士別市議会 令和元年第3回定例会 2019年9月11日
児童の発達障害やその可能性を早期に発見するための各種体制について
2019年9月11日、士別市議会の一般質問で、苔口千笑議員が「児童の発達障害やその可能性を早期に発見するための各種体制について」質問し、市長 牧野勇司、生涯学習部長 鴻野弘司、健康福祉部長 田中寿幸、教育長 中峰寿彰が答弁しました。
- 質問者
- 苔口千笑 議員
- 答弁者
- 市長 牧野勇司、生涯学習部長 鴻野弘司、健康福祉部長 田中寿幸、教育長 中峰寿彰
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 3番 苔口千笑
先日の産業フェアで川内村のブースの皆様からこのバッチをつけて登壇してほしいとの御要望をいただきまして、川内村のバッチをたくさんいただきました。本日はその一つをここにつけてまいった次第でございます。来月川内村に行かれます松ヶ平議長、十河議員、真保議員におかれましては、ぜひその旨を御報告いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。それでは、第3回定例会、通告に従いまして質問をいたします。不登校は本市においても取り上げられることの多い学校教育の課題の一つでありますが、発達障害やその疑いをはらむことによる学習のおくれや困難さが要因となり不登校につながるケースもあるということが各種機関の実態調査で明らかとなってきております。さらに申せば、不登校が後のひきこもりの要因ともなり得るといった検証結果もあり、不登校、ひきこもりを未然に防ぐという観点からも発達障害の早期発見並びに早期支援が非常に重要でありますことから、順を追って質問をいたします。近年、発達障害が疑われる児童は全国的に増加傾向にあると言われております。発達障害もしくはその可能性が疑われる児童に対する支援策の一つに通級という体制がありますけれども、この通級の児童数は調査を始めた1993年度は1万2,259人であったのが、2017年には10万8,946人と10倍を超えるほどに増加しており、この数値は発達障害の可能性がある児童の6.5%程度の在籍数を示すそうで、15人に約1人が発達障害の傾向にあるようです。これほどまでに通級の児童数が増加した背景には、診断基準の変更や認知度の向上も影響していると言われており、かつては単純に落ちつきがないですとか勉強ができないとされてきた子供たちが発達障害かもしれないと言われ始めたことによる増加であるとも言われております。発達障害やその疑いをはらむことによる学習のおくれや困難さが不登校の要因の一つとしても取り上げられており、学年が上がるにつれて不登校の児童数が増加傾向にあることを示した文部科学省の追跡調査によりますと、学校を休み始めた学年について、小学校1年生で4.2%、2年生で2.9%、3年生で4.7%、4年生で5.9%、5年生で7.4%、6年生で6.0%、中学に上がりますと、1年生で28.6%、2年生で25.3%、3年生で9.9%、中学に上がる段階で急増する調査結果が出ております。不登校の理由はさまざまですが、不登校に至るきっかけとして勉強がわからないと回答した児童が31.2%と約3割の児童が学習の困難さを原因として不登校となっており、その学習の困難さの要因の中に発達障害が起因するケースもあることから、発達障害の早期発見と早期支援の重要性を文部科学省でも取り上げているようです。そこで、まずは本市の現状を把握するという意味で、本市の不登校の状況をお尋ねします。小学生、中学生それぞれの不登校の人数をお聞かせください。次に、小学校に入学する前の年に行われております就学前検診について伺います。就学前検診で再検査となった際、2次の検査ではWISCと言われる知能検査が行われるのが一般的のようですが、この検査を行うためには専門の資格が必要であることに加え、近年では資格取得者が医師や公認心理師といった非常に高度な医療系の専門職に限られてきつつあるとも耳にしております。誰もが簡単に取得可能な資格ではないことから、この資格をお持ちの人材が大変不足しているとのことで、残念ながら本市にはこのWISC検査を行うことができる人材がおらないために、旭川の少年鑑別所より人員を派遣していただいているとのこと。教育委員会が人材確保に尽力されました中での苦肉の策であったことと推察いたしますが、これは他市町村と比較をしてもイレギュラーな対応であるため、今後も長期にわたっての継続が見込めるのか、それともあくまで一時的な体制であるのか、今後の見通しも含めお聞かせください。もう一つ、名寄地区として開催されております巡回教育相談についてお伺いします。小学校では毎年北海道立特別支援教育センターが行っております巡回教育相談の案内文が市内の全校生徒に配布されております。これは北海道立特別支援教育センターが児童の発達や行動の様子、就学についての相談の申し込みを受け付けるという内容のもので、教育委員会がその取りまとめをされているようですが、申し込みの人数が多いために、申し込んでも相談を受けられないという話をよく聞きます。そこで確認いたしましたところ、昨年度の平成30年では就学に関する相談に7件、発達や行動の様子の教育相談に8件の申し込みがあったとのことですが、そのうち就学に関する相談の7件は全て受け付けられたものの、教育相談はゼロ件、発達や行動の様子などに関しての相談は全て受け付けることができなかったとのことです。教育相談の受け付けがゼロというのは非常にいぶかしい結果であり、驚きを禁じ得ないことだからもろもろ調べてみましたところ、巡回教育相談を行っている特別支援教育センターに教育相談の機能を縮小しているという動きがあることを伺いました。そこでさらに調べてみますと、特別支援教育センターはこれまでの直接的な地域支援から今後は各市町村の教育委員会が地域の課題に向け主体的に取り組むのを支援すると、体制の変更を打ち出しているとのことで、これは特別支援教育センターの公式ホームページに平成30年度運営の重点目標として公表されております。実際、名寄地区として行われました巡回教育相談の受け入れ件数が平成29年度には38件であったものが平成30年度には24件と大幅に縮小されたことからも体制の変更が見てとれるかと思います。そこで特別支援教育センターにも直接問い合わせをいたしましたところ、これまでは発達などに関する教育相談も受け付けてきておりましたが、今後、センターで受け付けるのは就学の相談のみであり、教育相談は各地域の教育委員会に委ねる、そういった旨の回答がございました。そこでまずは確認ですが、教育委員会としては現状、この巡回教育相談をどのような位置づけで、意味合いで捉えられておりますでしょうか。各種相談機関や医療機関である発達外来などへの相談、受診に関してはデリケートな問題でもありますので、学校側からは保護者へ積極的には勧めることができないとも聞いております。そんな折、保護者みずからが望んでこの巡回相談を希望したにもかかわらず、教育相談に申し込んでも相談を受けることができなかった児童に対し、何がしかの対応はなされているのでしょうか。近隣の自治体では、この巡回教育相談を受けることができなかった児童に対する支援を行う体制が教育委員会の中にあるとも耳にしております。本市でも教育委員会として早急に対策を講じる必要があると考えますが、いかがでしょうか。加えて、かつては地域への直接的な支援という位置づけで教育相談も行っていた経緯があることから、巡回教育相談の就学相談を主とするという特別支援教育センターの体制の変化が学校側にも伝わっておらない現状にあるかと思われます。学校側への早期の周知を図るとともに、教育相談を望む保護者を切り捨てない対策も必要と考えます。ここで重要なのは、はなから教育相談を受け付けられないという旨を保護者に伝え、結果的に誰も教育相談を申し込まない状況をつくり出してしまうことではなく、教育相談を望む保護者に対して前述のとおり各市町村の教育委員会が地域の課題解決に向け、主体的に取り組む対策を講じていただくことであると考えますので、見解を伺います。最後に、児童相談支援センター虹についてお伺いいたします。ほくと子どもセンター内にある障害並びにその可能性がある児童に対する児童支援センターである虹は、発達障害の早期発見並びに早期支援に有用な機能を持つ活用を大いに期待する機関でもあるため、こちらも幾つか質問をいたします。これまで発達障害の早期発見と早期支援に絡めて質問をしてまいりましたが、発達障害やその疑いに関しては小学生の間に対処できることが望ましいそうです。可能性を疑う全ての児童に医学的な判断を強いる必要があるとは思いませんが、医学的な見解を求む際に、小学生であれば小児科の発達外来を受診するという方法があります。しかしながら、これが中学生に上がりますと発達外来を受診することができなくなり、精神科の領域になるとのことで、受診するにもハードルが上がってしまうと伺いました。加えて、発達障害は脳の認知機能に何らかの偏りがあって生じるものでもあるため、成長が進むにつれて脳が固まってしまうんだという専門家の見解もあります。中学生になってから可能性を疑うのと、小学生の間にとでは児童の脳機能にも、そして支援体制にも大きな開きが生じてしまうのだそうです。だからこそ極力小学生の間での早期発見と早期支援が重要視されており、そういった意味でも児童相談支援センター虹が開設されましたことは大いに歓迎するものであります。しかしながら、平成25年10月の開設から約6年が経過しているものの、残念ながらほかの児童施設に比べても子育て世代に浸透した施設であるとは言いがたく、周知不足な点が否めないのが実情かと思われます。子育て世代への周知はもちろんですが、発達障害が疑われる際に保護者と最も近い関係にあるのは学校であるため、学校という単位にもっと踏み込んで教師の一人一人に虹の周知と活用を促す体制づくりを求めていただきたいと思いますがいかがでしょうか。さらに申せば、先ほどの巡回教育相談ではじかれる発達などの教育相談に関しては、相談を申し込まれた全ての保護者に対しまして虹を紹介するような体制があってもよいと考えますが、いかがでしょうか。これまでに述べましたもろもろも踏まえ、虹が果たす役割は今後ますます拡大していくものと思われますが、虹に関しましても職務に携わるには相談支援専門員という資格が必須であるものの、資格保持者は本市において数名しかおらないと聞いております。どの分野においても人材の不足が課題視される中において、人材の育成が課題であるのは言わずもがなであるかと思います。計画的な人材の育成と必要な人材の増員を図っていただきたく思います。こちらの見解や今後の見通しをお聞かせ願います。 (降壇)
答弁 市長 牧野勇司(市長は2021年6月まで)
苔口議員の御質問にお答えいたします。初めに私から児童相談支援センター虹について答弁申し上げ、不登校の人数や巡回教育相談などについては教育委員会から答弁申し上げます。これまで私はマニフェストの柱の一つであるやさしいまちの実現に向けて、子育て日本一を掲げ、さまざまな施策に取り組んできたところであり、その中でも市民の皆様の声を聞き、支援を必要とする方々に対しては可能な限り対応に努めてまいりました。児童・生徒の不登校対策についても大きな課題であるとの認識のもと、各学校における支援を充実する方策として特別支援教育支援員の拡充に努めており、心の教室相談員の配置などに加えて独自の対策も進めてきました。また、保育園や児童センターを初めとする子ども・子育て支援体制の充実も図ってきたところです。そこで児童相談支援センター虹についてです。虹は、障害のある方が自立した日常生活や社会生活を営むことができるよう相談支援事業を行う、児童福祉法に基づき定められた指定障害児相談支援事業所であり、子供の発達や就園・就学にかかわることの相談、福祉サービスの利用についての総合的かつ継続的な相談支援を実施するとともに、こども通園センターのぞみ園などの通所サービスを利用する際に必要な障害児支援利用計画の作成を行っています。周知については、平成25年10月の開設当初から広報しべつやホームページへの掲載のほか、業務概要を記載したパンフレットを幼稚園や保育園、小・中学校など子供にかかわる関係機関へ配布しているほか、本年3月に北星保育園からほくと子どもセンターへ移転した際にも、各関係機関を訪問して役割と利用について改めて周知を図ってきたところです。また、利用される方についてはパンフレットをごらんになって相談される場合もありますが、保健福祉センターや子育て支援センターゆらのほか、幼稚園や保育園など直接子供の支援にかかわる関係機関からの紹介により相談につながっている場合も多くあることから、関係機関への情報提供と連携をより充実させていくことが活用を促す体制づくりを進める上で大切であると考えています。学校とのかかわりについては、本年4月に開設した放課後等デイサービスセンター青空の利用に必要な障害児支援利用計画の作成時を初め保護者や関係機関が一堂に会して行う支援会議や利用状況やニーズの充足度を図るためのモニタリングでの聞き取り、さらには支援者のみで集まる打ち合わせ等、学校での様子を担任教員などから詳しくお伺いする中で連携した支援を行っています。また、市が設置している自立支援協議会の専門部会である子ども部会では、小・中学校における特別支援教育にかかわっている教員に参加いただきながら、子供への支援方法等についての意見交換を活発に行っているところです。次に、虹の業務に従事する職員については、児童福祉法に基づく指定障害児相談支援の事業の人員及び運営に関する基準に基づき、相談支援専門員の資格を有した3名の職員を配置し業務に当たっています。相談支援専門員の資格取得には、障害者の保健、医療、福祉、就労、教育の分野における直接支援や相談支援の業務別に定められた3年から10年の実務経験と相談支援従事者研修の受講が必須となっていることから、既に他の施設等において就業されている方が資格取得を目指している場合が多いため、有資格者を確保することは極めて難しく、本市においてはこれまで障害児等の支援に当たっている保育士等から相談支援専門員を養成し、職員体制の整備に努めてきたところです。今後、相談支援の需要が増えることが見込まれますことから、相談支援専門員の資格取得に向けた研修等の情報収集を行い、本市における相談支援体制のあり方について検討してまいります。以上申し上げ、私からの答弁といたします。 (降壇)
答弁 生涯学習部長 鴻野弘司
私から、巡回教育相談などについてお答えします。初めに、本市における不登校の状況についてです。平成30年度において病気や経済的な理由以外で年間30日以上欠席している児童・生徒、いわゆる不登校については、小学生で7人、中学生では19人となりました。次に、就学前の検査で再検査となった場合に保護者の同意のもとに実施しているWISC検査についてです。この検査には専門の資格を有する方が必要であり、本市で唯一の存在だった有資格者の転出に伴い、29年度以降は旭川近郊在住の有資格者を任用するとともに、お話にあった旭川少年鑑別所の地域援助業務として検査の実施が可能な職員派遣の御協力をいただいているところです。旭川少年鑑別所からは、可能な限り協力するとのお話もいただいている中で、いつまでという期限の取り決めは行っていませんが、引き続き協力を要請していくとともに、仮にその対応が困難になった場合のことも想定していかなければならないと考えています。次に、巡回教育相談に対する位置づけや意味合いについての御質問がありました。北海道立特別支援教育センターが行う巡回教育相談は、名寄市など比較的近郊において専門的な就学相談や教育相談が受けられることから、子供の学びなどの悩みや心配を抱える保護者にとって重要な機会となってきました。また、教育委員会としても相談の結果を就学や在籍変更の参考としており、その位置づけは重要なものと捉えています。そこで、教育相談を申し込んでも相談できなかった場合の対応についてですが、この業務の窓口となっている上川教育局からは、従前同様、医療や心理、教育等の専門家によって構成する専門家チームによる巡回相談を活用してもらいたいとの通知が示されているところです。しかしながら、この巡回相談については対応に限定的な部分があり、これまでのところ積極的に周知するには至っていませんでした。お話しのとおり、道立特別支援教育センターの方針としては教育相談については縮小していくという考え方が示されているところであり、これまで以上に相談を受けられないケースが増えることも想定されます。本市においては、国が求める教育支援センターとして適応指導教室ウィズがその役割を果たしているところですが、総合的な相談を受け得る教育相談センターとして位置づけているものではありません。こうした中でさまざまな教育相談に対応し得る体制を構築していくためには、スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーなどを担う有資格者の確保が必須であり、臨床心理士や社会福祉士などを初めとする人材の確保に向けて、その処遇や組織的体制のあり方についても十分に検討しなければなりません。あわせて、文部科学省の方針や北海道教育委員会の対応方針も踏まえた中で、関係機関等との協議も必要なことから、他自治体おける取り組みなども含めた調査・研究を進めていきたいと考えています。以上申し上げ、答弁とします。 (降壇)
再質問 3番 苔口千笑
再質問をいたします。まずは初めに答弁をいただきました虹の件、そして巡回教育相談の件を含めて再質問をさせていただきます。虹についてなんですけれども、この虹の周知に関しまして、ゆらであるですとか保育園、幼稚園それぞれの各児童に関する施設での周知を図っている、これは私も十分そうだなと思っております。就学前の小学校に上がる前の未就学に関しては非常に士別は連携されており、手厚い支援がなされていると私も存じております。しかしながら、就学した後ということに関してのここから先のつながりが非常に、はっきり申せば薄いのかなと思っております。御答弁いただきましたデイサービスセンター、そして特別支援学級に関してというのは、あくまで特別支援学級に既に在籍をしている、つまり障害者という形の認定はされてるという形をとられている児童に対しての支援でございますので、今回私が申し上げているのは、特別支援学級に入らずに発達障害そしてその可能性があると疑われている児童をどうフォローしていくかというお話をさせていただいているので、既に特別支援学級に在籍している、そしてデイサービスセンター青空を使われている利用者に向けての周知というところは、私がお伺いしたい内容とは異なるのかなと思っております。発達障害、いわゆる通級に通っている、もしくは通っていない児童もいらっしゃいますけれども、発達障害の可能性がはらむ児童に対しての周知ということで、もう一度御見解をいただきたいと思います。もう一つ、巡回教育相談について伺いたいと思います。不登校の数が、定義といたしまして年間30日以上の欠席ということで、小学生は7人、中学生は19人といただいておりますけれども、これは学校に行けていても例えばクラスに入れない、保健室であるですとか別教室に通われている生徒の数は抜かれているのかなと思います。実際に学校には行ったけれども教室には入れていない生徒を含めると、実はこの数はまだまだ大きく膨らんでいる数であると思いますし、そういう意味での潜在的な不登校の児童というのは、まだまだいるのかなという数字かなと思います。なので、そこも踏まえてやはりこの発達障害並びにその可能性から来る学習の困難さをどう救い上げていくのか、小学生時代に救い上げていくのかということが非常に重要かと思うんですが、この巡回相談に関して今現在教育相談に申し込んで、例えば昨年のお話をさせていただきましたけれども、申し込んだ8件が8件、申し込みをしても教育相談が受けられなかった、この児童に対して何がしかの対応はされているのかということで御質問したのですが、そこに対しての御答弁がいただいていないのかなと思います。もう一度御答弁お願いいたします。
答弁 健康福祉部長 田中寿幸(健康福祉部長は2022年3月まで)
再質問にお答えします。まず私のほうからは1点目の就学後の虹の周知等についてであります。就学前については、答弁にもありましたように、さまざまな機関が連携しておりますし、また就学後についても、今回、青空がほくと子どもセンターのほうに事務所が移転した際にも、各小・中学校を訪問させていただいて、虹の周知というものはしっかりと学校のほうにもお伝えをしているところでありますし、また、障害の部分、青空に通われる方、そして特別支援学級に入られている方、これについてはしっかり利用計画作成時に担任の先生とも、答弁にありましたように連携を図りながら行っているところであります。そうではない子供さんについてでありますけれども、これは議員お話しのとおり、第一義的にはやはり子供と、それから保護者に一番近い学校というところが、やはりその発達についての気づきをしていただくということが一番大事かなと思いますけれども、そういった場合についてもさまざまな関係機関が、学校の中では解決できないものについては、しっかりとさまざまな、自立支援協議会子ども部会等々もありますし、そういったところでも協議の場を設けておりますので、引き続きそういった部分には連携をとって、学校それから教育委員会としっかり連携をとりながら今後も進めてまいりたいと考えているところであります。
答弁 生涯学習部長 鴻野弘司
私のほうからは、先ほども答弁申し上げました巡回教育相談に申し込んだけれども該当にならなかったという場合についてということで答弁申し上げたいと思いますが、先ほど議員からもお話がありました8件の申し込みについて実施はゼロだったということであります。これらについて例えば本市の教育委員会として組織的にその相談体制を組めたかといいますと、これはそういった結果にはなってございません。しかしながら、本市教育委員会においては、特別支援教育連携協議会というものがございまして、その中においては相談支援班あるいは就学支援班ということで、それぞれ相談に対する体制はとっているところではございます。そんな中で対応してきていると認識もしておりますし、今後についてもそのような形で考えているというところでございます。
再々質問 3番 苔口千笑
再々質問をさせていただきます。私の今回の質問の意図が必ずしも伝わるような、きちんと構成をできなかったなと反省しておりますが、一番今回私が申し上げたいのは、そういった教育相談を受けようと思う発達障害の可能性が疑われる児童を有する保護者がどこに相談をすればいいんだろうと思ったときに、何かあったときに非常に迷われている現状があって、それで巡回教育相談というものがあるということを知って、巡回教育相談に申し込んだと。これはかつての地域支援というところから含めて、巡回教育相談自体が就学そして教育相談も受けるという認識が専門家の間でも浸透しておりますことから、みんながそうしたら巡回教育相談を受けたらいいよという認識の中で実際に申し込んだけれども教育相談をはじかれている、なぜならそれはもう特別支援教育センターが教育相談に関しては受け付けを縮小しているというその現状があるからということで、ではどこに保護者はその相談をすればいいのかという体制をつくっていただきたいんだということでお話をさせていただいております。なので、学校に周知を図るということはもちろんなんですけれども、学校に伝えましたではなく、今回一般質問でも申し上げましたけれども、学校の先生一人一人にしっかり伝わるような体制をつくっていただきたいんです。相談を受ける児童と接しているのはまず担任であるので、教師の一人一人がそういった相談をする際には、士別には虹というところがあって、そこに相談してみたらいいよという相談の窓口になるところを、これも決して一つでなくていいと思いますけれども、その選択肢の一つとして虹ということがあるということがきちんと学校の一人一人の先生に伝えていただきたいということで申し上げているかと思います。そして、そういった発達障害を有する児童の保護者の相談先として、この虹が有効活用ができないか、体制をつくれないかということを質問させていただいたんですけれども、そちらの見解を最後に伺いたいと思います。
答弁 健康福祉部長 田中寿幸(健康福祉部長は2022年3月まで)
再々質問にお答えいたします。先ほども再質問に答弁申し上げたとおり、学校で気づかれたその発達にかかわる御心配事という部分については、当然今も虹なりのぞみ園なり、そういった関係機関と連携しながら支援計画を立てるという場面はございます。そして、一番その一人一人の先生方にこの虹を周知していくといった部分については、これはまず子供たちなり保護者が一番最初に相談したい窓口としては、やはり担任の先生なり学校の先生ではないかと思うんです。学校の勉強に関する発達に対する悩みということはそこだと思いますので、そういった先生がやはり一番身近な窓口となって、そこからさまざまな機関が連携をとりながら、その中には虹もありますし保健福祉センターもあろうと思いますし、また教育委員会の管轄のその巡回相談等々もありますし、そういうものにしっかりとつなげて、そして連携を図って、みんなで支援をしていくというのが一番大事ではないかなと思います。ですから、小学校に入りましたら、もう虹のほうでは障害ということが認定されなければ相談を受けないとか、そういうことは全然ございませんので、そこはしっかり連携をとりながら今後も引き続き取り組んでいきたいと、そのように考えているところです。
答弁 教育長 中峰寿彰(教育長は2023年3月まで)
教育委員会の立場からも答弁させていただきたいと思います。今、虹を一つの拠点的なといいますか、総合的な対応をしてくという窓口で連携をとりながら進めるという部分については健康福祉部長の答弁のとおりであります。一方、学校のことも含めましての体制ですけれども、まず現状から言いますと、お話があった別の自治体で設けられているような相談窓口は本市ではまだできていません。調べますと、例えば旭川市であってもこの体制はとれていません。あるいは類似団体である富良野や留萌などなどでもなかなかそういう体制は組めないという状況になっています。ここ1、2年で道立の特別支援教育センターの体制方針が変わってきたということもあって、これは文科の方針も実は絡んでいるんですが、その中で今一つには学校、これはもう言えることです。ただ、学校にもなかなか話をしづらい保護者さんもいる場合もあるかもしれません。現実的に私どもに直接教育委員会の学校教育課に御連絡をいただくというケースもありますから、そういう場合も含めて引き続きまず対応していくこと。今話のあった虹もその窓口にはなる。ウィズに関しては、これはまた違う形での対応をしているところですので、お話をおつなぎはするけれども、そこで相談はできないというふうになると思います。ただ、いずれにしましても、学校それから虹さらに教育委員会学校教育課事務局になりますけれども、そういった連携は再度含めてとりながら、あわせて教育委員会としても学校の先生方に虹のことであるとかそういったことも理解を図るようにしていきたいと思いますし、なかなかその人材確保といいますか、専門の有資格者がいないと万全の体制がとれないということもありますので、中途半端な形でつくるのではなく、しっかりとほかの状況だとか他の自治体の状況ですとか今後の動向を見据えながら、そこは検討していきたい。まずは当面先ほど言った連携の中でこれは対応していくということで御理解をいただきたいと思います。