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士別市議会 令和元年第4回定例会 2019年12月10日

教員住宅について

2019年12月10日、士別市議会の一般質問で、佐藤正議員が「教員住宅について」質問し、生涯学習部長 鴻野弘志が答弁しました。

質問者
佐藤正 議員
答弁者
生涯学習部長 鴻野弘志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 5番 佐藤正

次に、教員住宅について質問をいたします。先日、私はある教員から住宅についてこんな話を聞きました。彼が最近まで入っていた住宅をぜひ見てほしいということで、教育委員会の職員と一緒に見させてもらいました。壁は薄汚れ、畳は変色し、床は斜めになっていたので、畳をはいでみると床が腐って落ちかけていました。まさにひどい住宅でありました。教育委員会に相談して住宅を探してほしいと頼んでいたそうですが、なかなか見つからず、1年半もの間、このような住宅に辛抱して入っていたそうです。教育委員会の対応は適切だったのでしょうか。公営住宅や特公賃はあいていたそうですが、所得制限で入居できないと言われたそうです。過去には校長もこの住宅に入っていたそうです。所得の高い人は入居する住宅がないのです。前任者がどのような生活を送っていたのかわかりませんが、立ち退きのときちゃんとチェックしていればこのようなことは起こらなかったはずです。住宅も年数がたつと劣化が進み、畳とかクロスなどが汚れ、定期的に張りかえなどの修繕が必要となってきます。住宅の管理は適切に行われているのでしょうか。このような教員住宅はほかにもあるのではないでしょうか。点検すべきだと思います。このような問題は教員住宅に限らず、公営住宅にも当てはまるのではないでしょうか。入居者の意向などよく聞き、住みやすい住環境を整え、転入者を温かく迎えるべきです。人は、生きていくためには衣食住が欠かせません。どれが欠けても健康で文化的な最低限の生活を送ることはできません。新任地に希望を抱いてきて、このような住宅事情では、教育に専念できるでしょうか。地元に暮らし、地元住民との交流も深めることも大事なことではないでしょうか。そのため学校の近くに教員住宅が建っているのです。特に、農村部には借家、アパートがなく、士別から通っている教員もいると聞いております。住宅数は足りていますか。このような住宅状況では本市に希望する教員の足も遠のくのではないでしょうか。市内にはあちこちに教員住宅もあります。あいている住宅も見られます。古い住宅がそのまま何年も放置されいているところも見受けられます。市に移管して活用してもらうとか、その他の対策は考えているのでしょうか。以上でこの質問を終わらせてもらいます。 (降壇)

答弁 生涯学習部長 鴻野弘志(生涯学習部長は2021年3月まで)

ただいまの御質問にお答えします。初めに、教職員住宅の管理のうち修繕についてです。教職員住宅の入居に当たっては、入居の意思を確認し、希望があった場合に必要な手続を行っています。一般的に教職員の異動の場合、転出する教職員と転入する教職員の引っ越しがほぼ同日に行われることが多いため、入居後に修繕希望箇所を取りまとめて可能な範囲で修繕を実施しています。次に、住宅数が充足しているかとの御質問がありました。小・中学校及び士別東高校の教職員数205人のうち43人が教職員住宅に入居しており、その割合は約2割となっています。残りの8割については、市内の民間賃貸住宅や持ち家に居住しているほか、ほかの自治体から通勤しています。現在、教育委員会では69戸の教職員住宅を保有しており、入居率は約62%であることから、戸数としては充足しているものと考えています。教職員住宅の入居数が少ない要因としては、近年、民間の賃貸住宅が充実してきていることに加え、道路事情や交通事情が改善され、旭川近郊などに建てた自宅からの通勤者が増えていることなどと考えています。来年3月には多寄中学校の統合により教職員数が減少することから教職員住宅の数は引き続き充足するところであり、現在のところ9戸をストックとして保有しています。一方で古い住宅が空き家になっている実態もあり、これまで数戸については移住体験住宅として活用した例などもありますが、多くの場合、解体の後、土地の売却などが進められてきました。今後も入居が見込めないものについては普通財産として市に移管し、公共施設マネジメント計画に基づく建物管理に努め、教職員住宅数の適正化を図ってまいります。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)

質問 5番 佐藤正

教員住宅が205戸あるうち43しか入居していないということで、非常に入居率が悪いと、民間のアパートのほうが設備だとか何かが新しくて教員住宅は、いずれにしても入居数が少ないということだと思います。入る住宅がないということでは、今回空き家があったんですけれども、所得制限にひっかかって入れないということでばっさり切られたということで、少しは弾力的な運用があってもいいのかなと思います。あと、その住宅から立ち退きをしようとするときは、やはり立ち会いのもとで立ち退きをしているのかなとは思うんですけれども、立ち退きをしてなかったということなんですか、今回こういう事例が発覚したということは。

答弁 生涯学習部長 鴻野弘志(生涯学習部長は2021年3月まで)

お答えいたします。まず、転出、転入については、先ほど答弁申し上げましたように、教職員の仕事柄というかスケジュール的にほぼ同日ということがございまして、また、その数も非常に一気にということもあります。そういったことで教育委員会の職員が立ち会いということは現実的に難しいところでありますけれども、一定程度学校で管理ということになりますので、学校の管理職を中心にその状況については把握をしていただいているということでございます。それから、弾力的な運用ということでございましたが、議員の先ほどの御質問にもございましたように、中心市街地については一定程度民間住宅も充足してきているということを先ほど答弁で申し上げましたが、農村部においてはやはりそういう状況ではないということでございます。そういった意味では、教育委員会としてもいろいろな情報も通じて、空き住宅ですとか、あるいは借りられることができるような物件、こういったものをなるべく探してというか、そういったことで紹介をしていきたいとは考えているところでございます。それから、若干数字のことでございますが、議員からおっしゃられました205戸と私どもちょっとお聞きしたのでありますけれども、205については、士別市にいる教職員の数が205人ということで、教育委員会で保有をしている教員住宅については69戸でございまして、そのうち43戸が今入居中ということで、これも先ほど答弁申し上げましたが、約62%の入居率になっているということでございます。以上です。

再々質問 5番 佐藤正

再々質問をいたします。今回のこの住宅、床の腐って落ちそうなっている住宅だとか、あと校長住宅も今入れるような状態ではないということでお聞きしております。このような住宅は今後修繕するのでしょうか、それとも取り壊しになるのでしょうか、その辺をお願いします。

答弁 生涯学習部長 鴻野弘志(生涯学習部長は2021年3月まで)

再々質問にお答えいたします。まず、教職員住宅の整備に関してでございますが、実は教員の数の減少、そして残念ながらその教員住宅を選んでいただけないという現実、こういったことに鑑みて、私ども教育委員会としては、今現在保有している、あるいは先ほども申し上げましたストックをしている住宅については維持、今後も入居継続可能なような維持に努めてまいりたいと考えているところでございます。一方、管理職住宅、校長・教頭等の管理職住宅については、できる限り学校のそばでということは基本としつつも、実はほかの自治体でも、同じ市内であればという自治体も聞いてございます。そういった事例も参考としながら、教職員住宅に限らず、できるだけよい住宅環境を提供できるように考えていきたいというところでございます。以上です。

出典:士別市議会 令和元年第4回定例会 2019年12月10日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる