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斜里町議会 令和4年12月会議 2022年12月14日

帯状疱疹ワクチンに対する助成を!

2022年12月14日、斜里町議会の一般質問で、久野聖一議員が「帯状疱疹ワクチンに対する助成を!」について質問し、町長 馬場が答弁しました。

質問者
久野聖一 議員
答弁者
町長 馬場

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 久野聖一

本日、私は、1項目の一般質問をいたします。題名は、帯状疱疹ワクチンに対する助成を、ということでございます。最近、コロナ発症のおかげで帯状疱疹にかかる方が出てきていると聞いておりますので、その対策についてお聞きいたします。帯状疱疹については、おおよそご存じのことと思いますが、この病気は子どもの頃に感染した水疱瘡と同じウイルスである、水痘帯状疱疹ウイルスが体の中で再活性化することで発症する肌の病気です。特に50歳以降は加齢による免疫力が低下するため、帯状疱疹の発症率が高くなります。顔や体幹部の神経は左右に分かれていますから、症状として多いのは胸やお腹や背中などの体幹部の片側にできる痛みを伴う帯状の皮疹です。しばしば灼熱感または刺すような痛みを伴うこともあります。顔や頭部に発症する場合は三叉神経領域に沿って発症し、それが目の周辺だと視力低下、耳の中だと難聴やめまい、耳鳴りの原因になるなど、顔だと顔面神経麻痺などの合併症を引き起こすこともあります。また皮膚症状が治った後も帯状疱疹後、神経痛と呼ばれる痛みが数カ月続く場合もあります。その痛みは人それぞれですが、電気が走るような痛み、焼けるような痛みなどと表現され、日常生活に影響を及ぼすと言われております。また、80歳までに約3人に1人がかかると言われております。私の周辺でも帯状疱疹になった方が数人いらっしゃいましたので国保病院の医師にお伺いしたところ、数字上では統計はとっていないが増えているとの見解でした。これを予防するのには、帯状疱疹専用のワクチンを打つ必要があるのですが保険適用にならず、非常に高額なため、ためらっている方もいらっしゃると聞いております。現在、斜里町の人口統計としまして50歳以上の方は6059人、60歳以上ですと4505人、70歳以上は2553人となります。これは住民生活課で聞いてきたデータですが、北海道の自治体の中には札幌市、千歳市、今金町、幌延町など、ワクチン助成をしている自治体も増えていると聞いております。国の薬事承認や近隣の動向調査もあると思いますが、罹患する方の痛みなどを考えると、早く手を差し伸べ寄り添っていくことが大事と考えております。町長の考えをお聞かせください。

答弁 町長 馬場

久野議員の、帯状疱疹ワクチンに対する助成を、のご質問にお答えいたします。帯状疱疹については、マスコミ等で報道が多数されているところです。この帯状疱疹を予防するワクチンは、従来からある水痘ワクチンとして認可され、平成28年に50歳以上の成人を対象に適用拡充された生ワクチンと、令和2年から認可された不活化ワクチンの2種類があり、近隣および町内医療機関でもまだ接種事例が少ない状況と聞いています。国では現時点で、接種効果の検証、副反応などの調査研究中であるほか、接種に多額の費用が生じることから、いずれも希望に基づく任意接種となっており、現在も予防接種法に基づく定期接種となっておりません。この点につきましては、今年のオホーツク圏活性化期成会の一員として、私からも厚生労働省健康局健康課長に対し、早期の定期接種の実現に向けて要望を申し上げたところであります。いずれにしましても、帯状疱疹を予防する手段として有効なワクチンでありますことから、今後の国の動きや各自治体の動向も鑑みながら、実施に向けて実施方法や予算の検討をしてまいります。あわせて、帯状疱疹など病気を予防するためには、日頃からのバランス良い食生活や適度な運動、十分な睡眠やストレス発散など、心と身体の健康を意識した日常生活を送ることは、免疫を高め疾病予防につながることであり大切でありますことから、今後も健康増進施策の推進をしてまいりますことを申し上げ、久野議員への答弁といたします。

再質問 久野聖一

それでは再質問をさせていただきます。なぜこのようなワクチンに対する助成ということを願い出たのかというと、やはり町民の方々、皆さん健康になって健康を保持していただきたいということがまず一つと、それから大変ワクチンが高いのです。町内の個人医院に聞いてきたところ、先ほど町長は生ワクチンと不活化ワクチンと言われたのですが、生のほうで6600円と聞いております。それから国保病院で聞いてきたのですけれども、不活化ワクチンのほうは1回、2万3650円、そしてそれを2回打つことで予防効果が高いものになると聞いておりました。それはあまりにも高いので、だいぶ接種をためらっている方もいるのですが、私は町長がお答えになった、計画的に投与を考えたいと、近隣の動向などを鑑みてとおっしゃったのですけれども、私は、例えば、斜里町の年齢の段階的に70歳代が1700人台、60歳代が1900人台、それから50歳代が1550人台、80歳代が771名となっております。それでほかの町村の動向も調べたところ、例えば、数千円という助成をしているところがほとんどなのです。そういうことを鑑みますと、1千人が受けたとしても大体2千円程度、あるいは3千円程度でいくと数百万円で終わるのかと。そうであれば私たちが手伝って、アクションプランの中の何かの財源を我慢して、そして減らして、減らすというか工夫をしながらこういうものに早期に充てられないものでしょうか、ということをお聞きしたかったのですが、いかがでしょうか。

答弁 町長 馬場

今、具体的に助成額として数千円程度というお話ですけれども、これだけ高いワクチン、数千円と言っても1千円から9千円まで単純に幅があります。6600円を見ても、仮に半分とすれば3300円、不活化の2万4千円となれば数千円ではなかなか手が出ないというか、接種をしようという気持ちになり切れるかどうかという問題もあろうかと思っています。そういった意味で、どの程度の負担割合なら接種をするかということも踏まえながら、その辺の兼ね合いを調べながら私がお答えしたとおり、この痛みというのはかなり厳しいものがあるということは認識しております。まさに予防することによってそのリスクを下げることができる。ただ、どこまでそれを認識しているかというのはばらつきがあろうかと思いますので、そういう思いがある人がより受けやすくするための制度としては必要なのだろうと思っています。近隣の動向を当然鑑みますけれども、基本的には実施に向けてどの程度の制度設計をすればいいのか、助成をすればいいのか、方法や予算の範囲、そういったものを検討してまいりたいと考えております。

再質問 久野聖一

大体わかりました。私も国保病院の医師のとこに伺っていろいろ聞いたのですが、やはり再発をする人もいると、そして痛みを伴ういろいろな症状があって、これは人それぞれわからないと。痛みは何と表していいか、それは本人にしかわからないので、やはり早期の予防が大事なのですよ、ということをおっしゃっておりました。そこで私たちは、総務文教常任委員会で4月に仁木町に別な調査ということで行ってきたのですけれども、その仁木町の議員さんのいろいろな資料を見ますと、仁木町でも4月の時点で帯状疱疹方針のワクチンの助成という質問をされておりました。回答は町長と同じ回答でありました。皮肉にもそういうふうになるのでしょう。当然それでしたけれども、全道中、全国中が、やはりその近隣町村の動向、それから国の動向というのを伺って、今そこから立ち上げるというか、接種投与に関する事業へ展開されているかと思います。しかしながら町長は先ほど、私の町長の仕上げとして第4期の出馬をされると聞いておりました。その中で町長の健康政策、命を大事にするという、私は町長の施策の中ではフラッグシップだと思っております。それで他町の動向というのは、いろいろな福祉灯油だとか、そういうことも昔は聞いてやっていたと思いますけれども、そういうことにあまり石橋を叩いて渡るのではなくて、今後やってみる施策というのは、これをやってみてはどうかということを最後にお聞きしまして、私の再質問といたします。

答弁 町長 馬場

先ほども申し上げたとおり、実施する方向で検討していきたい。検討するにあたっては、やはり実施、先行事例があります。それはどの程度の助成をしてどのような効果が出ているかということも、やはり研究したうえで制度設計をする必要があるだろうという意味で、そういう意味では近隣等々の調査をする必要があるだろうと思っています。ただほかがやってないからやらないとかということではなくて、やる方向で、どうしたらできるかということを考えていきたいと思っています。

出典:斜里町議会 令和4年12月会議 2022年12月14日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる