みんなの議会

猿払村議会 令和7年第3回定例会 2025年9月9日

地域公共交通の活性化について

2025年9月9日、猿払村議会の一般質問で、野村雅男議員が「地域公共交通の活性化について」質問し、村長 伊藤浩一が答弁しました。

質問者
野村雅男 議員
答弁者
村長 伊藤浩一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 野村雅男

それでは次に移りたいと思います。地域公共交通の活性化について。幌延町では、本町地区にはハイヤー会社があり、ハイヤー会社にデマンドバスの委託をして運行しているようでございます。それから、時間にして30分ほど離れた地区、問寒別地区に行って、お聞きをしたところでございます。一昨年からNPO法人ミナといかんを立ち上げまして、地域支援業務を開始されたとお聞きをしたところでございます。ミナというのは、アイヌ語で、笑うという意味で、ミナといかんというのは大変響きのよい言葉であると思います。NPO法人でやられておりますけれども、地域全体の支援であり、生活、全体の支援であるということ。その中で、有償運送65歳以上の方は、地域間、大体どこでも100円で利用、あと幌延本町、問寒別の間というのは30分ぐらい掛かるのです。JRの利用は、旭川とか、また札幌から帰ってくるというと、天塩中川駅で降りて、そこが片道15分で着くということで、旭川に行くにしても、名寄に行くにしても、中川町を出て、そういう地形なのです。行って聞いてみてわかったのですけれど、有償運送は65歳以上の方で、その区間も100円で利用。まだ始まったばかりの状況ですから、この後、どういう展開になるかわかりません。65歳以上の方は、100円で利用できますけれど、65歳以下の方も利用できるようでございます。それは、ある程度料金が掛かって、問寒別から中川町への駅まで行くと900円、地区ごとで少しずつ距離が近いと安くなりますけれど、900円が上限でございます。そして、スタッフの方は、地域おこし協力隊員の方2名、ほかは、パート社員が1名で、合計3名で運営をされていると聞いております。生活支援業務では、個人の家の草刈り、また個人の家の除雪等も依頼を受け付けて、去年までは、除雪については、小さいロータリーだったようですけれども、今年からは、バケットを装着したショベルを手配すると聞いてきたところでございます。草刈りも除雪もそれぞれ有償でありまして、また有償ボランティアも募集して、全部がこの地域支援員でやっているわけではなくて、そういう設定をして、ボランティアの費用もボランティアの賃金を設定して支払っているということでございます。また、地域支援業務の中では、老人クラブの支援、あるいは趣味の手芸、陶芸教室、スポーツ、カラオケ、8月は盆踊り等も実施したと聞いたところであります。幌延町とは、一部隣接しておりますので、隣町と申しますか、随分と遠い隣町であります。しかし、やっていることを幌延地区ではなくて、問寒別という小さい集落のそういう支援が地域住民のよりどころになっているという印象を受けてきたところでございます。そういった中で、当村は10の自治会、鬼志別自治会は4つ町内会がありますので、連合自治会でございますが、地区によって、公共交通の利便性はそれぞれ異なっているところでございますが、前段でも福祉タクシーのお話をしたりしたのですけれど、もう少し細かい交通体系ができないものか。あるいは、私たちも自治会を預かっているというか、運営しているほうでありますけれども、それぞれ地域の中で、高齢化してきていると。そして、若い方は現役世代ですから、なかなか一生懸命手伝ってくれても、いつまでも手伝っていただくというわけではありません。そういうことで地域支援とはどういうことなのか。それから、交通の利便というのは、どういうようなことを標準にしていけばいいのか。高齢者、あるいは車が運転できなくなった方々の支援も考えていくべきではないか。今、申し上げたことを踏まえて、村長さんから答弁をいただきたいと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えさせていただきたいと思います。村内において、もっと細かな交通体系ができないか検討する必要があるのではないかということと思います。議員もご承知のとおり、村外における公共交通体系としては、宗谷バスが運行する天北宗谷岬線バスのほか、村が実施主体となるデマンド自動車運行事業、福祉輸送事業で構成されておりますけれども、特に村内全域を運行する福祉タクシーについては、昨年度の実績で1日19名の方が利用されております。もっと細かな交通体系を検討すべきではないかというご質問でございますが、現状では、この福祉タクシーが高齢者等のニーズに合致し、有効活用がされているものと認識しておりますので、当面は通院支援を含めた福祉移送事業の維持、充実を念頭に、公共交通体系の確保を図ってまいりたいと思います。確かに、これから高齢者の方が増えていき、足の確保が難しいという問題がございますけれども、この受託業者についても、運転士さんを集めるという部分についても非常に難しいところがありますから、今後は、自治会とも相談をしながら、若い人方のお力をお借りしながらデマンド交通とか、検討していかなければならないときは必ず来ると思っておりますので、議員のご質問については、しっかりと参考にさせていただきたいと思っています。

質問 野村雅男

村長さんも支援、交通体系もさまざまな形を考えていくべきではないかという、お話をいただきました。私もそのように考える一人であります。今回、幌延町さんに行って、地域支援というのはどういうものなのか、こういうような支援の仕方もあると。ただ、当村で当てはまるというのはわかりませんけれども、やり方としていろいろな形があるのではないのかと。それから、草刈りとか除雪とかをするのに、地域では機械のあるところもありますし、ないところもあるのも事実であります。お互いに地域の中で助け合う仕組みがうまくできていくことを考えている一人であります。村長さんも考えていただいて、地域の中でお話をしながら、そういう体系ができていければと、そのように考える一人であります。

出典:猿払村議会 令和7年第3回定例会 2025年9月9日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる