斜里町議会 令和2年9月会議 2020年9月23日
(1)観光関係事業者のコロナによる影響は大きく、業績悪化の事業者へ上下水道料金免除、固定資産税免除など~町の支援をさらに!/(2)現在行われている生ごみ堆肥化事業を、効率、経営の視点から改善を考えては?
2020年9月23日、斜里町議会の一般質問で、櫻井あけみ議員が「観光関係事業者のコロナによる影響は大きく、業績悪化の事業者へ上下水道料金免除、固定資産税免除など~町の支援をさらに!」「現在行われている生ごみ堆肥化事業を、効率、経営の視点から改善を考えては?」について質問し、町長 馬場が答弁しました。
- 質問者
- 櫻井あけみ 議員
- 答弁者
- 町長 馬場
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 櫻井あけみ
今、9月定例会議において2項目について一般質問を行います。1項目目は、コロナウイルス感染に関する質問。2項目めは、生ごみの堆肥化事業に関しての改善、見直しについての質問をさせていただきます。1項目め、観光関係事業者のコロナによる影響は大きく、業績悪化の事業者への水道料金免除、固定資産税免除など、町の支援強化を求める質問です。コロナウイルス感染拡大により世界中の方々、もちろん日本も含めて人々の移動に制限がかかりました。その結果、世界中、そして日本中の観光地や商業地、そして地方においても全ての場所で人の動きが制限、規制されてきました。営業を行う方々は自分たちの事業の維持、継続に現在もなお不安を抱いている状態です。そのような中、徐々にではありますが、コロナ感染拡大の落ち着きがみえ、8月のお盆シーズン、昨日までのシルバーウィークといわれる4日間の連休には知床にも大勢の方に観光に来ていただけました。しかし、どの事業者の方々もこの連休の後が怖い、これまで受けた経済的なダメージが大きい、不安だという声が大きく聞こえています。これまでの観光客の動向が読めない中で、営業を行う中ではこれまでにない対応を数多く求められています。感染リスクを抑えながら、一方で多くの方々を受け入れたい状況。しかし、リスク対応による人数制限など今まで経験したことがないような状況が広がっています。先日、町長もご自身で多くの観光客が訪れていた知床ウトロ地域に足を運んでくださった様子を地域の方から伺いました、大変感謝しています。今回のこれまでにない車の数、渋滞、飲食店への集中。キャパシティーを超えた状態を受け止める観光事業者をご覧になった町長ご自身の感想も含めて伺います。町は現在のコロナによる観光産業の影響と現状をどのように受け止めていますか。そうした中、2月から続いている集客のできない営業活動に大きな支障の出ていた事業者への聞き取りなどは、その後行っているのでしょうか。大きく営業実績が落ち込んだ時に、6月、7月、8月分の上下水道の無償化を打ち出した、7月、8月、9月の3カ月間の上下水道料無償化事業は、行政としてその結果どのような検証をされたのでしょうか。斜里町の観光産業を支える事業者の事業継続を支えなければ、今後の町の観光事業は大きく後退していきます。上下水道無償化だけでどうなるものではないかもしれませんが、本当に困っている事業者からは、今回の対応について、とてもありがたかった、助かったという声が多く寄せられました。現在、町が実施されている救済を視野に入れた事業のこれからの成果にも期待しながら営業上必要事業経費である上下水道の免除を、今回は特定事業者という枠内で年度内あるいは3カ月でも実施すべきではないかと考えます。また、国が行う2021年度の固定資産税、都市計画税の減免は、事業用家屋と設備などの償却資産に対するものであり、土地の固定資産税は含まれていません。土地に関する固定資産税の減免対策を国が実施する減免の対象条件と同様に町も独自で行うべきではないでしょうか。コロナ対応の交付金も充当されてさまざまな取り組みが進む中、今後の取り組むべき町の対応としてこの二点について町長のお考え、町の考えを伺います。2項目めは、現在行われている生ごみ堆肥化事業を効率、経営、経済的な視点から考え、改善をしてはいかがでしょうかという質問です。ごみ処理と一言でいっても、本当に多岐にわたっての課題がごみというものには多いということを、今シーズンは特にさまざまな部分で感じています。その課題解決には、あらゆる問題があることも実感しました。現代の私たちの生活には、ごみの問題は避けて通ることのできない課題であり、そのことも多くの人々が理解しています。そのような中、昨年度決算の決算審査調査特別委員会の事前調査でも、これまで例年6月定例会議でのエコクリーンセンターの稼働状況などを議会の場で報告を受けています。いくつもある課題の中で、町の方々の協力的な生ごみの搬出、収集、堆肥化施設での作業など、これまでも課題の多い生ごみの堆肥化事業の改善を検討してはどうかという点で伺います。令和5年の次期一般廃棄物処理基本計画の策定も始まっていることも視野に入れての質問とさせていただきます。計画策定では現在のごみ処理方式から燃焼方式などの変更も視野に入れていると先の全員協議会で説明を受けています。そこで、今後の全体の基本計画も視野に入れながら基本計画で焼却方式とした場合、そこでは生ごみの焼却も考えられるのでしょうか。二点目は、生ごみの堆肥化処理と焼却方式の場合、最近環境問題として取り沙汰されている二酸化炭素排出量について大きな違いはあるのでしょうか。三点目、現状の堆肥化施設へ投入される生ごみが減った場合、つまり各家庭での自家処理が増えた場合など、販売収入に大きな支障はあるのでしょうか。また、稼働に関しても支障が出てくるのでしょうか。処理費用などの処理費減額にはこの場合つながらないものでしょうか。斜里町の地域的な特徴も踏まえ、個別住宅が多いなど、また土地の利用範囲も広いことから生ごみ処理機の高性能化なども踏まえ、各家庭での生ごみ処理や飲食店などでも自家処理を推奨していく方向にもっていくべきではないかと思っています。近隣自治体でもバイオ式や乾燥式、微生物処理タイプなど、さまざまな機材購入に公費助成を行い、生ごみの減量を推進されている自治体も多くなっています。ぜひこうした検討を今からでも斜里町は行うべきではないかと考えています。運用に関して多額の費用を要する斜里町のごみ処理全体を見据えた中で、この点について町の考えを伺います。
答弁 町長 馬場
櫻井議員のご質問にお答えします。はじめに、1項目めの、観光関係事業者におけるコロナの影響に対する支援についてお答えします。まず一点目の、観光への影響に関する現状認識についてですが、6月の時点で7、8月は前年比70%減という厳しい予測をする経営者が多かったことは、すでにご報告したとおりですが、宿泊者数の実績では、6月は前年比85%減、7月は65%減、8月は38%減と、極めて厳しい数字ではあるものの、先の予測よりはよい数字となり、回復基調が読み取れる結果となっています。これは、道内での感染状況が5月中旬以降、比較的低位に抑えられている中、どうみん割やGoToトラベルなども動機付けになり、道民による道内旅行を中心に、旅行需要が一定程度、回復し始めているものと認識しているところです。昨日までの9月の4連休ですが、この間、二度ほど状況を見に行ってまいりました。知床五湖ではお盆以上の渋滞が発生するなど、多くのお客さまに来ていただきました。この要因としては、8月のお盆時期に首都圏がGoToトラベルを使えないこともあって心理的ブレーキが掛かっていた。あるいは夏休みが短縮になって家族での旅行が減っていた。そういったことから、この連休に期待する意識が働いたのではないかと思ったところです。それぞれてんてこ舞いの状況ではありましたが、不安も抱えつつも来ていただいたことに感謝をしながら頑張っていた姿が、それぞれの施設等で見ることができたと思っています。次に、二点目の事業者への聞き取りについてですが、4月と6月に比較的規模の大きい調査を行ったことはすでにご報告済みですが、その後は特別な調査やヒアリングは実施しておらず、会議などの機会を通じて観光事業者と情報交換をしているところです。次に、三点目の7月から9月の請求分の上下水道料免除事業の検証状況についてですが、この事業費の想定では、全体で前年度実績の約7割程度に落ち込むことを想定して予算措置をしていましたが、斜里市街地地区の使用料は落ち込みが少なかった一方、ウトロ地区では、7月は前年の3割、8月は4割、9月は6割5分となったことから全体での想定を下回ったところです。この事業は、売上減少が著しい中での、固定経費の抑制に資するための支援策として取り組んだものですので、厳しい業種の事業者を中心に負担軽減がなされたことは、一定の事業効果はあったものと捉えています。また、広く関係、営業用の下水道料の免除ですから、私たちにもしっかりと目を配っていただいていると感じたというお声もいただいているところです。次に四点目の、特定事業者への上下水道料の免除継続についてですが、依然として観光業や飲食業を中心に需要が戻っていない状況ではありますが、町としても、上下水道料の免除に限らず、さまざまな形での支援策を打ち出してきているところです。当面は、現在実施しているさまざまな支援策を確実に実施することにより、事業継続の下支えを行っていく考えでいますので、現段階では、上下水道料金の免除を継続することは予定していないところです。次に五点目の、土地に対する固定資産税の独自減免措置についてですが、国レベルの税制としては、中小事業者等の家屋及び償却資産に対する固定資産税および都市計画税について、令和2年度は徴収猶予措置、令和3年度は減免措置が実施されていることは、議員もご承知のとおりかと思います。今回、新型コロナウイルスによる影響の大きい観光関係業界への支援策としては、既に予算措置いただいた事業継続や需要喚起に寄与するさまざまな事業を実施しているところです。また特に町内大型宿泊施設については、固定資産税についての特例軽減措置が既に適用されている他、宿泊事業の用に供する新規の土地、家屋および償却資産の取得に対する町独自の軽減制度もありますことから、土地に対する新たな固定資産税の減免措置については、町独自に実施する予定はしておりません。いずれにいたしましても、新型コロナウイルスへの対応については、終息までの長い道のりが想定され、社会全体が新たな生活様式への対応も必要でありますので、今後の状況を総合的に勘案しながら、適宜適切な対応をしてまいることを申し上げ、1項目めの答弁といたします。次に、2項目めの、生ごみ堆肥化事業のご質問にお答えいたします。はじめに一点目の、基本計画で焼却方式とした場合、生ごみの焼却も考えられるか、についてですが、次期の一般廃棄物処理基本計画に記載する処理方式について、変更も含めて検討するとした理由としては、現在、可燃ごみの処理を行っている高温高圧処理方式が、資源化生成物の利用等に課題があるためであります。一方、現行の生ごみ処理についても、課題はあると認識しておりますが、堆肥化自体は順調に行われていることから、現在のところは焼却方式に変更することは考えておりません。ただし、生ごみの処理方式として、焼却も可能であることは認識しているところです。二点目の、生ごみの堆肥化処理と焼却方式の場合、二酸化炭素排出量について大きな違いはあるか否か、についてですが、生ごみ自体が持つ炭素の量は堆肥化処理、焼却方式でも違いがないことから、処理の違いによる二酸化炭素排出量は変わりません。しかし、焼却方式とした場合には生ごみを焼却する時間の延長が必要となり、化石燃料の使用量が増えますので、比較すると処理に伴う二酸化炭素排出量は増加すると考えております。また焼却方式では、水分量の多い生ごみは、他のごみと比較して総体的に化石燃料の使用量が多いと考えられます。三点目の、現状の堆肥化施設へ投入される生ごみが減った場合、つまり各家庭での自家処理が増えた場合など販売収入に大きな支障はあるか、また、処理費用などの処理費軽減にはつながらないか、についてですが、宿泊施設等が多く立地する斜里町の特徴として、家庭系のみならず事業系生ごみも多くの量が搬入されておりますので、家庭における自家処理量が増えた場合においても副資材として使用しているバークの量に大きな変化がなければ、堆肥の製品量としてもあまり変動はないため、販売収入についても変動はないと考えております。また、処理費用の軽減につきましては、処理量が減ることは処理機等の損耗の軽減が図られることから、多少の処理費用の軽減にはつながると考えております。最後に、生ごみの自家処理を推奨して行くべきではないかという点についてですが、生ごみの排出抑制を目指す上で、各家庭のみならず、各事業者にもおかれましても、生ごみの減量に取り組んでいただくことが重要であると考えております。今後、生ごみの減量化につながる家庭や事業所で取り組める手法等に関する情報発信は広報等でも積極的に行ってまいりますが、公費助成については、町の財政状況がひっ迫する中で、全体の施策の中で優先順位を鑑みながら判断すべきことと考えておりますことを申し上げ、櫻井議員の2項目めの答弁とさせていただきます。
質問 櫻井あけみ
コロナ関連の支援の取り組みの中で、水道料や固定資産税の減免を継続という形で質問をさせていただきましたが、予定はないと。ただし、答えていただいた中に、4月と6月の規模の大きい調査を行った後に、4月、6月以降に町が取り組んださまざまな支援策や観光喚起、コロナ後を見据えたいくつかの経済対策がどうだったのか。今まで継続されている部分はありますが、そうした部分の成果は、今後しっかりと経済的な支援、町の産業として捉えた中でのヒアリングはこれからも必要ではないかと思いますが、その点についてはどのようにお考えでしょうか。
答弁 町長 馬場
4月、6月以降さまざまな事業、特に観光や飲食関係に皆さまのご理解を得ながら予算化し取り進めているところです。それぞれ途中経過であり、まだ最終的な数字は上がっていませんが、すでに販売が終わったものもあれば20数パーセントしか販売されていない部分など、それぞれいろいろな状況が今の段階では出ています。これらの結果を踏まえながらそれぞれデータも出ていますので、各事業所の事業者の状況をさまざまな形で確認をしていくことは大事なことと思っていますので、推移を見守りながら聞き取りをし、判断を今後に生かしていければと考えています。
質問 櫻井あけみ
ぜひやっていただきたいと思います。現在、多少これまでにない集客後、今回の連休に実施されていた。受け入れる側でも今まで想定していないような人の動きが、今回の連休などにあったと思います。しかし、今までの流れの中で、業績がどれくらい落ち込んでいて、その影響がどう続いているのか。これまでの売り上げが、例えば1人のお客さんに千円売り上げた。今までならそのうちの300円くらいが収益になっていた部分が、今回のコロナの対応の中では、もっと営業経費が掛かっているなどの調査も同時に必要と思います。単純に入込数、宿泊数が増えたことが、イコール前年と同じような結果になることは今回はあり得ないと思いますので、そういった部分を含めて、水道料金、固定資産税の形で質問しました。町長の答弁にもあるように、今後の様子を見て事業継続の下支えを行っていくという考えは示されているので、その辺の現状把握を細やかにやらなければ、現在継続している事業であっても果たしてどうだったか結果が出た時には遅い。その次の対応がなかなかついてこない。今の少し変わった観光の人の流れに対応しきれないことも考えられるのではないかと思います。その辺の時間的な部分はどのようにお考えでしょうか。
答弁 町長 馬場
基本的に特定事業所の事業者の緊急経営支援事業は、50%以上減った場合に支援をすることで、7月から9月、こういったものがそれぞれ申請があるだろうと思います。そういった中で、一定程度実態がどうなのかが掴めるのではないかと思います。また経費についても情報提供していただかなければわからないので、その辺との兼ね合いの中で、それぞれどのような、細かい経営の部分なので全てさらけ出して協議となるかわかりませんが、大枠の中でどのような状況かは代表的なものを共有しながら今後につなげていく必要があると思います。今、お話があったように密を避ける等々を、今までと同じスタイルの旅行はなかなかできにくい状況なので、お客さまの数もやむを得ず下回らざるを得ない状況があると思います。そういった中で、どう利益を確保していくかが、これからの課題ですしそれを前提とした組立てをしていく必要があると思います。町もそうですが、観光協会としてもどのようにするかということも一緒になって協議をしながら今後の対策を立てていく必要があると考えているところです。
質問 櫻井あけみ
今回、上下水道の免除の継続は予定していないし、固定資産税もそのような取り組みはされないということですが、今後の町の基幹産業の三本柱の一つである産業の維持、継続は、これからの町の財政にとっても非常に大きな課題になってくると思います。下支えの部分では、漁業、農業と違って大きな国の産業という位置付けがまだまだ足りない観光産業と認識しています。そうした中で、今の事業継続とやめることがないよう、さらには斜里町の観光産業の裾野を広げて、それを支えている小さな事業者の方々が、今後も無事に継続できるようにやっていく取り組みとして町はこれからも支援策を考えていただきたいと思いますが、そういう視点で捉えていてよろしいでしょうか。
答弁 町長 馬場
上下水道料の減免の継続や土地に係る固定資産税の減免の話が一つの事例として、下支えの方法として提案がありましたが、建物あるいは償却資産については、国がしっかりと猶予制度を設け、さらには来年度の固定資産税に関しては、業績によって全額もしくは半額が免除されます。土地に関してそういった面で同じようになっていないのではないか、家賃助成があるのでそれと比べて持っている人が割を食うということもいえなくはないですが、国がそれをしていない。家賃制度もありますが、これはあくまで6カ月分です。6カ月分に対して1年分ではないです。そういった意味で、考え方は一緒だけれども全く同じにはなっていない現実の中で、私たちも対応をせざるを得ない。固定資産税の減免、まず猶予によって令和2年度の税収が入ってこないですが、これについては減収補填債で何とか賄う。来年に納付いただいてそれを来年の固定資産税として、さまざまなサービスは税がなければやれませんから、税の納付をいただくことによってさまざまな事業をしていくという根本の部分を忘れられないのではないかと思います。そういう中で、町だけが独自にとはならないということで、今回お答えさせていただきました。観光は基幹産業の三つのうちの大事な一つという認識でおります。そこが継続していけることが大事だと思いますが、継続のためには町でできる範囲は限られています。やはり多くの人にどうやって来ていただけるかに力を注ぐことが最優先であり、来られた方にいかに満足してもらい、繰り返しお越しいただくか。これがどうやってできるかが私たちにとって大事なことだと思っています。そういうところを中心に今後も状況を見ながら対応をしていきたいと考えています。
質問 櫻井あけみ
限られた財源の中とはいえ、今回は国からのコロナに対応する交付金の支給の配分額がありました。そういった部分も十分に広く活用し、町にとってコロナで影響を受けた部分はどのような所かを、限られた財源の中で有効に活用しながら何とか産業的に揺るぎのないもの、今少しぐらついている部分という認識を持って取り組んでいただきたいと思います。次の質問に移ります。生ごみの堆肥化に関してです。これまで堆肥化をするにあたり、水分量の問題やエコクリーンセンターが稼働してからずっと生ごみに関しての問題、他の課題もたくさんありましたが、生ごみの問題はずっと引っ張られている課題です。これは斜里町の一般家庭の生ごみの質によるところが大きいと思います。今回、ある程度変えなければならない基本計画と、長いこと言われていますが、ごみ関係に係る経費が他町村に比べると大きいという視点に立っての質問でした。もう一点は、生ごみは出てしまいますから、どうしてもそれを町の方々が持って出る部分の苦労が結構かかっている。負荷の率をどれくらいで考えるのかと考えます。袋が破れないか、自分のところに置いておいて週に2回の収集については、1回のところもあるのでそれなりに気を遣わなければならない。ウトロ地区では、野生動物の関係もあるので生ごみが家事で占めるウエイトの割合は大きいといつも感じています。それでもなお出さなければならないのかというものも含め、一人当たりのごみ処理に掛かる経費の大きさも考えた時に、今回の生ごみをある程度自分のところで処理することを推奨するという点は、これはお金も掛けずにできると思います。また、一歩踏み込んだ状態の中で、新しい基本計画の中で、もしも燃焼の形が取れるのであればそこも一緒に考えて、継続はしていかなければならない問題なので、主に経費的な部分と家庭での負担の部分。家庭での負担は手間と金額的な部分があります。町民一人一人に置き換えた時の処理量が非常に高いことを含めて、イコール町のこれからの財政にも関わってくると思いますので、そういった視点でこの質問をさせていただきました。町長が答えたとおりにしかできないのかとも思いますが、例えば環境的な部分での二酸化炭素の排出に関しては、15年前の、燃焼した場合と堆肥化にした場合の二酸化炭素の比較は、いくつかの例でその量が変わらないというのがありました。近年、いろいろな企業で作られているごみの燃焼システムの中では、二次燃焼が非常に進んでいて、二酸化炭素の排出が非常に減っている。世界各国でも非常に評価されている取り組みとして、新しいごみ処理施設の二次燃焼装置の発展は非常にすばらしいものがあり、二酸化炭素の排出がほとんどないようなものも出ていると思います。そうした環境的な部分、なるべくごみの処理費用を減らさなければならないという点で今回の質問をさせていただきました。町の財政状況がひっ迫する中で、全体の優先順位の中では低いというお話でしたが、ごみ処理全体を考えていく中で、今行われている堆肥化施設に関してどれくらいのランニングコストが掛かっているかを考えてやっていくことは取り組んでいくべきことと思いますが、その辺はどのようにお考えでしょうか。
答弁 町長 馬場
生ごみも含めてごみ処理費用を少しでも安くすることは大事な視点です。そういった努力はこれからやっていかなければならないのは、櫻井議員と同じだと思います。全体の中で鑑みてとお答えしましたが、これについては、家庭で生ごみを処理する場合のさまざまな道具等々に公費助成をすることは、なかなか難しいものがあるという意味でお答えしたつもりです。全体として燃焼方式でやった時に全てが生ごみも含めて処理できるのか否かによって、それは家庭での自家処理は関係なくなるので、切り分けて考えていく必要があると思います。そういう中で、どうやったら少しでも経費が安くなるか、家庭での負担を軽減することができるかという視点は、今後の基本計画を定める上において、しっかりと認識しながら計画を立てることが大事だと思っていますので、その点も十分加味しながら今後検討していきたいと思います。
質問 櫻井あけみ
なぜ自家処理を提案しているかというと、新しい処理施設で生ごみも一緒に処理する時に、今の量では多過ぎます。水分量が多いために化石燃料を大量に使わざるを得ない。もしかしたら処理施設自体が町の生ごみ水分量の比率からするとなかなかできないかもしれない。しかし、うちの町は環境などエコロジカルに関する意識は高い町民が多いと認識しています。公費助成をしないまでも自分のところで生ごみを処理できる、さまざまな処理の仕方があります。畑に入れればよいところ、プランターで使う、徹底的に乾燥させて一般ごみで出せる状態にする。そういった部分で生ごみの量を、町で処理する部分を減らすことは、現在の処理方式でもプラスになると思いますし、今後、それを燃焼することになった時にもプラスになる取り組みだと思います。公費助成でそういった器具を用意したとしても、生ごみをごみ処理の中で燃焼するようになったら問題になるというお話でしたが、そうではないです。空き缶や空きびんなどはプラスチックも含めて自分のところではどうにもなりません。しかし、生ごみは町の人たちのエコに関する意識は非常に高い。戸建ての住宅が多いこともあり、すでに生ごみを出していない方もいらっしゃる状況の中で、もっと潜在的にこういった活用があるという形をした時に、生活スタイルにある程度組み込まれていく要素のあるごみ質だと思うので、その辺を視野に入れて計画を進めていく中でも、生ごみも燃焼したら生ごみの量はどうなるかを考えていくと思いますが、事前にこういう動きをしていったらそれなりに今後の生ごみ処理に掛かるお金が削減されていく方向に向くのではないかという点で伺ったとご理解していただけるでしょうか。
答弁 町長 馬場
どんなごみも減量化することは、基本的にお願いしているお話です。さまざまな分別をお願いするのも町として処理をする量を減らすことにつながるので、そういった意味で、さまざまな取り組みをいただくことは大事だと思っています。そんな中で、生ごみについては仮定形のお話ですが、町としては観光を含めて事業系のごみが結構多いです。そこもそれぞれで処理ということがないと全体としての組み立てが難しいのではないかということと、両方にお金を掛けることは困難ではないかということで、そこは全体の状況の中で判断をしていく必要があるだろうということでお答えをしたつもりですので、その点はご理解いただければと思います。
質問 櫻井あけみ
今後、全体的にぜひ斜里町らしいごみ処理を目指していただきたい。その中に全体的に係るこれからの運営の基幹となってくる財源は確保しなければならないですが、使う量を何とか減らしていかなければならない。そういった部分で占めているごみ処理の現状はしっかりと見据えて、生ごみに関わらずごみ処理の対応は少しタイトに厳しい目で見て少しでも減らしていくことは、今後も町民にアピールされなければならないと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 馬場
斜里町らしい方式という意味では、まさに環境自治体ということで環境にやさしくそれにふさわしい方式を選ぶことでこれまでもやってきたつもりです、循環型社会をつくることも含めて。そういった考えは当然継続していかなければならないと思いますし、また一方で、処理経費をいかに抑えるかは大事な視点ですので、その点もしっかりと新しい計画作りにあたっては考えていきたいと思っていますので、議員の皆さま方のお知恵もいただきながらやっていきたいと思っています。そのことを申し上げて答弁としたいと思います。