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標茶町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月10日

スポーツの力による関係人口獲得のため、社会体育施設の無料化と教育行事バスの利用を拡大すべき

2019年9月10日、標茶町議会の一般質問で、類瀨光信議員が「スポーツの力による関係人口獲得のため、社会体育施設の無料化と教育行事バスの利用を拡大すべき」について質問し、教育長 島田哲男、町長 佐藤ർ彦が答弁しました。

質問者
類瀨光信 議員
答弁者
教育長 島田哲男、町長 佐藤ർ彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 類瀨光信

次に、4点目の質問ですが、スポーツの力による関係人口獲得のため、社会体育施設の無料化と教育行事バスの利用を拡大すべき。内容ですが、標茶町の体育施設は押しなべて老朽化が顕著ですが、行き届いた管理と利用密度に余裕があることなどから、近隣市町村からの利用も目立ちます。また、各種目にすぐれた選手あるいは指導者がおり、小学生から大人まで標茶を練習会場とする競技者が年々ふえるとともに、スポーツ振興補助金による遠征時に係る経済的負担の軽減を考え、標茶町に移住する競技者もおります。こうした実態を踏まえ、次の3点について質問いたします。1、子育て支援や関係人口獲得のため、社会体育施設を無料化する考えはありませんか。2、国の人件費等の支援制度を活用し、部活動の指導者を配置する考えはありませんか。3、教育行事バスの利用を拡大し、部活動や少年団活動を活発化する考えはありませんか。以上3点です。

答弁 教育長 島田哲男(教育長は2022年9月まで)

2番、類瀨議員のスポーツの力による関係人口獲得のため、社会体育施設の無料化と教育行事バスの利用を拡大すべきとのお尋ねにお答えいたします。1点目の子育て支援や関係人口獲得のため、社会体育施設を無料化する考えはないかとのお尋ねですが、体育施設の有料化の考え方については、特定受益者による応分の負担をいただくことを趣旨としたものであります。また、使用料による維持管理を賄うものではないことも、これまでの議会との議論の中で述べさせていただいておりますことをご理解いただきたいと思います。議員ご指摘のとおり、有料化施設の老朽化は全般に見られる状況ではありますが、その都度、利便性を考慮して維持補修等に取り組んでおります。また、有料化が施行されて12年が経過していることから、教育行政方針並びに標茶町社会教育第8次中期計画にも盛り込み、体育施設の有効活用を図るため、使用料を含めた管理運営等のあり方について昨年5月から社会教育委員を中心に、評価と検証及びアンケート調査を実施しております。議員ご指摘の無料化につきましては、今後、社会教育委員の会からの最終的なご意見を取りまとめ、あわせてこれまでの有料化に伴う議会との議論や経緯も踏まえ、方向性を整理することとしておりますので、ご理解賜りたいと存じます。次に、2点目の国の制度を活用し、部活の指導者を配置する考えはないかとのお尋ねですが、部活動指導員につきましては、学校におけるスポーツ、文化、科学等に関する教育活動に係る技術的な指導等に従事し、部活動の指導体制の充実を図ることを目的に平成29年に学校教育法施行規則に新たに規定され、制度化されたものです。議員ご指摘の指導員の配置につきましては、学校における働き方改革を推進する上でも教職員の負担軽減につながると認識しておりますが、現在のところ、各学校からは制度を活用する希望がないことから、配置には至っておりません。今後につきましては、指導員になる人材を確保する課題はありますが、学校教育の一環として行われている部活動の意義と各学校の実態を踏まえ、必要に応じて制度の活用を研究してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、3点目の教育行事バスの利用を拡大し、部活や少年団活動を活発化する考えはないかとのお尋ねにつきましては、現在、部活動で大会出場する場合は、スクールバスを利用しており、また、教育委員会の所管する行事利用車両の補助金制度により、少年団や文化・スポーツ団体で社会教育認定団体として登録されている団体を対象に、各種大会、研修会等に参加する場合のバス等の車両賃借料、また、少年団等児童生徒が大半を占める団体及び社会福祉活動を目的とした事業を行う団体で車両を利用する場合に、燃料費及び運転手賃金並びに宿泊料も補助対象として予算の範囲内で支援をしております。また、制度の周知につきましても、毎年広報しべちゃ4月号において社会教育団体認定申請の受け付け開始のお知らせとあわせて、認定団体の優遇措置としてこの制度の周知も行っているところでありますので、ご理解を賜りたいと存じます。

答弁 町長 佐藤ർ彦

3点目の教育行事バスの利用を拡大し、部活動や青少年団活動を活発する考えはないかのお尋ねの中の町長部局分についてお答えいたします。平成18年4月より、町有行事バスの使用要領及び利用基準を見直し、「その他町長が本町振興上必要と認めた場合」の1項を加え、年間1団体1回程度の利用でありますが、町内会、地域会、高齢者団体、社会福祉認定団体へも利用を拡大してまいりました。また、これまで利用回数の制限に関してご意見もないことから、利用制限に一定のご理解をいただいているものと認識していたところでございます。利用の拡大についてのお尋ねですが、昨年度の行事バス運行回数は289回にも及んでおり、町の主催行事や学校のほか、町内会、地域会、さらに少年団活動などの幅広い利用に専用行事バスのほかに路線バスも投入してご要望にお応えしている状況であります。飛躍的に行事バスの運行回数をふやすのは難しい状況ですが、公平で効率的な運行方法がないか、関係団体あるいは少年団本部等と協議してまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

質問 2番 類瀨光信

ありがとうございました。社会体育施設に関しては、現在さまざまな角度から見直しの最中ということで、できれば利用する皆さんが応分の負担をしなければいけないのだと。例えばそれは料金もそうだし、管理面で掃除を一生懸命やるとか、そういうことも含めて、しなければならないのだという、そういう機運というのは、この12年間で随分と定着したものと思いますので、現実に建物が非常に古くなってお金をいただくのにどうかというような状況もございますので、そういったことを前向きに検討していただければというふうに思います。それから、国の制度を活用して部活の指導員をということ、これ標茶の各少年団の活躍によって管内のあちこちから標茶町の少年団活動に人が集まっているという実態があります。遠くは根室市内から週4回通ってくるとか、そういった例もあります。それは、標茶町内に環境とか、それから指導する人材とか、そういったことがあるからにほかならないわけで、こういったことを学校の部活の場面でも何とか体現していただいて、そのことが魅力となって標茶の学校に来る、それからやがて標茶高校に進学するというような、そういったことにぜひ結びつけていただきたいなと考えるわけです。国では、来年度の概算要求に増額した上で、15億円の予算というのを盛り込んでいます。働き方改革を一生懸命やっているところを優先的に予算を配当していくと。そういったようなこともありますので、働き方改革、教職員の方々のご苦労を少しでも軽減するということにもつながるかと思いますので、ぜひ今の時点、希望がないというふうに伺いましたけれども、いろんな団体と相談の上、そんなことも学校とも相談の上、ご検討いただければと思います。それから、教育行事バスの利用拡大について。社会教育行事バスの料金の補助制度に関しては、当時標茶町にレンタカーの事業を定着させるという、そういうような発想もあって、町有車両ではなくてレンタカーを使っていただくと。それに対して補助をするという、そういう制度でありましたけれども、現実には、標茶にはレンタカーの業というのは現時点では定着していません。今の時点では、よそのレンタカーをレンタルしてきてレンタルするという、そういう業態であります。それ自体も標茶町の業者さんがやっているわけですけれども、そのように当初の思惑とは少し違った形で現在その補助制度自体は進んでいるわけで、もし、できましたら、それ以前の状態で教育行事バスによって部活動の大会参加以外の部分にも利用できるような、そういった利用の拡大をぜひ検討していただきたいということを申し上げて、一応お答えをいただきますか。

答弁 教育長 島田哲男(教育長は2022年9月まで)

お答えをしたいと思います。1点目の建物の老朽化に伴う料金の適正化といいますか、利用者の部分のこれからの考え方といいますか、そういった部分ですけれども、先ほど答弁で申し上げたとおりですけれども、実際には体育施設が大変老朽化でいろんな部分で補修工事等を随時行っているところであります。他の町村からも利用者が来ているということも伺ってきているところであります。今、社会教育委員の会議の中で議論をいただきながら、ことしアンケート調査もしましたので、そういった部分を踏まえて決定するところというか、方針を決めたいと思いますけれども、基本的には利用者のこれまでの議会の中でずっと大変議論された中では、応分の負担というのが大原則であろうということになります。そういった中で、どの部分でというのは、これからどういったことで議論がなされるのかというのはこれからの検討の題材というふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。それから、2点目の部活の外部講師の関係でありますけれども、今、少年団で議員ご指摘のとおり、町内以外の方も少年団に加盟してそれぞれ少年団活動を行っているということで伺っております。それを延長線上に考えた中で、中学校の部活につなげるという議員のご指摘であろうかと思います。今、国の制度の中で、外部講師の中での補助制度が今それぞれ国で働き方改革の中での一つの手段という部分で進めているところでありますけれども、この部分では、どこの町村でもそうだと思いますけれども、指導する方が非常に人材が不足しているという状況であります。本町でも本来的には指導者がそれぞれいればそういった部分で前向きに学校の要望を含めて検討することはやぶさかでありませんけれども、今、スポーツ少年団を指導している方々が現役でそれぞれ働いている方々がほとんどでありますので、部活動にかかわる時間帯があるかどうかというのは、またその辺は検討するといいますか、人材的には可能かどうかという、それを含めての検討になると思いますので、いろんな状況によってそれぞれ学校の働き方改革を含めて、子供たちの育成にどういう環境をつくっていくかというのを私ども基本に考えておりますので、いろんな部分で、それぞれ団体を含めて共有をしながら進めていきたいというふうに考えております。3点目のレンタカーの関係ですけれども、今、うちのほうで補助制度で、部活、少年団のそれぞれ大会に出場する場合は、レンタカーの補助制度で燃料費、バスの賃借料、それから運転手の宿泊も含めての補助を出しているところでありますけれども、町内の業者を利用しているということで、私どもは理解しております。そういった部分では、町内の中でのそれぞれ活用をされているということで、今後も町内の業者を活用して進めていただきたいというふうにはお願いしているところでありますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 2番 類瀨光信

ありがとうございました。最後の町内業者のレンタカーを利用しているという点について多少解釈違う部分があるかもしれませんけれども、いずれにしても、少年団活動や部活動がこれからも盛んになって、そのことが標茶の生徒がふえることとか、ひいては標茶高校の生徒がふえることなどに結びつくような、そういう観点で施設利用料も含めていろんな検討を進めていただければと思います。私の質問は、以上で終了といたします。

出典:標茶町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月10日 議事録 PDF(53ページ) 間違いを知らせる