猿払村議会 令和7年第3回定例会 2025年9月9日
JR及び都市間バスへの運賃助成について
2025年9月9日、猿払村議会の一般質問で、野村雅男議員が「JR及び都市間バスへの運賃助成について」質問し、村長 伊藤浩一、総務課長 中山誠が答弁しました。
- 質問者
- 野村雅男 議員
- 答弁者
- 村長 伊藤浩一、総務課長 中山誠
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 野村雅男
次に移ります。稚内市では、札幌市や旭川市へのJR及び都市間バスへの利用者に運賃助成を行っております。本年度からと聞いております。助成の内容は、往復に限られております。年齢制限はなく、大人も子どもも利用対象であります。また稚内市民でなくても、稚内市に在住する2親等以内の親族のもとに帰省する方も対象となるそうでございます。中学生以上は半額補助、小学生以下の子どもさんは全額となっていて、上限は稚内・旭川間は3千円、稚内・札幌間は5千円となっており、この制度によって、マイカーからの公共交通での移動に切り替える方も多くいると聞いているところでございます。お子さまのいる家庭では、特に効果も大きいと聞いているところでございます。また旭川市、札幌市の病院へ受診する高齢者にとっても非常に移動費用を助成されるということで、助かる制度であると思われております。当村でも同様の助成制度を実現することができないだろうか。村の見解についてお伺いをしたいと思います。
答弁 村長 伊藤浩一
ただいまのご質問にお答えさせていただきたいと思います。このご質問いただいてから、稚内市に確認させていただきました。この運賃助成事業は、稚内市民によるJR宗谷本線の利用促進と路線維持の意識の向上を目的に令和7年度限りの実証実験として実施しているもので、稚内・旭川間は本年度末までを実証期間としており、稚内・札幌間は先月末で既に終了していると伺いました。本村にあっては、宗谷バスによる都市間天北号が鬼志別・旭川間で運行されておりますが、昨今の物価上昇などの影響から、経常損失が出ている状況にあり、本村を含む沿線自治体により財政支援を行っている状況にあります。このことから、さらなる財政負担は難しいものと考えております。現在、この財政負担をいくらかでも軽減できないかと、路線の変更、多方面から検討しているという状況でございます。
質問 野村雅男
稚内市さんは直接、JRとか、それから都市間バスへの助成をしていないと、そのように考えますけれども。しかし、JRがなくなったら困る。そういう意味で稚内市長さんも利用頻度を上げて、JRが残してほしいという運動の先駆けになる展開だろうと思います。私たちも本当に天北線がなくなって。なくなったのは、本当に仕方のないことで、30年以上前になりますけれども、しかし、JR宗谷線がなくなったら、本当にどういうふうになるのだろう。そのように思っている一人でもあります。確かにJRがなくなったらバスに乗ればいいと。それはバス屋さんもいっときはバスを走らせていましたけれど、最近はあまりバスを走らせていません。運転手がいない、そのうち宗谷バスさんも、稚内市内に路線もいっぱい持っている、観光バスも持っている、利尻、礼文も持っている、南宗谷、猿払村も持っている。本当に心配です。そういった中で、JRも宗谷バスさんもそうです。地元の需要頻度を少しでも上げてあげたいと。そういうのが稚内市長さんの考え方だと思います。そういったため、市議会さんも予算を承認されたのだと思いますが、もう一度、聞きたいと思います。村長さんも確かに、鬼志別・旭川間のバスの助成はしておりますよね。ですけど、旭川・鬼志別間は、どの程度利用者がいるのか。少し変わっていかないと、乗客も増えない、いつまでもやっていたら運賃も上がってくる。その辺どうですか。もう一度、ご答弁をいただきたいと思います。
答弁 総務課長 中山誠
お時間取らせて申し訳ありません。都市間バスの利用状況、令和5年度の実績を申し上げます。令和5年4月から令和6年3月までの1年間の利用実績、全ての総乗車乗降人数につきましては4189人となっております。そのうち、猿払村内で乗降された方につきましては、950名となっておりまして、全体の22.7%という状況になっております。以上です。
答弁 村長 伊藤浩一
現在、都市間バスも含めて、鬼志別から浜頓別間のバスについても、どのような形で、宗谷バスが赤字になったからといって、財源をどんどん出していくと、非常に荷重になってきますので、鬼志別から浜頓別高校に通っている子どもたちもおりますけれども、今の運行形態と、それから都市間バスも含めた運行形態をいかに効率よく、また財政負担が少し軽くなるような形で検討している最中でございます。その方向性が一定程度、協議会の中で、まとまったときに、また改めて議員さん方にご報告をさせていただき、意見をいただくなり、進めていきたいと考えております。
質問 野村雅男
令和5年度ですか、4189名。村内の乗降は950名。22.7%。かつてはたくさん乗っていた時期もあると思うのですけれども、950名。稚内市さんも今年度限りの実証実験でやっていると思いますけれど、乗ってもらうことを増やす方法として、ただ赤字だからと言って、経費を削っていったら、しまいに何もなくなってしまうのではないですか。稚内空港だって赤字空港だったのが相当、黒字です。それだけお客さんが入ってきていると思います。利尻、礼文便はないですけれど、利尻便は千歳から直接乗り入れて、北海道空港、北海道の空港一社になって何年目ですか。今、空前の盛況ではないですか。ですから儲かっているところは儲かっているのです。都市間バスだって、JRだって、どこか改良して、やっていけば残る方法もないとは言いません。ただ私はそういうアイデアを持っていませんけれど。しかし、一時でも、子どもたちあるいはお年寄りの方にでも乗りやすい方策を提供するというのも、行政の手段はできると思います。検討してみてください。以上で、質問を終わります。