中学校の今後のあるべき姿ということで質問をいたします。73年の歴史ある多寄中学校が今年度事業をもって閉校することになりました。7年前でしたか、中多寄小学校も閉校しております。2つとも私の母校であり、まことに残念でありますけれども、心寂しい気持ちでいっぱいであります。しかしながら、少子化の時代にあって、多寄中学校も近い将来複式化が予想されるということであって、少ない生徒の中では将来高級な勉強や高い体育学習等々ができないということでありまして、これは学校の適正化計画にはなかったんですけれども、地域住民みずからがそういう理念に立って、統合やむなしという結果になったのでございます。また、そういう結果が子供たちの幸せを求めるというところにたどり着いたんだと思うのであります。そこに既に統合に向けた進め方等々については、教育委員会、学校、その他地域の皆さん方といかにしてスムーズな中で統合ができるかと、生徒が不安なく登校できるためにどうしたらいいかということについては、るる協議をされていると思われます。私が心配するわけではないんですけれども、あと2学期、3学期ありますので、例えば小さい多寄中学校から大きな士別中学校に行くのですから、事前の合同研修をしたり、スポーツ交流などをして、円満にスムーズな形で行けるような方法が検討されているかどうかをお聞きするものであります。生徒は順応性にすぐれておりますから私どもが心配することはないんだろうと思いますけれども、その辺はどうなんだろうかと。また、学校教育の中で、カリキュラムの中で、多寄中学校はスポーツの中で剣道を取り入れております。聞けば士別中学校は柔道だと聞いております。その辺の教育バランスをどう考えていくのか心配をしております。さらには、多寄中学校は1学年5人から6人ですから、入ったときに5人、6人が同じ教室に行くのか、5人、6人を2人、3人の分け方とするのか、そういう心配はないんですけれども、そういうことはどうなのかということについても心配をしている面がありますので、お聞きをしておきます。さらには、ジャージだとか制服、中学校に行けばそういう形で決まっておると思うんですけれども、それは家庭の負担になるようなことがあるのか、例えば暫定として多寄中学校2年生、あと2年だからそのままの形でいいんだとか、そういうことが予想されるのか、そういうことはしなくてもいいのかどうなのかということについてお尋ねをする次第でございます。次に、通学手段として倍以上の距離をもって士別中学校に来ることになります。スクールバスを出そうとしているのか、路線バスで通学をするのか。温根別については路線バスを使用しながらスポーツをやった部活動については時間を決めて追加のバスを路線バスを出しているということでありますけれども、そういう協議が学校PTAや地域の皆さん方とどのように協議をされているのか、私の心配事でありますけれども、お聞かせいただければありがたいと思っております。それから、閉校する学校管理についてお尋ねをいたします。承知のとおり、多寄中学校は小学校と併設校として今あるわけでございます。多寄小学校ができたときに、これからの学校のつくり方として、体育館やグラウンドを共用することによって市に負担をかけないような取り組みも必要ではないだろうかということで併設校になった経過がございます。その結果、上士別小・中学校は併設校として今あるように私は理解をしております。そんな中で、多寄中学校が閉校するに当たって、先に多寄中学校ができていたものですから、小学校が後からできて、体育館は真ん中にあったものですから、小学校が開け閉めいろいろできるんですけれども、特別教室4教室があると聞いておりますけれども、小学校が4教室を使うときに、閉校した多寄中学校から開け閉めをすることになっているんですけれども、管理運営上それをどのようなことでやろうとしているのか。小学校に任せるんですか。あの広いあいた校舎までも小学校が管理運営するか。例えば冬になれば、聞けばですよ、外に出て中学校の玄関を開けて特別教室に入る鍵を開けなければ今のところなっていないようです。そんなことも含めて、管理はどのような形でしようとしているのか。さらに言えば、用務員さんが中学校と小学校で2人おります。今は2人でうまく仕事を分担しながら管理している。それは小学校、中学校は分けているんですけれども、体育館だとかグラウンドについては共同利用ですから、そういうことで使用はされていると聞いております。そんなことで、開いた教室をどう使用しているのか、どう管理するのかということが今多寄の中でも話題の一つであります。今士別市は、公共施設マネジメント、いわゆる公共施設をロスなく、無駄なく、統合できるものは統合しながら経営負担に努めようということでマネジメント計画が進んでいるんですけれども、多寄の一部の皆さん方からは積極的な意見として、例えばあいた教室を公共施設として使うことができないんだろうかという意見も出ております。私は言うんですけれども、普通にあいたから入れるということではなくて、公共施設となれば、建て方は中学校の機能を有した学校でありますので、あいたからそこへ入れるということにもなりませんので、一定の改修改善が必要になるんだろうと。それに対しても第3回、第4回の定例会で、そういうことがもし想定されるとするならば、予算も組まなければならないし、地域住民の意見も聞きながらやっていかなければならないと思うのであります。教育委員会として、私は今言ったことは軽微なことであまり大きなことにはならないと思うんですけれども、私が一番心配するのは、6年前中多寄小学校が閉校したときに、そのときにも私は何回か学校の利用を考えてくれということを言ったつもりでございます。しかしながら、いまだ中多寄小学校については何の形にもなっておりません。ただ、みすぼらしくなっていくだけでございます。でありますから、教育委員会としては、多寄中学校が閉校しても一部残るんですから、第2の中多寄小学校にならないような、そんな思いを込めて答弁をいただければありがたいなと思っております。以上で終わります。 (降壇)
答弁 教育長 中峰寿彰(教育長は2023年3月まで)
ただいまの御質問にお答えいたします。初めに、多寄中学校と士別中学校との交流授業についてです。両校ではこの間、授業交流の実施について可能な教科を選定し、相互に授業の進捗状況を把握しながら検討協議を進めてきています。こうした中で、先月髙平慎士さんを講師として開催したスポーツ能力向上授業では、士別中学校を会場に両校の生徒が一緒に指導を受けたところです。次に、統合後の制服等についてです。現在の多寄中学校の制服は士別中学校と同一のものを使用しており、統合後に制服が異なることはない状況です。また、ジャージについては、統合を見据え、あらかじめ士別中学校で使用しているものを購入している生徒もいるほか、統合後にあっても多寄中学校のジャージを引き続き使用することも可能としているところです。また、授業の一つである武道については、お話しのとおり、これまで多寄中学校では剣道を採用していましたが、本年度の1、2年生は士別中学校と同じ柔道を選択しているところです。このほか、副教材についても原則1年ごとに購入することとなっておりますことから、統合後において士別中学校で使用するものを適宜購入するということになります。こうしたことから、統合に伴って新たに多大な費用負担が発生することはないものと考えています。また、御心配をいただきましたけれども、クラス分けなどについても、これまでも全ての学校がそうでありますけれども、さまざまそういった統合の際に子供たちが戸惑いや不安などが生じないように、きちんと配慮、検討しながらしているところでありますので、同様の形で進めていく考えであります。次に、統合後の通学手段についてですけれども、昨年11月から学校や保護者と協議を進めてきており、この間士別軌道が運行している中多寄線や道北バスが運行している旭川名寄線の既存バスを活用する案のほか中多寄地区で運行しているスクールハイヤーを活用する案なども含め、さまざまな角度から検討を重ねています。保護者からは東西に広い多寄地区の特性を踏まえた通学手段の確立について強い要望があったところでもあり、生徒の自宅位置などの実態に対応できるよう、中多寄線の経路変更を含めて比較的容易に変更手続が行えるスクール線の運行について現在事業者と協議を進めています。ただ、スクール線やそれ以外の方法も含めてそれぞれに課題もあることから、安全・安心な通学と充実した学校生活に向けて引き続き検討、協議を進めてまいります。最後に、特別教室の運用方法と閉校後の学校管理についてです。現状においても多寄小学校では中学校側の特別教室を使用しており、多寄中学校閉校後も引き続き使用することを前提としている中で、これまで同様学校とも協議、調整しながら児童の充実した学校生活に努めていかなければならないと考えています。こうした中で体育館などの管理、その他の部屋の管理等々を含めては、小学校として機能的、効率的に活用できることがまず第一だと考えているところであります。一方、こうした空き教室等の管理や利用方法について、地域でもそのあり方にかかわっての意見交換も行われている状況の中で、今後においてはまずは申し上げたとおり多寄小学校の学校施設としての位置づけを原則としつつ、コミュニティ・スクールを中心とした地域の地元の意向も踏まえながら、今後の利活用や係る費用等も鑑みつつ必要な対応に努めていく考えです。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)