標茶町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月2日
路線バスの乗客数の状況は、昼の便をデマンド化にしては
2025年9月2日、標茶町議会の一般質問で、松下哲也議員が「路線バスの乗客数の状況は、昼の便をデマンド化にしては」について質問し、町長 佐藤□彦が答弁しました。
- 質問者
- 松下哲也 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤□彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 松下哲也
それでは、通告に基づいて質問させていただきます。路線バスの現在の乗客数の状況はと。また、昼の便をデマンド化にしてはどうかということについて、質問させていただきます。令和6年6月定例会でこの件について一般質問させていただきましたが、その後の対応について、再度質問させていただきます。路線バスは、約50年にわたって地域住民の移動手段として町営路線バスが運行されております。現在は6路線で実施されておりますけれども、運行開始当時と比較して人口が半減している中で乗客数も変化してきていると思われますが、各路線ごとの朝の便、夕方の便の乗客数はどのような状況になっておりますか。週1便、各路線で運行されている昼の便の状況については、昨年の質問で答弁をいただいております。昼の便をデマンド化してはとの質問で、実務上の課題を研究していくとの答弁をされておりました。本町の路線バスの運行は町民の生活に不可欠な公共交通であり、中学校の統合、高校の通学、また、運転免許返納者の通院にとっても重要なバスであると認識は共有しているところであります。ただ、昼の便については早急にデマンド化を含め、新たな運行体系を整備すべきではないか。今回、2路線にわたって同僚議員と乗車してきました。その後、また私一人でもう一路線乗車してみました。そういう経験の下、この思いを改めて強くしたところであります。実務上の課題を研究していくということであるが、どのような内容か、また、他の自治体の導入事例についても調査研究をされたか。財政負担の軽減と高齢者等交通弱者の移動手段の確保、さらなる住民サービスの向上につながると考え、昼の便をデマンド化すべきではないか。また、朝の便、夕方の便の乗客数の検証をして使用する車両を柔軟に対応できる路線もあるのではないか、町長の所見を伺います。
答弁 町長 佐藤□彦
9番、松下議員の路線バスの乗客数の状況は、昼の便をデマンド化にしてはとのお尋ねにお答えいたします。本町の町有路線バスは、半世紀にわたり地域住民の貴重な移動手段として大きな役割を果たしており、現在は6路線で運行を継続しております。ご指摘のように、人口減少に伴い、各路線の利用実態は変化しており、時代に合った運行形態は重要な検討課題となっております。1点目の各路線ごとの朝の便、夕方の便の乗客数の状況はどのようになっているかとのお尋ねについては、令和6年度の実績で申し上げますと、朝の便ではオソベツ線が平均で2.3人、最大4人、沼幌線が平均11.2人、最大18人、阿歴内線が平均1.6人、最大5人、茶安別線が平均2.7人、最大6人、虹別線が平均8.8人、最大13人、磯分内線が平均15.6人、最大24人となっております。また、夕方の便では、オソベツ線が平均0.8人、最大3人、沼幌線が平均5.6人、最大12人、阿歴内線が平均0.6人、最大1人、茶安別線、平均1.3人、最大5人、虹別線、平均6.8人、最大12人、磯分内線、平均2人、最大3人となっております。2点目の実務上の課題を研究していくということであるが、どのような内容か、また、ほかの自治体の導入事例についても調査研究されたかとのお尋ねにつきましては、実務上の課題を整理する中で、大きく分けると次の2点について重点的調査研究としています。1点目が、予約受付方法(アプリ、窓口、電話)と予約受付時間の検討です。乗客と運行を行う役場と委託業者、それぞれが手間をかけずに誰もが利用しやすい方法で受付をし、その情報を確実に共有して運行の有無や運転手や運行車両の手配などが効率的にできる仕組みづくりです。2点目は、運行方式と運行ダイヤ、発着地自由度の検討です。デマンド方式の運行方式は、現在、走っている定路線型、巡回ルート・エリアデマンド型、自由経路ミーティングポイント型の3種類があり、それぞれの特性があり、運行ダイヤについては、固定ダイヤ式、基本ダイヤ式、非固定ダイヤ式の3種類があり、それぞれの特性があり、発着の自由度につきましては、固定型と非固定型に分かれております。以上の観点を踏まえ、他自治体の導入事例も調査、分析しており、課題を整理しております。道内の導入事例を検証した結果、初期導入時の説明、住民周知の徹底が、乗客を路線定期型からデマンド化へスムーズに移行するためのポイントであることがわかりました。次に、3点目の財政負担の軽減と高齢者等交通弱者の移動手段の確保、さらに住民サービスの向上につながると考え、昼の便をデマンド化するべきではないかとのお尋ねですが、2点目で調査研究した知見を本町の状況に合わせて取り入れ、まずは昼の便1路線を対象デマンド化のテスト運行を実施していきたいと考えておりますので、今後の運行の委託先とも調整してまいりたいと考えております。4点目の朝の便、夕方の便の乗客数の検証をして使用する車両を柔軟に対応できる路線もあるのではないかとのお尋ねにつきましては、まずはデマンド化のテスト運行を行う路線の昼間の便1路線から乗客定員の少ない公用車両に変更し、効果や課題を研究し、他の路線で運行するのは、昼の便または朝の便、夕方の便の利用状況に応じて適正な規模の車両の変更を検討してまいりたいと考えております。公共交通の維持と町民の利便性の向上には、効率的な運行体系の構築と、運営コストを削減し財政負担を軽減することが不可欠であります。昼の便のデマンド化や乗客数に合わせた適正車両での運行は、運営コストの削減につながる取り組みでありますし、デマンド化によっては、導入初期の困難を招かないよう地域住民に対してもしっかりと説明し、理解をいただきながら移行していくとともに、本町に合ったデマンド運行形態の確立に向けてテスト運行を行い、しっかりと検証をしていきたいと考えています。検証を通じて、財政面と社会的ニーズのバランスを図り、住民ニーズの向上と持続可能な公共交通の実現を目指していきたいと考えておりますので、ご理解を願います。
質問 9番 松下哲也
とりあえず1路線ですか、テスト運行を試験的にやるということですよね。それだけで、まず第一歩、大きく前進したかなと思っております。できれば、新年度には新たな交通体系といいますか、そういうものが実施されることを望みますけれども、正直申しまして、町営バス、空気を運んでいます。誰一人として乗りません。本当に乗るのは月に1回、例えば、昼の便ですけれども、週に1便ですけれども、月に4便くらい走りますか。病院、歯医者の予約日に1人乗るとか。ですから、その予約がなければ、その月は誰一人として乗らない状況。これ、ドライバーに確認したら、大体乗る人は決まっているということです。そういうことでは常に空気を運んでおります。非常に無駄な燃料をたいて、あれだけの大きな車両、決まったルート、誰も乗りそうにもないルートをやっぱり回らなければならないということでは、これは本当に無駄ですねと。なおかつ、交通弱者という観点で利便性を図るということであれば、予約方式にして、そこの家まで迎えに行けばいいだけのことではないですかというふうに思うわけです。標茶市街地、のりあいタクシーが運行されております。これも予約制です。同じことなのです。やっぱり郡部の路線も予約制にすれば、何ら無駄なコースを走ったりすることないものになるのかなと思っておりますし、今回、朝と夕方の便も聞いてみました。非常に1人、2人、やはり中学校統合したところは、これは混乗方式ですから乗客数が多いのは当たり前のことです。こういうところを小さい車両にしなさいということは、私は申し上げません。あくまでもずっと長年流れてきた中で、やはり現状をきちっと常に状況を把握して、その状態に応じた対応をとっていくということが自治体にはこれからは非常に財政が緊迫している中ではとっていかなければならない方法ではないかと思っておりますので、特に阿歴内線、朝、行って帰ってきたら多分1時間40分、昼の便に乗ってみましたけれども、1時間40分以上かかるのです。ここをあの大きなバスが朝1.6人、夕方0.6人のために走らなければならない。最大というのは、そのときはそのときで多分何かのイベントだとか、大会だとか、そういうことで乗るかと思いますから、そういうときはきちんと対応すればいいだけであって、多分、日程的にはわかると思うのです。ですから、通常のあれだけは、やはり状況に応じた車両の運行ということも必要ではないのかなということ。今回は隣の自治体もデマンド化して6年目になっているという話も聞いております。この頃はドア・ツー・ドアと、デマンドのほかに、またそのドア・ツー・ドアのバスを運行してはという質問も出たようですけれども、私はそこまでは求めませんけれども、少しでも財政負担の軽減と効率的な運行と無駄を省くと、いろんな観点から適切な運行体系をぜひとも確立していっていただきたいということを求めますし、まず、試験運行をやってみて、その結果に応じて新年度からは新たな運行体系が組まれることを望んで、私の質問を終わります。答弁は要りません。