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標茶町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月8日

防災・減災対策を問う

2019年3月8日、標茶町議会の一般質問で、本多耕平議員が「防災・減災対策を問う」について質問し、町長 佐藤彦、総務課長 牛﨑康人が答弁しました。

質問者
本多耕平 議員
答弁者
町長 佐藤彦、総務課長 牛﨑康人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 本多耕平

それでは、私のほうから、通告に沿っての質問をしたいと思います。先ほど町政の執行方針が説明されました。その内容を聞くとき、改めて本町の幾多の諸課題が提起されております。限りある財源の中で、めり張りのある予算編成、緊急性のある事業立案、施策実施等々、佐藤町政にとっては厳しい船出の年であります。町長の公約にもありますが、町民との対話を重視し、期待に応えるべく全力で前に進むことが最も大事な町政の姿勢であると思います。また、議員諸氏の議会の発言は町民の声を代弁するものであり、また、所管事務調査の委員会所見など、積極的に必要に応じ協議、検討すべきと考えております。そこで私は、通告に沿って次の2点について質問いたします。近年、異常気象での台風災害、水害、地震災害など、全国各地で想像を超える自然災害が発生しております。本町においても、昨年には春の水害、9月の45時間にも及ぶ停電など、今までに経験のない、また、想定外の災害であったと言っても過言ではありません。以来、本会議でも議員各位が防災対策、減災対策の必要性を訴え、総務経済委員会でも水害、地震災害の状況、さらには今後の対応など、町民の資料提供の協力も得て所管事務の調査をし、委員会所見として提言しております。特に対策は喫緊の課題であります。どのように協議されているのか、そして安心をし、暮らせる町であることをどのように発信していくのか、町長の所見を伺います。

答弁 町長 佐藤彦

11番、本多議員の防災・減災対策を問うとのお尋ねについてお答えいたします。議員ご指摘のとおり、毎年、全国各地において大規模自然災害が発生しておりまして、本町においても、一昨年8月の台風災害、昨年3月の大雨融雪災害により、標茶町では初めてとなる避難勧告と避難指示をそれぞれ発令し、避難所を開設する等、多くの対応に当たりました。昨年9月には北海道胆振東部地震の影響を受け、本町では過去に例を見ない最長45時間に及ぶ長期停電が発生し、酪農業や商工業者を中心に多くの被害が発生しました。さらには、この道東地域で地震発生確率は高まっており、平成5年に発生した釧路沖地震と同じクラスの地震が30年以内に70%の確率で発生するとの予想が政府より発表されております。このような状況を踏まえ、本町においては、近年、防災対策を着実に取り進めているところです。防災対策推進に当たっての協議については、多くの関係機関で組織する標茶町防災会議を基本に、釧路川外減災対策協議会や釧路管内防災・減災対策連携会議等の場において対策や対応について提言をいただいたり、情報共有や協議を行い、さらに施策の検討に当たっては、関係各課との連携の上取り進めておりますので、ご理解をお願いいたします。次に、安心して暮らせる町であることをどのように発信していくかとのお尋ねについてでありますが、防災対策につきましては、ここで完成、ここで万全ということはありません。また、町民の方にも常に危機意識を持っていただくことが必要であると考えます。そのような意味で、安全・安心な町を目指して進めている対策や危険箇所等の状況について発信する必要があると考えますが、手法としては、広報しべちゃやSNS等の各種媒体や、近年実施しております企業や町内会等の出前防災講座等を通じて、防災体制の現状をお伝えしていきたいと考えております。これらの取り組みについては、町民の皆さんが評価くださったときに初めて安心して暮らせる町であることの発信ができたことになるものと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。議員ご指摘のように、近年の自然災害は想定をはるかに超えるものが頻発しています。想定レベルを引き上げ、緊張感、切迫感を持ち、今後さらなる防災対策を進め、災害に強いまちづくりを進めてまいりますので、ご理解をお願いいたします。

質問 11番 本多耕平

ただいま、町長のほうから私に対してのご返答をいただきました。私が申し上げたいことは、主眼であります防災対策をどのようにするか、さらには減災対策をどのようにしているのかという、いわゆる現実的に一歩踏み出したものを実は求めたいわけです。といいますことは、本町において、その前に、この防災・減災対策については後ほどまた同僚の後藤議員、櫻井議員が質問になるかと思いますが、私は余り各論には触れませんけれども、総論で少しお話をしたいわけですが、私ども総務経済委員会の中での所管調査のときの町のほうからの資料の中でも、特に水害の例をとりますと、外水面あるいはまた内水による災害の問題を非常に担当の者は留意をしておりました。特に先般の水害の場合での、もし釧路川が市街地の上流で決壊したらどうなるかというようなときに、いわゆる浸水想定図でいきますと、富士町の一部、桜町の一部、さらには旭町の一部が3メーターから5メーターの水害になるおそれがあるのだというようなことも、そういう予想的なことも想定の中で図面で知らしめながら、これをどうするかということを私たちは求めたいのですよ。ただどうなる、それを協議しているということではなくて、いわゆる防ぐ場合、例えば堤防を決壊させないためにはどうするかという、まず第一歩を踏み込んだ私は答えをいただきたいわけですよ。そしてさらに、その中で減災という言葉を私はいただきたいわけですよ。まず、災害を防ぐのに協議だけしていてはだめなので、現実的に考えられるこの水害問題をどう本町として危険地域を検討しながら、その防災をどうするかというのを、現実的な施策が私はないのかと、それを実は委員会所見でも現実的に述べているわけですよ。さらに、本町においては内水災害が多いという中で、いわゆる排水機場という問題についても、この後の議員の方からも質問が出ると思いますけれども、であれば排水ポンプをどうするのか、いち早い整備をしなさいというようなことも、実は先般の所管事務の意見の中では述べているわけです。そこで、私が前段言いましたことは、町民との対話を大事にする、あるいはまた委員会での所見などももっと真摯に受けとめて、それを協議していただきたいということを私はここで述べたわけですよ。したがって、いま一度お話を伺いますが、防災の対策として、協議をしている協議をしているではなくて、まずは現実的にどうすればこの災害を防ぐことができるかという、現実的なものはまだ一向に進んではいないのでしょうか。

答弁 総務課長 牛﨑康人(総務課長は2019年6月まで)

少し具体的なお話でしたので、担当のほうからまずお答えをさせていただきたいと思います。今、議員から、外水氾濫、それから内水氾濫、二つに分けてご指摘をいただきました。具体的にどのようにしているのかというところでありますけれども、釧路川本川の外水氾濫、これにつきましては釧路川の築堤、堤防で守られているわけですけれども、これの整備については、管轄としては国になっております。ですので、問題意識を共有しながら釧路開発建設部と協議をしているところであります。また、新聞等でも報道があったとおり、釧路川の堤防につきましては、釧路川堤防技術検討委員会というものが平成30年度に設置されまして、専門家を招いて具体的な協議をしているように報道されております。その中では、現状の堤防の課題等が徐々に浮き彫りになっているようなふうに報道されておりまして、それらの検討委員会の結果を踏まえながら、堤防が増強される、よってより安心感が高まる、そういうふうに考えているところであります。それから、内水氾濫につきましては、これも議員ご指摘のとおり、排水機場あるいは排水ポンプのご指摘を議会の場でいただいております。それは担当としても真摯に受けとめているところでありますけれども、機械による強制的な排水というハード的な検討の前に、まず内水の排水系統がどうなっているのかというのをきちんとつかまえるのが大事だよというふうに専門家のほうからは助言を受けております。この点については、建設課あるいは水道課と協議をしながら、今、川東地区ですか、オモチャリ川周辺の水がどこにどういうふうに流れているか、あるいはどの程度の排水能力があるか、そういうことも考え合わせながら、最終的に必要な能力の排水ポンプ等の整備を行うということが手順ではないのかということで、平成31年度の予算にはポンプ関係については表現することができませんでした。これについては、少し時間がかかるのかなというふうに担当としては思っております。と申しますのは……、済みません。「と申します」以降については、後ほどのこともありますので、まずはこの辺でとどめておきたいと思います。

質問 11番 本多耕平

「と申します」のは聞かないことにしまして、先ほどの町長の執行方針の中ででも、特に減災と言う意味で、避難所の改修工事ですとか、さらには農家の発電機の支援ですとか、これは通年やっている農家の耕作道の補修ですとか、もろもろな、いわゆる減災という面では、私は一部評価をしたいと思うのですが、前段、先ほど申し上げましたように、いわゆる防災という意味で、今、総務課長のほうからありましたけれども、内水の氾濫をどう防ぐのか、さらにはまた先般の所管事務調査でもオモチャリ川の新設工事も見てまいりましたけれども、それをすることによってどの程度の内水災害を防げるのかというようなことも、いち早く私どもは、実務的なものだけではなくて、現実的にそれがいつ起きるかわからないということから考えれば、先ほど課長がおっしゃった排水機場の問題が、費用等々の問題ということがあるのであれば、できる限り排水ポンプをいち早く予算づけをして、減災の面でもぜひその辺はいち早い措置をお願いしていきたい。お願いというよりも、これはもう申し上げましたように、いつ起きるかわからない喫緊のやっぱり命と暮らしを守る大変な問題だと思いますので、私はこれ以上、技術的なことはよくわかりませんので、後ほどまた後藤君なり櫻井君のほうからお話があると思いますので、この点については、やっぱり現実的に協議だけするのではなくて、それのいち早い着手をお願いしたいということで、私はこの防災問題についてはこの程度にしておきたいと思います。

出典:標茶町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月8日 議事録 PDF(39ページ) 間違いを知らせる