みんなの議会

猿払村議会 令和7年第1回定例会 2025年3月11日

猿払村の地域公共交通について

2025年3月11日、猿払村議会の一般質問で、庄崎裕史議員が「猿払村の地域公共交通について」質問し、村長 伊藤浩一、総務課長 中山誠が答弁しました。

質問者
庄崎裕史 議員
答弁者
村長 伊藤浩一、総務課長 中山誠

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 庄崎裕史

次の質問をさせてもらいます。猿払村の地域公共交通についてです。これも猿払村のホームページを見ておりましたら、いいもの見つけてしまったのです。猿払村の地域公共交通について、これを読ませていただきました。猿払村は、現在、デマンド自動車、福祉タクシー、通院支援や理容所移動支援の移動支援タクシーの3つの地域公共交通があります。他に天北地域乗合自動車運行事業として、天北宗谷岬線バス路線の維持を進めております。令和3年度から5年度までの3か年それぞれの利用者数と推移をお聞きします。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えさせていただきたいと思います。鬼志別と小石間などの交通空白地域を運行するデマンド自動車の利用状況につきましては、令和3年度が732人、令和4年度が676人、令和5年度が455人となっております。なお、令和3年度までは、知来別方面からの高校通学で利用していた方がいたため、利用者数は減少傾向となっております。次に、65歳以上の高齢者などが村内で利用できる福祉タクシーにつきましては、令和3年度が5354人、令和4年度が6421人、令和5年度が5646人となっております。移動支援タクシーのうち、村外の医療機関を受診するために利用できる通院支援につきましては、令和3年度が83人、令和4年度が61人、令和5年度が58人となっております。また村外の床屋さんを利用するための理容所移動支援につきましては、各年度とも利用実績はございません。最後に天北宗谷岬線バスの利用状況ですが、令和3年度が7万6千人、令和4年度が8万9千人、令和5年度が8万5千人となっております。この数値は、路線再編前の稚内と音威子府間のものとなりますが、一般利用者と定期券利用者がおおむね半数ずつとなっております。以上です。

質問 庄崎裕史

結構、宗谷バスというのは利用されているのですね。驚きました。せいぜい猿払村の人が学校へ行ったり、浜頓別町に行ったりする程度しか使っていないのかと思ったら、そうではなく、半分ということですか。結構使っていると思います。移動支援のうち、通院支援タクシーを利用する場合、内科と歯科以外の通院とあります。4月から診療所が総合診療科と小児科となりますが、今まで通院支援を利用していた方が診療所で診てもらえるからということで対象になくならないのか、そういうようなことがあるのかどうかをお聞きしたいと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えさせていただきたいと思います。来月から有床診療所に移行となりますけれども、特に体制が変わるわけではございませんので、通院支援の利用対象者につきましても、基本的には変わらないと考えております。

質問 庄崎裕史

また通院支援を利用した方から、途中、買い物に寄ってほしかったが、できないと言われたと残念がっておりました。通院支援は、添乗員が一人必ず、つかなければならないということで、二人で行くのでしょうけれども。ほかの方も残念がっていました。それから、ご飯を食べることができないとも言われていました。予約によって、時間帯がさまざまなので、そういうことがあるのかと思いました。福祉運送事業で取り組まれているので、条例には買い物が目的外になるのかと思いますが、ついでに買い物できるようになるようなことはできないのか、そこを聞きたいと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えさせていただきたいと思います。議員がおっしゃったとおり、要望がこれまで私にも寄せられておりまして、過去にも担当課と含めて検討を行った経過がございますけれども、条例上の利用目的から逸脱すること、またそれを認めた場合のルールの整理が非常に困難であると結論が出ております。これまでどおり、通院以外での利用を認めることにつきましては、大変、難しいと考えておりますので、何とぞ、ご理解をお願いしたいと思っております。

質問 庄崎裕史

そうだと思っていたのですけれども、先ほど、年間の利用者が83人、61人、58人、この組に対応していたら大変なことになると。ただでさえ運転手もいないのに、運転手がスクールバスと兼務していたら大変だろうと思っているのですけれども。ただ、猿払村福祉輸送事業条例を読んでみたのです。どこかに寄ったら駄目というのはないのです。強いて言えば、第1条の2の第3号ドア・ツー・ドア、福祉輸送の運行範囲内において当該福祉輸送を利用しようするものが任意の乗降場所を指定することができる輸送方式ということだけで、特に駄目だとは書いていないです。もしあるとしたら、ドア・ツー・ドアが、自宅から病院までということに当てはまるのかと思っているのですけれども、そういう解釈でよろしいですか。

答弁 総務課長 中山誠

お答えさせていただきます。おっしゃるとおりでございます。

質問 庄崎裕史

きっと、そうおっしゃると思っていましたし、先ほど村長答弁でもありましたように、際限なくなってしまうのかと思っているので、この福祉輸送の目的で医療の目的で、買い物をするのは、そうかと思いました。ただ村長執行方針にもありましたけれど、天北地域乗合自動車運行事業、要は、稚内市から浜頓別町間の見直すという話がありました。毎年、多額の補助金を支出しています。今年度、びっくりしましたけれども、バス1台に6千万円の予算をかけなければならないと言われていました。もう既に音威子府村から浜頓別町までは、デマンドバスに移行しています。音威子府村に来た猿払出身の人が猿払村に帰りたくても、あらかじめ予約しないと、浜頓別町まで来られない状況が起こっています。本村も浜頓別町から稚内市までの区間、デマンド交通を考えてはいかがと思いますけれども、村長の見解をお聞きします。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えさせていただきたいと思います。一昨年の10月から天北宗谷岬線バスの路線の再編が行われ、現在は、稚内と鬼志別間、鬼志別と浜頓別間の2系統で運行されており、令和6年度の運行費用に対する赤字補てん額は総額で2974万6千円となり、その約9割が鬼志別と浜頓別間にかかるものとなっております。本村から浜頓別方面への利用者のほとんどは、浜頓別高校への通学利用であり、高校のない本村にとっては、欠かすことのできない路線であります。稚内と鬼志別間については、宗谷岬への観光客も一定程度見込まれることから、当面は現行の体系を維持していきたいと考えておりますけれども。鬼志別と浜頓別間については、利用者の減少などにより多額の財政負担が生じていることから、デマンド化、あるいはスクールバス化を視野に入れ、交通体系の見直しを早急に検討するよう担当課に指示をしております。なお、見直しに当たっては、北海道運輸局や路線の浜頓別町などと協議を経て、法定協議会の立ち上げなどの準備も必要となるため、移行までには多少時間を要しますが、持続可能な地域公共交通を維持するため、早急に採用を進めてまいりたいと思っております。

質問 庄崎裕史

今年4月の拓心中学校の1年生の入学生35名、いつもよりも非常に増えていると。この35名が3年経つと、高校進学全てが村外から出ていくとあれですけれど、村外から出ていくとは限らないと思いますけれども。浜頓別高校、稚内高校、稚内大谷高校の村民の学生が増えることは、あるだろうと思っていますので、費用対効果ではないですけれども、どの方式が一番、猿払村にとっていいのかということを検討していただきたいと思います。それと、もう一つ、先ほど病院の通院支援、私、引き下がったのですけれど、福祉輸送ではなく、買い物支援バスとか介護支援タクシーというのは、そういう制度できないでしょうか。よく稚内に行くときに見かけるのですけれども、各水産工場の事業所の方が、実習をバスに乗せて、稚内まで買い物に連れていっているというのがあります。それを猿払村でもできないかと。予約制で月1回でも2回でも、稚内のどことどことは行くと指定して、予約をとって、一人3300円をとって、支援タクシーや買い物支援タクシーをしてもいいのではないかと思うのですけれども。というのは、猿払村のお店を使うなということではなく、稚内に行かないと買えないものとか、手に入らないものとか、直接、手に持って見てみないとわからないものもあると思うのです。買い物支援バスあるいは介護支援タクシーは必要と思うのですけれども、その辺りの見解をお聞きします。

答弁 村長 伊藤浩一

たしか、中頓別町かどこかで介護支援のタクシーをやっていたというような経過もありますけれど、それは、民間でやられていたとお聞きをしておりますけれども、行政で大きな介護支援できるような車両購入をして、介護支援することは、難しいような気もするのですけれども。あと有償買い物バスというか、その部分についても、難しいところが現実としてあるのではないか。外国人技能実習生については、それぞれの加工業者が、自前のバスで、店名を出しますと、しまむらとか、いろいろなところに行きながら買い物させに行っている状況があります。先ほど議員からご質問のとおり、確かに通院支援のときに、心情的には1箇所、2箇所を寄ることをしてもいいのではないかという気持ちはあるのですけれども、運転者とかの状況を聞くと、1箇所寄ったら、もう1箇所と複数に出てきたりして、それを認めてしまって、事故があったときに誰が責任をとるのかというときになると、目的が少し外れてしまうというところもあったりして、そこのところは、非常に心情的には高齢者通院としてはわかるのですけれども、便宜を図ることができなかったことについては、大変申し訳ないと思っております。介護福祉支援タクシーについては、僕も勉強不足なので、そこについては、行政ができるのかどうなのか、人手の確保できるのかどうなのかということを検討して、勉強させていただく時間をいただきたいと思います。

質問 庄崎裕史

通院支援タクシーについては、もし、この条例でやられているとしたら、変えて使いやすくすればいいと思うのです。それから、先ほどの介護支援バスについては、どういうような条件はないですよね。実証実験をすればいいと思う。どのぐらい、利用者がいるのか、また、そういうことがあれば利用しますかとアンケートとってもいいですし。利用できる方は限られているのです。車に乗って稚内に行ける人は自分で行きます。好きなときに行きます。行けない人がいるのです。足のない人ですとか、それから免許返納してしまった人。高齢者だって。そういう人を対象にすると、そんなに増えないのではないかと思いますし、もし、どの程度利用するのかということがわからないのであれば、1か月でも、2か月の実証実験をすればいいと思うのですけれど、そういうことはできないですか。

答弁 村長 伊藤浩一

実証実験することは、可能だと思いますけれども、ただ現在は、宗谷バスも走っております。そこのところの料金の差別化というか、宗谷バスと同じ料金にして走らせますとすると、宗谷バス利用すればいいのではないかという話になってきますので、そこは村民に限り、宗谷バスの往復運賃より安くして、提供できるのかということも検討していかなければならないので、議員ご提案のあったとおり、実証実験できないかということを含めて検討させていただきたいと思います。

質問 庄崎裕史

実は私、バス料金を調べたのです。往復3千円ちょっと。猿払村で設定している3300円とほとんど変わらないのです。だから、すぐに実証実験できると思っております。村で買えるものは、福祉タクシーを使ってもいいですし、デマンドバスを使ってもいいですし、Qマートで買ってもいいですし、セイコーマートで買ってもいいです。そうでなくて、稚内に行って買い物をしたい村民の願いをかなえるために何とかできないだろうかということで、通院支援で駄目なら、買い物支援という道もあるのではないか。人数が少なければ大きいバスを買わなくていいですし、村のバスでもいいですし。それから、隣の方が稚内に行くから一緒に行かないかと乗せていくよと、共助できればいいのですけれど、このときも事故あったらどうするのかという保険の問題も出てくるわけです。たまたま乗せてあげたということで、事故にあったときには、損害賠償の対象になりますので、その辺りは難しいかというところもありますけれども、買い物に行けない方の足を考えていただければと思います。

出典:猿払村議会 令和7年第1回定例会 2025年3月11日 議事録 PDF(16ページ) 間違いを知らせる