みんなの議会

本別町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月12日

企業誘致の現状について

2025年6月12日、本別町議会の一般質問で、梅村智秀議員が「企業誘致の現状について」質問し、町長 佐々木基裕、企画財政課長 松本秀規、農林課長 篠原順彦、未来創造課長 野崎昌也が答弁しました。

質問者
梅村智秀 議員
答弁者
町長 佐々木基裕、企画財政課長 松本秀規、農林課長 篠原順彦、未来創造課長 野崎昌也

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 5番 梅村智秀

それでは、1問目終わりまして、2問目に移ります。企業誘致の現状について。質問要旨。大手企業による事業縮小などが相次ぐ本町にとって、新たなる企業誘致は町活性化のために重要であり、優先課題と考える町民も多く、さらなる取組が必要であるが、事実と所信をただす。要旨の明細。1番項、杜のいちご社は、イチゴハウスに7億7,000万円、木育施設に4億7,000万円の総事業費12億4,000万円、年間売上見込2億1,000万円で、本年6月に着工、令和8年4月より事業開始との事業計画で本町に進出予定であったが、資材等の物価高騰により事業費が大幅に膨らむこと、地下水の水質検査及び設備整備が必要となったこと、木質バイオマスボイラーの導入費が高額となったことを要因とし、1年延期と発表がなされた。これまで、職員の現地訪問や企業関係者の受入れ、町からの提案や交付金申請等の事務、進出予定地の取得等を行なってきたが、杜のいちご社の企業誘致を実現させるためには、これまでの検証と併せてさらなる取組をし、受入体制の構築をするべきであるが、現況と併せ今後の展望や見込みについて事実と所見を具体に問う。2番項、その他の企業誘致も併せて行なう必要があり、現況と町の取組姿勢、実態について具体に問う。

答弁 町長 佐々木基裕

〔登壇〕御質問の2問目であります企業誘致の現状について答弁を申し上げます。まず、1点目の御質問にありました企業誘致を取り進めている会社でありますけれども、宮城県に本社があります、杜のいちご株式会社であります。事業内容といたしましては、夏イチゴ2.1ヘクタール、冬イチゴ0.5ヘクタールを生産し、国内大手菓子会社・パン製造会社に出荷をしております。本町への進出に至った経緯でありますが、近年の高温による影響で、宮城県での生産量が約20%落ち込んでいる状況であることから、他の生産地を探していたと伺っております。このような中、令和5年度に本別町において実施いたしました企業誘致支援事業フォームマーケティング委託事業でアンケート調査を行なったところ、本別町に興味を持っていただきました。そこから、企業誘致に関する協議が始まっております。当初建設予定より資材費の高騰等によりまして、1年間先延ばしとなりましたが、企業とは連携を取りながら事業推進を図っているところでございます。また、現在の庁内体制でありますが、関係する部署が月1回集まり情報共有を図り、杜のいちご社とはオンラインで月1回程度、情報共有を図っている状況でございます。今後につきましては、設計費、図面等の関係書類が整い次第、補助事業申請に係る打合せ、それを国・北海道と進めてまいります。続いて、2点目の企業誘致の取組につきましては、過去の答弁でも申し上げましたとおり、地域経済の発展と新たな雇用の創出、町税の増収など、本町発展に大きな役割を果たすものと捉えております。まず、現況について述べさせていただきますが、先ほど1項目で申し上げましたとおり、杜のいちご社の誘致に向けて鋭意進めている最中でありまして、杜のいちご社と当方が円滑に協議を進められるよう、役場内関係部局をジョイントさせ、スピード感を持って誠実に対応してまいりたいと考えております。また、道東自動車道本別ジャンクションの釧路方面と北見方面を結ぶ通行路につきましては、令和8年4月から6月にかけて工事入札を予定しているとのことでありまして、本町にとっては、釧路圏とオホーツク圏、苫小牧や札幌が一本の道につながれば、交流人口の増加に併せ、物流や災害対応に大きなメリットが生まれるものと期待しております。そうした本別町の地の利を生かした企業誘致を進めるとともに、本町の企業誘致条例における設備投資奨励金や雇用促進奨励金、固定資産税相当額奨励金など支援措置を整備してきておりまして、直近では、令和4年12月に設備投資奨励金の見直しや投資額等の要件を緩和する条例改正を行ない、企業進出の促進を図ってきているところでございます。一方、課題といたしましては、一定規模にまとまった町有地を持ち合わせていなく、本別インターチェンジ付近におきまして、農業振興地域の用途指定がなされ、農地転用が制限されておりますことから、企業の意向と当該地権者との間の調整や農地転用等の側面支援などを今後検討していかなければなりません。いずれにいたしましても、現段階では杜のいちごの誘致に最大限取り組むとともに、今後、整備される本別ジャンクションのフル化というメリットを周知しながら、企業誘致に取り組んでまいりたい、そう考えておりますので、御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。

質問 5番 梅村智秀

まず、1番項を改めてお伺いをいたします。これは具体的に明快にお伺いいたします。報道等でもあり、杜のいちご社の進出の白紙化については否定をなされたというところで、町長、報道もあったところでございますが、具体的に申しますと、来てもらえるんですか、どうですかという点。来てもらえるのであれば、当初の事業規模どおりなのか、計画の変更等があるのか、いつ頃、どのような規模で来ていただけるのかという点、改めてお伺いいたします。

答弁 町長 佐々木基裕

再質問にお答えをさせていただきます。来てもらえるのかどうか、具体的にということでございます。今の段階で来ていただけるというところで、私は捉えております。実際、来月7月に杜のいちごの社長と会う約束をしております。私どもが宮城県のほうに出向いて、最終協議をしてまいりたい、そう考えているところでございます。以上でございます。

質問 5番 梅村智秀

私、改めて、来てもらえるのかどうかという点は、来てもらえるとお考えだというところでございましたが、時期や規模等についてはいかがでしょうか。御答弁いただけなかったので、改めて伺います。

答弁 町長 佐々木基裕

これは企業の関係もありますから、私がここでお話をしていいかどうか分かりませんけれども、来る時期につきましては、来年の令和8年度の事業計画申請に上げて、令和8年度中に工事を施工し、そして令和9年からイチゴ生産が始まるということでお聞きしてございます。規模につきましては、当初の規模でやりたいという社長の強い思いがあるというところはお聞きしてございます。また、そこの細部の例えば熱量をどうするのであるとか、水道はどうするのであるとか、水はどうするのであるとか、そこは今データをこちらから再度送り込んでおりますので、そちらを向こうで検証分析、今しているところだと思います。また、資材の購入先等につきましても、国内を問わず検討されているということでございますので、そういったことをもろもろ7月に行って確認をし、社長と直接協議をしてまいりたいと考えております。その後に、また議員の皆様、そして町民の皆様に御報告していきたいと思ってございます。以上です。

質問 5番 梅村智秀

町長は来ていただけるというような御認識であると。実は私も私見でございますけれども、多分来てくれるんじゃないのかなというような思いを持っております。これは期待値も含めてでございます。これまでも町の大きなイベント等にもキッチンカー等で出店していただいたりとかということもありますし、ただ、来ていただけるということでは本当に一服の安堵をしているところですし、本当に大きな期待もしているところであります。少なくない町民の皆様も子育て世代等を中心に、やっぱり来てほしいよと。これは町外の方からも実は私、一定数の問合せというか、実際どうなっているのというようなお声をいただくこともあります。じゃあ来ていただけるよという前提の下で、ただ、結果、資材費等の高騰等を理由に1年延期となったよというところであります。今、御答弁から明快には把握ができなかったんですが、今、町から杜のいちご社に対してもろもろのデータ等を送り込んだりとかということもありますし、今の時点では社長の思いとしては、これまで提案どおりの規模でやりたいというような思いの部分はあったと思いますけど、具体的に数字として現れていたりというところができているのかどうかというところでございます。これまでのやり取りの中で、私の受けている感としては、そもそも12億4,000万円ですよね、木育施設と合わせて。この12億4,000万円の資金調達はどこからどうしているのか、自己資金が幾らなのか。この12億4,000万円の積算、なぜこの金額と算出したのか、されたのかという、いわゆる内訳等が、どこまで町としては把握された上で来ていただけると捉えていらっしゃるのか、改めてお伺いをいたします。

答弁 町長 佐々木基裕

答弁を申し上げます。当初の杜のいちごからの概要版による計画では、今、議員がおっしゃったとおりの金額となってございます。そこでございますけれども、資金調達とかそういう部分につきましては、あくまでも企業、民間企業でございますから、私の立場でそこをどうの、何億円どうのということは申し上げられない。あくまでも、そこは進出してくれる杜のいちごの経営、それから、そういった調達をどのようにしていくかというのは、町ではなくて杜のいちごの関係だと思ってございます。私どもが支援できるのは、そういった計画がしっかりと出来上がって、ほぼ出来上がりつつありますので、それをしっかりと側面から後ろから支援していく。そのためには国及び道のほうに出向いて、その計画どおり工事ができるよう、そして、そのとおりうまく生産がされるよう、そして、企業にとっては、そこで十分な利益が得られるよう、そこを最終的に支援していくのが行政の役割だと思ってございますので、その辺はしっかりとやってまいりたいと考えております。以上です。

質問 5番 梅村智秀

ただいまの御答弁が、いまいち私釈然とし切れないのが、違和感を感じるのが、結局それはそうですよ。おっしゃるとおり、あくまでも民間企業でございます。その計画を立てるのも資金調達するのも、この民間企業である杜のいちご社であります。でも、行政として、もう既にマンパワー、職員の時間も割いて、面談等も行なっている、税金使って視察にも行っている、税金使って迎え入れもしている、税金使って土地まで用意している。これそんな何百万円とかみたいな額じゃないじゃないですか、もう土地1,300万円ですか、今回の諸般の報告にも上がっておりましたよね、土地開発公社のもの。やっぱり行政として、皆様の貴重な税金を使っているわけで、その辺の確からしさというもの、本当にこれが実現するのか、その確からしさというものの根拠、その裏を取っていくということは、それは必要じゃないですか。それができてから初めて税金を使うんだったらまだ分かりますけども、何千万円も使っているじゃないですか。土地だけで1,300万円使って、今回の補正予算で、整地化・造成化というような見解はあるのかもしれないですけども、進出予定地の土地のいわゆる残土が盛土されているものも重機で押し上げて、それを借上げして、木も切って、その木を抜根してと、三百六十数万円でしたよね、400万円弱ぐらいのお金も使っているじゃないですか。そうした中で、本当に来てもらえるんですかというところ、そこの裏取りきちんとしないで、こんな1,000万円も2,000万円も使っていて大丈夫なんですかというのが、町民の皆様の懸念とかにもなってくると思うんです。来て欲しいのは皆さん一緒。その上で、本当にこの計画実現できますかという確認や、そうした協議というのは必要じゃないでしょうかね。それをしていった上で、そこが仮に甘ければ、ここがきちんとクリアされないと、町としてはここから一歩踏み出せませんよというのが行政としての姿勢、あるべき姿ではないんでしょうかね。この辺実態とお考え、伺います。

答弁 町長 佐々木基裕

答弁をさせていただきます。まず、昨年でしたか、1,300万円で土地開発公社が土地を購入したというところでございますが、そこの部分につきましては、杜のいちごのための敷地として購入したというところ、何かうわさをされているようですが、町といたしましては、そこも視野に入っていますけれども、ほかの企業誘致全般にわたりまして、その当該土地が1,300万円で購入できるのであれば、杜のいちごのほかにも企業がもし目を向けてくれるのであれば、来てくれる。そこだけの価値ある土地だということで購入したわけでございまして、杜のいちごのためだけに購入したものでございませんので、その辺は御理解を賜りたいと思います。また、こういった企業誘致に関しましては、分かり得る部分の概要は、町民の皆さん、そして議員の皆さんのほうに周知をいたしますけれども、例えば、当方と、これは杜のいちごに限りませんけれども、企業誘致側の企業の相手方と内々に協議する部分もございますし、ここの部分につきましては、相手方からここの部分については最終決定するまで伏せておいてほしいとか、もしくは、向こう側の企業におきましても、他の企業との関係もございますから、ここの部分は数字的には申し上げられないとか、いろいろあると思うんです。そういったことを、全てを100%公表すれと言われても、そこはできない部分もありますので、そこの部分については御理解を賜りたいと思ってございます。以上でございます。

質問 5番 梅村智秀

まず、この南3丁目の旧営林署の苗畑用地でございますけども、今定例会で配付された諸般報告でございますけども、前年に隣接町有地に町外の農業関係事業所の誘致が決定し、今後、その近接地において関連事業所の誘致が見込まれることから、売却予定地を購入することとして予算を補正したと記載があります。これは完全に、ここの杜のいちご社の進出を見込んでの購入じゃないですか。それを他の企業誘致にもみたいな、それはちょっとやっぱり無理ありますよ。僕はそう感じますけどね。あと、これごめんなさい、いつのどの会議だったか記憶していませんけども、たしか総務課長のお言葉だったかな、これがもしそれに使われないときは、宅地として転用しますみたいなお言葉なかったでしょうかね。ごめんなさい、僕のちょっと記憶違いかもしれませんけども。じゃあ、こちらの購入については、杜のいちご社に断定したものではなく、その他の企業誘致、先にもっと具体的な形で手を挙げたところがあれば、そちらに譲り渡すことも当然可能だということでよろしいんですか。そうはならないんじゃないですか。それこそ信義則にも触れてしまいませんかね。ここでいきなり、この土地、すみません、もっと大きい企業が早く来てくれることになりましたので、そちらにお貸しすることになりましたって言ったら、それこそ町としての信用を毀損してしまうことになると思いますよ。それを踏まえて、今、町長の御答弁はいかがなんでしょうか、お伺いいたします。また、その企業のいろんなその数字ですとか、そういったものについて、僕は100%公表をしてくれなんては言っていないんですよ。それは100%公表するかしないかということは町の判断もあるでしょうし、先方の意向もあると思います。ただ、町として、私が先ほど申し上げたような、例えば資金調達であるとか、その事業費の積算根拠であるとか、一定のそうした裏取りというのは必要じゃないんですかっていうことを申し上げているんです。それをどこまで報道や議会や町民に知らしめるかということは、それは一定程度町の裁量に委ねられるところもあると思いますけども、それら調べずして、1,000万円も2,000万円もの税金を使ってしまうのは、いささか行政としてはどうなんでしょうかというところに疑義があるものでございます。

答弁 企画財政課長 松本秀規

私のほうから、南3丁目の近接用地の取得の部分の経緯につきまして御説明させていただきます。昨年秋ですけれども、土地開発公社理事会を開催しまして用地取得に向けた予算の補正をしたというところで、その際、理事会終了後に議会に対しても報告をしたというところではございますけれども、営林署の苗畑用地ですね、そこが売りに出されるというところで取得したわけではございますけれども、購入の際、資料として報告もいたしました資料に購入理由等記載しておりますが、本町市街地の相当程度の面積を有する一団の土地であって、その予定地の南側にこども園、その向こう側に木育施設とイチゴ農園の施設の建設が予定されている状況であると。イチゴ農園の運営状況次第では農園の拡張も視野に入れているというお話を聞いておりました。また、仮に農園の拡張がなされない場合であっても、そこに農園があるというところで、そのイチゴを使った関連食品企業なりの誘致も考えられるところだと、それら等々を勘案しまして、土地開発公社で用地の先行取得というような形で昨年度購入したという状況でございます。今後、土地の処分ということが発生するとは思いますけれども、その際につきましても、購入の経緯がイチゴ農園という部分が前提にもある部分でありますので、杜のいちごのお話も聞きながら、状況を勘案した上で、その他の用途に売却するということも大いにあるのかなと。イチゴ農園ありきというわけではございませんけれども、かなり大きな要素でありますが、その上で取得していたものであると捉えていただければと思います。

答弁 農林課長 篠原順彦

私のほうから、杜のいちご社がイチゴのハウスを建設するに当たって、資金調達の関係について答弁させていただきます。資金調達に関しましては、杜のいちご社の社長を含めた中で、打合せしている中で、杜のいちご社のほうのメインバンクと資金調達に関する協議がなされているということを伺っておりますので、資金調達につきましては心配ないものと受け止めております。以上です。

質問 5番 梅村智秀

それでは、この南3丁目の旧営林署の苗畑用地でございますけど、これじゃあ端的に、可能性としては、杜のいちご社以外にも、状況やね、可能性によっては処分といいますか、賃貸借含めて、そういった可能性はあるよと。ここで具体的に言うと、大手企業等が名のりを上げて、速やかに大規模な進出計画等が示された場合はそちらに乗り換える可能性もあるということでよろしいんですか。

答弁 企画財政課長 松本秀規

お答えいたします。可能性としては、ノーではないという状況だと思います。お話があった時点で、いろいろ基本的には杜のいちごとのお話も聞きながら、今後の見込み等々勘案した上で、町にとって有利な部分も勘案した上で処分というのを考えていくことになると思います。

質問 5番 梅村智秀

それでは、どうやって、来ていただこうかというところでございますけども、資金調達等については、メインバンク等々の折衝もなされていて問題がないということでありました。そもそも、でも1年延期になったのは、そういった資材高騰等、つまりお金ですよね。お金が潤沢にあれば幾ら高くなったって関係ないわけですから。でもそうじゃない、そういった要素、もろもろの要素等もあって1年延期となって、今、計画を練り直しているというところでしょう。例えば、町としても、木育施設の部分に関してで言うと、資金の調達に別に何ら影響がないよということではないのかなと。といいますと、いわゆる国や道の補助事業等も使うということであるので、本当にもうお金があり余って潤沢でということではなく、そうした有利なものがあれば採用していきたいなというのが杜のいちご社の考えなのかなというところ、これを前提としてでございますけども、例えば木育施設にして考えていくと、それらについては本町においても基金として積立てがある森林環境譲与税なんかも、いわゆる木育に関連するものであれば使途として適当であると捉えておりますし、そうした何か町としても、これ当然、前提としては中立性や公平性、平等性とそうしたもろもろが担保された上でということになってきますけども、町としても本当にやっぱり来てもらいたいというようなね、ところで、できるところはないのかという模索が必要ではないのかなと捉えております。そうした中で、この木育施設においては、やはり収支を賄っていく部分については、いわゆる入場料とかそういったものでということで計画されているようでありますので、例えば入場料について、町民については安価にするとか、無料にするとかですよ、そうした町外の方からも注目されている企業でございますけども、やっぱり町の財源を使うのであれば町民に一番のメリットが供与されるような形で、新たなそうした支援策みたいなものも練っていくのも一案ではないのかなと考えておりますが、その辺の御見解いかがでしょうか。

答弁 町長 佐々木基裕

答弁をさせていただきます。木育施設云々等のお話もありますが、まずは、先ほどからも言っていますが、杜のいちごがしっかりとイチゴ生産として本別に根づいてもらう、そこが第一だろうと捉えております。その上で、木育施設であったり、室内の子どもの遊び場であったり、そういったところも、環境整備を民間主導型でやっていただければ大変ありがたいなと思っているところでございますし、そこに向けての支援を行政として何ができるのか、そこの部分につきましては、今後検討してまいりたいと、そう考えているところでございます。いずれにいたしましても、夢のある企業でございます。子どもたちとか町民の皆さんが大いに期待をされている企業進出でありますので、何とかこの夢を実現させ、そして本別に明るい未来につながるような企業と、そして企業が大きく育つことを心から祈念をするものでございます。そういった意味におきまして、町として、できる限りの支援をしてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますよう申し上げ、答弁とさせていただきます。

質問 5番 梅村智秀

ごめんなさい、その事実の確認を行ないたいんですけども、杜のいちご社としては、これまでと同じ規模で、1年先送りにはなったけども、同じ規模で来たいと、その同じ規模というのは、いわゆるイチゴハウスの部分だけではなくて、木育施設もと捉えてよろしいのか。イチゴハウスについては、これまでどおりの規模で行ないたい。木育施設はその後に考えるということなのか。当初は12億4,000万円で、大きく言えばこの2つの柱でありましたよね。その辺、実情としてはいかがなんでしょう、確認をいたします。

答弁 町長 佐々木基裕

杜のいちごは、全体像として最終的に木育施設も手をかけたいというお話でございましたので、やはり最初は私が従前から言っていますとおり、まずはイチゴ生産、そこを最優先として施設を建築をし、そして、ここで生産拠点にしてもらうと。そして、そこがしっかりと根づいた中において、そこは企業でありますから、1年後になるのか、もしくはその2年先になるのか、または当初そのまま木育施設も兼ね備えて一緒に工事を進めていくのかは、そこは相手の方の意向もありますし、私の口から、その辺について、何年先にこういったスケジュールということには、今の段階では申し上げることはできない。そういうことでございますし、その辺もひっくるめて、来月、社長と会いますので、将来展望という形で、その辺も確認をしてまいりたいと、そう考えております。

質問 5番 梅村智秀

まずは、そのイチゴ生産、イチゴハウスですね、この農業施設のほうをしっかり根を張ってから、木育施設のほうにというのは、町長、過去議員協議会でもそのような御説明をいただいていたところなんですけども、ただ先方がやっぱり木育施設に対して並々ならぬ思いがあるというところで、同時に並行して進めたいというようなお考えが先方にはあったよというような御説明、そういった趣旨もいただいたところでありますが、今後、社長とお会いして、改めて方針等の確認をするということでありますので、現時点においては、イチゴハウスと木育施設が同時進行するかどうかは未定だということで捉えてよろしいか伺います。

答弁 町長 佐々木基裕

そこの部分につきましては、私が判断する何ものでもないと。あくまでも企業の話ということで捉えております。以上です。

質問 5番 梅村智秀

町の認識をお伺いしているんですけども、これで終わります、1番項については。では、2番項についてお伺いいたします。本別ジャンクションのフルジャンクション化につきまして町長からも御答弁があったとおりでございまして、こちら当然のことながら物流等に本町においては好影響を及ぼすことから、企業誘致等にも大きないい好影響を与えていくだろうというところは論をまたないわけでございますが、こちら、私、ちょっとお伺いしたかったのが、現在、これ大きく報道もされておりますし、当然こうした働きかけというのを町長も行なってきたわけでありますけども、今現時点で、杜のいちご社以外でそうしたアクションを起こしている企業があったり、こちら側から働きかけをして一定程度の反応を示しているような企業というのが、その他にあるのかという点についてお伺いいたします。

答弁 未来創造課長 野崎昌也

お答えいたします。現在のところ、杜のいちご社以外の他の企業との誘致交渉は行なっていないというところです。以上です。

質問 5番 梅村智秀

ジャンクションの整備、フルジャンクション化によって、繰り返しますけれども、本町にとっては物流等をはじめとして好影響を及ぼすと、そうしたところから企業誘致に弾みがつくのではないのかというところでありました。現に、それもそうした見通しが立ちましたよという報道がなされましたよね。その上で、現時点で、新たに本町として何か新しい取組を行なったりとか、働きかけをする予定というのはじゃあどうなんでしょうか。杜のいちご社の部分については、かつて議員協議会で申し上げましたけども、そもそもゼロの状態からね、こちらからアクションを起こして、そこに反応してくれたと。これはやっぱり大変評価されるべき取組だと思っておりますし、せっかく本町にとってこうした有利な報道がなされて、こういうフルジャンクション化というものが目前に迫ってきているわけですから、その辺を踏まえて、本町としてはどういうような取組現在されていらっしゃるのか、具体的にお伺いいたします。

答弁 町長 佐々木基裕

先ほど担当課長のほうから御説明をさせましたけれども、今の現段階において、直接企業とかほかの事業者とのコンタクトのやり取りはございません。しかしながら、フルジャンクション化に向けて、今後数年で恐らく工事が進捗し、最終的にランプが完備したときには、こういった地の利を生かした企業誘致も積極的に進めていかなければならない。ただ、そのときに始まったのでは遅すぎます。そういったことも私も念頭に入れまして、今、予定、構想等はあります。しかしながら、まだコンタクトには至ってございませんけれども、近いうちにそういう方ともお話しするということにもしていますので、またこれらの事業が見えてきましたら、杜のいちごと同様に、また議員の皆さん方に報告、そして町民の皆さん方に報告もしてまいりたい、そう考えております。以上です。

質問 5番 梅村智秀

現時点においては、そうした具体的な折衝等はないと。ただ今後においては、そうした構想というか予定、計画等もあるということであり、ぜひ本町にとって、また新たなそうしたお話が来るように取り組んでいただきたいなと考えているところであります。企業誘致というと、どうしても一発どーんと大きな企業に来ていただきたいというのは当然でございますけども、例えば小さな進出といいますか、小さいと言うと語弊があるかもしれませんけども、例えばサテライトオフィスとか小さな事務所だけ構えていただいて、月に何度か来ていただくとか、そういうような取組、小さな受入れというものもどんどんしていくべきだと。そこからどう広がっていくか分からないわけですから、そういうような取組も並行して進めるべきだと、私は考えております。今ちょうどホームページや公式LINEでも公募の案内がありますけども、仙美里小学校の跡地の利活用について、皆様に周知を図ったりということもありますよね。音更町では昭和商学校、小は商売の商ということで、そこに小さな企業が入っていただいて、そこで新しいコラボが生まれたりということもありますし、そうした好事例に倣って、本町でもそういう小さなもの、空き店舗等もありますし、今回仙美里小学校の廃校も出ましたというところで、そうした小規模事業者、中小事業者の受入体制というのも整えていくべきだと。そのためにはやっぱり情報というのは必要になってくると思うんです。本町においてはこういう空き地がありますよ、こういう状態でこういう条件でだったらお貸しできますよ、お売りできますよとか、こういう施設が空きそうですよとか、やっぱりこの公共施設等の跡地利用というものについては、本当に今後本町にとっても大きな財政負担となってくるので、どんどんどんどん有利な条件で貸して、有利に使っていただくということが本町にとってもメリットとなっていくと思いますし、こうした本町の実情、公共施設等の空き具合ですとか、条件等を整理して、情報を一元化して発表していく必要があるのではないかと。そして、大企業だけではなく、そうした個人事業者や小規模事業者等にも、どんどん進出等を促していく必要があると考えておりますがいかがでしょう、伺います。

答弁 未来創造課長 野崎昌也

お答えいたします。今後についてなんですけども、SDGs未来都市の事業の一つとして、サテライトオフィスの設置というのを今検討中であります。それにつきましては、一般社団法人のandほんべつのほうと、今、どういったことを進めようかと検討しておりますので、新たに企業誘致に発展できるような取組にしていきたいなと考えております。以上です。

質問 5番 梅村智秀

1点、本町の体制、姿勢という点について、お伺いをしたいんですが、これは杜のいちご社のような12億4,000万円、10億円超えのそうした設備投資とか年間売上も2億円超えみたいな、いわゆる大きな話の場合については、補助事業等の事務を職員が担ったりとか、既に税金を使っていろんな準備というのをしているわけですけども、例えば本町において、そういう企業誘致、進出したいよ、関わりたいよという方々に対して、どういう条件がそろっていたら、町としては、そういうマンパワー、人の労力であったりとか税金を使って対応してくれるとなるんでしょうか、この辺お伺いをいたします。

答弁 未来創造課長 野崎昌也

お答えいたします。どういったところかというところなんですけども、やはり協議をしていく中で、本当に現実性があるのかどうなのか、例えば1回来て終わってしまうのか、それとも複数回来られて協議をしていくのか、具体に補助金の内容ですとか、そういうところも調査をしていくのか、そういった中から、具体に本当に土地を含めて可能性があるといったところについては、担当者のほうもそこには注力をしていくといった形で取り組んでいるところでございます。以上です。

質問 5番 梅村智秀

可能性や具体性、具現性ですよね、実現する確からしさ、確度だと思うんですけど、というような御趣旨の御答弁だったと思うんですけども、そこには規模感みたいなものはないんでしょうか。例えば、年間売上1,000万円か2,000万円ぐらいなんですとか、個人事業主なんですといったところに、町が税金を使ってサポートしたり、土地を貸し与えたりということはしないんですよね、恐らく。その辺の判断基準、どういうような条件を満たしたら、町としても一定程度の労力を割いたり、税金を使っていろんな受入体制を取ったりということをするのか、町の実態、体制について伺います。

答弁 未来創造課長 野崎昌也

お答えいたします。基準といったものはないんですけども、例えば企業誘致するに当たって、来ていただくだけではなくて、サウンディング調査、企業のメリット、町内の事業者のメリット、そういうのも見極めて、事業者にもメリットがあって、当然来ていただくことによって町民、町内の事業者にもメリットがあるというところを見定めていくようなことも考えておりますので、基準はないんですけども、そういったところで、お互いのメリットというところも見極めながら進めていきたいなと考えています。以上です。

質問 5番 梅村智秀

町長は広報のコラム、町長コラムの中で、やはり町民の皆様にもこうした企業誘致等の情報提供があればということで促しておりました。これは確認でございますし、かつて議場でも確認しましたけども、町長としては100%親切な対応をしていますということでありましたので、その事業者の事業規模とか設備投資の多寡、多さ等にかかわらず、ここはそうした町民等から照会や情報提供があった際は、親切丁寧にきちんとした対応をしっかりしていただけるというところで捉えて間違いないか、改めてお伺いいたします。

答弁 町長 佐々木基裕

答弁させていただきます。そのとおりでございます。以上です。

質問 5番 梅村智秀

終わります。

出典:本別町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月12日 議事録 PDF(83ページ) 間違いを知らせる