標茶町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月6日
防災庁地方拠点の誘致に取り組むべき
2026年3月6日、標茶町議会の一般質問で、松下哲也議員が「防災庁地方拠点の誘致に取り組むべき」について質問し、町長 佐藤□彦が答弁しました。
- 質問者
- 松下哲也 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤□彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 松下哲也
それでは、通告に基づいて質問させていただきます。防災庁地方拠点の誘致に取り組むべきというテーマでございます。先ほど町長の町政執行方針で、地方拠点施設の誘致に努めるという方針が述べられております。先に一般質問の通告をしたものですから、ちょっとこれはタイムラグがあるということだけはご理解いただきたいと思っております。昨年12月に、防災庁の設置に関する政府の方針が新聞報道されました。その内容によると、政府は防災庁の設置を目指しており、2027年度以降に全国で2か所の地方拠点を設ける方針を固めたことが関係者の取材で明らかになったということでございます。これらの拠点は、日本海溝・千島海溝地震と南海トラフ巨大地震の被害が想定される地域に、それぞれ1か所ずつ設置される予定であるということでございます。この拠点は、平時から被害抑制策を検討する「事前防災」の推進拠点として機能する狙いがあります。また、防災庁の本庁は、2026年、本年の11月1日に設置される方向で調整が進められております。さらに、昨年12月に閣議決定された「防災立国の推進に向けた基本方針」にもこの内容が盛り込まれ、年明けには通常国会、現在、衆議院の総選挙がありましたので、特別国会と呼ばれておりますが、防災庁設置関連法案が提出される予定であります。これも、多分、3月3日でしたか、自民党の総務会の中で決定されたというようなことが新聞で報道されております。日本海溝・千島海溝地震や南海トラフ巨大地震では、著しい被害のおそれがある「防災対策推進地域」が特別措置法によって定められており、地方拠点はその地域内に設けられる見通しであります。内閣官房によれば、12月1日時点で自治体や広域連合など30以上の団体が拠点誘致の要望書を提出しているとのことであります。政府は具体的な設置場所について引き続き検討を行っております。令和7年第4回定例議会の一般質問でも私は後方支援拠点施設整備を強力に要望すべきではと質問しておりますが、本町の立地条件等を考慮しても標茶町は防災庁の地方拠点に最適地であると考えるが、誘致に対して町長の見解をお伺いいたします。
答弁 町長 佐藤□彦
9番、松下議員のお尋ねにお答えいたします。内閣府では、昨年12月26日開催の「防災立国推進閣僚会議」において、「防災立国の推進に向けた基本方針」が示され、令和8年中に防災庁を設置することが決定されました。この中で、防災庁本庁の施設を先行するとともに、「日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震」及び「南海トラフ地震」に対し、地域における事前防災の推進、大規模災害時の政府の災害対応の業務継続性などの観点から、地方機関が担うべき機能、適地についても並行して検討を行うことが示されたところであります。北海道では、昨年5月に道市町村会、道町村会の連名で防災庁の拠点設置に関する要望を国に提出しました。その後、国の基本方針を踏まえ、1月中に誘致意向のある市町村と連携した提案を行うため、誘致の意向調査が実施されました。本町も、その調査において誘致意向を示しております。本町のほか道内では複数の自治体が誘致意向を示しており、全国では21の都府県が誘致に意欲を示しているという状況であります。議員ご案内のとおり、東日本大震災のときに遠野市が担った後方支援拠点としての本町の立地や交通アクセスなどの優位性を遡及し、今後、本町が選ばれるよう引き続き誘致活動を進めていきたいと考えておりますので、ご理解を願います。すみません。先ほど全国で21の「都府県」と言いましたけれども、失礼しました。「道府県」の誤りです。東京都は入っておりません。失礼しました。
質問 9番 松下哲也
2月20日の道新記事に出ておりました。北海道では、17の市町村とか広域連合が誘致に対して取り組んでいるということでございます。北海道は、本州との同時被害のリスクが少ないと、そういうことで首都圏の防災機能のバックアップにつながる地域ということでアピールしているのですけれども、北海道で17の市町村の中で、こちらの道東地域では釧路市、根室市、釧路町と本町、4か所が名のりを上げていると。そういうことで、どうしてもここ、12月の一般質問のときにも申し上げたのですけれども、例えば、この釧路管内、名のりを上げている4町村の中でも、やはりどう考えても地理的な条件からいくと本町は優位であるということは、私は確信を持っております。2月3日に総選挙が開始されて、候補者が標茶町に来られました。そのときにその候補者が、当選されました議員ですけれども、そのときに盛んに本町のことをPRしてくれました。本町はいかに地理的な条件、津波の被害の本当に少ない地域であって、道路網とか地理的条件から考えても、標茶町というのは、そういうところには非常に有利な地域であるということもおっしゃっていただいております。総選挙の結果を受けて、北海道の政治力の地図が一変いたしました。そういうことでは、当地域の選挙区の地域というのは、北海道の中でも一番の政治的な力がある地域だと私も自覚しております。ぜひともそういう政治的なつながりの中で、より一層、町長にはこのことに対して強力に取り組んでいただきたいと思いますけれども、もう一度町長からの答弁をお願いしたいなと思います。
答弁 町長 佐藤□彦
今、松下議員から、標茶での総選挙の際のちょっと動きもありましたけれども、あの時、私も会場に呼ばれていまして、そのときの挨拶の中で実はこのことに触れて、それを恐らく、そのときに議員はまだ到着していなかったのですけれども、恐らく秘書を通じて町長が何をしゃべったかということを受けて、その話を議員がしてくれたのではないかな、そんなふうに思っていました。今、議員からもいろいろ標茶の優位性が示されたのですが、まずは津波がない、来ない地域だ、海から50キロ離れているということ。それから、空港が中標津空港、釧路空港、非常に近い距離に2つ使う可能性がある、できるということ。それから、町内の国道網、町内に4つの国道が縦断している、いろいろ短い区間もありますけれども、そういった本数もあるということ。それと、自衛隊の基地が矢臼別演習場からも非常に近い距離にある。また、釧路の駐屯地も近い距離にある。そういったことを総合的に考えると、非常にいいということと、あと、皆さんご存じのように、避難の協定、弟子屈町、釧路町、標茶町でとりあえず広域避難の協定を結びました。この結んだ理由については皆さんご存じのように、カムチャツカ沖の地震があったときに、町内の阿歴内や茶安別の公民館に釧路のほうからの避難、町民の避難が、市民かもしれませんけれども、そういったこともあって、標茶町は避難所の発令と開設とかは特別していなかったのですが、自然とそういう場所だということで皆さん理解をした上でされていると。そういうことも含めて、管内の中では一番優位性のある地域だということをこれから機会あるごとに、北海道もまとめて調整、これからすると思いますので、さらに国に対して引き続き要請していきたいと思っていますので、議員の皆さんも機会がありましたら、そういう声を、町を挙げて上げていただければ非常に応援団になるかと思っていますので、よろしくご協力をいただければと思います。(「質問を終わります」の声あり)