みんなの議会

標茶町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月3日

学校給食における食材の調達

2023年3月3日、標茶町議会の一般質問で、松下哲也議員が「学校給食における食材の調達」について質問し、町長 佐藤𠮷彦、教育長 青木悟、教委管理課長 常陸勝敏が答弁しました。

質問者
松下哲也 議員
答弁者
町長 佐藤𠮷彦、教育長 青木悟、教委管理課長 常陸勝敏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 松下哲也

3番目の質問に移させていただきます。学校給食に地元食材の利用を増やせないかという点でございます。新年度から小中学校の給食費の無料化を実施することになり、保護者の経済的負担がさらに軽減されることになります。一昨年のへき地保育所への給食提供と併せて、地域全体で子供たちを育てているという視点での取組でありますが、実施に当たり、一昨年のへき地保育所への給食の提供、本年度からの小中学校の給食無料化に対して、町長の思いというものをまずお聞かせいただきたいと思います。新設された学校給食共同調理場も順調に運営され、また、ふるさと給食では食材を提供していただいている団体、事業主の方には本当に敬意を表します。食材の調達について、以下の点について教育長にお伺いしたいと思います。給食1食当たりの単価設定の基準についてはどうなっているのか。また、食材納入先の選定、決定方法、また、この食材の納入先については年に何回入札とかを行うのか、そこらについてお聞きします。3番目には、地元産の食材、本町の事業者の加工品の使用回数を増やし、経済の活性化を図ることも大切と考えるがいかがかということについて、お聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤𠮷彦

4番、松下議員の学校給食における食材の調達についてのお尋ねにお答えいたします。地域全体で子育てをするという視点の取組であるが、実施に当たり町長の思いを含め所見を伺うとのお尋ねですが、全国的にも人口減少・少子高齢化が進んでおりますが、その対策の一つとして子育て支援の充実に特に力を入れています。これまで子育て応援チケットの贈呈、大学生までの医療費無料化、国に先駆けて保育料、幼稚園の無料化をはじめ本年度から伴走型相談支援事業及び出産・子育て応援給付金の一体的事業実施など、様々な子育て環境を支援する取組を進めてまいりました。令和5年4月からは、新たに小中学校の給食費の無償化を行い、保護者の経済的負担を軽減し、さらに安心して子育てをできる環境づくりに努めていきたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。1点目と2点目のお尋ねについては後ほど教育長からお答えいたしますが、3点目の地元産の食材、加工品の使用回数を増やし、経済の活性化を図ることも大切ではとのお尋ねにお答えいたします。釧路管内町村では、平成22年度より釧路町村会地域づくり広域プロジェクトの4つのプロジェクトチームのうちから、活力ある農畜産プロジェクトチームにおいて、管内で生産、漁獲される地域食材を各小中学校の給食に提供し、地元食材のすばらしさを児童生徒に知ってもらいたい、同食材の活用を促進することを目的に、ふるさと給食を開始しました。当時は10月をくしろふるさと愛食月間と位置づけ計2回の地域食材を使った給食を提供しており、1回は地元以外の食材を使った給食を、1回は地元食材を使った給食を提供しておりました。なお、この取組は、平成28年度に地域食材を活用した取組が一定の成果を上げたことから、プロジェクトチームとしての取組は終了しましたが、毎年行われる当該取組が定着し、地元産の牛肉や大根を使った料理が提供されるふるさと給食を子供たちが非常に楽しみにしていたことから、平成29年度からは町の単独事業として、さらに平成30年度からは対象を保育園、幼稚園にも広げ、地元及び地域食材を使ったふるさと給食を今日まで継続して実施しております。なお、今年度につきましては、昨年10月26日に小中学校、10月28日に保育園、幼稚園でふるさと給食を実施し、地元産の牛肉を使ったスタミナいため、地元産の大根、ニンジンを使ったサラダ及びゴボウスープなどが提供され、子供たちからは、すごくおいしい、また食べたいなどの大好評を得たと報告を受けたところであります。今後においても、この取組を通じ、地元食材のすばらしさを子供たちに伝えるとともに地域産業の活性化を図っていきたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。

答弁 教育長 青木悟

引き続き、教育委員会に関するご質問にお答えいたします。学校給食における食材の調達について、1点目の給食1食当たりの単価設定の基準はとのお尋ねですが、学校給食費は、学校給食法第11条の規定により、施設や設備に要する経費並びに学校給食の運営に要する経費は設置者が負担、それ以外の経費、いわゆる材料費相当を学校給食費として保護者が負担することとなっており、単価設定の基準として、主食(米飯、パン、麺)、副食(野菜、肉、魚介、乳製品、果物、調味料等)、牛乳の小学生、中学生、高校生の使用量にそれぞれ食材単価を乗じ、その合計額を1食当たりの単価としております。次に、2点目の食材納入先の選定、決定方法は、また、毎回行われるのかとのお尋ねですが、納入先選定は町内業者での取扱品目のあるものは優先し、その他の食材は給食材料取扱業者を選定し、基本的には見積書を徴取し、より安価なところに決定しますが、町内業者において納入可能な食材については直接の取引をする配慮をしております。次に、ふるさと給食の実施回数でありますが、学校給食で年1回及び幼稚園、保育園においても年1回実施しております。また、ふるさと給食という名称ではありませんが、毎月1回、地元産飲むヨーグルトの提供、標茶高校産野菜使用の夏野菜カレー、高校生との食育推進事業による高校産食材カレーライス、地元産の大根やニンジンというふるさと食材を使った給食、全国学校給食週間では、釧路管内産昆布、塘路湖のワカサギの提供といった給食を提供しております。3点目の地元産の食材、本町の事業者の加工品の使用回数を増やし、経済の活性化を図ることも大切と考えるがいかがかとのお尋ねですが、これまでも安全で安心な学校給食の提供を基本とし、目に見える食材として地元食材の活用に心がけております。衛生面、使いやすさ、価格が学校給食の求める基準であれば、可能な限り地元産食材や加工品を使用していきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

質問 4番 松下哲也

単価設定から納入先の選定とか地場産の食材ということで、先ほどの教育長の執行方針の中にも、地元産の食材を使用する量を増やしていくというあれも執行方針にも書かれてありました。そういうことでは、ぜひともよろしくお願いしたいのですけれども、ここで、やはり給食費1食当たり単価、今、教育長の答弁の中で、いろんなことが加味されて1食当たりの単価が決定されているということですけれども、ちなみに小学校の給食の単価と中学校の給食の単価を教えていただきたいなと思います。

答弁 教委管理課長 常陸勝敏(教委管理課長は2023年12月まで)

お答えいたします。現行、令和4年度の単価でございますが、小学校222円、中学校と高校生は同額で260円です。なお、この間の物価高騰と食材の高騰がありまして令和5年度からは値上げをさせていただきたいということで、先般、給食運営委員会、それから教育委員会の議決もいただきまして、小学校については245円、23円の値上げ、中学校、高校生については285円、25円の値上げということで、令和5年度から考えております。

質問 4番 松下哲也

本当に食材費が上がって、これは確かに理解できます。そういう中での給食費の無料化ですから、当然いろんな面で町の負担も増えてくるということは十分理解できます。そういう中で、いかに地元産の食材を使ってもらえるように地元の事業者の方たちにも頑張っていただきたいなと、ぜひともこの中で取り上げてもらえるような単価を考えて、入札に参加していただきたいなというふうに思っております。ちょっと先ほど同僚議員からアドバイスも受けたのですけれども、非常に年間のエゾシカの捕獲頭数が増えているという中で、もしあれだったらエゾシカの肉等、いわゆるジビエ料理ですか、そういうようなことも今後この可能なのか。ちょっとこれは通告外のですけれども、駄目なのかな。可能なのかちょっとお聞きしたいなと思います。

答弁 教委管理課長 常陸勝敏(教委管理課長は2023年12月まで)

お答えになるかちょっとあれですけれども、お答えさせていただきます。まず、給食材料に使う衛生面とか、先ほど教育長が答弁したように当然そういう基準がございます。今お話あったジビエの部分で、それらの基準を当然クリアしているものであれば材料としては使えるのかなと思いますが、その辺のところで、あと価格面もありますので、そこの辺のところを考慮した上で、活用できるものであれば活用させていただきたいと思います。

質問 4番 松下哲也

そういうことでは標茶の猟友会の人たちにもぜひ頑張っていただきたいなと思っております。

出典:標茶町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月3日 議事録 PDF(70ページ) 間違いを知らせる