みんなの議会

新冠町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月11日

帯状疱疹ワクチン接種について

2025年3月11日、新冠町議会の一般質問で、酒井益幸議員が「帯状疱疹ワクチン接種について」質問し、町長 鳴海修司が答弁しました。

質問者
酒井益幸 議員
答弁者
町長 鳴海修司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 酒井益幸

2番、酒井益幸です。議長より発言の許可を得ましたので、通告7に従い、帯状疱疹ワクチン接種について一般質問いたします。帯状疱疹を発症する割合の多くは50歳代から始まり70歳代が最も多く、80歳までに約3人に1人が発症すると言われております。重症化いたしますと、神経の損傷による傷みが長く続き麻痺が残る恐れもあり、希望される方の接種を後押しする意義は大きいと考えます。厚労省は、令和6年12月に帯状疱疹ワクチンについて、本年1月1日から定期接種化を決定いたしました。現在、当町は任意接種のため、全額が自己負担でありますが、使用されるワクチンのうち1回接種の生ワクチンが約1万円、2回接種の不活化ワクチンが約4万円掛かり、経済的負担の重さから接種をためらう方がおられるのが実情でございます。また、本年1月、民間調査におきまして、全国自治体における帯状疱疹ワクチン接種の実施状況では、738自治体が一部費用助成を行っており、対象年齢の拡大や費用助成の在り方に差が生じております。国で定める定期接種は、主に感染症から国民を守り、社会での蔓延や個人の重症化を予防する法律に基づきまして、予防接種事業が行われますが、接種主体は市町村であります。したがいまして、希望される方が安心して受けられるよう、円滑に始められるよう準備を進めていくことが大切と考えますが、予防ワクチンや病状の正しい知識の周知も欠かせないと思います。ワクチン接種による効果等を十分理解した上で、希望される方が安心して1人でも多く接種を受けられるよう、接種体制や対象範囲、費用負担の在り方について所見を伺います。

答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)

酒井議員からご質問の「帯状疱疹ワクチン接種について」にお答えします。帯状疱疹は、幼少期等に感染した水ぼうそうのウイルスが体内に潜伏し、加齢やストレス等により再び活性化することで発症します。神経に沿って、痛みを伴う帯状の水疱が広がる病気で、神経の損傷程度によっては帯状疱疹後神経痛と呼ばれる合併症があり、日常生活に支障をきたすこともあります。このため厚生労働省では、平成28年3月から帯状疱疹を予防接種に加える目的や期待されるワクチンの効果、安全性などに関して、調査・研究を進めてきました。そして、令和7年1月29日に開催された厚生科学審議会予防接種ワクチン分科会において、帯状疱疹を予防接種法上のB種疾病に位置付けることが了承され、令和7年4月1日からの定期接種化が決定したところでございます。当町におきましても、厚生労働省が定める方針に基づき、定期接種の準備を取り進めておりますので、その概要について申し上げます。まず、定期接種の対象となるのは、町内に住所を有する方で、令和7年度内に、65歳を迎える方や60歳から64歳で、特定の免疫機能障害をお持ちの方となります。また、5年間の経過措置として、その年度内に70歳・75歳・80歳と100歳までの間で5歳きざみの年齢になる方、さらに令和7年8度に限り100歳を超える方も対象となります。令和6年10月末時点で、当町の対象者は約400人となっております。帯状疱疹ワクチンには2種類があり、生ワクチンは1回の接種、組換えワクチンは2ヶ月間隔で2回の接種が必要とされており、その接種費用でございますが、生ワクチンの標準接種費用は約8千円で、このうち町が4千円を上限に負担しますので、個人負担額は約4千円となります。また、組換えワクチンは1回当たり約2万2千円で、町の負担額は上限1万1千円。従いまして2回の接種で、個人負担額は約2万2千円となります。ワクチンの効果には個人差があり、完全に発症を防げるものではありませんが、これまでの臨床試験の結果等によりますと、生ワクチンは接種後5年時点で約40%、組換えワクチンは5年時点で約90%、10年時点でも約70%の予防効果が認められています。その一方、どちらのワクチンにも接種後の発疹や倦怠感、頭痛、疼痛などの副反応が見られる場合がありますので、接種を希望される方は、ワクチンの有効性や安全性、費用負担を十分にご理解のうえ、いずれか一方を選択して頂くことになります。なお、接種の申し込みは、個人が直接医療機関に申し込む形となります。町立国保診療所ほか町が委託する近隣の7医療機関で接種される場合は、窓口で個人負担額のみをお支払いいただきますが、それ以外の医療機関で接種される場合には、一旦全額をお支払いしていただき、後日、町負担を払い戻す方式で取らせていただきます。本件については、3月末に発行予定の町政事務委託文書を通じて広く周知するとともに、接種対象者には個別案件を行う予定にありまして、町民の皆様に安心して接種いただけるよう周知徹底に努めてまいります。

再質問 2番 酒井益幸

再質問いたします。帯状疱疹ワクチン接種事業は、日高管内各町におきまして、接種対象者費用助成の在り方に差が生じております。現時点での管内6町の帯状疱疹ワクチン接種事業の状況につきまして、調査を実施いたしました。結果につきまして助成割合で申しますと、おおむね5割助成が4町でありまして、おおむね7割助成が1町、残りの1町が生ワクチンのみ全額助成となっております。次に、接種対象者の年齢につきましては、免疫不全や機能障害の恐れのある方を除いておりますが、50歳から開始が2町でありまして、残りの4町が65歳以上となっております。無論、生活保護受給者は、全町とも全額助成でありましたが、65歳以上の非課税世帯非課税の方は2町で全額助成しております。これらを参考にいたしまして、当町の支援策について大変疑念が生じております。今般50歳から発症予防の取り組みが必要と考えます。昨今50代から免疫力の低下などによる要因による発症について、厚労省が示すデータにおきまして危惧されております。身近な方で激しい神経痛や顔首など露出した皮膚に発症したケースでは、欠勤を余儀なくされております。この年代は勤務先で欠かせない年代でもありまして、職場におきまして支障を来す恐れがございます。また50代は、子育て、教育費に係る支出9も多く、親の介護、親の介護の日常の世話など苦労されている方、様々なストレス、加齢により免疫力を低下をする一定程度考慮する必要があると考えます。次に、財源についての考え方でございますが、50歳から64歳の方は個人所得も多い実態があります。町税負担や収納割合の状況も多い状況であると思います。50歳以上の希望される方への助成支援は可能な範疇と推察いたします。町民の実体験をお聞きいたしまして、希望される50歳以上を接種対象の拡大を求めさせていただくわけでございますが、一方で、非課税世帯に関しましても、生活に困窮する実態もございます。次期定例会に向けて、接種年齢の拡大を再検討していただきますよう、町行政に問うものであり、理事者としての考え方や心情を聞かせくださいますようお願いします。

答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)

お答えいたします。ただいまの再質問は、次期定例会に向け、対象年齢拡大の再検討を求めるものであり、政策的判断が必要となりますことから、任期満了を控えた私からの現在での答弁は控えさせていただきます。

再々質問 2番 酒井益幸

ありません。

出典:新冠町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月11日 議事録 PDF(6ページ) 間違いを知らせる