みんなの議会

猿払村議会 令和7年第3回定例会 2025年9月9日

クマ対策について

2025年9月9日、猿払村議会の一般質問で、庄崎裕史議員が「クマ対策について」質問し、村長 伊藤浩一、産業課長 小林智司が答弁しました。

質問者
庄崎裕史 議員
答弁者
村長 伊藤浩一、産業課長 小林智司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 庄崎裕史

通告書に従って、4点についてお伺いしたいと思います。今年ほど、クマの報道が多い年はありませんでした。まだこれからも続くと思いますが、昨日と今日の朝、防災行政無線で、知来別地区の牧草地と、それから浅茅野リサイクルセンターですか。痕跡があったという情報もありました。私も3年ほど浅茅野に住んでいましたけれども、あの近辺はよくクマが出るのです。学校のグラウンド脇も通り道になっていると。目撃したわけではありませんけれども、そういうことが浅茅野地区の皆さんの周知の事実になっていると。北海道では、7月10日に道南の福島町で新聞配達員、北海道新聞なのですけれども、ヒグマに襲われて死亡しました。それから8月14日には、知床の羅臼岳で下山途中の登山客がヒグマに襲われ死亡しました。藪に引きずり込まれてです。それから道南の江差町では住宅地に近い畑のスイカが100個単位で食い荒らされる被害が発生しています。また初山別村では、夏休み中ですけれども。中学校周辺で目撃されたヒグマをハンターが駆除目的で発砲して、命中したのだけれども、半矢状態で逃走したと。画像でもあるのですけれども、わざわざクマの近くまでに行って、唐辛子のクマスプレーをかける観光客ですとか、それから車の窓を開けて、ヒグマに餌を与えるようなものがよく見られますけれども、人間のわがままといいますか、人間とヒグマの距離が近くなってきたということもあると思います。人間が捨てたごみや、エゾシカの残滓が、クマの餌になっている可能性もなきにしもあらずと。令和5年第4回定例会で、ごみのポイ捨ての抑止の取り組みについて質問をさせていただきました。その後の取り組みの状況はどうなっているか、お伺いしたいと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまの庄崎議員のご質問にお答えをさせていただきたいと思います。その後の取り組みということでお答えをさせていただきます。令和6年度にごみのポイ捨ての抑止を目的とした車両用のマグネットシートを購入し、公用車に張り付け、巡視パトロールなどを実施しております。また、ごみのポイ捨てや不法投棄を抑止するための看板11基、のぼり20本を村内の複数箇所に設置しておりますが、設置後はこれらに関する通報がほとんどないことから、一定程度の抑止効果があるものと考えております。以上です。

質問 庄崎裕史

私、看板見ていないですけれど、看板は11基ですね。マグネットシートは1回見たのですけれども、あまり目立たない。4台ぐらいですか。のぼり20本、知来別に行く通りに5本、5本の10本。それからカムイト沼の通りに5本ですか。エサヌカ線の通りに5本ですか。よく見かけます。特に知来別に行くところは、私の感覚ですけれども、かなりポイ捨てが減ったと思っているのです。これは非常に効果的と思っているのですけれども。設置したのは、全てが村道ですよね。道道猿払鬼志別1089号のごみのポイ捨てが目立つのです。出勤するときに、裏を通っていくものですから、朝、必ず落ちています。道道にものぼりを設置することはできないものかと思うのです。ステッカーの数を増やせばいいと思うのです。それとマグネットシートはそんなに高いものではないです。プリンターで印刷すればいいわけですから、お金も掛からないと思うのですけれど。のぼりも注文すると1本2500円か、杭も入れたら3500円ぐらい掛かるのか。20本立てると7万円。そんなに掛かるものではないです。ただ、道道は管理者が違うので、果たして、許可をくれるかどうかというのはあるのですけれども、規制があって、いつまで立てているとか、期間の問題もありますけれども、いかがでしょうか。道道にも設置できないものでしょうか。お伺いします。

答弁 村長 伊藤浩一

これは、建設管理部とも協議をさせていただいて、当然、村道もそうですけれど、雪が降るまでに撤去しなければなりませんけれども、まずは道と協議をさせていただきたいと思います。基本的に道でやっていただくことがベストですけれども、もし対案として、申し上げてできないのであれば、村として、やりますというモーションかけながら、何とか道の方でやっていただける方向で検討させていただきたいと思います。

質問 庄崎裕史

5月28日だったか、道道猿払稚内線でクマが出没したときに、すぐに稚内市で、路肩にクマ出没という看板を立てたのです。それがしばらくしてなくなったということは、ある程度の期間が過ぎたので撤去ということになったのかと思いますけれども、道道でもできているので、モーションをかければ、どっちで負担するかわからないですけれど、猿払村でのぼりをつくっているのなら、それを立ててとなるかもしれないですけれども。増やしてほしいと思いますし、お願いしたいと思います。防災行政無線で、ヒグマの目撃情報や痕跡状況が報じられました。情報によると浅茅野でヒグマが駆逐されています。でも、2週間も経たないうちに、知来別でクマが目撃されている。クマは移動しますので、確かなことは言えないと思いますけれども、データを取ってといいますか、発信機を付けて行動を観察して何頭いるのかということは、お金が掛かってなかなかできないと思いますけれど、猿払村界隈には、何頭の個体がいると推定されていますか、その点をお伺いします。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えさせていただきたいと思います。村では、独自の生息調査を行っていないため、把握はしておりませんけれども、北海道で道内6つのブロックに分け、調査を実施しております。令和5年末で地域個体群の現状は大きく6つですから、道東・宗谷西部エリアで、推定生息数が2250頭と明示をされております。それから議員からご提案あったとおり、発信機を付けたり、仮にドローンを飛ばしたりなどがありますけれども、一つの自治体ではなかなか難しいので、江差町とか上ノ国町で出ましたけれども、このたび、北海道と全道の市長会と全道の町村会長名で、国にいろいろな要望書を提出させていただきました。その中で、当然、国民の命を守るという部分については、国の責任でもありますから、そういう部分での各市町村への助成も含めて、内容としては5項目の要請をしておりますので、今後、引き続きしっかりと要請も含めてしていきたいと思っております。

質問 庄崎裕史

6ブロックに分けてということで、道東・宗谷西部エリアで2250頭。猿払村は北海道で1番広い村ですから、この2250頭のうち何頭いるかといったら、結構います。1頭、2頭の騒ぎではないです。そうなると、自己防衛的に、命を守るためにヒグマの目撃情報とか、痕跡を視覚化できないかと思っているのです。防災行政無線でいつ、どこで出ましたと。それを聞いていない方もいらっしゃいます。そういう情報がきちんと把握されていないと朝、散歩する方もいますし、ランニングする方もいますし、仕事で新聞配達する方もいますし、そういう情報が届いていなかったのです。それこそ福島町のように新聞配達員を襲われるということも考えられます。そこで、何とかクマが出たところに杭を立ててみるということをできないでしょうか。その辺りをお伺いします。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えさせていただきたいと思います。これまでも目撃情報や痕跡の確認などがあった場合には、担当職員や猟友会員が現地に出向き、状況確認を防災行政無線による注意喚起や看板の設置を必要に応じて行っております。可視化という部分については、注力していかなければなりませんけれども、議員のご質問の趣旨に基づき、看板の設置については今後、積極的にやってまいりたいと思っております。

質問 庄崎裕史

積極的にやっていきたいということです。一つアイデアがあります。私、毎日のように公式ホームページ見て、どこでどういうことが行われているかどうかをチェック入れているのですけれども、ホームページにヒグマ情報というバナーをつくって、例えばドライブレコーダーで目的地登録とか出発地登録とかポイントをおさえるとそこにマークが付きます。ああいうような形で、猿払村の地図の中で、クマが目撃されたとか、痕跡があったというところをマーキングしていくと1年集まったときに、どの辺りにクマが出ているか一発でわかるようになりませんか。それを2年、3年続いて、重ねていくと、どのあたりにクマが出没する傾向にあるかがわかると思うのです。そういう可視化はできないでしょうか。担当の方には仕事を増やしてしまうのですけれど、お伺いします。

答弁 産業課長 小林智司

今の質問にお答えしたいと思います。原課では目撃情報があったものについては、管内図があるのですけれども、そちらにどこに出たというペーパーでの処理は、実際にはやっているのですけれども、言われていたような形の中で情報を電子化してやるとなると、どういうやり方がいいのかというのを、僕ら原課よりはシステムに詳しい人に聞いてみないことには、どれだけの経費が掛かって、どれだけの情報をリアルタイムにできるのかということがお答えできないので、その辺は情報を担当する係と打ち合わせをして検討していきたいと思います。以上です。

質問 庄崎裕史

カーナビのようなシステムで、そこにピッしたらピッと入るというような、それは金が掛かると思うのです。今、言ったのは、管内図に、ここにクマが出たというマークを付けて、スクリーンショットをして、それを貼り付けるということは簡単です。出るたびに増やしていけばいいわけですから。紙ベースの写真を取り替えていけば、そんなに掛からないと思いますので。公式ホームページを開いてクマ情報を見たら、いつ、どこでということがすぐわかるようにしていただければ、いいと思います。実際に早朝から活動している村民がいるということを前提に、村民の安全を守るというところをお願いしたいと思います。

出典:猿払村議会 令和7年第3回定例会 2025年9月9日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる