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士別市議会 令和元年第4回定例会 2019年12月10日

企業誘致の基本的な考え方と市民との共生について

2019年12月10日、士別市議会の一般質問で、大西陽議員が「企業誘致の基本的な考え方と市民との共生について」質問し、市長 牧野勇司が答弁しました。

質問者
大西陽 議員
答弁者
市長 牧野勇司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 12番 大西陽

通告のとおり一問一答方式で一般質問を行います。最初に、企業誘致の基本的な考え方と市民との共生についてであります。地方では人口減少や少子高齢化が急速に進んでおり、さらに住民のライフスタイルの変化などもあって、全国の自治体は多種多様な地域課題を解決するための努力を続けております。そんな環境の中で、自治体にとって企業の進出は新たな雇用や税収の増加、さらに地元の原材料業者や運送業者など地元企業への需要が増えることも期待できることから、地域経済の活性化につながるとしております。一方、進出する企業も自治体による優遇措置や地方は採用面での競業企業が少ないため、優秀な地元の人材を雇用できるメリットがあるとされております。本市においても、現在立地企業として、トヨタ自動車士別試験場、ミシュラン、ブリヂストン北海道プルービンググラウンド、ヤマハ発動機北海道試験場、ダイハツ工業北海道試験場、日本甜菜製糖士別製糖所の各企業が長年にわたり地域経済の活性化と雇用の安定に大きく貢献をされております。本年度には新たに羊の飼養、羊肉の販売を目的に士別三協株式会社が設立をされ、株式会社ドリームグラウンドが養豚場の開設を現在進めており、OMEGAファーマーズがえごまや亜麻などの植物性油の搾油と販売に取り組むことになっております。さらに、本市としても本年4月に施行された企業立地促進条例の改正を行い、今後も積極的に誘致活動に取り組んでいくとしております。そこで、企業に向けた情報発信の方法と過去3カ年に訪問した企業数及び訪問回数を含めた誘致を実現するための取り組みの内容をまずお伺いいたします。次に、企業誘致に当たって市民が総ぐるみで歓迎する機運を醸成することが大切であり、企業も地域で長く活動するためには市民との共生が大事なことではないでしょうか。現在も各立地企業はイベントに対する協力や施設見学会の開催などを通じて、市民と交流を深める機会を積極的に設けております。そこで、誘致企業と市民が共生するためにはどのような取り組みが必要と考えているのか、お聞かせをいただきたいと思います。最後になりますが、市は企業誘致に当たっては地域の合意形成が重要としながらも、今回市の対応で地域が混乱をし、信頼を損なったことは残念なことでありました。そこに至った経緯と、そのことを教訓とした今後の進め方を改めて伺って、この質問を終わります。 (降壇)

答弁 市長 牧野勇司(市長は2021年6月まで)

大西議員の御質問にお答えいたします。初めに、企業に向けた情報発信の方法と企業誘致に向けた取り組み内容についてです。まず、企業に向けた情報発信については、市のホームページでの提供が中心となっているほか、北海道のホームページでも道内の工業団地が紹介されており、本市の駅南工業団地も掲載されているところです。過去3年間で訪問した企業数と訪問回数については、平成29年度では6企業に延べ6回、30年度では11企業に延べ14回、今年度は11月末現在で19企業で20回と増加しています。増加の要因としては、昨年から自動車の自動運転の技術開発に取り組む企業を中心に、冬期閉鎖道路を占用して試験を行っていただける環境を提案してきているところです。このほか、積雪寒冷な気象条件と広大な土地、主要都市からの交通アクセスなどを盛り込んだ提案、誘致活動を行っています。この結果、昨年度は3社が冬期間における自動運転技術開発に向けた試験や広大な土地を利用したドローンの試験を行っていただいており、今後も試験拡大に期待を寄せているところです。次に、企業誘致と市民との共生についてです。企業は地域理解のもと、地域とともに成長していくことが市民との共生だと考えています。特に本市を含めた地方都市では、企業と地域が一体となっていなければ双方に無理が生じて地域の活性化につながらない場合もあり、企業と市民、互いの理解があって地域での企業運営、共生が成り立つものと思います。地域に根差した企業活動を行う中で、地域が企業に誇りを感じられるような取り組みや関係が必要であると存じます。次に、地域の合意形成と今後の進め方についてです。本年4月から施行した企業立地促進条例に基づく特定遊休財産について、地域の方々に旧武徳小学校の利活用に向けた説明が市の不手際によりおくれ、工事着工後となったことなどにより地域から行政に対する不信感を招きました。このことについては地域との合意形成を進める上で反省すべきものと存じるとともに、地域の皆様に対しておわびを申し上げる次第であります。今後は、地域や議会への事前説明などを盛り込んだガイドラインを策定し、二度とこのようなことを起こさないよう、地域に配慮した誘致活動を展開してまいります。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)

出典:士別市議会 令和元年第4回定例会 2019年12月10日 議事録 PDF(27ページ) 間違いを知らせる