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猿払村議会 令和6年第4回定例会 2024年12月11日

牛乳と肉の館について

2024年12月11日、猿払村議会の一般質問で、笠井里恵議員が「牛乳と肉の館について」質問し、村長 伊藤浩一、副村長 眞野智章、産業課参事 油井泉が答弁しました。

質問者
笠井里恵 議員
答弁者
村長 伊藤浩一、副村長 眞野智章、産業課参事 油井泉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 笠井里恵

一般質問通告書に基づき質問させていただきます。質問事項は牛乳と肉の館に関してです。牛乳と肉の館は、本村の基幹産業であるホタテ漁をはじめとした漁業や酪農業の産品を村内外にアピールする役割を果たしていると考えています。特に生乳を原料として、ここで生産される「さるふつ牛乳」や「さるふつバター」は地域の独自ブランド化に貢献しています。しかしながら、本施設は平成4年より稼働しており、経年による老朽化が進んでいます。はじめに、この本施設について、村長はどのような存在であるとお考えでしょうか。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまの笠井里恵議員のご質問にお答えをさせていただきたいと思います。牛乳と肉の館につきましては、議員申し上げたとおり、平成4年にオープンをし、村内で生産された生乳、またアイスクリームの製造施設として、また過去には食肉の加工販売も行っておりました。また、ソーセージづくりなどができる体験施設としても、村民の皆様にご利用いただいているところでございます。議員おっしゃるとおり、建設から32年が経過し、建物などの老朽化が懸念されておりますが、建設当初の目的である、村の特産品づくりによる酪農振興と観光PR、さらには村民の交流の場として大きな役割を担っているものと考えております。

質問 笠井里恵

では、再確認させていただきます。牛乳と肉の館は、牛乳をはじめとした加工施設であるということ、そしてその製造体験は村の許可を必要とする企業であるということに変わりありませんでしょうか。

答弁 副村長 眞野智章

ご質問にお答えしたいと思います。議員おっしゃるとおり、製造加工部門と村の実習体験という形での整理で間違いないと思います。

質問 笠井里恵

村民目線においては、畜産公社自体の事業の中に、製造過程とか、そういうふうに一緒であると思っている方がいらっしゃるので、再確認させていただきました。では次の質問です。平成15年に「さるふつ牛乳」の製造ラインの故障によって、しばらくの間、牛乳の製造を停止した経過があります。これまでも施設の改修や設備等の更新を行われてきましたが、稼働から30年以上経過しており、今後もそれらの破損や故障を考えられますが、村としてはどのようなお考え、または対応でしょうか。

答弁 村長 伊藤浩一

議員のおっしゃるとおり、過去には牛乳を殺菌確保する機械などの老朽化もあり、2年ほど製造を中止した経過がございます。今後の考え方ですが、機械等については、会社と協議をし、製造品に支障が出ないよう、優先順位を定め、順次計画的に更新を図ってきております。また施設全体の改修につきましては、多額の費用がかかりますので、優先順位については、公共施設全体での計画の中で検討してまいりたいと思っております。

質問 笠井里恵

「さるふつ牛乳」と「さるふつバター」は村の名産、特産品にもなっていますし、村民にとっても身近な食材であり、それから観光資源でもあると考えております。牛乳の製造停止がないように、今後も畜産公社と相談しながら対応していただきたいと思います。できれば一つのラインだけではなくて、二つのラインがうまく稼働していければいいかと思うのですが、そのような事業の拡大を踏まえて、三番の質問に移らせていただきます。以前、同僚議員からの一般質問における村からの答弁で、加工施設としての拡大化、分散型工場、地場産業の育成、食育と健康などを合わせて、検討材料を整理するとおっしゃっておりました。その後、どのような検討がなされていますか。

答弁 村長 伊藤浩一

以前のご質問で答弁をさせていただいた検討材料の整理につきましては、新商品開発での施設の拡充化、他の施設での分散型、HACCPの対応関係、施設園芸事業との関わりなどと承知をしております。この間、新商品の製造の可能性はどうか。場所的に無理であれば、委託発注ではどうか。またHACCP対応などはどのようにすべきか。施設園芸との関係商品は可能か。他の施設への分散型はどうなのかなど、担当者で検討を進めてきておりますが、現在、具体的な計画づくりにはまだ至っておりません。今後の具体的な計画につきましては、施設の改修が大前提になると想定されることから、先ほども申し上げましたとおり、多額の費用が想定されますので、もう少しお時間をいただいて検討させていただきたいと考えております。

質問 笠井里恵

今の村長の答弁の中で、新商品の開発とおっしゃっていたのですが、一昨年、販売された牛肉まん、ホタテまん、ホタテしゅうまい、これらの製造販売数や販売先について、お伺いいたします。

答弁 村長 伊藤浩一

お答えをさせていただきたいと思います。令和4年度から令和6年度11月分までの製造販売個数と主な販売先についてご答弁をさせていただきたいと思います。製造販売戸数につきましては、牛肉まん2個入りが製造個数290個、販売個数265個。ホタテまん、牛肉まん、各1個入りが製造個数1273個、販売個1194個。ホタテまん2個入りが製造個数3837個、販売戸数3823個。ホタテしゅうまい8個入りが製造個数1580個、販売個数1500個。ホタテしゅうまい4個入りが製造個数530個、販売個数500個。ミニホタテまんが製造個数1500個、販売個数1392個となっております。次に、販売先ですが、各まんじゅうにつきましては、牛乳と肉の館や村内のスーパー、ホテルふるさとの家、漁業協同組合直売所での小売販売、また観光まつりや道の駅まつりでのイベント販売のほか、試験的に新千歳空港での販売を行っております。また、しゅうまいにつきましては、牛乳と肉の館のほか、エスコンフィールド北海道や通販サイトなどでの販売を行ってきております。以上です。

質問 笠井里恵

牛肉まん、ホタテまん、ホタテしゅうまい、とてもおいしい商品だと思いますので、どんどん流通経路を増やしていただきたいと思うのですが、今までつくられた中で、チーズがありましたよね。今はつくられていないようなのですが、一時的につくられていないのか、それとももうつくらないのか、お考えをお聞かせください。

答弁 産業課参事 油井泉

ただいまの質問にお答えいたします。チーズに関しては、今のところ休止という形をとっております。販売先、もろもろの関係で、販売先と賞味期限の問題で扱ってもらえるところが少ないというのが現状です。今後、そこら辺も考えながら再開するか、このまま閉じるかということを考えていきたいと思います。

質問 笠井里恵

今のところ休止ということで、ただ、新商品の商品をつくるということは、それの機械とかもありますし、包装資材とか、そういう在庫も抱えているのではないかと思いますので、それを活用できる場を広げていただければと思います。例えば、ふるさと納税での扱いというのは難しいですか。

答弁 産業課参事 油井泉

質問にお答えします。製品的な安定が難しいので、今までつくっていたホタコロですが、チーズのほうなのですけれど、ふるさと納税のラインアップに加えるのは少し、私としては控えたいと思っております。

質問 笠井里恵

先ほどのエスコンフィールドとか、それから新千歳空港。そういうので、ホタテしゅうまいとかを販売した経緯があると言っていましたけれど、宗谷総合振興局のほうでも、道産子プラザとか試験販売、全国で募っているので、ぜひそういう場を利用して、やってほしいと思いますし、ふるさと納税でも販売期間が短くても、逆に何かそれが売りになるのではないかと思うのです。長くすれば、在庫として長く持っていられますけれど、短くするこのことによって、期間限定みたいなプレミアが付くのではないかと思います。ただそれをするに当たって、次の質問になるのですが、この施設で乳製品の製造から配送、それから製作実習などの業務を行っていますが、見た感じ、既存の人員でこれらの業務をこなすのは大変なことと想像します。今後、人員の増員予定や販売経路の構築など、業務を分散するお考えはあるか村長にお伺いします。

答弁 村長 伊藤浩一

現在、牛乳と肉の館は、第三セクターの会社として、村職員が3名、会社社員が2名の計5名で運営をしていただいております。人員増員や業務の分散化の考え方についてのお尋ねでございますけれども、会社の考え方もあるかとは思いますけれども、現段階として、業務の分散化を含めた村職員としての人員増については、現在は考えておりません。

質問 笠井里恵

物を流通させる、それからヒット商品をつくるというのは、一朝一夕ではできることではないと思いますし、逆に、SNS等の活用で爆発的に売れることもあります。天塩町のある牧場では、一本の牛乳が2千円、さるふつ牛乳同じ900ミリリットルで、それが道外のイベントで爆発的に売れている例もあるので、販売経路に対しての構築を役場内でも考えていただきたいと思います。次の質問です。冒頭でも述べたように、この施設は村の事業である製作実習を兼ねているということです。今、この施設を実習において利用している村民は、年間延べで、5年間の利用人数を見ても800人以上の方が利用しています。多くの村民が生き生きと過ごせる場所とサービスが提供されていると思っているのですが、利用者より最近、真空包装機が故障して使えないという声が出ています。製作実習の一連の過程においては必要性が求められる機器だと思いますが、どのようにご対応される予定でしょうか。

答弁 村長 伊藤浩一

私も真空包装機の故障につきましては承知をしており、利用者の方にはご不便をおかけしているものと考えております。この真空包装機につきましては、食肉加工の製造目的とし、オープン時に導入した機械であり、食肉加工の製造を中止した平成9年度からは、用途を変更し、実習のみでの利用としてまいりました。使用している機械の修理を検討していたしましたが、古い機械でもあり、部品の調達ができなく、修理不可能と判断をさせていただきました。今後の対応といたしましては、同等の機器の入れ替えが理想ではあるとは考えますが、多額の費用がかかること、また、納入期日が長期になることなどから、家庭で使用できるような、真空包装機を複数台導入してまいりたいと考えております。

質問 笠井里恵

以前ソーセージをつくっていたときの名残から真空包装機が高価なものが置かれていて、性能もいいとは聞いていますが、調べたところというか、うちで使っている機械でも、液体も真空できるものが牛乳と肉の館に置いている機械よりも数段安く導入できるので、その辺のところも、利用者の声を聞きながら対応していただきたいと思います。これで質問を終わります。

出典:猿払村議会 令和6年第4回定例会 2024年12月11日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる